JP4424369B2 - 自動変速機のダンパ機構 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車に搭載される自動変速機のダンパ機構に関し、詳しくは、摩擦要素に供給されるオイルの圧力を緩和することができる自動変速機のダンパ機構に関する。
従来、この種の自動変速機のダンパ機構としては、クラッチやブレーキなどの摩擦要素に初期油圧が加わる際、摩擦要素の急な係合により車体が衝撃を受けるという変速ショックを防止するため、緩和器用油路と連通したアキュムレータおよびオリフィスを用いたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、図6に示すように、摺動部材31と、弾性部材32と、それらを収容する収容部材33とを有するダンパ30を備え、一端部がポンプ41と、他端部がダンパ30と接続された第1油路管42と、一端部がダンパ30と、他端部が摩擦要素46と接続された第2油路管43と、第1油路管42と第2油路管43との間に配置されたオリフィス44と、第1油路管42から分岐し第2油路管43に連結された分岐管45とで形成され、この分岐管45の途中に逆止弁47がダンパ30と並列に配置されたものも知られている。
特開平11−153214号公報
しかしながら、上述のような従来の自動変速機のダンパ機構においては、油圧経路にダンパ機構として機能するアキュムレータおよびオリフィスを配置しているので、以下のような問題がある。すなわち、開口径が固定されたオリフィスが油圧経路内にアキュムレータと別個に設けられているので、油圧の供給開始から作動圧になるまでの立ち上がりが緩やかになり、応答遅れが生ずるという問題があった。また、摩擦要素に加わる油圧が作動圧に達するまで油圧のオーバーシュートを吸収するダンパ作用を有効にしておき、油圧が作動圧以上になったときに、そのダンパ作用を無効にするようにしているので、そのための回路手段と制御装置が必要となりその構造が複雑となってしまうという問題もあった。
また、図6に示した従来の自動変速機のダンパ機構においては、開口径が固定されたオリフィス44がダンパ30と並列になるようダンパ30とは別個に設けられているので、油圧の供給開始から作動圧になるまでの立ち上がりが緩やかになり、応答遅れが生ずるという問題があった。
本発明は、前述のように、従来の諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。すなわち、簡単な構造で、初期油圧により自動変速機の変速切換時などに生ずる変速ショックを抑制するとともに、クラッチなどの摩擦要素に加える油圧の応答性に優れた自動変速機のダンパ機構を提供することを目的とする。
本発明に係る自動変速機のダンパ機構は、上記目的達成のため、(1)オイルが供給される第1油路と摩擦要素に前記オイルを供給する第2油路との間に接続され、前記第1油路内に供給された前記オイルの圧力を緩和し、前記第2油路を介して緩和された前記オイルを摩擦要素に供給する自動変速機のダンパ機構において、前記第1油路と前記第2油路との間に接続された収容体と、前記収容体内に摺動可能に収容された摺動体と、前記摺動体と前記収容体との間に配置された弾性体と、を備え、前記収容体が、該収容体と前記摺動体とによって画成され、かつ前記第1油路から分岐した分岐油路と連通する圧力室を有し、前記摺動体が、前記第1油路と前記第2油路とを連通する連通孔を有するとともに、前記分岐油路を介して前記圧力室内に前記第1油路から前記オイルが供給されると、前記圧力室内の前記オイルの圧力で前記弾性体が収縮することにより摺動し、前記オイルが前記第1油路に供給されると、前記弾性体が収縮する前に、前記連通孔を介して前記第1油路内の前記オイルが前記第2油路に所定のオイル量で供給され、一方前記オイルが前記第1油路にさらに供給されると、前記弾性体が収縮して前記摺動体が摺動することにより前記連通孔を介して前記第1油路内の前記オイルが前記第2油路に前記所定のオイル量から増加したオイル量で供給されることを特徴とする。
この構成により、第1油路内にオイルの圧力が加わっていないときは、摺動体は弾性体の付勢力により下方に位置するので、連通孔の軸線が第1油路および第2油路の軸線に対して下方にオフセットされており、第1油路と連通孔の連結部および連通孔と第2油路の連結部の油路が狭められて各連結部にオリフィスが形成された状態になっている。
この状態で、オイルが第1油路に供給されると、オイルは連通孔への流動と分岐油路への流動の2つの流動経路に分かれて流動する。連通孔へ流動するオイルは前述の各オリフィスを通過して第2油路を通り摩擦要素に供給される。このとき、各オリフィスの作用により初期油圧が緩和され初期油圧による変速ショックが緩和される。
時に、分岐油路に流動したオイルは、摺動体に形成されている受圧面を押圧する。摺動体の受圧面が押圧されると同時に摺動体が上方に摺動して弾性体が収縮する。この弾性体が収縮すると、オイルの押圧力が弾性エネルギーに変換されるので、その分、分岐油路と連結されている第1油路内のオイルの初期圧力がさらに緩和される。その後、摺動体の上方への摺動により、第1油路と連通孔の連結部および連通孔と第2油路の連結部の油路が徐々に広くなるので、第1油路と第2油路が連通孔によって徐々に全開状態になり、初期圧力が緩和されたオイルが、第1油路から全開の連通孔および第2油路を円滑に通過し摩擦要素に一気に供給される。
その結果、連通孔が第1油路および第2油路に対して可変オリフィスとして作用するので、初期油圧が緩和され初期油圧による摩擦要素の係合ショックが緩和される。その後、オイルは、第1油路と第2油路とが全開状態となった連通孔を一気に流動することになるので、油圧の供給開始から摩擦要素の作動圧になるまでの立ち上がりが急峻になり、油圧の応答特性が向上する。
このように、連通孔が摺動体内に形成されているので、この連通孔が可変オリフィスとして機能し、オイルが流動する油路に別個にオリフィスを配置する必要がなくなる。また、連通孔により可変オリフィスが形成されているので、オイルの初期油圧を制御する制御回路および制御装置を設ける必要がなくなり、簡単な構造で、初期油圧により自動変速機の変速切換時などに生ずる変速ショックが好適に抑制される。
また、上記(1)の構成を有する自動変速機のダンパ機構においては、(2)前記連通孔の断面積が、前記第1油路および前記第2油路の断面積よりも大きく形成することが好ましい。
この構成により、摺動体の受圧面がオイルの所定圧力により押圧されて、上方に摺動したとき、連通孔の断面積が、第1油路および第2油路の断面積よりも大きく形成されていると、第1油路と第2油路とが確実に連通孔により全開状態となる。
また、上記(1)または(2)の構成を有する自動変速機のダンパ機構においては、(3)前記弾性体が、前記オイルの温度に応じて前記弾性体の弾性係数が変化する形状記憶材料からなるよう構成する。
この構成により、弾性体がオイルの温度に応じてその弾性係数が変化する形状記憶材料であると、オイルの温度が低いためオイルの粘度が高くなり、油路内を流動するオイルの速度が通常のオイルの温度における速度より遅くなり、油圧の流動性が低下しても、油圧に対する弾性体の変形をし易くすることができ、油圧の応答性の低下が防止される。
例えば、オイルが高温のとき弾性体のばね定数kが大きくなり、オイルの温度が常温以下のときに、弾性体のばね定数kが小さくなるようにして、弾性体が油圧による押圧力を受けた際の変形をし易くすることができる。その結果、オイルの温度が常温以上のときと同様に、油圧に対する応答特性を高めることができる。
本発明によれば、簡単な構造で、初期油圧により自動変速機の変速切換時などに生ずる変速ショックを抑制するとともに、クラッチなどの摩擦要素に加える油圧の応答性に優れた自動変速機のダンパ機構を提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
図1から図5は本発明の実施形態に係る自動変速機のダンパ機構を示す図である。
まず、その構成について説明すると、図1に断面図で示すように、本実施形態に係る自動変速機のダンパ機構1は、ダンパ2と、第1油路部材3と、第2油路部材4と、分岐油路部材5と、ダンパ用油路部材6と逆止弁7とにより構成される。
ダンパ2は、収容体8と、この収容体8に収容された弾性体9と、この弾性体9に係合する摺動体11と、この摺動体11に取り付けられたオイルシール12、13とで構成されており、一側面部で第1油路部材3の一端部と連結され、その一側面部と対向する他の側面部で第2油路部材4の一端部と連結されている。
収容体8は、弾性体9および摺動体11をその内部に収容するよう円筒状の有低の筐体で形成されており、その開口された上端部には蓋14が取り付けられている。この蓋14の下面部には凹部14aが形成されており、この凹部14aで弾性体9の一端部を支持するようにしている。また、この収容体8の下端部にはオイルLが流入する流入口8aが形成されており、この流入口8aにはダンパ用油路部材6の一端部が挿入されることにより、収容体8の下端部とダンパ用油路部材6の一端部が連結されている。
また、この流入口8aの周囲部にはストッパ16が形成されており、摺動体11がこのストッパ16で阻止され、ストッパ16より下方に摺動しないようになっている。
また、収容体8の側面部には貫通孔8cが側面部を貫通して形成されており、この貫通孔8cには第1油路部材3の一端部が挿入されるようになっている。この貫通孔8cが設けられた側面部と対向する側面部には、貫通孔8dがその軸線が貫通孔8cの軸線と同一になるよう側面部を貫通して形成されており、この貫通孔8dには、第2油路部材4の一端部が挿入されるようになっている。
弾性体9は、金属またはプラスチックなどのばね材からなる弾性材料で形成されており、断面が円形の線材が巻回されたコイルスプリングで構成され、所定の荷重F(N)が加えられると、所定の距離σ(mm)だけ変位するようになっている。すなわち、この弾性体9は、次式、k=F/σで表される所定のばね定数k(N/mm)を有するよう形成されている。また、この弾性体9は、一端部が凹部14aと係合し、他端部が摺動体11の上端部と係合しており、所定の付勢力Fsで摺動体11を下方に付勢している。
摺動体11は、金属またはプラスチックなどからなり円柱状に形成されており、収容体8内で上下に摺動するようになっている。また、この摺動体11の上端部には凹部11bが形成されており、凹部11bで弾性体9の下端部を保持するようになっている。
また、摺動体11の下端部には作動油(ATF)などからなるオイルLの圧力を受ける受圧面11aが、その軸線に直交する平坦な面で形成されている。また、この摺動体11には、摺動体11の軸方向に直角に貫通する連通孔15が形成されており、第1油路部材3から供給されるオイルLをこの連通孔15内を通して第2油路部材4に排出するようにしている。この連通孔15は、図2(a)に示すように、その直径がDで形成されており、連通孔15を囲む内壁面はオイルLが滑らかに流動するよう均一で滑らかに形成されている。この直径Dは、車種や自動変速機の油圧回路における諸条件により適宜選択することができる。また、摺動体11の周側面には、シール取付用の溝11c、11dが形成されており、この溝11c、11dにそれぞれオイルシール12、13が保持されるようになっている。
このオイルシール12、13は、シリコンゴムなどの弾性材料からなるシール部材、例えば、Oリングなどで形成されており、摺動体11が収容体8内を摺動する際、摺動体11とともに摺動し、オイルLが連通孔15および収容体8の上部に漏出しないようにしている。
以上の構成により、摺動体11の受圧面11aと収容体8の底面8bおよび内壁面8eとにより圧力室28が画成されており、この圧力室28には流入口8aから流入したオイルLが収容されるようになっている。
第1油路部材3は、円筒状の管で形成されており、その内部に、一端部がオイルポンプ17の図示しないオイル排出口と連通し、他端部が収容体8の貫通孔8cと連通した第1油路23を有している。このオイルポンプ17はエンジンと接続されており、エンジンの回転により動作するようになっている。またこのオイルポンプ17は自動変速機に設けられたオイルパン内のオイルをオイルストレーナから吸入して摩擦要素18に潤滑オイルとして供給するとともに、バルブボディなどからなる油圧回路に油圧オイルとして供給するようになっている。この摩擦要素18はクラッチやブレーキなどの摩擦を利用した要素からなっており、例えば、クラッチにおいては、オイル供給口からオイルが供給されるとクラッチピストンの受圧面でオイルの圧力による押圧力を受け、クラッチピストンが移動することにより、ドリブンプレートがドライブプレートと摩擦結合してエンジンの動力が自動変速機の出力軸に伝達されるようになっている。また、第1油路部材3は貫通孔3aを有しており、この貫通孔3aに分岐油路部材5の端部が挿入されるようになっている。
第1油路23は、図2(a)〜(c)に示すように、その直径がDで形成されており、オイルポンプ17から供給されたオイルLを連通孔15に導くとともに、分岐油路部材5を介して収容体8の流入口8aに導くようになっている。この直径Dは、車種や自動変速機の油圧回路における諸条件により適宜選択することができる。
第2油路部材4は、円筒状の管で形成されており、その内部に一端部が収容体8の貫通孔8dと連通し、他端部が摩擦要素18の図示しないオイル供給口と連通した第2油路24を有している。また、第2油路部材4は、貫通孔4aを有しており、この貫通孔4aには分岐油路部材5の端部が挿入されるようになっている。第2油路24は、図2(a)に示すように、その直径がDで形成されており、ダンパ2で油圧が緩和され流量が調整されたオイルLを摩擦要素18の図示しないオイル供給口に導くようになっている。この直径Dは、第1油路23の直径Dと同一の直径で形成されており、連通孔15の軸線が第1油路23および第2油路24の軸線と同一になる位置に摺動体11が摺動した際、すなわち、連通孔15が全開状態の際に、第1油路23から第2油路24へのオイルLの流動を円滑にするようにしている。
分岐油路部材5は、円筒状の管で形成されており、その内部に一端部が第1油路部材3の貫通孔3aと連通し、他端部が第2油路部材4の貫通孔4aと連通した分岐油路25を有している。また、この分岐油路部材5は、貫通孔5aを有しており、貫通孔5aにはダンパ用油路部材6の端部が挿入されるようになっている。さらに、分岐油路部材5の中間部には、逆止弁7がその内部に有するチェッボール7aが第2油路部材4側になるよう配置されており、第2油路部材4から第1油路部材3へのオイルLの流動が許容され、第1油路部材3から第2油路部材4へのオイルLの流動が阻止されるようになっている。
ダンパ用油路部材6は、円筒状の管で形成されており、その内部に一端部が分岐油路部材5の貫通孔5aと連通し、他端部が収容体8の流入口8aと連通したダンパ用油路26を有している。
以下、本発明の実施形態に係る自動変速機のダンパ機構1の動作について説明する。
まず、オイルポンプ17が作動すると、オイルLが図示しない回路切換・流量調節部を経由して第1油路23に供給される。このとき、図2(c)に示すように、摺動体11の受圧面11aはストッパ16に当接し、弾性体9は最も伸長した状態になっている。このため、連通孔15の軸線が第1油路23および第2油路24の軸線に対して下方にオフセットされており、オイルLの通る間隔がLだけ画成された状態、すなわち、間隔Lのオリフィスが形成された状態になっている。この状態で、第1油路23に供給されたオイルLは、連通孔15および分岐油路25の双方に導かれる。
連通孔15に導かれるオイルLは、間隔Lの隙間から連通孔15に流入し、さらに間隔Lの隙間から第2油路24に流入して、摩擦要素18に供給される。その結果、間隔Lの隙間がオリフィスとして作用し初期油圧が緩和され初期油圧による変速ショックが緩和される。他方、分岐油路25に導かれるオイルLは、分岐油路25を通ってダンパ用油路26を経由し、流入口8aから圧力室28に流入する。
圧力室28に流入したオイルLは、受圧面11aを圧力Fで押圧し、摺動体11に係合した弾性体9を収縮させるよう作用する。この圧力Fによる弾性体9の最も伸長した位置からの収縮量をσとすると、式(1)k=F/σより、σは、σ=F/kとなり、摺動体11は上方にσだけ摺動する。その結果、圧力Fは弾性体9の収縮により弾性エネルギーに変換されて圧力が低下することになる。すなわち、第1油路23内のオイルLの初期油圧がダンパ2により吸収されることになり、初期油圧による変速ショックがさらに緩和される。
次いで、図2(a)に示すように、オイルLの圧力Fにより弾性体9の付勢力Fsに抗して摺動体11がさらに上方に摺動し、連通孔15の軸線が第1油路23および第2油路24の軸線と一致する位置、すなわち、連通孔15が全開状態の位置で圧力Fと付勢力Fsが均衡することによりほぼ静止した状態になる。この結果、ダンパ2は可変オリフィスとして機能することになり、オイルLは、第1油路23から連通孔15を介して第2油路24に滑らかに流動し、摩擦要素18に供給される。この状態で、第1油路23に供給されるオイルLに脈動圧力が生じても、すなわち、圧力室28内のオイルLの圧力Fが変動しても摺動体11を介して弾性体9が伸縮しその変動を吸収することができる。その結果、ダンパ2は脈動圧力を調整するダンパとして機能することになる。
また、連通孔15の軸線が第1油路23および第2油路24の軸線と一致する全開状態の位置、すなわち、図2(a)に示す位置で、圧力室28内のオイルLの圧力Fがより高まり圧力Fになった場合には、図2(b)に示すように、摺動体11がさらに上方に摺動する。具体的には、この圧力Fによる弾性体9の最も伸長した位置からの収縮量をσとすると、式(1)k=F/σより、σは、σ=F/kとなり、摺動体11は上方にσだけ摺動する。
摺動体11がさらに上方に摺動すると、連通孔15の軸線が第1油路23および第2油路24の軸線に対して上方にオフセットされ、オイルLの通る間隔がLだけ画成された状態、すなわち、間隔Lのオリフィスが形成された状態になる。その結果、連通孔15内を通るオイルLの流量が制限され、摩擦要素18に余分な油圧が加わらないよう制限されるので、摩擦要素18への好適な油圧の供給を維持することができる。
また、摩擦要素18の動作が解除されるときは、図3に示すように、オイルLは、動作時とは逆方向、すなわち、摩擦要素18からダンパ2の方向に流動し、連通孔15および分岐油路25の双方に導かれる。連通孔15に導かれるオイルLは、第2油路24および連通孔15を通って第1油路23に流動する。他方、分岐油路25に導かれるオイルLは、分岐油路25から逆止弁7を介して第1油路23に流動する。この間、分岐油路25内のオイルLはダンパ用油路26を経由し、流入口8aから圧力室28に流入し、オイルLの圧力が受圧面11aに作用し、摺動体11を上方に押圧する。その結果、連通孔15の軸線と第1油路23および第2油路24の軸線とが一致している全開状態が維持されるので、オイルLは、第2油路24から連通孔15を通って第1油路23に一気に流れ込むと同時に、第2油路24から分岐油路25を通って第1油路23に一気に流れ込むことになる。このように、摩擦要素18の動作が解除されるときは、摩擦要素18の解除動作を急峻にすることができ、自動車の変速の操作性を著しく向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る自動変速機のダンパ機構1は、第1油路23に供給されるオイルLの油圧を調整するダンパとして機能するとともに、第1油路23から第2油路24に流れるオイルLの流量を調整する可変オリフィスとして機能する。
その結果、従来の摩擦要素に供給する油圧の立ち上がりに関する応答特性を著しく向上させることができる。図4には、横軸に時間(sec)、縦軸に摩擦要素に作用する油圧(Mpa)を表し、油圧の供給開始から摩擦要素を作動させる油圧(作動圧)になるまでの時間と油圧の関係を応答曲線で表したグラフが示されている。点線は従来の自動変速機のダンパ機構の油圧の応答曲線を示し、実線は本発明に係る自動変速機のダンパ機構1の油圧の応答曲線を示している。
従来の自動変速機のダンパ機構においては、ダンパ機構を備えるとともに開口径が固定されたオリフィスが別々に設けられているので、油圧の供給開始から作動圧になるまでの立ち上がりが緩やかになっている。これに対し、本発明に係る自動変速機のダンパ機構1においては、前述のように、ダンパ機構と可変オリフィスが一体化されているので、初期油圧を緩和するとともに連通孔15が全開状態となりオイルLが連通孔15内を一気に流動するので、図4に示すように、油圧の供給開始から作動圧になるまでの立ち上がりを急峻にすることができる。すなわち、自動変速機の変速ショックが抑制されるとともに、自動車の変速の操作性を著しく向上させることができる。
本実施形態においては、図1に示すように、弾性体9を巻線の断面が円形であって円筒状の単一のコイルスプリングで構成した場合について説明したが、本発明においては、この弾性体9を同一または異なった複数のスプリングを組み合わせて構成してもよく、他の形状で構成してもよい。例えば、図5(a)に示すように、巻線の断面が円形であって円錐形のコイルスプリング9aで構成してもよく、図5(b)に示すように、巻線の断面が四角形のコイルスプリング9bで構成してもよく、図5(c)に示すように、板材から形成された円弧形のリーフスプリング9cで構成してもよく、図5(d)に示すように、板材から形成されたM字形のリーフスプリング9dで構成してもよい。
また、この弾性体9を形状記憶合金などからなるコイルスプリングで構成してもよい。例えば、Ti(チタン)とNi(ニッケル)の化合物であるTi−Ni合金からなる形状記憶合金で形成してもよい。この形状記憶合金からなるコイルスプリングにおいては、例えば、温度により結晶構造が変わる相変態を成す変態点を常温になるよう設定し、20℃以下の低温でのマルテンサイト相ではばね定数kが小さく、40℃以上の高温のオーステナイト相(母相)ではばね定数kが大きくなるよう形成してもよい。このように形成することにより、オイルLの温度が常温以下でそのオイルLの粘度が比較的に高いときに、弾性体9のばね定数kを小さくして、弾性体9が油圧による押圧力を受けた際の変形をし易くすることができる。その結果、オイルLの温度が低温であっても、常温以上のときと同様に、油圧に対する応答特性を高めることができる。
また、本実施形態においては、図1に示すように、第1油路部材3、第2油路部材4、分岐油路部材5、ダンパ用油路部材6を円筒状の管で形成した場合について説明したが、本発明においては、他の構造により形成してもよい。例えば、第1油路部材3、第2油路部材4、分岐油路部材5およびダンパ用油路部材6をアルミ合金からなるバルブボディで形成し、そのバルブボディ内に第1油路23、第2油路24、分岐油路25およびダンパ用油路26の各油路を形成し、ダンパ2をバルブボディの側面に連結するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、図1〜図3に示すように、収容体8の側面部に貫通孔8cおよび貫通孔8dをその軸線が互いに同一になるよう形成した場合について説明したが、貫通孔8cの軸線と貫通孔8dの軸線が所定の間隔で平行になるよう形成してもよい。この場合には、摺動体11に形成する連通孔15は、第1油路23と第2油路24が全開状態のとき、連通孔15の一端部が第1油路23と連結し、他端部が第2油路24と連結してオイルLが円滑に第1油路23から第2油路24に流動するよう、摺動体11において連通孔15が上方から下方に向けて傾斜するよう、連通孔15を形成してもよい。
以上説明したように、本発明に係る自動変速機のダンパ機構1は、オイルLが供給される第1油路23と摩擦要素18にオイルLを供給する第2油路24との間に接続され、第1油路23内に供給されたオイルLの圧力を緩和し、第2油路24を介して緩和されたオイルLを摩擦要素18に供給するよう構成されるとともに、第1油路23と第2油路24との間に接続された収容体8と、収容体8内に摺動可能に収容された摺動体11と、摺動体11と収容体8との間に配置された弾性体9とを備え、収容体8が、該収容体8と摺動体11とによって画成され、かつ第1油路23から分岐した分岐油路25と連通する圧力室28を有し、分岐油路25を介して圧力室28内に供給されたオイルLの圧力で弾性体9が収縮して摺動体11が摺動することにより第1油路23と第2油路24とを連通させる連通孔15を有するよう構成される。その結果、初期油圧で自動変速機の変速切換時などに生ずる変速ショックが抑制されるとともに、クラッチなどの摩擦要素に加える油圧の応答性に優れたダンパ機構が得られるという作用効果を奏するものであり、自動変速機の変速手段など、油圧を用いた制御回路全般に有用である。
本発明の実施形態に係る自動変速機のダンパ機構の断面図であり、摩擦要素を動作させる際の作動油の流動状態を示す。 (a)は本発明の実施形態に係る自動変速機のダンパ機構の要部断面図であり、連通孔が第1油路および第2油路と連通した状態を示し、(b)はその連通孔の下部が第1油路および第2油路と連通した状態を示し、(c)はその連通孔の上部が第1油路および第2油路と連通した状態を示す。 本発明の実施形態に係る自動変速機のダンパ機構の断面図であり、摩擦要素を解除させる際の作動油の流動状態を示す。 本発明の実施形態に係る自動変速機のダンパ機構における、油圧の供給開始から作動圧になるまでの時間と油圧の関係を応答曲線で表したグラフである。 本発明の実施形態に係る自動変速機のダンパ機構の弾性体の断面図であり、(a)は円錐形のコイルスプリングからなる弾性体の断面図であり、(b)は巻き線の断面が四角形のコイルスプリングからなる弾性体の断面図であり、(c)は円弧形のリーフスプリングからなる弾性体の断面図であり、(d)はM字形のリーフスプリングからなる弾性体の断面図である。 従来の自動変速機のダンパ機構の断面図である。
符号の説明
1 自動変速機のダンパ機構
2 ダンパ
3 第1油路部材
4 第2油路部材
5 分岐油路部材
6 ダンパ用油路部材
7 逆止弁
8 収容体
9 弾性体
11 摺動体
11a 受圧面
15 連通孔
18 摩擦要素
23 第1油路
24 第2油路
25 分岐油路
26 ダンパ用油路
28 圧力室
連通孔の直径
第1油路の直径
第2油路の直径
、F、F 圧力
Fs 付勢力
、L 間隔
L オイル

Claims (3)

  1. オイルが供給される第1油路と摩擦要素に前記オイルを供給する第2油路との間に接続され、前記第1油路内に供給された前記オイルの圧力を緩和し、前記第2油路を介して緩和された前記オイルを摩擦要素に供給する自動変速機のダンパ機構において、
    前記第1油路と前記第2油路との間に接続された収容体と、
    前記収容体内に摺動可能に収容された摺動体と、
    前記摺動体と前記収容体との間に配置された弾性体と、を備え、
    前記収容体が、該収容体と前記摺動体とによって画成され、かつ前記第1油路から分岐した分岐油路と連通する圧力室を有し、
    前記摺動体が、前記第1油路と前記第2油路とを連通する連通孔を有するとともに、前記分岐油路を介して前記圧力室内に前記第1油路から前記オイルが供給されると、前記圧力室内の前記オイルの圧力で前記弾性体が収縮することにより摺動し、
    前記オイルが前記第1油路に供給されると、前記弾性体が収縮する前に、前記連通孔を介して前記第1油路内の前記オイルが前記第2油路に所定のオイル量で供給され、一方前記オイルが前記第1油路にさらに供給されると、前記弾性体が収縮して前記摺動体が摺動することにより前記連通孔を介して前記第1油路内の前記オイルが前記第2油路に前記所定のオイル量から増加したオイル量で供給されることを特徴とする自動変速機のダンパ機構。
  2. 前記連通孔の断面積が、前記第1油路および前記第2油路の断面積より大きく形成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動変速機のダンパ機構。
  3. 前記弾性体が、前記オイルの温度に応じて前記弾性体の弾性係数が変化する形状記憶材料からなることを特徴とする請求項1または2に記載の自動変速機のダンパ機構。
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