JP4413373B2 - 四端子測定用のプローブユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、長尺な大型導体からなる被測定物に対し四端子測定法により抵抗測定を行う際に好適に用いることができる四端子測定用のプローブユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、四端子測定法に適用させるため従来から使用されてきている測定プローブのうち、いわゆる同軸型タイプと称されるものの一例を用いて行われる測定時の配置関係を示すものである。
【0003】
同図によれば、Hi側の測定プローブ1とLo側の測定プローブ2とは、ともにプローブ本体3,4の先端から電圧検出接触子5,6と電流供給接触子7,8とを各別に突出させることにより形成されている。
【0004】
そして、四端子測定を行う際には、一方の手でHi側の測定プローブ1を持ち、他方の手でLo側の測定プローブ2を持ち、被測定物51に対し二つの測定ポイントにそれぞれの接触子側を各別に押し当てることにより測定が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、Hi側の測定プローブ1は、電圧検出接触子5と電流供給接触子7とが、Lo側の測定プローブ2は、電圧検出接触子子6と電流供給接触子8とがともに近接している。このため、これを用いて大型導体からなる被測定物51を測定しようとする場合には、電流が集中して流れる測定プローブ1,2のそれぞれの接触部位で電圧を測定することになる結果、図中に破線で電路を模式的にまるいちと、まるにとして示すように電流密度が変化しない中間位置での電圧測定ができずに正しい電圧が検出できなくなる不都合があった。
【0006】
本発明は従来技術にみられた上記課題に鑑み、長尺な大型導体からなる被測定物に対し四端子測定法により抵抗測定を行う際に好適に用いることができる四端子測定用のプローブユニットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成すべくなされたものであり、その構成上の特徴は、Hi側の電流供給端子部とHi側の電圧検出端子部と、Lo側の電流供給端子部とLo側の電圧検出端子部との組み合わせで構成され、Hi側の前記電流供給端子部とHi側の前記電圧検出端子部とは、絶縁材からなる一側基台部に対し相互を一定間隔引き離して配設することによりHi側端子体に一体化し、Lo側の前記電圧検出端子部とLo側の前記電流供給端子部とは、絶縁材からなる他側基台部に対し相互を一定間隔引き離して配設することによりLo側端子体に一体化し、これらHi側端子体とLo側端子体とは、被測定物に対しHi側の前記電圧検出端子部とLo側の前記電圧検出端子部とが相互に対面する配置関係での配置を自在とするとともに、各電流供給端子部と各電圧検出端子部とのそれぞれは、略直方体状の大型導体からなる被測定物の長さ方向と直交する位置関係でその頂面上に載置される当接部と、該当接部から各別に垂設されて被測定物の長さ方向での両側面に各別に対面配置される一対の脇当て部とからなる断面略コ字形を呈する当接体により形成した四端子測定用のプローブユニットにおいて、当接体における前記当接部には、あらかじめ押圧付勢された接触ピンをその下面側から突出させた測定プローブを配設したことにある。
【0008】
この場合、前記当接体のそれぞれは、そのいずれもが被測定物に対し螺杆材を介して確実な固定を可能に形成することもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一例を被測定物との関係で示す平面図であり、図2は同側面図である。
【0010】
これらの図によれば、本発明に係る四端子測定用のプローブユニットは、Hi側の電流供給端子部12とHi側の電圧検出端子部22とを組み合わせたHi側端子体11と、Lo側の電流供給端子部32とLo側の電圧検出端子部42とを組み合わせたLo側端子体31とで構成されている。
【0011】
このうち、Hi側端子体11は、電流供給端子部12と電圧検出端子部22とを合成樹脂等の絶縁材からなる一側基台部21に対し相互を一定間隔引き離した状態で配設することにより一体的となって形成されている。
【0012】
また、Lo側端子体31は、電流供給端子部32と電圧検出端子部42とを合成樹脂等の絶縁材からなる他側基台部41に対し相互を一定間隔引き離した状態で配設することにより一体的となって形成されている。
【0013】
これを被測定物51が略直方体形状を呈する大型導体である場合を例により詳しく説明すれば、Hi側の電流供給端子部12は、被測定物51の長さ方向と直交する位置関係でその頂面52上に載置される当接部14と、該当接部14から各別に垂設されて被測定物51の長さ方向での両側面53に各別に対面配置される一対の脇当て部15,15とからなる断面略コ字形を呈する導電性の当接体13により形成されている。なお、Lo側の電流供給端子部32も同様に当接部34と一対の脇当て部35,35とからなる導電性の当接体33により形成されている。
【0014】
また、Hi側の電圧検出端子部22は、被測定物51の長さ方向と直交する位置関係でその頂面52上に載置される当接部24と、該当接部24から各別に垂設されて被測定物51の長さ方向での両側面53に各別に対面配置される一対の脇当て部25,25とからなる断面略コ字形を呈する導電性の当接体23により形成されている。なお、Lo側の電圧検出端子部42も同様に当接部44と一対の脇当て部45,45とからなる導電性の当接体43により形成されている。
【0015】
さらに、図示は省略してあるが、上記当接体13,23,33,43のそれぞれは、そのいずれもが被測定物51に対し螺杆材を介して確実に固定できる構造を備えたものとしておくこともできる。
【0016】
図3は図1に示す本発明の例につきHi側端子体の側を斜め下方から仰ぎ見みた状態での要部斜視図である。なお、図3中にて図1に示す符号と同一の符号が付されている部材は同一部材であることを示し、その詳しい説明は省略する。
【0017】
すなわち、Hi側端子体11は、Hi側の電流供給端子部12とHi側の電圧検出端子部22とを一側基台部21に対し相互を一定間隔引き離した状態で配設することにより一体的となって形成されている。
【0018】
このうち、Hi側の電流供給端子部12は、当接部14と一対の脇当て部15,15とで略コ字形を呈してなる当接体13と、該当接体13における当接部14に対しあらかじめ押圧付勢された接触ピン18をその下面14a側から突出させた状態のもとで配設された測定プローブ17とで形成されている。
【0019】
また、Hi側の電圧検出端子部22も同様に、当接部24と一対の脇当て部25,25とで略コ字形を呈してなる当接体23と、該当接体23における当接部24に対しあらかじめ押圧付勢された接触ピン28をその下面24a側から突出させた状態のもとで配設された測定プローブ27とで形成されている。なお、図示は省略してあるが、Lo側端子体31の側も同一の構造を備えたLo側の電流供給端子部32とLo側の電圧検出端子部42とで形成されている。なお、この場合における当接体13,33,23,43は、導電材と絶縁材とのいずれを用いて形成してもよい。
【0020】
次に、本発明の作用・効果を説明すれば、被測定物51に対し四端子測定法により抵抗を測定するに際しては、まず、被測定物51に対し、Hi側端子体11とLo側端子体31とを設置する。
【0021】
このとき、Hi側端子体11は、一側基台部21に一定間隔引き離された状態で取り付けられている電流供給端子部12と電圧検出端子部22とを備えているので、被測定物51の長さ方向での一方の側の外側に電流供給端子部12が位置する配置関係のもとで被測定物51に設置する。
【0022】
また、Lo側端子体31は、他側基台部41に一定間隔引き離された状態で取り付けられている電流供給端子部32と電圧検出端子部42とを備えているので、被測定物51の長さ方向での他方の側の外側に電流供給端子部32が位置する配置関係のもとで被測定物51に設置する。
【0023】
この場合、各電流供給端子部12,32と各電圧検出端子部22,42とのそれぞれは、当接体13,33,23,43により形成されているので、略直方体状の大型導体からなる被測定物51に単に載置するだけでその設置を終えることがで、測定作業をより円滑に遂行することができる。しかも、当接体13,33,23,43のそれぞれは、例えば図3に示すように測定プローブ(一例として測定プローブ17,27)を備えているので、該測定プローブを介して被測定物51に対しより確実に導通接触させることができる。
【0024】
このようにしてHi側端子体11とLo側端子体31とを被測定物51に設置した後は、Hi側の電流供給端子部12と電圧検出端子部22とから各別に引き出されているケーブルC1 ,C2 と、Lo側の電流供給端子部32と電圧検出端子部42とから各別に引き出されているケーブルC3 ,C4 との計4本のうち、電流供給端子部12,32相互間に電流を流すことにより、測定器55を介してHi側端子体11とLo側端子体31との間の抵抗を測定することができる。
【0025】
しかも、Hi側端子体11が備える電流供給端子部12と電圧検出端子部22とは、一側基台部21に一定間隔引き離された非導通状態で取り付けられており、同様にLo側端子体31が備える電流供給端子部32と電圧検出端子部42とも引き離されているので、電圧検出端子部22と電圧検出端子部42とは、電流密度の変化の割合が低い測定ポイントで電圧を検出できる。
【0026】
したがって、本発明によれば、被測定物51が大型導体であっても測定値に及ぼされる影響を軽減してより正確な抵抗測定ができることになる。
【0027】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、引き離されて配設されたHi側の電流供給端子部と電圧検出端子部とを備えたHi側端子体と、引き離されて配設されたLo側の電流供給端子部と電圧検出端子部とを備えたLo側端子体とを正しい配置関係のもとで被測定物に設置できるので、電流密度の変化の割合が低い測定ポイントで電圧を検出できる。
【0028】
また、各電流供給端子部と各電圧検出端子部とのそれぞれが当接体により形成されているので、例えば略直方体状の大型導体からなる被測定物に単に載置するだけでその設置を終えることがで、測定作業をより円滑に遂行することができる。しかも、当接体のそれぞれは、測定プローブを備えているので、被測定物に対しより確実に導通接触させることができる。さらに、当接体のそれぞれが、いずれも被測定物に対し螺杆材を介して確実に固定できる構造を備えている場合には、該螺杆材を介して確実に位置固定させておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を被測定物との関係で示す平面図。
【図2】同側面図。
【図3】Hi側端子体の側を斜め下方から仰ぎ見た状態で要部斜視
【図4】従来からある同軸型タイプの測定プローブを用いて行われる四端子測定時における配置関係を示す説明図。
【符号の説明】
11 Hi側端子体
12,32 電流供給端子部
22,42 電圧検出端子部
13,23,33,43 当接体
14,24,34,44 当接体
14a,24a 下面
15,25,35,45 脇当て部
17,27 測定プローブ
18,28 接触ピン
21 一側基台部
31 Lo側端子体
41 他側基台部
51 被測定物
52 頂面
53 側面
55 測定器
,C,C,C ケーブル

Claims (2)

  1. Hi側の電流供給端子部とHi側の電圧検出端子部と、Lo側の電流供給端子部とLo側の電圧検出端子部との組み合わせで構成され、Hi側の前記電流供給端子部とHi側の前記電圧検出端子部とは、絶縁材からなる一側基台部に対し相互を一定間隔引き離して配設することによりHi側端子体に一体化し、Lo側の前記電圧検出端子部とLo側の前記電流供給端子部とは、絶縁材からなる他側基台部に対し相互を一定間隔引き離して配設することによりLo側端子体に一体化し、これらHi側端子体とLo側端子体とは、被測定物に対しHi側の前記電圧検出端子部とLo側の前記電圧検出端子部とが相互に対面する配置関係での配置を自在とするとともに、各電流供給端子部と各電圧検出端子部とのそれぞれは、略直方体状の大型導体からなる被測定物の長さ方向と直交する位置関係でその頂面上に載置される当接部と、該当接部から各別に垂設されて被測定物の長さ方向での両側面に各別に対面配置される一対の脇当て部とからなる断面略コ字形を呈する当接体により形成した四端子測定用のプローブユニットにおいて、
    当接体における前記当接部には、あらかじめ押圧付勢された接触ピンをその下面側から突出させた測定プローブを配設したことを特徴とする四端子測定用のプローブユニット。
  2. 前記当接体のそれぞれは、そのいずれもが被測定物に対し螺杆材を介して確実な固定を可能とした請求項1に記載の四端子測定用のプローブユニット。
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