JP4418667B2 - 屋根シール構造 - Google Patents
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さらに、目地カバー材の装着により定形シール材の気泡発泡体の上面が目地カバー材の頂面部により押圧され、粘着材が第2の折り返し壁に付着するので、固定アンカー内への雨水の浸入を確実に防止することができる。
さらに、定形シール材の粘着材は第2の折り返し壁に粘着すると共に、大型中空部上側壁である円弧状薄板の弾性変形により粘着側は第2の折り返し壁に圧接されているので、固定アンカー内への雨水の浸入等を確実に防止することができる。
さらに、定形シール材が第2の折り返し壁間に嵌合可能であるように略四角形状の本体部と2本のリップ部を有しているので、屋根板材に定形シール材が固定可能で、固定アンカーと屋根板材の端部との間の止水を確実に行うことができる。
そのうえ、上記のように定形シール材に緩衝部としての小型中空部壁又は柔軟部材を設けたので、目地カバー材の括れ部は屋根板材のフック部に適度の圧力により圧接されて、目地カバー材の固定状態をより確実にすることができる。
さらに、目地カバー材の装着により定形シール材の気泡発泡体の上面が目地カバー材の頂面部により押圧され、粘着材が第2の折り返し壁に付着するので、固定アンカー内への雨水の浸入を確実に防止することができる。
さらに、定形シール材の粘着材は第2の折り返し壁に粘着すると共に、大型中空部上側壁である円弧状薄板の弾性変形により粘着側は第2の折り返し壁に圧接されているので、固定アンカー内への雨水の浸入等を確実に防止することができる。
さらに、定形シール材が第2の折り返し壁間に嵌合可能であるように略四角形状の本体部と2本のリップ部を有しているので、屋根板材に定形シール材が固定可能で、固定アンカーと屋根板材の端部との間の止水を確実に行うことができる。
そのうえ、上記のように定形シール材に緩衝部としての小型中空部壁又は柔軟部材を設けたので、目地カバー材の括れ部は屋根板材のフック部に適度の圧力により圧接されて、目地カバー材の固定状態をより確実にすることができる。
〈参考例〉
〈実施例〉
図3は、定形シール材41の変形例1を示している。定形シール材41以外のものは図2と同様に構成されている。
図4は定形シール材41の変形例2を示している。本例の定形シール材41は、上部に大型中空部上側壁である円弧状薄板47aが形成されていて、円弧状薄板47aの両側に大型中空部下側壁47bをそれぞれ連結し、大型中空部下側壁47bの内側端部を本体部42に連結させて、大型中空部47を形成している。
図5は定形シール材41の変形例3を示している。本例における定形シール材41は、図2における定形シール材41のリップ部43にシート状部50を一体的に延設して形成されている。図5(b)は、上記定形シール材41を屋根板材21,21の第2の折り返し壁26,26に装着した状態を示している。
図6は定形シール材41の変形例4を示している。この定形シール材41は気泡発泡体52からなっており、気泡発泡体52の下面52bに粘着材53を付着させた状態で図6(b)に示すように気泡発泡体52が目地カバー材34内に収納されている。図6(c)は、図6(b)の目地カバー材34及び定形シール材41が屋根板材21,21の端部22に嵌め込まれた状態を示している。
また、この発明を実施するための最良の形態の屋根シール構造は、屋根板材(21)の端部(22)を互いに向かい合わせて下地材(20)に固定して目地(23)を形成し、該目地(23)に固定アンカー(30)を挿入して前記下地材(20)に固定し、前記屋根板材(21)の端部(22)に目地カバー材(34)を係止固定した屋根シール構造である。この屋根シール構造は、前記屋根板材(21)の端部(22)から上方に折り返された垂直壁(24)と前記目地カバー頂面(35)との間に定形シール材(41)を固定してある。
21 屋根板材
22 端部
23 目地
24 垂直壁
25 第1の折り返し壁
26 第2の折り返し壁
27 フック部
28 第2の折り返し壁の端部
30 固定アンカー
32 固定アンカーの折曲片
33 ネジ(固定部)
34 目地カバー材
35 目地カバー材の頂面部
36 括れ部
39 不定形シール材としてのコーキング
41 定形シール材
42 定形シール材の本体部
43 定形シール材のリップ部
44 小型中空部
45 中型中空部
47 大型中空部
47a 大型中空部上側壁としての円弧状薄板
47b 大型中空部下側壁
48 緩衝部
48a 緩衝部としての小型中空部壁
48b 緩衝部としての柔軟部材
49 粘着材
50 シート状部
52 気泡発泡体
53 粘着材
Claims (4)
- 屋根板材の端部を互いに向かい合わせて略直角に折り曲げて垂直壁をそれぞれ形成し、
該垂直壁を前記屋根板材の中央側に向けて鋭角に折り返して第1の折り返し壁を連続形成すると共に、該第1の折り返し壁の端部を前記屋根板材の端部側に鋭角に折り返して第2の折り返し壁を連続形成してフック部を形成し、
前記屋根板材の端部同士を互いに向かい合わせて下地材に固定して目地を形成し、
前記屋根板材の前記垂直壁と前記第1の折り返し壁との間に、上部に開口し且つ前記第1の折り返し壁に沿う折曲片を両側にそれぞれ有する固定アンカーを配置して前記下地材に固定手段により固定し、
前記フック部にそれぞれ係合可能な括れ部を有する略逆U字状の目地カバー材を係止させた屋根シール構造において、
前記目地を形成する前記第2の折り返し壁と前記目地カバー材の頂面との間に定形シール材が挟み込まれて固定されているとともに、
前記定形シール材は、その本体部が略四角形状の気泡発泡体とされ、前記本体部の下側の長辺部に粘着材が予め貼り付けられており、該粘着材側は、向かい合わせた前記第2の折り返し壁に貼り付けられ、前記本体部の上側の長辺部が前記目地カバー材内側の頂面に弾接されていることを特徴とする屋根シール構造。 - 屋根板材の端部を互いに向かい合わせて略直角に折り曲げて垂直壁をそれぞれ形成し、
該垂直壁を前記屋根板材の中央側に向けて鋭角に折り返して第1の折り返し壁を連続形成すると共に、該第1の折り返し壁の端部を前記屋根板材の端部側に鋭角に折り返して第2の折り返し壁を連続形成してフック部を形成し、
前記屋根板材の端部同士を互いに向かい合わせて下地材に固定して目地を形成し、
前記屋根板材の前記垂直壁と前記第1の折り返し壁との間に、上部に開口し且つ前記第1の折り返し壁に沿う折曲片を両側にそれぞれ有する固定アンカーを配置して前記下地材に固定手段により固定し、
前記フック部にそれぞれ係合可能な括れ部を有する略逆U字状の目地カバー材を係止させた屋根シール構造において、
前記目地を形成する前記第2の折り返し壁と前記目地カバー材の頂面との間に定形シール材が挟み込まれて固定されているとともに、
前記定形シール材の本体部に大型中空部上側壁と大型中空部下側壁とが設けられ、前記大型中空部上側壁と前記大型中空部下側壁との間に大型中空部が形成されており、前記大型中空部上側壁を前記目地カバー材内側の頂面部に弾接させ、前記大型中空部下側壁の左右両側下面に粘着材が予め取り付けられており、該粘着材が前記第2の折り返し壁に貼り付けられていることを特徴とする屋根シール構造。 - 屋根板材の端部を互いに向かい合わせて略直角に折り曲げて垂直壁をそれぞれ形成し、
該垂直壁を前記屋根板材の中央側に向けて鋭角に折り返して第1の折り返し壁を連続形成すると共に、該第1の折り返し壁の端部を前記屋根板材の端部側に鋭角に折り返して第2の折り返し壁を連続形成してフック部を形成し、
前記屋根板材の端部同士を互いに向かい合わせて下地材に固定して目地を形成し、
前記屋根板材の前記垂直壁と前記第1の折り返し壁との間に、上部に開口し且つ前記第1の折り返し壁に沿う折曲片を両側にそれぞれ有する固定アンカーを配置して前記下地材に固定手段により固定し、
前記フック部にそれぞれ係合可能な括れ部を有する略逆U字状の目地カバー材を係止させた屋根シール構造において、
前記目地を形成する前記第2の折り返し壁と前記目地カバー材の頂面との間に定形シール材が挟み込まれて固定されているとともに、
前記定形シール材が、前記対向する屋根板材の前記第2の折り返し壁間に下部側が嵌合可能であって略四角形状の本体部と、該本体部から延出している2本のリップ部とを有し、
前記本体部と前記2本のリップ部との間に小型中空部壁又は柔軟部材により形成された緩衝部を設け、該緩衝部に前記第2の折り返し壁の先端が弾接されていることを特徴とする屋根シール構造。 - 前記2本のリップ部の先端にシート状部をそれぞれ延設し、前記目地カバー材と前記フック部との間に挟み込み固定し、さらに前記目地カバー材の前記括れ部と前記垂直壁との間に挟み込み固定したことを特徴とする請求項3に記載の屋根シール構造。
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JP2003408860A JP4418667B2 (ja) | 2003-12-08 | 2003-12-08 | 屋根シール構造 |
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JP4418667B2 true JP4418667B2 (ja) | 2010-02-17 |
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