JP4431596B2 - 折板屋根等吊金具用補強プレート - Google Patents

折板屋根等吊金具用補強プレート Download PDF

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本発明は、吊り杆の下端に耳保持部を備えた軒樋吊金具を設け、前記吊り杆の上端を、折板屋根等に挿通して固定される折板屋根等吊金具用補強プレートに関する。
折板屋根等の建物では、軒樋等を直接取り付けできないため、一般には、前記折板屋根等に軒樋吊金具を固定し、該軒樋吊金具に前記軒樋を取付ける折板屋根等吊金具が使用されている。
このような折板屋根等吊金具は、吊り杆の下端に軒樋を取り付ける耳保持部を備えた軒樋吊金具を設け、前記吊り杆の上端を、折板屋根等に挿通して固定している。
そのため、前記吊り杆の上端には、軒樋等の全荷重が集中荷重となってかかり、前記吊り杆や折板屋根等に、曲げや破損等を生じる危険があるため、最近では、前記集中荷重を分散させて、曲げや破損等を防止するための補強部材が提案されている。
この補強部材は、吊り杆に貫通され、該吊り杆の上部に直交する方向に固定されてなり、前記補強部材の上面全体が、前記折板屋根等の裏面に当接されるようにしている。
そのため、前記軒樋等にかかる全荷重は、前記補強部材が当接している上面全体が折板屋根等の裏面に分散荷重となって負荷されるため、前記吊り杆や折板屋根等に生じる曲げや破損等を防止できる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−253985号
このように、従来の折板屋根等吊金具用補強部材は、吊り杆や折板屋根等に生じる曲げや破損等を防止できる点で効果があるが、構造が複雑であるうえ、施工し難いという問題があった。
具体的には、前記吊り杆の上端は、折板屋根等に挿通して固定されるが、前記補強部材は、この作業前に予め前記吊り杆に貫通して取り付ける必要がある。
一方、折板屋根等には、屋根勾配があると共に、該屋根勾配は、設置する建物等によって様々であるが、前記軒樋吊金具自体は、これを水平に設置しなければならない。
そのため、施工現場においては、前記軒樋吊金具自体が水平に設置されるように、前記屋根勾配に応じて前記吊り杆を若干曲げて加工したうえで、取付けることが多い。
しかしながら、前記補強部材を備えた折板屋根等吊金具では、前記吊り杆の曲げ調節の度に一々前記補強部材を取外して調節した後、再度吊り杆に貫通しなければならない手間が生じ、施工し難いという問題がある。
そこで、本発明者等は、吊り杆の曲げ調節を行った後に装着可能な着脱構造の折板屋根等吊金具用補強部材を新規に創作しただけでなく、更に進んで、折板屋根等吊金具の設置後であっても、前記吊り杆の曲げ調節を簡単且つ確実に行うことのできる簡易な構造の折板屋根等吊金具用補強プレートを提供するものである。
上記目的を達成するため、
請求項1に係る折板屋根等吊金具用補強プレートは、吊り杆の下端に耳保持部を備えた軒樋吊金具を設け、前記吊り杆の上端を、折板屋根等に挿通して固定される折板屋根等吊金具に用いるための補強プレートであって、前記補強プレートは、前記吊り杆を添設する一枚の板体と、この添設した前記吊り杆を固定するための固着具と、より構成してなり、前記板体は、前記固着具を挿通する取付孔を開設すると共に、上端には、前記折板屋根等の裏面に当接する当接片を設け、又、前記板体には、一方に膨出させると共に、上、下端に亘って連通した膨出溝部を形成し、更に、前記膨出溝部は、前記板体の上、下に亘って拡幅又は減幅するように形成したことを特徴とする。
請求項2に係る折板屋根等吊金具用補強プレートは、請求項1において、膨出溝部が、板体の略中央に形成している。
請求項3に係る折板屋根等吊金具用補強プレートは、請求項1又は2の何れかにおいて、吊り杆が、ネジ山を備えたボルト軸で形成するとともに、膨出溝部には、内方に向けて突出させた切り起し爪を形成して、この切り起し爪が前記吊り杆のネジ山に係止されるようにしている。
請求項4に係る折板屋根等吊金具用補強プレートは、請求項1〜3の何れかにおいて、膨出溝部が、吊り杆を抱持するように略筒状に形成すると共に、この膨出溝部の基端には、板体が重合される重合部を設け、この重合部に取付孔を開設し、固着具によって前記重合部を締め付けて吊り杆を固定するようにしている。
本発明によれば、次のような効果がある。
請求項1に係る折板屋根等吊金具用補強プレートによれば、吊り杆を添設する一枚の板体と、前記吊り杆を固定するための固着具と、より構成してなり、前記板体の上端に折板屋根等の裏面に当接する当接片を設けた簡易な構造にしている。
そのため、吊り杆の曲げ調節を行った後に、前記一枚の板体を前記吊り杆に着脱自在にできるため、折板屋根等吊金具の施工を簡単且つ確実に行うことができる。
又、前記板体は、一方に膨出させると共に、上、下端に亘って連通した膨出溝部を形成し、更に、前記膨出溝部は、前記板体の上、下に亘って拡幅又は減幅するように形成してなる。
そのため、折板屋根等吊金具の設置後においても、前記膨出溝部の拡幅又は減幅の許容範囲内で吊り杆の曲げ調節を行うことができ、前記吊り杆の曲げ調節を簡単且つ確実に行うことができる。
請求項2に係る折板屋根等吊金具用補強プレートによれば、膨出溝部は、板体の略中央に形成しているので、板体の略中央で吊り杆の曲げ調節を行うことができ、前記吊り杆が板体から外れる恐れがなく、曲げ調節をより確実に行うことができる。
請求項3に係る折板屋根等吊金具用補強プレートによれば、吊り杆は、ネジ山を備えたボルト軸で形成するとともに、膨出溝部には、内方に向けて突出させた切り起し爪を形成して、この切り起し爪が前記吊り杆のネジ山に係止されるようにしている。
そのため、前記一枚の板体を前記吊り杆に装着した際、この板体の切り起し爪が前記吊り杆のネジ山に係止されるため、前記一枚の板体がズレることなく確実に装着されて折板屋根等吊金具の施工をより確実に行うことができる。
請求項4に係る折板屋根等吊金具用補強プレートによれば、膨出溝部は、吊り杆を抱持するように略筒状に形成すると共に、この膨出溝部の基端には、板体が重合される重合部を設け、この重合部に取付孔を開設し、固着具によって前記重合部を締め付けて吊り杆を固定するようにしているため、取付けた吊り杆を外被させずに取付けることができ、意匠的効果を高めることができる。
以下、本発明に係る折板屋根等吊金具用補強プレートAを図面とともに説明する。
図1は、本発明に係る折板屋根等吊金具用補強プレートAの一実施例を概略した分解斜視図であり、図2(a)、(b)は、図1で示した折板屋根等吊金具用補強プレートAの正面図及び要部側面図である。
この折板屋根等吊金具用補強プレートAは、吊り杆T1の下端に耳保持部T2備えた軒樋吊金具T3を設け、吊り杆T1の上端を、折板屋根Yに挿通して固定される折板屋根等吊金具Tに用いるものであって、吊り杆T1を添設する一枚の板体1と、この添設した吊り杆T1を固定するための固着具2と、より構成してなる。
板体1は、固着具2を挿通する取付孔11を適所に開設すると共に、上端には、折板屋根Yの裏面に当接する当接片12を設けている。
ここでは、板体1上端の両側に、当接片12を何れも前方に向けて突設したものを例示しているが、例えば、当接片12を前、後の異なる方向に向けて各々形成したり、或いは、板体1上端の一側にのみ形成することも可能である。
又、板体1の両側端には、当接片12の両側片を延設させて補強リブ12aを形成しており、当接片12の強度を高めている。
なお、板体1の形状は、上方から下方に向けて狭くした略逆台形状に形成して、板体1を小型化しているが、これに限定されるものではなく、折板屋根Yの断面波形状等に応じて適宜選択できる。
又、板体1の略中央には、前方に膨出させると共に、上、下端に亘って連通した膨出溝部13を形成している。
この膨出溝部13は、板体1の上、下端の何れか一方から他方に向けて徐々に拡幅又は減幅するように形成しており、ここでは、板体1の下端から上端に向けて徐々に拡幅(板体1の上端から下端に向けて徐々に減幅)するように形成した膨出溝部13を例示している。
この膨出溝部13の拡幅又は減幅は、吊り杆T1の曲げ調節を行った後に、該吊り杆1を膨出溝部13内に収容できる程度(吊り杆T1の曲げを許容できる程度)に形成されていれば良い。
また、膨出溝部13の形状は、本実施例のものに限定されず、例えば、板体1の略中央に、前方に膨出させて略半円状に形成すると共に、板体1の上、下に亘って拡幅又は減幅したものでも構わない。
本実施例の吊り杆T1は、ネジ山T11を備えたボルト軸で形成され、板体1の膨出溝部13には、内方に向けて突出させた切り起し爪15を形成し、この切り起し爪15が吊り杆T1のネジ山T11に係止されるようにして、板体1と吊り杆T1の係止を確実に行うようにしている。
また、切り起し爪15は、膨出溝部13に複数形成して、吊り杆T1との係止をより確実に行うことも可能であり、更に、切り起し爪15の形状も、図例のような切り起した板状のものに限定されず、例えば、板体1の内方に向けて膨出させたリブであっても良く、ネジ山T11に係止できるように形成されていれば良い。
このような切り起し爪15を形成しておけば、この切り起し爪15が吊り杆T1のネジ山T11間の谷に嵌り込み、確実に係止するため、一枚の板体1がズレることなく折板屋根等吊金具Tの施工をより確実に行うことができる。
固着具2は、一枚の板体1と、吊り杆T1を確実に固着できるものであれば良く、ここでは、板体1の下端近傍の両側に開設した取付孔11にボルト21を背面側から挿通し、このボルト21を貫通する穴部22を設けた固定プレート23を背面側に配置し、この固定プレート23の穴部22にボルト21を貫通させて該固定プレート23を吊り杆T1に接合させた後、ボルト21の先端にナット24を螺着して、一枚の板体1に吊り杆T1を固着する構造のものを例示している。
以上のように構成した本発明に係る折板屋根等吊金具用補強プレートAは、以下の要領で使用する。
先ず、軒樋吊金具T3を備えた吊り杆T1の上端を、折板屋根Yに挿通し、この吊り杆T1の上端部にゴムパッキン等を備えたナット等の締着具からなる固定部材T4を螺合して、折板屋根Yに折板屋根等吊金具Tを取付ける。
そして、折板屋根Yの屋根勾配に応じて、軒樋(不図示)が水平に設置されるように、吊り杆T1を周知手段によって若干曲げ加工を行い調節する。
次に、一枚の板体1の膨出溝部13に吊り杆T1を収容し、この吊り杆T1を挟み込むようにして固定プレート23を背面側の下端近傍に配置し、板体1の正面側からボルト21を取付孔11及び穴部22に貫通させた後、ボルト21の先端にナット24を仮締めして、吊り杆T1に一枚の板体1を仮止めする。
本実施例の固定プレート23は、補強の為に両端をビート加工している。そのビート加工先端は、ボルト押え面より突起しており、ボルト21の先端にナット24を螺着すると、固定プレート23の両先端が、吊り杆T1のネジ山T11間の谷に嵌り込み、確実に係止する。
最後に、仮止めした板体1を上方に押し上げて、上端に設けた当接片12を、折板屋根Yの裏面に当接させたうえで、ナット24を確実に締付け、施工を完了する。
このように、本発明の折板屋根等吊金具用補強プレートAによれば、吊り杆T1の曲げ調節を行った後に、一枚の板体1を吊り杆T1に装着できるため、折板屋根等吊金具Tの施工を簡単且つ確実に行うことができる。
又、板体1の略中央には、下端から上端に向けて徐々に拡幅された膨出溝部13を形成しているため、折板屋根等吊金具Tの施工を完了した設置後においても、膨出溝部13の許容範囲内で吊り杆T1の曲げ調節を行うことができるのである。
なお、上記施工要領は、一例に過ぎず、これに限定されるわけではない。
図3は、本発明に係る折板屋根等吊金具用補強プレートAの他の実施例を概略した分解斜視図であり、図4(a)〜(c)は、図3で示した折板屋根等吊金具用補強プレートAの正面図、平面図、側面図である。
ここで、図1、2と共通する部位には、同一の符号を付して重複する説明を省略し、以下では、実施例の特徴についてのみ説明する。
本実施例では、膨出溝部13が吊り杆T1を抱持するように略筒状に形成すると共に、この膨出溝部13の基端には、板体1が重合される重合部13aを設け、この重合部13aに取付孔11を開設し、固着具2によって重合部13aを締め付けて吊り杆T1を固定する構造にしている。
すなわち、本実施例の膨出溝部13は、図1、2で示したような板体1を膨出させた構造ではなく、板体1の略中央を筒状に加工して膨出溝部13を形成したものである。
この膨出溝部13でも、図1、2と同様、上、下端の何れか一方から他方に向けて徐々に拡幅又は減幅するように形成しており、ここでは、板体1の下端から上端に向けて徐々に拡幅するように形成した膨出溝部13を例示している。
なお、膨出溝部13の拡幅又は減幅は、吊り杆T1の曲げ調節を行った後に、該吊り杆T1を膨出溝部13内に収容できる程度(吊り杆T1の曲げを許容できる程度)に形成されていれば良い。
このように形成した膨出溝部13の基端には、近接した二片の重合部13aが形成され、これら重合部13aの適所に、取付孔11を各々開設している。
なお、本実施例の固着具2は、ボルト21及びナット24で構成してなり、固定プレート23は不要である。
以上のように構成した本発明に係る折板屋根等吊金具用補強プレートAは、以下の要領で使用する。
先ず、軒樋吊金具T3を備えた吊り杆T1の上端を、折板屋根Yに挿通し、この吊り杆T1の上端部にゴムパッキン等を備えたナット等の締着具からなる固定部材T4を螺合して、折板屋根Yに折板屋根等吊金具Tを取付ける。
そして、折板屋根Yの屋根勾配に応じて、軒樋(不図示)が水平に設置されるように、吊り杆T1を周知手段によって若干曲げ加工を行い調節する。
次に、一枚の板体1を、図4(b)で示すように、両端を掴んで図中矢印の方向に押し開くと、膨出溝部13の重合部13aが離間して開放され、この開放部分から吊り杆T1を収容する。
そして、吊り杆T1を収容した板体1を上方に押し上げて、上端に設けた当接片12を、折板屋根Yの裏面に当接させたうえで、取付孔11の一方からボルト21を挿通してナット24で締付ければ、近接された重合部13aが密着して重合され、切り起し爪15が吊り杆T1のネジ山T11に係止すると共に、膨出溝部13の下端部で吊り杆T1を抱持して吊り杆T1を確実に固定できる。
このように、本発明の折板屋根等吊金具用補強プレートAによれば、固着具2を更に簡易な構造にすることができるうえ、取付けた吊り杆T1が膨出溝部13に抱持されるため、吊り杆T1を外被させずに取付けでき、意匠的効果を高めることができる。
図5は、本発明に係る折板屋根等吊金具用補強プレートAの更に他の実施例を概略した分解斜視図であり、図6(a)〜(c)は、図5で示した折板屋根等吊金具用補強プレートAの正面図、平面図、要部側面図である。
ここで、図1〜4と共通する部位には、同一の符号を付して重複する説明を省略し、以下では、実施例の特徴についてのみ説明する。
本実施例では、図3、4と同様、膨出溝部13が吊り杆T1を抱持するように略筒状に形成すると共に、この膨出溝部13の基端には、板体1が重合される重合部13aを設け、この重合部13aに取付孔11を開設し、固着具2によって重合部13aを締め付けて吊り杆T1を固定する構造にしている。
只、本実施例の膨出溝部13は、図3、4の構造と異なり、1枚の板体1を2つ折にすることで膨出溝部13を略筒状に形成している点で相違するものである。
このように構成した本発明に係る折板屋根等吊金具用補強プレートAは、以下の要領で使用する。
先ず、軒樋吊金具T3を備えた吊り杆T1の上端を、折板屋根Yに挿通し、この吊り杆T1の上端部にゴムパッキン等を備えたナット等の締着具からなる固定部材T4を螺合して、折板屋根Yに折板屋根等吊金具Tを取付ける。
そして、折板屋根Yの屋根勾配に応じて、軒樋(不図示)が水平に設置されるように、吊り杆T1を周知手段によって若干曲げ加工を行い調節する。
次に、一枚の板体1を、図6(b)で示すように、両端を掴んで図中矢印の方向に押し開くと、膨出溝部13の重合部13aが離間して開放され、この開放部分から吊り杆T1を収容する。
そして、吊り杆T1を収容した板体1を上方に押し上げて、上端に設けた当接片12を、折板屋根Yの裏面に当接させたうえで、取付孔11の一方からボルト21を挿通してナット24で締付ければ、近接された重合部13aが密着して重合され、切り起し爪15が吊り杆T1のネジ山T11に係止すると共に、膨出溝部13の下端部で吊り杆T1を抱持して吊り杆T1を確実に固定できる。
このように、本発明の折板屋根等吊金具用補強プレートAによれば、固着具2を更に簡易な構造にすることができるうえ、取付けた吊り杆T1が膨出溝部13に抱持されるため、吊り杆T1を外被させずに取付けでき、意匠的効果を高めることができる。
本発明に係る折板屋根等吊金具用補強プレートAの一実施例を概略した分解斜視図である。 (a)、(b)は、図1で示した折板屋根等吊金具用補強プレートAの正面図及び要部側面図である。 本発明に係る折板屋根等吊金具用補強プレートAの他の実施例を概略した分解斜視図である。 (a)〜(c)は、図3で示した折板屋根等吊金具用補強プレートAの正面図、平面図、要部側面図である。 本発明に係る折板屋根等吊金具用補強プレートAの更に他の実施例を概略した分解斜視図である。 (a)〜(c)は、図5で示した折板屋根等吊金具用補強プレートAの正面図、平面図、側面図である。
折板屋根等吊金具用補強プレート
Y 折板屋根
折板屋根等吊金具
T1 吊り杆
T11 ネジ山
T2 耳保持部
T3 軒樋吊金具
1 板体
11 取付孔
2 固着具
12 当接片
13 膨出溝部
13a 重合部
15 切り起し爪

Claims (4)

  1. 吊り杆の下端に耳保持部を備えた軒樋吊金具を設け、前記吊り杆の上端を、折板屋根等に挿通して固定される折板屋根等吊金具に用いるための補強プレートであって、
    前記補強プレートは、前記吊り杆を添設する一枚の板体と、この添設した前記吊り杆を固定するための固着具と、より構成してなり、
    前記板体は、前記固着具を挿通する取付孔を開設すると共に、上端には、前記折板屋根等の裏面に当接する当接片を設け、又、前記板体には、一方に膨出させると共に、上、下端に亘って連通した膨出溝部を形成し、更に、前記膨出溝部は、前記板体の上、下に亘って拡幅又は減幅するように形成したことを特徴とする折板屋根等吊金具用補強プレート。
  2. 請求項1において、
    膨出溝部は、板体の略中央に形成している折板屋根等吊金具用補強プレート。
  3. 請求項1又は2の何れかにおいて、
    吊り杆は、ネジ山を備えたボルト軸で形成するとともに、膨出溝部には、内方に向けて突出させた切り起し爪を形成して、この切り起し爪が前記吊り杆のネジ山に係止されるようにしている折板屋根等吊金具用補強プレート。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、
    膨出溝部は、吊り杆を抱持するように略筒状に形成すると共に、この膨出溝部の基端には、板体が重合される重合部を設け、この重合部に取付孔を開設し、固着具によって前記重合部を締め付けて吊り杆を固定するようにしている折板屋根等吊金具用補強プレート。
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