JP4430958B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は燃料供給装置に係り、特に車両の燃料タンク(被供給体)に顧客(運転者)自身が燃料供給操作を行うセルフサービス方式の燃料供給装置に関する。
例えば、ガソリンや軽油等の油液を車両の燃料タンクに供給する燃料供給システムを例に挙げて以下説明する。
セルフサービス方式の燃料供給装置が設置された給液所等では、顧客(運転者)自身が給液量の設定、給液作業、給液料金の精算を行うようになっている。そのため、顧客(運転者)は、給液料金の精算方法を指定した後、給液を行う前に設定器のスイッチ操作により所定の油種、給液量または給液金額などの入力を行うようになっている。給液料金の精算方法としては、現金で支払う方法、プリペイドカードやクレジットカードで支払う方法等がある。
そして、セルフサービス方式の燃料供給装置では、例えば、現金支払いの場合、現金支払い機に紙幣を入金すると、入金金額と伝票番号(バーコード)とが印字された仮伝票が発行される。顧客(運転者)は、この仮伝票を受け取ると、空いている計量機の前へ車両を移動させる。続いて、仮伝票を計量機に設けられたバーコード読み取り機に挿入して伝票番号(バーコード)を読み取らせる。
次に顧客(運転者)は、設定器の各種操作釦を押圧操作して給液方法(プリセット給液または満タン給液)、油種、給液量または給液金額の設定を行う。そして、給液を開始すると、給液量が流量計によって計測されて、流量表示器に表示される数値が更新される。
このようにして車両への給液が終了すると、顧客(運転者)は、釣り銭がある場合には仮伝票を持って釣り銭機の前に移動する。そして、釣り銭機のバーコード読み取り機に仮伝票を挿入して伝票番号(バーコード)を読み取らせる。釣り銭機では、伝票番号に対応する釣り銭情報をPOS本体から読み込んで釣り銭を排出する。その後、釣り銭機は、プリンタから給液量、給液金額が印字された伝票(レシート)を発行する(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記のように構成された従来の燃料供給装置においては、給液前に発行される仮伝票と給液後に発行される伝票との2枚の伝票を受け取ることになるため、顧客にしてみれば煩わしいといった問題が生じる。
そのため、燃料供給装置に入金機及び伝票発行機を設け、紙幣を入金すると、入金金額が記載された預り証を発行し、給液後に供給量に応じた情報(給液された量、金額、釣り銭額等)が印字された伝票を発行する方法が開発されつつある。この方法においては、そして、釣り銭がある場合には、釣り銭の情報が記載された伝票を釣り銭機に読み取らせて釣り銭を受け取ることになる。また、伝票は、ロール状に巻回された伝票用紙に印字されるため、印字しながら伝票が伝票発行機の伝票排出口から排出され、印字が終了すると、印字領域が伝票排出口から露出されるまで紙送り動作が行われる。その後、顧客自身が伝票排出口から排出された伝票を伝票排出口より受け取る。
特開平4−57794号公報
しかしながら、上記のように構成された従来の燃料供給装置においては、例えば、給液を行った顧客が伝票を取らずに帰ってしまい、次の顧客が紙幣の入金をした場合には、伝票排出口から排出された前回の預り証及び領収書に続いて次回の預り証及び領収書が発行されることになるため、次回の給液を行う顧客が前回の預り証及び領収書と今回の預り証及び領収書を受け取ることになり、顧客は給液終了後に発行される領収書に対応する預り証がどれであるのかを判別しなければならず、煩わしさを感じるという問題があった。
また、紙幣が入金された場合、入金金額が印字された伝票を預り証として発行することが検討されているが、入金後に預り証を発行し、給液終了後に領収書を発行する場合、預り証と領収書とを個別に切断してしまうと、顧客が受け取る伝票数が増加してしまい、煩わしいという問題があった。
そこで、本発明は上記課題を解決した燃料供給装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、貨幣を投入するための貨幣投入手段と、被供給体に対して燃料を供給するための燃料供給手段と、ロール状に巻回された伝票用紙を引き出しながら当該伝票用紙に印字することにより伝票を作成して発行する伝票発行機と、該伝票発行機の伝票排出口に設けられ、前記伝票の送出方向と直交する方向に延在形成されたカッタを有する切断手段と、前記貨幣投入手段により投入された貨幣の額に基づき前記燃料供給手段より前記被供給体への燃料の供給量を制御する燃料供給制御手段と、前記伝票発行機からの伝票発行を制御する伝票発行制御手段と、を備え、前記伝票発行制御手段は、前記貨幣投入手段により貨幣の投入が確認された段階で、当該貨幣を預かったことを示す預り証を前記伝票発行機より送出させ、前記燃料供給手段での燃料の供給が終了した段階で、供給した燃料に関する情報が印字された領収書を発行させ、当該領収書の発行が完了した場合に前記切断手段のカッタを作動させて前記伝票排出口から排出された前記領収書を前記伝票用紙から切断することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記伝票発行制御手段が、前記預り証を送出させた後、前記燃料供給手段による燃料供給の有無に応じて前記伝票を発行させるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記伝票を発行させないと判断した場合には、前記切断手段のカッタを作動させて前記伝票排出口から排出された前記預り証を前記伝票用紙から切断することを特徴とする。
本発明によれば、貨幣投入手段により貨幣の投入が確認された段階で、当該貨幣を預かったことを示す預り証を伝票発行機より送出させ、燃料供給手段での燃料の供給が終了した段階で、領収書を伝票発行機より発行させると共に、切断手段のカッタを作動させて伝票排出口から排出された領収書を票用紙から切断するため、顧客としては預り証と領収書とが一体化された1枚の伝票を受け取ることになり、従来のように預り証と領収書との2枚の伝票を受け取ることによる煩わしさを解消することができる。
以下、図面と共に本発明の一実施例について説明する。
図1は本発明になる燃料供給装置の一実施例が適用された給液システムの構成図である。
図1に示されるように、給液システム10は、給液エリア12に設置された釣り銭機14と、複数の燃料供給装置16(16〜16)と、事務所18内に設置されたPOS本体20と、POS本体20に接続された記憶装置22とを有する。釣り銭機14は、釣り銭を支払うための装置であり、係員の釣り銭補充作業を容易にするため、事務所の近傍に設けられている。
燃料供給装置16は、セルフサービス給液方式の計量機24と、計量機24に搭載された設定器26と、料金をその場で精算するための自動支払機(入金機)28とを有する。また、釣り銭機14及び複数の燃料供給装置16(16〜16)は、通信回線(例えば、SS−LAN)30を介してPOS本体20と接続されている。
また、給液エリア12には、燃料供給装置16(16〜16)の周辺を監視するための監視カメラ32〜32が設けられている。監視カメラ32〜32は、カメラ分割ユニット34に接続されており、監視カメラ32〜32により撮像された画像はカメラ分割ユニット34を介して監視モニタ36に転送される。監視モニタ36は、監視カメラ32〜32により撮像された複数の画像を同時に分割表示する。
図2は燃料供給装置16の正面図である。
図2に示されるように、燃料供給装置16は、セルフサービス方式の計量機24からなり、設定操作部38と、設定操作部38の両側に起立する支柱40,42と、上部に横架されたホース支持部44とを有する。
計量機24の内部には、後述する各給液系統の電磁弁と、給液ポンプと、流量計などの各機器が設けられている。
設定操作部38には、静電気除去シート46と、静電気除去シート46の右側に配置された設定器26と、自動支払機(入金機)28と、インタホン48とが設けられている。設定器26は、液晶モニタなどからなるタッチパネル(表示部)49を有し、タッチパネル49に表示された設定入力画面に触れることで油種(軽油、レギュラーガソリン、ハイオクガソリン)を選択、給液量の入力操作などを行える。また、設定器26の上方に配置されて人検知センサ50が設けられており、人検知センサ50がオンになると、顧客が設定器26の前にいるものと判断して、設定器26に設定入力画面が表示される。
また、人検知センサ50としては、例えば、光センサあるいはイメージセンサなどを用いたものであり、給液操作を行う操作者が設定器26の前に立ったことを検知してその検知信号を出力する。
自動支払機28は、紙幣挿入部(貨幣投入手段)52と、カード挿入部54と、レシート発行部56とを有する。紙幣挿入部52は、挿入された紙幣の種別(千円札、2千円札、5千円札、一万円札)を鑑別する鑑別機能を有しており、顧客が挿入した紙幣の金額を設定器26に表示させる。
カード挿入部54は、給液所が発行したプリペイドカード、あるいはクレジットカードを挿入されると、カードに記憶された情報を読み取り、給液が可能かどうかを設定器26に表示させる。
レシート発行部(伝票発行手段)56は、自動支払機28に紙幣(貨幣)が投入された時点で投入された紙幣の金額を印字した預り証を送出し、また、給液が終了すると、液種、給液量、給液金額、消費税、合計金額、釣り銭額などの給液情報を記載したレシート(領収書)を発行する。
また、計量機24の前面パネル58には、給液ノズル60を掛止するノズル掛け62が3箇所に設けられている。給液ノズル60は、ホース支持部44から吊り下げられた給液ホース64が連通接続されている。
図3は燃料供給装置16の各機器の構成を示すブロック図である。
図3に示されるように、燃料供給装置16の制御回路(制御手段)66には、各給液経路に設けられた電磁弁68、給液ポンプ70、流量計72、メモリ80、人検知センサ50、ノズル掛け62に設けられたノズルスイッチ74、自動支払機28に設けられた紙幣鑑別部76、設定器26、カード挿入部52に設けられたカードR/W78、インタホン48、レシート発行部56に設けられたプリンタ82、レシート発行部56の排出口に設けられたレシートカッタ部83(切断手段)が接続されている。レシートカッタ部83は、伝票の排出方向と直交する方向に延在形成されたカッタを有し、後述するように印字が終了した伝票を切断するように構成されている。
メモリ80には、伝票発行機からの伝票発行を制御する制御プログラム(伝票発行制御手段)と、紙幣(貨幣)の投入が確認された段階で、当該入金金額を預かったことを示す預り証をレシート発行部56より送出させ、燃料の供給が終了した段階で、供給した燃料に関する情報が印字された領収書を発行させ、当該領収書の発行が完了した場合にレシートカッタ部83のカッタを作動させて伝票排出口から排出された領収書を伝票用紙から切断するように制御する制御プログラムとが格納されている。
図4は設定器26のタッチパネル49に表示される給液開始画面の一例を示す図である。
図4に示されるように、給液開始画面84は、給液量の表示領域84aにゼロL(リットル)を表示し、税込金額の表示領域84bにゼロ円を表示する。さらに、給液開始画面84では、支払方法の表示領域84cに現金、入金金額の表示領域84dに入金された金額(例えば、5000円)、液種の表示領域84eに予め設定された液種(例えば、レギュラー)及び単価(例えば、95円)、給液方法の表示領域84fに予め設定された給液方法(プリセット給液または満タン給液)、釣り銭額の表示領域84gに現在の給液金額に対応した釣り銭額が表示される。
制御回路66は、給液が開始されて流量計72から流量パルスが出力されると、流量パルスの積算値から求まる給液量に応じた給液金額の値を逐次更新すると共に、給液量の表示領域84aに給液量を表示する。
図5は設定器26のタッチパネル49に表示される給液終了画面の一例を示す図である。
図5に示されるように、給液終了画面86は、給液量の表示領域86aに30L(リットル)を表示し、税込金額の表示領域86aに2993円を表示する。さらに、給液終了画面86では、支払方法の表示領域86cに現金、入金金額の表示領域86dに入金された金額(例えば、5000円)、液種の表示領域86eに予め設定された液種(例えば、レギュラー)及び単価(例えば、95円)、給液方法の表示領域86eに予め設定された給液方法(プリセット給液または満タン給液)、釣り銭額の表示領域84fに2007円が表示される。また、表示領域84fの下方には、確認釦(操作部)88が表示される。
このように、給液終了画面86では、入金金額(5千円)から給液量に対応する給液金額と消費税の合計(2993円)を減算した釣り銭額(2007円)が表示されるので、顧客(運転者)は釣り銭額をその場で確認することができる。そのため、給液終了後に釣り銭機14へ移動して釣り銭を受けることができ、釣り銭を忘れることが防止される。
さらに、プリセット給液を行っている給液途中において、給液ノズル60の液面検知機構(図示せず)により液面検知されて自動閉弁機構(図示せず)が作動した場合でも、プリセット値(設定量)が給液されていないので、顧客(運転者)は、釣り銭があることを確認できる。
図6は給液終了後に発行されるレシートの印字例を示す図である。
図6に示されるように、給液終了後、レシート発行部56のプリンタ82からレシート(領収書)90が発行される。
レシート90には、店名90a、電話番号90b、発行年月日・時間90c、給液された液種-給液量90d、単価90e、小計90f、消費税90g、合計90h、預り金90i、釣り銭90j、伝票番号90kなどが印字される伝票領域90Aと、伝票番号を識別するためのバーコード90m、紙幣挿入部52に挿入された紙幣の金額を預り金額90nが印字される預り証領域90Bとを有する。
レシート90は、レシート発行部56からX方向に送出されるため、入金して確認釦がオンに操作されると預り証領域90Bが印字され、続いて給液が終了して給液ノズル60をノズル掛け62に戻した場合には、伝票領域90Aが印字される。また、レシート90では、伝票領域90Aと預り証領域90Bとの境界線KLは、破線で示すようにレシート90の途中位置にあるが、顧客が入金後に給液操作を完了した場合には、伝票領域90Aと預り証領域90Bとが一体となったレシート90が発行される。
また、レシート90は、顧客が入金後に給液を操作しないで給液ノズル60をノズル掛け62に戻した場合には、預り証領域90Bのみが印字された状態で切断される。
図7はレシート発行部56の構成例を示す斜視図である。
図7に示されるように、レシート発行部56は、ロール状に巻回された伝票用紙100と、伝票用紙100をX方向に送出する一対の回転ローラ102と、伝票用紙100に印刷を行うプリンタ80の印字ヘッド104と、伝票用紙100を送出方向と直交するY方向に延在するレシートカッタ部83のカッタ106と、印字されたレシート90を排出する伝票排出口108とを有する。
印字ヘッド104は、例えば、熱転写型ヘッドからなり、回転ローラ102による伝票用紙100の送り速度に同期して印字を行うように構成されている。レシートカッタ部83のカッタ106は、モータまたはソレノイド等の駆動源により待機位置から切断位置に駆動されて伝票用紙100を切断するように設けられている。
ここで、燃料供給装置16の制御回路66が実行する制御処理について図8及び図9を参照して説明する。
図8に示されるように、制御回路66は、ステップS11(以下「ステップ」を省略する)において、自動支払機28に紙幣が挿入されたかどうかをチェックする。S11で自動支払機28に紙幣が挿入されると、S12に進み、挿入された紙幣の種別(金額)が紙幣鑑別部76で鑑別され、その結果、タッチパネル49に入金金額を表示する(図4参照)。
次のS13では、選択された油種や給液量(満タン給液またはプリセット給液)あるいは給液金額(入金額を上限とする金額プリセット)などの給液情報をタッチパネル49に表示して設定する。続いて、タッチパネル49に表示された確認釦88がオンに操作されたかどうかをチェックする。
顧客がタッチパネル49に表示された給液情報を確認して確認釦88がオンに操作されると、S15に進み、プリンタ80より伝票用紙100に預り証領域90B(バーコード90m、預り金額90n)を印字したレシート90を預り証として送出する。
続いて、S16に進み、ノズル掛け62に設けられたノズルスイッチ74がオフかどうかをチェックする。S16において、ノズルスイッチ74がオンのままであるときは、ノズル掛け62に給液ノズル60が掛けたままで給液操作が行われないものと判断し、S17に進む。
S17では、キャンセル釦(図示せず)がオンに操作されたかどうかを確認する。S17において、キャンセル釦(図示せず)がオンに操作されないときは、上記S16に戻り、ノズル掛け62に設けられたノズルスイッチ74がオフかどうかをチェックする。また、S17において、キャンセル釦(図示せず)がオンに操作されたときは、S18に進み、レシートカッタ部83のカッタ106(図7参照)を切断位置に駆動させてレシート90を切断する。これにより、顧客は、伝票排出口108から排出されたレシート90を受け取ることができる。この場合、レシート90には、預り証領域90B(バーコード90m、預り金額90n)のみが印字されているので、当該顧客は、このレシート90を釣り銭機14に読み取らせて入金した金額の払い戻しを受けることができる。
また、上記S16において、ノズルスイッチ74がオフになると、ノズル掛け62から給液ノズル60が外されて車両(図示せず)の給液口に挿入されたものと判断し、S19に進む。S19では、POS本体20に対して給液要求信号を出力する。
続いて、S20では、POS本体20から給液許可信号が入力されたかどうかをチェックする。S20において、係員が当該燃料供給装置16に対する給液許可釦(図示せず)をオンに操作してPOS本体20から給液許可信号が入力されると、S21に進み、電磁弁68を開弁させると共に、給液ポンプ70に駆動信号を出力する。
顧客(運転者)が給液ノズル60のノズルレバー(図示せず)を開弁位置に操作すると、車両の燃料タンクに給液開始される。そして、当該燃料供給装置16の流量計72が給液量に応じた流量パルスを出力すると、流量パルスを積算して積算流量(給液量)を算出すると共に、S22で実給液量、給液金額、液種単価をタッチパネル49に表示する(図5参照)。
次のS23では、給液金額(消費税を含む)が入金額に達したかどうかを確認する。S23において、給液金額(消費税を含む)が入金額に達していないときは、S24に進み、ノズル掛け62に設けられたノズルスイッチ74がオンかどうかをチェックする。S24において、ノズルスイッチ74がオンになると、ノズル掛け62に給液ノズル60が戻されて当該車両(図示せず)への給液が終了したものと判断し、図9に示すS25に進む。あるいは、上記S23において、給液金額(消費税を含む)が入金額に達したときは、金額プリセットが終了したものと判断してS25に進む。
S25では、給液ポンプ70へ出力されていた駆動信号の出力を停止する。続いて、S26では、入金額及び実給液データ(給液量、給液金額、消費税を含む)を釣り銭機14へ出力する。次のS27でPOS本体20から釣り銭額及び伝票番号が入力されたかどうかをチェックする。
S27において、POS本体20から釣り銭額及び伝票番号が入力されると、S28に進み、入金額、給液金額、釣り銭額をタッチパネル49に表示する(図5参照)。このように、給液中は、入金額、給液金額、釣り銭額をタッチパネル49に表示するため、釣り銭の有無をその場で確認でき、釣り銭があるのに釣り銭を受け取らないといった不都合を解消することが可能になる。
続いて、S29では、タッチパネル49に表示された確認釦88がオンに操作されたかどうかをチェックする。S29において、タッチパネル49に表示された確認釦88がオンに操作されると、S30に進み、全給液情報を釣り銭機14及びPOS本体20へ出力する。
その後、S31では、レシート発行部56のプリンタ82により預り証領域90Bが印字され、続いて実給液情報(少なくとも単価、給液量、給液金額、消費税)及び伝票番号等が伝票領域90Aに印字され、伝票領域90Aと預り証領域90Bとが連続形成されたレシート(領収書)90を発行させる(図6参照)。次のS32では、レシート90の印字が終了したか否かを確認しており、印字が終了した場合には、S33に進み、レシートカッタ部83のカッタ106(図7参照)を切断位置に駆動させてレシート90を切断する。これにより、顧客は、伝票排出口108から排出されたレシート90を受け取ることができる。次のS34では、タッチパネル49に表示された給液情報を消去する。
これにより、顧客は、伝票排出口108から排出された伝票領域90Aと預り証領域90Bとが印字された1枚のレシート90を受け取ることができる。そのため、伝票領域90Aと預り証領域90Bとが別々に印字された2枚のレシートを受け取るよりも顧客の手間を省くことが可能になる。
ここで、POS本体20が実行する制御処理について図10を参照して説明する。
図10に示されるように、POS本体20は、S41において、自動支払機28から入金額データが入力されたかどうかをチェックする。S41において、入金額データが入力された場合は、S42に進み、燃料供給装置16から実給液データが入力されたかどうかをチェックする。S42において、入金額及び実給液データが入力されないときは、S42に進み、伝票番号が入力されたかどうかをチェックする。
S43において、伝票番号が入力されないときは、S44に進み、釣り銭支払い済みかどうかをチェックする。S44において、釣り銭支払い済みでないときは、S45に進み、給液要求信号が入力されたかどうかをチェックする。S44において、給液要求信号が入力されないときは、S43に進み、給液許可の指示が入力されたかどうかをチェックする。S43において、給液許可の指示が入力されないときは、上記S41に戻る。
また、上記S42において、実給液データが入力されたときは、S46に進み、釣り銭額を演算する。続いて、S47に進み、釣り銭額及び伝票番号を含む給液情報を記憶装置22に記憶する。次のS48では、釣り銭額及び伝票番号を燃料供給装置16に出力する。
また、上記S43において、伝票番号が入力されたときは、S49に進み、釣り銭が支払済みかどうかを確認する。S49において、釣り銭が支払済みでないときは、S50に進み、伝票番号に対応する釣り銭額を燃料供給装置16に出力する。また、上記S39において、釣り銭が支払済みであるときは、上記S50の処理を省略する。
また、上記S44において、釣り銭支払い済みのときは、S51に進み、伝票番号に対応する釣り銭額を支払い済みとして記憶装置22に記憶する。
また、上記S45において、給液要求信号が入力されたときは、S52に進み、給液待ちを表示する。また、S53において、給液許可の指示が入力されたときは、S54に進み、給液許可信号を燃料供給装置16に出力する。続いて、S55に進み、給液待ち表示を消去する。これで、POS本体20の処理は終了する。
ここで、釣り銭機14が実行する制御処理について図11を参照して説明する。
図11に示されるように、レシート90が釣り銭機14のバーコード読み取り機(図示せず)に挿入されると、釣り銭機14は、S61でレシート90に印字されたバーコード90nを読み取ったかどうかをチェックする。S61において、バーコード90nのパターンを読み取ると、バーコード90nのパターンに対応する伝票番号をPOS本体20に出力する。
次のS63では、POS本体20から伝票番号に対応する釣り銭額が入力されたかどうかをチェックする。S63において、釣り銭額が入力されると、S64に進み、釣り銭を排出する。続いて、S65に進み、伝票番号に対する釣り銭支払い済みをPOS本体20に出力する。
このように、顧客(運転者)は、給液終了後に燃料供給装置16で発行されたレシート90を釣り銭機14のバーコード読み取り機(図示せず)に挿入することにより、釣り銭を受けることができる。
尚、上記実施の形態では、液晶モニタからなるタッチパネルを設定器に用いた構成を一例として説明したが、これに限らず、例えば、他の形式の設定器を用いた構成でも良い。
また、地上設置型の計量機に取り付けられた構成を一例として挙げたが、これに限らず、懸垂式の給液装置にも適用できるのは勿論である。
また、上記実施の形態では、ガソリンや軽油等の油液を車両の燃料タンクに給液する場合を一例として挙げたが、これに限らず、油液以外の燃料(例えば、燃料電池車で消費される水素、あるいはLPG車やCNG車などで燃料として消費されるガス等)を供給するシステムにも適用できるのは勿論である。
本発明になる燃料供給装置の一実施例が適用された給液システムの構成図である。 燃料供給装置16の正面図である。 燃料供給装置16の各機器の構成を示すブロック図である。 設定器26のタッチパネル49に表示される給液開始画面の一例を示す図である。 設定器26のタッチパネル49に表示される給液終了画面の一例を示す図である。 給液終了後に発行されるレシートの印字例を示す図である。 レシート発行部56の構成例を示す斜視図である。 燃料供給装置16の制御回路66が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。 図8の制御処理に続いて制御回路66が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。 POS本体20が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。 釣り銭機14が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 給液システム
12 給液エリア
14 釣り銭機
16(16〜16) 燃料供給装置
20 POS本体
22 記憶装置
24 計量機
26 設定器
28 自動支払機
30 通信回線
32〜32 監視カメラ
34 カメラ分割ユニット
36 監視モニタ
38 設定操作部
49 タッチパネル
50 人検知センサ
52 紙幣挿入部
54 カード挿入部
56 レシート発行部
62 ノズル掛け
60 給液ノズル
66 制御回路
70 給液ポンプ
72 流量計
78 カードR/W
80 メモリ
82 プリンタ
83 レシートカッタ部
88 確認釦
90 レシート
90A 伝票領域
90B 預り証領域
100 伝票用紙
102 回転ローラ
104 印字ヘッド
106 カッタ
108 伝票排出口

Claims (2)

  1. 貨幣を投入するための貨幣投入手段と、
    被供給体に対して燃料を供給するための燃料供給手段と、
    ロール状に巻回された伝票用紙を引き出しながら当該伝票用紙に印字することにより伝票を作成して発行する伝票発行機と、
    該伝票発行機の伝票排出口に設けられ、前記伝票の送出方向と直交する方向に延在形成されたカッタを有する切断手段と、
    前記貨幣投入手段により投入された貨幣の額に基づき前記燃料供給手段より前記被供給体への燃料の供給量を制御する燃料供給制御手段と、
    前記伝票発行機からの伝票発行を制御する伝票発行制御手段と、
    を備え、
    前記伝票発行制御手段は、前記貨幣投入手段により貨幣の投入が確認された段階で、当該貨幣を預かったことを示す預り証を前記伝票発行機より送出させ、前記燃料供給手段での燃料の供給が終了した段階で、供給した燃料に関する情報が印字された領収書を発行させ、当該領収書の発行が完了した場合に前記切断手段のカッタを作動させて前記伝票排出口から排出された前記領収書を前記伝票用紙から切断することを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記伝票発行制御手段は、
    前記預り証を送出させた後、前記燃料供給手段による燃料供給の有無に応じて前記伝票を発行させるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記伝票を発行させないと判断した場合には、前記切断手段のカッタを作動させて前記伝票排出口から排出された前記預り証を前記伝票用紙から切断することを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
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