JP4429891B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

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Description

本発明は、食器洗浄機に関するものである。詳しくは、食器乾燥工程に洗浄槽から排出される空気を脱臭する技術に関するものである。
食器洗浄工程に続いて食器乾燥工程を実行する食器洗浄機が知られている。食器洗浄機は、食器洗浄工程で、送風ファンが洗浄槽内に外部から空気を送風する。洗浄槽内に送風された空気はヒータに加熱されて高温な空気になる。洗浄槽を通過した空気は、排出経路から外部に排出される。
排出経路から排出される空気は、残菜フィルタに貯まっている残菜等から発する臭気をともなっている。特許文献1には、排出経路の途中に脱臭器を設ける技術が記載されている。排出空気は、脱臭器を通過することによって脱臭される。
なお、ここで言う「食器洗浄工程」とは、食器を洗浄する工程のみならず、その後に食器をすすぐ工程をも含んでいる。
特開2000−23893号公報
脱臭器は、通過抵抗(圧力損失)を有している。このため、排出経路に脱臭器を設けて排出空気を脱臭すると、送風ファンが洗浄槽に送風する空気量が減少する。洗浄槽に送風する空気量が減少すると、食器を乾燥する時間が長くなってしまう。
本発明は、その問題を解決するためになされたものであり、脱臭器を設けても、食器を乾燥するまでの時間が長くなるのを抑制可能な食器洗浄機を提供することを課題とする。
本発明の食器洗浄機は、食器洗浄工程に続いて食器乾燥工程を実行する。その食器洗浄機は、食器を収容する洗浄槽と、食器乾燥工程で洗浄槽内に外部から乾燥用の空気を送風する送風手段と、第1経路と第2経路を含んでおり、送風手段が洗浄槽内に送風した空気を外部に排出する排出経路と、第2経路に介装されており、第2経路を通過する排出空気を脱臭する脱臭器と、第1経路に介装されている開閉手段を備えている。開閉手段が閉じた状態では第1経路が遮断されるために第2経路のみを排出空気が通過し、開閉手段が開いた状態では第1経路と第2経路の両経路を排出空気が通過する。食器乾燥工程の開始時点から、排出空気が脱臭器を通過しないで済む程度に排出空気の臭気が弱くなる特定の時点までは開閉手段を閉状態に維持し、前記特定の時点から食器乾燥工程の終了時点までは開閉手段を開状態に維持する。
洗浄槽から排出される空気の臭気は、食器乾燥工程が開始されたときには強く、その後に弱くなる。このため、食器乾燥工程の開始時点から、排出空気が脱臭器を通過しないで済む程度に排出空気の臭気が弱くなる時点までは開閉手段を閉状態にしておいて、第2経路に介装されている脱臭器にのみ排出空気を通過させれば、排出空気の脱臭が効率的に行われる。食器乾燥工程の上記の特定の時点に開閉手段が開状態になり、脱臭器で脱臭されない空気が外部に排出されても、臭気が弱くなっているので問題にならない。開閉手段が閉状態から開状態に移行すると、排出経路の通過抵抗が小さくなるので、洗浄槽内に送風される空気量が多くなる。従って、食器乾燥工程の上記の特定の時点から食器乾燥工程の終了時点までは開閉手段を開状態にして洗浄槽内に空気を多く送風することで、脱臭器を設けても、食器を乾燥する時間が長くなるのを抑制することができる。
上記の食器洗浄機において、送風手段は、食器乾燥工程の上記の特定の時点からより強く運転することが好ましい。
送風手段が食器乾燥工程の上記の特定の時点からより強く運転すると、より多くの空気が洗浄槽内に送風され、食器を乾燥するまでの時間がより短くなる。
上記の食器洗浄機において、開閉手段は、弁体と、弁体を閉側に付勢する弾性体を備えており、弁体の上流側と下流側の圧力差が所定値以上になると、弁体が弾性体の付勢力に抗して動くことで閉状態から開状態に移行することが好ましい。
弁体の上流側と下流側の圧力差は、送風手段が強く運転して排出空気量が多くなると大きくなり、送風手段が弱く運転して排出空気量が少なくなると小さくなる。上述の食器洗浄機によれば、送風手段の運転強さと開閉手段の開閉を連動させることができる。
後述する実施例の主要な特徴を記載する。
(1)食器洗浄機の本体内には、引き出し可能な洗浄槽が収容されている。洗浄槽と扉は一体に形成されている。
(2)洗浄槽の前方下側には、乾燥ファンが装着されている。乾燥ファンは、乾燥経路を経由して外部空気を洗浄槽内に吹き込む。乾燥経路の出口部近傍には、ヒータが装着されている。乾燥ファンとヒータは、コントローラによって制御される。
(3)洗浄槽の前方壁には、洗浄槽空気出口が設けられている。扉内には、排出部が取り付けられている。扉の正面には、排出口が設けられている。
排出部は箱状のケーシング、脱臭器、第1開閉部を備えている。ケーシングの後壁には、排出部入口が開口している。排出部入口は、洗浄槽の洗浄槽空気出口と連通している。ケーシングの前壁には、排出部出口が開口している。排出部出口は、扉の排出口と連通している。排出部入口から排出部出口までを連通する空気排出経路が設けられている。
脱臭器と第1開閉部は、空気排出経路に並列に介装されている。第1開閉部は、第1弁体、シャフト、スプリングを備えている。シャフトは、第1弁体を回動可能に支持している。スプリングは、第1弁体を閉側に付勢している。
第2開閉部は、第2弁体とシャフトを備えている。そのシャフトは、第2弁体を回動可能に支持している。ケーシングに空気が吹き込まれていないときには、第2弁体は、脱臭器に向かう経路を閉じている。
(4)洗浄工程とすすぎ工程では、ケーシングに空気が吹き込まれない。このため、第2開閉部は閉じている。そのことによって、脱臭器に水が入り込むのが防止されている。
(5)乾燥工程が開始されると、乾燥ファンが駆動されるとともに、ヒータがオンになる。乾燥ファンが駆動されると、洗浄槽内に外部の空気が吹き込まれる。ヒータがオンになると、洗浄槽内の空気温度が高くなる。吹き込まれた空気は、洗浄槽内を通過してから、洗浄槽空気出口、排出部、排出口を経由して外部に排出される。
(6)乾燥工程が開始されたときには、乾燥ファンを弱く運転して洗浄槽に吹き込む空気量を少なくする。このため、第1開閉部は閉じた状態を維持する。この状態でも、第2開閉部は開く。よって、排出部に入り込んだ空気は、全て脱臭器を通過する。乾燥工程が進行してから、乾燥ファンを強く運転して洗浄槽に吹き込む空気量を多くする。すると、第1開閉部が開いて、排出部に入り込んだ空気は脱臭器と第1開閉部の両方を通過する。
本発明の食器洗浄機に係る一実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、食器洗浄機10の扉14には、取っ手15、ロックレバー16、操作パネル18、排出口62が設けられている。使用者が取っ手15に手を掛けて前方側に引くと、扉14とともに洗浄槽30(後述する)が本体12から引き出される。ロックレバー16を横方向にスライドさせると、扉14のロック、およびロック解除を行うことができる。操作パネル18には、使用者が食器洗浄機10を操作するためのボタンや、食器洗浄機10の動作状態を確認するランプ等が設けられている。
排出口62は、扉14内に装着されている排出部70と接続されている。
図2は、食器洗浄機10の模式的断面図である。本体12内には、洗浄槽30が収容されている。洗浄槽30は、扉14と一体に形成されている。本体12は、図示しないローラとレールを介して、洗浄槽30をスライド可能に支持している。洗浄槽30内には、食器カゴ34が取り付けられている。食器カゴ34は、異なる種類の食器17(大皿、小皿、コップ、丼等)を保持するために、それらの食器17に対応した形状に形成されている。洗浄槽30の底部には、吸込凹部36が形成されている。吸込凹部36を覆って、メッシュ状の残菜フィルタ32が取り付けられている。洗浄槽30の後方壁30aには、洗浄ポンプ38が固定されている。洗浄ポンプ38は、モータ38bと、モータ38bの回転軸に取り付けられたインペラ38aを備えている。洗浄ポンプ38の吸込口38cと吸込凹部36は、吸込流路37によって接続されている。吸込凹部36の上方には、ヒータ35が装着されている。
回転ノズル31は、洗浄槽30の底面30bに回転可能に取り付けられている。回転ノズル31と洗浄ポンプ38の吐出口38dは、吐出流路39によって接続されている。回転ノズル31には、噴出孔31aが形成されている。一部の噴出孔31aは、水を噴射したときに、回転ノズル31に回転モーメントを発生させるように、その形状が設定されている。
排水ポンプ42は、モータ42bと、モータ42bの回転軸に取り付けられたインペラ42aを備えている。排水ポンプ42の吸込口42cと吸込凹部36は、第1排水流路40によって接続されている。本体12の後方壁12aの外方側には、外部排水流路46が接続されている。外部排水流路46と排水ポンプ42の吐出口42dは、第2排水流路44によって接続されている。
第2排水流路44の途中には、エアー抜き部44aが形成されている。エアー抜き部44aは、エアー抜き経路48によって洗浄槽30と連通されている。エアー抜き経路48の径は、第2排水流路44のそれよりも小さい。第2排水流路44の外部排水流路46との接続部近傍には、U字状に形成されたトラップ部44bが設けられている。トラップ部44bの径は、それ以外の第2排水流路44の径よりも大きい。トラップ部44bの下流側(外部排水流路46側)には、排水逆止弁50が装着されてる。排水逆止弁50は、外部排水流路46から第2排水流路44に向けて排水が逆流するのを防止する。第2排水流路44のエアー抜き部44aとトラップ部44bとの間には、変形可能なホース部44cが設けられている。ホース部44cは、洗浄槽30が本体12から引き出されたり、収容されたりするときに変形する。
本体12の後方壁12aの内方側には、給水弁51が固定されている。給水弁51は、ソレノイド51aと、ソレノイド51aに駆動されるポペット51bを備えている。ポペット51bは、ソレノイド51aが励磁されていない状態では、スプリング(図示省略)に付勢されて給水弁51の入口51dを閉じている。ソレノイド51aが励磁されると、ポペット51bはスプリングの付勢力に抗して移動し、入口51dを開く。
本体12の後方壁12aの外方側には、外部給水流路53が接続されている。外部給水流路53には、水道水(冷水)が直接給水されることもあるし、給湯器で水道水を加熱した温水が給水されることもある。外部給水流路53と給水弁51の入口51dは、第1給水流路54によって接続されている。給水弁51の出口51cと洗浄槽30は、変形可能なホースである第2給水流路52によって接続されている。第2給水流路52は、洗浄槽30が本体12から引出されたり、収容されたりするときに変形する。
洗浄槽30の後方壁30aには、水位検出器56が固定されている。水位検出器56は、水位室56a、水位室56a内に配置されたフロート56b、フロート56bに固定されて水位室56aから上方に突き出しているバー56c、バー56cの上方に設けられているスイッチ56dを備えている。水位検出器56の水位室56aと吸込凹部36は、水位流路58によって接続されている。
洗浄槽30の底面30bの前方下側には、乾燥ファン60が装着されている。乾燥ファン60は、モータ60aと、モータ60aの回転軸に取り付けられたファン60bを備えている。乾燥ファン60には、乾燥経路61の一端61aが接続されている。乾燥経路61の他端61bは、洗浄槽30の前方壁30cに開口している。乾燥経路61は逆U字状に形成されており、洗浄槽30内の洗浄水が乾燥ファン60側に入り込んでしまうのが防止されている。洗浄槽30の前方壁30cには、洗浄槽空気出口71が開口している。
洗浄槽サーミスタ43が、洗浄槽30の底面30bに装着されている。洗浄槽サーミスタ43は、洗浄槽30に洗浄水が入れられているときには洗浄水温度を検出し、洗浄水が入れられていないときには洗浄槽30内の空気温度を検出する。
扉14内には、コントローラ41が装着されている。コントローラ41は、CPU、ROM、RAM等を備えており、食器洗浄機10の動作を制御する。コントローラ41には、上述した操作パネル18、ヒータ35、洗浄ポンプ38、排水ポンプ42、給水弁51、水位検出器56、乾燥ファン60、洗浄槽サーミスタ43が電気的に接続されている。
洗浄槽30の上方には、シール蓋63が装着されている。シール蓋63は、昇降機構(図示省略)によって洗浄槽30と連結されている。洗浄槽30が本体12に収容されている状態では、シール蓋63は降下して洗浄槽30の上部開口部に蓋をする。洗浄槽30が本体12から引き出されると、シール蓋63は上昇して洗浄槽30の上部開口部を開放する。
図3に示すように、排出部70は箱状のケーシング80、脱臭器73、第1開閉部72、第2開閉部90を備えている。ケーシング80は、扉14内に、前壁74を食器洗浄機10の前方側に向けた状態で装着されている。ケーシング80の後壁76には、排出部入口77が開口している。排出部入口77は、複数のスリット78を有している。排出部入口77は、扉14の洗浄槽空気出口71と連通している。ケーシング80の前壁74には、排出部出口75が開口している。排出部出口75は、扉14の排出口62と連通している。
脱臭器73は、その側部84がケーシング80の一方側の側壁83に接し、かつケーシング80の前壁74と後壁76の間に挟まれた状態で、ケーシング80内に取り付けられている。脱臭器73は、上下方向に空気が通過可能であり、多孔性セラミックス(MnO触媒付き)や活性炭等の吸着剤を用いた成形体を内蔵することによって、通過する空気を脱臭する。ケーシング80内には、その他方側の側壁79から脱臭器73まで水平に延びる隔壁81が形成されている。隔壁81の脱臭器73側の部位には、上下方向に貫通する孔82が設けられている。ケーシング80と隔壁81によって、排出部入口77から排出部出口75に至る排出経路が形成される。
図4に示すように、第1開閉部72は、第1弁体85、シャフト86、スプリング87を備えている。第1弁体85は、略平板状に形成されている。シャフト86は、第1弁体85を回動可能に支持している。スプリング87はツル巻バネであり、シャフト86によって挿通された状態で、一端88が第1弁体85の上面に接触するとともに他端89がケーシング80の後壁76に固定されている。従って、第1弁体85は、スプリング87に付勢されて隔壁81に接触する。第1弁体85は、隔壁81に接触すると貫通孔82を塞ぐ(以下、第1弁体85が貫通孔82を塞いでいる状態を「第1開閉部72:閉」、第1弁体85が隔壁81から離れて貫通孔82を塞いでいない状態を「第1開閉部72:開」と言う)。
第2開閉部90は、第2弁体91とシャフト93を備えている。第2弁体91は、略平板状に形成されている。シャフト93は、第2弁体91を回動可能に支持している。第2弁体91は、第1開閉部72の第1弁体85とは異なり、スプリングによって付勢されていない。ケーシング80には、その厚さ方向に延びるストッパ92が形成されている。第2弁体91は、それ自体の重さによって、傾斜した姿勢で先端がストッパ92に当接している。
食器洗浄機10は、洗浄工程、すすぎ工程、乾燥工程の順に動作して食器を洗浄する。
使用者が操作パネル18に設けられているスタートボタンをオンにすると、洗浄工程が開始される。洗浄工程では、最初に給水弁51が開く。給水弁51が開くと、外部給水流路53から水道水が第1給水流路54と第2給水流路52を経由して洗浄槽30に給水される。洗浄槽30に水道水が給水されると、洗浄水の水位が上昇してゆく。洗浄水は、吸込凹部36と水位流路58を流れて水位検出器56の水位室56aに入る。洗浄水の水位上昇とともに、水位室56a内の水位も上昇する。水位室56aの水位が上昇すると、フロート56bが浮き上がり、それとともにバー56cが上昇する。バー56cが上昇してその上端がスイッチ56dを押し上げると、水位検出器56はオンになる。水位検出器56がオンになるときには、洗浄槽30の水位は、ヒータ35が洗浄水に完全に浸るよりも僅かに高くなっている。
水位検出器56がオンになると、給水弁51が閉じる。そして、洗浄ポンプ38が駆動されるとともに、ヒータ35がオンになる。洗浄ポンプ38が駆動されると、モータ38bの回転にともなってインペラ38aも回転する。インペラ38aが回転すると、洗浄ポンプ38は、洗浄槽30内の洗浄水を吸込凹部36と吸込流路37を経由して吸込む。洗浄ポンプ38は、吸込んだ洗浄水を吐出流路39に吐出する。洗浄水39は、吐出流路39から回転ノズル31に送込まれ、噴出孔31aから勢い良く噴出する。噴出孔31aから噴出した洗浄水は、食器17を洗浄する。食器17を洗浄した洗浄水は、吸込凹部36と吸込流路37を経由して洗浄ポンプ38に再び吸込まれる。このように、吸込凹部36から吸込まれた洗浄水が回転ノズル31の噴出孔31aから噴出し、再び吸込凹部36に吸込まれる循環が繰り返されることにより、食器17は洗浄される。食器17から洗い流された残菜は、残菜フィルタ32で濾し取られる。なお、食器洗浄機10の運転を開始する前に、使用者によって洗剤が食器カゴ34の所定部位に投入されている。
ヒータ35がオンになると、洗浄水の温度が上昇する。洗浄水の温度は洗浄槽サーミスタ43によって検出される。洗浄槽サーミスタ43によって検出された洗浄水温度に基づいてヒータ35はオン/オフ制御され、洗浄水温度は所定範囲(例えば、45〜60℃)に維持される。
洗浄水温度が所定範囲に維持されてから所定時間(例えば、10分)が経過すると、ヒータ35をオフにするとともに、洗浄ポンプ38を停止する。そして、排水ポンプ42を所定時間(例えば、40秒間)駆動する。駆動された排水ポンプ42は、第1排水流路40を経由して吸込凹部36から洗浄水を吸込む。排水ポンプ42は、吸込んだ洗浄水を第2排水流路44に吐出する。第2排水流路44に吐出された洗浄水は、外部排水流路46に排出される。排水ポンプ42の駆動時間は、洗浄槽30から洗浄水を全て排水するのに十分な時間とされている。洗浄槽30から洗浄水が全て排水されると、U字状に形成されているトラップ部44bに排水が貯まる。トラップ部44bに排水が貯まっていると、外部排水流路46から洗浄槽30内に不快な臭いが漏れるのが防止される。
排水ポンプ42が停止すると、エアー抜き経路48を通って洗浄槽30からエアー抜き部44aに空気が入り込む。エアー抜き部44aに空気が入り込むと、第2排水流路44がサイホンとして機能することがない。このため、外部排水流路46から第2排水流路44に排水が逆流するのが防止される。
洗浄工程に続いて、すすぎ工程が行われる。すすぎ工程が開始されると、給水弁51が開く。給水弁51が開くと、外部給水流路53、第1給水流路54、第2給水流路52を経由して水道水が洗浄槽30に給水される。水位検出器56がオンになると、給水弁51が閉じ、洗浄ポンプ38が駆動される。洗浄ポンプ38が駆動されると、ノズル31からすすぎ水が噴出し、食器17のすすぎが行われる。すすぎ工程中には、ヒータ35がすすぎ水を加熱して温水にする。洗浄ポンプ38が駆動を開始してから所定時間(例えば、1分)が経過すると、洗浄ポンプ38が停止されるとともに、排水ポンプ42を所定時間駆動することによって、洗浄槽30からすすぎ水を排水する。このようなすすぎ工程は、所定回数(例えば、3回)繰り返される。
洗浄工程やすすぎ工程では、排出部70を排出空気が通過しない。このため、第2開閉部90は、第2弁体91がストッパ92に当接することによって閉じている。洗浄工程やすすぎ工程では、ノズル31から噴出した水(洗浄水や、すすぎ水)が排出部70の排出部入口77からケーシング80内に侵入することがある。上述したように、洗浄工程やすすぎ工程では、第2開閉部90が閉じている。このため、脱臭器73に水が入り込むのが防止されている。
すすぎ工程に続いて、乾燥工程が行われる。乾燥工程が開始されると、ヒータ35がオンになるとともに、乾燥ファン60が駆動される。ヒータ35がオンになると、洗浄槽30内の空気温度が高くなる。乾燥ファン60が駆動されると、洗浄槽30内に外部の空気が吹き込まれる(送風される)。吹き込まれた空気は、洗浄槽30内を通過してから、洗浄槽空気出口71、排出部70、排出口62を経由して外部に排出される(排出部70の動作については、後述にて詳細に説明する)。このように、洗浄槽30内が高温になるとともに、洗浄槽30に外部から空気が吹き込まれることによって、食器17の乾燥が行われる。
乾燥工程中には、洗浄槽サーミスタ43の検出値に基づいて、ヒータ35がオン/オフ制御され、洗浄槽30内の空気温度が所定範囲(例えば、59〜60℃)に維持される。乾燥ファン60の駆動開始から所定時間(例えば、45分)が経過した場合には、ヒータ35をオフにするとともに、乾燥ファン60を停止する。
以上で、一連の洗浄工程、すすぎ工程、乾燥工程が終了する。
排出部70の動作について説明する(図3、図4参照)。
既に説明したように、乾燥ファン60が駆動されると、洗浄槽30内に外部から空気が吹き込まれる。洗浄槽30内を通過した空気は、扉14の洗浄槽空気出口71から排出部70の排出部入口77を通過してケーシング80内に入り込む。ケーシング80内に入り込んだ空気は、脱臭器73を下方から上方に向けて通過する。脱臭器73を通過した空気は脱臭される。脱臭器73を通過した空気は、排出部出口75と扉14の排出口62を通って外部に排出される。
コントローラ41が乾燥ファン60に供給される電力の電圧を調整すると、洗浄槽30に吹き込まれる空気量が変化する。乾燥ファン60に供給する電力の電圧を高く調整すると、乾燥ファン60の回転数が高くなり(強く運転され)洗浄槽30に吹き込まれる空気量が多くなる。乾燥ファン60に供給する電力の電圧を低く調整すると、洗浄槽30に吹き込まれる空気量が少なくなる。洗浄槽30に吹き込まれる空気量が少ない場合には、第1開閉部72の上流側圧力は、それほど高くならない。このため、第1開閉部72は、閉じたままの状態を維持する。第2開閉部90は、その上流側の圧力が、それほど高くならなくても開く。よって、ケーシング80内に入り込んだ空気は、脱臭器73のみを通過する。
洗浄槽30に吹き込まれる空気量が多くなると、第1開閉部72の上流側圧力が高くなる。このため、第1開閉部72は、スプリング87の付勢力に抗して第1弁体85が回動することによって開く。第1開閉部72が開くと、ケーシング80内に入り込んだ空気は、脱臭器73と第1開閉部72の両方を通過する。
すすぎ工程が終了したときには、洗浄槽30は高温であるとともに、残菜フィルタ32には濾し取られた残菜が湿った状態で貯まっている。このため、洗浄槽30内には、強い臭気の空気が存在する。また、すすぎ工程が終了したときには、洗浄槽30内には水蒸気が閉じこめられている。このため、すすぎ工程に続く乾燥工程が開始されたときに、洗浄槽30に吹き込まれる空気量が多いと、脱臭器73の脱臭能力が追いつかなくなって、臭気が強い空気が排出されてしまう。また、その空気には大量の水蒸気が含まれている。排出された水蒸気は白く視認される。
本実施例の食器洗浄機10は、乾燥工程が開始されたときに、乾燥ファン60を制御して洗浄槽30に吹き込む空気量を少なくする。洗浄槽30に吹き込む空気量が少ないと、上述したように、第1開閉部72は閉じた状態を維持し、ケーシング80内に入り込んだ空気は、全て脱臭器73を通過する。この場合には、脱臭器73を通過する空気量が少ないので、排出される空気は十分に脱臭される。また、空気とともに排出される水蒸気の量も少なくなる。
乾燥工程が進行すると、洗浄槽30内が乾燥してゆく。このため、残菜フィルタ32に貯まっている残菜も乾燥して発する臭気が少なくなるとともに、洗浄槽30内の水蒸気の量も減少する。そこで、乾燥工程が進行し、臭気と水蒸気量が減少したときには、乾燥ファン60が洗浄槽30に吹き込む空気量を多くする。洗浄槽30に吹き込む空気量が多くなると、既に説明したように、第1開閉部72が開いて、ケーシング80内に入り込んだ空気は脱臭器73と第1開閉部72の両方を通過する。このため、脱臭器73で脱臭されない空気が排出口62から外部に排出されるが、臭気が弱くなっているので、問題は生じない。また、洗浄槽30に吹き込まれる空気量が多くなると、当然ながら排出口62から排出される空気量も多くなるが、それに含まれる水蒸気量が少なくなっているので、水蒸気は明瞭に視認されない。洗浄槽30に吹き込む空気量が多くなると、食器を乾燥する時間を短縮することができる(食器を効率的に乾燥することができる)。
これに対して、第1開閉部72を設けておかないと、乾燥ファン60が洗浄槽30に吹き込んだ空気は、全て脱臭器73を通過することになる。このため、脱臭器73の通過抵抗(圧力損失)によって、乾燥ファン60は洗浄槽30に空気を多く吹き込むことができない。すなわち、洗浄槽30を効率的に乾燥することができない。
図5のグラフを参照しながら、乾燥工程における排出空気量、第1開閉部72の開度等の関係を例示する。
図5の横軸は乾燥工程の経過時間(分)に対応している。左側の縦軸は、第1開閉部72の開度(開口面積割合)(%)と、臭気残存率(%)に対応している。右側の縦軸は、排出される空気量(×10−3/s)に対応している。グラフ中の実線は、第1開閉部72の開度を示している。点線は、排出空気量を示している。一点鎖線は、1−ブタノールを試薬として用いた場合の臭気残存率(%)を示している。二点鎖線は、リモネンを試薬として用いた場合の臭気残存率(%)を示している。臭気残存率は、所定量の1−ブタノールあるいはリモネンを洗浄槽30内に投入し、乾燥行程中に外部に排出される空気をガスクロマトグラフィで分析して求めたものである。グラフの上部の〔1〕〜〔4〕は、説明の便宜上記載したものであり、シーケンス〔1〕〜シーケンス〔4〕を示している。
シーケンス〔1〕は、乾燥工程の初期であり、洗浄槽30内の空気は臭気も強く、多量の水蒸気を含んでいる。このため、シーケンス〔1〕では、空気量を少なくしており(0.8×10−3/s)、第1開閉部72も閉じたまま(開度0%)である。すなわち、排出される空気は、全て脱臭器73を通過している。シーケンス〔1〕の間に、臭気残存率は急激に低下している。
シーケンス〔2〕では、空気量を徐々に増加させている。第1開閉部72は閉じた状態を維持している。臭気残存率は、さらに減少している。
シーケンス〔3〕でも、空気量を徐々に増加させている。シーケンス〔3〕の空気増加率は、シーケンス〔2〕のそれよりも大きい。シーケンス〔3〕の開始時点で、第1開閉部72は開きはじめる。シーケンス〔3〕が終了するときには、第1開閉部72は大きく開いている(開度80%)。シーケンス〔2〕とシーケンス〔3〕で徐々に空気量を増加させたことによって、第1開閉部72の開度も徐々に大きくなってゆき、第1開閉部72を通過する空気量も多くなる。従って、シーケンス〔2〕とシーケンス〔3〕が進行するのにつれて、脱臭器73を通過する空気量に対する第1開閉部72を通過する空気量の割合が高まってゆく。第1開閉部72を通過する空気量の割合が高まっていっても、同時に臭気残存率が減少しているので、外部に排出される空気の臭気は強くならない。
シーケンス〔4〕では、空気量を一定(3×10−3/s)にしている。このため、第1開閉部72の開度も一定(80%)のままである。
このように、減少してゆく臭気残存率に対応して空気量を増加させることによって、外部に排出される空気の臭気を抑制しつつ、効率的に食器を乾燥するのに成功している。
第1開閉部72は、上述した構成に限られるものではない。例えば、ステッピングモータ等の駆動手段で第1弁体85を駆動することもできる。その場合、乾燥ファン60を積極的に制御しなくてもよい。乾燥ファン60を積極的に制御しなくても、駆動手段で第1弁体85を駆動して第1開閉部72を開けば、乾燥ファン60が洗浄槽30に吹き込む空気量が増加する。
第1開閉部72の第1弁体85を付勢するスプリング87を設けなくてもよい。第1弁体85を付勢しなくても、第1開閉部72は、第1弁体85自体の重量によって閉じる。
第1開閉部72は、上述した構成に限られない。例えば、ポペットタイプであってもよい。
第1開閉部72を設けず、排出された空気が全て脱臭器73を通過するように構成してもよい。この場合にも、乾燥工程の途中までは洗浄槽30に吹き込む空気量を少なくし、その後に洗浄槽に吹き込む空気量を多くする。乾燥工程の途中まで洗浄槽30に吹き込む空気量を少なくすると、臭気が強い乾燥工程の初期段階に、脱臭器30が脱臭を効率的に行うことができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
食器洗浄機の外観斜視図。 食器洗浄機の模式的断面図。 排出部の断面図。 図3のIV−IV線矢視図。 乾燥工程中における排出空気量、第1開閉部の開度、臭気残存率の変化を例示するグラフ。
符号の説明
10:食器洗浄機
12:本体、12a:後方壁
14:扉
15:取っ手
16:ロックレバー
17:食器
18:操作パネル
30:洗浄槽、30a:後方壁、30b:底面、30c:前方壁
31:回転ノズル、31a:噴出孔
32:残菜
34:食器カゴ
35:ヒータ
36:吸込凹部
37:吸込流路
38:洗浄ポンプ、38a:インペラ、38b:モータ、38c:吸込口、38d:吐出口
39:吐出流路
40:第1排水流路
41:コントローラ
42:排水ポンプ、42a:インペラ、42b:モータ部、42c:吸込口、42d:吐出口
43:洗浄槽サーミスタ
44:第2排水流路、44a:エアー抜き部、44b:トラップ部、44c:ホース部
46:外部排水流路
48:エアー抜き経路
50:排水逆止弁
51:給水弁、51a:ソレノイド、51b:ポペット、51c:出口、51d:入口
52:第2給水流路
53:外部給水流路
54:第1給水流路
56:水位検出器、56a:水位室、56b:フロート、56c:バー、56d:スイッチ
58:水位流路
60:乾燥ファン、60a:モータ、60b:ファン
61:乾燥経路、61a:一端、61b:他端
62:排出口
63:シール蓋
70:排出部
71:洗浄槽空気出口
72:第1開閉部
73:脱臭器
74:前壁
75:排出部出口
76:後壁
77排出部入口
78:スリット
79:側壁
80:ケーシング
81:隔壁
82:貫通孔
83:側壁
84:側部
85:第1弁体
86:シャフト
87:スプリング
88:スプリングの一端
89:スプリングの他端
90:第2開閉部
91:第2弁体
92:ストッパ
93:シャフト

Claims (3)

  1. 食器洗浄工程に続いて食器乾燥工程を実行する食器洗浄機であり、
    食器を洗浄する洗浄槽と、
    食器乾燥工程で洗浄槽内に外部から乾燥用の空気を送風する送風手段と、
    第1経路と第2経路を含んでおり、送風手段が洗浄槽内に送風した空気を外部に排出する排出経路と、
    第2経路に介装されており、第2経路を通過する排出空気を脱臭する脱臭器と、
    第1経路に介装されている開閉手段を備えており、
    開閉手段が閉じた状態では第1経路が遮断されるために第2経路のみを排出空気が通過し、開閉手段が開いた状態では第1経路と第2経路の両経路を排出空気が通過し、
    食器乾燥工程の開始時点から、排出空気が脱臭器を通過しないで済む程度に排出空気の臭気が弱くなる特定の時点までは開閉手段を閉状態に維持し、前記特定の時点から食器乾燥工程の終了時点までは開閉手段を開状態に維持することを特徴とする食器洗浄機。
  2. 送風手段は、食器乾燥工程の前記特定の時点からより強く運転することを特徴とする請求項1に記載の食器洗浄機。
  3. 開閉手段は、弁体と、弁体を閉側に付勢する弾性体を備えており、弁体の上流側と下流側の圧力差が所定値以上になると、弁体が弾性体の付勢力に抗して動くことで閉状態から開状態に移行することを特徴とする請求項2に記載の食器洗浄機。
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