JP3344186B2 - プリンタサーバ - Google Patents

プリンタサーバ

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JP3344186B2
JP3344186B2 JP25993995A JP25993995A JP3344186B2 JP 3344186 B2 JP3344186 B2 JP 3344186B2 JP 25993995 A JP25993995 A JP 25993995A JP 25993995 A JP25993995 A JP 25993995A JP 3344186 B2 JP3344186 B2 JP 3344186B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークに接続
されるプリンタサーバについて、特にオペレータ負荷の
軽減、操作性の向上および印刷データのセキュリティに
関する。
【0002】
【従来の技術】銀行などで通帳や証書を発行するクライ
アント/サーバシステムでは、印刷サービスを要求する
複数のクライアントと印刷サービスを実行するプリンタ
サーバがネットワークを構成している。複数のクライア
ントを代表し、クライアントのジョブをサポートする代
表端末も同じネットワークに接続されている。
【0003】このようなネットワークに接続されるクラ
イアント/サーバシステムでは、プリンタサーバが、印
刷を依頼するクライアントからデータを受け取った後、
実際の印刷を行う前に、他のあるいは同一のクライアン
トから新たな印刷データを受信可能にする方法を採って
いる。
【0004】プリンタサーバがその主記憶に印刷データ
を格納するだけで前記の方法を採ると、主記憶に印刷デ
ータを保持したままの状態でプリンタサーバの電源が落
とされた場合、保持したデータが全てなくなりオペレー
タの操作が介入して再度印刷指示からやり直すという問
題がある。
【0005】そのため印刷データを不揮発性の記憶手段
であるハードディスクなどに退避させてから、他の印刷
データを受信可能にして印刷することが行われる。印刷
データを不揮発性の記憶手段に退避させておけば、プリ
ンタサーバの電源が落とされた後、電源を再投入してか
ら自動的に印刷処理を再開することが可能になり、オペ
レータの作業負荷も軽減できる。
【0006】従来よりオペレータの負荷を軽減するため
に、ネットワークに接続する代表端末を備えたり、印刷
処理を電源停止後、電源再投入時も継続できる印刷装置
が考案されている。代表端末は複数のクライアントのジ
ョブをサポートするために専用に設置されることもある
が、一般的には印刷を依頼する装置と兼用で設置され
る。
【0007】また通帳や証書などの重要なデータは特に
厳重に管理されており、今までに印刷した、あるいはこ
れから印刷する冊数やページ数やライン数などのプリン
タサーバ内にある環境情報をオペレータは正確に取得す
る必要がある。
【0008】そのため環境情報を照会する指令が用意さ
れており、印刷を依頼する前後にクライアントや代表端
末からプリンタサーバに向けて発行されるが、従来プリ
ンタサーバ側ではその指令の実行の優先順位が低く、印
刷実行中の情報や最新でない情報が伝えられることがあ
った。
【0009】ネットワークに複数の端末装置を代表する
代表端末を設定する技術(例えば特開昭62−0054
74自動取引装置)や、印刷装置に不揮発性の記憶手段
を備えて、該装置の電源断後であっても印字を再開でき
るようにする技術(例えば特開昭59−20074取引
処理装置)やコマンドを発行して優先印刷を行う技術
(例えば特開平5−221038プリンタバッファ制御
方式)が知られている。
【0010】一方、通帳や証書などの重要なデータを不
揮発性の記憶手段に退避すると、新たにデータのセキュ
リティが問題になってくる。印刷データを不揮発性の記
憶手段であるハードディスクなどに退避させた後、その
ハードディスクを保守や修理のためにプリンタサーバか
ら取り外した場合には、記憶内容が別の手段で印刷され
る可能性が出てくる。
【0011】そのため従来より重要データを退避する場
合は暗号化し、印刷が終了すれば廃棄することが行われ
る。こうすることによりプリンタサーバからハードディ
スクだけが取り外され記憶内容が別の手段で印刷された
としても、暗号化されているのでデータが意味不明にな
り重要なデータの流出を防止できる。そのため印刷デー
タを暗号化すると共にパスワードを設ける技術(例えば
特開平6−124178プリントデータのセキュリティ
方式)などが考案されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら不揮発性
の記憶手段に退避した後、実際の印刷を行う前にプリン
タサーバの電源が落とされた場合、プリンタサーバの電
源を再投入して再動作可能にするときにプリンタサーバ
が自動的に印刷を継続してしまうと、プリンタサーバの
電源断の最中にクライアントが他の印刷手段で印刷を行
ったり、既にその印刷が不要となっている場合は、2重
に印刷してしまうという問題があった。
【0013】また2重印刷防止のために、プリンタサー
バの印刷処理の過程で電源断になった場合は電源を再投
入して再動作可能にするときに、印刷データを全て廃棄
してしまうことも一般に行われるが、この場合は再度ク
ライアントから印刷依頼を発行することになり、オペレ
ータの操作が介入することになる。
【0014】本発明はこのような点にかんがみて、一般
のクライアント/サーバシステムにおいて、プリンタサ
ーバの印刷処理の過程で電源断になったあとプリンタサ
ーバを再動作させる場合の、オペレータの操作の負荷を
軽減する手段、およびその場合の印刷データのセキュリ
ティを確保する手段を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の如く
に構成されたプリンタサーバによって解決される。図1
は本発明の原理図である。図1の1はネットワークに接
続されており、印刷を依頼する装置である。以下の説明
では第1の装置と呼ぶ。
【0016】図1の2は前記複数の第1の装置を代表す
る少なくとも1台の代表装置であり、以下の説明では第
2の装置と呼ぶ。第2の装置は第1の装置を代表して専
用に設置してもよいが、一般には第1の装置に代表機能
を兼備したものであり、他の印刷依頼装置の状態を把握
する機能を有する。
【0017】本発明のプリンタサーバは図1の3であ
り、同じネットワークに接続される。図1の細い矢印4
は、第1の装置1からプリンタサーバ3に対して印刷依
頼が発行されるときの印刷データの流れを示す。
【0018】(1)本発明プリンタサーバでは、電源断
時にも格納可能な記憶手段を備え、前記第1の装置1よ
り依頼された印刷データを格納する。ところが何らかの
原因で前記印刷データを格納した後、前記データを印刷
する前にプリンタサーバの電源が切断された場合、再び
電源を投入しプリンタサーバを立ち上げ再動作させると
きに、前記第1の装置からの前記印刷データの印刷指令
に基づいて前記印刷データの印刷を実行させる。
【0019】このようにして前記第1の装置からの指示
により電源中断前のデータを使って印刷処理を続行す
る。 (2)本発明プリンタサーバでは、第1の装置や第2の
装置を識別する識別情報と、印刷データと、該データが
有効であるか無効であるかを識別する印刷有効無効情報
とを格納する不揮発性の記憶手段を備えている。前記デ
ータの印刷が終了すれば該データを無効にする。
【0020】ところが何らかの原因で不揮発性の記憶手
段にデータなどを格納した後、前記データを印刷する前
にプリンタサーバの電源が切断された場合、再び電源を
投入しプリンタサーバを立ち上げ再動作させるときに、
前記記憶手段の中にある前記印刷有効無効情報には該デ
ータが有効であることが示されているので、一旦このデ
ータを無効にする。
【0021】引き続いて前記第1の装置に該データを有
効にするか破棄するかを問い合わせる。このようにして
前記第1の装置が他の手段により印刷した場合や既に印
刷不要になった場合に2重の印刷を防止する。まだ印刷
が必要であれば該データを有効にして印刷処理を続行す
る。
【0022】(3)本発明プリンタサーバでは電源投入
時には代表装置である第2の装置の識別情報が、オペレ
ータの操作によるか第2の装置からネットワークを介し
て受信するかして取得され、プリンタサーバ内に設定さ
れる。
【0023】引き続き前記(1)項と同様にプリンタサ
ーバを再動作させるときに、一旦印刷データを無効にし
て前記第1の装置に該データを有効にするか破棄するか
を問い合わせるが、前記第1の装置が何らかの原因で動
作不可能になっている場合がある。この場合は前記取得
した代表装置の識別情報に基づいて前記第2の装置に問
い合わせる。
【0024】こうすることにより2重の印刷が防止でき
ることに加えて、第1の装置が動作不可能に陥っても第
2の装置を使って指示できるので、印刷処理をやり直す
こともなくオペレータの操作を簡略化できる。
【0025】(4)本発明プリンタサーバは印刷データ
と共に、該データを格納するときの日付けデータと前記
印刷有効無効情報と前記装置識別情報とを不揮発性の記
憶手段に格納しておく。
【0026】また前記データの印刷が終了すれば該デー
タを無効にするので、プリンタサーバを電源断後に再動
作させるときに前記印刷有効無効情報により該データが
有効であることが示されていると、前記日付けデータが
再動作させる当日と一致しない場合は該データを無効に
して廃棄する。こうしてオペレータの指示忘れなどによ
り不揮発性の記憶手段の中に永久にデータが残ってしま
うことを防止する。
【0027】前記日付けデータが再動作させる当日と一
致する場合は(1)項と(2)項と同様に、一旦該デー
タを無効にして該データを有効にするか廃棄するかを印
刷を依頼した前記第1の装置に問い合わせる。
【0028】(5)本発明プリンタサーバは、前記と同
様に装置識別情報を保持しているので前記第1の装置か
ら印刷を依頼され終了したときに、前記装置識別情報に
基づいて第1の装置に印刷の終了を通知するが、該第1
の装置が動作不可能である場合、電源投入時に取得した
代表装置である第2の装置の識別情報に基づいて前記第
2の装置に印刷の終了を通知する。こうして前記第1の
装置が動作不可能に陥っても前記第2の装置に対して印
刷処理終了を通知するので、重要印刷物などの印刷終了
を遅滞なくオペレータに通知する。
【0029】(6)本発明プリンタサーバは、前記第1
の装置群および前記第2の装置から受信する動作指令の
内、該プリンタサーバの用紙別の残枚数や印刷枚数など
の環境情報を入手するための動作指令を優先順位を上げ
て実行する。これにより該プリンタサーバの用紙別の残
枚数や印刷枚数などの環境情報について最新の正確な情
報を得る。
【0030】(7)本発明プリンタサーバは、印刷デー
タと共に送られる暗号化情報を受信しデータを暗号化す
る手段を備え、前記暗号化した印刷データと共に前記暗
号化情報および前記印刷有効無効情報と、前記装置識別
情報とを前記記憶手段に格納する。
【0031】本発明プリンタサーバは、該データを前記
暗号化情報により復号化してから印刷し、印刷が終了す
れば前記データを無効にする。該プリンタサーバを電源
断後に再動作させる場合、前記印刷有効無効情報を参照
して該データが有効であれば無効にして、前記装置識別
情報に基づいて該装置に問い合わせ、該データを有効に
する場合は該装置から再度暗号化情報を受信して前記デ
ータを復号化する。
【0032】このように該プリンタサーバを電源断後に
再動作させる場合は、電源断前に印刷を依頼した装置か
ら、再度暗号化情報をもらうことでデータのセキュリテ
ィを確保する。
【0033】(8)本発明プリンタサーバは、前記記憶
手段と、前記記憶手段を2以上の論理領域に分割して使
用し、前記領域の内で最大の空き領域を選択する手段
と、印刷を依頼した装置に、エラーがあったことを通知
する手段とを備え、前記装置からデータを受け取り、前
記選択手段により選択した前記論理領域に格納するとき
に、前記記憶手段に空き領域がなくなる場合は、前記装
置へエラーがあったことを通知する。
【0034】こうすることにより、1つの装置からの1
つの印刷処理だけが非常に大きなデータを出力すること
によって、他のすべての装置へのサービスが不可能にな
ることを回避する。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて詳細に説明する。図2は本発明の実施の形態を
示すプリンタサーバの構成図である。図2の1は、ロー
カルエリアネットワークなどのネットワークに接続され
ており、図1の1に対応した印刷を依頼する第1の装置
である。図2の1は、具体的にはパーソナルコンピュー
タやワークステーションであって、いわゆるプリント依
頼端末であり複数ある。
【0036】図2の2は、やはり図1の2に対応してお
り前記第1の装置を代表する第2の装置であり、いわゆ
る代表端末である。図2の3も図1の3に対応しており
本発明のプリンタサーバである。どの装置もネットワー
クを介して接続される。
【0037】図2の5がプリンタサーバの受信データ処
理部であり、前記ローカルエリアネットワークに接続さ
れる。受信データ処理部5には暗号化手段を備えてお
り、必要に応じて前記第1の装置から受信したデータを
暗号化して不揮発性の記憶手段に格納する。
【0038】データを暗号化するときは、第1の装置1
から暗号化情報を受信する。データを格納するときは、
プリンタサーバ内のカレンダー計時機構にある日付けデ
ータと共に格納する。
【0039】受信データ処理部5にはデータを送信して
きた装置を識別する装置識別情報とデータの有効性を識
別する印刷有効無効情報を保持する。装置識別情報には
他に第2の装置2の識別情報が予め登録されている。第
2の装置2の識別情報はプリンタサーバ3の電源を投入
して初期化する時に、オペレータが直接設定する場合と
プリンタサーバがネットワークを介して第2の装置から
取得する場合がある。
【0040】受信データ処理部5には他に、2以上の論
理領域に分割した記憶手段の内で最大の空き領域を選択
する論理領域選択手段と、エラーがあったことを通知す
るエラー通知手段を備えている。
【0041】6が不揮発性の記憶手段である不揮発性大
容量記憶装置である。7が印刷データ処理部であり、復
号化手段を備えており不揮発性大容量装置6からのデー
タが暗号化されていれば復号化してプリンタ機構部に送
る。8がプリンタ機構部であり実際に印刷処理を行う。
【0042】図3は、不揮発性大容量装置6に格納され
るデータの内容詳細図である。10はデータの有効性を
識別するデータ識別フラグであり、図1の印刷有効無効
情報に対応する。11はデータを送信してきた装置を識
別する依頼装置識別データであり、図1の装置識別情報
に対応する。12は1つの装置から複数の印刷依頼があ
るのでそれを識別するための依頼データ識別データであ
る。
【0043】13は不揮発性大容量装置6に格納される
日付けを示す日付けデータである。14は出力優先レベ
ル、15は暗号化有無フラグ、16は暗号化キーであ
る。14、15、16共に印刷を依頼する装置から受信
する。暗号化キー16は図1の暗号化情報に対応する。
【0044】17は実印刷データであるが、不揮発性大
容量記憶装置6に格納されるときに、暗号化有無フラグ
15が暗号化有りを示す場合は、暗号化キー16により
暗号化されている。
【0045】図4は受信データ処理部の処理フロー図で
ある。ステップ100では電源投入時か一般かの場合分
けをする。電源投入時であればステップ300の電源投
入時の処理を行う。ステップ300以降の処理は図6に
示す。電源投入時でない一般の場合はステップ110に
進む。
【0046】ステップ110では第1の装置群から印刷
データを受信するのを待つ。印刷データを受信したら、
ステップ115に進み大容量記憶装置6の論理領域に空
き領域があるか判定する。空き領域が無ければ該装置に
エラーを通知してステップ110に戻る。
【0047】ステップ115で充分に領域が確保されて
いればステップ120に進みデータ識別フラグ10を有
効にしてステップ121に進む。ステップ121で暗号
化有無フラグ15を参照して暗号化有りなら、ステップ
122に進み暗号化キー16に基づいてデータを暗号化
する。暗号化したらステップ123に進む。ステップ1
21で暗号化なしの場合もステップ123に進む。
【0048】ステップ123では印刷データを大容量記
憶装置6に格納する。その後ステップ110に戻り次の
データを待つ。図5は、印刷データ処理部の処理フロー
図である。ステップ200では大容量記憶装置6の論理
領域にあるデータ識別フラグ10が有効になっているデ
ータが有るかを見ている。データが有ればステップ21
0に進む。
【0049】ステップ210では出力優先レベル14と
日付けデータ13を参照し、優先レベルが最も高く日付
が最も古いデータを読み出し、ステップ211に進む。
ステップ211では暗号化有無フラグ15を参照して暗
号化有りなら、ステップ212に進み暗号化キー16に
基づいてデータを復号化する。
【0050】復号化したらステップ213に進む。ステ
ップ211で暗号化なしの場合もステップ213に進
む。ステップ213ではプリンタ機構部8に印刷データ
を転送し、ステップ214でデータ転送が完了するのを
待つ。データ転送が完了したらステップ220に進む。
【0051】ステップ220では、転送が完了した印刷
データを無効にして大容量記憶装置から削除する。デー
タの削除が完了したらステップ200に戻る。図6は、
電源投入時の処理フロー図である。電源が投入され代表
装置の識別情報が取得されるとデータ処理が開始され
る。ステップ300では大容量記憶装置6の論理領域に
ある全ての印刷データのデータ識別フラグ10をオフに
して無効にする。
【0052】ステップ300に引続き、ステップ310
では大容量記憶装置にある退避済の印刷データの内、デ
ータ識別フラグが有効を示していたデータについて、装
置識別データ11を基に印刷を依頼した装置1に対し
て、そのデータを有効にするか削除するかを問い合わせ
る。
【0053】ステップ311では、前記問い合わせを当
該の装置1全てに対して行う。ステップ311で当該装
置毎に問い合わせ、ステップ312では各装置からの応
答の有無を判定する。ステップ312で依頼元の応答が
なければ、ステップ313で代表端末である装置2に問
い合わせる。ステップ313でも応答が無ければ、ステ
ップ310に戻り次の当該装置1について問い合わせ
る。
【0054】ステップ312あるいはステップ313で
応答が有った場合はステップ314に進む。ステップ3
14では印刷データを有効にする応答であるかを判定す
る。ステップ314でデータを有効にすると判定された
らステップ320に進む。
【0055】ステップ320では当該装置1の当該デー
タについて、大容量記憶装置6のデータ識別フラグをオ
ンにして有効にする。ステップ321で当該データの暗
号化有無フラグを判定し、暗号化有りであれば新たに当
該第1の装置あるいは第2の装置から取得した暗号化キ
ー16により暗号化する。暗号化した後、あるいは暗号
化無しである場合は、ステップ310に戻り次の当該装
置1について問い合わせる。
【0056】ステップ314でデータを有効にしないと
判定されたらステップ330に進み、当該装置1の当該
データについて大容量記憶装置6の論理記憶領域から削
除する。データを削除したら、ステップ310に戻り次
の当該装置1について問い合わせる。
【0057】ステップ311で当該の全ての装置1につ
いて問い合わせを完了したら、ステップ340に進む。
ステップ340では大容量記憶装置のなかのデータの
内、日付けデータが現在の日付けと異なるデータを全て
削除する。以上が電源投入時の処理である。
【0058】電源投入の処理シーケンスが終了すると本
発明プリンタサーバは第1の装置や第2の装置からの新
たな指令を受け付けることができるようになり、第1の
装置から電源断前に受け取ったデータを印刷せよという
指令が来る場合は印刷を実行する。
【0059】図7は印刷処理終了時の処理フロー図であ
る。ステップ400でプリンタ機構部が印刷を終了する
と、ステップ410で印刷を指示した第1の装置に印刷
終了を通知する。ステップ411で通知に対する応答を
得られると終了処理を終わるが、通知に対する応答を得
られなかった場合は、ステップ420で第1の装置を代
表する第2の装置に印刷終了を通知する。
【0060】本発明プリンタサーバは環境照会指令を受
信すると現在仕掛中の印刷処理終了後、次の印刷処理を
開始する前にこの指令を実行する。これにより用紙別の
残枚数や印刷枚数などの環境情報について最新の情報を
得る。
【0061】図8は、環境照会指令の処理フロー図であ
る。ステップ500で環境照会指令を受信すると、ステ
ップ510でプリンタ機構部8が動作中であるかを判定
し、動作中であれば完了するまで待ち、ステップ520
で用紙別の残枚数や既に印刷した枚数などを示すカウン
タなどの値を環境情報として指令を発行した装置に送信
する。ステップ500から520までの間、プリンタ機
構部の動作を新たに開始させないので、正確な情報を送
信することができる。
【0062】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、ローカルエリアネットワークなどのネットワー
クに接続されるプリンタサーバ、特に通帳や証書などの
重要印刷物を印刷する通帳証書発行機などに適用でき
て、重要印刷物を2重に発行してしまうことを回避し、
オペレータの操作性を向上させると共に、データのセキ
ュリティを確保するという著しい効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図であり、システム構成図
【図2】 本発明実施の形態のプリンタサーバの構成図
【図3】 印刷データの内容詳細図
【図4】 受信データ処理部の処理フロー図
【図5】 印刷データ処理部の処理フロー図
【図6】 電源投入時の処理フロー図
【図7】 印刷処理終了時の処理フロー図
【図8】 環境照会指令の処理フロー図
【符号の説明】
1 印刷依頼装置あるいは第1の装置 2 代表装置あるいは第2の装置 3 プリンタサーバ 4 印刷データの流れ 5 受信データ処理部 6 不揮発性大容量記憶装置 7 印刷データ処理部 8 プリンタ機構部 10 データ識別フラグ 11 装置識別データ 12 依頼データ識別データ 13 日付けデータ 14 出力優先レベル 15 暗号化有無フラグ 16 暗号化キー 17 実印刷データ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して印刷依頼装置と接
    続されたプリンタサーバにおいて、前記印刷依頼装置の識別情報と、 前記印刷依頼装置より
    依頼された印刷データ格納する、電源断時にも格納
    可能な記憶手段を備え、 前記プリンタサーバの印刷動作中に電源中断後の再動作
    の際、前記識別情報に基づいて前記印刷依頼装置へ前記
    印刷データの処分を問い合わせ、前記印刷依頼装置から
    の前記印刷データの印刷指令に基づいて、前記印刷デー
    タの印刷を実行させることを特徴とするプリンタサー
    バ。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介して印刷依頼装置と接
    続されたプリンタサーバにおいて、 前記印刷依頼装置の識別情報と、印刷データと、該印刷
    データについての印刷有効無効情報とを格納する不揮発
    性の記憶手段を備え、 前記プリンタサーバの印刷動作中に電源中断後の再動作
    の際、前記印刷有効無効情報を有効から無効に切替え、
    且つ前記識別情報に基づき前記印刷依頼装置へ前記印刷
    データの処分を問い合わせることを特徴とするプリンタ
    サーバ。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介して複数の印刷依頼装
    置と接続されたプリンタサーバにおいて、 前記複数の印刷依頼装置のうち少なくとも1台は他の印
    刷依頼装置の状態を把握する機能を有する代表装置から
    なり、 前記印刷依頼装置の識別情報と、印刷データと、該印刷
    データについての印刷有効無効情報とを格納する不揮発
    性の記憶手段を備え、 前記プリンタサーバの印刷動作中に電源中断後の再動作
    の際、前記印刷有効無効情報を有効から無効に切替え、
    且つ前記代表装置の識別情報を取得し、 動作不能な前記印刷依頼装置に代えて前記代表装置へ前
    記印刷データの処分を問い合わせることを特徴とするプ
    リンタサーバ。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介して印刷依頼装置と接
    続されたプリンタサーバにおいて、 印刷データと、該データを格納するときの日付けデータ
    と、該印刷データについての印刷有効無効情報とを格納
    する不揮発性の記憶手段を備え、 前記プリンタサーバの印刷動作中に電源中断後の再動作
    の際、前記印刷有効無効情報を有効から無効に切替え、
    且つ前記日付けデータが再動作させる当日と一致しなけ
    れば、該データを廃棄することを特徴とするプリンタサ
    ーバ。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介して複数の印刷依頼装
    置と接続されたプリンタサーバにおいて、 前記複数の印刷依頼装置のうち少なくとも1台は他の印
    刷依頼装置の状態を把握する機能を有する代表装置から
    なり、 前記印刷依頼装置の識別情報と、印刷データと、該印刷
    データについての印刷有効無効情報とを格納する不揮発
    性の記憶手段を備え、 前記プリンタサーバの電源投入時に前記代表装置の識別
    情報を取得し、 前記印刷依頼装置から印刷を依頼され終了したときに、
    前記代表識別情報に基づいて、動作不能の前記印刷依頼
    装置に代えて前記代表装置に印刷の終了を通知すること
    を特徴とするプリンタサーバ。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して複数の印刷依頼装
    置と接続されたプリンタサーバにおいて、 前記複数の印刷依頼装置のうち少なくとも1台は他の印
    刷依頼装置の状態を把握する機能を有する代表装置から
    なり、 前記印刷依頼装置あるいは前記代表装置から受信する動
    作指令の内、 該プリンタサーバの環境情報を入手するために発行され
    る動作指令の実行の優先順位を上げることを特徴とする
    プリンタサーバ。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して印刷依頼装置と接
    続されたプリンタサーバにおいて、 前記印刷依頼装置から印刷データと共に送られる暗号化
    情報を受信し前記データを暗号化する手段と、 前記暗号化された印刷データと、前記暗号化情報と、前
    記印刷依頼装置の識別情報と、該印刷データについての
    印刷有効無効情報とを格納する不揮発性の記憶手段と、 前記印刷データを前記暗号化情報により復号化する手段
    とを備え、 前記プリンタサーバの印刷動作中に電源中断後の再動作
    の際、前記印刷有効無効情報を有効から無効に切替え、
    且つ前記識別情報に基づき前記印刷依頼装置へ前記印刷
    データの処分を問い合わせ、 該データを有効にする場合は、前記印刷依頼装置から再
    度暗号化情報を受信して前記データを復号化することを
    特徴とするプリンタサーバ。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介して印刷依頼装置と接
    続されたプリンタサーバにおいて、 印刷データを格納するための不揮発性の記憶手段と、 前記記憶手段を2以上の論理領域に分割し前記領域の内
    で最大の空き領域を選択する手段と、 エラーがあったことを前記印刷依頼装置に通知する手段
    とを備え、 前記印刷依頼装置からデータを受信し前記選択手段によ
    り選択した前記論理領域に格納するときに、前記記憶手
    段に空き領域がなくなった場合は、該装置へエラーがあ
    ったことを通知することを特徴とするプリンタサーバ。
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