JP4426430B2 - カテーテル及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は電子部品をチューブ内に搭載したカテーテル及びその製造方法に関する。
従来から、発熱抵抗体、圧力センサー、温度測定用サーミスタ等の電子部品をチューブの前端部または中間部内に搭載したカテーテルを、患者の体内に挿人し、前記電子部品が発生する電気信号を利用して種々の検査や治療が行われている。このような電子部品搭載型のカテーテルは、例えば、下記の特許文献1及び特許文献2に記載されている。
前記「チューブの前端部」とは、カテーテル(チューブ)を患者の体内に挿入する際に、その挿入方向の先頭側とするチューブの長さ方向の一方側の端部のことであり、本明細書の以降の記載においても、「チューブの前端部」という場合、それは、カテーテル(チューブ)を患者の体内に挿入する際の、挿入方向の先頭側とするチューブの端部のことを指し、また、「チューブの後端部」という場合、それは、チューブの長さ方向における該挿入方向の先頭側にする端部とは反対側の端部のことを指すものとする。
ところで、上記のようなチューブ内に電子部品を搭載したカテーテルでは、患者の体内に挿入したチューブの前端部または中間部内に在る電子部品から発生する電気信号は、患者の体外に出ているチューブの後端部に連結した測定器等で処理され、また、前記電子部品の動作制御を行う場合は、患者の体外に出ているチューブの後端部に連結した制御装置によって遠隔制御する。従って、電子部品搭載型のカテーテルのチューブ内には、電子部品と測定器や制御装置等との間で電気信号を伝送するための信号線を配設する必要があり、該信号線としては、従来、特許文献1及び特許文献2に記載のカテーテルのように、一般にフラットケーブル等の信号ケーブルが使用されてきた。ところが、近時、この種のカテーテルにおいては、チューブ内に配設する電子部品の高機能化に伴って信号線の多線化が求められており、信号線の多線化のために信号ケーブルの本数を増やすと、信号ケーブルを挿通するチューブを太くしなければならず、その結果、患者体内でのカテーテルの操作性が低下したり、カテーテルの操作時における患者の痛みが増すという問題が生じている。
特開平11−56794号公報 特開2001−170013号公報
上記事情に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、電子部品搭載型のカテーテルにおいて、電子部品に接続する信号線の多線化に伴うチューブ太さの増大を軽減できるカテーテルを提供することであり、また、該カテーテルを効率良く製造できるカテーテルの製造方法を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の構成を採る。
すなわち、本発明は、
(1)チューブの前端部又は中間部内に電子部品が搭載され、該電子部品と電気的に接続する信号線が該電子部品の近傍から前記チューブ内を通って前記チューブの後端部へと配されたカテーテルであって、前記信号線が前記チューブ内に挿入したフレキシブル配線回路基板の配線パターンからなることを特徴とする、カテーテル、
(2)フレキシブル配線回路基板が金属支持板を有するものである、上記(1)記載のカテーテル、
(3)金属支持板の短手方向の幅がベース絶縁層の短手方向の幅よりも小さく、フレキシブル配線回路基板の短手方向の両端部に金属支持板が存在しないことを特徴とする、上記(2)記載のカテーテル、
(4)金属支持板の短手方向の幅が50〜2950μmであり、フレキシブル配線回路基板の短手方向の幅が100〜3000μmである、上記(3)記載のカテーテル、
(5)フレキシブル配線回路基板のベース絶縁層上の配線パターンに設けた端子部と近接する領域に電子部品が配設され、該電子部品の端子と前記配線パターンに設けた端子部とが金属溶接又は導電性接着剤によって接続され、該接続部が樹脂で封止されてなる、上記(1)〜(4)のいずれか一つに記載のカテーテル、
(6)チューブの前端部又は中間部の側壁に貫孔を設け、該チューブ内に、その長手方向の幅を該チューブの貫孔から後端部までの長さと同等若しくはそれ以上にしたフレキシブル配線回路基板を挿入する工程と、
前記フレキシブル配線回路基板のベース絶縁層上の配線パターンに設けた端子部と近接する領域に、前記チューブの側壁に設けた貫孔を通して、電子部品を載置する工程と、
前記電子部品の端子と前記配線パターンに設けた端子部とを金属溶接又は導電性接着剤によって接続した後、該接続部を樹脂で封止する工程とを含む、カテーテルの製造方法、及び
(7)チューブの前端部又は中間部の側壁に貫孔を設ける一方、その長手方向の幅が該チューブの貫孔から後端部までの長さと同等若しくはそれ以上にしたフレキシブル配線回路基板を用意する工程と、
前記フレキシブル配線回路基板のベース絶縁層上の配線パターンに設けた端子部と近接する領域に電子部品を載置し、該電子部品の端子と前記配線パターンに設けた端子部とを金属溶接又は導電性接着剤によって接続する工程と、
前記電子部品を付設したフレキシブル配線回路基板を前記チューブに挿入し、前記チューブの側壁に設けた貫孔を通して、前記電子部品の端子と配線パターンに設けた端子部との接続部を樹脂で封止する工程とを含む、カテーテルの製造方法、に関する。
本発明のカテーテルにおいては、信号線を多線化する場合、チューブ内に挿入したフレキシブル配線回路基板の配線パターンの本数を増やせばよく、フレキシブル配線回路基板は自体のサイズを大きく変えずに配線パターンの本数を増やすことができるので、チューブの太さを大きく増大させる必要なく信号線の数を増やすことができる。従って、従来のカテーテルと信号線の本数が同じである場合、カテーテル(チューブ)の太さを小さくでき、信号線の多線化に伴ってチューブの太さが増大することによって生じていた患者体内でのカテーテルの操作性の低下やカテーテルの操作時における患者の痛みを解消若しくは軽減することができる。
また、上記フレキシブル配線回路基板として金属支持板を有するものを用いることで、フレキシブル配線回路基板の剛性が高まり、チューブ内へのフレキシブル配線回路基板の挿入作業が容易になる。また、カテーテルの不要な折れ曲がり等が起り難くなり、カテーテルを意図する方向へ進行させることが容易になって、患者体内でのカテーテルの操作性が一層向上する。
また、上記フレキシブル配線基板の金属支持板に、その短手方向の幅がベース絶縁層の短手方向の幅よりも小さい金属支持板を使用し、フレキシブル配線回路基板の短手方向の両端部に金属支持板が存在しない構成とすることで、フレキシブル配線回路基板をその短手方向の両端部を折り曲げた状態にしてチューブ内に挿入することができる。従って、チューブ内へのフレキシブル配線回路基板の挿入作業時におけるチューブ内壁の損傷を防止でき、また、チューブの太さをより小さくすることができる。
また、上記フレキシブル配線回路基板のベース絶縁層上の配線パターンに設けた端子部と近接する領域に電子部品を配設し、該電子部品の端子と前記配線パターンに設けた端子部とを金属溶接又は導電性接着剤によって接続し、該接続部を樹脂で封止した構成とすることで、カテーテルの操作時にカテーテルが変形したり衝撃を受けても、電子部品と配線パターン(信号線)との電気的接続が安定に維持される、信頼性の高いカテーテルを実現できる。
また、本発明のカテーテルの製造方法によれば、従来のカテーテルに比べて、カテーテル(チューブ)の太さを小さくできる本発明のカテーテルを少ない作業工数で効率良く製造することができる。また、フレキシブル配線回路基板上に電子部品を実装することができるので、チューブ内での電子部品の位置決めを精度良く行うことができる。
以下、図面を参照して本発明をより詳しく説明する。
図1〜3は本発明の一例によるカテーテルを示し、図1はカテーテルの軸線を含む平面で切った断面図(縦断面図)、図2はカテーテルの軸線と直交する平面で切った断面図(横断面図)、図3は図1、2中に示されたフレキシブル配線回路基板の斜視図である。なお、図1はチューブ1の前端部1Aとこれに繋がる若干の長さ部分の断面のみを示しているが、フレキシブル配線回路基板10は、図示していないチューブ1の後端部まで繋がった長尺物である。
該一例のカテーテル100に示されるように、本発明のカテーテルは、チューブ1内に電子部品2を搭載したカテーテルであり、チューブ1内に配設した電子部品2に電気的に接続される信号線を、チューブ1内に挿入したフレキシブル配線回路基板10の配線パターン4で構成したことを主たる特徴としている。
前述の背景技術の欄で説明したように、チューブ内に電子部品を搭載したカテーテルでは、通常、患者の体内にカテーテルを挿入後、チューブの前端部または中間部内に配設した電子部品から発生する電気信号を、患者の体外に出ているチューブの後端部に連結した測定器等で処理し、また、電子部品の動作制御を行う場合は、患者の体外に出ているチューブの後端部に連結した制御装置によって遠隔制御する。従って、該一例のカテーテル100においても、チューブ1内に挿入したフレキシブル配線回路基板10は、チューブ1内の電子部品2の配設位置の近傍から、チューブ1の図示しない後端部まで繋がっており、該チューブ1の後端部において、信号線である配線パターン4の端部が測定器や制御装置等(図示せず)に電気的に接続されている。
すなわち、本発明のカテーテルは、該一例のカテーテル100に示されるように、カテーテル本体となるチューブ1の前端部や中間部内の電子部品2の搭載部(配設部)の近傍からチューブ1の後端部へ至る信号線を、フレキシブル配線回路基板10の配線パターン4で構成しており、この構成によって、チューブ1の太さを大きく増大させる必要なく信号線の多線化を行えるようにしている。つまり、電子部品に接続する信号線として信号ケーブルを用いた従来のカテーテルの場合、信号線の多線化のために信号ケーブルの本数を増やすと、信号ケーブルの束が大きな容積を占めるため、複数本の信号ケーブルを挿通させるには、その分チューブの太さをかなり増大させなければならなかったのに対し、本発明のカテーテルでは、電子部品に電気的に接続する信号線がチューブ内に挿入したフレキシブル配線回路基板の配線パターンであり、フレキシブル配線回路基板は、自体のサイズを極端に大きくする必要なく配線パターンの本数を増やすことができるので、チューブの太さを大きく増大させる必要なく信号線の数を増やすことができる。
本発明のカテーテルに用いるフレキシブル配線回路基板(FPC)は、前記一例のカテーテル100(図1〜図3)で使用しているフレキシブル配線回路基板10のように、ベース絶縁層3、配線パターン(配線パターン)4及びカバー絶縁層5がこの順に積層された積層構造を基本構成とする。ベース絶縁層3、配線パターン(配線パターン)4及びカバー絶縁層5の各材料は、従来からフレキシブル配線回路基板で使用されている公知の材料を適用すればよい。
ベース絶縁層3の材料としては、例えば、ポリイミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)共重合体樹脂、ポリカーボネート系樹脂、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂等が挙げられる。これらの中でも、耐熱性、寸法安定性、耐薬品性等の点から、ポリイミド系樹脂が好ましい。また、ベース絶縁層3の厚みは、フレキシブル性や電気絶縁性の点から、5〜100μm程度が好ましく、より好ましくは8〜30μm程度である。
配線パターン4の材料としては、例えば、ステンレス、銅、銅合金、アルミニウム、銅−ベリリウム、リン青銅、42アロイ等が挙げられ、導電性や剛性の点から、銅、銅合金が好ましい。配線パターン4の厚みは、3〜50μmが好ましく、5〜20μmがより好ましい。配線パターン4の厚みが3μm未満では、屈曲などの機械的なストレス、局所的な圧力や磨耗等によって損傷を受けやすく、50μmより大きい場合は、微細ピッチの配線形成を行い難くなり、また、変形し難くなることから、好ましくない。また、配線パターン4の幅は5〜100μmが好ましく、また、複数本の配線パターン(配線パターン)4における隣接する配線間のスペースは、電気信号への不要ノイズの発生、金属イオンマイグレーションによるショート等の不具合が生じない範囲でできるだけ狭くするのが好ましく、一般的には5〜100μmの範囲内で選択される。また、配線パターン(配線パターン)4の一部(通常、終端部4A)はカバー絶縁層5で被覆せず、金属ワイヤ等の他の導体部材との電気的接続を行うための端子部40として使用される。なお、かかる端子部40には、必要により、ニッケル、金、はんだ、錫等の高導電性金属で被覆する。
なお、図8は前記一例のカテーテル100のフレキシブル配線回路基板10における複数本の配線パターン4の終端部4A付近を示す平面図であり、当該フレキシブル配線回路基板10においては、複数本の配線パターン4の終端部4Aを揃えて、各配線パターンの端子部40を同一直線上に並べて配置しているが、本発明のカテーテルにおいて、フレキシブル配線回路基板の複数の配線パターン4に設ける端子部40は、図9に示すように、千鳥状に配置するようにしてもよい。複数の配線パターン4に設ける端子部40を千鳥状に配置することで、図9に示すように、各配線パターンの端子部40の面積を拡大でき、後述する金属ワイヤ等との接続が容易になるので、好ましい。また、前記一例のカテーテル100のフレキシブル配線回路基板10では、端子部40は、全面露出させているが、図10に示すように、カバー絶縁層5の開口部から、配線パターン4の一部を露出するように形成してもよい。
カバー絶縁層5の厚みは2〜50μmが好ましい。2μm未満では、厚みバラツキ、或いは、屈曲や摩耗によって部分的に絶縁不良箇所が生じやすく、50μmを超えるとフレキシブル性が低下する傾向がある。
本発明で用いるフレキシブル配線回路基板(FPC)には、前記一例のカテーテル(図1〜3)で使用しているフレキシブル配線回路基板10のような、ベース絶縁層3の配線パターンとは反対側の面に金属支持板6を積層したものが好ましい。このような金属支持板6を有するフレキシブル配線回路基板の場合、金属支持板6によってフレキシブル配線回路基板全体の剛性が高まることから、チューブ内へのフレキシブル配線回路基板の挿入作業が容易になる。また、カテーテルの不要な折れ曲がり等が起り難くなり、カテーテルを体内へ挿入していく際にカテーテルを意図する方向へ進行させることが容易になる。従って、カテーテルを体内へ挿入していく際の操作性が向上する。
該金属支持板6の材料としては、ステンレス、鋼、ニッケル、クロム、鉄、錫、鉛、アルミニウム等の金属元素の単体又はこれら金属から選ばれる2種以上の合金等が挙げられる。これらの中でも、弾惟率が高いという点で、ステンレスが好ましい。
金属支持板6の弾性率は、フレキシブル配線回路基板のチューブへの挿入性やカテーテルの操作性を考慮すると、50GPa以上が好ましく、100GPa以上がより好ましい。しかし、弾性率が大きすぎると、チューブへ挿入した後、曲げにくい、または、フレキシブル性が欠けるため、弾性率は400GPa以下であるのが好ましく、300GPa以下であるのがより好ましい。なお、ここでの「弾性率」とは、試験片幅20mm、チャック間100mm、引張り速度50mm/分の試験条件で測定したときの引張弾性率を意味する。
また、金属支持板6の厚みは、一般に10〜200μm程度が好ましい(より好ましくは20〜50μmである)。金属支持板の厚みが10μm未満では、フレキシブル配線回路基板にカールやうねりを生じやすくなり、その結果、フレキシブル配線回路基板をチューブに挿入しにくくなることがあり、また、200μmより厚い場合は、フレキシブル配線回路基板のフレキシブル性が低下することから、フレキシブル配線回路基板をチューブに挿入しにくくなったり、ロール・トゥー・ロールの生産方式(すなわち、巻き出しロールから繰り出したフィルム(シート)を巻取りロールで巻き取るようにし、その間でフィルム(シート)を加工する方式)による生産が困難となる。
また、このような金属支持板6を有するフレキシブル配線回路基板において、金属支持板6は、必要により、所定のパターンに加工して、配線パターンとして利用することもできる。この場合、フレキシブル配線回路基板は、両面配線(回路)基板となり、ベース絶縁層の両面に形成された配線パターンを信号線として利用することができる。すなわち、このような両面配線構造のフレキシブル配線回路基板を使用することで、フレキシブル配線回路基板の表裏両面の双方の側に電子部品を配設したカテーテルを作製できる。かかる金属支持板を配線パターンとして使用する場合、一個の配線パターンの幅は10〜500μm程度とするのが好ましく、隣接する配線パターン間のスペースは10〜300μm程度とするのが好ましい。
本発明において、フレキシブル配線回路基板(金属支持板を有さない場合と金属支持板を有する場合の両方を含む)の総厚みは20〜300μmが好ましい(より好ましくは30〜100μmである。)。該総厚みが20μmより小さいと、ハンドリング性が悪くなるため、チューブへの挿入が困難となる。また、該総厚みが300μmより大きいと、カテーテルの柔軟性が低下し、カテーテルを体内へ挿入していく際の操作性が低下してしまう。
また、フレキシブル配線回路基板の長手方向(軸線方向)の幅(図3中のD1)は、チューブ1の軸線方向における電子部品の搭載(配設)位置からチューブ1の後端部までの長さに応じて決定される。すなわち、チューブ1の軸線方向における電子部品の搭載(配設)位置からチューブ1の後端部までの長さと同等か若しくはそれ以上の長さにする必要があり、一般的には、50〜1000mmの範囲内である。
また、フレキシブル配繰回路基板の短手方向の幅(図3中のD2)は100〜3000μmが好ましい(より好ましくは200〜1500μm)。フレキシブル配線回路基板の短手方向の幅が100μmより小さい場合、フレキシブル配線回路基板の自己支持性が低下し、チューブへの挿入が困難になり、また、3000μmより大きい場合、フレキシブル配線回路基板を挿入するチューブの内径や外径が大きくなるため、好ましくない。また、チューブへの挿入を容易にするためには、チューブの内径よりも該短手方向の幅は50〜100μm程度小さいことが好ましい。
また、フレキシブル配線回路基板が金属支持板6を有する場合、金属支持板6の短手方向の幅は50〜2950μmが好ましい。
前記一例のカテーテル100(図1〜図3)で使用しているフレキシブル配線回路基板10は、金属支持板6の短手方向の幅(図2中のD3)をフレキシブル配線回路基板10(ベース絶縁層3)の短手方向の幅(D2)と同じにしたものであるが、本発明で使用するフレキシブル配線回路基板は、図4に示すような、金属支持板6の短手方向の幅(D3)をベース絶縁層3の幅(D2)より小さくし、フレキシブル配線回路基板の短手方向の両端部に金属支持板6が存在しないレキシブル配線回路基板20にしてもよい。このような構造のフレキシブル配線回路基板を使用することで、図5に示すように、フレキシブル配線回路基板20のベース絶縁層3をその長手方向の全長に亘って短手方向の両端部を折り曲げた状態にしてチューブ1内に挿入することができ、チューブ1の太さをより小さくすることができる。また、フレキシブル配線回路基板のチューブ1への挿入作業において、チューブの内壁を傷つけることを防止できる。
このような、フレキシブル配線回路基板の短手方向の両端部に金属支持板6が存在しないフレキシブル配線回路基板20の場合、フレキシブル配線回路基板の短手方向の両端部の金属支持板6が存在しない部分の短手方向の幅(図4中のD4)は20〜1000μmが好ましい。該幅が20μm未満の場合、加工精度が僅かに低下しただけでも、部分的に金属支持板の両端が露出して、チューブの内壁を損傷させる場合があり、該幅が1000μmを超える場合、金属支持板によってフレキシブル配線回路基板を十分に保持できない場合がある。
本発明のカテーテルにおいて、本体となるチューブ1の材質としては、ポリテトラフルオロエチレンなどのフッ素樹脂、シリコーン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニルなどの絶縁樹脂材料が用いられる。柔軟性、耐熱性、耐薬品性、生体適合性、チューブ状への加工性等を考慮すると、これらの中でもフッ素樹脂が好ましい。
また、チューブ1の軸線と直交する平面で切った断面(横断面)の形状は特に限定されないが、円形、楕円形等の角部のない形状が好ましい(通常は円形である。)。円形の場合を例にすると、その内径は0.2〜3.5mm程度が好ましく、その外径は0.3〜4mm程度が好ましい。チューブの内径と外径がかかる好ましい範囲内にあることで、フレキシブル配線回路基板を挿入性及び患者体内でのカテーテルの操作性に優れ、しかも、患者体内でのカテーテル操作時に患者への痛みを生じにくい、カテーテルを実現できる。なお、チューブの肉厚が0.05〜1.0mmとなるように内径とが外径を決定するのが好ましい。
断面形状が円形でないチューブを使用する場合は、断面の内周及び外周のそれぞれの最大径が上記の断面が円形の場合の内径及び外径の好ましい数値範囲内となるチューブを用いるのが好ましい。
本発明のカテーテルにおいて、チューブの長さ(軸線方向の長さ)は一般的には30mm以上、さらには100mm以上であり、上限は通常1000mm以下である。
本発明のカテーテルにおいて、チューブ1内に搭載する電子部品2としては、従来から電子部品搭載型のカテーテルに使用されている電子部品を制限なく使用できる。具体的には、発熱抵抗体、圧力センサー、温度測定用サーミスタ、超音波発振子、圧電素子等が挙げられる。図1〜図3に示す一例のカテーテル100は電子部品2に圧力センサーを用いたものである。なお、圧力センサーを搭載したカテーテルを構成する場合、図1に示すように圧力センサー(電子部品2)はその感応面2Aがチューブ側壁に設けた貫孔Hから外部に露出するように配設する。
本発明のカテーテルにおいて、電子部品とフレキシブル配線回路基板(配線パターン)との接続(電気的接続)は、例えば、図1に示すように、フレキシブル配線回路基板の配線パターン4に設けた端子部40と電子部品2の端子(図示せず)に、金属ワイヤ7の一端と他端をそれぞれボンディグする等の金属溶接技術を用いて行う方法や、配線パターンに設けた端子部40と電子部品の端子の両方を導電性接着剤層で被覆する方法等で行われる。なお、図1に示すように、配線パターン4の端子部40と電子部品2の端子との接続部は樹脂8で封止して保護するのが好ましい。かかる封止用の樹脂8としては、例えば、エポキシ樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂等が挙げられる
また、チューブ1内での電子部品2の固定は、図1〜図3に示す一例のカテーテル100のように、フレキシブル配線回路基板10のベース絶縁層3上の配線パターン4に設けた端子部40と近接する配線パターン非形成領域3Aに、電子部品2を実装(固定)するのが好ましい。こうすることで、配線パターン4と電子部品2とが共にフレキシブル配線回路基板10の動きに追従するため、これら両者間の接続部にかかる負荷が小さくなり、電子部品2の端子と配線パターン4の端子部40間の接続信頼性が向上する。また、ベース絶縁層3への電子部品2の実装(固定)は、例えば、図1に示すように、配線パターン4に設けた端子部40と電子部品2の端子との接続部を封止する樹脂8を使用し、電子部品2の側周の略全域に対して、該樹脂8を、電子部品2の周縁からベース絶縁層3の表面に跨るように塗布することで行うことができる。こうすることで、電子部品2の実装(固定)作業と、電子部品の端子と配線パターンとの接続作業を同時に行うことができ、効率的である。なお、電子部品2はベース絶縁層上の配線パターン4に設けた端子部40と近接する領域3Aに接着剤で固定してもよい。
なお、図1〜図3に示す一例のカテーテル100のように、チューブ1の側壁に設けた貫孔Hから電子部品2の一部を露出させる態様のカテーテルを構成する場合、チューブ内をチューブの外部から確実に遮断するために、貫孔H周囲のチューブ壁の周縁と電子部品2の上面を被覆するようにシール用の樹脂9を塗布するのが好ましい。該シール用樹脂9としては、例えば、エポキシ樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂等が使用される。また、電子部品2が、例えば、温度センサーのような必ずしもその感受面をチューブ外へ露出する必要のない場合は、図11に示すように、チューブ壁に貫孔を形成せず、電子部品2はチューブ1に内封されていてもよい。この場合は、シール用樹脂は不要である。
図1〜図3に示す一例のカテーテル100では、フレキシブル配線回路基板10は、導体層(配線パターン4)を一層設けたものであるが、フレキシブル配線回路基板として、複数の導体層をビアホールを介して接続した多層フレキシブル配線回路基板を用いてもよい。多層フレキシブル配線回路基板の場合、より多くの配線や端子を設置することが可能なので、より多くの電子部品を実装することができ、カテーテルの機能を向上させることができる。
本発明で用いるフレキシブル配線回路基板の製造方法は特に限定されず、従来からフレキシブル配線回路基板の製造に使用されている公知の膜(層)形成技術、膜(層)のパターニング技術、印刷等の配線形成技術及びフォトリソグラフィー技術等を適宜組み合わせて製造することができ、例えば、サブトラクティブ法、セミアディティブ法等の方法で作製することができる。
ベース絶縁層3及びカバー絶縁層5を所定パターンに形成する場合、例えば、感光性ポリイミド等の感光性樹脂を用いる方法(すなわち、感光性樹脂(前駆体)層に露光、現像及び加熱硬化処理等を施して所定パターンの絶縁性樹脂層を形成する方法)や、絶縁性樹脂層にレーザーやプラズマ等によるエッチング加工を施して所定パターンにパターニングする方法等が挙げられるが、作業性、位置決め精度等の点から、感光性樹脂を用いる方法が好ましい。
金属支持板6を有するフレキシブル配線回路基板を作製する場合は、ベース絶縁層3、配線パターン4及びカバー絶縁層5をこの順に積層したフレキシブル配線回路基板を作製後、金属支持板6をベース絶縁層3に接着剤を用いて貼りつけてもよいし、あるいは、金属支持板6上にべ−ス絶縁層3、配線パターン4、カバー絶縁層5をこの順に積層するようにしてもよい。
なお、金属支持板6を有するフレキシブル配線回路基板であって、基板の短手方向の両端部に金属支持板が存在しない態様のものや、金属支持板を配線パターンとして使用する態様のものを作製する場合、金属支持板6を含む積層構造体を作製後、金属支持板6に部分的にエッチングを施せばよい。
本発明のカテーテルの製造方法は特に限定されないが、以下の方法で製造するのが好ましい。
例えば、図1〜図3に示す一例のカテーテル100の場合、その軸線方向における電子部品を搭載すべき位置(チューブの前端部や中間部)に対応させてその側壁に貫孔Hを形成したチューブ1と、その長手方向の幅をチューブ1の貫孔Hからチューブ1の後端部までの長さと同等か若しくはそれよりも長くしたフレキシブル配線回路基板10とを用意し、チューブ1内に、フレキシブル配線回路基板10を挿入する工程(第1工程)と、チューブ1の側壁に形成した貫孔Hを通して、フレキシブル配線回路基板10のベース絶縁層3上の配線パターン4に設けた端子部40と近接する領域(配線パターン非形成領域)3Aに、電子部品2を載置する工程(第2工程)と、電子部品2の端子と配線パターン4に設けた端子部4Aとを金属溶接又は導電性接着剤によって接続し、該接続部を樹脂で封止する(第3工程)とを含む方法によって作製することができる。
また、先にフレキシブル配線回路基板10のベース絶縁層3上に電子部品を実装し、電子部品2の端子と配線パターン4に設けた端子部40とを金属溶接又は導電性接着剤によって接続してから、フレキシブル配線回路基板をチューブ1内に挿入し、チューブ1の側壁に形成した貫孔Hを通して、電子部品2の端子と配線パターン4に設けた端子部40との接続部を樹脂で封止するようにしてもよい。
なお、電子部品の一部をチューブの側壁から露出させないタイプのカテーテルを作製する場合、フレキシブル配線回路基板のベース絶縁層上に電子部品を実装し、電子部品の端子と配線パターンに設けた端子部とを接続し、該接続部を樹脂で封止してから、チューブ内にフレキシブル配線回路基板を挿入すればよい。
以下、実施例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
実施例1
本実施例は、ステンレス基板上にセミアディティブ法で5本の配線パターンを形成したフレキシブル配線回路基板を作製し、該フレキシブル配線回路基板をチューブに挿入してカテーテルを組立てる例である。なお、フレキシブル配線回路基板は図3に示したフレキシブル配線回路基板10と同構造のものである。
(フレキシブル配線回路基板の作製)
先ず、金属支持板6としてのステンレス基板(SUS304)(縦:300mm、横:300mm、厚み:200μm、弾性率:205GPa)の上に感光性ポリイミド前駆体3’を塗布し(図6(a))、露光、現像後、加熱して、短手方向の幅が500μm、長手方向の幅が200mm、厚みが10μmの帯状のポリイミドからなるベース絶縁層3を並列に複数形成した(図6(b))。
なお、図6は一つのベース絶縁層3とその周辺部のみを示している。
次に、連続スパッタリングにより、金属薄膜(クロム薄膜(厚み:100nm)/銅薄膜(厚み:100nm))4aを形成し(図6(c))、次に、フォトレジストにより、形成すべき配線パターンと逆パターンのめっき用マスク(すなわち、形成すべき配線パターンと同じパターンの開口領域を有するパターン)15を形成した。
次に、電解銅めっきによって、レジストがない部分(めっき用マスク15の開口部)に銅層(厚み:10μm)を成長させ、ベース絶縁層3の長手方向に沿って互いに平行に走る5本の配線パターン4を形成し(図6(d))、その後、めっき用マスク(レジスト)を剥離し、露出した金属薄膜4aをエッチング除去した(図7(a))。なお、銅配線パターン4の幅は20μm、長さ(軸線方向の長さ)は200mm、隣接するパターン間のスペースは20μmとした。
次に、ベース絶縁層3と同様に、感光性ポリイミド前駆体の塗布、露光、現像、加熱を順次行って、銅配線パターン4の端子部とする終端部に開口部(ポリイミド層の非形成部)5aを設けた所定パターンのポリイミドからなるカバー絶縁層(厚み:5μm)5を形成し、カバー絶縁層5の開口部5aから露出した銅配線パターン4の終端部に、ニッケル(厚み:5μm)/金(厚み:0.2μm)のめっきを施して、端子部40を形成した(図7(b))。
次に、ステンレス基板6のベース絶層層3の形成面とは反対側の面にフォトレジストパターン16を形成し(図7(c))、該フォトレジストパターン16をマスクにして、ステンレス基板6の幅方向の両端部をエッチング除去し、さらにフォトレジストパターン16を除去することで、ベース絶縁層3の幅方向の両端部をステンレス基板6の幅方向両端(終端)から50μm突出させた。こうして、金属支持板を有するが、短手方向の両端部には金属支持板が存在しないタイプのフレキシブル配線回路基板30(ベース絶縁層3の短手方向の幅:500μm、ベース絶縁層3の長手方向の幅:200mm)を完成させた(図7(d))。
なお、当該フレキシブル配線回路基板30は、図3に示した一例のフレキシブル配線回路基板10と同様に、その長手方向(軸線方向)の一方側の終端部はカバー絶縁層5で覆わず、露出したベース絶縁層3上の配線パターン3に設けた端子部4と近接領域を電子部品の実装領域(配設領域)にしている。
(カテーテルの組立て)
軸線方向の一方の端部が閉じられ、他方の端部が開放した、内径が0.6mm、外径が0.8mm、長さ(軸線方向の長さ)が200mmのフッ素樹脂製チューブを用意し、チューブ側壁の前記一方の端部からチューブの軸線方向に5mm離れた位置に貫孔(孔の大きさ:2mm×0.4mm(四角形))を形成した。
次に、圧力センサー(センサーのサイズ(縦:3mm、横:0.5mm、厚み:250μm)、端子サイズ(80μm×80μm(四角形)))を、フレキシブル配線回路基板のベース絶縁層上の配線パターンに設けた端子部と近接する領域に載置し、圧力センサーの端子(電極)と配線パターンに設けた端子間を金ワイヤーを用いたワイヤボンディングによって接続した後、上記チューブの軸線方向の他方の端部から、フレキシブル配線回路基板を挿入し、チューブ側壁に形成した貫孔を通して、フレキシブル配線回路基板上の圧力センサーと配線パターンとの金ワイヤによる接続部をエポキシ樹脂で封止し、さらにチューブの貫孔周囲と電子部品の隙間にシール用シリコーン樹脂を塗布して、圧力センサー付カテーテルを作製した。
こうして得られた圧力センサー付カテーテルは、5本の複数の配線パターンを有しながら、フレキシブル性が良好であり、被験者(モニター)の体内への操作性良く挿入することができた。また、被験者はかかるカテーテルの挿入作業中に痛みを訴えることはなかった。
実施例2
フレキシブル配線回路基板として、上記実施例1で使用したフレキシブル配線回路基板からステンレス基板を全て除去したものを使用した以外は、実施例1と同様にして圧力センサー付カテーテルを作製した。かかる圧力センサー付カテーテルはその組み立て作業時、実施例1の圧力センサー付カテーテルに比べてフレキシブル配線回路基板のチューブへの挿入作業において作業性が低下したが、問題なく組み立てることができた。また、実施例1の圧力センサー付カテーテルに比べてモニターの体内への挿入作業時の操作性は若干低下したが、モニターはカテーテル挿入作業中に痛みを訴えることはなかった。
本発明の一例によるカテーテルの軸線を含む平面で切った断面図(縦断面図)である。 本発明の一例によるカテーテルの軸線と直交する平面で切った断面図(横断面図)である。 図1及び図2中に示されたフレキシブル配線回路基板(本発明で使用されるフレキシブル配線回路基板の一例)の斜視図である。 本発明で使用されるフレキシブル配線回路基板の他の例の断面図である。 図4に示すフレキシブル配線回路基板をチューブ内に挿入したカテーテルの軸線と直交する平面で切った断面図(横断面図)である。 図6(a)〜図6(d)は本発明のカテーテルの製造方法の一例を示す工程別断面図である。 図7(a)〜図7(d)は図6(a)〜図6(d)の工程後に引き続いて行われる工程を示す工程別断面図である。 図3中に示されたフレキシブル配線回路基板の端子部をその上方からみた平面図である。 本発明で使用するフレキシブル配線回路基板の端子部の配列形態の他の例を示す平面図である。 本発明で使用するフレキシブル配線回路基板の端子部の露出形態の他の例を示す平面図である。 本発明のカテーテルのチューブ内に電子部品を内封した状態を示す要部断面図である。
符号の説明
1 チューブ
2 電子部品
3 ベース絶縁層
4 配線パターン
5 カバー絶縁層
10 フレキシブル配線回路基板
100 カテーテル

Claims (3)

  1. チューブの前端部又は中間部内に電子部品が搭載され、該電子部品と電気的に接続する信号線が該電子部品の近傍から前記チューブ内を通って前記チューブの後端部へと配されたカテーテルであって、前記信号線が前記チューブ内に挿入したフレキシブル配線回路基板の配線パターンからなり、該フレキシブル配線回路基板は金属支持板を有するものであり、該金属支持板の短手方向の幅がベース絶縁層の短手方向の幅よりも小さく、フレキシブル配線回路基板の短手方向の両端部に金属支持板が存在しないことを特徴とする、カテーテル。
  2. 金属支持板の短手方向の幅が50〜2950μmであり、フレキシブル配線回路基板の短手方向の幅が100〜3000μmである、請求項記載のカテーテル。
  3. フレキシブル配線回路基板のベース絶縁層上の配線パターンに設けた端子部と近接する領域に電子部品が配設され、該電子部品の端子と前記配線パターンに設けた端子部とが金属溶接又は導電性接着剤によって接続され、該接続部が樹脂で封止されてなる、請求項1又は2記載のカテーテル。
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