JP3979720B2 - サンプルアンドホールド回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オペアンプ及びオペアンプを用いるサンプルアンドホールド回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、時間とともに変化しているアナログ信号のある時点の電圧を保持するために、サンプルアンドホールド回路が用いられている。
図6(a)において符号120は、従来技術のサンプルアンドホールド回路であり、アナログ信号出力回路110とに接続されている。
【0003】
このサンプルアンドホールド回路120は、サンプリングスイッチ310と、コンデンサ309と、オペアンプ101とを有しており、コンデンサ309の一端は接地され、他端がオペアンプ101の非反転入力端子T101に接続されており、コンデンサ309に現れる電圧が、非反転入力端子T101に入力されるように構成されている。
【0004】
サンプリングスイッチ310は、前段のアナログ信号出力回路110とオペアンプ101との間に配置され、オン状態になったときに、アナログ信号出力回路110から出力されたアナログ信号Vaを伝達し、コンデンサ309と非反転入力端子T101とが互いに接続された部分に入力させるように構成されている。
【0005】
また、オペアンプ101の反転入力端子T102には、出力端子T103(サンプルアンドホールド回路の出力端子Th)が接続されており、出力端子T103からの出力電圧Vdが反転入力端子T102に帰還され、オペアンプ101がボルテージフォロワとして動作するようになっている。
【0006】
上記アナログ信号Vaが、図6(b)に示すように、時刻t11で出力された後、時刻t12で一定電圧になり、時刻t15で一定電圧が維持されなくなるものとすると、先ず、一定電圧になる時刻t12で、サンプリングスイッチ310をオンさせ、アナログ信号Vaによってコンデンサ309を充電(又は放電)させる。
【0007】
図6(b)の符号Vcは、コンデンサ309の電圧を示しており、時刻t12後、時刻t13でコンデンサ309の充電(又は放電)が終了し、その電圧Vcが本来のアナログ信号Vaと同じ電圧になったものとする。
【0008】
このとき、オペアンプ101はボルテージフォロワの動作をしているので、オペアンプ101の出力端子T103からは、コンデンサ309に現れる電圧が出力されるが、コンデンサ309の充電終了後は、出力端子T103からアナログ信号Vaと同じ電圧の出力電圧Vdが出力される。
【0009】
アナログ信号Vaの一定電圧が維持されなくなる時刻t15に達する前の時刻t14でサンプリングスイッチ310をオフさせ、コンデンサ309をアナログ信号出力回路110から切り離すと、その時刻t14以降は、アナログ信号Vaの値が変化してもコンデンサ309の電圧Vcは一定電圧を維持し、従って、オペアンプ101の出力電圧Vdにも変化がない。このように、サンプルアンドホールド回路120を用いれば、時刻t14以後は、アナログ電圧Vaと同じ電圧が保持される。
【0010】
このようなサンプルアンドホールド回路120においては、コンデンサ309の充放電の速さはアナログ信号出力回路110の駆動能力によるものが大きい。従ってサンプリングスピードを速くしようとすると、充放電時間を短くする必要があるため、アナログ信号出力回路110に大きな駆動能力が要求されるという事情があった。
【0011】
また実際のオペアンプ101は、図6(c)に示すように、理想的な動作をする理想オペアンプ150と、オフセット電圧Vofの原因となる等価電源160とから構成されているものとみなすことができる。
【0012】
ここでは等価電源160が、理想オペアンプ150の非反転入力端子(+)側に接続されているものとすると、理想オペアンプ150の非反転入力端子(+)に入力される電圧は、現実のオペアンプ101の非反転入力端子T101に入力される電圧に、オフセット電圧Vofが加算された電圧が入力されることになる。
【0013】
このため、実際のオペアンプ101の非反転入力端子T101に電圧Vcが入力されている場合、理想オペアンプ150には Vc+Vof の大きさの電圧が入力されるため、ボルテージホロワの出力端子T103の電圧Vdは、実際には、
d=Vc+Vof
となってしまい、入力するアナログ信号Vaとは異なる電圧(Va+Vof)が保持、出力されるという問題がある。
【0014】
このようなオフセット電圧Vofは、一般には、オペアンプ101の入力段を構成するトランジスタの製造工程上の不均一性に起因しており、従って、オフセット電圧Vofは程度の差こそあれ、一般的なオペアンプにはほとんど生じるものであり、上述の如きサンプリング誤差は避けられないものであると考えられていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来の技術の課題を解決するために創作されたものであり、その目的は、オフセット電圧の影響を消去できるオペアンプと、そのオペアンプを用いた高精度のサンプルアンドホールド回路を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載のサンプルアンドホールド回路は、第1及び第2の入力端子、並びに出力端子を備えるオペアンプと、アナログ信号入力端子と上記第1の入力端子との間に接続されているサンプリングスイッチ手段と、上記出力端子と上記第1の入力端子との間に接続されている第1の帰還スイッチ手段と、上記出力端子と上記第2の入力端子との間に接続されている第2の帰還スイッチ手段と、上記第2の入力端子と基準電位との間に接続されているコンデンサとを有し、上記サンプリングスイッチ手段及び上記第2の帰還スイッチ手段が導通状態であり、上記第1の帰還スイッチ手段が非導通状態である第1の動作モードのときに、上記第 1 の入力端子が非反転入力端子、上記第 2 の入力端子が反転入力端子としてそれぞれ機能して、上記アナログ信号入力端子に入力するアナログ信号に応じた電圧値を上記コンデンサに蓄積し、上記サンプリングスイッチ手段及び上記第2の帰還スイッチ手段が非導通状態であり、上記第1の帰還スイッチ手段が導通状態である第2の動作モードのときに、上記第 1 の入力端子が反転入力端子、上記第 2 の入力端子が非反転入力端子としてそれぞれ機能して、上記コンデンサに蓄積した上記アナログ信号に応じた電圧値を出力する。
【0017】
また、請求項2に記載のサンプルアンドホールド回路は、上記オペアンプが、制御端子が上記第1及び第2の入力端子にそれぞれ接続されている第1及び第2の入力トランジスタと、上記第1及び第2の入力トランジスタに電流を供給する電流源とを有する
【0018】
更には、請求項3に記載のサンプルアンドホールド回路は、 1 及び第 2 の入力端子、並びに出力端子を備えるオペアンプと、アナログ信号入力端子と上記第 1 の入力端子との間に接続されているサンプリングスイッチ手段と、上記出力端子と上記第 1 の入力端子との間に接続されている第 1 の帰還スイッチ手段と、上記出力端子と上記第 2 の入力端子との間に接続されている第 2 の帰還スイッチ手段と、上記第 2 の入力端子と基準電位との間に接続されているコンデンサとを有し、上記サンプリングスイッチ手段及び上記第 2 の帰還スイッチ手段が導通状態であり、上記第 1 の帰還スイッチ手段が非導通状態である第 1 の動作モードのときに、上記アナログ信号入力端子に入力するアナログ信号に応じた電圧値を上記コンデンサに蓄積し、上記サンプリングスイッチ手段及び上記第 2 の帰還スイッチ手段が非導通状態であり、上記第 1 の帰還スイッチ手段が導通状態である第 2 の動作モードのときに、上記コンデンサに蓄積した上記アナログ信号に応じた電圧値を出力するサンプルアンドホールド回路であって、上記オペアンプが、電源電圧と基準電位との間に直列に接続されている第1の入力トランジスタ及び第1の負荷トランジスタと、電源電圧と基準電位との間に直列に接続されている第2の入力トランジスタ及び第2の負荷トランジスタと、上記第1の入力トランジスタと上記第1の負荷トランジスタとの接続点と上記第1の負荷トランジスタの制御端子と上記第2の負荷トランジスタの制御端子との接続点との間に接続されている第1のスイッチ手段と、上記第2の入力トランジスタと上記第2の負荷トランジスタとの接続点と上記第1の負荷トランジスタの制御端子と上記第2の負荷トランジスタの制御端子との接続点との間に接続されている第2のスイッチ手段とを有し、上記第1及び第2の入力トランジスタの制御端子が上記第1及び第2の入力端子にそれぞれ接続されており、上記第1の動作モードにおいては上記第1のスイッチ手段が非導通状態、上記第2のスイッチが導通状態となり、第2の動作モードにおいては上記第1のスイッチ手段が導通状態、上記第2のスイッチ手段が非導通状態となる。
請求項4に記載のサンプルアンドホールド回路は、請求項3に記載のサンプルアンドホールド回路であって、上記オペアンプが、電源電圧と基準電位との間に接続されている出力トランジスタと、上記第1の入力トランジスタと上記第1の負荷トランジスタとの接続点と上記出力トランジスタの制御端子との間に接続されている第3のスイッチ手段と、上記第2の入力トランジスタと上記第2の負荷トランジスタとの接続点と上記出力トランジスタの制御端子との間に接続されている第4のスイッチ手段と、を更に有し、上記第1の動作モードにおいては上記第1及び第4のスイッチ手段が非導通状態、上記第2及び第3のスイッチが導通状態となり、上記第2の動作モードにおいては上記第1及び第4のスイッチ手段が導通状態、上記第2及び第3のスイッチ手段が非導通状態となる。
【0019】
請求項5に記載のサンプルアンドホールド回路は、請求項3又は4のいずれか1項記載のサンプルアンドホールド回路であって、上記各スイッチ手段がMOSトランジスタで構成されている。
【0020】
また、請求項6に記載のサンプルアンドホールド回路は、請求項1乃至5のいずれか1項記載のサンプルアンドホールド回路であって、上記サンプリングスイッチ手段、並びに上記第1及び第2の帰還スイッチ手段がMOSトランジスタにより構成されている。
【0021】
一般に、オペアンプでは入力段に一対(第1及び第2)の入力トランジスタが設けられており、それら一対の入力トランジスタの制御端子にそれぞれ接続されている第1及び第2の入力端子の一方は反転入力端子として機能し、他方は非反転入力端子として機能するように構成されている。
【0022】
このようなオペアンプでは、例えば一方の入力トランジスタの(電流)駆動能力が他方の入力トランジスタの駆動能力よりも高い場合、駆動能力が高い入力トランジスタに対してオフセット電圧が加算された状態になる。
【0023】
本発明のオペアンプは、第1及び第2の入力端子の反転/非反転の関係を切り替えられるように構成されているので、非反転入力側にオフセット電圧が加算された状態を反転入力側にオフセット電圧が加算された状態に切り替えられる。
【0024】
従って、一方の状態(動作モード)ではオフセット電圧が出力電圧を大きくする方向に働いていた場合でも、他方の状態(動作モード)では、オフセット電圧は出力電圧を小さくする方向に働くので、例えばオペアンプの両方の状態の出力を合計することで、出力電圧からオフセット電圧の影響を消去できるようになる。
【0025】
また、オペアンプが、一対(第1及び第2)の負荷トランジスタを負荷として差動入力信号を増幅するように構成されている場合、負荷トランジスタの特性の不均一性もオフセット電圧の原因になる。例えば一対の入力トランジスタに対し、基準電流が流れる負荷トランジスタと、基準電流の大きさに応じた参照電流が流れる負荷トランジスタとがそれぞれ接続され、参照電流が流れる方の入力トランジスタから差動増幅された信号が取り出されている場合、入力トランジスタと負荷トランジスタとの接続状態を変えずに、基準電流が流れていた負荷トランジスタに参照電流を流し、参照電流が流れていた負荷トランジスタに基準電流を流すようにすると、一対の入力トランジスタの制御端子にそれぞれ接続されている一対の入力端子の反転/非反転の関係を切り替えることが可能になる。
【0026】
この場合、一対の入力トランジスタと一対の負荷トランジスタとの間の接続状態は変わらないので、負荷トランジスタが原因でオフセット電圧が生じていた場合でも、オフセット電圧は、一方の状態では出力電圧を大きくする方向、他方の状態では小さくする方向に働くので、例えば両方の状態の出力電圧を合計することで出力電圧からオフセット電圧の影響を消去することが可能になる。
【0027】
一対の負荷トランジスタを負荷にする場合、一方の負荷トランジスタをダイオード接続にし、他方の負荷トランジスタとカレントミラー回路を構成させて一対の入力トランジスタにそれぞれ接続させるが、各負荷トランジスタの入出力端子(例えばMOSトランジスタの場合はゲート端子とドレイン端子、バイポーラトランジスタの場合はベース端子とコレクタ端子)の間にそれぞれスイッチを設けておき、その入出力端子間を短絡させられるようにしておくと、所望の負荷トランジスタをダイオード接続にし、その負荷トランジスタに基準電流を流すことが可能になる。
【0028】
この場合、参照電流が流れるのは非ダイオード接続の負荷トランジスタであり、その負荷トランジスタに接続された入力トランジスタ側からオペアンプの出力電圧が得られるため、後段の回路との間にスイッチを設けておき、参照電流が流れる入力トランジスタを後段の回路に接続し、電流増幅を行うようにするとよい。
【0029】
以上に説明したオペアンプと、当該オペアンプの一方の入力端子とアナログ信号入力端子との間に接続されているサンプリングスイッチと、上記オペアンプの他方の入力端子と接地との間に接続されているコンデンサと、上記一方の入力端子と上記オペアンプの出力端子との間に接続されている第1の帰還スイッチと、上記他方の入力端子と上記出力端子との間に接続されている第2の帰還スイッチとを有するサンプルアンドホールド回路において、上記一対の入力端子における反転/非反転の関係を切り替えるときに、上記第1及び第2の帰還スイッチの一方のみを導通状態とするように構成すると、何れの状態でも負帰還をかけることができる。
【0030】
この場合、サンプル動作時には、オペアンプの出力電流でコンデンサを充放電するようにしておくと、入力インピーダンスが高いサンプルアンドホールド回路を構成できるので、サンプルアンドホールド回路に対してアナログ信号を出力する回路の負担(出力駆動能力)を小さくでき、且つサンプルアンドホールド回路の動作速度、即ちサンプル・ホールド動作を速くすることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本実施形態のオペアンプをサンプルアンドホールド回路に用いた場合について説明する。
図1(a)において、符号8は液晶表示装置に用いられるアナログ信号出力回路であり、サンプルアンドホールド回路10に接続されている。
【0032】
サンプルアンドホールド回路10は、本実施形態のオペアンプ1と、サンプリングスイッチ31と、第1、第2の帰還スイッチ32、33と、サンプル及びホールド用のコンデンサ9とを有している。
【0033】
オペアンプ1は、第1、第2の入力端子T1、T2と、出力端子Toとを有しており、出力端子Toは、サンプルアンドホールド回路10全体の出力端子Toutに直結されている。その出力端子To(Tout)から出力された信号は、後段の図示しない液晶表示パネルに対する駆動信号として出力される。
【0034】
また、出力端子Toは、第1、第2の帰還スイッチ32、33を介して、第1、第2の入力端子T1、T2に接続できるように構成されており、オペアンプ1の出力電圧を、第1の入力端子T1と第2の入力端子T2のいずれにも帰還できるように構成されている。
【0035】
第2の入力端子T2は、第2の帰還スイッチ33に接続されている他、一端が接地電位Vssに接続されたコンデンサ9の他端に接続されており、第2の入力端子T2には、コンデンサ9に現れる電圧が入力されるように構成されている。
【0036】
他方、第1の入力端子T1には、サンプリングスイッチ31を介して、アナログ信号出力回路8の出力端子が接続されている。
【0037】
アナログ信号出力回路8の出力端子からは、図1(b)に示すように、時刻t1で立ち上がり始め、時刻t2で一定電圧になり、時刻t5で立ち下がるようなアナログ信号Va1が出力されているものとし、サンプリングスイッチ31がオン状態になると、第1の入力端子T1にアナログ信号Va1が入力され、オフ状態になると、サンプルアンドホールド回路10は、アナログ信号出力回路8から切り離され、アナログ信号Va1は入力されなくなる。
【0038】
オペアンプ1は、後記詳述するように、第1、第2の入力端子T1、T2の極性を交換できるが、初期状態では、第1の入力端子T1が非反転入力端子になっており、第2の入力端子T2が反転入力端子になっているものとし、上記のアナログ信号Va1をサンプル・ホールドする場合を説明する。
【0039】
時刻t1でアナログ信号Va1が立ち上がった後、時刻t2で第1の帰還スイッチ32がオフ状態、第2の帰還スイッチ33がオン状態になった場合、オペアンプ1の出力電圧Vd1が第2の入力端子T2に帰還されるようになる。このとき、同時にサンプリングスイッチ31がオン状態になっていると、オペアンプ1の非反転入力端子(第1の入力端子T1)に、アナログ信号Va1が入力される。このときのサンプルアンドホールド回路10は、図2(a)の回路図で表される。
【0040】
この図2(a)の状態では、オペアンプ1は負帰還動作をしており、アナログ信号Va1を電流増幅し、コンデンサ9を充放電させるが、オペアンプ1は、第1、第2の入力端子(非反転入力端子と反転入力端子)T1、T2間の電圧が等しくなったところで安定し、その結果、コンデンサ9の電圧は第1の入力端子T1の電圧と等しくなる(サンプル動作)。
【0041】
時刻t2後は、アナログ信号Va1が一定電圧になるから、オペアンプ1が理想的な動作をすれば、時刻t2後は、コンデンサ9の電圧はアナログ信号Va1の電圧と等しくなるが、実際には、オペアンプ1の出力電圧Vd1には誤差があり、コンデンサ9の電圧はアナログ信号Va1と等しくはならない。
【0042】
オペアンプ1の誤差の原因は後述するように内部回路の不均一性に起因するが、ここでは、図2(a)に示すように、その大きさを等価電源60で表し、その等価電源60と理想的な動作をする理想オペアンプ50とでオペアンプ1が構成されているものとする。
【0043】
ここで、等価電源60を、その正電圧側を理想オペアンプ50の非反転入力側に接続して表すと、理想オペアンプ50の非反転入力には、正のオフセット電圧Vofが重畳されることになる。
【0044】
この場合、等価電源60の負電圧側にアナログ信号Va1が入力されることになるから、理想オペアンプ50の非反転入力には、アナログ信号Va1にオフセット電圧Vofが重畳された電圧(Va1+Vof)が入力される。
【0045】
このオペアンプ1では、理想オペアンプ50の非反転入力と反転入力との電圧が等しくなったところで安定するから、時刻t3でコンデンサ9の電圧が安定したものとすると、その時刻t3でのコンデンサ9に現れる電圧は、(Va1+Vof)の大きさになる。
【0046】
次いで、アナログ信号Va1が立ち下がり始める時刻t5よりも前の時刻t4にて、サンプリングスイッチ31をオフ状態にし、後記詳述するように、オペアンプ1の入力極性を切り替え、第1の入力端子T1を反転入力端子、第2の入力端子T2を非反転入力端子にすると共に、第2の帰還スイッチ33をオフ状態、第1の帰還スイッチ32をオン状態にすると、オペアンプ1の出力電圧は非反転入力端子に負帰還される。このときのサンプルアンドホールド回路10は、図2(b)の回路図で表される。
【0047】
このときの接続状態では、コンデンサ9に充放電はなく、コンデンサ9に現れる電圧(Va1+Vof)は、理想オペアンプ50の非反転入力に入力されているから、オペアンプ1の出力端子Toには、理想オペアンプ50の反転入力の電圧と非反転入力の電圧が等しくなるような電圧が現れる(ホールド動作)。
【0048】
この場合も上述の等価電源60の影響があり、後述するように、時刻t4でオペアンプ1の極性が交換された後も、等価電源60は、第1の入力端子T1に負電圧側が接続された状態になるから、理想オペアンプ50の反転入力には正のオフセット電圧Vofが重畳されることになる。その結果、理想オペアンプ50の非反転入力端子と反転入力端子が、電圧(Va1+Vof)で等しくなると、オペアンプ1の出力端子Toには、その電圧(Va1+Vof)からオフセット電圧Vofを差し引いた電圧Va1が現れる。
【0049】
図1(b)の時刻t4から時刻t5の間の出力端子Toの電圧変化はその状態を示しており、時刻t5でのオペアンプ1の出力端子Toの電圧、即ち、サンプルアンドホールド回路10の出力端子Toutの出力電圧は、アナログ信号Va1と等しくなるから、時刻t5以降、後段に接続される回路には、正確なアナログ信号Va1が出力されることになる。
【0050】
以上説明したように、上記のサンプルアンドホールド回路10によれば、出力電圧から、オフセット電圧Vofの影響を消去できるようになっており、また、サンプル動作時には、コンデンサ9がオペアンプ1によって充電されるため、前段のアナログ信号出力回路8の電流駆動能力が低い場合でも、コンデンサ9を高速に充放電させることができ、そのため、サンプリングに要する時間が短くなっている。
【0051】
次に、上記のように入力極性の切り替えが可能な、本発明の一実施形態のオペアンプ1について説明する。
図3(a)を参照し、符号1は上述した本実施形態のオペアンプであり、少なくとも差動増幅回路2と電流増幅回路3とを有している。
【0052】
差動増幅回路2は、定電流回路4と、一対の入力トランジスタ21、22と、一対の負荷トランジスタ23、24と第1〜第4の短絡スイッチ41〜44とで構成されており、電流増幅回路3は、定電流回路5と出力トランジスタ25とで構成されている。
【0053】
一対の入力トランジスタ21、22は、それぞれpチャネルMOSトランジスタで構成されており、各入力トランジスタ21、22のゲート端子(入力端子)が、上述の第1、第2の入力端子T1、T2に直結されている。
【0054】
一対の負荷トランジスタ23、24は、それぞれnチャネルMOSトランジスタで構成されており、それらのドレイン端子(出力端子)は、一対の入力トランジスタ21、22のドレイン端子とそれぞれ接続されている。
【0055】
一対の入力トランジスタ21、22のソース端子は、定電流回路4に共通に接続されており、他方、一対の負荷トランジスタ23、24のソース端子は接地電位Vssに共通に接続され、定電流回路4から供給された電流が、各入力トランジスタ21、22を介して、負荷トランジスタ23、24に流れるように構成されている。
【0056】
第1、第2の短絡スイッチ41、42は、各負荷トランジスタ23、24のドレイン端子とゲート端子との間にそれぞれ接続されており、該第1、第2の短絡スイッチ41、42の所望のものをオン状態にすることにより、一対の負荷トランジスタ23、24のうちの一方をダイオード接続、他方を非ダイオード接続にし、カレントミラー回路を構成できるようにされている。
【0057】
電流増幅回路3の出力トランジスタ25はnチャネルMOSトランジスタで構成されており、ドレイン端子が定電流回路5に接続されると共に、出力端子Toに接続されており、ゲート端子に入力された電圧を電流増幅し、出力端子Toから取り出せるように構成されている。
【0058】
出力トランジスタ25のソース端子は接地電位Vssに接続され、他方、ゲート端子(入力端子)と、各入力トランジスタ21、22のドレイン端子(及び各負荷トランジスタ23、24のドレイン端子)との間には、第3、第4の短絡スイッチ43、44が設けられている。この第3、第4の短絡スイッチ43、44のうちの所望のものをオン状態にすることにより、一対の入力トランジスタ21、22のうちの所望のものを、出力トランジスタ25のゲート端子に接続できるように構成されている。
【0059】
上記の構成のオペアンプ1は、第1〜第4の短絡スイッチ41〜44のオン/オフ状態によって、極性が2種類に規定される。
第1の極性は、サンプリング動作を行うときに用いられるものであり、サンプリングスイッチ31がオン状態、第1の帰還スイッチ32がオフ状態、第2の帰還スイッチ33がオン状態となっている。
【0060】
このときのオペアンプ1の各スイッチ41〜44は、図3(b)の符号taで示す組合せに従っており、第1、第3の短絡スイッチ41、43はオフ状態、第2、第4の短絡スイッチ42、44はオン状態になっている。
【0061】
このときのオペアンプ1の内部接続状態は、図4(a)の回路図で表される。図4(a)を参照すると、一方の負荷トランジスタ24がダイオード接続になり、他方の負荷トランジスタ23が非ダイオード接続になり、その非ダイオード接続になった負荷トランジスタ23のドレイン端子が、出力トランジスタ25のゲート端子に接続されている。
【0062】
この回路図中、ダイオード接続の負荷トランジスタ24には、ダイオード接続にされた場合の特性に依存する基準電流I1が流れるから、その負荷トランジスタ24に接続された入力トランジスタ22には、同じ大きさの基準電流I1が流れる。
【0063】
他方、負荷トランジスタ23、24はカレントミラー構成になっているため、カレントミラーが理想的であり、出力トランジスタ25へ流れる電流を無視すると、非ダイオード接続の負荷トランジスタ23と、その負荷トランジスタ23に接続された入力トランジスタ21には、基準電流I1と同じ大きさの参照電流I2が流れる。
【0064】
この場合、定電流回路4からは、符号Iで表される一定電流が供給されているから、基準電流I1と参照電流I2はI/2の大きさになる。この状態では各トランジスタ21〜24は所定の動作点に置かれ、第1、第2の入力端子に印加された差動信号を増幅し、出力トランジスタ25から出力できるようになる。
【0065】
ここで、例えば第1、第2の入力端子T1、T2間の電位差がゼロの状態を基準とし、第1の入力端子T1に正電圧が印加されたものとすると、その正電圧は、入力トランジスタ21によって反転して出力され、出力トランジスタ25に入力されると該出力トランジスタ25によって再度反転され、出力端子Toから出力される。従って、第1の入力端子T1に入力された電圧は、同極性で出力される。
【0066】
他方、第2の入力端子T2に正電圧が印加された場合、入力トランジスタ21から同極性の信号が出力され、その信号が出力トランジスタ25で反転して出力されるから、出力端子Toからは、逆極性の信号が出力される。従って、第2の入力端子T2に入力された電圧は逆極性で出力される。
【0067】
以上より、図4(a)のオペアンプ1の極性は、第1の入力端子T1が非反転入力端子となり、第2の入力端子T2が反転入力端子となる(その極性は、図2(a)に示したオペアンプ1の極性と同一である)。
【0068】
ところで、オペアンプ1が図2(a)に示したような負帰還動作を行っている場合、オペアンプ1が理想的であれば、第1、第2の入力端子T1、T2間の電位を等しくするように動作するが、理想的でない場合には、第1、第2の入力端子T1、T2間に誤差電圧が発生する。
【0069】
例えば、第1の入力端子T1側の入力トランジスタ21が、第2の入力端子T2側の入力トランジスタ22よりも駆動能力が劣っている場合、差動入力信号がゼロである場合(第1、第2の入力端子T1、T2の電位が等しい場合)でも、駆動能力が大きい方の入力トランジスタ22に大きめの電流が流れる。
【0070】
その大きめの電流はダイオード接続の負荷トランジスタ24に流れ、基準電流I1となるが、定電流回路4が供給する定電流Iの大きさは変わらないため、非ダイオード接続の負荷トランジスタ23に流れる電流を減少させるために、その負荷トランジスタ23のドレイン端子の電圧は低下する。そして、その低下した電圧は出力トランジスタ25に入力されるので、出力端子T0の電圧は上昇する。
【0071】
このように、第1の入力端子T1側の入力トランジスタ21の電流駆動能力が劣っている場合、オペアンプ1全体としては正電圧が出力されることになるから、理想オペアンプ50の非反転入力に正電圧が印加されているのと同じ状態である。従って、この場合のオペアンプ1は、図2(a)に示すように、理想オペアンプ50の非反転入力に正電圧を供給する等価電源60を付加して表される。
【0072】
この等価電源60の負電圧側は、オペアンプ1の第1の入力端子T1に接続されているから、アナログ信号Va1が第1の入力端子T1に入力された場合、理想オペアンプ50の非反転入力には、アナログ信号Va1にオフセット電圧Vofが重畳された電圧(Va1+Vof)が印加される。
【0073】
図1(b)の時刻t3〜t4の間はオフセット電圧Vofの影響が示されており、出力端子To及びコンデンサ9は、その電圧(Va1+Vof)で安定している。
【0074】
次に、第2の極性の状態を説明すると、第2の極性はホールド動作を行うときに用いられるものであり、オペアンプ1の外部では、サンプリングスイッチ31がオフ状態、第1の帰還スイッチ32がオン状態、第2の帰還スイッチ33がオフ状態になっている。
【0075】
このとき、オペアンプ1の各スイッチ41〜44は、図3(b)の符号tbで示す組合せに従っており、第1、第3の短絡スイッチ41、43がオン状態、第2、第4の短絡スイッチ42、44がオフ状態になっている。
【0076】
この第2の極性では、オペアンプ1内部の接続状態は、図4(b)の回路図で表される。図4(b)を参照すると、第1の極性状態とは逆に、第1の入力端子T1側の負荷トランジスタ23がダイオード接続、第2の入力端子T2側の負荷トランジスタ24が非ダイオード接続になっており、第1の入力端子T1側の入力トランジスタ21及び負荷トランジスタ23に基準電流I1が流れ、第2の入力端子T2側の入力トランジスタ22及び負荷トランジスタ24に参照電流I2が流れる。
【0077】
そして、非ダイオード接続になった負荷トランジスタ24のドレイン端子が、出力トランジスタ25のゲート端子に接続されているから、第1の入力端子T1に上記と同様に正電圧が印加されたものとすると、非ダイオード接続の負荷トランジスタ24側から同極性の信号が出力され、出力トランジスタ25に入力されると反転され、逆極性となって出力される。従って、第1の入力端子T1に入力された信号は逆極性で出力される。
【0078】
他方、第2の入力端子T2に正電圧が印加された場合、入力トランジスタ22から逆極性の信号が出力され、出力トランジスタ25に入力されると反転され、出力端子Toからは同極性の信号が出力される。従って、第2の入力端子T2に入力された信号は同極性で出力される。
【0079】
以上のことから、図4(b)のオペアンプ1全体としては、第1の入力端子T1が反転入力端子、第2の入力端子T2が非反転入力端子となる(その極性は、図2(b)に示したオペアンプ1の極性と同一である)。
【0080】
このように、短絡スイッチ41〜44のオン/オフ状態を切換えると一対の入力トランジスタ21、22の極性が切換えられ、その結果、オペアンプ1の極性を交換できるようになっている。
【0081】
但し、極性を交換した後も、第1、第2の入力端子T1、T2には同一の入力トランジスタ21、22が接続されており、従って、入力トランジスタ21の電流駆動能力が小さい場合、極性を切り替えても、第1の入力端子T1に接続された入力トランジスタ21の電流駆動能力は低いままである。
【0082】
図4(b)の回路状態にあるときに、第1の入力端子T1側の入力トランジスタ21の駆動能力が低いと、基準電流I1が少な目になるが、供給される定電流Iの大きさには変化がないから、参照電流I2を多めに流すために、非ダイオード接続の負荷トランジスタ24のドレイン端子の電位が上昇し、それが信号となって出力トランジスタ25に入力されると反転して出力され、出力端子T0の電位は低下する。
【0083】
このように、オペアンプ1が第2の極性の状態にある場合では、入力トランジスタ21の駆動能力が低いことは、オペアンプ1全体としては、負電圧が出力される結果になるから、理想オペアンプ50の反転入力に正電圧が印加されたのと同じことになる。従って、この場合のオペアンプ1は、図2(b)のように、理想オペアンプ50の反転入力に正電圧を供給する等価電源60を付加して表すことができる。
【0084】
この場合、等価電源60の負電圧側は反転入力端子(第1の入力端子T1)に接続されているから、出力端子Toの電圧は、理想オペアンプ50の反転入力の電圧よりもVofだけ低くなる。
【0085】
オペアンプ1は、理想オペアンプ50の反転入力と非反転入力の電圧を等しくするように動作するから、コンデンサ9の電圧が(Va1+Vof)の場合、理想オペアンプ50の非反転入力の電圧は(Va1+Vof)になり、結局、出力端子Toからは、その電圧(Va1+Vof)からオフセット電圧Vofを減じた大きさの電圧Va1が出力される。その電圧は、アナログ信号Va1と等しい電圧である。
【0086】
このように、本発明のオペアンプ1では、その極性が交換されても、等価電源60の接続状態に変化はなく、その結果、極性切換前後の出力電圧を演算することで、オフセット電圧Vofを消去できるようになっている。
【0087】
なお、図3(a)に示す回路について、動作確認を行った。図5はSPICEシミュレータを用いた動作シミュレーションの結果を示すグラフであって、横軸は時間を、縦軸は電圧を示す。
【0088】
図5において、曲線(A)はアナログ信号Va1の波形を示し、曲線(B)は、本実施形態のサンプルアンドホールド回路10から出力される電圧波形を示す。さらに、曲線(C)は従来のサンプルアンドホールド回路から出力される電圧波形を示している。
また、図5において時刻が20μsまではアナログ信号Va1をサンプリングする期間であって、時刻が20μs以降でホールドするものとする。
【0089】
図5の曲線(C)より、従来のサンプルアンドホールド回路では、曲線(A)に示す一定(5.0V)のアナログ電圧が入力されると、この入力電圧の5.0Vにオフセット電圧が重畳された5+50mVの電圧が現れている。
【0090】
本実施形態のサンプルアンドホールド回路10では、サンプリング中には曲線(B)に示すように、オフセット電圧分(約50mV)だけ高い電圧が出力されているものの、その後時刻が20μs〜20.5μsの間で振動した後、安定し、入力電圧の5.0Vとほとんど差がない電圧が出力されている(実際には、オペアンプ1中の図示しない回路に起因するオフセット電圧の影響があり、5.0Vに、40μV程度の誤差電圧が重畳されている。この程度の誤差は無視できる程度である)。
【0091】
上記のサンプルアンドホールド回路10は高集積化が可能であって、ICチップに搭載することができる。この場合、コンデンサ9を含むサンプルアンドホールド回路10全体をICチップに搭載することも可能であるし、また、外付け用の端子を設けて、この端子にコンデンサ9を外付けできるようにしてもよい。
【0092】
また、第1〜第4の短絡スイッチ41〜44を用いてオペアンプ1の反転入力、非反転入力を切り替えているが、本発明はこれに限らず、別の回路を用いても反転入力、非反転入力を切り替えることが可能であればよい。
【0093】
上記サンプリングスイッチ31、帰還スイッチ32、33、短絡スイッチ41〜44は、それぞれ、nチャネルMOSトランジスタ、pチャネルMOSトランジスタ、又はnチャネルMOSトランジスタとpチャネルMOSトランジスタとを並列接続したトランスミッションゲートで構成してよい。
【0094】
また、入力トランジスタ21、22をnチャネルMOSトランジスタとしてもよい。更には、入力トランジスタ21、22と負荷トランジスタ23、24の極性及び接続関係を逆にしてもよい。
【0095】
【発明の効果】
本発明のオペアンプでは、入力端子と内部トランジスタとの間の接続関係を変えることなく、入力端子の極性を交換できるので、両方の極性のときの出力電圧を演算することで、オフセット電圧の影響を消去できるようになっている。
【0096】
また、本発明のオペアンプをサンプルアンドホールド回路に適用すると、サンプル動作時にオペアンプでコンデンサを充放電できるので、サンプリングするためのアナログ電圧を出力するアナログ信号出力回路の駆動能力が低くとも、高速にサンプリングすることができ、また、サンプリングされたアナログ電圧を精度良くホールドすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a):本発明の実施形態のオペアンプをサンプルホールド構成にした図
(b):そのタイミングチャート
【図2】(a):サンプル動作を説明するための図
(b):ホールド動作を説明するための図
【図3】(a):本発明のオペアンプの回路図
(b):その内部の短絡スイッチの状態図
【図4】(a):そのオペアンプが第1の極性になったときの等価回路図
(b):第2の極性になったときの等価回路図
【図5】本発明のサンプルアンドホールド回路の動作シミュレーション結果
【図6】従来のサンプルアンドホールド回路を説明するための図
(a):ブロック図
(b):タイミングチャート
(c):誤差成分について説明する図
【符号の説明】
1…オペアンプ 2…差動増幅回路 3…電流増幅回路 9…コンデンサ 10…サンプルアンドホールド回路 21、22…一対の入力トランジスタ 23、24…一対の負荷トランジスタ
1…基準電流 I2…参照電流 T1、T2…入力端子

Claims (6)

  1. 第1及び第2の入力端子、並びに出力端子を備えるオペアンプと、
    アナログ信号入力端子と上記第1の入力端子との間に接続されているサンプリングスイッチ手段と、
    上記出力端子と上記第1の入力端子との間に接続されている第1の帰還スイッチ手段と、
    上記出力端子と上記第2の入力端子との間に接続されている第2の帰還スイッチ手段と、
    上記第2の入力端子と基準電位との間に接続されているコンデンサと、
    を有し、
    上記サンプリングスイッチ手段及び上記第2の帰還スイッチ手段が導通状態であり、上記第1の帰還スイッチ手段が非導通状態である第1の動作モードのときに、上記第 1 の入力端子が非反転入力端子、上記第 2 の入力端子が反転入力端子としてそれぞれ機能して、上記アナログ信号入力端子に入力するアナログ信号に応じた電圧値を上記コンデンサに蓄積し、
    上記サンプリングスイッチ手段及び上記第2の帰還スイッチ手段が非導通状態であり、上記第1の帰還スイッチ手段が導通状態である第2の動作モードのときに、上記第 1 の入力端子が反転入力端子、上記第 2 の入力端子が非反転入力端子としてそれぞれ機能して、上記コンデンサに蓄積した上記アナログ信号に応じた電圧値を出力するサンプルアンドホールド回路。
  2. 上記オペアンプが、
    制御端子が上記第1及び第2の入力端子にそれぞれ接続されている第1及び第2の入力トランジスタと、
    上記第1及び第2の入力トランジスタに電流を供給する電流源と、
    を有する請求項1に記載のサンプルアンドホールド回路。
  3. 1 及び第 2 の入力端子、並びに出力端子を備えるオペアンプと、
    アナログ信号入力端子と上記第 1 の入力端子との間に接続されているサンプリングスイッチ手段と、
    上記出力端子と上記第 1 の入力端子との間に接続されている第 1 の帰還スイッチ手段と、
    上記出力端子と上記第 2 の入力端子との間に接続されている第 2 の帰還スイッチ手段と、
    上記第 2 の入力端子と基準電位との間に接続されているコンデンサと、
    を有し、
    上記サンプリングスイッチ手段及び上記第 2 の帰還スイッチ手段が導通状態であり、上記第 1 の帰還スイッチ手段が非導通状態である第 1 の動作モードのときに、上記アナログ信号入力端子に入力するアナログ信号に応じた電圧値を上記コンデンサに蓄積し、
    上記サンプリングスイッチ手段及び上記第 2 の帰還スイッチ手段が非導通状態であり、上記第 1 の帰還スイッチ手段が導通状態である第 2 の動作モードのときに、上記コンデンサに蓄積した上記アナログ信号に応じた電圧値を出力するサンプルアンドホールド回路であって、
    上記オペアンプが、
    電源電圧と基準電位との間に直列に接続されている第1の入力トランジスタ及び第1の負荷トランジスタと、
    電源電圧と基準電位との間に直列に接続されている第2の入力トランジスタ及び第2の負荷トランジスタと、
    上記第1の入力トランジスタと上記第1の負荷トランジスタとの接続点と上記第1の負荷トランジスタの制御端子と上記第2の負荷トランジスタの制御端子との接続点との間に接続されている第1のスイッチ手段と、
    上記第2の入力トランジスタと上記第2の負荷トランジスタとの接続点と上記第1の負荷トランジスタの制御端子と上記第2の負荷トランジスタの制御端子との接続点との間に接続されている第2のスイッチ手段と、
    を有し、
    上記第1及び第2の入力トランジスタの制御端子が上記第1及び第2の入力端子にそれぞれ接続されており、
    上記第1の動作モードにおいては上記第1のスイッチ手段が非導通状態、上記第2のスイッチが導通状態となり、第2の動作モードにおいては上記第1のスイッチ手段が導通状態、上記第2のスイッチ手段が非導通状態となるサンプルアンドホールド回路。
  4. 上記オペアンプが、
    電源電圧と基準電位との間に接続されている出力トランジスタと、
    上記第1の入力トランジスタと上記第1の負荷トランジスタとの接続点と上記出力トランジスタの制御端子との間に接続されている第3のスイッチ手段と、
    上記第2の入力トランジスタと上記第2の負荷トランジスタとの接続点と上記出力トランジスタの制御端子との間に接続されている第4のスイッチ手段と、
    を更に有し、
    上記第1の動作モードにおいては上記第1及び第4のスイッチ手段が非導通状態、上記第2及び第3のスイッチが導通状態となり、上記第2の動作モードにおいては上記第1及び第4のスイッチ手段が導通状態、上記第2及び第3のスイッチ手段が非導通状態となる請求項3に記載のサンプルアンドホールド回路。
  5. 上記各スイッチ手段がMOSトランジスタで構成されている請求項3又は4のいずれか1項記載のサンプルアンドホールド回路。
  6. 上記サンプリングスイッチ手段、並びに上記第1及び第2の帰還スイッチ手段がMOSトランジスタにより構成されている請求項1乃至5のいずれか1項記載のサンプルアンドホールド回路。
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