JP2006293833A - 画像処理装置及び画像処理方法並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ジョブが実行された際の画像データとその処理内容とがメモリ等に格納しきれない可能性がある場合に、当該ジョブの実行前に警告を発してユーザに対処を促してジョブが実行された際の画像データとその処理内容の記憶漏れを好適に防ぐことができる画像処理装置及び画像処理方法並びにプログラムを提供する。
【解決手段】 画像データを生成し、生成された画像データに対して処理を行って、当該画像データ及びジョブの内容をジョブアーカイブサーバ1005等に記憶する複写機1001は、画像データの処理前に、当該サーバで画像データが記憶可能であるか否かを判断する。そして、当該サーバに画像データを記憶できない可能性があると判断された場合に、画像データの処理を停止して警告を行う。
【選択図】 図4

Description

この発明は、画像処理装置において読み取られた画像データを管理する画像処理装置及び画像処理方法並びにプログラムに関する。
近年、各種画像処理装置の普及に伴って、原稿の複写や送信といった処理を誰でも容易に行うことが可能になっている。しかし、これらはユーザにとって利便性が向上するといった反面で、機密原稿等の複写や送信といった情報漏洩のおそれも増大したという点では、非常に問題となっている。このような問題への対策として、原稿の複写や送信を行う際に、読み取った画像データを全て記録装置に蓄積して保存するような画像処理装置が存在する。このような装置を用いることによって、管理者は、原稿の情報漏洩が発生した場合に、その情報がどの画像処理装置で読み取られたものであるかを確認することができ、機密漏洩した情報が、いつ、どこで、どのような処理をされたかを原稿であるかを追跡することが可能である。
上述したような機能を有するシステムとして、例えば、クライアントがプリンタサーバに印刷データを送信すると同時に、後で管理者が検索・閲覧する際にユーザを一意に特定するためのキーとなるユーザ情報を送信しておき、プリントサーバが、クライアントから送信された印刷データとユーザ情報をもとにして印刷ログを作成し、管理者による検索、閲覧、再印刷の指示に利用するための閲覧データを作成するようなネットワーク印刷システムが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−118243号公報
しかしながら、上述したような従来の画像処理装置では、読み取った画像データのすべてを記録装置に蓄積しておき、少なくとも一定期間以上保持したままにしているため、結果として大容量の記憶装置が必要となり、システムの肥大化及び高コスト化を招いてしまうという問題がある。
また、上述したような従来の画像処理装置では、記憶装置にデータを記憶するための記憶容量が不足してしまうと画像データを残すことができなくなるため、各種処理動作の禁止を余儀なくされてしまった。特に、ジョブの処理途中で記憶装置の容量がフル(full)の状態になってしまったような場合は、処理を途中で強制的に終了させる必要があるため、途中まで出力したものが無駄になってしまうという問題があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、ジョブが実行された際の画像データとその処理内容とがメモリ等に格納しきれない可能性がある場合に、当該ジョブの実行前に警告を発してユーザに対処を促してジョブが実行された際の画像データとその処理内容の記憶漏れを好適に防ぐことができる画像処理装置及び画像処理方法並びにプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、
画像データを生成する生成手段と、
生成された前記画像データに対して処理を行う処理手段と、
前記画像データ及び該処理手段による処理内容を所定の記憶装置に記憶する記憶手段と、
前記処理手段による前記画像データの処理前に、前記記憶装置に前記画像データが記憶可能であるか否かを判断する判断手段と、
前記記憶装置に前記画像データを記憶できない可能性があると判断された場合に、前記処理手段による該画像データの処理を停止して警告を行う警告手段と
を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る上記画像処理装置は、前記判断手段によって前記記憶装置に前記画像データが記憶可能であると判断された場合、前記記憶手段は、前記処理手段による該画像データの処理後に、該画像データ及び該処理手段による処理内容を前記記憶装置に同時に記憶することを特徴とする。
さらに、本発明に係る上記画像処理装置は、
前記判断手段によって前記記憶装置に前記画像データを記憶できない可能性があると判断された場合に、該画像データの該記憶装置への転送を試みる転送手段と、
前記転送手段によって前記画像データの全てが前記記憶装置に転送できたか否かを判定する判定手段とをさらに備え、
前記処理手段は、前記判定手段によって転送が成功したと判定された場合に前記画像データに対して処理を行い、
前記記憶手段が、前記記憶装置に転送された前記画像データに対応させて、前記処理手段による該画像データの処理内容を記憶する
ことを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る上記画像処理装置は、前記判定手段によって転送が失敗したと判定された場合に、エラー表示を行うエラー表示手段をさらに備えることを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る上記画像処理装置は、
前記生成手段が、前記画像データをより小さなデータ容量に変換して新たな画像データを生成し、
前記判断手段が、前記処理手段による前記新たな画像データの処理前に、前記記憶装置に前記新たな画像データが記憶可能であるか否かを判断する
ことを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る上記画像処理装置は、前記記憶装置に前記画像データを記憶できない可能性があると判断された場合に、前記処理手段による該画像データの処理を強制的に実行させる強制実行手段をさらに備えることを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る上記画像処理装置は、
前記記憶装置に前記画像データを記憶させる場合に不足するデータ容量を算出する不足量算出手段と、
前記画像データのデータ量を少なくとも前記不足するデータ容量分削減する削減手段と
をさらに備えることを特徴とする。
さらにまた、上記課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、
画像データを生成する生成手段と、
所定の記憶装置に前記画像データが記憶可能であるか否かを判断する判断手段と、
前記記憶装置に前記画像データを記憶できない可能性があると判断された場合に該画像データのデータ量を削減する削減手段と、
前記記憶装置に前記画像データ又は前記削減手段によってデータ量が削減された画像データが記憶可能であると判断された場合に、該画像データ又は前記削減手段によってデータ量が削減された前記画像データに対して処理を行う処理手段と、
前記画像データ又は前記削減手段によってデータ量が削減された前記画像データと該処理手段による処理内容とを前記記憶装置に記憶する記憶手段と
を備えることを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る上記画像処理装置は、前記削減手段が、前記画像データの解像度変換処理、該画像データのカラー画像から白黒画像への色変換処理、該画像データのシャープネス度の変更処理、該画像データの文字モード/写真モードから画像モードへの変更処理、該画像データの削除処理のいずれかの処理を行って前記画像データのデータ容量を削減することを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る上記画像処理装置は、前記判断手段が、前記記憶装置に新たに記憶可能なデータの残容量を取得し、該残容量が所定値以上であるか否かに基づいて、該記憶装置に新たな画像データの記憶が可能であるか否かを判断することを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る上記画像処理装置は、前記記憶手段が、前記画像処理装置とネットワークを介して接続された履歴管理サーバが管理する記憶装置に前記画像データを記憶することを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る上記画像処理装置は、前記記憶手段が、前記画像処理装置内に具備された記憶装置に前記画像データを記憶することを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る上記画像処理装置は、前記処理手段が、前記画像データを所定の記録媒体へ印刷する印刷処理、又は該画像データを無線通信網を介して通信可能な他の通信装置に送信する送信処理であることを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る上記画像処理装置は、前記処理手段による処理内容には、前記画像処理装置を用いて前記画像データが処理された日時情報、処理を実行させたユーザの特定情報、処理の種類に関する情報のうち少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る上記画像処理装置は、前記処理手段による前記画像データの処理を実行させるユーザを、該ユーザに対して発行されたIDカードの読み取り処理、生態認証処理、識別番号入力処理のいずれかの処理によって認証することによって、該ユーザの特定情報を取得する認証手段をさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、ジョブが実行された際の画像データとその処理内容とがメモリ等に格納しきれない可能性がある場合に、当該ジョブの実行前に警告を発してユーザに対処を促してジョブが実行された際の画像データとその処理内容の記憶漏れを好適に防ぐことができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る画像処理システムにおける画像処理方法の詳細について説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態における基本的な画像処理システムの構成図である。図1に示す画像処理システムにおいて、複写機1001は、原稿上に形成されている画像を読み込んで紙等の記録媒体に出力するコピー機能や、他の装置へ送信する送信機能や、パーソナルコンピュータ1009等で作成された画像をネットワーク1007を介して受信してプリントするプリント機能等を有する。
また、図1において、ファクシミリ1002は、複写機1001で読み取られた画像データを公衆回線1008を介して受信してプリントすることが可能なファクシミリ装置である。さらに、データベース/メールサーバ1003は、複写機1001が読み取ったデータを格納するアプリケーションサーバが動作するコンピュータである。さらにまた、クライアントコンピュータ1004は、ネットワーク1007を介してデータベースサーバ/メールサーバ1003に接続し、格納されているデータをダウンロードして表示することが可能なコンピュータである。さらにまた、ジョブアーカイブサーバ1005は、複写機1001が読み取った全ての画像データ及び複写ジョブ、送信ジョブ等のジョブ履歴情報を記録するストレージ(格納)デバイスである。
尚、図1に示すように、ネットワーク1007には、複写機1001、データベース/メールサーバ1003、クライアントコンピュータ1004、ジョブアーカイブサーバ1005及びパーソナルコンピュータ1009が接続されている。
図2は、本発明の第1の実施形態における画像処理装置の細部構成を示すブロック図であり、本実施形態では、複写機1001に実装される。
図2に示すように、コントローラユニット(Controller Unit)2000は、画像入力デバイスであるスキャナ(Scanner)2070や画像出力デバイスであるプリンタ(Printer)2095と接続し、一方では、LAN2011や公衆回線(WAN)2051に接続することによって、画像情報やデバイス情報の入出力を行うためのコントローラである。
コントローラユニット2000内において、CPU2001はシステム全体を制御するコントローラである。また、RAM2002は、CPU2001が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。さらに、ROM2003は、ブートROMであって、システムのブートプログラムが格納されている。さらにまた、HDD2004は、ハードディスクドライブであって、システムソフトウェアや画像データ等を格納する。
また、図2において、操作部I/F2006は、タッチパネルを有した操作部(UI)2012とのインタフェース部であって、操作部2012に表示する画像データを操作部2012に対して出力する。尚、操作部2012は、本システムの使用者を識別するユーザ認識機能を有している。ユーザ認識機能の例としては、例えば、ICカード、ID入力手段、指紋や虹彩識別といった生態認証手段を用いて使用するユーザを特定することができる機能がある。そして、操作部2012から入力されたユーザ情報は、CPU2001に伝えられる。
ネットワークI/F2010は、LAN2011に接続して、LAN2011を介して他装置等と各種情報の入出力を行う。モデム(Modem)2050は、公衆回線(WAN)2051に接続し、他装置との情報の入出力を行う。以上のデバイスが、システムバス2007上に配置されている。
一方、イメージバスI/F(Image Bus I/F)2005は、システムバス2007と、画像データを高速で転送する画像バス2008とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス2008は、PCIバス又はIEEE1394で構成される。画像バス2008上には、以下のデバイスが配置される。
まず、ラスターイメージプロセッサ(RIP)2060は、PDLコードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F部2020は、画像入出力デバイスであるスキャナ2070やプリンタ2095とコントローラ2000とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナ画像処理部2080は、入力画像データに対して補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部2090は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。画像回転部2030は、画像データの回転を行う。画像圧縮部2040は、多値画像データについては例えばJPEG方式等、2値画像データについてはJBIG、MMR、MH方式等の圧縮伸長処理を行う。
IC Card Slot2100は、ICカードメディアを挿入した後に適切なPIN(Personal Identifier Number)コードを入力することにより、暗号・復号に用いる鍵の入出力を行うことが可能となる。暗号・復号処理部2110は、IC Card Slot2100の鍵を用いてデータの暗号化・復号処理を行うハードウェアアクセラレータボードである。OCR・OMR処理部2111は、画像データに含まれる文字情報や2次元バーコードを解読して文字コード化する処理を行う。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る複写機1001が画像データ及びジョブ履歴情報をジョブアーカイブサーバ1005へ書き込む場合の構成を説明するための図である。図3に示す構成例では、ネットワーク1007としてイーサネット(登録商標)を利用して、複写機1001から圧縮された画像データ及ジョブ履歴情報がジョブアーカイブサーバ1005へ送信されている。尚、送信には、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)、SMB(Service Message Block)を利用しているが、その他の既存のデータ転送可能なプロトコルであればいずれでもよく、必要に応じて暗号処理を施しても構わない。
尚、本実施形態では、画像情報とジョブ履歴情報とをジョブアーカイブサーバ1005に記録するような構成となっているが、それぞれを別のサーバに記録する構成であっても構わない。また、画像情報やジョブ履歴情報の格納先を複写機1001内のハードディスク2004等にしてもよい。これらの場合には、画像情報やジョブ履歴情報を記憶するために必要なデータ容量を判断する対象となる記憶装置がジョブアーカイブサーバ1005のハードディスクではなく、それぞれのサーバやハードディスク2004として、同様に本発明を適用することが可能である。
また、ジョブアーカイブサーバ1005へアクセスするために必要な設定情報は、複写機1001のシステム管理者のみが設定可能なように保護されている。
図4は、本発明の第1の実施形態における画像処理装置による読み取った画像データ及びジョブ履歴情報を所定のストレージデバイスに記録するための処理手順を説明するためのフローチャートである。まず、画像処理装置では、複写機1001を操作するためのユーザを識別するためにユーザ認証処理を行う(ステップS401)。当該ユーザ認証処理は、例えば、IDカードによる識別、暗証番号等の入力、或いは、指紋等の生態認証によって行われる。次いで、ユーザ認証が成功したか否かの判定を行う(ステップS402)。その結果、認証が成功した場合(Yes)はステップS403へ進み、認証が失敗した場合(No)はステップS401に戻って再度ユーザ認証処理を行うようにして、認証が成功するまでステップS403以下の処理操作を行うことができないようにする。
ステップS403では、ジョブアーカイブサーバ1005に、画像データ及びジョブ履歴情報を蓄積するための十分な領域があるかどうかの判断を行うため、画像処理装置は、ジョブアーカイブサーバ1005の空き容量(残容量)を取得する。尚、この空き容量取得処理は、例えば、ユーザが原稿をスキャナ2070の自動原稿送り装置又は原稿台に置いて、コピー操作や送信操作等のユーザが所望する目的に応じて部数設定や送信宛先設定等を行った時や、ネットワーク1007上のパーソナルコンピュータ1009で作成された画像のプリントジョブ開始が指示されたこと等をトリガにして行うようにする。
図7は、本発明の一実施形態におけるジョブアーカイブサーバ1005で記憶媒体として実装されているハードディスクの蓄積状態を説明するための図である。本実施形態では、各種情報を記憶させるべく当該ハードディスクは、大容量のものが使用され、画像データ及びジョブ履歴情報を格納するための画像ログ領域が確保されている。図7に示すように、画像データとジョブ履歴データは、それぞれまとまった領域に別々に記憶されており、画像データには画像データ格納情報としてユニークなIDが割り振られており、ジョブ履歴情報にはこの画像データ格納情報がジョブ情報の一部として記憶されている。
ここで、ジョブアーカイブサーバ1005の記憶容量がすでにフル(full)状態、すなわちこれ以上記憶させることができない状態の場合は、新たに履歴情報を蓄積することができないため情報の蓄積処理ができないことは当然であるが、フルの状態の直前の状態であった場合でも、蓄積処理途中でフルの状態になる可能性があるため、注意が必要である。
そこで、本実施形態では、ステップS403においてジョブアーカイブサーバ1005における記憶容量の残容量の取得が行われた後、取得された当該残容量が規定値を超えているかどうかの判断を行う(ステップS404)。例えば、当該規定値としては、デフォルト設定として全記憶容量の10%とし、当該値は管理者が任意に設定変更できるようにしてもよい。さらに、コピージョブ、PDLジョブといったようなジョブの種類ごとに規定値の設定を変更することも可能である。以下の実施形態では、残容量の規定値がデフォルトの10%に設定されているものとして説明する。
例えば、ステップS403で取得したジョブアーカイブサーバ1005の残容量が全容量の25%であったとする。この場合、ステップS404では規定値10%に対して十分な容量がある(Yes)と判断され、ステップS405に進む。一方、ステップS403で取得したジョブアーカイブサーバ1005の残容量が8%であったとすると、ステップS404では十分な容量がないと判断され(No)、ステップS410に進む。
ステップS405では、ジョブアーカイブサーバ1005の残容量が十分ある場合の処理であって、スキャナ2070を用いて原稿が読み取られる、或いはパーソナルコンピュータ1009からPDLコードがネットワーク1007を介して複写機1001に送信され、それを複写機1001のネットワークI/F2010で受信され、ラスターイメージプロセッサ(RIP)2060でビットマップイメージ画像に展開される。ステップS405で生成された画像データは、ページ毎にHDD2004に記録され、さらにHDD2004に記録された画像を読み出してジョブが実行される(ステップS406)。例えば、実行されるジョブが、コピージョブやPDLジョブの場合は、プリンタ2095で記録媒体に印字され、送信ジョブが設定されている場合は、ネットワークI/FやMODEMを介して外部に送信される。
さらにHDD2004に記録された画像データ及びそれを実行したジョブの履歴情報は、ストレージサーバであるジョブアーカイブサーバ1005へ転送され、履歴データ(ログ)として格納される(ステップS407)。そして、上述した画像データの生成処理(ステップS405)からストレージサーバへの転送処理(ステップS407)までの処理は、自動原稿送り装置による原稿の処理が終了するか、パーソナルコンピュータ1009からのPDLデータ送信が終了するまで繰り返し行われる(ステップS408)。そして、パーソナルコンピュータ1009からのPDLデータ送信が終了した場合はステップS409に進む。
一方、ステップS410では、ジョブアーカイブサーバ1005の残容量に十分な容量がない可能性がある場合であって、ステップS405の画像データ生成処理と同様に画像データが生成され、生成された画像はHDD2004に記録され、HDD2004に記録された画像データは、ストレージサーバであるジョブアーカイブサーバ1005へ転送される(ステップS411)。
尚、ステップS411では、ジョブアーカイブサーバ1005の記憶容量の残容量が規定値(例えば、全記憶容量の10%)以下の場合は、生成された画像データの記憶途中で当該サーバの記憶容量がフルになる可能性がある。そこで、このような場合は、すべての画像のHDD2004への記録(入力)が終了し、当該すべての画像を一旦ジョブアーカイブサーバ1005に転送し、画像処理装置が、画像が転送されたジョブアーカイブサーバ1005の記憶容量がフルとならないことを確認することができるまで、プリント処理や送信処理等のジョブを実行しないようにする。
ステップS411ですべての画像のHDD2004への記録(入力)及びジョブアーカイブサーバ1005への転送処理を行って、ジョブアーカイブサーバ1005への格納が成功したかどうかの判断を行う(ステップS412)。その結果、すべての画像の格納が成功したと判定された場合(Yes)は、HDD2004に記録された画像を読み出してジョブを実行する(ステップS413)。ステップS413のジョブの実行例としては、例えば、コピージョブやPDLジョブの場合はプリンタ2095で記録媒体にプリント処理を行い、送信処理が設定されている場合はネットワークI/FやMODEMを介して外部に送信する。ステップS413の処理の後、ステップS409に進む。
ステップS409では、実行されたジョブについての情報として、コピージョブ、ファクスジョブ、PDLジョブ等のジョブ種別、ジョブが実行された日付、時刻、ユーザ情報としてのユーザ名やユーザID等を含むジョブ履歴情報ファイルが生成され、ジョブアーカイブサーバ1005に転送されて、ステップS411で前もって転送されていた画像データと合わせて履歴情報として保存される。
また、ステップS412において、画像の転送中にジョブアーカイブサーバ1005がフルとなって失敗した場合(No)は、操作部2012に対してサーバーフルのためにジョブの実行が不可能である旨を示すエラー表示(警告表示)がされる(ステップS414)。ここで、表示されるエラーは、ジョブの中止か、HDD2004に記録された画像サイズとサーバの残容量とからどのくらいの容量がオーバーしたかを計算した計算値に応じてユーザに対して提案される具体的な対処方法の選択指示等が表示される。このような表示を行うことによって、ユーザは、指示にその従って当該処理を継続するか否かを判断させることが可能となる。尚、この場合、ジョブアーカイブサーバ1005に転送され、一部が格納された当該画像データは破棄される。
例えば、オーバーした容量がわずかであるような場合は、画像の圧縮率を上げるためにシャープネスや圧縮パラメータを変更するような指示や、送信ジョブの場合は送信解像度を低くするような指示、或いはオーバーした容量が大きい場合は、カラー画像を白黒出力する等の指示が表示される。
次いで、画像処理装置は、ステップS414においてエラー表示された際の指示に従って、当該ユーザが例えば表示されたいずれかの対処方法等に基づく処理設定を行って当該処理の継続が指示されたか否かが判定される(ステップS415)。その結果、継続が指示された場合(Yes)は、ステップS410に戻って上記処理を繰り返す。一方、ステップS415で中止が指示されると(No)、異常処理として当該ジョブが中止され、処理が終了する。
図5は、本発明の第1の実施形態におけるジョブアーカイブサーバ1005に記録されているジョブ履歴情報の一例を示す図である。ジョブアーカイブサーバ1005では、ジョブ単位に複写機1001から書き込み指示を受け、ジョブ単位に1レコードが生成される。これらのジョブ履歴情報は一定期間保持され、監査等に利用することが可能になる。
図6は、本発明の第1の実施形態におけるジョブアーカイブサーバ1005に記録されたジョブ履歴情報データの各エントリの意味を表した図である。図6において、「日時」6001は、履歴書き込みが発生した日時である。また、「デバイスアドレス」6002は、ジョブを実行したデバイスのIPアドレス、又はホスト名である。さらに、「プログラム名」6003は、履歴書き込みを行ったプログラム名である。さらにまた、「ジョブ種」6004は、コピージョブ、ファクスジョブ、PDLジョブ等の機能種別を表わしたものである。
さらにまた、図6において、「ユーザ名」6005は、ジョブを実行したユーザを識別可能な文字列から構成されるユーザ名、又は数値から構成されるユーザIDである。さらにまた、「画像データ格納情報」6006は、読み取った画像データを格納の際に設定された画像ごとのユニークなIDであり、この画像IDにより画像データとジョブ履歴情報が対応付けられている。さらにまた、「ジョブ名称データ」6007は、投入されたジョブに対して設定されたジョブごとの名称である。
以上説明したように、コピー動作やPDL出力を行う際にジョブアーカイブサーバ1005の残容量が足りない場合にはジョブの実行前にユーザに警告して、画像の読み込み及び出力の制御を変えさせることで、処理途中でサーバがフル状態になってジョブの途中での中断やログ記憶漏れが発生しないようにすることが可能である。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。尚、第2の実施形態では、第1の実施形態において説明した図1に示される基本的なシステム構成図、図2に示す基本的な画像処理装置のブロック図、図3に示される複写機1001が画像データ及びジョブ履歴情報をジョブアーカイブサーバ1005へ書き込む場合の構成、図5に示すジョブ履歴情報、及び図6に示すジョブ履歴情報データの各エントリの意味については、第1の実施形態と同様であるものとし、その詳細な説明は省略する。
図8は、本発明の第2の実施形態における画像処理装置による読み取った画像データ及びジョブ履歴情報を所定のストレージデバイスに記録する処理手順を説明するためのフローチャートである。まず、画像処理装置では、複写機1001を操作するためのユーザを識別するためにユーザ認証処理を行う(ステップS801)。当該認証処理は、例えば、IDカード、暗証番号若しくは指紋等の生態認証により行われる。
次に、画像処理装置では、ユーザ認証が成功したかどうかの判断が行われる(ステップS802)。その結果、認証が成功した場合(Yes)はステップS803へ進み、認証が失敗した場合(No)はステップS801に戻って再度ユーザ認証処理を行うようにして、認証が成功するまで以下の操作を行うことができないようにする。
ステップS803では、ジョブアーカイブサーバ1005に、画像データ及びジョブ履歴情報を蓄積するための十分な領域があるかどうかの判断を行うため、画像処理装置は、ジョブアーカイブサーバ1005の空き容量を取得する。尚、この空き容量取得処理は、例えば、ユーザが原稿をスキャナ2070の自動原稿送り装置又は原稿台に置いて、コピー操作や送信操作等のユーザが所望する目的に応じて部数設定や送信宛先設定等を行った時や、ネットワーク1007上のパーソナルコンピュータ1009で作成された画像のプリントジョブ開始が指示された時等に行うようにする。
ここで、取得したジョブアーカイブサーバ1005の記憶容量がすでにフル(full)状態、すなわちこれ以上記憶させることができない状態の場合は、新たに履歴情報を蓄積することができないため動作ができないことは当然であるが、フルの状態の直前の状態であった場合でも、蓄積処理途中でフルの状態になる可能性があるため、注意が必要である。
そこで、本実施形態では、ステップS803において、ジョブアーカイブサーバ1005からの記憶容量の残容量の取得が行われた後、当該残容量が規定値を超えているかどうかの判断を行う(ステップS804)。例えば、当該規定値としては、デフォルト設定として全容量の10%とし、管理者が任意に設定を変更できるようにしてもよい。さらに、コピージョブ、PDLジョブといったようなジョブの種類ごとに設定を変更することも可能である。以下の実施形態では、残容量の規定値がデフォルトの10%に設定されているものとして説明する。
ステップS803で取得したジョブアーカイブサーバ1005の残容量が仮に全容量の25%であったとすると、ステップS804では規定値10%に対して十分な容量がある(Yes)と判断され、ステップS807に進む。一方、ステップS803で取得したジョブアーカイブサーバ1005の残容量が8%であったとすると、ステップS804では十分な容量がないと判断され(No)、ステップS805に進む。
ステップS805において、画像処理装置は、画像データの削減及び不要なジョブ履歴情報の削減を行う。画像データや履歴データは、一般に時間の経過に伴ってその重要度が低くなる場合が多いが、機械的に消去してしまうには問題がある。しかし、登録時のそのままの内容を保持しておく必要はない。例えば、画像データがカラー画像であって600dpiで記録されている場合を想定すると、重要度の低下に伴って当該画像が判別できる程度の画像品質が保持されていれば良い場合が多い。そこで、保持しておく際には、白黒画像や300dpi程度の画像で十分な場合が多い。
また、ジョブ履歴情報についても、数年経過したような情報に対しては日付情報が取得されていれば、最近取得した情報と同様に時刻情報まで保持しておくことは不要であり、また、存在しないデバイスに対してデバイスアドレス情報は不要となる場合もある。そこで、複写機管理者は、登録時のデータを保管しておく期間の設定、一定期間後にデータを削除するかどうか、削除すべき情報をあらかじめ設定しておくことができる。
そして、当該設定に応じて、画像処理装置では、まずジョブ履歴情報の削減を行い(ステップS805)、次いで、データ容量の圧縮やデータの削除等をサーバ内の残容量が規定値を満たすまで段階的に処理を進める(ステップS806)。
そして、ステップS806において、ジョブアーカイブサーバ1005の残容量が規定値を満たすと判定された場合(Yes)にステップS807に進む。ステップS807では、スキャナ2070を用いて原稿が読み取られる、或いはパーソナルコンピュータ1009からPDLコードがネットワーク1007を介して複写機1001に送信され、それを複写機1001のネットワークI/F2010で受信され、ラスターイメージプロセッサ(RIP)2060でビットマップイメージ画像に展開される。
ステップS405で生成された画像データは、ページ毎にHDD2004に記録され、さらにHDD2004に記録された画像を読み出してジョブが事項される(ステップS406)。例えば、実行されるジョブが、コピージョブやPDLジョブの場合は、プリンタ2095で記録媒体に印字され、送信ジョブが設定されている場合は、ネットワークI/FやMODEMを介して外部に送信される。
さらに、HDD2004に記録された画像データは、ジョブアーカイブサーバ1005へ転送され、履歴データとして格納される(ステップS809)。そして、実行されたジョブについての情報として、コピージョブ、ファクスジョブ、PDLジョブ等のジョブ種別、ジョブが実行された日付、時刻、ユーザ情報としてのユーザ名やユーザID等を含むジョブ履歴情報ファイルが生成され、ジョブアーカイブサーバ1005に転送されて履歴情報として保存される(ステップS810)。
以上説明したように、コピー動作やPDL出力を行う際にジョブアーカイブサーバの残容量に応じて、蓄積されている過去の情報を適宜削減することで新たに記憶可能な領域を確保して、確実に画像データ及びジョブ履歴情報(ログ)を記録することができるようにすることが可能である。
<その他の実施形態>
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体(記録媒体)等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の第1の実施形態における基本的な画像処理システムの構成図である。 本発明の第1の実施形態における画像処理装置の細部構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る複写機1001が画像データ及びジョブ履歴情報をジョブアーカイブサーバ1005へ書き込む場合の構成を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態における画像処理装置による読み取った画像データ及びジョブ履歴情報を所定のストレージデバイスに記録するための処理手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるジョブアーカイブサーバ1005に記録されているジョブ履歴情報の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるジョブアーカイブサーバ1005に記録されたジョブ履歴情報データの各エントリの意味を表した図である。 本発明の一実施形態におけるジョブアーカイブサーバ1005で記憶媒体として実装されているハードディスクの蓄積状態を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態における画像処理装置による読み取った画像データ及びジョブ履歴情報を所定のストレージデバイスに記録する処理手順を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1001 複写機
1002 ファクシミリ
1003 データベース/メールサーバ
1004 クライアントコンピュータ
1005 ジョブアーカイブサーバ
1007 ネットワーク
1008 公衆回線(WAN)
1009 パーソナルコンピュータ

Claims (20)

  1. 画像データを生成する生成手段と、
    生成された前記画像データに対して処理を行う処理手段と、
    前記画像データ及び該処理手段による処理内容を所定の記憶装置に記憶する記憶手段と、
    前記処理手段による前記画像データの処理前に、前記記憶装置に前記画像データが記憶可能であるか否かを判断する判断手段と、
    前記記憶装置に前記画像データを記憶できない可能性があると判断された場合に、前記処理手段による該画像データの処理を停止して警告を行う警告手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記判断手段によって前記記憶装置に前記画像データが記憶可能であると判断された場合、前記記憶手段は、前記処理手段による該画像データの処理後に、該画像データ及び該処理手段による処理内容を前記記憶装置に同時に記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記判断手段によって前記記憶装置に前記画像データを記憶できない可能性があると判断された場合に、該画像データの該記憶装置への転送を試みる転送手段と、
    前記転送手段によって前記画像データの全てが前記記憶装置に転送できたか否かを判定する判定手段とをさらに備え、
    前記処理手段は、前記判定手段によって転送が成功したと判定された場合に前記画像データに対して処理を行い、
    前記記憶手段が、前記記憶装置に転送された前記画像データに対応させて、前記処理手段による該画像データの処理内容を記憶する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記判定手段によって転送が失敗したと判定された場合に、エラー表示を行うエラー表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記生成手段が、前記画像データをより小さなデータ容量に変換して新たな画像データを生成し、
    前記判断手段が、前記処理手段による前記新たな画像データの処理前に、前記記憶装置に前記新たな画像データが記憶可能であるか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記記憶装置に前記画像データを記憶できない可能性があると判断された場合に、前記処理手段による該画像データの処理を強制的に実行させる強制実行手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記記憶装置に前記画像データを記憶させる場合に不足するデータ容量を算出する不足量算出手段と、
    前記画像データのデータ量を少なくとも前記不足するデータ容量分削減する削減手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 画像データを生成する生成手段と、
    所定の記憶装置に前記画像データが記憶可能であるか否かを判断する判断手段と、
    前記記憶装置に前記画像データを記憶できない可能性があると判断された場合に該画像データのデータ量を削減する削減手段と、
    前記記憶装置に前記画像データ又は前記削減手段によってデータ量が削減された画像データが記憶可能であると判断された場合に、該画像データ又は前記削減手段によってデータ量が削減された前記画像データに対して処理を行う処理手段と、
    前記画像データ又は前記削減手段によってデータ量が削減された前記画像データと該処理手段による処理内容とを前記記憶装置に記憶する記憶手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  9. 前記削減手段が、前記画像データの解像度変換処理、該画像データのカラー画像から白黒画像への色変換処理、該画像データのシャープネス度の変更処理、該画像データの文字モード/写真モードから画像モードへの変更処理、該画像データの削除処理のいずれかの処理を行って前記画像データのデータ容量を削減することを特徴とする請求項7又は8に記載の画像処理装置。
  10. 前記判断手段が、前記記憶装置に新たに記憶可能なデータの残容量を取得し、該残容量が所定値以上であるか否かに基づいて、該記憶装置に新たな画像データの記憶が可能であるか否かを判断することを特徴とする請求項1から9までのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記記憶手段が、前記画像処理装置とネットワークを介して接続された履歴管理サーバが管理する記憶装置に前記画像データを記憶することを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 前記記憶手段が、前記画像処理装置内に具備された記憶装置に前記画像データを記憶することを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  13. 前記処理手段が、前記画像データを所定の記録媒体へ印刷する印刷処理、又は該画像データを無線通信網を介して通信可能な他の通信装置に送信する送信処理であることを特徴とする請求項1から12までのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  14. 前記処理手段による処理内容には、前記画像処理装置を用いて前記画像データが処理された日時情報、処理を実行させたユーザの特定情報、処理の種類に関する情報のうち少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項1から13までのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  15. 前記処理手段による前記画像データの処理を実行させるユーザを、該ユーザに対して発行されたIDカードの読み取り処理、生態認証処理、識別番号入力処理のいずれかの処理によって認証することによって、該ユーザの特定情報を取得する認証手段をさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の画像処理装置。
  16. 画像データを生成し、生成された前記画像データに対して処理を行って、該画像データ及び処理内容を所定の記憶装置に記憶する画像処理方法であって、
    前記画像データの処理前に、前記記憶装置に前記画像データが記憶可能であるか否かを判断する判断工程と、
    前記記憶装置に前記画像データを記憶できない可能性があると判断された場合に、前記画像データの処理を停止して警告を行う警告工程と
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  17. 画像データを生成し、生成された前記画像データに対して処理を行って、該画像データ及び処理内容を所定の記憶装置に記憶する画像処理方法であって、
    前記記憶装置に前記画像データが記憶可能であるか否かを判断する判断工程と、
    前記記憶装置に前記画像データを記憶できない可能性があると判断された場合に該画像データのデータ量を削減する削減工程と、
    前記記憶装置に前記画像データ又は前記削減工程によってデータ量が削減された画像データが記憶可能であると判断された場合に、該画像データ又はデータ量が削減された前記画像データに対して処理を行う処理工程と、
    前記画像データ又はデータ量が削減された前記画像データと前記処理工程による前記処理内容とを前記記憶装置に記憶する記憶工程と
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  18. 画像データを生成し、生成された前記画像データに対して処理を行って、該画像データ及び処理内容を所定の記憶装置に記憶させるコンピュータに、
    前記画像データの処理前に、前記記憶装置に前記画像データが記憶可能であるか否かを判断する判断手順と、
    前記記憶装置に前記画像データを記憶できない可能性があると判断された場合に、前記画像データの処理を停止して警告を行う警告手順と
    を実行させるためのプログラム。
  19. 画像データを生成し、生成された前記画像データに対して処理を行って、該画像データ及び処理内容を所定の記憶装置に記憶させるコンピュータに、
    前記記憶装置に前記画像データが記憶可能であるか否かを判断する判断手順と、
    前記記憶装置に前記画像データを記憶できない可能性があると判断された場合に該画像データのデータ量を削減する削減手順と、
    前記記憶装置に前記画像データ又は前記削減手順によってデータ量が削減された画像データが記憶可能であると判断された場合に、該画像データ又はデータ量が削減された前記画像データに対して処理を行う処理手順と、
    前記画像データ又はデータ量が削減された前記画像データと前記処理手順による前記処理内容とを前記記憶装置に記憶する記憶手順と
    を実行させるためのプログラム。
  20. 請求項18及び19に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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