JP4416927B2 - 直動案内ユニット用埋栓 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は,直動案内ユニットに用いられる軌道レールの上側に開口して形成されており且つベース等の相対移動部材の一方に取り付けるために取付けボルトが挿通された取付け孔を塞ぐため,取付け孔に適用される直動案内ユニット用埋栓に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来,相対的な直線運動を案内するため,図7〜図9に示すような直動案内ユニット,即ち,基本的に,一方の相対移動部材としてのベース8に取り付けられる軌道レール1と,他方の相対移動部材としてのテーブル(図示せず)に取り付けられ且つ軌道レール1に跨架されて軌道レール1上を摺動可能なスライダ2とから構成されている直動転がり案内ユニットUが用いられている。図7は従来の直動転がり案内ユニットを一部破断して示す斜視図,図8は図7に示す直動転がり案内ユニットの軌道レールを取付け孔部分において長手方向に直角な面で切断して示す断面図である。軌道レール1の外側に面した一対の長手方向両側面3,3には,それぞれ第1軌道溝4,4が形成されている。軌道レール1をベース8に取り付けるため,軌道レール1には,取付けボルト26が挿通される取付け孔6が軌道レール1の上面5に開口する状態に貫通して形成されている。
【0003】
スライダ2は,軌道レール1の上面5を跨ぐケーシング10,ケーシング10の長手方向両端面に当接して取り付けられたエンドキャップ11,及び軌道レール1とエンドキャップ11との間の隙間をシールするためエンドキャップ11の端面に配設されたエンドシール12から構成されている。エンドキャップ11とエンドシール12とは,取付けねじ13によってケーシング10に取り付けられている。ケーシング10には,軌道レール1の第1軌道溝4に対向する位置に第2軌道溝14が形成されている。ケーシング10には,更にスライダ2をテーブルに取り付けるため頂面15に開口するねじ穴16が形成されている。ケーシング10及びエンドキャップ11と軌道レール1の長手方向両側面3との間の隙間をシールするため,エンドキャップ11及びケーシング10の下面には下面シール17が取り付けられている。
【0004】
スライダ2を軌道レール1に対して摺動可能にするため,転動体としての複数のボール20が,軌道レール1に形成されている第1軌道溝4とケーシング10に形成されている第2軌道溝14との間に形成される負荷軌道路21を転走可能である。スライダ2は,スライダ2を軌道レール1から分離した状態でも,ボール20が散逸しないように保持する保持バンド24を備えている。負荷軌道路21を転走した各ボール20は,ケーシング10に形成されたリターン通路22と両エンドキャップ11に形成され且つ負荷軌道路21とリターン通路22とに接続する方向転換路(図示せず)とを走行することにより無限循環可能である。リターン通路22と方向転換路とは無負荷軌道路を構成し,負荷軌道路21と無負荷軌道路とで無限循環路が構成されている。無限循環路にグリースを供給するためのグリースニップル25がエンドシール12の外面から突出した状態でエンドキャップ11に取り付けられている。
【0005】
軌道レール1は,通常,長手方向に好ましくは等間隔に隔置した複数の位置において,取付けボルト26によってベース8に取り付けられる。取付けボルト26は,軌道レール1に形成されている取付け孔6に挿入されてベース8のねじ穴にねじ込まれる。取付けボルト26がねじ込まれた状態では,取付けボルト26の頭部27は取付け孔6の上部のザグリ孔37の開口よりも沈んだ状態にある。直動転がり案内ユニットUが粉塵,切り粉などが舞う環境で使用される場合には,取付け孔6の上部が開いたままの状態では窪みには異物が溜まり易くなり,スライダ2内に異物が侵入し易くなるので,異物が溜まるのを防止すると共にスライダ2内への異物の侵入を防ぎ,且つスライダ2が軌道レール1上を摺動するのを妨げることがないように,軌道レール1をベース8に取り付けた後に,ザグリ孔37に取付けボルト6の頭部27を塞ぐ埋栓38が嵌着される。
【0006】
一般に,埋栓38は,樹脂の成形品であって,軌道レール1の上面5と面一になるようにセットされる。通常は,上記のような樹脂成形品で良いが,工作機械等においては,切削加工に伴って高温となった切り屑等が軌道レール1上に散乱するので,この場合には,熱で変形する虞がある樹脂成形品に代えて,多少の熱では変形することがないアルミ,真鍮などの金属製の埋栓が使用される。
【0007】
図9には,図7に示す直動転がり案内ユニットUの軌道レール1に形成された取付け孔6の上部に金属製の埋栓40を装着した状態を軌道レール1の取付け孔6において軌道レール1の長手方向に沿って切断して示す断面図である。軌道レール1に形成された取付け孔6は,取付けボルト26の頭部27が緩く嵌合する直径D1 を有する第1ザグリ孔30,第1ザグリ孔30に繋がり且つ第1ザグリ孔30の直径D1 より小さい直径D2 を有するねじ挿通孔32,及び軌道レール1の上面5に開口すると共に第1ザグリ孔30に繋がり且つ第1ザグリ孔30の直径D1 より若干大きめの直径D3 を有する第2ザグリ孔33から成っている。第1ザグリ孔30は,取付けボルト26の頭部27の高さを僅かに超える深さを有しており,頭部27を収容する。ねじ挿通孔32には,取付けボルト26のねじ部29が緩く嵌合する。また,第1ザグリ孔30とねじ挿通孔32との間には,段差部34が形成されている。ベース8には,軌道レール1の取付け孔6に対応してねじ穴35が形成されており,取付け孔6に挿通させた取付けボルト26のねじ部29をねじ穴35にねじ込むことにより,取付けボルト26の頭部27の下面28が段差部34の座面31に圧接された状態で,軌道レール1をベース8に固定することができる。
【0008】
取付けボルト26によって軌道レール1のベース8への取付けが完了した時点で,第2ザグリ孔33には,アルミ又は真鍮等から製作された金属製の埋栓40が圧入される。埋栓40の高さは第2ザグリ孔33の深さよりも僅かに高く設定されているので,埋栓40を第2ザグリ孔33の段差部34に当接するまで押し込んだ状態では,軌道レール1の上面5からδだけ突出した出っ張り部分41が生じる。埋栓40のδの出っ張り部分41は,そのままでは,エンドシール12を傷つけ,スライダ2と衝突する可能性もあるので,軌道レール1の上面5と面一になるように削られる。埋栓40の切削後の上面は,軌道レール1の上面5と精密に面一にすることによって,切り屑の多い場所での使用でも長期にわたってスライダ2内に切り屑などの異物が入らないようにしている。即ち,長期間に渡ってスライダ2が軌道レール1上を摺動しても,スライダ2の端面にあるエンドシール12が埋栓40の部分で摩耗することを防止している。従来,埋栓40の出っ張り部分41の削り加工は,直動転がり案内ユニットUを使用するユーザにおいて,手削り又は任意の切削工具にて実施されていた。
【0009】
アルミ,真鍮等の金属製の埋栓40は,図9に示されるように取り付けられた後,埋栓用カッタ(図示せず)で軌道レール1の上面5と面一に加工されている。従って,金属製の埋栓40を使用する場合は,軌道レール1には,第1ザグリ孔30の加工後,第2ザグリ孔33を追加工する必要があると共に,軌道レール1の上面5への出っ張り部分41を埋栓用カッタで加工して面一にする必要がある。また,埋栓40と第2ザグリ孔33との嵌合がきつすぎると,軌道レール1の両側の軌道溝間寸法E(図8参照)が膨らんで軌道溝への影響が大きくなるので,埋栓40と第2ザグリ孔33との嵌合精度を厳しく管理する必要がある。更に,従来の金属製の埋栓40は,円形板状で外周面が面一か又は山がくずれたネジ状になっていた。
【0010】
リニアガイド装置のレール取付穴を塞ぐ埋栓として,レール取付穴への装着及び脱着が容易であり,且つレール面に凹凸を作らず平坦に取り付けることを図ったキャップが実開平4−117914号公報(全文)に提案されている。この公報に開示されているリニアガイド装置のレール取付穴用キャップは,鋼板をプレス成形して形成されたキャップ本体と該キャップ本体の上面及び上部外周面に固着して形成されたゴムまたは合成樹脂からなる弾性被覆部材とから構成されている。キャップ本体の外周には,スリットで区切られた複数の突部が形成されており,突部がその弾性力でレール取付け穴の内周面に強く圧着され且つ引っ掛かり抜け止め力を発揮する。スリットは,突部に弾性を与えると共に,内部に生じる高い空気圧の排出口及び脱着時の空気流入口として機能する。弾性被覆部材は,キャップ本体の圧入に応じて弾性変形し,レール取付け穴との間の隙間を埋め,案内レール上面と弾性被覆部材の上面との間に段差や押所が生じるのを防止する。弾性被覆部材の外縁部が押し上げられて盛り上がった場合には,盛上がり部分は切除して平坦にされる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような埋栓では,工作機械など切り屑など異物が多い環境で使用すると,異物によって埋栓がザグリ孔内に押し込まれて,軌道レールの上面と埋栓との間で段差が生じ,その段差部分に更に異物が溜まってしまう傾向がある。段差部分に溜まった異物は,エンドシールを傷つけると共に,スライダ内の,特に軌道溝間にある転動体部分に侵入すると,軌道面及び転動面に圧痕が生じ短寿命の原因になる。そこで,埋栓を取付け孔内に装着しやすくすると共に,埋栓を取付け孔内に圧入するときに埋栓の一部を変形し易くして取付け孔内への取付けを確実にする点で解決すべき課題がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明の目的は,上記課題を解決することであり,切り屑等の影響で取付け孔内へ陥没し易い従来の合成樹脂製の埋栓よりも,取付け孔内への埋栓の装着が簡便で且つ確実であり,埋栓に加わる荷重が大きくなっても,取付け孔内への陥没を開始し難い直動案内ユニット用埋栓を提供することである。
【0013】
この発明は,スライダと共に直動案内ユニットを構成する軌道レールの上面に開口している取付けボルトが挿通された取付け孔を塞ぐため前記取付け孔に適用される直動案内ユニット用埋栓において,
前記直動案内ユニット用埋栓アルミ,真鍮等の金属製で成り,上面と下面とが互いに平行な円形板材に形成され,前記円形板材の前記上面側の外周面前記取付け孔よりも大きい外径で成り前記取付け孔内に圧入される嵌合部形成され,前記外周面には軸線方向に直交し等間隔に並んだ断面矩形状の凹溝に成る複数の逃げ溝が形成され且つ前記逃げ溝の深さが前記取付け孔と前記嵌合部の嵌合圧入代よりも大きく形成されて成り,前記嵌合部に続く前記円形板材の前記下面側の外周面が前記嵌合部の前記取付け孔内への圧入前に前記下面が前記取付け孔内に導入された導入状態において前記軌道レールの前記上面に傾くことなく平行にセット可能な導入部形成され,且つ前記嵌合部の前記外周面から矩形段落状に逃げて前記取付け孔の孔径よりも小さい円径で前記逃げ溝の底径と略同一径に形成され,前記導入部の前記外周面少なくとも前記上面から前記下面までの厚さの1/5の前記下面からの高さに形成されて成り,前記取付け孔に嵌合して前記円形板材の前記上面が前記軌道レールの前記上面と面一に装着されることを特徴とする直動案内ユニット用埋栓に関する。
【0014】
この直動案内ユニット用埋栓,埋栓を取付け孔内へ適用するときには,導入部が取付け孔の孔径よりも小さく円径でなる外周面に形成されているので,導入部は,埋栓の取付け孔内への導入が容易であり且つ嵌合部の圧入前における埋栓の取付け孔内での姿勢を安定させる。その姿勢安定状態のまま,埋栓を取付け孔内に嵌合し圧入することにより,嵌合部が取付け孔内に確実に圧入される。嵌合部には嵌合圧入代よりも大きな深さに形成された複数の逃げ溝が形成されているので,圧入させるための力は逃げ溝内に逃げることが可能であり,軌道レールを膨らませるような変形を及ぼすことがない。
【0015】
この直動案内ユニット用埋栓,埋栓を円形板材で形成することにより,軌道レールにおける取付け孔の形成,及び埋栓の製作が簡単になり,埋栓の取扱いも容易である。金属製の埋栓は,直動案内ユニットを切り屑等の異物が舞う環境で使用しても,異物によって押し込まれたり変形することに対して耐えることができるので,軌道レールの上面を長期に渡って面一に保ち,直動案内ユニットのスライダ内部のシールを確実にすることが可能である。
【0016】
この直動案内ユニット用埋栓において,前記埋栓の前記嵌合部に形成されている前記逃げ溝は,断面矩形状に形成された複数条の凹溝である。埋栓を軌道レールの取付け孔内に圧入したとき,嵌合部に作用する力は,断面矩形状に形成された複数条の凹溝に逃げることになるので,軌道レールに対して過大な力を及ぼさず,スライダの移動に影響となるような軌道レールを膨出変形させることがない。また,前記埋栓の前記導入部の前記外周面は,前記逃げ溝の底径と略同一径に形成されている。埋栓の導入部の外周面の円径を逃げ溝の底径と略同一径に形成することによって,導入部の外径を測定することで逃げ溝の底径の加工寸法を容易に設定し且つ測定することができる。
【0017】
この直動案内ユニット用埋栓は,前記埋栓の前記導入部の前記外周面が少なくとも前記上面から前記下面までの厚さの前記下面からの1/5の高さに形成されることにより,埋栓の取付け孔への覗きとして,導入部取付け孔内への圧入前における埋栓の姿勢を一層安定化する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下,添付図面を参照しつつ,この発明による直動案内ユニット用埋栓の実施例を説明する。図1はこの発明による直動案内ユニット用埋栓の一実施例を示す正面図,図2は図1に示す直動案内ユニット用埋栓の下面図である。直動案内ユニットとしては,例えば,図7に基づいて既に説明したユニットを用いることができるが,ここでは直動案内ユニットについての再度の説明を省略する。
【0019】
図1,図2及び図5に示す埋栓50は,主として,アルミ,真鍮等の金属製の埋栓である。埋栓50は,図1及び図2に示すように,互いに平行な上面51と下面52とを有し,上面51と下面52との間の厚さよりも外径が充分大きい円形板材に形成されている。埋栓50の筒状外周53は,下面52側に形成された導入部54と,導入部54に続いて上面51側に形成された嵌合部55とから成っている。筒状外周53の嵌合部54には,逃げ溝として,複数(この例では3条)の断面矩形状の凹溝56が埋栓50の軸線方向に等間隔(0.5mm毎に)に並んで形成されている。凹溝56は,埋栓50を第2ザグリ孔33内に圧入したときに,嵌合部55が変形可能になり荷重を逃がす働きをする。
【0020】
嵌合部55の凹溝56は,嵌合圧入代よりも大きく逃げて形成されている。即ち,軌道レール1に開口する取付け孔6は,図6に示すように,通常は,径D1の第1ザグリ孔30で形成されている。径D1が25.0mm(寸法許容差を考慮して,25.00mm〜25.2mm)の第1ザグリ孔30に対して,嵌合される埋栓50の嵌合部55の外径D4が25.3mm(寸法許容差±0.02mm)になっているので,最大シメシロ(圧入代)は直径で0.3mm(D4−D1)程度,半径では0.15mmのシメシロになっている。凹溝56の深さFは,上記シメシロ(嵌合圧入代)よりも大きく,半径では0.3mmに設定されている。
【0021】
埋栓50の導入部54は,埋栓50の取付け孔6内への圧入に先立って取付け孔6に覗きを入れて導入され,導入状態において嵌合圧入前の姿勢を安定させるために設けられている。そのため,導入部54は,取付け孔6の孔径(第1ザグリ孔30の径D1=25.0mm)よりも小さく,略逃げ溝56の底径D5(25.0−0.3=24.7mm)又は底径D5よりも僅かに小さい円径D6(24.7±0.1mm)を有する円筒部として形成されている。導入部54は,嵌合部55の外周部から矩形段落状に逃げており,埋栓50の厚さT1 (5mm)の約1/3程度の長さ(1.5mm)を有している。
【0022】
埋栓50は,導入部54を備えているので,低剛性の合成樹脂製の埋栓と比較して格段に剛性の大きい金属製のものであっても,安定して軌道レール1の取付け孔6の第2ザグリ孔33内に導入することができる。導入部54は,外周面の高さH1 は,少なくても埋栓50の厚さT1 (5mm)の1/5,ここでは1/3の高さを有する円筒部として形成された矩形段落状になっているので,ザグリ孔30内への圧入前に軌道レール1の上面5に傾くことなく平行にセットすることができる。また,嵌合部55には,嵌合圧入代よりも大きい深さFを有する逃げ溝としての矩形状の凹溝56が複数条に形成されているので,嵌合圧入代が大きくても凹溝56にシメシロ荷重を逃がすことができ,埋栓50を第2ザグリ孔33内に圧入することに起因して軌道レール1の軌道溝間寸法E(図8に示す)が膨らんでしまう影響も小さいものになっている。従って,嵌合の精度が従来の合成樹脂製の埋栓38と同様であっても金属製の埋栓50が使用可能であり,第2ザグリ孔33内への嵌着も合成樹脂製のものに比較して数段強いものになっている。
【0023】
また,嵌合部55に逃げ溝として形成された凹溝56は,嵌合圧入代よりも深さFが大きい矩形状の複数条の溝であるので,埋栓50を第2ザグリ孔33に圧入する時に埋栓50の外周面がむしられても,そのむしられたバリを凹溝56内に収納することができ,埋栓50の圧入作業を安定して行うことができる。
【0024】
図5は,図1に示す直動案内ユニット用埋栓を軌道レールに取り付けた状態を示す断面図である。図5に示すように,従来の金属製の埋栓38を嵌合するための仕様,即ち,第2ザグリ孔33を精度良く追加工してなる仕様においても,埋栓50を上述のように簡便に嵌着できるので,軌道レール1の上面5と面一にセットすることが可能になり,埋栓用カッタで加工することを不要にしている。なお,上記の実施例では,埋栓50は,金属製であるとして説明したが,合成樹脂製にも応用できるものであることは明らかである。
【0025】
図3は直動案内ユニット用埋栓の別の例を示す正面図,図4は図3に示す直動案内ユニット用埋栓の下面図,図6は図3に示す埋栓を軌道レールに取り付けた状態を示す断面図である。栓60は,図3及び図4に示すように,埋栓50と同様に上面61と,上面61に平行な下面62とを有する円形板材から形成されているが,外周の上面61側にテーパ部67を形成したものであり,図6に示すように,軌道レール1の取付け孔6は,第1ザグリ孔30と,軌道レール1の上面5に開口する開口周縁である上面角部が面取りされた面取り部36とで成る一般用の仕様にも適用可能なものになっている。従って,埋栓60は,図6に示すように,テーパ部67がザグリ孔30の面取り部36に合致して嵌着され,埋栓60の取付け孔6への圧入前及び圧入中の姿勢が一層安定するものである
【0026】
なお,この埋栓60は,軌道レール1の上面5との面一性は埋栓用カッタで加工することによって確保することもあるが,そのような面一加工をした後では,面取り部37を隙間なく塞ぐことができ,塵埃の侵入を防止することができる。また,この場合,当然ながら第2ザグリ孔33の加工は不要になっている。埋栓60は,テーパ部67以外の構造については,埋栓50(図1,図2及び図5)と同様に,筒状外周63に導入部64及び逃し溝としての凹溝66を有する嵌合部65になっている。これら各部の機能については,図1等に示す埋栓50の対応する各部と同様の機能であるので,再度の説明については省略するが,埋栓60は,埋栓50と同様,軌道レール1に形成されているザグリ孔30に簡便に嵌着することができる。
【0027】
図3に示すように,導入部64の外周面の高さH2 は,埋栓60の厚さT2 (5mm)の1/5(1mm)に形成されている。少なくともこのような長さに形成されているので,嵌合圧入前に軌道レール1の上面5に傾くことなく安定して平行にセットすることができる。この例では,ザグリ孔30の径D1が23.0mm(寸法許容差を考慮して,23.0mm〜23.3mm)であるのに対して,嵌合部63の筒状外周63の径D4が23.4mm(寸法許容差を考慮して,23.4mm〜23.5mm)であり,最大シメシロが直径で0.5mmになっている。凹溝66の底径D5が22.8mmであるので,断面矩形状の凹溝66は,埋栓50と同様に,逃げ溝として0.3mmに形成されている。また,凹溝66が0.5mm毎に3条に形成されている。導入部64は,ザグリ孔30の孔径D123.0mmよりも小さく,略逃げ溝66の底径D5(22.8mm)又は底径D5よりも僅かに小さい円径D6を有する円筒部として形成されている。
【0028】
【発明の効果】
この発明による直動案内ユニット用埋栓は,上記のように構成されているので,次の効果を奏する。即ち,この直動案内ユニット用埋栓は,スライダと共に直動案内ユニットを構成する軌道レールの上面に開口している取付け孔を塞ぐため前記取付け孔に適用される埋栓であって,上面側に配設され且つ前記取付け孔内に圧入される嵌合部と,前記嵌合部に続いて下面側に配設され且つ前記嵌合部の前記取付け孔内への圧入前に前記取付け孔内に導入され前記埋栓の前記取付け孔内における姿勢を安定させる導入部とが形成された筒状板材から成り,前記嵌合部には,嵌合圧入代よりも大きな深さに形成された逃げ溝が形成されており,前記導入部は,前記取付け孔の孔径よりも小さい円径でなる外周面に形成されているので,埋栓を取付け孔内へ適用するときには,取付け孔の孔径よりも小さく円径でなる外周面に形成されている導入部によって埋栓の取付け孔内への導入が容易であると共に嵌合部の圧入前における埋栓の取付け孔内での姿勢が安定する。その姿勢安定状態のまま,埋栓を取付け孔内に嵌合し圧入することにより,嵌合部は取付け孔内に確実に圧入される。嵌合部には嵌合圧入代よりも大きな深さに形成された複数の逃げ溝が形成されているので,圧入のための力は逃げ溝内に逃げ,軌道レールを軌道溝間隔を拡げるように膨らませる変形を生じさせることがない。その結果,切り屑等の影響で取付け孔内へ陥没し易い従来の合成樹脂製の埋栓よりも,取付け孔内への埋栓の装着が簡便で且つ確実であり,埋栓に作用する荷重が大きくても,埋栓が取付け孔内へ陥没し難い構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による直動案内ユニット用埋栓の一実施例を示す正面図である。
【図2】 図1に示す直動案内ユニット用埋栓の下面図である。
【図3】 動案内ユニット用埋栓の別の例を示す正面図である。
【図4】 図3に示す直動案内ユニット用埋栓の下面図である。
【図5】 図1に示す直動案内ユニット用埋栓を軌道レールに取り付けた状態を示す断面図である。
【図6】 図3に示す埋栓を軌道レールに取り付けた状態を示す断面図である。
【図7】 従来の直動転がり案内ユニットを一部破断して示す斜視図である。
【図8】 図7に示す直動転がり案内ユニットの軌道レールを取付け孔部分において長手方向に直角な面で切断して示す断面図である。
【図9】 図7に示す直動転がり案内ユニットの軌道レールに形成された取付け孔の上部に金属製の埋栓を装着した状態を軌道レールの取付け孔部分において軌道レールの長手方向に沿って切断して示す断面図である。
【符号の説明】
1 軌道レール
2 スライダ
3 長手方向側面
4 第1軌道溝
5 上面
6 取付け孔
8 ベース(相対移動部材)
10 ケーシング
11 エンドキャップ
12 エンドシール
14 第2軌道溝
20 転動体(ボール)
21 負荷軌道路
22 リターン通路
26 取付けボルト
27 取付けボルトの頭部
28 下面
30 第1ザグリ孔
33 第2ザグリ孔
36 面取り部
37 ザグリ孔
50,60 埋栓
51,61 上面
52,62 下面
53,63 筒状外周
54,64 導入部
55,65 嵌合部
56,66 凹溝(逃げ溝)
67 テーパ部
U 直動転がり案内ユニット
D1 取付け孔の孔径
D4 嵌合部外径
D5 逃げ溝の底径
D6 導入部外周面の外径
1 ,H2 導入部外周面の高さ
1 ,T2 埋栓の厚さ

Claims (1)

  1. スライダと共に直動案内ユニットを構成する軌道レールの上面に開口している取付けボルトが挿通された取付け孔を塞ぐため前記取付け孔に適用される直動案内ユニット用埋栓において,
    前記直動案内ユニット用埋栓は,アルミ,真鍮等の金属製で成り,上面と下面とが互いに平行な円形板材に形成され,
    前記円形板材の前記上面側の外周面は,前記取付け孔よりも大きい外径で成り前記取付け孔内に圧入される嵌合部形成され,前記外周面には軸線方向に直交し等間隔に並んだ断面矩形状の凹溝に成る複数の逃げ溝が形成され且つ前記逃げ溝の深さが前記取付け孔と前記嵌合部の嵌合圧入代よりも大きく形成されて成り,
    前記嵌合部に続く前記円形板材の前記下面側の外周面は,前記嵌合部の前記取付け孔内への圧入前に前記下面が前記取付け孔内に導入された導入状態において前記軌道レールの前記上面に傾くことなく平行にセット可能な導入部形成され,且つ前記嵌合部の前記外周面から矩形段落状に逃げて前記取付け孔の孔径よりも小さい円径で前記逃げ溝の底径と略同一径に形成され,前記導入部の前記外周面は,少なくとも前記上面から前記下面までの厚さの1/5の前記下面からの高さに形成されて成り,
    前記取付け孔に嵌合して前記円形板材の前記上面が前記軌道レールの前記上面と面一に装着されることを特徴とする直動案内ユニット用埋栓。
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