JP4428813B2 - アナログ出力回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明はアナログ出力回路に関し、特に、入力されたアナログ電位と同じ電位を出力するアナログ出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図13は、従来の差動増幅器20の構成を示す回路図である。図13において、この差動増幅器20は、定電流源21、PチャネルMOSトランジスタ22,23および抵抗素子24,25を含む。PチャネルMOSトランジスタ22と23は同じサイズであり、抵抗素子24と25は同じ抵抗値を有する。
【0003】
定電流源21は、第1電源電位VCCのラインとノードN21との間に接続される。PチャネルMOSトランジスタ22は、ノードN21とN22の間に接続され、そのゲートは反転入力端子20aに接続される。PチャネルMOSトランジスタ23は、ノードN21とN23の間に接続され、そのゲートは非反転入力端子20bに接続される。抵抗素子24,25は、それぞれノードN22,N23と第2電源電位VSSのラインとの間に接続される。
【0004】
定電流源21の出力電流Ibは、PチャネルMOSトランジスタ22と23に分流される。入力端子20aの電位VIN1と入力端子20bの電位VIN2とが同一である場合は、PチャネルMOSトランジスタ22に流れる電流Ib1とPチャネルMOSトランジスタ23に流れる電流Ib2とが同一になってノードN22の電位VOUT1とノードN23の電位VOUT2とは同一になる。したがって、差動増幅器20の出力電圧VOUT=VOUT1−VOUT2は0(V)となる。
【0005】
また、入力電位VIN1が入力電位VIN2よりも低い場合は、Ib1がIb2よりも大きくなり、VOUT1がVOUT2よりも高くなる。したがって、出力電圧VOUTは正の電圧となる。また、入力電位VIN1が入力電位VIN2よりも高い場合は、Ib1がIb2よりも小さくなり、VOUT1がVOUT2よりも低くなる。したがって、出力電圧VOUTは負の電圧となる。この出力電圧VOUTは、入力電位差VIN2−VIN1を増幅した電圧となる。
【0006】
しかし、このような差動増幅器20では、PチャネルMOSトランジスタ22と23のサイズに差があったり、抵抗素子24と25の抵抗値に差がある場合は、入力電位VIN1とVIN2が等しいときでも出力電圧VOUTは0(V)にならない。このときの出力電圧は、オフセット電圧と呼ばれる。
【0007】
図14は、差動増幅器のオフセット電圧を補償するためのオフセット電圧補償機能を有する電圧フォロワ30の構成を示す回路図である。このような電圧フォロワ30は、たとえばEuro Display '96(p.247〜250)に開示されている。
【0008】
図14において、この電圧フォロワ30は、差動増幅器31、スイッチ32〜35、キャパシタ36,37、入力端子38、および出力端子39を含む。差動増幅器31以外の素子32〜37はオフセット電圧補償回路を構成する。スイッチ32は、差動増幅器31の出力端子31cと反転入力端子31aとの間に接続される。スイッチ33,34は、差動増幅器31の出力端子31cと非反転入力端子31bとの間に直列接続される。スイッチ35は、入力端子38と差動増幅器31の非反転入力端子31bとの間に接続される。
【0009】
キャパシタ36は、スイッチ33と34の間のノードと差動増幅器31の反転入力端子31aとの間に接続される。キャパシタ36は、所定の容量値Cofを有し、差動増幅器31のオフセット電圧Vofを電荷として保持する。キャパシタ37は、差動増幅器31の非反転入力端子31bと第2電源電位VSSのラインとの間に接続される。キャパシタ36は、所定の容量Caを有し、入力電位VINを電荷として保持する。差動増幅器31の出力端子31cは、電圧フォロワ30の出力端子39に接続される。
【0010】
次に、この電圧フォロワ30の動作について説明する。ステップS1では、図15に示すように、スイッチ35がオンとなり、キャパシタ37に入力電位VIN分の電荷Qa=Ca・VINが蓄えられる。また、スイッチ32,33がオンし、キャパシタ36に蓄えられていた電荷が消去(リセット)される。ステップS2では、図16に示すように、リセットが終了したのでスイッチ33,35がオフする。
【0011】
ステップS3では、図17に示すように、スイッチ34がオンし、オフセット電圧Vofが検出される。すなわちキャパシタ36にはオフセット電圧Vof分の電荷ΔQが蓄えられ、キャパシタ37の電荷がδQだけ増加してQa+ΔQとなり、キャパシタ37の端子電圧がVINからVIN′に変化する。このとき、以下の式が成り立つ。
【0012】
【数1】
【0013】
ステップS4では、図18に示すように、オフセット電圧Vofの検出が終了したので、スイッチ34がオフする。ステップS5では、図19に示すように、スイッチ32がオフしてスタンバイ状態となる。ステップS6では、図20に示すように、スイッチ33がオンし、検出したオフセット電圧Vofが差動増幅器31の反転入力端子31aにフィードバックされ、電圧フォロワ30の出力電圧VOUTがオフセット電圧Vof分だけ低下する。このとき電圧フォロワ30の出力電圧VOUTは次の式で表わされる。
【0014】
【数2】
【0015】
したがって、この電圧フォロワ30では、オフセット電圧はCof/Ca倍に低減される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の電圧フォロワ30では、オフセット電圧Vofの影響を小さくするためにはキャパシタ36の容量値Cofに比べてキャパシタ37の容量値Caを十分大きくする必要があったので、キャパシタ37の電極面積を十分大きくする必要があり、レイアウト面積が大きくなるという問題があった。
【0017】
また、オフセット電圧Vofを検出するとき(ステップS3)、差動増幅器31の出力端子31cと非反転入力端子31bがキャパシタ36を介して接続されるので、差動増幅器31の周波数特性やオフセット電圧Vofの大きさによっては発振状態が生じ、オフセット電圧Vofを正確に検出できなくなる。図21は、従来の電圧フォロワ30の矩形波応答を示す波形図である。この図からステップS3において発振状態が生じ、電圧VIN,VOUTが大きく変化することがわかる。
【0018】
また、オフセット電圧Vofを検出するとき(ステップS3)、キャパシタ36と37が接続されるので、電荷の移動によって入力電位VINが大きく変化してしまうという問題があった。
【0019】
これらの問題は、単結晶シリコントランジスタを用いずに、アモルファスシリコントランジスタ、ポリシリコントランジスタなどの性能の悪いトランジスタを用いて差動増幅器31を構成した場合に特に顕著となる。
【0020】
また、従来の電圧フォロワ30では、素子の寄生容量などに起因してスイッチングの際に生じるフィードスルーによって、正確に入力電位をラッチできないという問題もあった。
【0021】
それゆえに、この発明の主たる目的は、オフセット電圧を完全に補償することができ、レイアウト面積が小さく、発振状態が発生せず、入力電位が変化しないアナログ出力回路を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るアナログ出力回路は、入力されたアナログ電位と同じ電位を出力するアナログ出力回路であって、第1の入力端子、第2の入力端子および出力端子を含む差動増幅器と、差動増幅器のオフセット電圧を保持するための第1のキャパシタと、入力されたアナログ電位を保持するための第2のキャパシタと、差動増幅器の第1の入力端子に参照電位を与えるとともに出力端子と第2の入力端子とを接続し、参照電位に差動増幅器のオフセット電圧を加算した電位を差動増幅器に出力させるための第1の切換回路と、差動増幅器から出力された参照電位にオフセット電圧を加算した電位を第1のキャパシタの一方電極に与えるとともにその他方電極に参照電位を与えて充電させるための第2の切換回路と、その一方端子が入力されたアナログ電位を受け、その他方端子が第2のキャパシタの一方電極に接続され、第1および第2の切換回路を用いて第1のキャパシタを充電している間に導通し、第2のキャパシタにアナログ電位を保持させるための第1のスイッチング素子と、第1および第2の切換回路を用いて充電された第1のキャパシタの一方電極および他方電極をそれぞれ差動増幅器の第2の入力端子および出力端子に接続するとともに、第1のスイッチング素子を用いて第2のキャパシタに保持されたアナログ電位を差動増幅器の第1の入力端子に与えて、アナログ電位と同じ電位を差動増幅器に出力させるための第3の切換回路とを備えたものである。
【0023】
好ましくは、さらに、第1および第2の切換回路を用いて第1のキャパシタを充電させる前に、第1のキャパシタの電極間を接続して放電させるための第4の切換回路が設けられる。
【0025】
また好ましくは、さらに、その一方端子が差動増幅器の出力端子に接続され、その他方端子が負荷回路に接続され、差動増幅器からアナログ電位と同じ電位が出力されている期間に導通する第2のスイッチング素子が設けられる。
【0026】
また好ましくは、さらに、第2のスイッチング素子の他方端子に接続され、第2のスイッチング素子が導通する前の期間に負荷回路に予め定められた電位を与えるための充放電回路が設けられる。
【0027】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による電圧フォロワ1の構成を示す回路図であって、図14と対比される図である。
【0028】
図1を参照して、この電圧フォロワ1が図14の電圧フォロワ30と異なる点は、スイッチ2〜4が追加されている点と、参照電位VRが導入されている点である。スイッチ3は、スイッチ34の一方端子と差動増幅器31の非反転入力端子31bとの間に介挿される。スイッチ3と34の間のノードは、参照電位VRのラインに接続される。スイッチ2は、キャパシタ37の一方電極と差動増幅器31の非反転入力端子31bとの間に介挿される。スイッチ4は、差動増幅器31の出力端子31cと電圧フォロワ1の出力端子39との間に介挿される。
【0029】
図2は、図1に示した電圧フォロワ1の動作を示すタイムチャートである。この図2に従って、電圧フォロワ1の動作について説明する。初期状態では、スイッチ2,4,33がオンし、スイッチ3,32,34,35がオフしているものとする。ステップS1では、図3に示すように、スイッチ4がオフし、差動増幅器31と出力端子39に接続された負荷(図示せず)とが電気的に切り離される。これにより、スイッチ2〜4,32〜35の切換動作の影響が負荷に及ぶのを防止することができる。
【0030】
ステップS2では、図4に示すように、スイッチ2がオフし、キャパシタ37と差動増幅器31が電気的に切り離される。スイッチS3では、図5に示すように、スイッチ32,33がオンしてキャパシタ36に蓄えられていた電荷が消去(リセット)されるとともに、スイッチ35がオンして次のアナログ入力電位VINによってキャパシタ37の充電が開始される。
【0031】
ステップS4では、図6に示すように、スイッチ33がオフするとともにスイッチ34がオンし、オフセット電圧Vofが検出される。このとき差動増幅器31と負荷が切り離されているので、差動増幅器31の応答性は非常に良い。また、差動増幅器31の非反転入力端子31bに参照電位VRを印加しているので、差動増幅器31の動作は安定する。したがって、キャパシタ36にはオフセット電圧Vof分の電荷ΔQが短時間で正確に蓄えられる。また、キャパシタ37の端子電位VINが変化することはない。
【0032】
ステップS5では、図7に示すように、オフセット電圧Vofの検出が終了したので、スイッチ34がオフする。ステップS6では、図8に示すように、スイッチ32がオフし、差動増幅器31がオープンループにされる。
【0033】
ステップS7では、図9に示すように、スイッチ33がオンし、検出したオフセット電圧Vofが差動増幅器31の反転入力端子31aにフィードバックされ、差動増幅器31の出力端子31cの電位がオフセット電圧Vof分だけ低下する。すなわち、差動増幅器31の出力端子31cの電位は参照電位VRとなる。したがって、この電圧フォロワ1では、キャパシタ36,37の容量値によらずに、理論的にはオフセット電圧Vofを完全にキャンセルすることができる。
【0034】
ステップS8では、図10に示すように、スイッチ3,35がオフし、スタンバイ状態となる。ステップS9では、図11に示すように、スイッチ2,4がオンし、キャパシタ7に保持された入力電位VINが差動増幅器31の非反転入力端子31bに入力される。差動増幅器31ではキャパシタ36に保持されたオフセット電圧Vofを出力電圧VOUTに上乗せして反転入力端子31aにフィードバックさせるので、差動増幅器31の出力電圧VOUTは入力電圧と同じ電圧VINとなる。
【0035】
この実施の形態1では、オフセット電圧Vofを検出するときに(ステップS4)、キャパシタ37の電位VINを参照するのではなく参照電位VRを参照するので、キャパシタ37の電位VINが変化することがない。また、差動増幅器31の非反転入力端子31bが参照電位VRに固定されるので、従来のように発振状態が生じることもない。また、キャパシタ36,37の容量値によらずに、理論的にはオフセット電圧Vofを完全にキャンセルできるので、キャパシタ37の容量値すなわち電極面積を大きくする必要がなく、レイアウト面積が小さくて済む。
【0036】
[実施の形態2]
図1〜図11で示した電圧フォロワ1は、たとえば液晶パネルの走査線を駆動するためのアナログ出力回路として用いられる。装置の低コスト化を図るため、アナログ出力回路を単結晶トランジスタの代わりにアモルファスシリコントランジスタまたはポリシリコントランジスタで形成することが試みられているが、アモルファスシリコントランジスタまたはポリシリコントランジスタで形成されたアナログ出力回路は応答性が悪いため走査時間が長くなるという問題がある。この実施の形態2では、この問題が解決される。
【0037】
図12は、この発明の実施の形態2によるアナログ出力回路10の構成を示す回路ブロック図である。図12を参照して、このアナログ出力回路10が図1の電圧フォロワ1と異なる点は、スイッチ11および充放電回路12が追加されている点である。スイッチ11は、出力端子39と充放電回路12の出力ノードとの間に接続される。
【0038】
スイッチ11は、スイッチ4がオフされている期間にオンし、スイッチ4がオンしている期間にオフする。充放電回路12は、スイッチ4がオフされている期間に、スイッチ11を介して負荷すなわち走査線を目標レベルに近いレベルに充電/放電する。差動増幅器31を含む電圧フォロワは、走査線を目標レベルに微調整する。これにより、走査線を迅速かつ正確に駆動することができ、走査時間の短縮化を図ることができる。
【0039】
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0040】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係るアナログ出力回路では、差動増幅器と、第1および第2のキャパシタと、差動増幅器の第1の入力端子に参照電位を与えるとともに出力端子と第2の入力端子とを接続し、参照電位に差動増幅器のオフセット電圧を加算した電位を差動増幅器に出力させるための第1の切換回路と、差動増幅器から出力された参照電位にオフセット電圧を加算した電位を第1のキャパシタの一方電極に与えるとともにその他方電極に参照電位を与えて充電させるための第2の切換回路と、その一方端子が入力されたアナログ電位を受け、その他方端子が第2のキャパシタの一方電極に接続され、第1および第2の切換回路を用いて第1のキャパシタを充電している間に導通し、第2のキャパシタにアナログ電位を保持させるための第1のスイッチング素子と、第1および第2の切換回路を用いて充電された第1のキャパシタの一方電極および他方電極をそれぞれ差動増幅器の第2の入力端子および出力端子に接続するとともに、第1のスイッチング素子を用いて第2のキャパシタに保持されたアナログ電位を差動増幅器の第1の入力端子に与えて、アナログ電位と同じ電位を差動増幅器に出力させるための第3の切換回路とが設けられる。したがって、第1および第2のキャパシタの容量値に関係なくオフセット電圧を完全にキャンセルできる。よって、第2のキャパシタの容量値すなわち電極面積が小さくて済み、レイアウト面積が小さくて済む。また、第1のキャパシタを充電させるときでも、第2のキャパシタに保持された入力アナログ電位を用いずに参照電位を用いるので、入力アナログ電位が変化することがない。また、このとき差動増幅器の第1の入力端子を参照電位に固定するので、発振状態が生じることもない。また、オフセット電圧を検出している間に入力アナログ電位を第2のキャパシタに保持させることができる。
【0041】
好ましくは、さらに、第1および第2の切換回路を用いて第1のキャパシタを充電させる前に、第1のキャパシタの電極間を接続して放電させるための第4の切換回路が設けられる。この場合は、第1のキャパシタの残留電荷を除去できるので、オフセット電圧を正確に検出できる。
【0043】
また好ましくは、さらに、その一方端子が差動増幅器の出力端子に接続され、その他方端子が負荷回路に接続され、差動増幅器からアナログ電位と同じ電位が出力されている期間に導通する第2のスイッチング素子が設けられる。この場合は、オフセット電圧を検出している間は差動増幅器の出力端子と負荷回路との間を遮断することができ、差動増幅器および負荷回路が互いに悪影響を及ぼすのを防止することができる。
【0044】
また好ましくは、第2のスイッチング素子の他方端子に接続され、第2のスイッチング素子が導通する前の期間に負荷回路に予め定められた電位を与えるための充放電回路が設けられる。この場合は、差動増幅器の負担を軽くすることができ、負荷回路を迅速に駆動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による電圧フォロワの構成を示す回路図である。
【図2】 図1に示した電圧フォロワの動作を示すタイムチャートである。
【図3】 図1に示した電圧フォロワの動作を説明するための回路図である。
【図4】 図1に示した電圧フォロワの動作を説明するための他の回路図である。
【図5】 図1に示した電圧フォロワの動作を説明するためのさらに他の回路図である。
【図6】 図1に示した電圧フォロワの動作を説明するためのさらに他の回路図である。
【図7】 図1に示した電圧フォロワの動作を説明するためのさらに他の回路図である。
【図8】 図1に示した電圧フォロワの動作を説明するためのさらに他の回路図である。
【図9】 図1に示した電圧フォロワの動作を説明するためのさらに他の回路図である。
【図10】 図1に示した電圧フォロワの動作を説明するためのさらに他の回路図である。
【図11】 図1に示した電圧フォロワの動作を説明するためのさらに他の回路図である。
【図12】 この発明の実施の形態2によるアナログ出力回路の構成を示す回路ブロック図である。
【図13】 従来の差動増幅器の構成を示す回路図である。
【図14】 従来の電圧フォロワの構成を示す回路図である。
【図15】 図14に示した電圧フォロワの動作を説明するための回路図である。
【図16】 図14に示した電圧フォロワの動作を説明するための他の回路図である。
【図17】 図14に示した電圧フォロワの動作を説明するためのさらに他の回路図である。
【図18】 図14に示した電圧フォロワの動作を説明するためのさらに他の回路図である。
【図19】 図14に示した電圧フォロワの動作を説明するためのさらに他の回路図である。
【図20】 図14に示した電圧フォロワの動作を説明するためのさらに他の回路図である。
【図21】 図14に示した電圧フォロワの問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1,30 電圧フォロワ、2〜4,11,32〜35 スイッチ、12 充放電回路、20,31 差動増幅器、21 定電流源、22,23 PチャネルMOSトランジスタ、24,25 抵抗素子、36,37 キャパシタ、38 入力端子、39 出力端子。
Claims (4)
- 入力されたアナログ電位と同じ電位を出力するアナログ出力回路であって、
第1の入力端子、第2の入力端子および出力端子を含む差動増幅器、
前記差動増幅器のオフセット電圧を保持するための第1のキャパシタ、
入力されたアナログ電位を保持するための第2のキャパシタ、
前記差動増幅器の前記第1の入力端子に参照電位を与えるとともに前記出力端子と前記第2の入力端子とを接続し、前記参照電位に前記差動増幅器のオフセット電圧を加算した電位を前記差動増幅器に出力させるための第1の切換回路、
前記差動増幅器から出力された前記参照電位に前記オフセット電圧を加算した電位を前記第1のキャパシタの一方電極に与えるとともにその他方電極に前記参照電位を与えて充電させるための第2の切換回路、
その一方端子が入力されたアナログ電位を受け、その他方端子が前記第2のキャパシタの一方電極に接続され、前記第1および第2の切換回路を用いて前記第1のキャパシタを充電している間に導通し、前記第2のキャパシタに前記アナログ電位を保持させるための第1のスイッチング素子、および
前記第1および第2の切換回路を用いて充電された前記第1のキャパシタの一方電極および他方電極をそれぞれ前記差動増幅器の前記第2の入力端子および前記出力端子に接続するとともに、前記第1のスイッチング素子を用いて前記第2のキャパシタに保持されたアナログ電位を前記差動増幅器の前記第1の入力端子に与えて、前記アナログ電位と同じ電位を前記差動増幅器に出力させるための第3の切換回路を備える、アナログ出力回路。 - さらに、前記第1および第2の切換回路を用いて前記第1のキャパシタを充電させる前に、前記第1のキャパシタの電極間を接続して放電させるための第4の切換回路を備える、請求項1に記載のアナログ出力回路。
- さらに、その一方端子が前記差動増幅器の前記出力端子に接続され、その他方端子が負荷回路に接続され、前記差動増幅器から前記アナログ電位と同じ電位が出力されている期間に導通する第2のスイッチング素子を備える、請求項1または請求項2に記載のアナログ出力回路。
- さらに、前記第2のスイッチング素子の他方端子に接続され、前記第2のスイッチング素子が導通する前の期間に前記負荷回路に予め定められた電位を与えるための充放電回路を備える、請求項3に記載のアナログ出力回路。
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