JP4418565B2 - 化粧品又は医薬用調剤及びその使用 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、1,3,5−トリアジン誘導体と酸化亜鉛とを含有する化粧品又は医薬用の光保護調剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
化粧品及び医薬用調剤中で使用されている光保護剤には、ヒトの皮膚への太陽光の有害な作用を阻止するか又は少なくともその作用を減少させるという使命がある。更に、前記光保護剤は、UV光による破壊又は分解からの他の内容物の保護にも用いられている。毛髪用化粧品調剤中では、UV光によるケラチン繊維の損傷が減少させられなければならない。
【0003】
地表に達する太陽光線には、UV−B光(280〜320nm)とUV−A光(>320nm)が含まれているが、これらは、可視光線の領域に直接つながっている。ヒトの皮膚への影響は、特にUV−B光の場合に日焼けによって明らかになっている。従って、産業により、UV−B光を吸収し、それによって日焼けを阻止する物質が多数提供されている。
【0004】
1つの有利なUV−Bフィルターは、BASF社によりUvinul(登録商標)T150の商品名で市販されている2,4,6−トリアニリノ−p−(カルボ−2′−エチル−ヘキシル−1′−オキシ)−1,3,5−トリアジンである。
【0005】
【化3】
【0006】
Uvinul(登録商標)T150は、314nmで>1500の並はずれて高い吸光係数を有する良好なUV吸収特性によって顕著である。
【0007】
しかしながら、前記UV−Bフィルターの欠点は、多くの化粧品用の用途には不十分な、化粧品用オイル中への可溶性である。
【0008】
僅かに達成されるにすぎないUvinul(登録商標)T150の使用濃度により、高い太陽光線保護ファクター(SPF>15)を有する化粧品又は医薬用光保護調剤の製造のための前記のUV−Bフィルターの使用は、制限されることが多い。
【0009】
多数の特許明細書もしくは特許文献、就中、米国特許第5489431号、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19703471号、同第19632913号、同第19602619号、同第19635057号、同第19633012号、欧州特許出願公開第0685223号には、Uvinul(登録商標)T150の可溶性の改善のための、溶解媒介剤、親油性溶剤又は別のUV吸収剤との特殊な組合せ物の使用が記載されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
課題は、ごく僅かな濃度のUV吸収剤でできるだけ高い光保護ファクターを示す化粧品又は医薬用光保護調剤を提供することであった。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題は、本発明によれば、
a)式I:
【0012】
【化4】
【0013】
〔式中、
置換基は、互いに独立に以下の意味:
R1〜R3は、置換されていてもよいC1〜C20−アルキル、アリール、ヘテロアリール;
Xは、O、NR4;
R4は、水素、置換されていてもよいC1〜C20−アルキル、アリール、ヘテロアリール
を有している〕で示される1種又はそれ以上の1,3,5−トリアジン誘導体0.1〜10質量%と、
b)酸化亜鉛0.1〜15質量%
とを含有する化粧品又は医薬用調剤によって解決された。
【0014】
アルキル基R1〜R4としては、分枝鎖状又は非分枝鎖状のC1〜C20−アルキル連鎖、例えばメチル、エチル、n−プロピル、1−メチルエチル、n−ブチル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチル、性ペンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、2,2−ジメチルプロピル、1−エチルプロピル、n−ヘキシル、1,1−ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロピル、1−メチルペンチル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、1−エチルブチル、2−エチルブチル、1,1,2−トリメチルプロピル、1,2,2−トリメチルプロピル、1−エチル−1−メチルプロピル、1−エチル−2−メチルプロピル、n−ヘプチル、n−オクチル、2−エチルヘキシル、n−ノニル、n−デシル、n−ウンデシル、n−ドデシル、n−トリデシル、n−テトラデシル、n−ペンタデシル、n−ヘキサデシル、n−ヘプタデシル、n−オクタデシル、n−ノナデシル又はn−エイコシルが挙げられる。
【0015】
R1〜R4の上記のアルキル基のグループからの有利な代表例は、分枝鎖状又は非分枝鎖状のC1〜C12−アルキル連鎖、特に有利に分枝鎖状又は非分枝鎖状のC4〜C8−アルキル連鎖、例えばn−ブチル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチル、n−ペンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、2,2−ジメチルプロピル、1−エチルプロピル、n−ヘキシル、1,1−ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロピル、1−メチルペンチル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、1−エチルブチル、2−エチルブチル、1,1,2−トリメチルプロピル、1,2,2−トリメチルプロピル、1−エチルー1−メチルプロピル、1−エチルー2−メチルプロピル、n−ヘプチル、n−オクチル、2−エチルヘキシルである。
【0016】
アリールとは、芳香環又は環システム中に炭素原子6〜18個を有する環システム、例えばフェニル又はナフチルのことであるが、これらは、1個またはそれ以上の基、例えばハロゲン原子、例えばフッ素、塩素又は臭素、シアノ、ニトロ、アミノ、C1〜C4−アルキルアミノ、C1〜C4−ジアルキルアミノ、ヒドロキシ、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ又は別の基で置換されていてもよい。置換されていてもよいフェニル、メトキシフェニル及びナフチルが有利である。
【0017】
ヘテロアリール基は、有利に1種又はそれ以上のヘテロ芳香族3〜7員の環を有する単純又は縮合した芳香環システムである。ヘテロ原子としては、1個またはそれ以上の窒素原子、硫黄原子及び/又は酸素原子が環又は環システム中に含有されていてもよい。
【0018】
無機顔料として使用される酸化亜鉛は、10〜60nmの一次粒度を有する微小顔料として使用される。更に、酸化亜鉛が疎水性化された形で存在している場合、即ち、表面的に撥水的に処理されているのが有利であることがある。表面処理した顔料の例は、就中、ドイツ連邦共和国特許出願公開第3314742号、欧州特許出願公開第0518772号並びに同第0518773号中に存在する。
【0019】
a)置換基が互いに独立に以下の意味:
R1〜R3は、C4〜C8−アルキルであり;
Xは、O、NR4であり;
R4は、水素、C4〜C8−アルキルである式Iの1種又はそれ以上の1,3,5−トリアジン誘導体1〜8質量%と、
b)酸化亜鉛0.1〜10質量%
とを含有する化粧品又は医薬用調剤は有利である。
【0020】
a)式Ia:
【0021】
【化5】
【0022】
で示される2,4,6−トリアニリノ−p−(カルボ−2′−エチル−ヘキシル−1′−オキシ)−1,3,5−トリアジン2〜6質量%と、
b)酸化亜鉛2〜8質量%
とを含有する化粧品又は医薬用調剤は特に有利である。
【0023】
光保護剤を含有する化粧品及び医薬用調剤は、通常、少なくとも1つの油相を有する担持剤をベースとしている。従って、オイル、水中油滴型エマルジョン及び油中水滴型エマルジョン、クリーム剤及びペースト剤、保護用リップスティック材又は無脂ゲル剤が該当する。
【0024】
前記の日焼け止め処方物は、従って、液状、ペースト状又は固形で、例えば油中水滴型クリーム、水中油滴型クリーム及び油中水滴型ローション、水中油滴型ローション、アエロゾル・フォーム・クリーム剤、ゲル剤、オイル、グリーススティック剤、パウダー剤、スプレー剤又はアルコール系水性ローションとして存在していてもよい。
【0025】
化粧品における通常のオイル成分は、例えばパラフィン油、ステアリン酸グリセリル、ミリスチン酸イソプロピル、ジイソプロピルアジパート、2−エチルヘキサン酸セチルステアリルエステル、水素化したポリイソブテン、ワセリン、カプリル酸/カプリン酸−トリグリセリド、微晶質ワックス、ラノリン及びステアリン酸である。
【0026】
添加剤として該当することもある通常の化粧品用助剤は、例えば補助乳化剤、脂肪及びワックス、安定剤、増粘剤、生体活性作用物質、薄膜形成剤、芳香剤、染料、パール光沢剤、保存剤、顔料、電解質(例えば硫酸マグネシウム)及びpH調整剤である。補助乳化剤としては、有利に公知のW/O−乳化剤及びO/W−乳化剤、例えばポリグリセリンエステル、ソルビタンエステル又は部分的にエステル化したグリセリドが該当する。脂肪の代表例は、グリセリドであり;ワックスとしては、就中、密蝋、パラフィンワックス又は場合によっては親水性ワックスと組み合わせた微晶蝋が挙げられる。安定剤としては、脂肪酸の金属塩、例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸アルミニウム及び/又はステアリン酸亜鉛を使用することができる。適当な増粘剤は、例えば架橋ポリアクリル酸及びその誘導体、多糖類、殊にキサンタンガム、Guar-Guar、Agar-Agar、アルギン酸塩及びチロース、カルボキシメチルセルロース及びヒドロキシエチルセルロース、更に脂肪アルコール、モノグリセリド及び脂肪酸、ポリアクリレート、ポリビニルアルコール及びポリビニルピロリドンである。生体活性作用物質とは、例えば植物抽出液、蛋白水解物及びビタミン錯体のことである。通常の薄膜形成剤は、例えば親水コロイド、例えばキトサン、微晶質キトサン又は四級化されたキトサン、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン−酢酸ビニルコポリマー、アクリル酸列のポリマー、第四級セルロース誘導体及び類似化合物である。保存剤としては、例えばホルムアルデヒド溶液、パラベン、例えばメチルパラベン、1,2−ジブロム−2,4−ジシアノブタン、p−ヒドロキシ安息香酸塩又はソルビン酸が適している。パール光沢剤としては、例えばグリコールジステアリン酸エステル、例えばエチレングリコールジステアリン酸塩、あるいはまた脂肪酸及び脂肪酸モノグリコールエステルが該当する。染料としては、化粧品用途に適し、許容される物質を使用することができるが、これらは、例えばドイツ連邦共和国の染料協会(Farbstoffkommission der Deutschen Forschungsgemeinschaft)刊行の刊行物「化粧品用着色剤(Kosmetische Faerbemittel)」、Verlag Chemie、Weinheim、1984にまとめられている。前記染料は、通常、混合物全体に対して、0.001〜1質量%の濃度で使用されている。
【0027】
助剤及び添加剤の全体の割合は、調剤に対して、1〜80質量%、有利に6〜40質量%及び非水性分(「活性物質」)20〜80質量%、有利に30〜70質量%であってもよい。薬剤の製造は、自体公知の方法、即ち例えば熱間、冷間、熱間/冷間もしくはPITによる乳化によって行うことができる。この場合、純粋に機械的な方法のことであり、化学反応は行われない。
【0028】
最終的に、本発明により使用すべきUVフィルターからなる組合せ物の全システム中で安定性である限り、UV領域で吸収性の他の自体公知の物質を一緒に使用することもできる。
【0029】
式Iの1,3,5−トリアジン誘導体と酸化亜鉛とからなる本発明による組合せ物を一緒に使用することができるUVフィルター物質としては、任意のUV−Aフィルター物質及びUV−Bフィルター物質が該当する。例えば次のものが挙げられる:
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
UV光からのヒトの毛髪の保護のためには、本発明による光保護調剤を、シャンプー、ローション、ゲル、ヘアスプレー、アエロゾル・フォーム・クリーム又はエマルジョンとして、就中、洗浄、染色並びに調髪のために使用することができる。
【0033】
本発明による調剤のUVフィルター作用は、化粧品用及び医薬用の処方物中の作用物質及び助剤の安定化にも利用することができる。
【0034】
本発明による調剤は、鋭利な帯構造及び高い光保護ファクターを有するUV−B光の領域での特に高い吸収能によって顕著である。更に、該組成物は、化粧品用調剤及び医薬調剤中に容易に混入できる。
【0035】
殊に、既にUV吸収作用物質の低い濃度で測定した該調剤の高い光保護ファクターは驚異的であった。
【0036】
従って、化粧品用または医薬用処方物の光保護ファクターは、14を上回る範囲、有利に25を上回る範囲である。相応する値は、例えば3質量%のUvinul(登録商標)T150含量及び4質量%の酸化亜鉛濃度を有する光保護用エマルジョンを用いて得られる。あるいはまた、上記の光保護値を、式Iの1,3,5−トリアジン誘導体の使用量(0.1〜10質量%の範囲内)と酸化亜鉛の使用量(0.1〜10質量%の範囲内)の変動によって得ることも可能である。
【0037】
表2から明らかなように、Uvinul(登録商標)T150と酸化亜鉛とからなる組合せ物(エマルジョンA)は、光保護ファクターに関して、相乗効果を示しているが、これは、それぞれの単独成分(エマルジョンB及びC)の付加的な効果を凌駕するものである。これらと比べて、比較可能なUvinul(登録商標)T150/TiO2含有エマルジョン(エマルジョンD)の光保護ファクターは、単独成分(エマルジョンC及びE)の光保護ファクターの合計よりも小さくなっている。
【0038】
【表3】
【0039】
1) 製造は、実施例を見よ;
2) Perfuem. Kosmet.(1994)、75(12)、856中に記載のコルパ法(Colpa Methode)により測定
本発明による調剤のもう1つの利点は、既に極めて少量の式Iのトリアジン誘導体(0.1〜1.5質量%)及び酸化亜鉛(同様に0.1〜1.5質量%)を用いても、満足のいく光保護値を得られるという事実である。
【0040】
以下の実施例は、本発明を明確に説明するものであるが、本発明は、それによって制限されるものではない。
【0041】
エマルジョンとしての本発明による調剤の製造のための一般的な規定
それぞれ相IとIIとを、別個に約85℃にまで昇温させた。引き続き、相IIを均一にしつつ相I中に攪拌混入した。短時間の後均一化の後に、該エマルジョンを、撹拌下に室温にまで冷却し、かつ詰め替えた。量の記載は、調剤の全質量に関するものである。
【0042】
例 1
エマルジョンA、Uvinul(登録商標)T150 3質量%及び酸化亜鉛4質量%含有(光保護ファクター30)
【0043】
【表4】
【0044】
比較例 1
エマルジョンB、酸化亜鉛4質量%含有(光保護ファクター4)
【0045】
【表5】
【0046】
比較例 2
エマルジョンC、Uvinul(登録商標)T150 3質量%含有(光保護ファクター9)
【0047】
【表6】
【0048】
比較例 3
エマルジョン D、Uvinul(登録商標)T150 3質量%及び二酸化チタン4質量%含有(光保護ファクター11)
【0049】
【表7】
【0050】
比較例 4
エマルジョンE、二酸化チタン4質量%含有(光保護ファクター6)
【0051】
【表8】
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