JP4427129B2 - 机上用バックパネルの側端面に対するカバー部材の取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、机の天板上の後端部に立設されたバックパネルの側端面を、体裁よくかつ容易に覆いうるようにした机上用バックパネルの側端面に対するカバー部材の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
机上に立設されるピンナップボード等のバックパネルは、通常、その表面がクロス等で覆われているので、クロスの両側端の端末の処理部分を体裁よく覆い隠す必要がある。一般的な端末の処理方法としては、周端縁全体を枠体で囲ったり、単に化粧部材により隠蔽するなどしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前者の枠体による方法では、コスト高となり、また後者の化粧部材による方法では、クロスの色違いに対応して、色の異なる化粧部材を多数用意しておく必要があるので、生産及び在庫の過程で生じるロスが大きく、その費用も嵩む。また、化粧部材にクロスを押える機能を有するようにしなければならないので、構造が複雑となり製造コストも上昇する。
【0004】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、クロス側端面の処理を安価にかつ容易に行いうるようにするとともに、化粧部材としての機能を有するカバー部材を着脱可能とすることにより、クロスとの色合わせを簡単に行いうるようにした机上用バックパネルの側端面に対するカバー部材の取付構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)机の天板の後端部に立設された、表面をクロス等により覆ってなるバックパネルの側端面に、その上下寸法とほぼ等長をなす平面視が外向コ字状の芯材を、この芯材の上端部に設けた内向きの位置決め片を前記バックパネルの本体に形成した凹溝の底面に係止して止着し、前記芯材に、内側面が開口するケース状のカバー部材を、芯材の全表面を覆うようにして、着脱可能に取付ける。
【0006】
(2)上記(1)項において、バックパネルとカバー部材との当接面に、机上の側端部に立設されるサイドパネル後端に後向き突設された係合片を挿入しうる係合溝を設ける。
【0007】
【発明の実施の形態】
図面は、本発明の一実施形態を示すもので、机(1)における天板(2)の左右の後端角部には、角筒状の支柱(3)(3)が上下に貫通して立設され、その後面の上下部には(右方のみ図示する)、縦長の係止孔(4)が穿設されている。
【0008】
横長矩形状のバックパネル(5)の本体(6)は、全面がクロス(7)により覆われ、その上端縁の継ぎ目は、本体(6)の周端面中央に形成された凹溝(8)内に縫着することにより処理されている。本体(6)の側端面のクロス(7)の継ぎ目の端末は、側端面の凹溝(8)に、バックパネル(5)の上下長と等長かつ等幅をなす合成樹脂製の概ね外向コ字状の芯材(9)を、その上端部に連設された内向きの位置決め片(10)を本体(6)の上面における凹溝(8)の底面に係止して位置決めしたのち、側方より挿入した複数のねじ(11)をもって本体(6)の側面に固定することにより、処理されている。
【0009】
芯材(9)の側面には、内側面が開口された合成樹脂製のケース状のカバー部材(12)が、着脱可能として嵌合され、これにより芯材(9)の内面を除く全表面が隠蔽されている。
【0010】
カバー部材(12)の前面側の内端縁とバックパネル(5)の側面との当接面の上下には、カバー部材(12)側の内端縁を若干上下方向に切欠くことにより、芯材(9)の内側面側に通じるスリット状の係合溝(13)が形成されている。
【0011】
バックパネル(5)の前面の左右両側部には、前方を向く上下1対の係止フック(14)を備えるアングル状の係止板(15)がねじ止めされている。
【0012】
バックパネル(5)は、天板(2)の上面の後端部に載置したのち、係止板(15)の各係止フック(14)を支柱(3)の係止孔(4)に係合することにより、天板(2)に傾動不能に取り付けられている。
【0013】
サイドパネル(16)は、その後端面の上下部に形成した凹部(17)に、L字形の係合片(18)をねじ止めしたのち、その後向片(18a)を上記バックパネル(5)とカバー部材(12)との間の係合溝(13)に嵌合することにより、天板(2)の上面の側端部に側方への倒れを防止して取付けられている。
【0014】
なお、必要に応じ、天板(2)の左側端にもサイドパネル(16)を取り付けることができる。
【0015】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、バックパネルの側端面に芯材を止着することにより、クロスの側端部の継ぎ目の処理部分を、容易かつ安価に体裁よく覆い隠すことができる。
また、芯材に着脱可能として取付けたカバー部材を化粧部材として、それのみを交換することにより、クロス等の色合わせを簡単かつ安価に行うことができる。
さらに、芯材の上端部に設けた内向きの位置決め片を、バックパネルの本体に形成した凹溝の底面に係止して止着するので、芯材をバックパネルに止着する際のねじとねじ孔との位置決めが容易となり、組付作業性が向上する。
【0016】
請求項2記載の発明によれば、サイドパネルの後端部を、特別な部材を用いることなく、容易に保持し、その側方への倒れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した机の斜視図である。
【図2】 同じく、芯材及びカバー部材のバックパネルに対する取付要領を示す拡大分解斜視図である。
【図3】 同じく、サイドパネルの取付要領を示す拡大分解斜視図である。
【図4】 同じく、図1のIV−IV線の拡大横断平面図である。
【符号の説明】
(1)机
(2)天板
(3)支柱
(4)係止孔
(5)バックパネル
(6)本体
(7)クロス
(8)凹溝
(9)芯材
(10)位置決め片
(11)ねじ
(12)カバー部材
(13)係合溝
(14)係止フック
(15)係止板
(16)サイドパネル
(17)凹部
(18)係合片
(18a)後向片
Claims (2)
- 机の天板の後端部に立設された、表面をクロス等により覆ってなるバックパネルの側端面に、その上下寸法とほぼ等長をなす平面視が外向コ字状の芯材を、この芯材の上端部に設けた内向きの位置決め片を前記バックパネルの本体に形成した凹溝の底面に係止して止着し、前記芯材に、内側面が開口するケース状のカバー部材を、芯材の全表面を覆うようにして、着脱可能に取付けたことを特徴とする机上用バックパネルの側端面に対するカバー部材の取付構造。
- バックパネルとカバー部材との当接面に、机上の側端部に立設されるサイドパネル後端に後向き突設された係合片を挿入しうる係合溝を設けた請求項1記載の机上用バックパネルの側端面に対するカバー部材の取付構造。
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- 1999-06-02 JP JP15519399A patent/JP4427129B2/ja not_active Expired - Fee Related
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