JPH0965148A - 画像処理システム及び画像出力方法 - Google Patents

画像処理システム及び画像出力方法

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JPH0965148A
JPH0965148A JP7237910A JP23791095A JPH0965148A JP H0965148 A JPH0965148 A JP H0965148A JP 7237910 A JP7237910 A JP 7237910A JP 23791095 A JP23791095 A JP 23791095A JP H0965148 A JPH0965148 A JP H0965148A
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image
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JP7237910A
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Masayuki Toda
正行 戸田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機密性の高いデータ等をプリントする際にそ
の機密性を保持することができる画像処理システムを提
供する。 【解決手段】 ホストコンピュータ１０より画像データ
１０ａとそれに対して設定されたパスワード１０ｂとを
コントローラ２０へ送出した後、画像データ１０ａとパ
スワード１０ｂとをリンクしてコントローラ２０のメモ
リに記憶しておく。そして、プリンタ３０の操作部３２
からパスワードを入力し、そのパスワードと前記パスワ
ードとが一致する場合に、そのパスワードに対応する画
像データを前記メモリから読み出してプリンタ３０へ送
り、プリントアウトする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タ等で生成した画像データをネットワーク上に接続され
ている画像処理装置を介して複写機等の画像形成装置か
ら出力する画像処理システム、及び画像出力方法に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、ホストコンピュータから送ら
れてきた画像データをネットワーク上に接続されている
コントローラを介してプリンタから出力する画像処理シ
ステムが提供されている。
【０００３】例えば、ホストコンピュータと複写機を持
っているユーザは、このネットワーク上に接続されたコ
ントローラを使用することにより、ホストコンピュータ
上で作成した画像を、複写機をプリンタとして使用する
ことによってプリントアウトすることが可能である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像処理システムにおいては、複数のユーザが、ホ
ストコンピュータ等で生成した画像データをネットワー
ク上に接続されているコントローラを介してプリンタか
ら出力するに際し、先に送信されたデータから順次プリ
ントが実行され画像出力される。現状では、この画像出
力された原稿は、誰でも見ることができ、またその原稿
を他人が勝手にコピーしたり、持ち去ったりする可能性
もあった。そのようなことを避けるために、他人に見ら
れては困るような機密性の高いデータをプリントしたい
ときには、自分のデータが実際にプリントされるまでプ
リンタの前で待っていなければならなず、大変不便であ
った。
【０００５】本発明は上記従来の問題点に鑑み、機密性
の高いデータ等をプリントするに際しその機密性を保持
することができる画像処理システム及び画像出力方法を
提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第１の発明である画像処理システムは、通信回線に接
続された外部装置から画像データを入力する第１の入力
手段、該第１の入力手段に入力された画像データをラス
タ画像データに展開する展開手段、前記展開手段で展開
されたラスタ画像データを記憶する第１の記憶手段、及
び該第１の記憶手段から読み出された画像データを前記
通信回線上へ出力する出力手段を有する画像処理装置
と、前記通信回線上の前記画像処理装置からの画像デー
タを受け取る受信手段、及び前記受信手段に受信した画
像データに基づき画像形成を行う画像形成手段を有する
画像形成装置とを備えた画像処理システムにおいて、前
記外部装置から第１のパスワードを入力する第２の入力
手段と、該第２の入力手段に入力された前記第１のパス
ワードを記憶する第２の記憶手段と、第２のパスワード
を入力する第３の入力手段とを前記画像処理装置に設
け、該画像処理装置の前記出力手段は、前記第１のパス
ワードと前記第２のパスワードとの一致が確認された後
に前記画像データを出力する構成としたものである。
【０００７】上記第１の発明において、前記第１の記憶
手段をハードディスクとしてもよい。
【０００８】上記第１の発明において、前記画像処理装
置の前記第３の入力手段に入力される前記第２のパスワ
ードは、前記画像形成装置の操作部から入力するように
してもよい。
【０００９】第２の発明である画像処理システムは、通
信回線に接続された外部装置から画像データを入力する
第１の入力手段、該第１の入力手段に入力された画像デ
ータを記憶しておく第１の記憶手段、前記第１の記憶手
段に入力された画像データをラスタ画像データに展開す
る展開手段、該展開手段で展開されたラスタ画像データ
を記憶する第２の記憶手段、及び該第２の記憶手段から
読み出された画像データを前記通信回線上へ出力する出
力手段を有する画像処理装置と、前記通信回線上の前記
画像処理装置からの画像データを受け取る受信手段、及
び前記受信手段に受信した画像データに基づき画像形成
を行う画像形成手段を有する画像形成装置とを備えた画
像処理システムにおいて、前記外部装置から第１のパス
ワードを入力する第２の入力手段と、該第２の入力手段
に入力された前記第１のパスワードを記憶する第３の記
憶手段と、第２のパスワードを入力する第３の入力手段
とを前記画像処理装置に設け、該画像処理装置の前記出
力手段は、前記第１のパスワードと前記第２のパスワー
ドとの一致が確認された後に前記画像データを出力する
構成としたものである。
【００１０】上記第２の発明において、前記画像処理装
置の前記第３の入力手段に入力される前記第２のパスワ
ードは、前記画像形成装置の操作部から入力するように
してもよい。
【００１１】第３の発明である画像処理システムは、通
信回線に接続された外部装置から暗号化された画像デー
タを入力する第１の入力手段、該第１の入力手段に入力
された暗号化された画像データを記憶しておく第１の記
憶手段、該第１の記憶手段中の画像データを復号する復
号化手段、該復号化手段によって復号化された画像デー
タをラスタ画像データに展開する展開手段、該展開手段
で展開されたラスタ画像データを記憶する第２の記憶手
段、及び該第２の記憶手段から読み出された画像データ
を前記通信回線上へ出力する出力手段を有する画像処理
装置と、前記通信回線上の前記画像処理装置からの画像
データを受け取る受信手段、及び前記受信手段に受信し
た画像データに基づき画像形成を行う画像形成手段を有
する画像形成装置とを備えた画像処理システムであっ
て、前記復号化手段で復号するための復号キーを入力す
る第２の入力手段を前記画像処理装置に設け、該画像処
理装置の前記出力手段は、前記第２の入力手段に所定の
復号キーが入力されたときは、復号化した画像データを
出力し、それ以外の復号キーが入力されたときは、暗号
化された状態で画像データを出力する構成としたもので
ある。
【００１２】第４の発明である画像出力方法は、ネット
ワークに接続された外部装置によって画像データを生成
し、その画像データを前記ネットワーク上の画像処理装
置を介して画像形成装置から画像出力する画像出力方法
において、前記外部装置より画像データとそれに対して
設定された第１のパスワードとを前記画像処理装置へ送
出した後、前記画像データと前記第１のパスワードとを
リンクして前記画像処理装置のメモリに記憶しておき、
外部から第２のパスワードを入力するパスワード入力処
理と、前記第１のパスワードと前記第２のパスワードと
の一致、不一致を判定する判定処理と、前記第１のパス
ワードと前記第２のパスワードとが一致する場合に、前
記第２のパスワードに対応する画像データを前記メモリ
から読み出して前記画像形成装置へ送る画像データ転送
処理と、前記画像データ転送処理によって送られてきた
画像データを前記画像形成装置によって画像出力する出
力処理とを実行するものである。
【００１３】第５の発明である画像出力方法は、ネット
ワークに接続された外部装置によって画像データを生成
し、その画像データを前記ネットワーク上の画像処理装
置を介して画像形成装置から画像出力する画像出力方法
において、前記外部装置により画像データを暗号化して
前記画像処理装置へ送出した後、その画像データを前記
画像処理装置のメモリに記憶しておき、暗号化された前
記画像データを復号するための復号キーを外部から入力
する復号キー入力処理と、前記復号キー入力処理より入
力された復号キーが正しいか否かを判定する判定処理
と、前記復号キーが正しい場合は、暗号化された前記画
像データを前記メモリから読み出して復号化し前記画像
形成装置へ送る画像データ転送処理と、前記画像データ
転送処理によって送られてきた画像データを前記画像形
成装置により画像出力する出力処理とを実行するもので
ある。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【００１５】図１は、本発明の第１実施形態に係る画像
処理システムの構成を示すブロック図である。
【００１６】本実施形態の画像処理システムは、ネット
ワーク上に接続されている複数のホストコンピュータ１
０と、該ホストコンピュータ１０からの画像データに対
して所定の画像処理を施すコントローラ（画像処理装
置）２０と、コントローラ２０に接続され、例えばカラ
ー／グレースケールのデジタル画像をプリントアウトす
る複写機等のプリンタ（画像形成装置）３０とで構成さ
れている。
【００１７】コントローラ２０は、ホストコンピュータ
１０にインターフェース２１を介して接続される外部イ
ンターフェース２２を有し、この外部インターフェース
２２がＣＰＵバス２３に接続されている。ＣＰＵバス２
３には、装置全体の動作を制御するＣＰＵ２４と、制御
プログラム（後述する図３のフローを含む）を格納する
ＲＯＭ２５と、作業用のワークエリアとして使用される
ＲＡＭ２６と、フォントデータや後述するパスワード等
が記憶される内蔵ハードディスク（ＨＤ）２８を制御す
るＨＤＤコントローラ２７と、ＦＩＦＯ２９とが接続さ
れている。ここで、ＲＡＭ２６は、ラスタ画像データを
記憶するフレームメモリ２６−１と、ＰＤＬ画像データ
を保持するＰＤＬバッファ２６−２とを備えている。な
お、ラスタ画像データをフレームメモリ２６−１に記憶
する代りに、内蔵ＨＤ２８に記憶することも可能であ
る。
【００１８】このコントローラ２０によれば、ホストコ
ンピュータ１０からインターフェース２１及び外部イン
ターフェース２２を介して送られてきたＰＤＬ画像デー
タは、ＣＰＵバス２３を介して一旦ＰＤＬバッファ２６
−２に保持される。ＣＰＵ２４は、ＲＯＭ２５や内臓Ｈ
Ｄ２８にあるフォントデータ等を用いて、ＰＤＬバッフ
ァ２６−２に保存されているＰＤＬ画像データをラスタ
画像データに展開し、フレームメモリ２６−１に書き込
む。
【００１９】このコントローラ２０からは、ＣＰＵバス
２３及びＦＩＦＯ２９を介してラスタ画像データがプリ
ンタ３０へ形成用信号４１として送られ、その信号４１
に基づいて画像形成が行われる。また、コントローラ２
０とプリンタ３０は、インターフェース４２を介して、
種々の通信が行える。
【００２０】プリンタ３０は、画像形成部３１と、操作
部３２と、制御部３３とで構成されている。画像形成部
３１は、ホストコンピュータ１０から送られてきた画像
データを４００ｄｐｉの解像度で記録媒体にカラーまた
はグレースケールで出力する機能を有し、制御部３３
は、プリンタ３０全体の制御を行うもので、操作部３２
及び画像処理装置２０との通信内容に応じてプリント機
能を実行する。
【００２１】次に、ホストコンピュータ１０から送られ
てきた画像データがプリンタ３０から出力されるまでの
動作（画像出力方法）について図２及び図３を参照しつ
つ説明する。なお、図２は、本実施形態の動作の概要を
示す図であり、また、図３は本実施形態の動作手順を示
すフローチャートである。
【００２２】まず、ホストコンピュータ１０からプリン
ト命令が実行される（ステップＳ１）。そのときに、パ
スワードが設定されている場合は（ステップＳ２）、画
像データ１０ａとその画像データ１０ａに対して設定さ
れたパスワード１０ｂがコントローラ２０へ送られる
（ステップＳ３）。送られてきたパスワード１０ｂはパ
スワード記憶部２８−１に保存され、画像データ１０ａ
は同時に送られてきたパスワード１０ｂの設定値とリン
クされて前記ＰＳＬバッファ２６−２に一旦保存された
後、前記展開手段によってラスタ画像データに展開され
てフレームメモリ２６−１に書き込まれる（ステップＳ
４）。
【００２３】ユーザがプリンタ３０の操作部３２からパ
スワードを入力すると（ステップＳ５）、その入力値が
信号線４２を介してコントローラ２０へ入力される。そ
のパスワードがパスワード記憶部２８−１に保存されて
いるパスワードと一致する場合は（ステップＳ６）、そ
のパスワードに対応するフレームメモリ２６−１内のラ
スタ画像データ２０ａがＣＰＵバス２３及びＦＩＦＯ２
９を介してプリンタ３０へ形成用信号４１として送られ
（ステップＳ７）、プリントが実行される（ステップＳ
８）。
【００２４】一方、ホストコンピュータ１０から画像デ
ータ１０ａのみが送られ、パスワード１０ｂが送られて
こなかった場合は（ステップＳ９）、画像データ１０ａ
は前記ＰＤＬバッファ２６−２に一旦保存され、前記展
開手段によってラスタ画像データに展開されてフレーム
メモリ２６−１に書き込まれ保存される（ステップＳ１
０）。その後、フレームメモリ２６−１内のラスタ画像
データ２０ａがＣＰＵバス２３及びＦＩＦＯ２９を介し
てプリンタ３０へ形成用信号４１とし送られ（ステップ
Ｓ１１）、プリントが実行される（ステップＳ８）。
【００２５】このように、本実施形態では、機密性の高
いデータをプリントする際に、設定されたパスワードを
入力しなければプリントが実行されないので、プリント
データの機密性を確実に保持することができる。
【００２６】なお、本実施形態では、プリントを実行す
るためのパスワードの入力をプリンタ３０の操作部３２
から入力するようにしたが、これは、コントローラ２０
に接続されたターミナル端末等の外部装置から入力して
もよい。
【００２７】次に、本発明の第２実施形態を説明する。
【００２８】この第２実施形態は、図１に示した構成に
おいて、コントローラ２０がスプリール機能を備えた場
合を説明するものである。なお、図１中のＲＯＭ２５に
は、図３のフローに代わって図５のフローで示される制
御プログラムが格納されている。図４は、本実施形態の
動作の概要を示す図であり、また、図５は本実施形態の
動作手順を示すフローチャートである。
【００２９】図４において、ホストコンピュータ１０か
らインターフェース２１及び外部インターフェース２２
を介して送られてきたＰＤＬ画像データ１０ａは、ＣＰ
Ｕバス２３を介して一旦内蔵ＨＤ２８に保持される。こ
の内蔵ＨＤ２８は、スプール機能の役割を果たし、ホス
トコンピュータ１０から入力されたパスワードを記憶す
るパスワード記憶部２８−１のほか、ホストコンピュー
タ１０からの画像データ１０ａを、指示があるまでＰＤ
Ｌバッファ２６−２へ送らずに保持しておくホールドキ
ュー２８−２と、順次ＰＤＬバッファ２６−２へ送るプ
リントキュー２８−３とを備えている。ホールドキュー
２８−２にある画像データは、ユーザの指示によってプ
リントキュー２８−３へ移動することによってＰＤＬバ
ッファ２６−２へ送られる。
【００３０】次に、ホストコンピュータ１０から送られ
てきた画像データ１０ａがプリンタ３０から出力される
までの動作（画像出力方法）について説明する。
【００３１】図５において、ホストコンピュータ１０上
で作成した画像データ１０ａのプリント命令を実行する
（ステップＳ２１）。そのときに、パスワードが設定さ
れている場合は（ステップＳ２２）、画像データ１０ａ
とその画像データ１０ａに対して設定されたパスワード
１０ｂがコントローラ２０へ送られる（ステップＳ２
３）。送られてきたパスワード１０ｂはパスワード記憶
部２８−１に保存され、画像データ１０ａは同時に送ら
れてきたパスワード１０ｂの設定値とリンクされてホー
ルドキュー２８−２に一旦保存される（ステップＳ２
４）。
【００３２】ユーザがプリンタ３０の操作部３２からパ
スワードを入力すると（ステップＳ２５）、その入力値
が信号線４２を介してコントローラ２０へ入力される。
そのパスワードの入力値と、ホストコンピュータ１０か
ら入力された画像データ１０ａとリンクされているパス
ワード１０ｂとが一致する画像データがホールドキュー
２８−２内にあれば（ステップＳ２６）、プリントキュ
ー２８−３へ移動される（ステップＳ２７）。
【００３３】プリントキュー２８−３内の画像データ
は、順次処理が実行されて、ＣＰＵバス２３及びＦＩＦ
Ｏ２９を介してラスタ画像データがプリンタ３０へ形成
用信号４１として送られ（ステップＳ２８）、プリント
が実行される（ステップＳ２９）。
【００３４】一方、ホストコンピュータ１０から画像デ
ータ１０ａのみが送られ、パスワード１０ｂが送られて
こなかった場合は（ステップＳ３０）、画像データ１０
ａはプリントキュー２８−３へ送られる（ステップＳ３
１）。その後、プリントキュー２８−３内の画像データ
は順次処理が実行されて、ＣＰＵバス２３及びＦＩＦＯ
２９を介してプリンタ３０へ形成用信号４１として送ら
れ（ステップＳ２８）、プリントが実行される（ステッ
プＳ２９）。
【００３５】このように、本実施形態でも、上記第１実
施形態と同様に、機密性の高いデータをプリントする際
に、設定されたパスワードを入力しなければプリントが
実行されないので、プリントデータの機密性を保持する
ことができる。
【００３６】また、上記第１実施形態と同様に、プリン
トを実行するためのパスワードを、コントローラ２０に
接続されたターミナル端末等の外部装置から入力しても
よい。
【００３７】次に、本発明の第３実施形態を説明する。
【００３８】この第３実施形態は、図１に示した構成に
おいて、ホストコンピュータ１０から暗号化された画像
データがコントローラ２０へ送られてきた場合について
説明するものである。なお、図１中のＲＯＭ２５には、
図３のフローに代わって図７のフローで示される制御プ
ログラムが格納されている。図６は、本実施形態の動作
の概要を示す図であり、また、図７は本実施形態の動作
手順を示すフローチャートである。
【００３９】まず、ホストコンピュータ１０上で作成し
た画像データのプリント命令を実行する（ステップＳ４
１）。このときに、ホストコンピュータ１０上で暗号化
された画像データ１０ｃがコントローラ２０へ送られる
（ステップＳ４２）。送られてきた画像データ１０ｃ
は、ホールドキュー２８−２に保存される（ステップＳ
４３）。
【００４０】ユーザがプリントを実行させるために、コ
ントローラ２０と接続されたターミナル端末等の外部装
置（図示省略）を用いて、ホールドキュー２８−２内の
暗号化された画像データ２０ｃをプリントキュー２８−
３へ移動させようとしたとき（ステップＳ４４）、復号
化するためのキー入力が要請される（ステップＳ４
５）。
【００４１】ユーザは、コントローラ２０と接続された
ターミナル端末等の外部装置から復号キーを入力し、そ
の入力された復号キーが正しい場合は（ステップＳ４
６）、ホールドキュー２８−２の暗号化された画像デー
タ２０ｃが復号化され、プリントキュー２８−３へ移動
される（ステップＳ４７）。もし、入力された復号キー
が正しくない場合は、ホールドキュー２８−２内の暗号
化された画像データ２０ｃは復号化されずにそのままプ
リントキュー２８−３へ移動される（ステップＳ４
８）。
【００４２】プリントキュー２８−３内の画像データ
は、順次処理が実行されて、ＣＰＵバス２３及びＦＩＦ
Ｏ２９を介してラスタ画像データがプリンタ３０へ形成
用信号４１として送られ（ステップＳ４９）、プリント
が実行される（ステップＳ５０）。
【００４３】このように、本実施形態では、暗号化され
たデータをプリントする場合に復号するための復号キー
を入力しないと復号化された元の正常な画像データがプ
リントされないので、プリントデータの機密性を保持す
ることができる。
【００４４】なお、上述の第１〜第３実施形態では、ホ
ストコンピュータとコントローラとプリンタのシステム
例で説明したが、これに限るものではなく、本発明の趣
旨に沿ったものであれば、他の様々な装置で構成される
システムにも適用することができる。
【００４５】
【発明の効果】以上詳述したように、第１〜第５の発明
によれば、プリントデータの機密性を確実に保持するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施形態に係る画像処理システム
の構成を示すブロック図である。
【図２】第１実施形態の動作の概要を示す図である。
【図３】第１実施形態の動作手順を示すフローチャート
である。
【図４】第２実施形態の動作の概要を示す図である。
【図５】第２実施形態の動作手順を示すフローチャート
である。
【図６】第３実施形態の動作の概要を示す図である。
【図７】第３実施形態の動作手順を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
１０ ホストコンピュータ ２０ コントローラ ２２ 外部インターフェース ２４ ＣＰＵ ２５ ＲＯＭ ２６ ＲＡＭ ２６−１ フレームメモリ ２６−２ ＰＤＬバッファ ２７ ＨＤＤコントローラ ２８ 内蔵ハードディスク（ＨＤ） ２９ ＦＩＦＯ ３０ プリンタ ３１ 画像形成部 ３２ 操作部 ３３ 制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 通信回線に接続された外部装置から画像
    データを入力する第１の入力手段、該第１の入力手段に
    入力された画像データをラスタ画像データに展開する展
    開手段、前記展開手段で展開されたラスタ画像データを
    記憶する第１の記憶手段、及び該第１の記憶手段から読
    み出された画像データを前記通信回線上へ出力する出力
    手段を有する画像処理装置と、前記通信回線上の前記画
    像処理装置からの画像データを受け取る受信手段、及び
    前記受信手段に受信した画像データに基づき画像形成を
    行う画像形成手段を有する画像形成装置とを備えた画像
    処理システムにおいて、 前記外部装置から第１のパスワードを入力する第２の入
    力手段と、該第２の入力手段に入力された前記第１のパ
    スワードを記憶する第２の記憶手段と、第２のパスワー
    ドを入力する第３の入力手段とを前記画像処理装置に設
    け、 該画像処理装置の前記出力手段は、前記第１のパスワー
    ドと前記第２のパスワードとの一致が確認された後に前
    記画像データを出力する構成としたことを特徴とする画
    像処理システム。
  2. 【請求項２】 前記第１の記憶手段は、ハードディスク
    であることを特徴とする請求項１記載の画像処理システ
    ム。
  3. 【請求項３】 前記画像処理装置の前記第３の入力手段
    に入力される前記第２のパスワードは、前記画像形成装
    置の操作部から入力するものであることを特徴する請求
    項１記載の画像処理システム。
  4. 【請求項４】 通信回線に接続された外部装置から画像
    データを入力する第１の入力手段、該第１の入力手段に
    入力された画像データを記憶しておく第１の記憶手段、
    前記第１の記憶手段に入力された画像データをラスタ画
    像データに展開する展開手段、該展開手段で展開された
    ラスタ画像データを記憶する第２の記憶手段、及び該第
    ２の記憶手段から読み出された画像データを前記通信回
    線上へ出力する出力手段を有する画像処理装置と、前記
    通信回線上の前記画像処理装置からの画像データを受け
    取る受信手段、及び前記受信手段に受信した画像データ
    に基づき画像形成を行う画像形成手段を有する画像形成
    装置とを備えた画像処理システムにおいて、 前記外部装置から第１のパスワードを入力する第２の入
    力手段と、該第２の入力手段に入力された前記第１のパ
    スワードを記憶する第３の記憶手段と、第２のパスワー
    ドを入力する第３の入力手段とを前記画像処理装置に設
    け、 該画像処理装置の前記出力手段は、前記第１のパスワー
    ドと前記第２のパスワードとの一致が確認された後に前
    記画像データを出力する構成としたことを特徴とする画
    像処理システム。
  5. 【請求項５】 前記画像処理装置の前記第３の入力手段
    に入力される前記第２のパスワードは、前記画像形成装
    置の操作部から入力するものであることを特徴する請求
    項４記載の画像処理システム。
  6. 【請求項６】 通信回線に接続された外部装置から暗号
    化された画像データを入力する第１の入力手段、該第１
    の入力手段に入力された暗号化された画像データを記憶
    しておく第１の記憶手段、該第１の記憶手段中の画像デ
    ータを復号する復号化手段、該復号化手段によって復号
    化された画像データをラスタ画像データに展開する展開
    手段、該展開手段で展開されたラスタ画像データを記憶
    する第２の記憶手段、及び該第２の記憶手段から読み出
    された画像データを前記通信回線上へ出力する出力手段
    を有する画像処理装置と、前記通信回線上の前記画像処
    理装置からの画像データを受け取る受信手段、及び前記
    受信手段に受信した画像データに基づき画像形成を行う
    画像形成手段を有する画像形成装置とを備えた画像処理
    システムであって、 前記復号化手段で復号するための復号キーを入力する第
    ２の入力手段を前記画像処理装置に設け、 該画像処理装置の前記出力手段は、前記第２の入力手段
    に所定の復号キーが入力されたときは、復号化した画像
    データを出力し、それ以外の復号キーが入力されたとき
    は、暗号化された状態で画像データを出力する構成とし
    たことを特徴とする画像処理システム。
  7. 【請求項７】 ネットワークに接続された外部装置によ
    って画像データを生成し、その画像データを前記ネット
    ワーク上の画像処理装置を介して画像形成装置から画像
    出力する画像出力方法において、 前記外部装置より画像データとそれに対して設定された
    第１のパスワードとを前記画像処理装置へ送出した後、
    前記画像データと前記第１のパスワードとをリンクして
    前記画像処理装置のメモリに記憶しておき、 外部から第２のパスワードを入力するパスワード入力処
    理と、 前記第１のパスワードと前記第２のパスワードとの一
    致、不一致を判定する判定処理と、 前記第１のパスワードと前記第２のパスワードとが一致
    する場合に、前記第２のパスワードに対応する画像デー
    タを前記メモリから読み出して前記画像形成装置へ送る
    画像データ転送処理と、 前記画像データ転送処理によって送られてきた画像デー
    タを前記画像形成装置によって画像出力する出力処理と
    を実行することを特徴とする画像出力方法。
  8. 【請求項８】 ネットワークに接続された外部装置によ
    って画像データを生成し、その画像データを前記ネット
    ワーク上の画像処理装置を介して画像形成装置から画像
    出力する画像出力方法において、 前記外部装置により画像データを暗号化して前記画像処
    理装置へ送出した後、その画像データを前記画像処理装
    置のメモリに記憶しておき、 暗号化された前記画像データを復号するための復号キー
    を外部から入力する復号キー入力処理と、 前記復号キー入力処理より入力された復号キーが正しい
    か否かを判定する判定処理と、 前記復号キーが正しい場合は、暗号化された前記画像デ
    ータを前記メモリから読み出して復号化し前記画像形成
    装置へ送る画像データ転送処理と、 前記画像データ転送処理によって送られてきた画像デー
    タを前記画像形成装置により画像出力する出力処理とを
    実行することを特徴とする画像出力方法。
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