JP4431972B2 - 監視システム及び遊技機 - Google Patents

監視システム及び遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP4431972B2
JP4431972B2 JP2004354870A JP2004354870A JP4431972B2 JP 4431972 B2 JP4431972 B2 JP 4431972B2 JP 2004354870 A JP2004354870 A JP 2004354870A JP 2004354870 A JP2004354870 A JP 2004354870A JP 4431972 B2 JP4431972 B2 JP 4431972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitoring
antenna
communication
information
tag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004354870A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006158681A (ja
Inventor
信之 加藤
仁 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyomaru Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyomaru Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyomaru Industry Co Ltd filed Critical Toyomaru Industry Co Ltd
Priority to JP2004354870A priority Critical patent/JP4431972B2/ja
Publication of JP2006158681A publication Critical patent/JP2006158681A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4431972B2 publication Critical patent/JP4431972B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、パチンコ機などの遊技機を監視する監視システムに関するものであり、詳細には、ICタグを使用して遊技機の監視を行う監視システムに関する。
従来、遊技機においては、遊技者が不当に遊技媒体を獲得する不正行為が後を絶たず、種々の防止策が施されている。例えば、遊技機の制御を司る制御基板において、大量に遊技球を獲得できるように仕組まれたROMに交換する不正行為を防止するために、制御基板を収納する基板ケースには、様々な工夫が施されている。
そこで、本出願人は、ICタグを用いて遊技機に対する不正行為を監視するシステムを提案している(例えば、特許文献1)。この監視システムにおいては、遊技機の所定の位置にICタグが貼り付けられ、ICタグ監視装置によりこれらのICタグを呼び出す呼出波が送信され、予め登録されている識別データのICタグから呼出波に対する反射波が返送された場合には、監視されている部材が正常であるとされ、反射波が返送されなかったり、予め登録されていない識別データのICタグからの反射波を受信したりした場合には、監視場所に異常があるとして、異常を示す監視情報がICタグ監視装置に記憶されている。そして、ICタグ監視装置に記憶されている監視情報が、通信ネットワークを介して遊技場内に設けられた管理機に送信されて、遊技機に異常が発生した際にはこの管理機によって異常が報知される。これにより、遊技機を効率的に監視することができ、例えば、制御基板収納ケースに対する不正行為等を確実に防止することができる。
特開2004−65801号公報
ところで、このような遊技機の監視システムをパチンコホール内に設置する場合は、複数の遊技機を遊技島に設置して、遊技島の内部で監視装置を管理機に接続するための通信ネットワークを構築するのが通常である。しかしながら、近年、パチンコホールの大型化や遊技機の筐体の多様化、あるいは遊技機の基板や配線の構造の複雑化などにより、監視装置と管理機とを接続するための通信ネットワークの構造が複雑となっており、遊技島内の限られたスペースに、多量の配線が混雑してしまう事態が発生していた。そのため、遊技島の内部における、通信ネットワークの構築やそのメンテナンスが、より困難となっている問題があった。
このような問題を解決する手法として、遊技島内に監視装置と管理機とを接続する無線ネットワークを構築し、各監視装置から管理機へ無線によって監視情報等が送信されるようにすることが考えられる。しかしながら、遊技島内に無線LANなどの通信手段を設けると、遊技島内で発生するノイズなどの影響を受けて、無線による監視情報等が管理機へ有効に伝達しない問題があった。さらに、遊技島の天井面や側面には、強度を高めるための金属製板が貼り付けられていることが多く、遊技島内に無線LANなどの通信手段を設けると、遊技島の内側から発せられる電波が金属製板により遮られ、遊技島の外側に有効に伝達されない問題があった。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、監視装置と管理機とを容易に通信ネットワークで接続することができ、かつ両者間で有効に監視情報等を送受信することができる監視システム、及び当該監視システムで監視される遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明の監視システムは、遊技場内の遊技機設置島に設置された遊技機を監視するために、固有の識別情報を記憶したICタグである監視タグと、該監視タグから前記固有の識別情報をRFID通信によって読み取り可能なアンテナである監視アンテナとが、前記遊技機における所定の位置に通信可能に設置され、前記遊技機設置島の内部に設置された制御装置にて前記監視タグと前記監視アンテナとの間で繰り返されるRFID通信の通信状態の監視を行い、該通信状態が所定の状態となった場合には前記遊技機設置島の外部に設置された通信ユニットから外部端末へと報知を行う監視システムであって、前記制御装置は、前記監視タグと前記監視アンテナとの通信状態に基づいて、該通信状態が前記所定の状態となった場合に、前記所定の位置に変化が生じたと判断する判断手段と、前記判断手段による判断結果に係る監視情報を記憶する監視情報記憶手段と、前記監視情報記憶手段に記憶された前記監視情報を、前記制御装置と有線接続された前記通信ユニットに出力する監視情報出力手段とを備え、前記通信ユニットは、第1の外部端末との間で無線LAN通信を行って、前記監視情報出力手段から出力される前記監視情報を、該第1の外部端末に送信する第1の無線通信手段と、第2の外部端末との間でRFID通信を行って、前記監視情報出力手段から出力される前記監視情報を、該第2の外部端末に送信する第2の無線通信手段と、店員に固有の識別情報である店員IDを少なくとも記憶するICタグから、RFID通信によって該店員IDを読み取るアンテナである店員識別用アンテナとを備え、前記判断手段は、前記所定の位置に変化が生じたと判断した場合、該所定の位置に異常が生じたことを示す異常情報を、前記監視情報として前記監視情報記憶手段に記憶させる一方、前記店員識別用アンテナによって前記店員IDが読み取られたのちに前記所定の位置に変化が生じたと判断した場合、該所定の位置にて前記店員IDに対応する店員による作業が行われたことを示す作業情報を、前記監視情報として前記監視情報記憶手段に記憶させることを特徴とする。
また、請求項に係る発明の監視システムは、請求項に記載の発明の構成に加えて、前記通信ユニットは、前記第1の無線通信手段、前記第2の無線通信手段および前記店員識別用アンテナが内部に設置される樹脂製の収容ケースと、前記収容ケースの前面に設けられ、少なくとも該収容ケースの内部に収容された前記第2の無線通信手段および前記店員識別用アンテナの位置をそれぞれ示す複数の報知ランプとを備えたことを特徴とする。
また、請求項に係る発明の監視システムは、請求項1又は2に記載の発明の構成に加えて、前記第1の無線通信手段は、前記制御装置と前記第1の外部端末との無線LAN通信を仲介する無線LANアンテナであることを特徴とする。
また、請求項に係る発明の監視システムは、請求項1乃至のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記第2の無線通信手段は、前記第2の外部端末に設けられたアンテナとの間でRFID通信を行うICタグであることを特徴とする。
また、請求項に係る発明の監視システムは、請求項1乃至のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記通信ユニットは、前記遊技機設置島の外面であって、かつ前記遊技機の近傍に設けられることを特徴とする。
また、請求項に係る発明の監視システムは、請求項5に記載の発明の構成に加えて、前記通信ユニットは、前記遊技機の前面上部に設けられることを特徴とする。
また、請求項に係る発明の遊技機は、請求項1乃至のいずれかに記載の監視システムによって監視されることを特徴とする。
請求項1に係る発明の監視システムでは、遊技機に関する監視情報などを、無線通信によって外部端末へと出力するための通信ユニットが設けられており、この通信ユニットを遊技機設置島の外部に設けるようにした。よって、制御装置と外部端末とを容易に通信ネットワークで接続することができ、かつ遊技機設置島内で発生するノイズなどの影響を受けることなく両者間で有効に監視情報等を送受信することができる。
さらに、遊技機における所定の位置に変化が生じた場合、通常時は異常情報が外部端末に出力される一方、店員の作業時には作業情報が外部端末に出力されるので、遊技機のメンテナンス作業時の不要な警報を回避することができる。
また、請求項に係る発明の監視システムでは、請求項に記載の発明の効果に加えて、収容ケースの前面に設けられた複数の報知ランプによって、収容ケースに内蔵された複数の通信手段の各位置を、遊技者や店員などが容易に把握することができる。
また、請求項に係る発明の監視システムでは、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、通信ユニットでは無線LANアンテナを用いた無線LAN通信によって、外部端末に監視情報を有効に送信することができる。
また、請求項に係る発明の監視システムでは、請求項1乃至のいずれかに記載の発明の効果に加えて、通信ユニットでは無線タグを用いたRFID通信によって、外部端末に監視情報を有効に送信することができる。
また、請求項に係る発明の監視システムでは、請求項1乃至のいずれかに記載の発明の効果に加えて、通信ユニットを遊技機設置島の外面であって、かつ遊技機の近傍に設置した。よって、通信ユニットを、外部端末と有効に通信可能な位置であって、かつメンテナンスが容易な位置に設置することができる。
また、請求項に係る発明の監視システムでは、請求項に記載の発明の効果に加えて、通信ユニットを遊技機の前面上部に設置した。よって、通信ユニットを、外部端末と有効に通信可能な位置であって、かつメンテナンスが容易な位置に設置することができる。
また、請求項に係る発明の遊技機では、請求項1乃至のいずれかに記載の監視システムによって監視されるので、本発明に係る監視システムによって有効に監視される遊技機を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して以下の順で説明する。
1.システム構成の概要説明
2.パチンコ機の説明
3.監視場所の説明
4.RWの説明
5.通信ユニットの説明
6.島管理端末の説明
7.遊技場管理端末の説明
8.携帯情報端末、遊技者カードおよび店員カードの説明
9.監視情報の説明
10.監視システムの動作内容の説明
11.実施の形態の効果
12.変形例の説明
1.システム構成の概要説明
まず、図1及び図2を参照して、監視システムSの全体構成について説明する。図1は、本実施の形態の監視システムSを示す構成図である。図2は、監視システムSを導入したパチンコホール場内の外観を示す説明図である。
パチンコホールの各設置台である遊技機設置島(以下、遊技島とよぶ)200には、パチンコ機1が、背中合わせに2列に並べられて設置されている。また、遊技島200には、各パチンコ機1と隣接した上方に、遊技者が遊技に関する個人情報を入手したり、店員が不正監視に関する情報を入手したりするための通信ユニット30が設置されており、それらの各通信ユニット30の上側に、遊技者が個々のパチンコ機1の遊技内容に関する情報を入手するための情報表示器201が設置されている。さらに、各遊技島200の内部には、各パチンコ機1を監視するための監視制御装置であるRW(リーダライタ)20が内蔵されており、各RW20は、パチンコ機1の主基板41および通信ユニット30と接続された状態になっている。通信ユニット30は、遊技島200の外面における、パチンコ機1の前面上部に設置されており、無線LANアンテナ96が内蔵されている。そして、各RW20は、無線LANアンテナ96を介して、遊技島200の端部に設置された島管理端末100に内蔵されたアクセスポイント140と無線LANによる通信が可能である。さらに、島管理端末100は、パチンコホール全体を管理するホールコンピュータである遊技場管理端末300と、店内ネットワーク150を介して接続されている。
かかる監視システムSにおいては、各RW20により、各パチンコ機1に設置された後述の監視タグ86及び監視アンテナ68(図3,図4,図6を参照)を利用して、両者の通信状態に基づいて開閉部材の開閉状態が監視される。そして、RW20は不正開放であると判断した場合には「異常情報」を無線LANアンテナ96及びアクセスポイント140を介して島管理端末100に送信し、警告ランプにて異常を報知する。さらに店内ネットワーク150を介して「異常情報」を遊技場管理端末300に送信する。
また、パチンコホールの店員が、通信ユニット30の所定の部位にICタグである後述の店員カード440(図13参照)を利用して、通信ユニット30に内蔵された後述の店員カードアンテナ92(図7参照)とRFID通信を行うことによって「認証モード」に切り替えて、「異常情報」ではなく「作業情報」として扱うことによって、パチンコ機1のメンテナンス作業時の不要な警報を回避することができる。さらに、パチンコホールの店員が、PDAなどの後述の携帯端末装置(以下、PDAという)400(図11参照)と、通信ユニット30に内蔵された後述の中継タグ90(図7参照)とRFID通信を行うことによって、「異常情報」や「作業情報」等を取り込むことができる。
さらに、遊技者が、通信ユニット30の挿入部にICタグである後述の遊技者カード420(図13参照)を挿入すると、通信ユニット30に内蔵された後述の遊技者カードアンテナ91(図7参照)とRFID通信状態となり、遊技者カード420内に自身の「遊技情報」を入手することができる。なお、遊技者カード420内の遊技情報は、店内ネットワーク150に接続された遊技者カード読取装置160にて表示することができる。
ここで、本システムでは、RW20が出力する「異常情報」、「作業情報」、「遊技情報」などを、合わせて「監視情報」と称する。
2.パチンコ機の説明
次に、図3乃至図5を参照して、パチンコ機1について説明する。図3は、パチンコ機1の前面枠111及び本体枠110を開いた状態をパチンコ機1の前面から見た斜視図である。図4は、パチンコ機1の背面図である。図5は、パチンコ機1の電気的構成を示すブロック図である。
図3に示すように、パチンコ機1は、機枠112と、本体枠110と、前面枠111とから構成されている。機枠112は、パチンコ機1を遊技島200に固定するためのものである。また、本体枠110は、前面側に遊技領域4を有する遊技盤2、遊技球を貯留するための上皿5や下皿6等を備え、裏面側には機構部としての機構板、パチンコ機1の制御を司る種々の基板等が設置されている。そして前面枠111は、遊技盤を覆うためのガラス板を保持している。さらに、遊技領域4には、図柄表示装置や各種入賞口等が設けられている。
図4に示すように、パチンコ機1背面の下部には、パチンコ機1の主制御を司る主基板41を収納した主基板ケース81、遊技球の払い出しを制御する払出制御基板45を収容した払出制御基板ケース82等が配置されている。また、機構板は、遊技球を払い出すための払出装置67を備えている。
図5に示すように、パチンコ機1には、各種の演算処理を行うRAM・ROM内蔵のCPU51が設けられており、I/Oインタフェイス54を介して払出制御基板45等の各基板と接続されている。また主基板41は、I/Oインタフェイス54を介してRW20と接続されている。
また、パチンコ機1の各監視場所には、監視タグ86(カシメタグ86a,機枠タグ86b,前面枠タグ86c)がそれぞれ貼り付けられており、各監視場所が閉じられた状態において、対応する監視アンテナ68(カシメタグアンテナ68a,機枠タグアンテナ68b,前面枠タグアンテナ68c)とRFID通信可能な位置に設置されている。各監視タグ86は、薄いフレキシブルプリント基板上にアンテナ及びICチップが設けられて構成され、各監視アンテナ68は、ガラスコンポジット製の薄い基板の表面に送受信回路を渦巻き状に形成して構成されている。
3.監視場所の説明
次に、図3、図4及び図6を参照して、監視タグ86が備えられている監視場所について説明する。図6は、主基板ケース81の斜視図である。
図6に示すように、主基板ケース81(監視場所1)は、カシメタグ86a及びカシメタグアンテナ68aにより監視される。主基板ケース81は上蓋部81aと下蓋部81cとから構成され、その内部に主基板41が配置されている。そして、上蓋部81aの裏面側にカシメタグ86aが設けられ、下蓋部81cにカシメタグアンテナ68aが設けられている(図4参照)。
図3に示すように、本体枠110と機枠112(監視場所2)は、機枠タグ86b及び機枠タグアンテナ68bにより監視される。機枠112の内面には機枠タグ86bが設けられ、本体113の右側面には機枠タグアンテナ68bが設けられている。同様に、前面枠111と本体枠110(監視場所3)は、前面枠タグ86c及び前面枠タグアンテナ68cにより監視される。前面枠111の裏面(本体枠110と向き合う面)には前面枠タグ86cが設けられ、本体枠110の表面(前面枠111と向き合う面)には前面枠タグアンテナ68cが設けられている。
そして、上記の監視場所1〜3では、各部材が閉じられている状態(正常状態)において、監視タグ86及び監視アンテナ68が向き合ってRFID通信が実行される。すなわち、監視タグ86はRW20から監視アンテナ68を介して送信された呼出波を受信すると、各監視タグ86に固有の「IDコード」を反射波に乗せて監視アンテナ68に向けて送信する。一方、各部材が開けられた状態(開放状態)では、監視タグ86と監視アンテナ68とが通信不能となり、RW20から開放状態に係る「異常情報」が出力される。
4.RWの説明
次に、図7を参照して、監視システムSの制御装置であるRW20について説明する。図7は、RW20の電気的構成を示すブロック図である。RW20は、CPU21,RAM22,ROM23,EEPROM24,タイマ25,I/Oインタフェイス27等を有している。また、監視タグ86a〜86cへ呼出波を送信し、反射波を受信するためのRadio Frequency回路(以下、RF回路と称する)26を有している。なお、RW20は、遊技島200から電源の供給を受けて動作している。
そして、RF回路26が、監視タグ86a〜86cとRFID通信するための監視アンテナ68a〜68cに接続され、さらに遊技者カード420(図13参照)とRFID通信するための遊技者カードアンテナ91及び店員カード440(図13参照)とRFID通信するための店員カードアンテナ92に接続されている。なお、RAM22には、監視タグ86に登録されている「IDコード」の他、遊技者カード420及び店員カード440に登録されている識別情報が記憶されている。また、I/Oインタフェイス27には、PDA400(図11参照)と無線通信を行うための中継タグ90と、外部と無線LAN通信を実行するための無線LANアダプタ28とが接続されている。なお、中継タグ90,遊技者カードアンテナ91,店員カードアンテナ92は、監視アンテナ68と同様の構成でRFID通信を実行するが、中継タグ90はさらに図示外のRAM内蔵型のCPU及びROMを備えており、RFID通信以外の他のインタフェイスを用いて、各種情報を入出力が可能となっている。
また、無線LANアダプタ28は、遊技島200の外側に設けられた無線LANアンテナ96と接続されており、無線LANアンテナ96を介して外部との無線LAN通信が実行される。後述するように、中継タグ90,遊技者カードアンテナ91,店員カードアンテナ92,無線LANアンテナ96は、遊技島200の外側に設けられる通信ユニット30に内蔵されている。なお、RW20は、I/Oインタフェイス27を介して主基板41と接続されており、各種の遊技情報を取得する。
5.通信ユニットの説明
次に、図8を参照して、通信ユニット30について説明する。図8は、遊技島200の表側に設置された通信ユニット30を示したものである。通信ユニット30は、合成樹脂によって扁平な直方体状に形成された収納ケース34の内部に、中継タグ90,遊技者カードアンテナ91,店員カードアンテナ92を設置したものである。より詳細には、通信ユニット30は、遊技島200の外面であって、パチンコ機1の近傍に設置されている。図2では、遊技島200の外面における、パチンコ機1の正面上部に設けられた情報表示器201の下側に設けられている。
そして、中継タグ90は、I/Oケーブル31aを介してRW20のI/Oインタフェイス27と接続され、遊技者カードアンテナ91はアンテナケーブル31bを介してRW20のRF回路26に接続され、店員タグアンテナ92もアンテナケーブル31cを介してRF回路26に接続されている。
また、通信ユニット30の収納ケース34のフロントパネルには、状態報知手段として機能する報知ランプ32a,32b,32cが並設されており、内蔵された中継タグ90,遊技者カードアンテナ91,店員カードアンテナ92の位置を示唆した状態になっている。そして、収納ケース34の略中央には、遊技者カード420(図13参照)を挿入可能なカード挿入用スリット35が設けられている。なお、本実施の形態では、収納ケース34内に無線LANアンテナ96が設置されており、通信ケーブル33によってRW20の無線LANアダプタ28に接続されている。
6.島管理端末の説明
次に、図9を参照して、島管理端末100について説明する。図9は、島管理端末100の電気的構成を示すブロック図である。図9に示すように、島管理端末100は、CPU101,RAM102,ROM103,EEPROM104,I/Oインタフェイス105を備えている。また、店内ネットワーク150に接続するアクセスポイント140と、受信した「異常情報」の台番等を表示するための表示器107と、「異常情報」に基づいて点灯される警告ランプ108と、表示器107の表示を消去及び警告ランプ108の消灯を行うためのクリアボタン109とを備えている。
島管理端末100の主な機能は、内蔵されたアクセスポイント140によって、遊技島200に設けられた複数のRW20から出力される「監視情報」を受信して、その「監視情報」を店内ネットワーク150を利用して遊技場管理端末300に送信することである。
7.遊技場管理端末の説明
次に、図10を参照して、遊技場管理端末300について説明する。図10は遊技場管理端末300の電気的構成を示すブロック図である。図10に示すように、遊技場管理端末300は、CPU301,RAM302,ROM303,I/Oインタフェイス304が設けられている。また、I/Oインタフェイス304には、ビデオコントローラ305,キーコントローラ306,通信回路308,ハードディスク装置360が接続され、ビデオコントローラ305にはディスプレイ309が接続され、キーコントローラ306にはキーボード310が接続され、通信回路308は店内ネットワーク150に接続されている。また、ハードディスク装置360には、島管理端末100を経由して送信された「監視情報」がパチンコ機1毎に記憶される。
遊技場管理端末300の主な機能は「監視情報」の蓄積管理である。遊技場管理端末300では、各島管理端末100から店内ネットワーク150を介して送信された「監視情報」を受信すると、これらの「監視情報」がハードディスク装置360に蓄積される。そして、この「監視情報」はディスプレイ309にて閲覧したり、図示外のプリンタを接続して印刷したりすることができる。
8.携帯情報端末、遊技者カードおよび店員カードの説明
次に、外部端末であるPDA400、遊技者カード420および店員カード440について説明する。図11は、PDA400の斜視図である。
まず、PDA400について説明する。このPDA400は、通信ユニット30内の中継タグ90(図8参照)と通信し、RW20に記憶されている「監視情報」を取得して閲覧したり、監視タグ86の交換に伴うIDコードの変更等の設定を行ったりする携帯型情報端末である。図11に示すように、PDA400は、上部に、アンテナおよびRF回路を内蔵した読取ユニット401が設けられており、正面に、受信した「監視情報」等を表示する表示パネル402、各種の指令信号を入力するための操作キー403等が備えられている。
次に、遊技者カード420(図13参照)及び店員カード440(図13参照)について説明する。遊技者カード420は、通信ユニット30内の遊技者カードアンテナ91とのRFID通信により、遊技者カード420に記憶されている情報を読み書き可能な記憶媒体であり、固有の識別情報である「遊技者カードID」が記憶されている。同様に、店員カード440は、通信ユニット30内の店員カードアンテナ92とのRFID通信により、店員カード440に記憶されている固有の識別情報である「店員カードID」を読み取り可能な記憶媒体である。遊技者カード420及び店員カード440の電気的構成は、監視タグ86と同様である。
9.監視情報の説明
次に、図12を参照して、監視タグ86及び監視アンテナ68の通信状態に基づいて、RW20から出力される「監視情報」(「異常情報」、「作業情報」を含む)について説明する。図12は、遊技場管理端末300が管理するパチンコ機1毎の「監視履歴情報」を示すデータ模式図である。
RW20は、監視タグ86と監視アンテナ68とが通信不能になった(すなわち監視箇所が開放された)瞬間に、「開放箇所」,「発生日」,「開放時刻」等を「遊技機の台番」に関連付けた「監視情報」として遊技場管理端末300へ送信する。遊技場管理端末300は「監視情報」を受信すると、遊技機台番毎に「監視履歴情報」としてハードディスク装置360内に蓄積する。
図12に示すように、台番毎の「監視履歴情報」500は各パチンコ機1に関する「監視情報」の履歴を示すものであり、「開放箇所」,「発生日」,「開放時刻」等を、データ項目として備える。「開放箇所」は監視場所1〜監視場所3のいずれが開放されたかを示し、「発生日」及び「開放時刻」は開放状態が発生した日付及び時刻を示す。また、「認証モード」において開放作業があった場合は「履歴No.2」の如く、監視タグ86と監視アンテナ68の通信が復旧した(すなわち、開放箇所が閉じられた)瞬間に、復帰した日付及び時刻を示す「復帰日」及び「復帰時刻」と、店員カード440から読み取られた「遊技者カードID(および店員名)」を合わせて記憶することで、第三者による不正行為か店員による作業行為かを容易に判断できる。
10.監視システムの動作内容の説明
次に、図13を参照して、監視システムSの動作内容について説明する。図13は、監視システムSのシステム構成を示すブロック図である。なお、図13では、理解を容易にするために構成の一部を省略している。
[監視動作]
図13に示すように、RW20は、パチンコ機1に設置された監視タグ86a〜86cと監視アンテナ68a〜68cとの間におけるRFID通信を利用して、パチンコ機1の監視場所1〜3についての監視動作が実行される。そして、呼出波を送信してから所定時間(たとえば、50ms)内に反射波を受信しなかった場合や、監視タグ86からの反射波に含まれる「IDコード」が、予めEEPROM24に登録されているものと一致しなかった場合には、異常である(不正に開放された可能性がある)と判断し、その開放日時等を「異常情報」としてEEPROM24に記憶するとともに、その「異常情報」を外部に出力する。
[認証動作]
店員が、店員カード440を通信ユニット30の店員カードアンテナ92に近づけると、店員カードアンテナ92と店員カード440との間でRFID通信が実行される。RW20は、各店員カード440に記憶された「店員カードID」を、有効なすべての店員カード440の種類別(番号別)に、EEPROM24内に記憶している。店員カード440からの反射波を受信したRW20は、その反射波に含められた「店員カードID」が、EEPROM24内に記憶されたものであるかどうかを判断する。また、RW20は、店員カード440による認証が行われた「認証モード」で開閉作業が行われた場合には、その開放日時や復帰日時、店員カードID等を「作業情報」としてEEPROM24に記憶するとともに、その「作業情報」を外部に出力する。
なお、このような「店員カードID」の照合があった場合における監視システムSの監視態様を「認証モード」といい、それ以外のときの監視態様を「通常モード」という。監視態様が「認証モード」になっている間は、通信ユニット30に設けられている状態報知手段である報知ランプ32cが点灯する。
[店内ネットワーク内の監視情報送受信動作]
外部へ出力された「監視情報」(「異常情報」,「作業情報」を含む)は、I/Oインタフェイス27に接続された無線LANアダプタ28に入力され、無線LANアンテナ29を介して島管理端末100のアクセスポイント140に送信され、さらに店内ネットワーク150を介して、遊技場管理端末300へ送信される。島管理端末100では「異常情報」を受信すると、表示器107に異常のある台番や異常個所を表示するとともに、警告ランプ108を発光させて、パチンコホールの店員の注意を促す。一方、遊技場管理端末300は「監視情報」を受信すると、発信元の台番毎に、ハードディスク装置360内に記憶し、ディスプレイ309に表示する。
[監視情報の提供動作]
監視システムSにおいては、PDA400を用いて、RW20のEEPROM24に記憶された「監視情報」を、中継タグ90を介して取り出し、遊技場管理端末300以外でも管理することができる。PDA400の読取ユニット401が、中継タグ90とがRFID通信可能な状態となれば、監視情報取得操作によって「監視情報」を参照したり、RW設定操作を行うことも可能である。これにより、各パチンコ機1の付近で、個々のパチンコ機1に関する「監視情報」を入手することができるので、パチンコホールの店員は入手した「監視情報」に基づいて迅速に対処することができる。なお、このようなPDA400と中継タグ90との通信実行中は、通信ユニット30に設けられている状態報知手段である報知ランプ32aが点灯する。
[遊技情報の提供動作]
監視システムSにおいては、パチンコ機1の遊技者は、遊技者カード420を利用して、自身の遊技内容に関する情報を書き換えて参照することができる。すなわち、遊技者カード420が、通信ユニット30のカード挿入用スリット35に挿入されると、遊技者カード420と遊技者カードアンテナ91とがRFID通信可能な状態となる。
RW20は、パチンコ機1の主基板41から受信している遊技情報に基づいて、遊技者カード420への「遊技情報」(たとえば、大当たり回数,スタート回数,消費遊技球数など)の書き込みを実行する。遊技者カード420が挿入されている場合、所定のタイミングで(たとえば、5秒毎)、それらの「遊技情報」を更新する。また、遊技者カード420の記憶手段に記憶された「遊技情報」は、パチンコホールに設けられた遊技者カード読取装置160で表示することができる。なお、このような遊技者カード420と遊技者カードアンテナ91との通信実行中は、通信ユニット30に設けられている状態報知手段である報知ランプ32bが点灯する。
[その他]
尚、上記実施の形態では、主基板ケース81,本体枠110,前面枠111,機枠112が、本発明の「所定の位置」に相当し、RW20が本発明の「制御装置」に相当する。そして、RW20のCPU21が本発明の「判断手段」に相当し、RW20のEEPROM24が本発明の「監視情報記憶手段」に相当し、RW20のI/Oインタフェイス27が本発明の「監視情報出力手段」に相当し、無線LANアンテナ96が「第1の無線通信手段」に相当し、中継タグ90が「第2の無線通信手段」に相当する。また、島管理端末100およびPDA400が本発明の「外部端末」に相当し、島管理端末100が「第1の外部端末」に相当し、PDA400が「第2の外部端末」に相当する。また、店員カードアンテナ92が、本発明の「店員識別用アンテナ」に相当する。
11.実施の形態の効果
以上説明したように、上記の実施の形態の監視システムSでは、監視タグ86及び監視アンテナ68によりパチンコ機1の所定箇所が監視されており、両者の通信が不可となった場合は「監視情報」がRW20に記憶されるとともに、無線LANアンテナ96及びアクセスポイント140間の無線LAN通信によって、「監視情報」が遊技島200外部の島管理端末100に送信され、さらに店内ネットワーク150を介して遊技場管理端末300に送信される。そして、無線LANアンテナ96を、遊技島200の外面におけるパチンコ機1の近傍(前面上部)に設けられた通信ユニット30に設置している。
このように無線LANアンテナ96を遊技島200の外部に設けたため、遊技島200内に設置されているRW20を島管理端末100に接続するための通信ネットワークを、より容易に構築することができる。さらに、無線LANアンテナ96からの出力された「異常情報」や「作業情報」などの「監視情報」を、遊技島200内で発生するノイズなどの影響を受けることなく、遊技島200の外部に設置されている島管理端末100に有効に伝達させることができる。
特に、無線LANアンテナ96は、RW20と島管理端末100との無線通信を仲介するアンテナであって、通信機能のうちのアンテナ機能のみを遊技島200の外部に設けるだけで本発明を実現でき、RW20と島管理端末100との間に任意の無線LANネットワークを構築できる。
さらに、無線LANアンテナ96を、通信ユニット30のような遊技島200の外部の付属機器に設けたため、無線LANアンテナ96を独立して遊技島200の外部に設けるよりも、その設置が容易である。そして、無線LANアンテナ96(通信ユニット30)が設置される位置は、遊技島200の外面であって、パチンコ機1の近傍(前面上部)であるため、無線LANアンテナ96を、アクセスポイント140と有効に通信可能な位置であって、かつメンテナンスが容易な位置に設置することができる。
12.変形例の説明
尚、本発明は、以上詳述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。以下に、本発明を適用する実施の形態の変形例について説明する。まず、本実施形態では所定の動作を行う装置として、遊技機の一種であるパチンコ機を例に挙げているが、所定の動作を行う装置は遊技機であるパチンコ機に限られず、パチコン機、パチスロ機等の各種の遊技機に適用可能である。
また、上記実施の形態では、被監視部材としてパチンコ機1の主基板ケース81,本体枠110と機枠112,前面枠111と本体枠110,夫々一箇所に監視タグを設置したが、被監視部材はこれに限らず、他の基板収納ケースや可動式入賞装置等に設置して、その開閉状態を監視してもよい。また、監視タグを設置する場所は各部材に一箇所である必要はなく、複数の位置に設置してもよい。
また、以下のような変形例も可能である。図14は、他の実施形態における監視システムSを導入したパチンコホールの外観を示す説明図である。上記実施の形態では、無線LANアンテナ96を通信ユニット30に内蔵させているが、無線LANアンテナ96は遊技島200の外部であって任意の位置に設けることができる。より好適には、無線LANアンテナ96は、アクセスポイント140とより通信をし易く、かつ係員によるメンテナンスが容易な位置が好ましい。例えば、図14に示すように、無線LANアンテナ96aのように、パチンコ機1の前面上部に設けるとともに、情報表示器201としての機能を兼備させるようにしてもよい。また、無線LANアンテナ96bのように、遊技島200の任意の外面位置に貼り付けるようにして設置してもよい。また、無線LANアンテナ96cのように、RW20と接続するためのケーブルを延長することで、遊技島200から離間した位置に設けてもよい。
また、上記実施の形態では、各パチンコ機1(RW20)の無線LANアンテナ96と、遊技島200ごとに設置されたアクセスポイント140とが接続された無線LANネットワークを構築しているが、無線LANネットワークの態様は任意に設計することができる。例えば、1つの遊技島200に複数のアクセスポイント140を設置してもよいし、複数の遊技島200で1つのアクセスポイント140を共用してもよい。
本発明の監視システム及び遊技機は、各種の遊技機用の監視システム及びその監視システムにより監視される各種の遊技機として、好適に用いることができる。
本実施の形態の監視システムSの構成図である。 監視システムSを導入したパチンコホール場内の外観を示す説明図である。 パチンコ機1の前面枠111及び本体枠110を開いた状態をパチンコ機1の前面から見た斜視図である。 パチンコ機1の背面図である。 パチンコ機1の電気的構成を示すブロック図である。 主基板ケース81の斜視図である。 RW20の電気的構成を示すブロック図である。 遊技島200の表側に設置された通信ユニット30を示したものである。 島管理端末100の電気的構成を示すブロック図である。 遊技場管理端末300の電気的構成を示すブロック図である。 PDA400の斜視図である。 遊技場管理端末300が管理するパチンコ機1毎の「監視履歴情報」を示すデータ模式図である。 監視システムSのシステム構成を示すブロック図である。 他の実施形態における監視システムSを導入したパチンコホールの外観を示す説明図である。
1 パチンコ機
20 RW
21 CPU
22 RAM
23 ROM
24 EEPROM
25 タイマ
26 RF回路
27 I/Oインタフェイス
28 無線LANアダプタ
30 通信ユニット
68 監視アンテナ
86 監視タグ
90 中継タグ
91 遊技者カードアンテナ
92 店員カードアンテナ
96 無線LANアンテナ
100 島管理端末
140 アクセスポイント
150 店内ネットワーク
300 遊技場管理端末
400 PDA
420 遊技者カード
440 店員カード
S 監視システム

Claims (7)

  1. 遊技場内の遊技機設置島に設置された遊技機を監視するために、固有の識別情報を記憶したICタグである監視タグと、該監視タグから前記固有の識別情報をRFID通信によって読み取り可能なアンテナである監視アンテナとが、前記遊技機における所定の位置に通信可能に設置され、前記遊技機設置島の内部に設置された制御装置にて前記監視タグと前記監視アンテナとの間で繰り返されるRFID通信の通信状態の監視を行い、該通信状態が所定の状態となった場合には前記遊技機設置島の外部に設置された通信ユニットから外部端末へと報知を行う監視システムであって、
    前記制御装置は、
    前記監視タグと前記監視アンテナとの通信状態に基づいて、該通信状態が前記所定の状態となった場合に、前記所定の位置に変化が生じたと判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断結果に係る監視情報を記憶する監視情報記憶手段と、
    前記監視情報記憶手段に記憶された前記監視情報を、前記制御装置と有線接続された前記通信ユニットに出力する監視情報出力手段とを備え、
    前記通信ユニットは、
    第1の外部端末との間で無線LAN通信を行って、前記監視情報出力手段から出力される前記監視情報を、該第1の外部端末に送信する第1の無線通信手段と、
    第2の外部端末との間でRFID通信を行って、前記監視情報出力手段から出力される前記監視情報を、該第2の外部端末に送信する第2の無線通信手段と
    店員に固有の識別情報である店員IDを少なくとも記憶するICタグから、RFID通信によって該店員IDを読み取るアンテナである店員識別用アンテナとを備え、
    前記判断手段は、
    前記所定の位置に変化が生じたと判断した場合、該所定の位置に異常が生じたことを示す異常情報を、前記監視情報として前記監視情報記憶手段に記憶させる一方、
    前記店員識別用アンテナによって前記店員IDが読み取られたのちに前記所定の位置に変化が生じたと判断した場合、該所定の位置にて前記店員IDに対応する店員による作業が行われたことを示す作業情報を、前記監視情報として前記監視情報記憶手段に記憶させることを特徴とする監視システム。
  2. 前記通信ユニットは、
    前記第1の無線通信手段、前記第2の無線通信手段および前記店員識別用アンテナが内部に設置される樹脂製の収容ケースと、
    前記収容ケースの前面に設けられ、少なくとも該収容ケースの内部に収容された前記第2の無線通信手段および前記店員識別用アンテナの位置をそれぞれ示す複数の報知ランプとを備えたことを特徴とする請求項に記載の監視システム。
  3. 前記第1の無線通信手段は、前記制御装置と前記第1の外部端末との無線LAN通信を仲介する無線LANアンテナであることを特徴とする請求項1又は2に記載の監視システム。
  4. 前記第2の無線通信手段は、前記第2の外部端末に設けられたアンテナとの間でRFID通信を行うICタグであることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の監視システム。
  5. 前記通信ユニットは、前記遊技機設置島の外面であって、かつ前記遊技機の近傍に設けられることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の監視システム。
  6. 前記通信ユニットは、前記遊技機の前面上部に設けられることを特徴とする請求項に記載の監視システム。
  7. 請求項1乃至のいずれかに記載の監視システムによって監視される遊技機。
JP2004354870A 2004-12-08 2004-12-08 監視システム及び遊技機 Expired - Fee Related JP4431972B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004354870A JP4431972B2 (ja) 2004-12-08 2004-12-08 監視システム及び遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004354870A JP4431972B2 (ja) 2004-12-08 2004-12-08 監視システム及び遊技機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005108984A Division JP2006158942A (ja) 2005-04-05 2005-04-05 監視システム及び遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006158681A JP2006158681A (ja) 2006-06-22
JP4431972B2 true JP4431972B2 (ja) 2010-03-17

Family

ID=36661304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004354870A Expired - Fee Related JP4431972B2 (ja) 2004-12-08 2004-12-08 監視システム及び遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4431972B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5313584B2 (ja) * 2008-07-30 2013-10-09 ダイコク電機株式会社 遊技場用管理システム
JP5940873B2 (ja) * 2012-04-25 2016-06-29 ジャパンネットワークシステム株式会社 遊技台監視ユニット、遊技場システム、情報登録装置及び遊技台管理システム
JP6082323B2 (ja) * 2013-06-27 2017-02-15 ダイコク電機株式会社 異常監視システム及び遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006158681A (ja) 2006-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4431972B2 (ja) 監視システム及び遊技機
JP2004344242A (ja) 遊技機
JP2006158942A (ja) 監視システム及び遊技機
JP4496392B2 (ja) 監視システム、及び遊技機
JP4710076B2 (ja) 遊技場監視システム及び遊技機
JP4129986B2 (ja) 遊技機監視システム
JP2006255340A (ja) 監視システム及び遊技機
JP2005348828A (ja) 監視システム及び遊技媒体貸出装置
JP4565176B2 (ja) 遊技機用監視システム
JP4129974B2 (ja) 遊技機管理システム、遊技機、管理端末装置、総合管理端末装置、及び、遊技機情報読取装置
JP4211331B2 (ja) 監視システム、遊技機及び装置管理システム
JP4359930B2 (ja) 監視システム及び遊技機
JP4714933B2 (ja) 遊技場監視システム
JP4594019B2 (ja) 遊技機監視システム
JP4919313B2 (ja) 遊技機用監視システム
JP4801965B2 (ja) 遊技機用監視システム、および遊技機
JP4211372B2 (ja) 監視システム及び管理端末装置
JP4129985B2 (ja) 遊技機監視システム
JP4203623B2 (ja) 遊技機管理システム及び遊技機
JP4766652B2 (ja) 遊技者識別システム
JP2006110240A (ja) 遊技機監視システム、及び遊技機
JP2007319259A (ja) 遊技場監視システム及び遊技機
JP4362783B2 (ja) 遊技機管理システム及び、当該遊技場監視システムにより監視される遊技機
JP2006061424A (ja) 遊技機用監視システム及び中継装置
JP2005348963A (ja) 遊技機、および遊技機用監視システム

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080729

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090430

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090707

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091002

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4431972

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160108

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees