JP4425132B2 - 深度分解能が調節可能である多機能性の光学写像装置 - Google Patents

深度分解能が調節可能である多機能性の光学写像装置 Download PDF

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Description

本発明は、被写体により放射される蛍光又はラマン放射を観察できるように、実質的に透明な被写体すなわち組織からの画像を与えるのに用いることができる方法、及び、デュアルチャンネル光学写像装置に関する。このデュアルチャンネル装置の2つのチャンネルは、共焦点チャンネル及び光コヒーレンス断層撮影チャンネルとも、2つの光コヒーレンス断層撮影チャンネルとも、2つの共焦点チャンネルともすることができる。
以下の記述においては、主に被写体として眼に言及がなされる。これは、本発明の応用の限定としてではなく、単に説明を助ける方法として考えられなければならない。したがって、「眼」という用語を用いるところでは、より一般的な透明散乱物体すなわち器官を代わりに考えることができる。
眼底の高深度解像度画像は、
D. Huang, E. A. Swanson, C. P. Lin, J. S. Schuman, W. G. Stinson, W. Chang, M. R. Hee, T. Flotte, K. Gregory, C. A. Puliafito, J. G. Fujimoto, "Optical coherence tomography", Science 254, (1991), pp. 1178、及び、 A. F. Fercher, "Optical coherence tomography", J. Biomed. Opt., 1(2), (1996), pp. 157-173に示されるような光コヒーレンス断層撮影法によって実現することができる。OCTは、一層良い深度解像度を達成する可能性を有しており、なぜなら、この場合の限界は、眼によって定められるのではなく、光源のコヒーレンス長により定められるからである。例えば、コヒーレンス長が20mm未満のスーパールミネセンスダイオードやモード同期レーザーのような光源が現在入手可能である。
縦画像のみ、すなわち、(x,z)又は(y,z)面内の画像(z軸が患者の顔に対して直交し、x軸及びy軸が患者の顔の面である)のみを生成するOCT装置が現在市販されている。そのような縦撮像用の装置の例は、
米国特許第5,493,109号 第5,537,162号 第5,491,524号 第5,469,261号 第5,321,501号及び 第5,459,570号に記載されている。 A. Gh. Podoleanu、G. M. Dobre、D. J. Webb、D. A. Jacksonの、"Coherence Imaging by Use of a Newton Rings Sampling Function", Opt. Lett., Vol. 21, No. 21, (1996), pp. 1789-1791、 A. Gh. Podoleanu、G. M. Dobre、D. J. Webb、D. A. Jacksonの、"Simultaneous En-face Imaging of Two Layers in Human Retina", Opt. Lett., 1997, vol. 22, No. 13, pp. 1039-1041、及び A. Gh. Podoleanu、G. M. Dobre、D. A. Jacksonの、"En-face Coherence Imaging Using Galvanometer Scanner Modulation", Opt. Lett. 23, pp. 147-149, 1998に報告されているように、OCTは、正面(すなわち横断)画像を提供することができるものとしても報告されている。眼に対して応用する場合、 A. Gh. Podoleanu、Mauritius Seeger、George M. Dobre、David J. Webb、David A. Jackson、及びF. Fitzkeの、"Transversal and Longitudinal Images from the Retina of the Living Eye Using Low Coherence Reflectometry", the Journal of Biomedical Optics, 3(1), pp. 12-20, 1998において実証されているように、正面OCT画像は断片的に見える。これらの論文はまた、低コヒーレンス長に起因して、OCT横断画像が網膜の断片のみを示しており、情報読取が困難であるということをも実証している。
正面OCT画像の有用性を向上するために、
米国特許第5,975,697号に記載されているように、画像のデュアル表示も提案された。2つの正面画像を同時に生成、表示し、その一方はOCT画像であり、他方は(走査型レーザー検眼鏡(SLO)によって生成される画像と同様な)共焦点画像である。デュアル表示により、眼底のOCTにより抽出された断片を、共焦点チャンネルによって表示される眼底画像と一意的に対応させて並べることができるようになる。しかし、共焦点チャンネルが一層高い深度解像度を有し、画像が連続して見えることで、検査される眼の部分を良好にガイドすることができる。
デュアル表示は、一般的に、ガイドのためのみならず、検査した3Dボリュームを再生する前に、引き続き正面画像のスタックを配列及び処理するためにも極めて重要である。さらに、それによって、続く検査においてより容易に眼の同じ位置にアクセスすることが可能とされる。しかし、デュアルチャンネル撮像用器械の実用上の課題は、フォーカスを両方のチャンネルについて同時に調節しなければならないということである。この点に関して、特許文献7には何の手段も示されていない。
従来技術の他の課題は、共焦点チャンネルが、ターゲットからのおそらく既に弱い戻り信号の一部を取り出し、これが結果的にOCTチャンネルにおけるより低い信号対雑音比をもたらすということである。例えば、信号の10%が取り出されると、OCTチャンネルにおける損失が19%を超えることがありうる。したがって、特にターゲットが弱い信号を戻す場合、共焦点の取り出しを排除し、信号の全部をOCTチャンネルに戻すことが望ましい。一方、OCT画像の表示が必要なく、共焦点チャンネルのみを用いた深度解析が必要とされうる状況が存在する。しかし、残念ながら、特許文献7におけるビームスプリッターの比は固定されており、したがって、そのような多機能性を実現することができない。
他の課題は、この技術を皮膚又は歯のOCTに用いる場合、より良好な浸透深さを与えるためにより長い波長が推奨されるということである。しかし、より長い光の波長での光電陰極や電子なだれ光検出器のゲインは、可視光や、例えば網膜に対して好ましい800nm帯域に対するそれよりも非常に劣る。したがって、より長い波長では、特許文献7において示されたようなデュアルの器械の共焦点チャンネルの性能はより劣ることが考えられる。特許文献7に記載されたようなデュアルチャンネル撮像用器械に関する他の課題は、2つのチャンネルの波長が同じであるということである。このシステムそれ自体は、OCTチャンネルにおいて用いられるものと異なる波長で共焦点画像を生成するのに用いることはできない。これによって、蛍光及び自己蛍光撮像に、又はラマン観測のためにシステムを利用することが妨げられている。
特許文献6においては、共焦点チャンネル及びOCTチャンネルが共用するビームスプリッターは、透過で用いられている。ビームスプリッターで使用される光学材料の分散は、補償されないままであると、OCTチャンネルにおける深度解像度の劣化につながるということが知られている。中心窩の検査のために、軸上の固定ランプも必要とされる。このことにより、他のビームスプリッターをシステムに導入することが必要とされ、これがOCTチャンネルにさらなる分散を加える。
ガルバノスキャナーを用いた正面走査に関するさらなる課題は、ガルバノスキャナーのフライバックが有限であり、結果として、kHzのオーダーで、ガルバノスキャナーを駆動するランプ信号の周期時間のうち20%を超える部分が無駄になることがある。
横解像度については、これは、どれだけよく焦点を干渉性位置に合わせるかに依存する(ゼロの光路差及びフォーカスのトラッキングをダイナミック・フォーカスと呼ぶ)。ダイナミック・フォーカスは、
PCT特許公報第WO92/19930号に記載されたが、原理的にのみである。深度と、深度焦点位置とを同時に調べる可能な光学的構成が、 米国特許第4,589,773号及び 米国特許第6,057,920号に記載されている。しかし、これらの解決手段は、機械的な各要素の同期又は各焦点レンズの比の調節を必要とする。従来技術の方法は、組織の屈折率が既知である場合にのみ効果を現す。組織が異なる屈折率の各層からなる場合には、異なる調節が必要とされる。記載された方法は、特に縦OCTのために工夫されており、断面画像が、横断座標に沿ってはより低速の走査で、深度座標に沿って高速に走査することによって生成される。したがって、この方法は、高速である必要があり、例えば100〜1000Hz程度の速度の深度走査速度で動作可能である必要がある。異なる解決手段が 米国特許第6,057,920号に記載されているように案出されたが、様々な値の屈折率に対して技術を再構成することや、異なる屈折率の多層のために修正を加えることが非常に難しい。
他の機械的構成が、
米国特許第6,201,608号に開示されているが、この方法は眼に対する利用には適用できない。 米国特許第6,172,752号には、透明板の厚さ及び屈折率を、当該板の変位、又は被写体側の腕における当該板の前のレンズ及び参照側の腕におけるミラーの変位を計測することにより、測定することができる、低コヒーレンス干渉計が開示されている。この方法は、これらの変位と、サンプルに進入するビームの開口数とを利用している。しかし、散乱する組織における様々な層を撮像する場合、屈折率は未知であり、また、2つの変位のトラッキング機構がなんら記載されていないため、この方法は適用できない。さらに、組織や眼を撮像する場合、インターフェース光学系が、追跡すべき2つの変位を関連づける方程式を複雑にし、そのうえ、患者は様々な眼の長さを有している(すなわち、開口数が未知であり、この方法は、ふたたび、適用できない)。
したがって、異なる深度解像度のデュアルチャンネル撮像を実現するためのより優れた手順に対する要求が存在し、この手順は、異なる波長での撮像を可能にし、また、両方のチャンネルを合焦状態に維持するために、ダイナミック・フォーカスと両立しつつ、フォーカス調節を両方のチャンネルにおいて追跡することを可能にすることができるものである。特に、効率を向上させ、走査装置、及び光検出器の感度をよりよく活用し、また同じハードウエアを用いて広い範囲の可能な撮像の型に及ぶ2チャンネルの多機能動作を可能とすることができる、より優れた手順が望ましい。したがって、本発明は、上に述べたような、又は以下に説明するような、従来技術の課題の少なくとも1つを克服する改良をもたらすものである。
本発明は、光学写像装置であって、
光学的放射源によって励起される、ファイバー又はバルクの干渉計のまわりに構築された光コヒーレンス断層撮影装置(OCT)システムと、
調節可能な深度分解能を任意選択的に有する共焦点光受信器と、
前記OCTの前記干渉計と前記共焦点光受信器との両方が共用し、当該光学写像装置に隣接する被写体位置に置かれた被写体から戻る光の一部を方向づける光学スプリッターであり、OCTチャンネルが当該光学スプリッターを反射で用い、共焦点チャンネルが透過で用い(R−OCT/T−C)、又は、任意選択的に、OCTチャンネルが当該光学スプリッターを透過で用い、共焦点チャンネルが当該光学スプリッターを反射で用いる(R−OCT/R−C)、光学スプリッターと、
前記被写体の所定のライン又は領域にわたって、前記光学スプリッターからの光出力を用いて前記被写体の横断走査を行うための横断走査手段と、
光ビームを前記横断走査手段から前記被写体に伝え、かつ、前記被写体により反射及び散乱された光出力ビームを、前記横断走査手段を通して前記光学スプリッターへ伝え戻し、また、使用される前記光学スプリッターと前記被写体が後方散乱又は放射する放射の波長とによって定められる比で、前記光学スプリッターから、OCTチャンネルの前記干渉計及び/又は共焦点チャンネルの前記光共焦点光受信器へ伝えるためのインターフェース光学系と、
外部光源から前記被写体に向けて光を送るための、任意選択的な固定ランプと、
任意選択固定ランプビーム及び撮像ビームが共用するインターフェース光学系スプリッターであり、当該インターフェース光学系スプリッターは、撮像ビームにより反射で又は透過で用いることができ、一方、固定ランプビームは、それぞれ、透過又は反射される、任意選択的なインターフェース光学系スプリッターと、
前記光学スプリッターと前記横断走査手段との間に置かれ、前記干渉計の入力開口と前記共焦点光受信器の開口とを同時に合焦状態に維持し、同時に走査ビームを前記被写体上に合焦するためのフォーカス調節手段と、
前記OCT干渉計において、強度変調及び位相変調のうちの少なくとも一方を生ぜしめるための、任意選択的手段と、
前記干渉計及び前記共焦点光受信器の光検出器の光検出信号を復調するための解析手段と、
前記フォーカス調節手段と同期した速度で、段階的又は連続的に、同期手順に従って、前記横断走査手段において少なくとも一点について所定の量にわたって前記OCT干渉計における光路差を変化させるための、任意選択的深度調節手段と、
前記干渉計によって作成される画像と、前記共焦点光受信器によって作成される画像とを処理及び生成し、前記干渉計及び前記共焦点光受信器によって作成された前記各画像を同時に表示するための表示手段と、
2つの主な動作の型、すなわち(i)前記写像装置が光軸に対して垂直な面内で一定深度での横断画像を取得する場合の正面撮像と(ii)前記写像装置が光軸に対して平行な面内で縦画像を取得する場合の縦撮像とを制御するものであり、ここで光軸とは、前記走査手段から前記インターフェース光学系を通しての前記被写体への仮想の軸である、任意選択的タイミング手段と、を備える光学写像装置を提供する。
さらなる態様においては、本発明は、本発明に関して上に述べたような、又は以下に述べるような光学写像装置を利用する、被写体のデュアルチャンネル画像を作成する方法をも提供する。
さらに別の態様においては、本発明は、本発明に関して上で述べたような装置の使用法をも与えるものである。
本発明の他の特徴、ならびに本発明に付随する他の目的及び利点を、以下の説明、及び、同様の符号が同様の構成要素を示している添付の図面に示す。したがって、次に、本発明の光学写像装置の様々な実施形態を、添付の図面を参照することにより説明する。
本発明の様々な特徴、ならびに本発明に付随する他の目的及び利点を、以下の説明、及び、同様の符号が同様の構成要素を示している添付の図面に示す。
光ファイバーを用いている場合、これは単に例としてのみであり、バルクの実施が等しく実現可能で、この場合、ファイバー化された構成部品を用いている例におけるそれぞれの構成要素は、プレートビームスプリッターによるカプラー及び光路で置き換えられるということに注意すべきである。
OCTは、当技術分野で既知の技術を必要とし、かつ利用しており、米国特許第5,459,570号、米国特許第5,321,501号、米国特許第5,491,524号、米国特許第5,493,109号、米国特許第5,365,335号、米国特許第5,268,738号、米国特許第5,644,642号に記載されているように、バルク又は光ファイバーで構成することができ、ターゲットを横断して走査する手段を有し、参照経路長の縦方向走査手段を有し、位相変調手段を有し、バルク又はファイバー偏光子制御装置としての偏光ステージ制御手段を有し、かつ分散補償手段を有している。
図1は、米国特許第5,975,697号による、調節可能な深度分解能を有する光学写像装置の主な構成要素を図示している。装置100は、低コヒーレンスの50、又はコヒーレンス長調節可能な500のいずれともすることができる光源によって干渉を起こすOCT干渉計40を備えている。本発明との関連では、低コヒーレンスの光源は広帯域光源であり、そのコヒーレンス長は、調査される被写体に使用される放射の浸透深さよりも非常に短い。そのような光源は、スーパールミネセンスダイオード、タングステンランプ、カーレンズ・モード同期レーザー、閾値未満のレーザーダイオード、及びこれらの様々な組合せである。例えば、今日の技術レベルでは、そのような光源のコヒーレンス長は、1〜500mmの範囲にわたる。対して、本発明との関連では、高コヒーレンス光源は、調査される被写体に使用される放射の浸透深さよりも非常に長いコヒーレンス長を有するものである。そのような光源は、コヒーレンス長が1cmよりも長いレーザーである。OCTサンプルビーム4は、OCT干渉計がファイバーによるものであれば、単一モードファイバーを用いてOCT干渉計40から出力され、バルクのものであれば、4は自由空間光出力ビームである。OCTサンプルビーム出力4は、屈折又は反射光学素子等の光学素子6によって焦点を合わせ、光学スプリッター8によってビーム9に分割され、ビーム9は、その後、2Dスキャナーヘッド10によって偏向させられ、インターフェース光学系12を介して被写体13を横断して走査するものである。図1において、被写体は眼13の網膜17であり、ビームは、眼のレンズ15によって被写体上に焦点を合わされる。
スキャナーヘッド10は、当技術分野において既知の走査アセンブリ手段であり、 例えば、 ガルバノスキャナー、 ポリゴンミラー、 共振スキャナー 音響光学変調器、 回転又は振動プリズム等が含まれる。スキャナーヘッド10は、発生器34によって生成された三角の、鋸歯状の又はDCの電圧の制御下にある。一方のスキャナーは、通常、高速に動作し、その動きの間に得られた信号がラスターのライン上に表示され、これはラインスキャナーと呼ばれるが、他方のスキャナーはフレームスキャナーと呼ばれる。上記リストからのスキャナーの組合せをヘッド10に用いることができ、例えば、ポリゴンミラーをラインスキャナーとして、ガルバノスキャナーをフレームスキャナーとして用いることができる。
経路4及び経路9は、走査ヘッド10及びインターフェース光学系12と共に被写体経路を規定し、被写体信号を送り返す。走査ヘッド10は、2つの部分、すなわちラインスキャナーとフレームスキャナーとに分割することができ、SLO技術及び共焦点顕微鏡又は一般のラスター走査システムにおいて既知の構成で、レンズ及び/又はミラーのような光学素子により分離される。この場合、スキャナーヘッド10及びインターフェース光学系12は一ブロックに互いに交互配置されるが、単に便宜上、それらをここでは別々に表している。ガルバノスキャナーかポリゴンミラーかを示しているスキャナーミラーMx及びMyは、使用される波長で高い反射率を有するものであるか、又は、音響光学変調器を用いる場合には、使用される波長での透過率は高いものである。当技術分野において既知の手段によって、これら2つのスキャナーは、直交する軸を有し、すなわち光線を直交する面内で走査し、システムの光軸に垂直に向けられた(X,Y)面内のラスターを生成する。2つのスキャナーを用いて、直交する方向に同じ周波数で位相差p/2で光線を正弦的に走査することで、光線の(r,q)の円状走査も達成できる。ここで、rは、システムの光軸に垂直な平面内で、スキャナーが駆動されていない時に光線が当たる点から取られる角度偏向の振幅によって決定され、qは、この面内での極角である。
被写体信号は、参照経路と被写体経路との間の光路差(OPD)が、光源50のコヒーレンス長よりも小さい時に、参照信号と干渉する。これにより、OCTの深度の選択が説明される。被写体のボリューム内の被写体ビームに沿った点は、被写体物質内の光源のコヒーレンス長以内からのみ、信号に寄与する。
被写体によって、反射及び散乱されて戻された光は、一部はフォーカス要素6により集められて経路4へと戻り、一部はビーム11として送られ、共焦点光受信器(COR)20によって集められる。OCTが発した信号23、及び、CORがその出力で発した第2の信号21は、加算器24の入力の可変器27及び29によってそれぞれ重み付けされる。結果として得られた信号は、それから、フレームグラバー、蓄積型オシロスコープ、又は適当なプリンター等の適当な表示装置19によって表示及び記録される。装置19は、コンピューター32の制御下にある。OCT及びCORの信号もまた装置19に印加され、該装置は、コンピューター32の制御下で、これらの信号の一方又は両方を表示することができる。
結果として得られた画像は、線形又は対数スケールで、グレイ符号化又は擬似カラー化された形式で表示することができる。OCT画像及びCOR画像を別々に表示するべき場合は、デュアルチャンネル可変走査フレームグラバーのような、デュアル表示機能を有する特別な装置19が必要とされる。PC制御の移動ステージでコンピューター32により制御される深度走査手段48を用いて、あるいは米国特許第5,975,697号に記載されたようなレンズ構成でガルバノスキャナーにより制御される深度走査手段48を用いて、又は、当技術分野で既知の任意の手段によってミラー、又はミラーもしくはプリズムの組を制御可能に移動させる任意の他の手段によって、あるいは、米国特許第6,111,645号に記載されたようなガルバノスキャナー及び格子を用いて、干渉計40の被写体ビーム又は参照ビームの光路を変化させることにより、OCTチャンネルにおいて深度を走査する。
図2aは、図の形式で、両方の受信器の開口、すなわちOCT及び共焦点の開口が合焦維持される本発明によるデュアルチャンネルOCT/共焦点装置の主な構成要素を示している。図2a〜2dは、OCTから出るビームがファイバー2又はバルクの空間フィルターから拡がり、開口数が光学スプリッターの後ろのレンズ又は球面鏡により調節できる、特別の場合を示している。この目的のために、フォーカス要素、すなわち図1におけるレンズ6が、今は光学スプリッター8の後に置かれ、レンズ60として番号を付け替えられている。ファイバー末端部3と、共焦点光受信器20の共焦点光受信器の開口(通常、ピンホール202と考えられる(図4参照))とが、光学スプリッター8から同じ距離に置かれ、レンズ60の焦点にある。レンズ60を移動させることで、焦点を合わせるために、ビーム9を集束又は発散させることができる。被写体が網膜であるとき、正常眼の場合には、ビーム9はコリメートされる。正常眼であるか屈折異常眼であるかにかかわらず、ファイバー先端部3と共焦点光受信器の開口20との両方が、被写体(図2aに示したものの場合では、人間の眼13の網膜17(又は、以下で議論する横の挿入図に示すように、皮膚17))内の焦点である点170と共役である。ビーム4及び11の波面は、レンズ60がフォーカス機構7を用いて動かされている間、同じ曲率半径を維持し、これにより、両方のチャンネルで焦点が合わされる。正常眼については、ビームは、レンズ60の後でコリメートされ、インターフェース光学系12の後ろで再びコリメートされる。扇状の光線は、被写体が網膜である場合には、眼の瞳孔が位置する点150に集束し、眼のレンズ15によって合焦される。
図2aに描かれた眼17の横の、図2aの挿入図は、他の第2の可能なものを示しており、ここで装置は、平らな被写体、すなわち皮膚のような組織を走査するのに用いられる。この例では、インターフェース光学系は、扇が集束する点150からレンズ15の焦点距離だけ離れた第3のレンズ15を用いており、表面は、レンズ15の同じ焦点距離f15で走査される。知られているように、また、本発明において述べられているようなダイナミック・フォーカスの説明と関連して図14及び図15に関して以下で述べるにつれてより明らかとなるが、光線が屈折率nの被写体を貫通するとき、焦点は、被写体の内部により深く進む。
フォーカス調節要素7は、深度走査手段48に作用するコンピューター32から、OCTチャンネル40の光路差調節(OPD)と同期して制御し(制御線OPD/OCT)、合焦を維持することができる。
さらに図2aに示してあるのは、インターフェース光学系12のレンズ121とレンズ122との間に置かれたホットミラー123である。ホットミラー123は、装置撮像ビーム9に対しては反射作用をし、固定ランプ124のビーム14に対しては透過作用をする。このように、光学スプリッター8とビームスプリッター123との両方が反射に用いられるため、分散がOCTにおいて最小化される。
図2bは、単に皮膚上に合焦するのに用いられるただ1つのレンズを有するインターフェース光学系12に結合された、図2aのフォーカス調節装置の実施形態を示している。
図2cは、フォーカス調節装置に加えてインターフェース光学系の他の変形を示しており、インターフェース光学系は、単一のレンズ121を用いるものであり、横断走査手段と、レンズ121に関して共役な瞳、すなわち点150とを有する。この場合、レンズ60は、焦点距離fに等しい距離だけレンズ121の前方で光の焦点を合わせるのに用いられる。理想的には、レンズ121から横断走査手段10までの距離、及びレンズ121から点150までの距離は2f121である。OCTファイバーの開口及び共焦点光受信器の開口は、点170に共役である。フォーカス調節については、レンズ60がブロック7によって動かされると、点170がレンズ121の前方f121にある面の外側に移動し、被写体17内の焦点170がそれに従って軸方向に移動して、眼のレンズ15の異なる合焦力に対応する。再び、遠視又は近視の眼の場合にかかわらず、ファイバー先端部3及び共焦点光受信器の開口20は、網膜内の焦点に共役である。ビーム4及び11の波面は、レンズ60を移動することによって焦点を合わせている間、同じ曲率半径を維持する。
図2dは、皮膚上に光の焦点を合わせるのに用いられる2つのレンズ121及び15を有するインターフェース光学系に結合されている、図2cのフォーカス調節装置の一実施形態を示している。
図2a、2b、2c、2dにおけるインターフェース光学系12のレンズ121及び122、最後に15は、ミラーで置き換えることができ、この場合、装置のビーム9が通過する全ての要素が反射で用いられ、OCTチャンネルの分散性能をさらに一層向上させるということが、当業者には明らかである。
図2の光学スプリッター8は、後の図に示すような異なる様式で実施することができ、例えば、広帯域ビームスプリッター、可変デポジットビームスプリッターすなわち制御された反射率を有するビームスプリッターとしての81、又はバンドパス光学フィルター(本発明による装置がR−OCT/T−C構成を用いているとき)もしくはノッチ光学フィルター(装置がT−OCT/R−C構成を用いているとき)としての82、又はコールドミラー、ホットミラーもしくはエッジフィルターのようなスペクトル選択性要素としての83、又は上記の組み合わせ84、又は偏光感応ビームスプリッター85、又は穴あき回転板86が含まれうる。これは、以下の異なる実施形態の説明の中でより明らかとなるであろう。
図2a〜2dの実施形態は、R−OCT/T−C型の、本発明による光学写像装置を示しているが、T−OCT/R−C構成も等しく実施可能であることが、当業者には明らかであろう。
図3は、共焦点チャンネル及びOCTチャンネルが被写体内の同じ深度で確実に合焦するようにするための、本発明による他のフォーカス・システムを示している。図3は、OCT、すなわちファイバーの開口又はバルクの空間フィルターから出るビーム、及び共焦点光受信器に向かうビームがコリメートされる、特別な場合を示している。ビーム拡大器を光学スプリッター8の後に用いるが、このビーム拡大器は2つのレンズ61及び62で実現され、これらのレンズのうちの一方62は、調節可能要素7によって、他方のレンズに対して軸方向に移動可能である。この場合、光学スプリッター8からファイバー先端部3までの距離、及び共焦点光受信器20までの距離は、図2a〜2dの場合には重要であったようにはもはや重要ではないが、それは、送られたビーム44及び共焦点光受信器からのビーム11はコリメートされるからである。この場合には、OCTチャンネル及び共焦点チャンネルは、補助的な独立したフォーカス調節装置を有している。ビーム44及び11をわずかに非平行にすることも可能であり、この場合、フォーカス調節装置の第1の要素(図3におけるレンズ61)を補償のために用いることができる。図2c及び図2dに示すように、インターフェース光学系12がただ1つのレンズ121を用いている場合、レンズ62の後のビームは、図2c及び図2dと関連して説明したように、その焦点距離だけレンズ121の前方で集束する。レンズ61又は62のいずれも、フォーカス調節ブロック7によって軸方向に移動することができるということも明らかである。
図3において実現されているR−OCT/T−C型は、単に例示の目的のみであり、同様なフォーカス構成が、T−OCT/R−C構成の実施形態についても等しく機能するということが、当業者には明らかであろう。
OCTにおいてノイズを避けるため、A. Gh. Podoleanuの論文、"Unbalanced versus balanced operation in an OCT system", Appl. Opt., (2000), Vol. 39, No. 1, pp. 173-182に記載されているように、ファイバー末端の反射を最小にしなければならず、そのため、図2及び図3のファイバー末端はある角度で劈開され、最終的に反射防止コートがなされる。ファイバー末端3の支持部は、反対の傾きによって端面の向きを補償することが可能である。例えば、ファイバー末端3は、アダプターFC/APC又はST/APCの傾いた面でもよく、これらのアダプターは繊維光学の当業者には既知であり、又は、ファイバー末端は、ある角度で劈開されたままのファイバーであってもよい。
図2a〜2dのレンズ60ならびに図3のレンズ61及び62は、集束及び/又は発散のレンズ群であってもよく、他にも、同様の目的を達成するのに用いうる、ミラーの異なる組み合わせ、ミラー及びレンズの組み合わせ、又はレンズ群又はミラー群であってもよいということが、当業者には明らかであろう。
図4は、共焦点光受信器の様々な可能な実施形態を示している。図4a、図4b、図4d及び図4eは、図2a〜2dのものと共存しうる配置を示しており、図4c及び図4fは、図3の構成と共存しうる配置を示している。要素206は、光検出器を表しており、これは電子なだれフォトダイオード又は光電子増倍管でもよく、直接照らされるか、又は米国特許第5,975,697号に記載されているようにファイバーピグテイルの端に配置され、この場合には、共焦点光受信器の開口はファイバーの入力であり、ピンホール202は除くことができ、又は、共焦点光受信器の焦点深度が、ファイバーの前方のピンホール202とファイバーの開口との複合効果の結果となる。ピンホール202は、固定しても、共焦点チャンネルにおける深度分解能の制御を可能とするのに調節可能としてもよい。図4aでは、レンズを用いておらず、ビームは、光検出器206上に密接して置かれたピンホールに合焦されている。他の実施形態においては、共焦点顕微鏡技術において開示されている従来技術に従って、1つ又は2つのレンズ201及び203を用いている。レンズ201は、光をピンホール202に合焦し、第2のレンズ203は、共焦点光受信器20の光検出面206上に、光を合焦している又は拡散させている。スペクトル選択が実施形態によっては要求され、この場合には、バンドパスフィルター204及びノッチフィルター205を用いる。要素204及び205の順番、すなわち、レンズの前か後か、ピンホール202の前か後かは本質的ではないということが、当業者には明らかである。
光検出器の面、ファイバー入力面及び他のスペクトル選択性要素を含む、図4における様々な要素の全ての表面は、OCTシステム内へ戻る反射を避けるために傾けられており、レンズには、OCTチャンネルにおいて用いる光源の波長に対しての反射防止コートがなされている。
図5aは他の実施形態を示しており、共焦点光受信器20の方に向けられる光の量のバランスを保つため、光学スプリッター81は、米国特許第5,975,697号に記載された単純なビームスプリッター8とは異なるものとすることができる。ビームスプリッター81は、高さとともに漸減又は漸増的にあるいは段階的にデポジットさせてよく、これにより反射率h及び透過率1−hを高さすなわち横座標と共に変化させ、共焦点光受信器20への戻り照度を、非常に低い値から非常に高い値、例えば、PobjectO(Pobjectは被写体に届けられたパワー、Oは被写体の反射率)のh=1%から98%までに変化させることができる。駆動装置5は、ビームスプリッター81を垂直に又は横方向に、普通はデポジットの傾斜の軸に沿って移動させ、反射又は透過する光の割合を調節する。そうする場合、被写体への同じパワーを維持するために、駆動装置5は、光源50又は500の駆動装置1にも作用して、光学スプリッターが反射率の低い値に向けて配置されたときにパワーを増加させることができる。例えば、h=0.5の場合、OCTチャンネル及び共焦点チャンネルは、戻ったパワーのそれぞれ半分を受け取る。h=1で、光が共焦点チャンネルに戻らない場合と比較すれば、ターゲット上で同じパワーが維持されているとすると、出力3でのパワーはh=0.5の場合の倍である。光学スプリッター81が、傾斜デポジットがなされている場合は、ビームスプリッター81の取付台がマイクロモーターを備えていてもよく、光学スプリッター81が段階的なデポジットを有している場合は、この取付台が2つ以上の安定位置を有していてもよいということが、当業者には明らかである。駆動装置5は、デポジットの傾斜の軸に沿う微小な移動のためのマイクロモーターを制御する電気機械回路、又は、ビームスプリッターの取付台に機械的に連結された、機械のフロントパネル上の手動ノブのような、当技術分野において既知の手段によって実現することができる。
他の代替形態として、光学スプリッター81は、例えば電気光学素子、又は磁気光学素子、又は液晶プレートのような、透過率及び反射率を外部の場によって制御可能なスプリッターとすることができ、これは、電場又は磁場、又はその両方の制御下で、コンピューター制御装置32により、反射率及び透過率を変化させることができる。この場合、駆動装置51は、当技術分野において既知の手段によって、適当な電場又は磁場、又はその両方を、ビームスプリッター要素81に印加する。
傾斜デポジットを有する又は外部の場の制御下にある同じ光学スプリッター81、及び駆動装置5又は駆動装置51をそれぞれ用いた制御の同様の構成を、図3におけるフォーカスの型に適用することができ、この場合、図4a及び図4bの構成ではなく、図4cに示すような共焦点光受信器を用いるべきであるということも、当業者には明らかであろう。
図5aにおいて実現されているR−OCT/T−C型は、単に例示の目的のみであり、同様な構成が、T−OCT/R−C構成の実施形態についても等しく機能するということも、当業者には明らかであろう。
図5bは、OCT及び共焦点チャンネルが偏光を利用しており、かつ光学スプリッター85が偏光感応ビームスプリッターである、本発明による調節可能な深度分解能を有する光学写像装置の実施形態を図の形式で示している。OCTシステムから出る光は、偏光子90(ファイバー偏光子又はダイクロイックシート又は他のバルクの偏光子としうる)によって、全ての光が偏光感応光学スプリッター85を通過する方向に偏光させられる。被写体から戻る光は様々な偏光方向を有しており、その光の一部はOCTに戻っていき、OCTの出力のそれに対して直交する方向の光は共焦点光受信器20へと進む。この共焦点光受信器20は、より良好な偏光選択のために、OCTの出力の偏光方向と直交する軸方向を有する直線偏光子を備えていてもよい。
共焦点チャンネルの光検出器が非常に低い感受性を有する、1200nmよりも大きな波長に対してOCTチャンネルが反射で動作するような場合について、共焦点チャンネル信号を強化するための他の代替形態を、図6a及び図6bに示す。シリコン光検出器及び光電子増倍管は、近赤外及び可視領域で大きなゲインを有しており、900nmよりも大きな波長でなだらかに減衰する。したがって、2つの光源が図6a及び図6bの構成において用いられ、(i)OCTチャンネルで用いられる赤外波長では低コヒーレンス光源50、又はコヒーレンス長調節可能低コヒーレンス光源500、及び(ii)900nm未満の近赤外波長で動作する又は可視波長で動作する低又は高コヒーレンスの光源52である。2つの光源のパワーは、当然、組織被写体17の安全性により許容されるレベルまでで調節される。光学スプリッターは、図6aに示すように、広帯域幅のもの8でも、又は図6bに示すように、傾斜デポジットを有するもの、又は電気光学素子、又は磁気光学素子、又は液晶素子81でもよい。反射率は、上記図5と関連して述べた場合と同様に調節してもよく、同時に、2つの光源のパワーは、その合計が被写体に対する安全レベルを決して超えないようにするために、相対的に重み付けをしてもよく、調節及び制御は上記のように駆動装置5により実施され、駆動装置1は、ここでは両方の光源50(500)及び52を制御する。図4a、図4bに示す広帯域共焦点光受信器の任意の構成を図6aにおいて用いることができる。また、共焦点光受信器を光源52の波長に合わせることもでき、この場合、図4d及び図4eに示すような共焦点光受信器の任意の構成を用いることができる。図3に示すフォーカス構成を実施する場合、代わりに、図4cに示す共焦点光受信器の広帯域の構成も、また図4fに示すような波長に合わせて調整された共焦点光受信器の構成も好ましく用いられる。
図6a及び図6bに示す、また後に図7a〜7dに示す2つの光源は、要素128によって重ね合わされるが、この要素128は、方向性結合器又はバルク・ビームスプリッター、又はホットフィルターもしくはコールドフィルター、又は2つの光源の2つの波長のそれぞれに対して高いすなわち大きな透過率(例えば、70%よりも大きい、より好ましくは80%よりも大きい、そして最も好ましくは90%よりも大きい)を有する波長分波(Wavelength Demultiplexing, WDM)結合器としうる。ファイバーで実施する場合は、74は、反射を最小にするための屈折率マッチングゲルを示している。バルクで実施する場合は、74は、不透明な傾斜スクリーンを示している。
図6a、図6bで実施されるR−OCT/T−C型は、単に例示の目的のみであり、同様な構成が、T−OCT/R−C構成の実施形態についても等しく機能するということが、当業者には明らかであろう。
図7aの実施形態は、異なる波長での共焦点及びOCT撮像を可能とする。共焦点チャンネルの、及びデュアルチャンネル光学写像装置全体にとってのさらなる有用性は、2つの波長が異なる場合に得られる。組織を撮像する際に異なる波長を用いることで、コントラスト向上が達成できる。これはまた、同時のOCT撮像とともに、共焦点チャンネルにおける蛍光撮像及び自己蛍光撮像をも可能としうる。続く、高解像度3D視覚化は、異常自己蛍光又は蛍光又はラマン放射を呈する組織の部分の、正面OCT画像のスタックを用いて生成することができる。この場合、蛍光又はラマン放射は、OCTチャンネルを用いて高解像度でかつ3Dで続いて撮像される組織の部分を表示する。図7aの実施形態はどちらのチャンネルにおいても低い損失を呈するものであり、2つの光源50(500)及び52の2つの波長が十分に離れている場合は、光学スプリッターは、光源52の波長のバンドパスフィルター82である。そのようなバンドパスフィルターは既知であり、中心波長で50%を超える透過率を有し、5〜10nmの通過幅を有している。光源52の波長がフィルターの中心波長と一致すれば、フィルターは、この波長に対して50/50ビームスプリッターとして作用する。OCTの光源50又は500の波長がフィルターの通過幅の十分外側にあれば、80%を超える反射率が得られ、これは、OCTの信号を効率的に前方及び後方に伝えるのに有用である。例えば、写像装置が、眼については、赤外域(780〜950nm)のOCTチャンネル光源50(又は500)、可視域の共焦点チャンネル光源52で動作可能であり、又は、皮膚については、赤外域(1200〜1300nm)の光源50(500)、赤外又は可視域(500〜800nm)の共焦点光源を用いて動作可能である。同じく重要であることには、そのような実施形態は、眼における自己蛍光の観察に役立ちうる。この目的のために、フィルター82は自己蛍光波長に合わせることができ、光源52の励起波長は、これがフィルターの帯域外にあるため、バンドパスフィルター82によって反射される。光源52は、フィルター82が黄色に合わされ、光源50(又は500)の波長が赤外域にあるときに、青で放射することができる。
T−OCT/R−C構成が用いられる場合、光学スプリッターは光源52の波長、又は自己蛍光の波長又はラマンの波長に合わせて調整されたノッチフィルター82である。OCTの光源50又は500の波長がフィルターのノッチバンドの十分外側にある場合、80%を超える透過率が得られる。
同様に、光学スプリッター83は、ホットミラーもしくはコールドミラー、又はエッジフィルターとしうる。この場合、それぞれのチャンネル、すなわち共焦点のビーム11及びOCTのビーム4に対する損失は最小限である。そのようなコールドフィルター及びホットフィルターは存在し、ある帯域では95%を超える透過率及び5%未満の反射率を有し、他の帯域では5%未満の透過率及び95%を超える反射率を有している。このようにして、両方のチャンネルが、ターゲットから戻った各ビームのうち95%を超える部分を利用する。図7aにおいては、それぞれの光源の波長がスペクトル性要素83のカットオフすなわちエッジ周波数の両側にあるようにして、2つの光源を用いており、一方のOCTチャンネルに用いられる波長の光源は、低コヒーレンス光源50又はコヒーレンス長調節可能低コヒーレンス光源500、そして、共焦点チャンネル52に用いられる波長の第2の光源は、コヒーレントなもの、又は調整可能であるもしくは調整可能でない低コヒーレンスのもの、好ましくはレーザーとすることができる。光源52は、共焦点チャンネルに用いられる波長に対して高い透過率を有し、結果として同じ波長に対して低い反射率を有している、要素83における損失を補償するのに十分に強いことが望ましい。
皮膚に対して用いる場合、ホットミラー81は、光源52が800nmで、光源50又は500が1200〜1300nmであるときに、1000nmのカットオフを有することができる。波長の同じ組み合わせが角膜の撮像に有用であり、この場合、固定ランプ124も必要である。インターフェース光学系スプリッター123は、およそ700nmにエッジを有するホットミラーとすることができる。OCTが青色帯域で動作し、共焦点光受信器が赤色又は赤外帯域で動作する場合に、光学スプリッター83がコールドミラーであることもまた可能である。図4a、図4bの共焦点光受信器の構成のいずれをも用いることができ、OCTチャンネルの波長の放射をさらに減衰させる必要がある場合には、図4d、図4eの構成を用いることができる。図3のフォーカス構成を実施する場合、かわりに、図4c又は図4fの共焦点光受信器の構成がそれぞれ好ましく用いられる。
動作の可能な型、及び共焦点光受信器の可能な選択は、付した表7aにまとめられている。
一方、図7bにおける光学スプリッター84は、反射率変化軸に沿って組み合わされた異なる部分からなり、すなわち、(i)通常の広帯域ビームスプリッター、それから続く(ii)バンドパスフィルターもしくはノッチフィルター82、又はエッジフィルター、コールドミラーもしくはホットミラー83のようなスペクトル選択性要素である。駆動装置5は、図5と関連して上で説明した場合と同様に、前記反射率変化軸に沿って光学スプリッター84を適当に移動させ、前記2つの部分のうちの一方をビーム内へと導く。この場合、光学写像装置は、付した表7bに説明したように、異なる型で動作可能である。
本発明による装置は、OCTでは細かい、共焦点では粗い、2つの異なる深度解像度を有する画像を提供することができ、これは、(i)光源52がスイッチオフされているときに、低コヒーレンス光源50又はコヒーレンス長調節可能な500の同一波長によって、(ii)図6aの実施形態と同様な異なる波長によって((i)及び(ii)の型においては、光学スプリッターは、広帯域光学スプリッター8がビーム4と交わる位置にある)、又は(iii)図7aの実施形態と同様な各波長によってであり、この場合、光学スプリッターは、スペクトル・ビームスプリッター82がビーム4と交わる位置にある。そのようなビームスプリッターは、当技術分野において既知の手段によって案出することができ、例えば、表面の半分に金属の広帯域幅デポジットを用い、もう半分に誘電体で多層の光学的に選択的なデポジットを用いる。通常、図4a及び図4bの共焦点光受信器の構成が用いられるのが望ましく、図3のフォーカス構成を用いる場合には図4cのものが用いられる。
図7cは、図7aに開示したものと同様であるがT−OCT/R−C構成の、本発明による調節可能な深度分解能を有する光学写像装置の実施形態を図の形式で示しており、OCTチャンネル及び共焦点チャンネルが共用する光学スプリッターは、ノッチフィルター、コールドミラー、ホットミラー、又はエッジフィルターのようなスペクトル選択性要素であり、OCTチャンネル及び共焦点チャンネルが異なる波長で動作する。
動作の可能な型、及び共焦点光受信器の可能な選択は、付した表7cにまとめられている。
図7dは、図7bに開示したものと同様であるがT−OCT/R−C構成の、本発明による調節可能な深度分解能を有する光学写像装置の実施形態を図の形式で示しており、OCTチャンネル及び共焦点チャンネルが共用する光学スプリッターは、ノッチフィルター、コールドミラー、ホットミラー、又はエッジフィルターのようなスペクトル選択性要素である。
動作の可能な型、及び共焦点光受信器の可能な選択は、付した表7cにまとめられている。
図6aにおいてはビームスプリッター8の後の、図6bにおいてはビームスプリッター81の後の、図7a及び図7cにおいてはビームスプリッター82又は83の後の、ならびに図7b及び図7dにおいては84の後の全ての要素は、広帯域幅で、かつ、用いられる2つの帯域に適合している必要があり、出力ビーム9は、両方の光源50(500)及び52の波長を含んでいる。
図8aは、OCTチャンネルにおいて用いられる低コヒーレンス光源の励起を受けて被写体が放射する蛍光又はラマン放射を観察するのに有用な、R−OCT/T−C構成の、本発明の他の実施形態を図の形式で示している。OCTチャンネルは、低コヒーレンス光源50の波長で、又はコヒーレンス長調節可能低コヒーレンス光源500の波長で動作し、一方、共焦点光受信器20は、ターゲット(図8aでは眼の網膜17)が放射する蛍光又はラマン波長で動作する。好ましくは、スペクトル光学スプリッター、すなわち、ホットミラーもしくはコールドミラー、又はエッジフィルター83、又はバンドパスフィルター82を用いて2つの帯域、すなわちOCT及び蛍光を分離する。励起源50又は500の光を除くために、共焦点光受信器20は、蛍光又はラマン波長の(図4d、図4e、図4fに示した)バンドパスフィルター204及びノッチフィルター205を用いている。例えば、眼のICG血管造影法を利用する場合は、OCTの波長は790nmとするのが望ましく、スペクトル・ビームスプリッター83は、810nmにエッジを有するコールドミラー、又は835nmに合わせて調整された狭帯域フィルターであり、共焦点光受信器は、励起波長790nmのノッチフィルター205と、835nmのバンドパスフィルター204とを備えることができる。フルオレセイン血管造影法を利用する場合は、OCTの波長は、494nmとすることができ、スペクトル・ビームスプリッター83は、506nmにエッジを有するコールドミラー、又は518nmに合わせて調整された狭帯域フィルターであり、共焦点光受信器は、励起波長494nmのノッチフィルター205と、518nmのバンドパスフィルター205とを備える。図8aの挿入図は、異なる光学スプリッターについて、システムにおける波長の相対位置を示している。挿入図の上及び中間の図は、コールドミラー83又は狭帯域フィルター82を用いて、蛍光波長l、及び(励起波長lexc)=(OCTの波長lOCT)を処理して実施される、ICGの方法及びフルオレセインの方法についてのものである。下の図の例は、反ストークス放射についてのもので、この場合、光学スプリッターはホットミラー83である。バンドパスフィルター82を用いて反ストークス放射を選択することもできるということは明らかである。
動作の可能な型、及び共焦点光受信器の可能な選択は、付した表8aにまとめられている。
図8bは、蛍光又はラマンの観察に有用な、R−OCT/T−C構成の、本発明の他の実施形態を図の形式で示しており、外部励起源126が、被写体(図8bでは眼13の網膜17)を、ビームスプリッター125を介して照らしている。OCTチャンネルは、低コヒーレンス光源50又はコヒーレンス長調節可能な500の波長で、光学スプリッターからの反射で動作し、一方、共焦点光受信器20は、ターゲットが放射した蛍光の波長で、光学スプリッターからの透過で動作する。好ましくは、ホットミラーもしくはコールドミラー、又はエッジフィルター83、又はバンドパスフィルター82でありうるスペクトル光学スプリッターを用いて2つの帯域、すなわちOCT及び蛍光を分離する。励起源126の光を除くために、共焦点光受信器20は、蛍光波長のバンドパスフィルター204及びノッチフィルター205を用いている。例えば、眼のICG血管造影法を利用する場合は、光源126は790nm、スペクトル・ビームスプリッター83は850nmにエッジを有し、共焦点光受信器が励起波長790nmのノッチフィルター205と、835nmのバンドパスフィルター204とを備え、OCTの波長が860〜960nmの区間内であることが望ましい。フルオレセイン血管造影法を利用する場合は、光源126は494nm、スペクトル・ビームスプリッター83は700nmにエッジを有し、共焦点光受信器が励起494nmのノッチフィルター205と、518nmのバンドパスフィルター205とを備え、OCTの波長が800nm帯域にあるようにすることができる。図8bの左の挿入図は、異なる光学スプリッターについての、システムにおける波長の相対位置を示している。挿入図の上及び中間の図は、ホットミラー83又は狭帯域フィルター82を用いて、蛍光波長l、励起波長lexc、及びこれら2つの場合に赤外域にあるOCTの波長lOCTを処理して実施される、ICGの方法及びフルオレセインの方法についてのものである。下の図の例は、ICGについてのもので、やはりコールドミラー83を用いており、この場合、OCTの波長lOCTは可視域にある。図8bの右の挿入図は、共焦点チャンネルが、反ストークス波長anti-stokesの反ストークス放射を処理する場合の、異なる光学スプリッターについての、システムにおける波長の相対位置を示している。
動作の可能な型、及び共焦点光受信器の可能な選択は、付した表8bにまとめられている。
図8cは、図8aの実施形態のレプリカであり、OCTチャンネルは透過で動作し、共焦点チャンネルは反射で動作し(T−OCT/R−C型)、OCTチャンネル及び共焦点チャンネルが共用する光学スプリッターは、ノッチフィルター、コールドミラー、ホットミラー、又はエッジフィルターのようなスペクトル選択性要素である。図8cの挿入図は、異なる光学スプリッターについての、システムにおける波長の相対位置を示している。挿入図の上及び中間の図は、ホットミラー83又はノッチフィルター82を用いて、蛍光波長l、励起波長lexc、及びOCTの波長lOCTを処理して実施される、ICGの方法及びフルオレセインの方法についてのものである。下の図の例は、コールドミラー83を用いた、反ストークス放射についてのものである。
動作の可能な型、及び共焦点光受信器の可能な選択は、付した表8cにまとめられている。
図8dは、図8bの実施形態のレプリカであり、OCTチャンネルは透過で動作し、共焦点チャンネルは反射で動作し(T−OCT/R−C型)、OCTチャンネル及び共焦点チャンネルが共用する光学スプリッターは、ノッチフィルター、コールドミラー、ホットミラー、又はエッジフィルターのようなスペクトル選択性要素である。図8dの左の挿入図は、異なる光学スプリッターについての、システムにおける波長の相対位置を示している。この左の挿入図の上及び中間の図は、コールドミラー83又はノッチフィルター82を用いて、蛍光波長l、励起波長lexc、及びこれら2つの場合に赤外域にあるOCTの波長lOCTを処理して実施される、ICGの方法及びフルオレセインの方法についてのものである。下の図の例は、ICGについてのもので、やはりホットミラー83を用いており、この場合、OCTの波長lOCTは可視域にある。図8dの右の挿入図は、共焦点チャンネルが、反ストークス波長anti-stokesの反ストークス放射を処理する場合の、異なる光学スプリッターについての、システムにおける波長の相対位置を示している。
動作の可能な型、及び共焦点光受信器の可能な選択は、付した表8dにまとめられている。
インターフェース光学系12は同軸とすることができ、そして、当技術分野で既知の手段によって、ビーム9に対しては透過で、また励起源126及び固定ランプ124に対しては反射で動作するインターフェース光学系スプリッターを介して、撮像ビーム9に対して90°で固定ランプ及び光源126を適用することができるということが、当業者には明らかであろう。この場合、インターフェース光学系スプリッター123のスペクトル特性は、図8b及び図8dの挿入図における曲線と相補的であり、例えば、図8b左の上及び中間のものについては、123がコールドミラーであるべきで、下のものについては、123がノッチフィルターであるべきである等である。
図8eは、蛍光又はラマンの観察に有用な、本発明の異なる実施形態であり、励起源120(外部と呼ばれる光源126に対して、内部と呼ぶ)及び共焦点光受信器20が1ブロック内に置かれ、図8a〜8dにおけるビーム11内に置くことができる共焦点受信/励起器(CE)200が単一の共焦点光受信器20に取って代わる。前に導入したものと同様の用語を用いると、ブロックCEを図8a又は図8bのものに用いた場合、構成は、R−OCT/T−CEであり、光学スプリッター8は、OCTチャンネルには反射で用いられ、CEブロックには透過で用いられる。ブロックCEを図8c又は図8dのものに用いる場合、構成は、T−OCT/R−CEであり、光学スプリッター8は、OCTチャンネルには透過で用いられ、CEブロックには反射で用いられる。ブロックCEに有用なスペクトル内容は、光源126の励起帯域及び被写体によって発せられる蛍光/ラマン帯域にわたり、以後、これらをCE帯域と呼ぶ。光学スプリッター226を用いて、光源120からの励起放射をビーム11内へと導き、被写体において蛍光又はラマン放射を誘起する。被写体からの後方散乱された信号は、蛍光又はラマン信号と、OCTの信号の波長の後方散乱放射とを含んでいる。一方における蛍光/ラマン放射の帯域と、他方におけるOCTの放射の帯域とが十分に遠く離れていれば、それらは、図4d〜4fに示すような構成を用いることにより、共焦点光受信器20内で分離することができる。集束ビーム11及び4に対する、図8eのブロック200に適合するフォーカスのための構成は、図2のそれと同様であり、この場合、図4d又は図4eの共焦点受信器の構成を用いることができる。しかし、図3に示す構成を図8eのものにおいて用いることができ、この場合、レンズ207は除かれ、代わりに、所望の帯域に有利に働き、OCTの波長及び励起波長を減衰させるスペクトルフィルター要素を備える、図4fの共焦点受信器の構成を用いることができるということが、当業者には明らかであろう。光学スプリッター8は、広帯域幅ビームスプリッター、又は光源50もしくは500により放射される波長で高い反射率を有するCE帯域のバンドパスフィルター82、又はCE帯域に対して高い透過率を有し、光源50もしくは500により放射される波長に中心があるノッチフィルター82、又はコールドミラー、ホットミラーもしくはエッジフィルター83のいずれともすることができる。この選択は、OCT40とブロック200とがどのように光学スプリッター8を共用するか、すなわち、どちらが反射ビームを利用し、どちらが透過ビームを利用するのかということ、及び、一方におけるOCTの光源50(500)の帯域と、他方におけるCEブロックの帯域との2つの帯域の相対的なスペクトル位置に依存するということが、当業者にとって、また前記の実施形態に照らしても明らかである。
例えば、眼のフルオレセイン血管造影法を利用する場合は、励起波長は494nm、光学スプリッター83は、700nmにエッジを有するホットミラー83、又はOCTの波長に合わせて調整されたノッチフィルター82で、OCTの波長は790〜870nmとするのが望ましく、CEスプリッター226は506nmにエッジを有するコールドミラーであり、共焦点光受信器20は、励起波長494nmのノッチフィルター205と、518nmのバンドパスフィルター204とを備え、励起帯域及びOCT帯域を追加的に除くことができる。任意に選択されるインターフェース光学系スプリッターは、OCTの波長及びCE帯域460〜550nmの両方で高い反射率を有する、赤(630nm)のバンドパスフィルターとすることができる。コールドミラーもしくはホットミラー、エッジフィルター、又はバンドパスフィルターもしくはノッチフィルターのようなスペクトル・ビームスプリッター226及び227の組み合わせを用いることで、破線で示す異なる励起源を出力ビーム11内に同時に一緒に置くことができ、また、破線で示す異なる共焦点受信器20を、異なる内部励起源120の励起を受けて被写体から発せられる異なる蛍光又はラマン帯域に合わせることができる。このように、本発明による装置は、(i)異なる帯域に合わせて調整された1つ以上の共焦点チャンネル及びOCTチャンネルで、例えば(ii)異なる光源120の励起を受けて被写体から発せられる蛍光又はラマンのもの、又は/及び(iii)光源50(500)の励起を受けて被写体から発せられる蛍光又はラマンに合わせて調整されたもので動作し、(iv)あるいは、共焦点光受信器20の1つをOCT20の波長に合わせることができる。この場合、光学スプリッター227は、前と同様に、広帯域幅ビームスプリッター、光源50もしくは500により放射される波長周辺の帯域のバンドパスフィルター、又は被写体が放射する蛍光もしくはラマン放射に中心があるノッチフィルター、コールドミラー、ホットミラーもしくはエッジフィルターのいずれともすることができる。この選択は、2つの共焦点光受信器がどのように光学スプリッター227を共用するか、すなわち、どちらが反射ビームを利用し、どちらが透過ビームを利用するのかということ、ならびに、2つの光源50(500)及び126の2つの帯域の相対的なスペクトル位置に依存するということが、当業者にとって、また前記の実施形態に照らしても明らかである。
そのような構成のためには、表示装置19には、2つ以上の画像をPC画面上に同時に表示することが必要とされる。
例えば、上記の例で、図8eと関連して、眼のフルオレセイン血管造影法を利用する場合は、スプリッター227は、蛍光帯域及びOCTの帯域から遠く離れた650nmにエッジを有するコールドミラーとすることができる。OCTの帯域については、光学スプリッターは、ホットミラー83又はノッチフィルター82を用いて実現された場合、残りの5〜10%の透過を許容するものであり、これは、その後、コールドミラーを用いて実現されたCEスプリッター226及びスプリッター227を通過する。そのような大きさの信号は、A. Gh.Podoleanu、D. A. Jackson著の論文、"Noise Analysis of a Combined Optical Coherence, Tomograph and a Confocal Scanning Ophthalmoscope", Appl. Optics, Vol. 38, (1999), No.10, pp. 2116-2127に証明されているように、OCTの波長での共焦点チャンネルの実現に十分であり、この論文では、4.6〜21%が、従来のSLOで得られるような信号対雑音比を得るために適当であるということが証明された。そのような構成のためには、表示装置19には、少なくとも3つの画像、すなわち、光源50(500)に起因するOCT及び共焦点のもの、ならびに、内部励起源120に起因して被写体から発せられる蛍光又はラマン信号の少なくとも1つの共焦点のものを、PC画面上に同時に表示することが必要とされる。
図8fは、図8eの実施形態のレプリカであり、組織から戻りOCT及びCEブロックに向かう光の割合を調節することができる。CEブロック200の方に向けられる光の量のバランスを保つため、光学スプリッター81は、高さとともに漸減又は漸増するあるいは段階的なデポジットを有していてよく、これは反射率h及び透過率1−hを高さすなわち横座標と共に変化させ、ブロック200への戻り照度を、非常に低い値から非常に高い値、例えば、PobjectO(Pobjectは被写体に届けられたパワー、Oは被写体の反射率)のh=1%から98%までに変化させることができる。駆動装置5は、ビームスプリッター81を垂直に又は横方向に、普通はデポジットの傾斜の軸に沿って移動させ、反射又は透過する光の割合を調節する。そうする場合、駆動装置は、光源50又は500の駆動装置1、及びブロックCEの光源120にも作用して、被写体への同じパワーを維持する。光学スプリッター81が、傾斜デポジットがなされている場合は、ビームスプリッター81の取付台がマイクロモーターを備えていてもよく、又は、光学スプリッター81が段階的なデポジットを有している場合は、2つ以上の安定位置を有していてもよいということが、当業者には明らかである。駆動装置5は、デポジットの傾斜の軸に沿う微小な移動のためのマイクロモーターを制御する電気機械回路、又は、ビームスプリッターの取付台に機械的に連結された、機械のフロントパネル上の手動ノブのような、当技術分野において既知の手段によって実現することができる。
他の代替形態として、光学スプリッター81は、例えば電気光学素子、又は磁気光学素子、又は液晶プレートのような、透過率及び反射率を外部の場によって制御可能なスプリッターとすることができ、これは、電場又は磁場、又はその両方の制御下で、コンピューター制御装置32により、反射率及び透過率を変化させることができる。この場合、駆動装置51は、当技術分野において既知の手段によって、適当な電場又は磁場、又はその両方を、ビームスプリッター要素81に印加する。
傾斜デポジットを有する又は外部の場の制御下にある同じ光学スプリッター81、及び駆動装置5又は駆動装置51をそれぞれ用いた制御の同様の構成を、図3におけるフォーカスの型に適用することができ、この場合、図4d又は図4eの構成ではなく、図4fに示すような共焦点光受信器を用いるべきであるということも、当業者には明らかであろう。
本発明の他の実施形態を図9aに示すが、これにおいては、異なるコヒーレンス長を有する2つの低コヒーレンス光源52及び50(又はコヒーレンス長調節可能光源500)が用いられ、同じ中心波長で放射する。それぞれ、2つの光源の駆動装置72及び70は、生成器35によりラインスキャナーに印加される各ランプ信号39の持続時間中、順次にスイッチオフ及びオンされ、例えば、正の傾きの間は、光源52がオンで、光源50(又は500)がオフであり、次の傾きの間、負のときには、光源52がスイッチオフであり、光源50(又は500)がオンである。このようにして、同じ深度について、異なる深度解像度の2つの鏡像OCT画像が、PC32の制御下でデュアルチャンネル画像手段19により表示される。このスイッチングを同期させるための様々な方法が可能であり、1つを図9aに示すが、これにおいては、ライン同期信号38のインバーター71を用いて、確実に一方の光源がオフであり他方がオンであるようにする。スキャナーと回路とにおける信号遅延を補償するために、遅延ブロック73を用いる。例えば、1kHzの三角波を用いる場合、ラスター内のラインは1ms続き、0.5msは一方の光源の照射を受け、次の0.5msは他方の光源の照射を受ける。例として、2つの光源が20mm及び300mmのコヒーレンス長を有するとすると、20mm及び300mmの深度解像度を有する2つのOCT画像は、共焦点画像とともに略同時に並べて表示される。すなわち、それぞれの光源について、一対のOCT画像と共焦点画像とが、三角波信号のランプ毎に表示される。
1つの光源の長いコヒーレンス長に起因して、画像は、共焦点チャンネルによって生成された画像と非常に似て見えうるものであり、この場合、案内のために共焦点チャンネルが必要なくなるようにでき、除くことができ、この場合、図9aにおいて8は単なるミラーであり、実際には除くことができ、また、より良質なOCT画像を得ることができる。この場合、装置は、2つの略同時OCTチャンネルのみを有する。
一方、CEブロック200内の共焦点光受信器20及び励起源のブロックCEを、単一の共焦点光受信器の代わりに用いることができる。この場合、OCT、共焦点画像の各対がスイッチオン、オフされ、これらは、図8eと関連して述べたように、CEブロック内の共焦点光受信器によってもたらされる他の共焦点画像と同時に存在するものとすることができる。例えば、CEブロック内の共焦点光受信器は、CEブロック内の対応する内部励起源に起因して被写体から放射される蛍光又はラマン放射に合わせることができ、又は/かつ、放射源を形成する、1つ又は両方の光源に起因して被写体から放射される蛍光又はラマン放射に合わせることができ、この場合、そのような画像は、光源のスイッチングと同じ速度で切り換わる。
異なる動作の型を、図9aの図の下の挿入図に示す。左端の挿入図は、共焦点チャンネルのない型を示しており、この場合、要素20及び200は除かれ、要素8は100%ミラーである。中央の挿入図においては、単一の共焦点光受信器20を用いた型が示されている。これは、デュアルチャンネルの装置であり、OCTチャンネル及び共焦点チャンネルを有している。右端の挿入図は、CEブロック20を用いる型を示している。ここでは、マルチチャンネルの装置があり、OCTチャンネル及びマルチ共焦点チャンネルを有している。CEブロック20内の1チャンネルは、OCTの波長に合わされており、少なくとも1つの他の共焦点チャンネルは、CEブロック20内の光源126によって誘起されたラマン又は蛍光の波長に合わされている。
図9aの実施形態は、T−OCT/R−C構成で、またCEブロック200を用いる場合にはT−OCT/R−CE構成で同様に実施できるということが、当業者には明らかである。
図9aの同様な配置を、異なる波長、及び同様の又は異なるコヒーレンス長の2つの光源50(500)及び52を用いて実施することができる。図示したように、図9aの構成は、異なるコヒーレンス長の2つの対の画像を生成することにつながる。OCT干渉計40、光学スプリッター8、ならびに、レンズ60、61及び62、横断スキャナーミラー10、及びインターフェース光学系12のような他の続く全ての要素は、2つの光源50(500)及び52からの2つの異なる波長を許容する広帯域幅のものであり、したがって、図9aの同様な構成が、2つの異なる波長でのOCT及び共焦点の、2つの対の画像を生成するのに役立ちうる。
図9bは、異なる波長53及び54の2つの光源を用いた、2つの共焦点画像のみを略同時に表示する、本発明による調節可能な深度分解能を有する光学写像装置の異なる実施形態を図の形式で示している。それぞれ、2つの光源の駆動装置72及び70は、ラインスキャナーに印加される各ランプ信号39の持続時間中、順次にスイッチオフ及びオンされ、例えば、正の傾きの間は、光源53がオンで、光源54がオフであり、次の傾きの間、負のときには、光源53がスイッチオフであり、光源54がオンである。このようにして、同じ深度について、2つの鏡像共焦点画像が、PC32の制御下で画像手段19により表示される。このスイッチングを同期させるための様々な方法が可能であり、1つを図9bに示すが、これにおいては、ライン同期信号38のインバーター71を用いて、確実に一方の光源がオフであり他方がオンであるようにする。横断スキャナーと回路とにおける信号遅延を補償するために、遅延ブロック73を用いる。例えば、1kHzの三角波を用いる場合、ラスター内のラインは1ms続き、0.5msは一方の光源の照射を受け、次の0.5msは他方の光源の照射を受ける。例として、2つの光源が670nm及び820nmを有するとすると、2つの共焦点画像は略同時に並んで表示され、それぞれの光源について1つずつの共焦点画像である。光学スプリッター8及び該光学スプリッターの後の各要素は、使用される両方の波長に適する広帯域でなければならない。
光学スプリッターにおける減衰を減らすために、図9cに示すように、偏光感応ビームスプリッター85を用いることができる。この場合、2つの光源53及び54は、ファイバー偏光子とも、また該2つの光源がバルク光学要素を用いて重ね合わされる場合はバルク要素ともしうる偏光子90を用いて一方向に直線偏光させられ、その偏光方向は、ビームスプリッター85を透過させられるものである。該ビームスプリッター85は、その後に1/4波長板91が続くが、これは、レンズ60の後又は前に、又はスキャナーヘッド10の後に配置しうるもので、図9cにおいてはレンズ60の後に示しており、45°の向きに設けられている。そして、戻ってきた反射信号は、さらに偏光要素90を有しうる共焦点光受信器20の方に向かって偏光感応ビームスプリッター85を通過する。
図10は、図9aの実施形態を用いて指の皮膚から得た画像を示すものであり、2つの対の画像が表示されており、2つの光源が異なるコヒーレンス長を有していて、それぞれの対が1つの低コヒーレンス光源によって生成されたものである。左の列の画像は、200mmよりも長いコヒーレンス長の三電極レーザーを用いて得られたものである。そのような光源、及び正面OCT撮像のための調節可能なコヒーレンス長の値は、A. Gh. Podolean、J. A. Rogers、D. A. Jacksonの論文、"OCT En-face Images from the Retina with Adjustable Depth Resolution in Real Time", IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electron, 1999, 5, No. 4, 1176-1284に記載された。図10の右の列の画像は、20mmよりも短いコヒーレンス長を有するスーパールミネセンスダイオードを用いて得られる。長いコヒーレンス長に起因して、左の列の画像は、細分化度が劣って見える。
図10の共焦点画像及びOCT画像によって、ユーザーは、定量的な評価を行うことができる。2つの光源が異なるコヒーレンス長を有しているという事実にも関わらず、これら2つの共焦点画像は、共焦点チャンネルの光信号を伝える装置内の光学要素によって決まる同じ深度解像度を有している。各画素について評価される明るさの比は、使用する2つの光源のパワーの比に依存する。2つのOCT画像は異なる深度解像度を有し、それらの明るさは、光源のパワーだけでなく、組織の厚さに対する深度解像度にも依存する。2つの共焦点画像が示す明るさを用いて、2つのOCT画像の明るさの正規化を行うことができる。
図9a及び図9bで示した本発明の実施形態における2つの像の表示は、2つの画像のそれぞれが他方の鏡像であるという不便な点を有している。左側の画像は、画像走査手段19によって画像が生成される特定の方法に起因して、右側の画像の鏡映をなしている。この問題を修正するための2つの可能な手段が存在する。取得後に、左側の画像の向きを得るように、右側の画像を水平方向に反転させることができる。これは、取得後に、画像の余分な処理を必要とする。別の可能な手段は、図11aの実施形態に描かれており、これにおいては、画像の表示を異なる方法で行う。
ライン生成器からのTTL信号で同期させる代わりに、2つの横断スキャナー、すなわちラインスキャナー及びフレームスキャナーの角度位置を、表示される画像における水平位置へと変換する。画像内の画素の位置は、変動の符号に関係なく、角度走査の振幅によって決定される。
図9a〜9c及び図11aにおいて用いるこの方法の別の利点は、横断スキャナーの全時間利用が今や達成されるということである。ガルバノスキャナーを、0.5kHzを超える周波数で駆動する場合、通常、フライバックは30%を超え、フライバック中に得られた信号は捨てられる。さらに、ガルバノスキャナーの寿命は、急速な降下を伴うランプではなく三角波でスキャナーを駆動することにより延ばされる。図11aの方法により、正弦的駆動信号を使用することが可能となり、ガルバノスキャナーの寿命がさらに延ばされる。図11aの実施形態は、共振スキャナーにも適している。
横断スキャナーを駆動する信号は、三角波又は正弦波とは異なる他の形状を有していてもよく、動作に対して不可欠であるのは信号が周期的だということであるということが、当業者には明らかである。図2、図3、図5、図6、図7、図8、図9と関連して述べたような全ての前記実施形態は、画像を生成するこの方法を用いて実施することができる。したがって、光学スプリッターは、広帯域ビームスプリッター8、又は傾斜ビームスプリッター81、又は狭帯域フィルター82、又はエッジフィルター又はコールドミラーもしくはホットミラー83、又は上記のものの組み合わせ84、又は偏光感応ビームスプリッター85のいずれともすることができ、偏光感応ビームスプリッター85の場合、OCTチャンネルの信号は直線偏光させられており、出力の偏光状態は、ファイバー偏光子又はダイクロイックシート又は他のバルクの偏光子としうる偏光子90を用いて、全ての光が偏光感応ビームスプリッター85を通過する方向に合わされる。被写体から戻る光は様々な偏光方向を有しており、その光の一部はOCTに戻っていき、一部はブロックCE200へと進む。
図11bの実施形態は、図11aにおいて用いられたものと同様な方法で横断スキャナーの位置検出を利用して、図9aの実施形態の機能を実現するものであり、図11aにおけるように1つの画像ではなく、ラインスキャナーに印加される周期信号のそれぞれの符号変化に対して、画像の各対が生成されるという相違点がある。ラインスキャナーに印加される周期信号の変化の一方の符号の間は、第1の画像の一ラインが、表示手段によって制御されるPCの画面上に構築され、一方、他方の符号の間は、第2の画像の該当ラインが構築される。PC画面上の点の水平位置はスキャナーの位置に比例し、このようにして2つの画像が生成される。図11bの挿入図は、並んだ2つのフレームを示しており、図10に例示したように2つの画像が互いの鏡像となっている図9a〜9cの場合と異なり、両方のフレームにおいて、被写体の左側が画像のそれぞれの対の同じ側にある。
図11a及び図11bにおける図は、R−OCT/T−C(R−OCT/T−CE)の構成を示しているが、図11a及び図11bのものと同じ実施形態を、T−OCT/R−C(T−OCT/R−CE)の構成に適用することができるということが、当業者には明らかであろう。
図示したように、図11bの構成は、異なるコヒーレンス長の2つの対の画像を生成することにつながる。OCT干渉計40、光学スプリッター8又は傾斜ビームスプリッター81、ならびに、レンズ60、61及び62、横断スキャナーミラー10、及びインターフェース光学系12のような他の続く全ての要素は、低コヒーレンスの50又はコヒーレンス長調節可能な500の2つの光源からの2つの異なる波長を許容する広帯域幅のものであり、したがって、図11bの同様な構成が、2つの異なる波長でのOCT及び共焦点の、2つの対の画像を生成するのに役立ちうる。
1つの光源の長いコヒーレンス長に起因して、画像は、共焦点チャンネルによって生成された画像と非常に似て見えうるものであり、この場合、案内のために共焦点チャンネルが必要なくなるようにでき、除くことができる。この場合、図11bにおいて8は単なるミラーであり、実際には除くことができ、また、装置は2つの略同時OCTチャンネルのみを有する。
一方、CEブロック200内の共焦点光受信器20及び励起源120のブロックCEを、単一の共焦点光受信器20の代わりに用いることができる。この場合、OCT/共焦点画像の各対がスイッチオン、オフされ、これらは、図8eと関連して述べたように、CEブロック内の共焦点光受信器によってもたらされる他の共焦点画像と同時に存在するものとできる。
図9aと同様に、動作の異なる型を、図11bの図の下の挿入図に示す。
図11cは、本発明による光学写像装置の異なる実施形態を図の形式で示しており、画像の座標が、横断スキャナーの角度偏向の位置感応検出器により制御され、異なる波長の2つの光源53及び54を用いて、2つの共焦点画像が略同時に表示される。それぞれ、2つの光源の駆動装置72及び70は、ラインスキャナーに印加される周期信号の各半分の持続時間中、順次にスイッチオフ及びオンされ、例えば、正の傾きの間は、光源53がオンで、光源54がオフであり、次のスロープの間、負のときには、光源53がスイッチオフであり、光源54がオンである。このようにして、異なる波長について、かつ同じ深度について、2つの共焦点画像が、PC32の制御下で画像手段19により表示される。このスイッチングを同期させるための様々な方法が可能であり、1つを図11cに示すが、これにおいては、ライン同期信号39のインバーター71を用いて、確実に一方の光源がオフであり他方がオンであるようにする。横断スキャナーと回路とにおける信号遅延を補償するために、遅延ブロック73を用いる。例えば、1kHzの三角波を用いる場合、ラスター内のラインは1ms続き、0.5msは一方の光源の照射を受け、次の0.5msは他方の光源の照射を受ける。例として、2つの光源が670nm及び820nmを有するとすると、2つの共焦点画像は略同時に並べて表示され、それぞれの光源について1つずつの共焦点画像である。光学スプリッター8と、フォーカス要素や横断スキャナーのような、該光学スプリッターから被写体までの続く各要素とは、使用される両方の波長に適する広帯域でなければならない。同期信号は、図11bにおいては位置検出器から得られるが、表示画像のラインを決定する生成器35からも同様に得られうる。
光学スプリッターにおける減衰を減らすために、図9cに示す場合と同様に、図11dに示すように偏光感応ビームスプリッター85を用いることができる。この場合、2つの光源53及び54は、ファイバー偏光子とも、また該2つの光源がバルク光学要素を用いて重ね合わされる場合はバルク要素ともしうる偏光子90を用いて一方向に直線偏光させられ、その偏光方向は、ビームスプリッター85を透過させられるものである。該ビームスプリッター85は、その後に1/4波長板91が続くが、これは、レンズ60の後又は前に、又はスキャナーヘッド10の後に配置しうるもので、図9dにおいてはレンズ60の後に示しており、45°の向きに設けられている。そして、戻ってきた反射信号は、さらに偏光要素90を有しうる共焦点光受信器20の方に向かって偏光感応ビームスプリッター85を通過する。
図11a及び図11bの実施形態は、図8c及び図8dの実施形態と関連して説明したようなT−OCT/R−C構成においても同様に実施することができるということが、当業者には明らかである。
図12aは、一方はOCT、他方は蛍光による共焦点のものの、異なる深度解像度の2つの画像を略同時に表示する、本発明による調節可能な深度分解能を有する光学写像装置の別の実施形態を図の形式で示している。OCTの波長が蛍光(又は自己蛍光)波長に近い場合、蛍光信号は、共焦点チャンネルにおいて、OCTの波長の反射信号から分離することができない。例えば、これは、眼のICG血管造影法を利用し、OCTの波長が800nm帯域にある場合である。したがって、OCTに用いる低コヒーレンス光源は、自己蛍光信号又は蛍光信号を得るときには、スイッチオフしていなければならない。
付した表12aは、様々な動作の態様を説明するものである。
表12aの4番目の列に示すように、横断走査手段10に印加されるランプ信号の初めの部分では、OCT画像と重要でない共焦点画像とが生成され、一方、ランプの後の部分では、OCT画像は生成されないが、共焦点チャンネルでは、例えばICG蛍光画像のような自己蛍光又は蛍光画像が伴う。加えて、光源126により放射された励起ビームがOCTチャンネルのS/N比を劣化させる場合、スイッチK1を位置2へと切り換え、インバーター71及び駆動装置75によって、光源126を、ランプ39の初めの部分の間はスイッチオフし、ランプ39の後の部分の間はスイッチオンする。得られる画像を、図12bの表の4番目の列上部に記載する。光学スプリッターは、挿入した表で説明されるように、図8bにおけるものと同様である。
図12bは、図12aの構成と比べて多機能性が高められた本発明による他の実施形態を図の形式で示している。光学スプリッター84は、図7bにおいて用いたものと同様であるが、垂直、水平又は斜めの軸でありうる反射率変化軸に沿って、2つ、3つ又は4つの部分からなっており、通常の広帯域ビームスプリッター8、それから続く傾斜デポジットのもの81、そしてそれから続く1つ又は2つのスペクトル選択性要素、すなわちバンドパスフィルターもしくはノッチフィルター82、それからコールドミラーもしくはホットミラー、又はエッジフィルター83を含みうる。駆動装置5は、前記変化軸に沿って光学スプリッター84を適当に移動させ、前記各部分のうちの1つをビーム内へと導くもので、該駆動装置は、図5a及び図7bと関連して上で説明した場合と同様である。この場合、この器械は、好ましくは、付した表12bに記載されているような動作の型で動かされる。
動作の態様は、以下のものを含むことができる。
(i)低コヒーレンス光源50又はコヒーレンス長調節可能光源500の同一の波長でのデュアルチャンネルのOCT及び共焦点のものであり、広帯域幅プレートビームスプリッター8がビーム内に置かれる位置に光学スプリッター84があり、光源126がオフでかつOCTの光源が、図2a〜dの実施形態と同様に、連続して動かされる。
(ii)2つのチャンネルにおいて信号の比を調節可能である、同一の波長でのデュアルチャンネルのOCT及び共焦点のものであり、光学スプリッター84は、傾斜成膜ビームスプリッター81がビーム4と交わる位置にあり、また、光学スプリッターは、同じ駆動装置5を用いて都合よくビーム内に置いて2つのチャンネルにおける光の割合を変えることができ、又は、これは液晶箔を用いても実施することができ、この場合、図5の実施形態と同様に、追加の駆動装置51を用いてその透過及び反射を制御する。
(iii)2つの波長が遠く離れていてスペクトル的に分離でき、励起源126及びOCTの光源50又は500が、連続して動かされる、デュアルチャンネルのOCT及び共焦点の蛍光のものであり、この場合、光学スプリッター84は、バンドパスフィルター82(R−OCT/T−C構成)又はノッチフィルター82(T−OCT/R−C構成)がビーム4内に挿入される位置にあり、バンドパスフィルター又はノッチフィルターの中心が蛍光又はラマン波長であり、図4に見られるような共焦点光受信器の他のスペクトル性要素を用いて、光源50又は500により放射される、また、図8bの実施形態と同様な励起源126により放射される、OCTの波長の信号を除くことができる。
(iv)2つの波長(OCT及び蛍光)が互いに近い場合に、共焦点蛍光チャンネルと略同時である同時デュアルチャンネルOCT及び共焦点チャンネルを有するトリプルチャンネルのものであり、この場合、光学スプリッターは、部分83、すなわちエッジフィルター、コールドミラーもしくはホットミラーをビーム4内に挿入する位置にあり、又は、光学スプリッターは、バンドパスフィルター82(R−OCT/T−C構成)又はノッチフィルター82(T−OCT/R−C構成)をビーム4内に挿入する位置にあり、バンドパスフィルター又はノッチフィルターの中心が蛍光又はラマン波長であり、図4に見られるような、共焦点光受信器の他のスペクトル性要素を用いて、光源50又は500により放射される、また、図8bの実施形態と同様な励起源126により放射される、OCTの波長の信号を除くことができ、また、OCTの光源は、図9aにおいて説明したのと同じように、ライン制御38により、ランプ信号35を生成することによって、順次スイッチオン及びオフされる。図12bの表における5番目の列(下方)には、生成器35が発した三角波信号のそれぞれのランプの間に生成される画像の対を示している。光源126は常にオンであり、それがOCTチャンネルの動作に障害を生じさせないと考えられる。有用な画像は、OCTの光源がオンのときのランプの間の(1)OCTの画像(左上)及び(2)共焦点画像(左下)の対、及び(3)OCTの光源がオフのときのランプの間の蛍光共焦点画像(右下)である。OCTの光源がオンのときのランプの間、共焦点画像(左下)は、蛍光信号、ならびに、スペクトル・ビームスプリッター83又はバンドパスフィルターもしくはノッチフィルター82を通過するOCTの波長の残留信号によるものの両方の結果である。
(v)上記(iv)と同様であり、加えて、OCTの光源が励振時期にあるときに、励起源がオフであって、OCTの光源が励振時期にないときに励起源がオンであるように、OCTの光源の順次のスイッチオフ及びオンと同期して、励起源126が、図11aにおいて説明したのと同じように、ランプ信号35の生成器によって順次スイッチオン及びオフされる。5番目の列(上方)に見られるように、有用な画像は、OCTの光源がオンでかつ励起源がオフであるときのランプの間の(1)OCTの画像(左上)及び(2)共焦点画像(左下)の対、及び(3)OCTの光源がオフでかつ励起源がオンのときのランプの間の蛍光共焦点画像(右下)である。OCTの光源がオンのときのランプの間、共焦点画像(左下)は、スペクトル・ビームスプリッター83又はバンドパスフィルターもしくはノッチフィルター82を通過する、良質な共焦点画像を生成するのに十分なOCTの波長の残留信号の結果である。この型では、励起源126に起因する、上記(iv)で説明した構成において生成されるOCTチャンネルの発生しうるノイズは除かれる。
そのような光学スプリッター84は、例えば、様々なデポジットを用いて、一様又は傾斜の広帯域幅の分割や、コールドミラーもしくはホットミラーもしくはエッジフィルターの型の作用、又はノッチフィルター又はバンドパスフィルターの作用を実現するスペクトル選択性のものを実現する等の、当技術分野において既知の手段によって案出することができる。
OCT光源50(500)と励起源126に起因する蛍光信号との両方の波長を含むビーム9の経路に沿う、図12bの複合光学スプリッター84に続く全ての要素は、好ましくは、広帯域幅であり、用いられる2つの帯域に適合している。
図12cは、図12aの構成と比べて多機能性が高められた、本発明による他の実施形態を図の形式で示しており、共焦点及びOCTチャンネルが共用する光学スプリッターの機能を、OCT光源及び外部励起源の様々な駆動条件と同期して変えて、挿入した表に記載するように、同一のハードウエアを用いて様々な動作の型を達成し、また、画像の座標は、横断スキャナーの角度偏向の位置感応検出器により制御される。図12bに示した実施形態と関連して述べたものと同じ動作の型が達成可能である。しかし、図12bと比べて、2つの光源のスイッチングは、今は、ラスター内のラインを決定する横断スキャナーの角度偏向の位置感応検出器により制御される。
図3で述べたものと同様のフォーカス構成は、図5a、図5b、図6a、図6b、図7a〜7d、図8a〜8d、図9a〜9c、図11a〜11d、図12a〜12cの実施形態において同様に用いることができるということが、当業者には明らかであろう。
図12a〜12cの実施形態は、図8c及び図8dの実施形態と関連して説明したように、T−OCT/R−C構成で同様に実施可能であるということも、当業者には明らかである。
図9a、図9b、図9c、図11b〜11d、図12a〜12dの実施形態においてポリゴンミラーを用いる場合、ポリゴンミラーの新たな面毎に光源の切り換えを行い、偶数面で生成された画像から奇数面を用いて生成された画像の対を分離して、同様な型の動作を実施することができるということも、当業者には明らかであろう。
図12a〜12cのブロックCEを用いれば、上で述べたような様々な型の動作で生成した画像に加えて、ブロックCEの1つ以上のそれぞれの励起源に起因する、被写体から発せられた蛍光又はラマンのもので、及び/又は光源50(500)の波長で、1つ以上の共焦点画像を表示する。
図13は、共焦点、励起のCEブロック200を用いる場合の、本発明による装置の光源をトグルで切り換える際の、様々な可能な状態を示している。スイッチング制御信号は、図9a〜9cのように生成器35から、又は図11bのようにラインスキャナー40の位置検出器から印加する。遅延回路73は、共振ガルバノスキャナー、ガルバノスキャナー、又はピエゾ振動子を用いる場合にはブロック10のラインスキャナーが移動方向を変える時に、又は、ポリゴンミラーにより新たな面が撮像ビーム内に導入される時に、正確に、トグルによる切り換えが確実に行われるようにする。図9及び図11の実施形態と同様に、確実に1つの光源がオンであり他方がオフであるようにするために、インバーター71を用いる。遅延回路73の出力及びインバーター71の出力を接続するための様々な可能な状態が存在する。図13は、スイッチ77が下がっているときに、放射光源50(500)とCEブロック200の光源126のうちの1つへトグルにより切り換えられている場合を示している。この装置は、略同時に撮像する態様で動作し、OCT画像と、光源126の励起を受けて被写体が発するラマン又は蛍光の放射で生成される画像とが生成される。この態様は、光源50(500)の波長が、被写体により放射される蛍光もしくはラマン放射の帯域に近い、又はその帯域内にある場合、又は、光源50(500)と同時に光らせると、励起源126がOCTチャンネルを乱すおそれがある場合に、特に有用である。同時に、この装置は、常にオンであるブロック200内の他の光源126に起因して被写体から発せられる放射による第3又はそれ以上の画像を、同時に表示することができる。
スイッチ77が上の位置にあるときには、代わりに、ブロックCE200内の2つの光源126へと切り換えられる。例えば、安全上の理由から、異なる波長の2つの光源126をトグルにより切り換え、オンであるそれぞれの光源126の励起を受けて被写体から発せられる放射による2つの共焦点画像を、装置が略同時に生成する。これらの画像と同時に、常にオンである光源50(500)を用いてOCT画像を生成する。加えて、この装置は、常にオンであるブロック200内の他の光源126に起因して被写体から発せられる放射によるさらなる共焦点画像を、同時に表示することができる。
図14は、被写体から発せられる蛍光又はラマン放射の観察に有用な、本発明の実施形態を示すものであり、励起源126及び共焦点受信器20が、光学スプリッター8の同じ側で、1ブロック、すなわち共焦点受信器/励起器(CE)200内に置かれ、光学スプリッターが回転穴あきディスク86であり、フォーカス構成が図2におけるものと同様である。ディスク86は、被写体に送られるビームを、ホール又はスリットがビーム4に交わるときにはOCTのビーム、そうでなければ、CEブロックのビームに、回転によって切り換える、等間隔のスリット又は穴を備えている。ディスク86のミラーは、CE帯域に対して十分な反射率を有していることが望ましい。この実施形態は、OCTの帯域が、被写体によって発せられる蛍光又はラマン放射の帯域に非常に近い場合に特に適している。センサー88は、ディスク86の回転速度を検知し、ラインスキャナーに送られるランプの生成器35と同期する。すなわち、ディスク86が穴又はミラーをビーム内へと交互配置する時に、正確に、相継ぐ正及び負のランプがトリガーされる。遅延回路73は、ディスク86とラインスキャナーとの間の発生しうるスキューを許容するものである。このようにして、図9aの実施形態と同様に、2つの画像がラスター内のラインに沿って並んで表示され、左半分がOCT画像に対応し、右半分が被写体から発せられた蛍光又はラマン放射の共焦点画像に対応する。
代わりに、表示装置19は、図11bの実施形態と関連して説明したように、ラインスキャナーの位置センサーの制御を受けるようにすることができ、この場合、生成器35は、ラインスキャナーを駆動するセンサー88により発せられる信号からランプを生成し、また画像は、ラインスキャナーに印加されるランプの符号の各変化について生成される。
OCT40とブロックCE200とは、R−OCT/T−CE構成で、ディスク86に対して逆に配置してもよいということが、当業者には明らかであろう。しかし、図13a及び13bに示すようなT−OCT/R−CE構成が、共焦点チャンネルよりも振動に敏感なOCTに対してより適している。
ディスク86を、該ディスクと同様に動作することができる光変調器と置き換えることによって、同様な機能を得ることができ、駆動装置87の電気的又は磁気的な刺激を受けて、変調器86は、反射率/透過率を、低い/高い値から、高い/低い値へと変化させる。そのような機能を実現することができる液晶は既に知られている。装置86、すなわちディスク又は光学変調器が低速である場合、図14の実施形態はフレームスキャナーと同期して動作してもよく、代わりに、1フレームおきで異なるチャンネル、すなわちOCTチャンネル又は共焦点チャンネルが伝えられる。
本発明の他の態様は、ダイナミック・フォーカスである。図2、図3、図5〜12の全てにおいて、PCが、フォーカス調節手段7と、OCT40における光路差(OPD)をブロック48により変化させることで、OCTチャンネルにおけるOPDとを制御する。これを任意選択的に用いて、後で説明するようなコヒーレンスマッチングと同期してフォーカスを維持することもできる。正面OCTは、最初に、A. Gh. Podoleanu、G. M. Dobre、D. J. Webb、D. A. Jacksonの、"Coherence imaging by Use of a Newton Rings Sampling Function", Opt. Lett., Vol. 21, pp. 1789-1791, (1996)に記載され、"Selected Papers on Optical Low-Coherence Reflectometry & Tomography", B. R. Masters and B. J. Thompson eds., SPIE Milestone Series, vol. MS165, SPIE Optical Engineering Press, Washington, 2000, USA, pp. 200-202、及び、A. Gh. Podoleanu、G. M. Dobre、D. J. Webb、D. A. Jacksonの、"Simultaneous En-face Imaging of Two Layers in Human Retina", Opt. Lett., Vol. 22, No. 13, pp. 1039-1041, (1997)に再出版された。
正面OCTを実行する場合、上記論文において記載されたような態様の動作においては、ダイナミック・フォーカスは、米国特許第5,321,501号に記載されたような縦OCT型の動作を行うときよりも非常に低速のデータ速度で動作する必要がある。このような事情から、深度がOCTチャンネルにおいて変えられる際の2つの調節手段7及び48の同期原理の修正は、より容易に適用することができる。2つの調節手段はPC32により制御され、このPC32は様々な移動距離及び様々な進行速度を決定する。調節手段は、段階的に動いても、一定の速度で動いてもよく、それらの速度の比は、被写体ビーム内の、インターフェース光学系12に用いられる光学要素、及び、フォーカス調節手段におけるレンズ60〜62に依存する。例えば、レンズ60と眼のレンズ15とが、焦点距離f60及びf15を有するとすれば、レンズ60をdzだけ移動させると、結果として眼の焦点がdz’移動することになり、ここでdz’=−(f15/f60dzである。通常、視神経は、空気中で2mmのdzの診査を必要とする。f15が固定されていれば、異なる眼は、明らかに、異なる焦点移動を有する。したがって、同時に、2つの調節手段48及び7が異なる距離を行かなければならず、すなわち、dz48=ndz’及びdz=dz’(f60/f15である。最も単純な実施形態は、2つのPC制御の移動ステージを用いることである。調節手順には、縦OCT型の本発明による写像装置が用いられる。2つの調節手段48及び7は、加速及び減速に起因する距離対時間における非線形性を避けるために、有用な画像を中心にして、必要な範囲よりもわずかに大きな距離にわたって動かされる。各走査の後、2つの調節手段は、好ましくは、ずっと大きな速度で戻されるが、その手順は、どちらのOPD変化においても、連続的に動作するようにすることができる。2つの調節手段を同期させるための最適パラメータを見つけた後は、写像装置は、縦撮像型でも、横断撮像型でも動作することができる。このようにして、2つのチャンネル、すなわちOCT及び共焦点によりもたらされる画像の対のスタックが被写体の様々な深度について集められ、スタックの両方の画像が、深度で解像されている。ダイナミック・フォーカスを実施しない、すなわち用いない場合、フォーカス調節は、フォーカス調節距離dzの中間にユーザーにより設定され、この場合、全ての共焦点画像は同じに見え、OCTの正面像のスタックだけが深度で解像される。
本光学写像装置は、2つの調節の間の同期のパラメータを見出して、ダイナミック・フォーカスを実施するための2つの異なる手順を有することができる。両方の場合において、OCTチャンネルにおけるOPDの変更が主要なステップであり、これらの手順は、OPD調節手段48と調和するフォーカス調節手段7のパラメータを見つける必要がある。フォーカス調節手段7のための手動の手順は、次のパラメータ、すなわち距離、初期位置及び速度の手動の調節に基礎を置いている。深度走査手段48を制御するための、OCT干渉計におけるOPDの変更のパラメータ、すなわち、深度距離、初期位置及び速度が与えられる。手動の手順により、ユーザーは、フォーカス調節手段7の距離に作用することができるようになる。走査手段7の距離を変更する場合、その速度は、速度と距離との間の所定の係数に従って、自動的に調節される。最初に、フォーカス調節手段7の距離をゼロにする。ユーザーは、何回かの縦OCT走査を繰り返す、すなわち、システムが、ある決められたYに対する面(X,Z)内で、ある決められたXに対する面(Y,Z)内で、又はある決められた半径rに対する円(q,Z)内で画像を生成する。表示装置19によって生成された、PC32の画面上のOCT画像を見ながら、ユーザーは、まず、縦OCT画像の中央部分が鮮明になるまで、フォーカス調節手段の初期位置{を調節する。それから、表示装置19によって生成された、PC32の画面上のOCT画像を見続けながら、ユーザーは、様々な深度に対応する縦OCT画像内のほとんど全てのラインが最高の明るさと、最高の鮮明度を示すまで、フォーカス調節手段7の距離dzを増加させる。OPD調節手段48とフォーカス調節手段7との両方が、PC32からの同じ起動及び停止制御で動作するため、フォーカス調節の距離は、フォーカス調節手段7の速度を変えることによって修正される。
代わりに、この手順は、図14に示す実施形態を用いて、自己調節モードでも動作しうるもので、これにおいては、閉ループ電子ブロック190がPC32に命令して2つの軸方向調節手段7及び48を駆動し、パラメータ、すなわち、フォーカス調節手段7の初期位置{、距離dzを修正する。自己調節手順は、図14のフローチャートのステップに従って2つのループで動作し、写像装置は、ある決められたYに対する面(X,Z)、ある決められたXに対する面(Y,Z)、又はある決められた半径rに対する面(q,Z)内で、画像を取得する。第1ループでは、手順は、焦点走査手段の初期位置{を自動的に見出し、これにおいては、OCT深度走査手段48の所与の深度距離、初期位置及び速度に対して、ならびに、フォーカス手段初期位置のインクリメント増加の所与の刻みhに対して、OCTの縦画像が、フォーカス調節手段の様々な初期位置について繰り返される。これらの画像は、縦OCT画像の中央が、画像処理法により評価して清澄性及び鮮明性を示すまで、刻みhでインクリメントされた様々な焦点に対する手順によって、自動的に集められる。様々な画像処理法が知られているが、その方法の1つでは、図15の挿入図aに示すように、画像の画素のサイズを評価することができる。挿入図bは、挿入図aにおいて画素化が最大である層3の位置の、OCTの開口の受信器の深度プロファイルの中間位置を示している。挿入図cは、第1ループにおける初期位置の間隔の走査中に、より深く動かされたOCTの共焦点の開口の深度プロファイルを示している。「i」は、ループの現指標ステップであり、hは、フォーカス調節手段7の初期位置{を調節する際のそれぞれの刻みの大きさである。初期位置{が見出されたならば、手順は自動的に第2ループを開始し、縦OCT画像のラインのほとんどが十分な鮮明性を示すまで、フォーカス調節手段の距離を大きさaの刻みでインクリメント増加させる。挿入図「d」は、第2ループの最初における、OCT画像の鮮明性の一様性を示しており、挿入図「e」は、手順の終わりまでの、深度にわたる鮮明性一様性の変動を示していて、ここでは、鮮明性の十分な一様性が達成されている。清澄性及び鮮明性は、第1ループで用いられる同じ画像処理法で判断される。両方のループにおいて、それぞれのOCT画像は、1つだけ共焦点受信器20を用いる場合はその共焦点画像の、また、CEブロック200を用いる場合は各共焦点光受信器20の各共焦点画像のうちの1つの明るさ及び正則性によって検査される。図14のライン21は、1つ以上の共焦点信号を、CEブロック200から表示装置19へと伝え、これらの信号のうちの1つが、閉ループ電子ブロック190に送られる。様々な音調の電子音及び発光表示器が、ユーザーに、自己調節プロセスについての情報を与える。ユーザーは、いずれかのループにおいてあまりに手順に時間がかかりすぎているかどうか、電子音の音調、発光信号の色から認識することができる。そして、ユーザーは、第1ループにおいて、画素サイズと、フォーカス調節手段の初期位置を見出すのに必要とされる時間との間の兼ね合いを調節するのに、また、第2ループにおいて、OCTの縦画像のラインにわたる画素化の一様性と、フォーカス調節手段の距離を見出すのに必要とされる時間との間の兼ね合いを調節するのに、割り込むことができる。
両方のループは、共焦点チャンネルを用いて、共焦点画像の画質につき、鮮明性がSよりだいであること、明るさがBよりも大であること、ラスター内のラインに沿った移動が閾値eよりも小であることを検査することにより、OCTの縦画像を確認する。
最適な調節パラメータが見出されたならば、縦画像を、ダイナミック・フォーカスの閉ループのもとで集めることができ、又は、2つの調節手段48及び7の速度を、同じ深度距離から集めるスライスの数に比例して減少させることにより、様々な深度における正面OCT画像のスタックを集めることができる。
ダイナミック・フォーカスの手動の又は自己調節の手順を、図2a〜2d、図3、図5a、図5b、図6a、図6b、図7a〜7d、図8a〜8d、図9a〜9c、図11a〜11d、図12a〜12c、図13a、図13bの実施形態のうちの任意のものに適用しうるということ、及び、図2a〜2dに描かれた型のフォーカス構成が用いられた、図14と関連して述べられた自己調節の手順の記述は、図3に描かれたようなフォーカス構成にも同様に適用しうるということが明らかであろう。
横断走査手段10を、インターフェース光学系12から分離したブロックとしてここでは示したが、それぞれの横断座標に1つずつの横断スキャナーであって、SLO及び共焦点顕微鏡の当業者に既知の手段により、レンズ又はミラーによって隔てられ、ビームを一方の横断スキャナーから他方の横断スキャナーへと伝え、そこから被写体までビームを伝える横断スキャナーを用いて、図2〜図9、図11〜図14に示した実施形態は同様に実施することができ、この場合、2つのブロック10及び12が互いに関係するということも明らかであろう。


Figure 0004425132
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従来技術であり、調節可能な深度分解能と2つのチャンネルとを有する光学写像装置の主な構成要素を図の形式で示している。 ビームを眼の網膜上に合焦する場合に、同時のフォーカス調節により両方の受信器の開口(OCT及び共焦点)を合焦状態に維持するフォーカス構成の第1実施形態、ならびに、ビームを皮膚上に合焦するインターフェース光学系の代替例を示す変形例を図の形式で示している。 ビームを皮膚上に合焦する場合に、より簡単なインターフェース光学系を用いて、同時のフォーカス調節により両方の受信器の開口(OCT及び共焦点)を合焦状態に維持するフォーカス構成の第1実施形態の他の変形を図の形式で示している。 ビームを眼の網膜上に合焦する場合に、異なる構成のインターフェース光学系に対応するための、同時のフォーカス調節により両方の受信器の開口(OCT及び共焦点)を合焦状態に維持するフォーカス構成の第1実施形態の他の変形を図の形式で示している。 図2cのインターフェース光学系の構成を皮膚上にビームを合焦するのに適応させた、同時のフォーカス調節により両方の受信器の開口(OCT及び共焦点)を合焦状態に維持するフォーカス構成の第1実施形態の他の変形を図の形式で示している。 両方の受信器の開口(OCT及び共焦点)を合焦状態に維持するフォーカス構成の主な構成要素の他の実施形態を図の形式で示しており、共焦点チャンネル及びOCTチャンネルが共用する光学スプリッターに向かう及びそこからの両方のビームがコリメートされる。 調節可能な深度分解能を有する光学写像装置の一部としての共焦点光受信器の異なる実施形態を、(a)、(b)、(c)、(d)、(e)及び(f)に分けて図の形式で示している。 組織から戻り、2つのチャンネル(OCT及び共焦点)に向かう光の割合を調節することができる、本発明による調節可能な深度分解能を有する光学写像装置の実施形態を図の形式で示している。 OCTチャンネル及び共焦点チャンネルが偏光を利用し、光学スプリッターが偏光感応ビームスプリッターである、本発明による調節可能な深度分解能を有する光学写像装置の実施形態を図の形式で示している。 固定された光学スプリッターを用いる場合に、共焦点チャンネルの光検出器のスペクトル感度を最大限に利用するために、異なる波長の光源をOCTチャンネル及び共焦点チャンネルに対して用いる、本発明による調節可能な深度分解能を有する光学写像装置の実施形態を図の形式で示している。 比を調節可能な光学スプリッターを用いる、図6aの実施形態の変形例を示している。 OCTチャンネル及び共焦点チャンネルが共用する光学スプリッターが、スペクトル選択性要素である、R−OCT/T−C構成の、本発明による光学写像装置の実施形態を図の形式で示している。 OCTチャンネル及び共焦点チャンネルが共用する光学スプリッターが、一方の部分がプレートビームスプリッターであり他方がスペクトル選択性要素である二部分ビームスプリッターである、R−OCT/T−C構成の、本発明による光学写像装置の実施形態を図の形式で示している。 図7aに開示したものと同様であるが、T−OCT/R−C構成の、本発明による調節可能な深度分解能を有する光学写像装置の実施形態を図の形式で示している。 図7bに開示したものと同様であるが、T−OCT/R−C構成の、本発明による光学写像装置の実施形態を図の形式で示している。 R−OCT/T−C構成の、本発明による調節可能な深度分解能を有する光学写像装置の実施形態を図の形式で示している。 R−OCT/T−C構成の、本発明による調節可能な深度分解能を有する光学写像装置のさらなる実施形態を図の形式で示している。 OCTチャンネルが透過で動作し、共焦点チャンネルが反射で動作する(T−OCT/R−C型)の、図8aの実施形態のレプリカである。 OCTチャンネルが透過で動作し、共焦点チャンネルが反射で動作する(T−OCT/R−C型)の、図8bの実施形態のレプリカである。 励起源及び共焦点光受信器が光学スプリッターの同じ側に配置されている、本発明の異なる実施形態である。 組織から戻り、OCT及びCEブロックに向かう光の割合を調節することができる、図8eの実施形態のレプリカである。 同じ又は近い波長であるが異なるコヒーレンス長を有する2つの光源を用いることにより得られる、異なる深度解像度の2つの画像を略同時に表示する、本発明による調節可能な深度分解能を有する光学写像装置の他の実施形態を図の形式で示している。 異なる波長の2つの光源を用い、2つの共焦点画像のみを略同時に表示する、本発明による調節可能な深度分解能を有する光学写像装置の異なる実施形態を図の形式で示している。 偏光感応光学スプリッターを用いる、図9bの光学写像装置の実施形態を示している。 図9aに描かれた装置の実施形態を用いて皮膚から得られた画像を示している。 画像の座標が横断スキャナーの角度偏向の位置感応検出器により制御される、調節可能な深度分解能を有する光学写像装置の他の実施形態を図の形式で示している。 本発明による調節可能な深度分解能を有する光学写像装置の他の実施形態を図の形式で示している。 本発明による光学写像装置の異なる実施形態を図の形式で示している。 偏光感応光学スプリッターを用いる、図11cの光学写像装置の実施形態を示している。 異なる深度分解能を有する2つの画像を略同時に表示する、本発明による調節可能な深度分解能を有する光学写像装置の他の実施形態を図の形式で示している。 図12aの構成と比べて高められた多機能性を有する、本発明による他の実施形態を図の形式で示している。 図12aの構成と比べて高められた多機能性を有する、本発明によるさらなる実施形態を図の形式で示している。 本装置の光源をトグルにより切り換える際の様々な可能な状態を示している。 内部励起源及び共焦点光受信器を、回転穴あきディスクの形で実現される光学スプリッターの同じ側に配置した、本発明の実施形態を示している。 ダイナミック・フォーカスが自己調節をもたらし、光学写像装置が縦OCT型である、本発明による他の実施形態を図の形式で示している。 ダイナミック・フォーカスの自己調節手順のフローチャートを示している。 ダイナミック・フォーカスの自己調節手順の動作を示している。

Claims (79)

  1. 光学写像装置であって、
    光学的放射源によって励起される、ファイバー又はバルクの干渉計のまわりに構築された光コヒーレンス断層撮影装置(OCT)システムと、
    調節可能な深度分解能を任意選択的に有する共焦点光受信器と、
    前記OCTの前記干渉計と前記共焦点光受信器との両方が共用し、当該光学写像装置に隣接する被写体位置に置かれた被写体から戻る光の一部を方向づける光学スプリッターであり、OCTチャンネルが当該光学スプリッターを反射で用い、共焦点チャンネルが透過で用い(R−OCT/T−C)、又は、OCTチャンネルが当該光学スプリッターを透過で用い、共焦点チャンネルが当該光学スプリッターを反射で用いる(R−OCT/R−C)、光学スプリッターと、
    前記被写体の所定のライン又は領域にわたって、前記光学スプリッターからの光出力を用いて前記被写体の横断走査を行うための横断走査手段と、
    光ビームを前記横断走査手段から前記被写体に伝え、かつ、前記被写体により反射及び散乱された光出力ビームを、前記横断走査手段を通して前記光学スプリッターへ伝え戻し、また、使用される前記光学スプリッターと前記被写体が後方散乱又は放射する放射の波長とによって定められる比で、前記光学スプリッターから、OCTチャンネルの前記干渉計及び/又は共焦点チャンネルの前記光共焦点光受信器へ伝えるためのインターフェース光学系と、
    外部光源から前記被写体に向けて光を送るための、任意選択による固定ランプと、
    任意選択固定ランプビーム及び撮像ビームが共用するインターフェース光学系スプリッターであり、当該インターフェース光学系スプリッターは、撮像ビームにより反射で又は透過で用いることができ、一方、固定ランプビームは、それぞれ、透過又は反射される、任意選択によるインターフェース光学系スプリッターと、
    前記光学スプリッターと前記横断走査手段との間に置かれ、前記干渉計の入力開口と前記共焦点光受信器の開口とを同時に合焦状態に維持し、同時に走査ビームを前記被写体上に合焦するためのフォーカス調節手段と、
    前記OCT干渉計において、強度変調及び位相変調のうちの少なくとも一方を生ぜしめるための、任意選択による手段と、
    前記干渉計及び前記共焦点光受信器の光検出器の光検出信号を復調するための解析手段と、
    前記フォーカス調節手段と同期した速度で、段階的又は連続的に、同期手順に従って、前記横断走査手段において少なくとも一点について所定の量にわたって前記OCT干渉計における光路差を変化させるための、深度調節手段と、
    前記干渉計によって作成される画像と、前記共焦点光受信器によって作成される画像とを処理及び生成し、前記干渉計及び前記共焦点光受信器によって作成された前記各画像を同時に表示するための表示手段と、
    2つの主な動作の態様、すなわち(i)前記写像装置が光軸に対して垂直な面内で一定深度での横断画像を取得する場合の正面撮像と(ii)前記写像装置が光軸に対して平行な面内で縦画像を取得する場合の縦撮像とを制御するものであり、ここで光軸とは、前記走査手段から前記インターフェース光学系を通しての前記被写体への仮想の軸である、任意選択によるタイミング手段と、を備える光学写像装置。
  2. 前記共焦点光受信器が、調節可能な深度分解能を任意選択で有する少なくとも1つの共焦点光受信器と、前記被写体からの蛍光又はラマン放射を引き起こすための、少なくとも1つの、任意選択による励起源とからなるブロックCEの一部であり、該ブロックCEの開口は、それぞれの共焦点光受信器及びそれぞれの励起源の各開口に対して光学的に共役であり、
    前記光学スプリッターが前記OCTの前記干渉計と前記ブロックCEとに共用され、かつ前記光学写像装置に隣接する被写体位置に置かれた被写体から戻る光の一部を方向づけるものであり、OCTチャンネルが前記光学スプリッターを反射で用い、前記ブロックCEが透過で用いるか(R−OCT/T−CE)、又は、OCTチャンネルが前記光学スプリッターを透過で用い、前記CEブロックが前記光学スプリッターを反射で用いる(R−OCT/R−CE)ものであり、
    前記光学スプリッターが、前記被写体により反射及び散乱された光出力ビームを、使用される前記光学スプリッターと前記被写体が後方散乱又は放射する放射によって定められる選択された比で、OCTチャンネルの前記干渉計と前記ブロックCEとに伝え、
    前記フォーカス調節手段が、前記光学スプリッターと前記横断走査手段との間に置かれ、前記干渉計の入力開口と前記CEブロックの開口とを同時に合焦状態に維持し、同時に走査ビームを前記被写体上に合焦する、請求項1に記載の光学写像装置。
  3. ファイバー単一モード方向性結合器又は任意選択によるバルク・ビームスプリッターによって組み合わされた、異なる波長の2つの光源からなる光学的放射源を備え、
    前記光学スプリッターが、前記光源及び前記共焦点光受信器に共用され、前記被写体位置に置かれた被写体から戻る光の一部を前記共焦点光受信器へ方向づけるものであり、前記光学スプリッターは、前記光源に反射で用いられ、前記共焦点チャンネルに透過で用いられ(R−S/T−C)、又は、任意選択で、前記光学スプリッターは、前記光源に透過で用いられ、前記共焦点チャンネルに反射で用いられ(T−S/R−C)、
    前記フォーカス調節手段は、前記被写体内の合焦ビームの位置を変え、
    前記深度調節手段は、前記フォーカス調節と同期した速度で、段階的又は連続的に、同期手順に従って、ラスター中の少なくとも一点について所定の量にわたってフォーカスを変化させ、
    また、前記写像装置が様々なフォーカス深度で光軸に垂直な面内で正面画像を取得する場合に、3D走査の動作法を制御するタイミング手段を備える、請求項1又は2に記載の光学写像装置。
  4. 前記OCT干渉計において、強度変調もしくは位相変調、又は強度変調及び位相変調を生ぜしめるための手段を、さらに備える請求項1又は2に記載の光学写像装置。
  5. 前記横断走査手段が、ラインスキャナー及びフレームスキャナーを備える、請求項1〜4のいずれかに記載の光学写像装置。
  6. 被写体の一ラインが前記ラインスキャナーの移動に対応し、走査される領域の完了までの前記ラインの進行が前記フレームスキャナーの移動に対応する、請求項5に記載の光学写像装置。
  7. 前記解析手段が、前記横断走査手段に結合されている、請求項1〜4のいずれかに記載の光学写像装置。
  8. 前記光学的放射源が、低コヒーレンス光源、又はコヒーレンス長調節可能な光源である、請求項1又は2に記載の光学写像装置。
  9. 前記深度調節手段及び前記フォーカス調節手段が、連続的に又は段階的に制御することができる独立した初期位置、速度、ならびに加速及び減速に関して、同期されたPC制御手段を利用する、請求項1又は2に記載の光学写像装置。
  10. 前記フォーカス調節手段が、鮮明なスポットを前記被写体上に投射するために、前記光学スプリッターからの発散ビームを、前記横断走査手段に送られる平行ビーム又は調節可能な曲率を有するビームに変え、かつ、全ての調節条件について、OCTチャンネル及び共焦点チャンネルの両方を合焦状態に維持する、請求項1又は2に記載の光学写像装置。
  11. 鮮明なスポットを前記被写体上に投射し、かつ、全ての調節条件について、OCTチャンネル及び共焦点チャンネルの両方を合焦状態に維持するために、前記フォーカス調節手段が、前記光学スプリッターからの平行ビームを、前記横断走査手段に送られる別の平行ビーム又は調節可能な曲率を有するビームに変える、請求項1又は2に記載の光学写像装置。
  12. 前記フォーカス調節手段が、鮮明スポットを前記被写体上に投射するために、前記光学スプリッターからの平行ビームを、前記横断走査手段に送られる集束ビーム又は調節可能な曲率を有するビームに変え、かつ、全ての調節条件について、OCTチャンネル及び共焦点チャンネルの両方を合焦状態に維持する、請求項1又は2に記載の光学写像装置。
  13. 前記OCT干渉計が、バルクの空間フィルター又はファイバー端を通して、前記光学スプリッターに光を送る、請求項1又は2に記載の光学写像装置。
  14. 前記インターフェース光学系が、少なくとも1つのレンズ又はミラーを備え、前記被写体が眼である場合に、前記横断走査手段からの扇状の光線を、眼の瞳孔上で集束する扇状の光線に変えるものであり、このビームは通常の眼ではコリメートされて眼に進入する、又は、異なる眼の合焦力に対応する調節可能な集束性を有している、請求項1又は2に記載の光学写像装置。
  15. 前記インターフェース光学系が、少なくとも1つのレンズ又はミラーを備え、前記横断走査手段からの扇状の光線を、前記被写体上で集束する扇状の光線に変えるものであり、このビームはコリメートされて前記被写体の前の最後のレンズ又はミラーに進入する、又は、前記最後のレンズ又は最後のミラーから前記被写体までの間の異なる距離に対応する調節可能な集束性を有している、請求項1又は2に記載の光学写像装置。
  16. 前記インターフェース光学系が、前記撮像ビームの強度低下と前記被写体が後方散乱又は放射する放射の強度低下とを最小にして、前記被写体の所望の部分に固定ランプのビームを向けるホットミラー、又はコールドミラー、又はバンドパスフィルター又はノッチフィルターである、請求項1〜4のいずれかに記載の光学写像装置。
  17. 前記ラインスキャナーと前記フレームスキャナーとが、ともに近接して又はミラー及び/もしくはレンズを介して間隔を空けて配置される、ポリゴンミラー、ガルバノスキャナー、音響光学変調器、及びピエゾ振動子からなる群から選択される少なくとも2つの異なる又は同様な原理のスキャナーを含み、また任意選択で、前記ラインスキャナーと前記フレームスキャナーとが、直交する各方向で被写体ビームの走査を行う1つの構成部分であり、前記表示手段を制御するためのトリガー制御信号を発する、請求項1〜4のいずれかに記載の光学写像装置。
  18. 前記表示手段が2つの画像において2本のラインを生成し、前記ラインスキャナーがポリゴンミラーである場合、連続する各面毎に一画像、又は、ガルバノスキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子を用いる場合、正弦波形又は三角波形としうる印加される駆動波形の変動の符号毎に一ライン、又は、共振スキャナーを用いる場合、印加される正弦波形の変動の符号毎に一ラインであり、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子に印加される信号の変動の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記駆動波形から得られ、前記2本のラインの垂直位置は、前記フレームスキャナーに印加される駆動波形の振幅によって決定され、ここで、フレームスキャナーは、ガルバノスキャナー、音響光学変調器、及びピエゾ振動子からなる群から選択されるもので、前記画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができる、請求項1〜4のいずれかに記載の光学写像装置。
  19. 前記表示手段が、前記横断走査手段から発せられる位置検出信号を用い、ポリゴンミラーを用いる場合には、連続する各面毎に一ラインが生成されるように、一方、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器又はピエゾ振動子を用いる場合には、正弦波形、三角波形、又は非線形の対称周期信号としうる印加される波形の変動の符号毎に一ラインが生成されるようにして、2つの並んだ画像の2本のラインが生成され、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子の移動の方向の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記位置検出信号から得られるもので、前記2本のラインの垂直位置は、前記フレームスキャナー、すなわちガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子の位置検出信号の振幅によって決定され、前記2つの並んだ画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同数のフレームを含むことができる、請求項1〜4のいずれかに記載の光学写像装置。
  20. 前記表示手段が、前記横断走査手段から発せられる位置検出信号を用い、生成される前記画像のラインにおける横方向画素位置が、前記ラインスキャナーの位置の振幅によって決定され、生成される前記画像のラインの垂直位置が、前記フレームスキャナーの位置検出信号の振幅によって決定され、画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同数のフレームを含むことができる、請求項1〜4のいずれかに記載の光学写像装置。
  21. 縦画像型で動作し、また、前記フォーカス調節手段が、同期的にかつ前記OCT干渉計の光路の変更によって決まる速度で動作する、請求項1、2又は4のいずれかに記載の光学写像装置。
  22. 前記光学スプリッターが、垂直、水平又は斜めに向けられうる変化軸に沿った反射率変化をもたらす、漸減又は漸増ないしは段階的なデポジットを有するビームスプリッターからなり、かつ、反射率の前記変化軸に沿って手動で又は自動で移動させて、前記共焦点光受信器の方に向けられる光の量を調節することができる移動可能な取付台に取り付けられる、請求項1又は2に記載の光学写像装置。
  23. 前記光学スプリッターは、反射率及び透過率が電気的駆動装置、又は磁気的駆動装置、又はその両方の制御下にある電気光学素子、又は磁気光学素子、又は液晶素子である、請求項1又は2に記載の光学写像装置。
  24. 前記光学スプリッターが、垂直、水平又は斜めに向けられうる変化軸に沿った反射率及び透過率の変化をもたらす、漸減又は漸増ないしは段階的なデポジットを有するビームスプリッターからなり、また、反射率の前記変化軸に沿って手動で又は自動で連続的に又は段階的に移動させて、前記共焦点光受信器又は前記ブロックCEの方に向けられる光の量を調節することができる移動可能な取付台に取り付けられており、さらに、前記被写体に送られる同じ光パワーを維持するようにして、前記光学スプリッターの反射率・透過率変化と同期させて前記ブロックCEの前記光源及び前記励起源の光パワーが調節される、請求項1又は2に記載の光学写像装置。
  25. 前記光学スプリッターは、反射率及び透過率が電気的駆動装置、又は磁気的駆動装置、又はその組合せの制御下にある電気光学素子、磁気光学素子、及び液晶素子からなる群より選択され、また、前記被写体に送られる同じ光パワーを維持するようにして、前記光学スプリッターの反射率・透過率変化と同期させて前記ブロックCEの前記光源又は前記励起源の光パワーが調節される、請求項1又は2に記載の光学写像装置。
  26. 前記光学的放射源が異なる波長の2つの光源からなり、少なくとも1つの低コヒーレンス光源を有し、前記光学スプリッターの反射率及び透過率は両方の波長に対して同様であるが、共焦点チャンネルの前記光検出器が、OCTチャンネルにおいて用いられる低コヒーレンス光源の波長以外の波長に対して不釣り合いにより敏感である、請求項1に記載の光学写像装置。
  27. 前記光学的放射源が異なる波長の2つの光源からなり、少なくとも1つの低コヒーレンス光源を有し、前記光学スプリッターが、垂直、水平又は斜めに向けられうる変化軸に沿った反射率変化をもたらす、漸減又は漸増ないしは段階的なデポジットを有するビームスプリッターからなり、かつ、反射率の前記変化軸に沿って手動で又は自動で連続的に又は段階的に移動させて、前記共焦点光受信器の方に向けられる光の量を調節することができる移動可能な取付台に取り付けられており、前記光学スプリッターのどのような位置においても、その反射率及び透過率は両方の波長に対して同様であり、共焦点チャンネルの前記光検出器が、OCTチャンネルにおいて用いられる低コヒーレンス光源の波長以外の波長に対して不釣り合いにより敏感である、請求項1に記載の光学写像装置。
  28. 前記光学的放射源が異なる波長の2つの光源からなり、少なくとも1つの光源が低いコヒーレンスを有し、前記光学スプリッターは、反射率及び透過率が電気的駆動装置、又は磁気的駆動装置、又はその両方の制御下にある電気光学素子、又は磁気光学素子、又は液晶素子からなり、両方の波長に対して同様である反射率及び透過率を用いて前記共焦点光受信器に向けられる光の量を調節し、共焦点チャンネルの前記光検出器が、OCTチャンネルにおいて用いられる低コヒーレンス光源の波長以外の波長に対して不釣り合いにより敏感である、請求項1に記載の光学写像装置。
  29. 前記光学的放射源が異なる波長の2つの光源からなり、少なくとも1つの光源が低コヒーレンスであり、前記光学スプリッターが、両方の波長に対して同様であるが垂直、水平又は斜めに向けられうる変化軸に沿った変化を有する反射率及び透過率をもたらす、漸減又は漸増ないしは段階的なデポジットを有するビームスプリッターからなり、該ビームスプリッターが、前記変化軸に沿って手動で又は自動で連続的に又は段階的に移動させて、前記共焦点光受信器の方に向けられる光の量を調節することができる移動可能な取付台に取り付けられており、共焦点チャンネルの前記光検出器が、OCTチャンネルにおいて用いられる低コヒーレンス光源の波長以外の波長に対して不釣り合いにより敏感であり、また、前記被写体に送られる同じ光パワーを維持するようにして、前記光学スプリッターの反射率・透過率変化と同期させて前記光源の光パワーが調節される、請求項1に記載の光学写像装置。
  30. 前記光学的放射源が異なる波長の2つの光源からなり、少なくとも1つの光源が低コヒーレンスであり、前記光学スプリッターは、反射率及び透過率が電気的駆動装置、又は磁気的駆動装置、又はその両方の制御下にある電気光学素子、又は磁気光学素子、又は液晶素子からなり、反射率及び透過率が、両方の波長に対して同様であり、かつ前記共焦点光受信器の方に向けられる光の量を調節するのに用いられ、共焦点チャンネルの前記光検出器が、OCTチャンネルにおいて用いられる低コヒーレンス光源の波長以外の波長に対して不釣り合いにより敏感であり、また、前記被写体に送られる同じ光パワーを維持するようにして、前記光学スプリッターの反射率・透過率変化と同期させて前記光源の光パワーが調節される、請求項1に記載の光学写像装置。
  31. 前記光源が、OCTチャンネル用の低コヒーレンスの第1光源と共焦点チャンネル用の第2光源との異なる波長の2つの光源からなり、R−OCT/T−C構成が用いられる場合は、前記光学スプリッターは、前記第2光源の波長に中心が置かれたバンドパスフィルターであり、かつ、該スプリッターが前記第1光源の波長に対して比較的大きな反射率を有しており、T−OCT/R−C構成が用いられる場合は、前記光学スプリッターは、前記第2光源の波長に中心が置かれ、前記第1光源の波長に対して大きな透過率を有するノッチフィルターである、請求項1に記載の光学写像装置。
  32. 前記光学的放射源が、OCTチャンネル用の低コヒーレンスの第1光源と調査中の前記被写体において蛍光又はラマン放射を起こすことができる第2光源との異なる波長の2つの光源からなり、R−OCT/T−C構成が用いられる場合は、前記光学スプリッターは、前記蛍光又はラマン放射の波長に中心が置かれたバンドパスフィルターであり、かつ、前記第1光源の波長に対して比較的大きな反射率を有しており、T−OCT/R−C構成が用いられる場合は、前記光学スプリッターは、前記蛍光又はラマン放射の波長に中心が置かれ、前記第1光源の波長に対して大きな透過率を有するノッチフィルターである、請求項1に記載の光学写像装置。
  33. 前記光学的放射源が、OCTチャンネル用の低コヒーレンスの第1光源と共焦点チャンネル用の第2光源との異なる波長の2つの光源からなり、前記光学スプリッターが、ホットミラー、コールドミラー又はエッジフィルターから選ばれる、スペクトル選択性ビームスプリッターであり、前記2つの光源の波長が、前記スペクトル・ビームスプリッターのスペクトル反射率のカットオフ波長の両側にある、請求項1に記載の光学写像装置。
  34. 前記光学的放射源が、OCTチャンネル用の低コヒーレンスの第1光源と調査中の前記被写体において蛍光又はラマン放射を起こすことができる第2光源との異なる波長の2つの光源からなり、前記光学スプリッターが、ホットミラー、コールドミラー又はエッジフィルターから選ばれる、スペクトル選択性ビームスプリッターであり、スペクトルのエッジが、前記第1光源の波長と前記蛍光又はラマン放射の波長との間にある、請求項1に記載の光学写像装置。
  35. 前記光学的放射源が、低コヒーレンスの第1光源と調査中の前記被写体において蛍光又はラマン放射を起こすことができる第2光源との異なる波長の2つの光源からなり、前記光学スプリッターが2つの部分、すなわち、(i)使用される両方の波長に対して同様な反射率及び透過率を有する通常の広帯域ビームスプリッターと、(ii)R−OCT/T−C構成に対しては、前記第2光源の露光に起因する前記被写体の自己蛍光又はラマン放射に合わせて調整された、前記第1及び第2光源の両方の波長に対して比較的高い反射率を有する狭帯域スペクトル選択性要素であり、T−OCT/R−C構成に対しては、前記第2光源の波長に中心が置かれ、前記第1光源の波長に対して大きな透過率を有するノッチフィルターである第2の部分とを含み、前記光学スプリッターが、該光学スプリッターの2つの部分のうちの一方を前記撮像ビーム内に置くために可変の反射率及び透過率の方向に沿って手動で又は自動で移動させることができる移動可能な取付台に取り付けられており、前記光源の光パワーが、前記被写体に送られる同じ光パワーを維持するように、又は、予め設定された安全限界を超えるパワーが前記被写体に対して向けられるのを避けるようにして、任意選択で、前記光学スプリッターの位置と同期させて調節され、
    前記光学スプリッターが前記広帯域ビームスプリッターにて配置された場合、前記第2光源は任意選択でスイッチオフされ、(i)前記第1光源の波長のOCTチャンネル及び共焦点チャンネルで写像装置の動作を可能にし、また(ii)スイッチオンのときには、写像装置は、異なる波長のOCTチャンネル及び共焦点チャンネル、すなわち、前記第1光源の波長のOCTチャンネルと前記第2光源の波長の共焦点チャンネルとで動作し、前記光学スプリッターが前記第2の部分にて配置された場合、(iii)OCTチャンネルは前記第1光源の波長で動作し、共焦点チャンネルは前記第2光源の波長で動作し、又は(iv)OCTチャンネルは前記第1光源の波長で動作し、共焦点チャンネルは前記被写体から発せられる前記蛍光又はラマン放射のもので動作する、請求項1に記載の光学写像装置。
  36. 前記光学的放射源が、低コヒーレンスの第1光源と調査中の前記被写体において蛍光又はラマン放射を起こすことができる第2光源との異なる波長の2つの光源からなり、前記光学スプリッターが2つの部分、すなわち、(i)使用される波長の両方に対して同様な反射率及び透過率を有する従来の広帯域ビームスプリッターと、(ii)前記第1光源の波長と前記第2光源の励起を受けて前記被写体から放射される前記蛍光又はラマン帯域の波長との間にエッジを有するホットミラー、又はコールドミラー、又はエッジフィルターである第2の部分とからなり、該光学スプリッターの2つの部分のうちの一方を前記撮像ビーム内に置くために可変の反射率及び透過率の方向に沿って手動で又は自動で移動させることができる移動可能な取付台に取り付けられており、前記光源の光パワーが、前記被写体に送られる同じ光パワーを維持するように、又は、予め設定された安全限界を超える量でパワーが前記被写体に対して向けられるのを避けるようにして、任意選択で、前記光学スプリッターの位置と同期させて調節され、
    前記光学スプリッターが前記広帯域ビームスプリッターにて配置された場合、前記第2光源は任意選択でスイッチオフされ、(i)前記第1光源の波長のOCTチャンネル及び共焦点チャンネルで写像装置の動作を可能にし、また(ii)スイッチオンのときには、写像装置は、異なる波長のOCTチャンネル及び共焦点チャンネル、すなわち、前記第1光源の波長のOCTチャンネルと前記第2光源の波長の共焦点チャンネルとで動作し、前記光学スプリッターが前記第2の部分にて配置された場合、(iii)OCTチャンネルは前記第1光源の波長で動作し、共焦点チャンネルは前記第2光源の波長で動作し、又は(iv)OCTチャンネルは前記第1光源の波長で動作し、共焦点チャンネルは前記被写体から発せられる前記蛍光又はラマン放射の波長で動作する、請求項1に記載の光学写像装置。
  37. 前記光学的放射源が低コヒーレンス光源であり、かつ調査中の前記被写体において蛍光又はラマン放射を起こすことができ、R−OCT/T−C構成を用いる場合、前記光学スプリッターは、発生する自己蛍光又はラマン放射に合わせて調整された狭帯域スペクトル選択性要素であり、使用される前記光源の波長に対して比較的大きな反射率を示すものであり、T−OCT/R−C構成を用いる場合、前記光学スプリッターは、発生する自己蛍光又はラマン放射に合わせて調整されたノッチフィルターであり、使用される前記光源の波長に対して80%を超えるような比較的大きな透過率を示すものである、請求項1に記載の光学写像装置。
  38. 前記光学的放射源が、低コヒーレンスであり、調査中の前記被写体において蛍光又はラマン放射を起こすことができ、前記光学スプリッターが、放射される自己蛍光又はラマン放射の中心波長と前記低コヒーレンス光源の波長との間にカットオフ波長を有する、コールドミラー、ホットミラー、及びエッジフィルターからなる群から選択されるスペクトル選択性要素である、請求項1に記載の光学写像装置。
  39. 前記光学的放射源が波長lOCTの低コヒーレンスのものであり、中心波長lexcの外部励起源を、前記インターフェース光学系スプリッターを介して前記被写体に対して適用して波長lCの蛍光又はラマン放射を起こす場合で、かつlexc>lC>lOCTである場合、R−OCT/T−C構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、lCに合わせて調整されたバンドパスフィルターであり、同時に、前記バンドパスフィルターが、波長lOCTに対して比較的大きな反射率を示すものであり、T−OCT/R−C構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、発生する自己蛍光又はラマン放射の波長に合わせて調整されたノッチフィルターであり、使用される前記光源の波長に対して比較的大きな透過率を示すものであり、また、前記インターフェース光学系スプリッターは、前記撮像ビームによって反射で用いられる場合、lexcとlCとの間にカットオフを有するホットミラー又はホットミラー型のエッジフィルターであり、前記インターフェース光学系スプリッターは、前記撮像ビームによって透過で用いられる場合、lexcとlCとの間にカットオフを有するコールドミラー又はコールドミラー型のエッジフィルターである、請求項1に記載の光学写像装置。
  40. 前記光学的放射源が波長lOCTの低コヒーレンスのものであり、中心波長lexcの外部励起源を、前記インターフェース光学系スプリッターを介して前記被写体に対して適用して波長lCの蛍光又はラマン放射を起こす場合で、かつlexc>lC>lOCTである場合、R−OCT/T−C構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、ホットミラー又はホットミラー型のエッジフィルターであり、T−OCT/R−C構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、lCとlOCTとの間にカットオフ波長を有するコールドミラー又はコールドミラー型のエッジフィルターであり、また、前記インターフェース光学系スプリッターは、前記撮像ビームによって反射で用いられる場合、lexcとlCとの間にカットオフ波長を有するホットミラー又はホットミラー型のエッジフィルターであり、前記インターフェース光学系スプリッターは、前記撮像ビームによって透過で用いられる場合、lexcとlCとの間にカットオフ波長を有するコールドミラー又はコールドミラー型のエッジフィルターである、請求項1に記載の光学写像装置。
  41. 前記光学的放射源が波長lOCTの低コヒーレンスのものであり、中心波長lexcの外部励起源を、前記インターフェース光学系スプリッターを介して前記被写体に対して適用して波長lCの蛍光又はラマン放射を起こす場合で、かつlOCT>lexc>lCである場合、R−OCT/T−C構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、lOCTとlexcとの間にカットオフ波長を有するコールドミラー又はコールドミラー型のエッジフィルターであり、T−OCT/R−C構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、ホットミラー又はホットミラー型のエッジフィルターであり、また、前記インターフェース光学系スプリッターは、前記撮像ビームによって反射で用いられる場合、励起波長lexcに合わせて調整されたバンドパスフィルターであり、同時に、波長lOCT及びlCに対して比較的大きな反射率を示すものであり、前記撮像ビームによって透過で用いられる場合、励起波長lexcのノッチフィルターであり、同時に、波長lOCT及びlCに対して比較的大きな透過率を示すものである、請求項1に記載の光学写像装置。
  42. 前記光学的放射源が波長lOCTの低コヒーレンスのものであり、中心波長lexcの外部励起源を、前記インターフェース光学系スプリッターを介して前記被写体に対して適用して波長lCの蛍光又はラマン放射を起こす場合で、かつlC>lexc>lOCTである場合、R−OCT/T−C構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、lCとlexcとの間にカットオフ波長を有するホットミラー又はホットミラー型のエッジフィルターであり、T−OCT/R−C構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、コールドミラー又はコールドミラー型のエッジフィルターであり、また、前記インターフェース光学系スプリッターは、前記撮像ビームによって反射で用いられる場合、励起波長lexcに合わせて調整された狭帯域フィルターであり、同時に、波長lOCT及びlCに対して比較的大きな反射率を示すものであり、前記撮像ビームによって透過で用いられる場合、励起波長lexcのノッチフィルターであり、同時に、波長lOCT及びlCに対して比較的大きな透過率を示すものである、請求項1に記載の光学写像装置。
  43. 前記光学的放射源が波長lOCTの低コヒーレンス光源であり、中心波長lexcの外部励起源を、前記インターフェース光学系スプリッターを介して前記被写体に対して適用して波長lCの蛍光又はラマン放射を起こす場合で、かつlC>lexc>lOCTである場合、R−OCT/T−C構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、lCに合わせて調整されたバンドパスフィルターのようなスペクトル選択性要素であり、同時に、該バンドパスフィルターは、波長lOCTに対して比較的大きな反射率を示すものであり、T−OCT/R−C構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、前記被写体が発生する自己蛍光又はラマン放射のもののノッチフィルターであり、使用される前記光源の波長に対して比較的大きな透過率を示すものであり、また、前記インターフェース光学系スプリッターは、前記撮像ビームによって反射で用いられる場合、励起波長lexcに合わせて調整された狭帯域フィルターであり、同時に、波長lOCT及びlCに対して比較的大きな反射率を示すものであり、前記撮像ビームによって透過で用いられる場合、励起波長lexcのノッチフィルターであり、同時に、波長lOCT及びlCに対して比較的大きな透過率を示すものである、請求項1に記載の光学写像装置。
  44. 前記光学的放射源が波長lOCTの低コヒーレンスのものであり、中心波長lexcの外部励起源を、前記インターフェース光学系スプリッターを介して前記被写体に対して適用して波長lCの蛍光又はラマン放射を起こす場合で、かつlOCT>lC>lexcである場合、R−OCT/T−C構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、コールドミラー又はコールドミラー型のエッジフィルターであり、T−OCT/R−C構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、lOCTとlCとの間にカットオフ波長を有するホットミラー又はホットミラー型のエッジフィルターであり、また、前記インターフェース光学系スプリッターは、前記撮像ビームによって反射で用いられる場合、lexcとlCとの間にカットオフ波長を有するコールドミラー又はコールドミラー型のエッジフィルターであり、前記撮像ビームによって透過で用いられる場合、lexcとlCとの間にカットオフ波長を有するホットミラー又はホットミラー型のエッジフィルターである、請求項1に記載の光学写像装置。
  45. 前記光学的放射源が、調査中の前記被写体において蛍光又はラマン放射を起こすことができる低コヒーレンス光源であり、R−OCT/T−CE構成を用いる場合、前記光学スプリッターは、発生する自己蛍光又はラマン放射に合わせて調整された狭帯域スペクトル選択性要素であり、使用される前記光源の波長に対して比較的大きな反射率を示すものであり、T−OCT/R−CE構成を用いる場合、前記光学スプリッターは、発生する自己蛍光又はラマン放射に合わせて調整されたノッチフィルターであり、使用される前記光学的放射源の波長に対して比較的大きな透過率を示すものである、請求項2に記載の光学写像装置。
  46. 前記光学的放射源が、低コヒーレンスのものであり、調査中の前記被写体において蛍光又はラマン放射を起こすことができ、前記光学スプリッターが、任意選択で、広帯域ビームスプリッター、又は、放射される自己蛍光もしくはラマン放射の中心波長と前記低コヒーレンス光源の波長との間にカットオフ波長を有する、コールドミラー、ホットミラー、及びエッジフィルターからなる群から選択されるスペクトル選択性要素である、請求項2に記載の光学写像装置。
  47. 前記光学的放射源が波長lOCTの低コヒーレンスのものであり、中心波長lexcの外部励起源を、前記インターフェース光学系スプリッターを介して前記被写体に対して適用して波長lCの蛍光又はラマン放射を起こす場合で、かつlexc>lC>lOCTである場合、R−OCT/T−CE構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、lCに合わせて調整されたバンドパスフィルターであり、同時に、前記バンドパスフィルターが、波長lOCTに対して比較的大きな反射率を示すものであり、T−OCT/R−CE構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、発生する自己蛍光又はラマン放射の波長に合わせて調整されたノッチフィルターであり、使用される前記光源の波長に対して比較的大きな透過率を示すものであり、また、前記インターフェース光学系スプリッターは、前記撮像ビームによって反射で用いられる場合、lexcとlCとの間にカットオフを有するホットミラー又はホットミラー型のエッジフィルターであり、前記インターフェース光学系スプリッターは、前記撮像ビームによって透過で用いられる場合、lexcとlCとの間にカットオフを有するコールドミラー又はコールドミラー型のエッジフィルターである、請求項2に記載の光学写像装置。
  48. 前記光学的放射源が波長lOCTの低コヒーレンス光源であり、中心波長lexcの外部励起源を、前記インターフェース光学系スプリッターを介して前記被写体に対して適用して波長lCの蛍光又はラマン放射を起こす場合で、かつlC>lexc>lOCTである場合、R−OCT/T−CE構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、lCに合わせて調整されたバンドパスフィルターのようなスペクトル選択性要素であり、同時に、該バンドパスフィルターは、波長lOCTに対して比較的大きな反射率を示すものであり、T−OCT/R−CE構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、前記被写体が発生する自己蛍光又はラマン放射のもののノッチフィルターであり、使用される前記光源の波長に対して比較的大きな透過率を示すものであり、また、前記インターフェース光学系スプリッターは、前記撮像ビームによって反射で用いられる場合、励起波長lexcに合わせて調整された狭帯域フィルターであり、同時に、波長lOCT及びlCに対して比較的大きな反射率を示すものであり、前記撮像ビームによって透過で用いられる場合、励起波長lexcのノッチフィルターであり、同時に、波長lOCT及びlCに対して比較的大きな透過率を示すものである、請求項2に記載の光学写像装置。
  49. 前記光学的放射源が波長lOCTの低コヒーレンスのものであり、中心波長lexcの外部励起源を、前記インターフェース光学系スプリッターを介して前記被写体に対して適用して波長lCの蛍光又はラマン放射を起こす場合で、かつlexc>lC>lOCTである場合、R−OCT/T−CE構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、ホットミラー又はホットミラー型のエッジフィルターであり、T−OCT/R−CE構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、lCとlOCTとの間にカットオフ波長を有するコールドミラー又はコールドミラー型のエッジフィルターであり、また、前記インターフェース光学系スプリッターは、前記撮像ビームによって反射で用いられる場合、lexcとlCとの間にカットオフ波長を有するホットミラー又はホットミラー型のエッジフィルターであり、前記インターフェース光学系スプリッターは、前記撮像ビームによって透過で用いられる場合、lexcとlCとの間にカットオフ波長を有するコールドミラー又はコールドミラー型のエッジフィルターである、請求項2に記載の光学写像装置。
  50. 前記光学的放射源が波長lOCTの低コヒーレンスのものであり、中心波長lexcの外部励起源を、前記インターフェース光学系スプリッターを介して前記被写体に対して適用して波長lCの蛍光又はラマン放射を起こす場合で、かつlOCT>lexc>lCである場合、R−OCT/T−CE構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、lOCTとlexcとの間にカットオフ波長を有するコールドミラー又はコールドミラー型のエッジフィルターであり、T−OCT/R−CE構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、ホットミラー又はホットミラー型のエッジフィルターであり、また、前記インターフェース光学系スプリッターは、前記撮像ビームによって反射で用いられる場合、励起波長lexcに合わせて調整されたバンドパスフィルターであり、同時に、波長lOCT及びlCに対して比較的大きな反射率を示すものであり、前記撮像ビームによって透過で用いられる場合、励起波長lexcのノッチフィルターであり、同時に、波長lOCT及びlCに対して比較的大きな透過率を示すものである、請求項2に記載の光学写像装置。
  51. 前記光学的放射源が波長lOCTの低コヒーレンスのものであり、中心波長lexcの外部励起源を、前記インターフェース光学系スプリッターを介して前記被写体に対して適用して波長lCの蛍光又はラマン放射を起こす場合で、かつlC>lexc>lOCTである場合、R−OCT/T−CE構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、lCとlexcとの間にカットオフ波長を有するホットミラー又はホットミラー型のエッジフィルターであり、T−OCT/R−CE構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、コールドミラー又はコールドミラー型のエッジフィルターであり、また、前記インターフェース光学系スプリッターは、前記撮像ビームによって反射で用いられる場合、励起波長lexcに合わせて調整された狭帯域フィルターであり、同時に、波長lOCT及びlCに対して比較的大きな反射率を示すものであり、前記撮像ビームによって透過で用いられる場合、励起波長lexcのノッチフィルターであり、同時に、波長lOCT及びlCに対して比較的大きな透過率を示すものである、請求項2に記載の光学写像装置。
  52. 前記光学的放射源が波長lOCTの低コヒーレンスのものであり、中心波長lexcの外部励起源を、前記インターフェース光学系スプリッターを介して前記被写体に対して適用して波長lCの蛍光又はラマン放射を起こす場合で、かつlOCT>lC>lexcである場合、R−OCT/T−CE構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、コールドミラー又はコールドミラー型のエッジフィルターであり、T−OCT/R−CE構成を用いるときは、前記光学スプリッターは、lOCTとlCとの間にカットオフ波長を有するホットミラー又はホットミラー型のエッジフィルターであり、また、前記インターフェース光学系スプリッターは、前記撮像ビームによって反射で用いられる場合、lexcとlCとの間にカットオフ波長を有するコールドミラー又はコールドミラー型のエッジフィルターであり、前記撮像ビームによって透過で用いられる場合、lexcとlCとの間にカットオフ波長を有するホットミラー又はホットミラー型のエッジフィルターである、請求項2に記載の光学写像装置。
  53. 前記光学的放射源が、(i)実質的に同じ波長であるが異なるコヒーレンス長のもの、又は(ii)少なくとも1つが低コヒーレンス光源である異なる波長のもので、一方の光源がオンであり他方がオフであるように順次スイッチオフ及びオンされる2つの光源からなり、OCT及び共焦点の画像の対であってその画像の一対が前記2つの光源のそれぞれに対応するものを並べて表示するために、前記表示手段が、2つの画像において2本のラインを生成し、前記ラインスキャナーがポリゴンミラーである場合、連続する各面毎に一画像、又は、ガルバノスキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子を用いる場合、正弦波形又は三角波形としうる印加される駆動波形の変動の符号毎に一ライン、又は、共振スキャナーを用いる場合、印加される正弦波形の変動の符号毎に一ラインであり、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子に印加される信号の変動の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記駆動波形から得られ、前記2本のラインの垂直位置は、前記フレームスキャナーに印加される駆動波形の振幅によって決定され、ここで、フレームスキャナーは、ガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子であり、前記画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができるものであり、あるいは、前記表示手段が、前記横断走査手段から発せられる位置検出信号を用い、ポリゴンミラーを用いる場合には、連続する各面毎に一ラインが生成されるように、一方、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器又はピエゾ振動子を用いる場合には、正弦波形、三角波形、又は非線形の対称周期信号としうる印加される波形の変動の符号毎に一ラインが生成されるようにして、2つの並んだ画像の2本のラインが生成され、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子の移動の方向の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記位置検出信号から得られるもので、前記2本のラインの垂直位置が、前記フレームスキャナー、すなわちガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子の位置検出信号の振幅によって決定され、前記2つの並んだ画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができる、請求項1に記載の光学写像装置。
  54. 前記光学的放射源が、(i)実質的に同じ波長であるが異なるコヒーレンス長のもの、又は(ii)少なくとも1つが低コヒーレンス光源である異なる波長のもので、一方の光源がオンであり他方がオフであるように順次スイッチオフ及びオンされる2つの光源からなり、OCT及び共焦点の画像の対であってその画像の一対が前記2つの光源のそれぞれに対応するものを並べて表示するために、前記表示手段が、2つの画像において2本のラインを生成し、前記ラインスキャナーがポリゴンミラーである場合、連続する各面毎に一画像、又は、ガルバノスキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子を用いる場合、正弦波形又は三角波形としうる印加される駆動波形の変動の符号毎に一ライン、又は、共振スキャナーを用いる場合、印加される正弦波形の変動の符号毎に一ラインであり、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子に印加される信号の変動の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記駆動波形から得られ、前記2本のラインの垂直位置は、前記フレームスキャナーに印加される駆動波形の振幅によって決定され、ここで、フレームスキャナーは、ガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子であり、前記画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができるものであり、あるいは、前記表示手段が、前記横断走査手段から発せられる位置検出信号を用い、ポリゴンミラーを用いる場合には、連続する各面毎に一ラインが生成されるように、一方、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器又はピエゾ振動子を用いる場合には、正弦波形、三角波形、又は非線形の対称周期信号としうる印加される波形の変動の符号毎に一ラインが生成されるようにして、2つの並んだ画像の2本のラインが生成され、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子の移動の方向の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記位置検出信号から得られるもので、前記2本のラインの垂直位置が、前記フレームスキャナー、すなわちガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子の位置検出信号の振幅によって決定され、前記2つの並んだ画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができるもので、加えて、前記CEブロックにおける対応する内部励起源に起因して前記被写体から放射される蛍光又はラマン放射に合わせて調整された、又は/及び、前記放射源を形成する前記の光源の一方又は両方に起因して前記被写体から放射される蛍光又はラマン放射に合わせて調整された、前記CEブロックの前記共焦点光受信器の1つによりもたらされる他の画像を同時に表示することができる、請求項2に記載の光学写像装置。
  55. 前記光学的放射源が任意選択でスイッチオフ及びオンされ、前記外部光源の励起に起因して前記被写体から発せられる蛍光又はラマン放射に合わせて調整された前記共焦点光受信器によってもたらされる共焦点画像及びOCT画像の対であってその画像の一対が前記光学的放射源がオフであるときの時間間隔に対応し、他の一対が前記光学的放射源がオンであるときの時間間隔に対応するものを並べて表示するために、前記表示手段が、2つの画像において2本のラインを生成し、前記ラインスキャナーがポリゴンミラーである場合、連続する各面毎に一画像、又は、ガルバノスキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子を用いる場合、正弦波形又は三角波形としうる印加される駆動波形の変動の符号毎に一ライン、又は、共振スキャナーを用いる場合、印加される正弦波形の変動の符号毎に一ラインであり、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子に印加される信号の変動の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記駆動波形から得られ、前記2本のラインの垂直位置は、前記フレームスキャナーに印加される駆動波形の振幅によって決定され、ここで、フレームスキャナーは、ガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子であり、前記画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができるものであり、あるいは、前記表示手段が、前記横断走査手段から発せられる位置検出信号を用い、ポリゴンミラーを用いる場合には、連続する各面毎に一ラインが生成されるように、一方、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器又はピエゾ振動子を用いる場合には、正弦波形、三角波形、又は非線形の対称周期信号としうる印加される波形の変動の符号毎に一ラインが生成されるようにして、2つの並んだ画像の2本のラインが生成され、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子の移動の方向の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記位置検出信号から得られるもので、前記2本のラインの垂直位置が、前記フレームスキャナー、すなわちガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子の位置検出信号の振幅によって決定され、前記2つの並んだ画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができる、請求項39〜44のいずれかに記載の光学写像装置。
  56. 前記光学的放射源が任意選択でスイッチオフ及びオンされ、前記外部励起源に起因して前記被写体から発せられる蛍光又はラマン放射に合わせて調整された前記共焦点光受信器によってもたらされる共焦点画像及びOCT画像の対であってその画像の一対が前記光源がオフであるときの時間間隔に対応し、他の一対が前記光源がオンであるときの時間間隔に対応し、前記低コヒーレンス光源の波長に合わせて調整された前記CEブロックの前記共焦点光受信器によって生成されるさらなる共焦点画像と同時にそのような対のそれぞれを表示しうる画像の対を並べて表示するために、前記表示手段が、2つの画像において2本のラインを生成し、前記ラインスキャナーがポリゴンミラーである場合、連続する各面毎に一画像、又は、ガルバノスキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子を用いる場合、正弦波形又は三角波形としうる印加される駆動波形の変動の符号毎に一ライン、又は、共振スキャナーを用いる場合、印加される正弦波形の変動の符号毎に一ラインであり、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子に印加される信号の変動の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記駆動波形から得られ、前記2本のラインの垂直位置は、前記フレームスキャナーに印加される駆動波形の振幅によって決定され、ここで、フレームスキャナーは、ガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子であり、前記画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができるものであり、あるいは、前記表示手段が、前記横断走査手段から発せられる位置検出信号を用い、ポリゴンミラーを用いる場合には、連続する各面毎に一ラインが生成されるように、一方、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器又はピエゾ振動子を用いる場合には、正弦波形、三角波形、又は非線形の対称周期信号としうる印加される波形の変動の符号毎に一ラインが生成されるようにして、2つの並んだ画像の2本のラインが生成され、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子の移動の方向の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記位置検出信号から得られるもので、前記2本のラインの垂直位置が、前記フレームスキャナー、すなわちガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子の位置検出信号の振幅によって決定され、前記2つの並んだ画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができる、請求項47〜52のいずれかに記載の光学写像装置。
  57. 前記光学的放射源が任意選択でスイッチオフおよびオンされ、前記外部励起源に起因して前記被写体から発せられる蛍光又はラマン放射に合わせて調整された前記共焦点光受信器によってもたらされる共焦点画像及びOCT画像の対であってその画像の一対が前記光源がオフであるときの時間間隔に対応し、他の一対が前記光源がオンであるときの時間間隔に対応し、(i)前記低コヒーレンス光源又は/及び前記CEブロックのそれぞれの内部励起源に起因する蛍光又はラマン放射の帯域に合わせて調整された前記CEブロックの前記共焦点光受信器によって生成されるさらなる共焦点画像と同時にそのような対のそれぞれを表示しうる画像の対を並べて表示するために、前記表示手段が、2つの画像において2本のラインを生成し、前記ラインスキャナーがポリゴンミラーである場合、連続する各面毎に一画像、又は、ガルバノスキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子を用いる場合、正弦波形又は三角波形としうる印加される駆動波形の変動の符号毎に一ライン、又は、共振スキャナーを用いる場合、印加される正弦波形の変動の符号毎に一ラインであり、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子に印加される信号の変動の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記駆動波形から得られ、前記2本のラインの垂直位置は、前記フレームスキャナーに印加される駆動波形の振幅によって決定され、ここで、フレームスキャナーは、ガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子であり、前記画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができるものであり、あるいは、前記表示手段が、前記横断走査手段から発せられる位置検出信号を用い、ポリゴンミラーを用いる場合には、連続する各面毎に一ラインが生成されるように、一方、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器又はピエゾ振動子を用いる場合には、正弦波形、三角波形、又は非線形の対称周期信号としうる印加される波形の変動の符号毎に一ラインが生成されるようにして、2つの並んだ画像の2本のラインが生成され、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子の移動の方向の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記位置検出信号から得られるもので、前記2本のラインの垂直位置が、前記フレームスキャナー、すなわちガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子の位置検出信号の振幅によって決定され、前記2つの並んだ画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができる、請求項47〜52のいずれかに記載の光学写像装置。
  58. 前記光学的放射源が、前記外部励起源と共に一方の光源がオンであり他方がオフであるように順次スイッチオフ及びオンされ、前記外部光源励起に起因して前記被写体から発せられる蛍光又はラマン放射に合わせて調整された前記共焦点光受信器によってもたらされる共焦点画像及びOCT画像の対であってその画像の一対が前記光学的励起源がオフであるときの時間間隔に対応し、他の一対が前記光学的励起源がオンであるときの時間間隔に対応するものを並べて表示するために、前記表示手段が、2つの画像において2本のラインを生成し、前記ラインスキャナーがポリゴンミラーである場合、連続する各面毎に一画像、又は、ガルバノスキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子を用いる場合、正弦波形又は三角波形としうる印加される駆動波形の変動の符号毎に一ライン、又は、共振スキャナーを用いる場合、印加される正弦波形の変動の符号毎に一ラインであり、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子に印加される信号の変動の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記駆動波形から得られ、前記2本のラインの垂直位置は、前記フレームスキャナーに印加される駆動波形の振幅によって決定され、ここで、フレームスキャナーは、ガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子であり、前記画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができるものであり、あるいは、前記表示手段が、前記横断走査手段から発せられる位置検出信号を用い、ポリゴンミラーを用いる場合には、連続する各面毎に一ラインが生成されるように、一方、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器又はピエゾ振動子を用いる場合には、正弦波形、三角波形、又は非線形の対称周期信号としうる印加される波形の変動の符号毎に一ラインが生成されるようにして、2つの並んだ画像の2本のラインが生成され、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子の移動の方向の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記位置検出信号から得られるもので、前記2本のラインの垂直位置が、前記フレームスキャナー、すなわちガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子の位置検出信号の振幅によって決定され、前記2つの並んだ画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができる、請求項39〜42のいずれかに記載の光学写像装置。
  59. 前記光学的放射源が、前記外部励起源と共に一方の光源がオンであり他方がオフであるように順次スイッチオフ及びオンされ、前記外部励起源に起因して前記被写体から発せられる蛍光又はラマン放射に合わせて調整された前記共焦点光受信器によってもたらされる共焦点画像及びOCT画像の対であってその画像の一対が前記光学的励起源がオフであるときの時間間隔に対応し、他の一対が前記光学的励起源がオンであるときの時間間隔に対応し、前記低コヒーレンス光源の波長に合わせて調整された前記CEブロックの前記共焦点光受信器によって生成されるさらなる共焦点画像と同時にそのような対のそれぞれを表示しうる画像の対を並べて表示するために、前記表示手段が、2つの画像において2本のラインを生成し、前記ラインスキャナーがポリゴンミラーである場合、連続する各面毎に一画像、又は、ガルバノスキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子を用いる場合、正弦波形又は三角波形としうる印加される駆動波形の変動の符号毎に一ライン、又は、共振スキャナーを用いる場合、印加される正弦波形の変動の符号毎に一ラインであり、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子に印加される信号の変動の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記駆動波形から得られ、前記2本のラインの垂直位置は、前記フレームスキャナーに印加される駆動波形の振幅によって決定され、ここで、フレームスキャナーは、ガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子であり、前記画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができるものであり、あるいは、前記表示手段が、前記横断走査手段から発せられる位置検出信号を用い、ポリゴンミラーを用いる場合には、連続する各面毎に一ラインが生成されるように、一方、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器又はピエゾ振動子を用いる場合には、正弦波形、三角波形、又は非線形の対称周期信号としうる印加される波形の変動の符号毎に一ラインが生成されるようにして、2つの並んだ画像の2本のラインが生成され、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子の移動の方向の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記位置検出信号から得られるもので、前記2本のラインの垂直位置が、前記フレームスキャナー、すなわちガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子の位置検出信号の振幅によって決定され、前記2つの並んだ画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができる、請求項47〜52のいずれかに記載の光学写像装置。
  60. 前記光学的放射源が、前記外部励起源と共に一方の光源がオンであり他方がオフであるように順次スイッチオフ及びオンされ、前記外部励起源に起因して前記被写体から発せられる蛍光又はラマン放射に合わせて調整された前記共焦点光受信器によってもたらされる共焦点画像及びOCT画像の対であってその画像の一対が前記光学的励起源がオフであるときの時間間隔に対応し、他の一対が前記光学的励起源がオンであるときの時間間隔に対応し、(i)前記低コヒーレンス光源又は/及び前記CEブロックのそれぞれの内部励起源に起因する蛍光又はラマン放射の帯域に合わせて調整された前記CEブロックの前記共焦点光受信器によって生成されるさらなる共焦点画像と同時にそのような対のそれぞれを表示しうる画像の対を並べて表示するために、前記表示手段が、2つの画像において2本のラインを生成し、前記ラインスキャナーがポリゴンミラーである場合、連続する各面毎に一画像、又は、ガルバノスキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子を用いる場合、正弦波形又は三角波形としうる印加される駆動波形の変動の符号毎に一ライン、又は、共振スキャナーを用いる場合、印加される正弦波形の変動の符号毎に一ラインであり、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子に印加される信号の変動の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記駆動波形から得られ、前記2本のラインの垂直位置は、前記フレームスキャナーに印加される駆動波形の振幅によって決定され、ここで、フレームスキャナーは、ガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子であり、前記画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができるものであり、あるいは、前記表示手段が、前記横断走査手段から発せられる位置検出信号を用い、ポリゴンミラーを用いる場合には、連続する各面毎に一ラインが生成されるように、一方、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器又はピエゾ振動子を用いる場合には、正弦波形、三角波形、又は非線形の対称周期信号としうる印加される波形の変動の符号毎に一ラインが生成されるようにして、2つの並んだ画像の2本のラインが生成され、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子の移動の方向の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記位置検出信号から得られるもので、前記2本のラインの垂直位置が、前記フレームスキャナー、すなわちガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子の位置検出信号の振幅によって決定され、前記2つの並んだ画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができる、請求項47〜52のいずれかに記載の光学写像装置。
  61. 中心波長lexcの外部励起源を、前記インターフェース光学系スプリッターを介して前記被写体に対して適用して被写体内で波長lCの蛍光又はラマン放射を起こし、前記光学スプリッターが、(i)広帯域ビームスプリッター、(ii)傾斜成膜広帯域ビームスプリッター、(iii)バンドパスフィルター又はノッチフィルター、及び(iv)エッジフィルター堆積物又はコールドミラーもしくはホットミラーから選択される2つ〜4つの異なる部分からなり、前記光学スプリッターが、前記撮像ビームと交わる前記光学スプリッターの上記各部分のうちの1つを選択するために、手動で位置決めしうるか、又は、制御可能に位置決めすることができるサーボ制御取付台に取り付けられており、そうする一方で、前記低コヒーレンス光源及び前記励起源をスイッチオン又はオフしてさらなる多機能性を前記光学写像装置に与えるものであり、また、前記外部光源励起に起因して前記被写体から発せられる蛍光又はラマン放射に合わせて調整された前記共焦点光受信器によってもたらされる共焦点画像及びOCT画像の対を表示するために、また1つ又は両方の光源がスイッチオン及びオフされる場合は、その画像の一対が該スイッチされる光源がオフであるときの時間間隔に対応し、他の一対が前記スイッチされる光源がオンであるときの時間間隔に対応する、そのような画像の対を表示するために、前記表示手段が、2つの画像において2本のラインを生成することにより動作し、前記ラインスキャナーがポリゴンミラーである場合、連続する各面毎に一画像、又は、ガルバノスキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子を用いる場合、正弦波形又は三角波形としうる印加される駆動波形の変動の符号毎に一ライン、又は、共振スキャナーを用いる場合、印加される正弦波形の変動の符号毎に一ラインであり、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子に印加される信号の変動の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記駆動波形から得られ、前記2本のラインの垂直位置は、前記フレームスキャナーに印加される駆動波形の振幅によって決定され、ここで、フレームスキャナーは、ガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子であり、前記画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができるものであり、あるいは、前記表示手段が、前記横断走査手段から発せられる位置検出信号を用い、ポリゴンミラーを用いる場合には、連続する各面毎に一ラインが生成されるように、一方、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器又はピエゾ振動子を用いる場合には、正弦波形、三角波形、又は非線形の対称周期信号としうる印加される波形の変動の符号毎に一ラインが生成されるようにして、2つの並んだ画像の2本のラインが生成され、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子の移動の方向の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記位置検出信号から得られるもので、前記2本のラインの垂直位置が、前記フレームスキャナー、すなわちガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子の位置検出信号の振幅によって決定され、前記2つの並んだ画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができるものであり、前記スイッチが前記ライントリガーによって制御され、前記方式が、
    (i)前記光学スプリッターが前記広帯域ビームスプリッターにて配置され、前記低コヒーレンス光源がオンであり、前記外部励起源がオフである場合の、同じ波長のOCT及び共焦点の2チャンネル動作方式、
    (ii)前記光学スプリッターが前記傾斜広帯域ビームスプリッターにて配置され、前記低コヒーレンス光源がオンであり、前記外部励起源がオフである場合の、前記2チャンネルにおける各信号の比が調節可能である、同じ波長のOCT及び共焦点方式、
    (iii)前記光学スプリッターが、R−OCT/T−C構成を用いるときは前記バンドパスフィルターにて、T−OCT/R−C構成を用いるときは前記ノッチフィルターにて配置され(フィルターは前記被写体から放射される蛍光又はラマン放射の中心波長に合わされている)、かつ(a)前記低コヒーレンス光源のみがオンであり、前記外部励起源はオフであり、かつ前記ラマン又は蛍光放射が前記低コヒーレンス光源に起因するものである、また(b)前記低コヒーレンス光源と前記外部励起源との両方がオンであり、かつ前記ラマン又は蛍光の放射が前記外部励起源に起因するものである場合の、十分に異なる波長のOCT及び蛍光又はラマンの方式、
    スイッチされる方式、すなわち
    (iv)OCTチャンネルが前記蛍光又はラマンの励起源によって乱されず、前記光学スプリッターが、(a)前記エッジフィルター、又はコールドミラーもしくはホットミラー、又は(b)R−OCT/T−C構成を用いるときは前記バンドパスフィルター、T−OCT/R−C構成を用いるときは前記ノッチフィルター(フィルターは前記被写体から放射される蛍光又はラマン放射の中心波長に合わされている)にて配置され、前記低コヒーレンス光源はスイッチオン及びオフされ、前記外部励起源がオンである場合の、OCT及び共焦点の画像の対が蛍光又はラマンの画像と略同時に存在する、3画像方式、及び
    (v)OCTチャンネルが前記蛍光又はラマンの励起源によって乱されうるもので、前記光学スプリッターが、(a)前記エッジフィルター、又はコールドミラーもしくはホットミラー、又は(b)R−OCT/T−C構成を用いるときは前記バンドパスフィルター、T−OCT/R−C構成を用いるときは前記ノッチフィルター(フィルターは前記被写体から放射される蛍光又はラマン放射の中心波長に合わされている)にて配置され、前記低コヒーレンス光源及び前記外部励起源は、一方の光源がオンで他方がオフであるようにスイッチオン及びオフされる場合の、OCT及び共焦点の画像の対が蛍光又はラマンの画像と略同時に存在する、3画像方式、を含む、請求項1に記載の光学写像装置。
  62. 中心波長lexcの外部励起源を、前記インターフェース光学系スプリッターを介して前記被写体に対して適用して被写体内で波長lCの蛍光又はラマン放射を起こし、前記光学スプリッターが、(i)広帯域ビームスプリッター、(ii)傾斜成膜広帯域ビームスプリッター、(iii)バンドパスフィルター又はノッチフィルター、及び(iv)エッジフィルター堆積物又はコールドミラーもしくはホットミラーから選択される2つ〜4つの異なる部分からなり、前記光学スプリッターが、前記撮像ビームと交わる前記光学スプリッターの上記各部分のうちの1つを選択するために、手動で位置決めしうるか、又は、制御可能に位置決めすることができるサーボ制御取付台に取り付けられており、そうする一方で、前記低コヒーレンス光源及び前記励起源を任意選択でスイッチオン又はオフしてさらなる多機能性を前記光学写像装置に与えるものであり、また、前記外部光源励起に起因して前記被写体から発せられる蛍光又はラマン放射に合わせて調整されたブロックCEの前記共焦点光受信器のうちの1つによってもたらされる共焦点画像及びOCT画像の対を表示するために、また1つ又は両方の光源がスイッチオン及びオフされる場合は、その画像の一対が該スイッチされる光源がオフであるときの時間間隔に対応し、他の一対が前記スイッチされる光源がオンであるときの時間間隔に対応する、そのような画像の対を表示するために、前記表示手段が、2つの画像において2本のラインを生成することにより動作し、前記ラインスキャナーがポリゴンミラーである場合、連続する各面毎に一画像、又は、ガルバノスキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子を用いる場合、正弦波形又は三角波形としうる印加される駆動波形の変動の符号毎に一ライン、又は、共振スキャナーを用いる場合、印加される正弦波形の変動の符号毎に一ラインであり、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子に印加される信号の変動の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記駆動波形から得られ、前記2本のラインの垂直位置は、前記フレームスキャナーに印加される駆動波形の振幅によって決定され、ここで、フレームスキャナーは、ガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子であり、前記画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができるものであり、あるいは、前記表示手段が、前記横断走査手段から発せられる位置検出信号を用い、ポリゴンミラーを用いる場合には、連続する各面毎に一ラインが生成されるように、一方、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器又はピエゾ振動子を用いる場合には、正弦波形、三角波形、又は非線形の対称周期信号としうる印加される波形の変動の符号毎に一ラインが生成されるようにして、2つの並んだ画像の2本のラインが生成され、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子の移動の方向の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記位置検出信号から得られるもので、前記2本のラインの垂直位置が、前記フレームスキャナー、すなわちガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子の位置検出信号の振幅によって決定され、前記2つの並んだ画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができるものであり、前記スイッチが前記ライントリガー信号によって制御され、前記型が、
    (i)前記光学スプリッターが前記広帯域ビームスプリッターにて配置され、前記低コヒーレンス光源がオンであり、前記外部励起源がオフである場合のもので、同じ波長のOCT画像及び共焦点画像の一対を、前記CEブロックのそれぞれの内部励起源に起因する蛍光又はラマン放射の帯域に合わせて調整された前記CEブロックの前記共焦点光受信器によって生成されるさらなる共焦点画像と共に同時に表示することができる、マルチチャンネル動作、
    (ii)前記光学スプリッターが前記傾斜広帯域ビームスプリッターにて配置され、前記低コヒーレンス光源がオンであり、前記外部励起源がオフである場合のもので、同じ波長のOCT画像及び共焦点画像の一対を、前記CEブロックのそれぞれの内部励起源に起因する蛍光又はラマン放射の帯域に合わせて調整された前記CEブロックの前記共焦点光受信器によって生成されるさらなる共焦点画像と共に同時に表示することができ、一方におけるOCT信号と他方における全ての他の信号との比が調節可能である、マルチチャンネル動作、
    (iii)前記光学スプリッターが、R−OCT/T−CE構成を用いるときは前記バンドパスフィルターにて、T−OCT/R−CE構成を用いるときは前記ノッチフィルターにて配置され、かつ(a)前記低コヒーレンス光源のみがオンであり、前記外部励起源はオフであり、かつ前記フィルターが、前記低コヒーレンス光源に起因して前記被写体から放射される蛍光又はラマン放射の中心波長に合わされている、また(b)前記フィルターが、前記外部励起源に起因して前記被写体から放射される蛍光又はラマン放射の中心波長に合わされているときは、前記低コヒーレンス光源と前記外部励起源との両方がオンである場合のもので、そのような十分に異なる波長のOCT及び蛍光又はラマンのものを、前記低コヒーレンス光源の帯域に合わせて調整された前記CEブロックの共焦点光受信器によって生成されるさらなる共焦点画像と同時に表示することができる、3チャンネル動作、
    (iv)OCTチャンネルが前記蛍光又はラマンの外部励起源によって乱されないが、前記蛍光/ラマンの共焦点光受信器が前記低コヒーレンス光源によって乱される場合のもので、この場合、前記低コヒーレンス光源がスイッチオン及びオフされ、前記外部励起源はオンであり、前記光学スプリッターは、エッジフィルター、又はコールドミラーもしくはホットミラーにて配置され、前記外部励起源に起因する共焦点画像及びOCT画像の一対が、前記CEブロックのそれぞれの内部励起源に起因する蛍光又はラマン放射の帯域に合わせて調整された前記CEブロックの前記共焦点光受信器によって生成される蛍光又はラマンの画像と同時に存在する、マルチ画像方式、
    (v)OCTチャンネルが前記蛍光又はラマンの外部励起源によって乱されないが、前記蛍光/ラマンの共焦点光受信器が前記低コヒーレンス光源によって乱される場合のもので、この場合、前記低コヒーレンス光源がスイッチオン及びオフされ、前記外部励起源はオンであり、前記光学スプリッターは、R−OCT/T−CE構成を用いるときは前記バンドパスフィルターにて、T−OCT/R−CE構成を用いるときは前記ノッチフィルターにて配置され(フィルターは、前記外部光源の励起を受けて前記被写体から放射される蛍光又はラマン放射の中心波長に合わされている)、前記外部励起源に起因する共焦点画像及びOCT画像の一対が、前記低コヒーレンス光源の帯域に合わせて調整された前記CEブロックの前記共焦点光受信器によって生成されるさらなる共焦点画像と同時に存在しうる、3画像方式、
    (vi)OCTチャンネルが前記蛍光又はラマンの外部励起源によって乱され、前記蛍光/ラマンの共焦点光受信器が前記低コヒーレンス光源によって乱される場合のもので、この場合、前記低コヒーレンス光源と前記外部励起源とが、一方の光源がオンで他方がオフであるようにスイッチオン及びオフされ、前記光学スプリッターは、エッジフィルター、又はコールドミラーもしくはホットミラーにて配置され、前記外部励起源に起因する共焦点画像及びOCT画像の一対が、前記CEブロックのそれぞれの内部励起源に起因する蛍光又はラマン放射の帯域に合わせて調整された前記CEブロックの前記共焦点光受信器によって生成される蛍光又はラマンの画像と同時に存在する、マルチ画像方式、及び
    (vii)OCTチャンネルが前記蛍光又はラマンの外部励起源によって乱され、前記蛍光/ラマンの共焦点光受信器が前記低コヒーレンス光源によって乱される場合のもので、この場合、前記低コヒーレンス光源と前記外部励起源とが、一方の光源がオンで他方がオフであるようにスイッチオン及びオフされ、前記光学スプリッターは、R−OCT/T−CE構成を用いるときは前記バンドパスフィルターにて、T−OCT/R−CE構成を用いるときは前記ノッチフィルターにて配置され(フィルターは、前記外部光源の励起を受けて前記被写体から放射される蛍光又はラマン放射の中心波長に合わされている)、前記外部励起源に起因する共焦点画像及びOCT画像の対が、任意選択で、前記低コヒーレンス光源の帯域に合わせて調整された前記CEブロックの前記共焦点光受信器によって生成されるさらなる共焦点画像と同時に存在する、3画像方式、を含む、請求項2に記載の光学写像装置。
  63. OCT帯域が、前記被写体により発せられる蛍光又はラマン放射の帯域に近く、前記光学スプリッターが、回転によって、前記被写体に送るビームをOCTのビーム又はCEブロックのビームで切り換える、等間隔のスリット又は穴を備える回転高反射率ディスクであり、該ディスクは、該ディスクの回転速度を検知し前記ラインスキャナーと同期させて、前記ビームが反射される時はある傾きのランプを、前記ビームが当該ディスクを透過する時は反対の傾きのランプを送るためのセンサーを備え、同じセンサーが画像表示を同期し、前記ディスクと前記ラインスキャナーとの間に、発生しうるスキューを許容するためのさらなる遅延回路を有し、前記フレームスキャナーは別のランプ又は鋸歯状波発生器の励振を受け、2つの画像が前記ラスターの前記ラインに沿って並んで表示され、その左半分がOCT画像に対応し、その右半分が内部励起源の励起を受けて前記被写体から発せられる蛍光又はラマン放射の共焦点画像に対応する場合に適した、請求項2に記載の光学写像装置。
  64. OCT帯域が、前記被写体により発せられる蛍光又はラマン放射の帯域に近く、前記光学スプリッターが、回転によって、前記被写体に送るビームをOCTのビーム又はCEブロックのビームで切り換える、等間隔のスリット又は穴を備える回転高反射率ディスクであり、該ディスクは、該ディスクの回転速度を検知し前記フレームスキャナーと同期させて、前記ビームが反射される時はある傾きのランプを送り、前記ビームが当該ディスクを透過する時は反対の傾きのランプを送るためのセンサーを備え、同じセンサーが画像表示を同期し、前記ディスクと前記フレームスキャナーとの間に、発生しうるスキューを許容するためのさらなる遅延回路を有し、前記ラインスキャナーは別のランプ又は鋸歯状波発生器の励振を受け、2つの画像が並んで相継いで表示され、その一方がOCT画像に対応し、次のものが内部励起源の励起を受けて前記被写体から発せられる蛍光又はラマン放射の共焦点画像に対応する場合に適した、請求項2に記載の光学写像装置。
  65. OCT帯域が、前記被写体により発せられる蛍光又はラマン放射の帯域に近く、前記光学スプリッターが、透過率/反射率を高低でスイッチすることができ、かつ、電場又は磁場を受けて、前記被写体に送るビームをOCTのビーム又はCEブロックのビームで切り換えることができる高速光学変調器であり、該変調器は、透過率/反射率変化を検知し前記ラインスキャナーと同期させて、前記ビームが反射される時はある傾きのランプを、前記ビームが当該変調器を透過する時は反対の傾きのランプを送るためのセンサーを備え、同じセンサーが画像表示を同期し、前記変調器と前記ラインスキャナーとの間に、発生しうるスキューを許容するためのさらなる遅延回路を有し、前記フレームスキャナーは別のランプ又は鋸歯状波発生器の励振を受け、2つの画像が前記ラスターの前記ラインに沿って並んで表示され、その左半分がOCT画像に対応し、その右半分が内部励起源の励起を受けて前記被写体から発せられる蛍光又はラマン放射の共焦点画像に対応する場合に適した、請求項2に記載の光学写像装置。
  66. OCT帯域が、前記被写体により発せられる蛍光又はラマン放射の帯域に近く、前記光学スプリッターが、透過率/反射率を高低でスイッチすることができ、かつ、電場又は磁場を受けて、前記被写体に送るビームをOCTのビーム又はCEブロックのビームで切り換える高速光学変調器であり、該変調器は、透過率/反射率変化を検知し前記フレームスキャナーと同期させて、前記ビームが反射される時はある傾きのランプを、前記ビームが当該ディスクを透過する時は反対の傾きのランプを送るためのセンサーを備え、同じセンサーが画像表示を同期し、前記変調器と前記フレームスキャナーとの間に、発生しうるスキューを許容するためのさらなる遅延回路を有し、前記ラインスキャナーは別々のランプ又は鋸歯状波発生器の励振を受け、2つの画像が並んで時間的に相継いで表示され、その一方がOCT画像に対応し、次のものが内部励起源の励起を受けて前記被写体から発せられる蛍光又はラマン放射の共焦点画像に対応する場合に適した、請求項2に記載の光学写像装置。
  67. 前記ラインスキャナーと同期して、
    (i)1つ以上の内部励起源を常にオフ又はオンとして、又は、あるものはオン、あるものはオフとして、前記光学的放射源と前記外部励起源とを切り換えることにより、
    (ii)他の内部励起源又は/及び外部励起源を常にオフ又はオンとして、又は、あるものはオン、あるものはオフとして、前記光学的放射源と前記内部励起源のうちの1つとを切り換えることにより、
    (iii)他の内部励起源を常にオフ又はオンとして、又は、あるものはオン、あるものはオフとして、前記内部励起源のうちの1つと前記外部励起源とを切り換えることにより、
    (iv)他の内部励起源又は/及び前記外部励起源を常にオフ又はオンとして、又は、あるものはオン、あるものはオフとして、2つの内部励起源を切り換えることにより、
    (v)他の内部励起源を常にオフ又はオンとして、又は、あるものはオン、あるものはオフとして、前記外部励起源と、1つ以上の内部励起源と共に前記光学的放射源とを切り換えることにより、
    (vi)他の内部励起源を常にオフ又はオンとして、又は、あるものはオン、あるものはオフとして、前記内部励起源のうちの1つと、外部励起源と共に前記光学的放射源とを切り換えることにより、又は
    (vii)切り換えられる各光源が、同時に動作するとお互いを乱すことになる場合に、他の内部励起源を常にオフ又はオンとして、又は、あるものはオン、あるものはオフとして、1つ以上の内部励起源と、外部励起源とを切り換えることにより、異なる撮像の型を実施することができる、請求項2に記載の光学写像装置。
  68. 前記2つの光学的放射源が、ファイバー方向性単一モード結合器、バルク・ビームスプリッター、又はWDM(波長分波)結合器によって結合されている、請求項26〜36、53及び54のいずれかに記載の光学写像装置。
  69. 3Dの再生を作り出すためにOCT画像の3Dのスタックを集めるべき前記被写体の部分を、前記被写体からの蛍光又はラマン放射からもたらされる波長を含む、OCTチャンネルの波長又はOCTチャンネルとは異なる波長に合わせて調整された、請求項1の共焦点チャンネルによって、又は、請求項2の共焦点チャンネルのうちの1つによって集められた情報に基づいて選択する、請求項1又は2に記載の光学写像装置。
  70. 前記共焦点チャンネル又は前記共焦点チャンネルのうちの1つによって、蛍光又はラマン画像を集めるべき前記被写体の部分を、1つの縦又は正面画像でOCTチャンネルによって与えられる情報に基づいて、又は、異なる深度での3DOCT正面画像のスタックに基づいて選択する、請求項1又は2に記載の光学写像装置。
  71. 前記2つの光源を用いて得られる画像の対における前記共焦点画像の平均の明るさの比を用いて、同じ前記2つの光源によって生成される画像の対における前記OCT画像の明るさを補正する、請求項26〜36、53及び54のいずれかに記載の光学写像装置。
  72. 光学結合器を用いて、前記固定ランプのビームと、前記励起源からの励起ビームとを組み合わせ、該組み合わされたビームを前記被写体に送り、前記光学結合器は、前記固定ランプと前記励起源とのスペクトル特性を許容する広帯域幅ビームスプリッター、又はコールドミラーもしくはホットミラー、又はバンドパスフィルターもしくはノッチフィルター又はエッジフィルターとしうる、請求項39〜44、又は47〜52のいずれかに記載の光学写像装置。
  73. 前記2つの光源が、一方の光源がオンであり他方がオフであるように順次スイッチオフ及びオンされ、前記表示手段が、2つの画像において2本のラインを生成し、前記ラインスキャナーがポリゴンミラーである場合、連続する各面毎に一画像、又は、ガルバノスキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子を用いる場合、正弦波形又は三角波形としうる印加される駆動波形の変動の符号毎に一ライン、又は、共振スキャナーを用いる場合、印加される正弦波形の変動の符号毎に一ラインであり、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子に印加される信号の変動の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記駆動波形から得られ、前記2本のラインの垂直位置は、前記フレームスキャナーに印加される駆動波形の振幅によって決定され、ここで、フレームスキャナーは、ガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子であり、前記画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができるものであり、あるいは、前記表示手段が、前記横断走査手段から発せられる位置検出信号を用い、ポリゴンミラーを用いる場合には、連続する各面毎に一ラインが生成されるように、一方、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器又はピエゾ振動子を用いる場合には、正弦波形、三角波形、又は非線形の対称周期信号としうる印加される波形の変動の符号毎に一ラインが生成されるようにして、2つの並んだ画像の2本のラインが生成され、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子の移動の方向の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記位置検出信号から得られるもので、前記2本のラインの垂直位置が、前記フレームスキャナー、すなわちガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子の位置検出信号の振幅によって決定され、前記2つの並んだ画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができるもので、前記光学スプリッターが、使用される両方の波長に対して同様な反射率及び透過率を有する広帯域幅ビームスプリッターである、請求項3に記載の光学写像装置。
  74. 前記光源が偏光手段によって同じ方向に直線偏光させられ、前記光源は、一方の光源がオンであり他方がオフであるように順次スイッチオフ及びオンされ、前記表示手段が、2つの画像において2本のラインを生成し、前記ラインスキャナーがポリゴンミラーである場合、連続する各面毎に一画像、又は、ガルバノスキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子を用いる場合、正弦波形又は三角波形としうる印加される駆動波形の変動の符号毎に一ライン、又は、共振スキャナーを用いる場合、印加される正弦波形の変動の符号毎に一ラインであり、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子に印加される信号の変動の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記駆動波形から得られ、前記2本のラインの垂直位置は、前記フレームスキャナーに印加される駆動波形の振幅によって決定され、ここで、フレームスキャナーは、ガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子であり、前記画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができるものであり、あるいは、前記表示手段が、前記横断走査手段から発せられる位置検出信号を用い、ポリゴンミラーを用いる場合には、連続する各面毎に一ラインが生成されるように、一方、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器又はピエゾ振動子を用いる場合には、正弦波形、三角波形、又は非線形の対称周期信号としうる印加される波形の変動の符号毎に一ラインが生成されるようにして、2つの並んだ画像の2本のラインが生成され、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子の移動の方向の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記位置検出信号から得られるもので、前記2本のラインの垂直位置が、前記フレームスキャナー、すなわちガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子の位置検出信号の振幅によって決定され、前記2つの並んだ画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができるもので、前記光学スプリッターが、使用される両方の波長に対して同様な反射率及び透過率を有する広帯域幅ビームスプリッターであり、また前記光学スプリッターが、前記光源の偏光場を前記フォーカス手段へと通過させる偏光感応ビームスプリッターであり、前記共焦点光受信器が、任意選択で、前記光源のそれと直交する方向の偏光選択手段を追加的に有し、前記光源の偏光方向から45°の1/4波長板を前記撮像ビームに用いる、請求項3に記載の光学写像装置。
  75. 前記OCT干渉計の出力が直線偏光させられ、前記光学スプリッターが、前記OCT干渉計から出てくる信号の偏光場を前記フォーカス手段へと通過させる偏光感応ビームスプリッターであり、前記共焦点光受信器が、前記OCT干渉計のそれと直交する偏光方向で動作する、請求項1又は2に記載の光学写像装置。
  76. 前記表示手段が、2つの画像において2本のラインを生成することにより動作し、前記ラインスキャナーがポリゴンミラーである場合、連続する各面毎に一画像、又は、ガルバノスキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子を用いる場合、正弦波形又は三角波形としうる印加される駆動波形の変動の符号毎に一ライン、又は、共振スキャナーを用いる場合、印加される正弦波形の変動の符号毎に一ラインであり、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子に印加される信号の変動の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記駆動波形から得られ、前記2本のラインの垂直位置は、前記フレームスキャナーに印加される駆動波形の振幅によって決定され、ここで、フレームスキャナーは、ガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子であり、前記画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができるものであり、あるいは、前記表示手段が、前記横断走査手段から発せられる位置検出信号を用い、ポリゴンミラーを用いる場合には、連続する各面毎に一ラインが生成されるように、一方、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器又はピエゾ振動子を用いる場合には、正弦波形、三角波形、又は非線形の対称周期信号としうる印加される波形の変動の符号毎に一ラインが生成されるようにして、2つの並んだ画像の2本のラインが生成され、また、前記表示手段を制御するライントリガー信号は、ガルバノスキャナー、共振スキャナー、音響光学変調器もしくはピエゾ振動子の移動の方向の変化毎に、又は、ポリゴンミラーを用いる場合、各面の始めに、前記位置検出信号から得られるもので、前記2本のラインの垂直位置が、前記フレームスキャナー、すなわちガルバノスキャナー、音響光学変調器、又はピエゾ振動子の位置検出信号の振幅によって決定され、前記2つの並んだ画像は、同時に表示される、前記表示画像手段に印加される入力信号と同じ数のフレームを含むことができるものであり、前記光学的放射源が、実質的に同じ波長であるが異なるコヒーレンス長のもので、一方の光源がオンであり他方がオフであるように順次スイッチオフ及びオンされる2つの光源からなり、前記スイッチが前記ライントリガー信号によって制御される、請求項3に記載の光学写像装置。
  77. 前記OCT干渉計が光ファイバーを用いる場合、前記光学スプリッターに光を向けるファイバー末端がある角度で劈開され、最終的に反射防止コートがなされていて、前記レンズは、OCT及び光学的放射源内へのフィードバックを避けるため、ならびに過剰光子ノイズの低いレベルを維持するために、OCTチャンネルにおいて用いられる前記光源の波長に対する反射防止コートがなされている、請求項1、2又は3に記載の光学写像装置。
  78. 共焦点チャンネル及びOCTチャンネルが共用する前記光学スプリッターのような各光学スプリッター、また、光検出器の面、光ファイバーを用いる場合はファイバー入力面、及び他のスペクトル選択性要素を含む、前記共焦点光受信器における様々な要素の全ての表面も、OCTシステム内へ戻る反射を避けるために傾けられており、前記インターフェース光学系スプリッターが好ましくはOCTチャンネルに反射で用いられ、透過で用いられる場合は、同様な厚さの構成要素が前記OCT干渉計の参照経路に置かれる、請求項1又は2に記載の光学写像装置。
  79. 前記画像を処理し生成する前記表示手段を、任意選択で、前記横断走査手段と同期させる、請求項1、3又は4に記載の光学写像装置。
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