JPH0524061Y2 - - Google Patents

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JPH0524061Y2
JPH0524061Y2 JP20358386U JP20358386U JPH0524061Y2 JP H0524061 Y2 JPH0524061 Y2 JP H0524061Y2 JP 20358386 U JP20358386 U JP 20358386U JP 20358386 U JP20358386 U JP 20358386U JP H0524061 Y2 JPH0524061 Y2 JP H0524061Y2
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electrolytic capacitor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は例えば回路基板に実装された電子部
品の特性や装着ミス等を検査する回路基板検査装
置に係り、特に、実装された電解コンデンサの金
属ケースに接触してその極性判別用信号を取り出
すプローブを備えた回路基板検査装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
回路基板に実装された電子部品の特性等を従来
の回路基板検査装置により測定する場合の一例が
第10図に示されている。すなわち、被測定部品
1は例えばそのリード線2,3を介して回路基板
4の回路パターン5,6にはんだ付けされてい
る。回路基板検査装置7の信号源8からは、例え
ば上記回路パターン5,6に接触するプローブ
9,10を介して被測定部品1に測定用信号を加
え、その応答信号をプローブ11,12で受けて
測定部13により測定し、上記被測定部品1の特
性や装着ミスの有無等を調べるようになつてい
る。
この従来装置は被測定部品が抵抗器のような場
合には好適であるが、例えば装着部品が電解コン
デンサであつてその極性判別を行うような場合に
は測定が必ずしも簡単ではない。特に、複数個の
電解コンデンサが回路パターンに並列的に接続さ
れている場合には、それらの極性を個々に判別す
ることが困難である。
そこで本出願人は、特願昭61−264664号明細書
において電解コンデンサの極性判別も簡単にでき
る回路基板検査装置の発明を提案した。
その大要を第11図により手短かに説明する
と、同図Aにおいて、電解コンデンサCは例えば
そのリード線15,16を介して回路基板17の
回路パターン18,19にそれぞれはんだけ付け
されている。回路基板検査装置20の信号源21
から送出される測定用の直流信号は例えば切換器
Sによりその極性が交互に反転され、プローブ2
2,23を介して上記電解コンデンサCに加えら
れる。この加えられた測定用直流信号に対する応
答信号は、例えばプロープ24を介して電解コン
デンサCのケース側から取り出され、測定部25
にて測定されるようになつている。
第11図Bの例は、測定用直流信号の例えば
極側をスイツチSにより電解コンデンサCのリー
ド線15,16に交互に加えた場合であつて、そ
の応答信号は上記第11図Aの場合と同様にプロ
ーブ24を介して電解コンデンサCのケース側か
ら取り出され、測定部25において測定されるよ
うになつている。
この先願発明の回路基板検査装置によれば、電
解コンデンサのリード線側に加えられた測定用直
流信号に対する応答信号がそのケース側から取り
出されて測定されるので、例えば回路パターンに
複数の電解コンデンサが並列的に接続されている
ような場合でも、個々にその極性判別ができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記先願例において、電解コンデンサCのリー
ド線側、すなわち回路パターン側に測定用信号を
加えるプローブ22,23と、その応答信号をケ
ース側から取り出すプロープ24とは通常同じ形
式のものが使われている。これらのプローブは一
般に知られているように相手側に接触する中心ピ
ンと、中心ピンを先端方向へ押圧するばねと、こ
の中心ピンをその軸に沿い先端と反対方向へスラ
イド可能に保持するホルダとからなつており、中
心ピンが相手側に当接してホルダ内をスライドし
ても上記ばねの伸縮により所定の接触圧力が保た
れるようになつている。このような構成の上記プ
ローブ24が電解コンデンサCのケースに当接し
た場合、中心ピンの先端形状によつてはケースを
損傷するおそれがある。ばねの押圧力を弱くすれ
ば損傷はある程度軽減できるが、接触抵抗との関
連から必ずしも好ましいことではない。
この考案は上記の点に鑑みなされたもので、そ
の目的は、特にばねの押圧力を弱めなくてもケー
スに損傷を与えないでその応答信号が取り出せる
プローブを備えた回路基板検査装置を提供するこ
とにある。
〔問題を解決するための手段〕
この考案に係る回路基板検査装置の要部の一実
施例を示す第1図によると、例えば図示しない装
置本体のフレームにピンボード30が取り付けら
れ、回路基板31がこのピンボード30に移動可
能に載置されている。この回路基板31には例え
ば図示しない他の電子部品とともに電解コンデン
サ32,33が実装されている。上記図示しない
装置本体のフレームに取り付けられている加圧機
34が作動して絶縁基板35を圧し下げると、棒
状部材36により上記回路基板31が押し下げら
れ、例えばその回路パターン37ないし41がそ
れぞれピンボード30側の対向するプローブ42
と接触する。これにより、例えば図示しない信号
源から上記各プローブ42を介して電解コンデン
サ32,33へ測定用信号が加えられる。
この場合、絶縁基板35側の2つのプローブ4
3はそれぞれ上記電解コンデンサ32,33の金
属ケース44,45と接触するようになつてお
り、上記加えられた測定用信号に対する応答信号
は例えば金属ケース44,45からプローブ4
3,43を介して取り出され、図示しない測定部
に送られて測定される。
この実施例において、上記金属ケースに接触す
るプローブ43の先端部は第2図A及び第2図B
に示されているが、その中心ピン46の端面には
例えば半円形に曲げられた可とう性の帯状金属部
材でなる接触子47がかしめ付け等で取り付けら
れている。
〔作用〕
プローブ43の中心ピン46に可とう性の帯状
金属部材でなる接触子47が取り付けられている
ので、接触する相手側に損傷を与えるようなこと
が防止される。
〔実施例〕
第3図A及びBには、例えば中心ピン46の端
面に可とう性の金属細線でなるブラツシ状の接触
子48を取り付けたプローブ49の例が示されて
いる。
第4図A及びBに示されているプローブ50
は、その中心ピン46の端面に例えば金属線で形
成された鎖状の接触子51が取り付けられてお
り、第5図A及びBに示されるプローブ52は、
その中心ピン46の端面に例えば金属線のコイル
ばねでなる接触子53が取り付けられている。
第6図A及びBに示されているプローブ54
は、その中心ピン46の端面に例えばばね性を有
する金属帯線でなる接触子55が取り付けられて
いる。第7図A及びBに示されているプローブ5
6は、例えば複数のコイルばねでなる接触子57
を有し、これらのコイルばねは、中心ピン58の
底部に金属もしくはプラスチツク等の絶縁体で形
成されたホルダ59を介して保持されている。
第8図と第9図には、例えば絶縁チユーブ32
aを有する電解コンデンサ32を検査する場合の
例が示されているが、電解コンデンサとプローブ
間に若干の位置ずれがあつた場合、上記プローブ
49又は54,56等を使用すれば装置に回路基
板をセツテイングしなおさなくても検査が可能で
ある。また、例えば電解コンデンサのケースに多
少の酸化皮膜があつたような場合、プローブ4
9,54,56など適宜選択して使用すれば接触
不良を避けることができる。
また、第7図Aに示すプローブ56のホルダ5
9はスカート状に形成されているため、各接触子
57は束ねられた状態に保持され、これにより確
実な接触が得られる。これら第2図ないし第7図
に示されているプローブ43,49,50,5
2,54,56はいずれも互換可能である。ま
た、各接触子が金属部材でなつている関係上、例
えば特に電流成分を応答信号とする回路に好適で
ある。更に、第1図において、電解コンデンサ3
3のリード線にプローブを接触させたいような場
合には、上記対向するプローブ43を例えば第3
図又は第5図ないし第7図に示されるプローブに
置き換えればよい。
なお、上記第1図においてピンボード30側の
各プローブ42は、必要により上記プローブ4
3、又は49,52,54を利用することもでき
る。
〔効果〕
以上詳細に説明したように、この考案による回
路基板検査装置は、例えば回路基板に実装された
電解コンデンサ等の金属ケースに接触してその応
答信号を取り出すプローブに可とう性の金属部材
でなる接触子を備えている。
したがつてこの装置によれば接触する相手側の
部品に対して損傷を与えるようなことが無くな
り、極めて安全性の高い基板検査を行うことがで
きる。
また、リード線引き出し方向反対形の電解コン
デンサに対してもその金属ケースに直接的にもし
くは同金属ケースに取り付けられているリード線
を介して間接的にプローブを簡単かつ安全に接触
させることが可能となり、電解コンデンサの極性
判別に大きく寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図はこの考案による回路基板
検査装置の実施例に係り、第1図はその要部構成
図、第2図Aは接触子を含むプローブ先端部の正
面図、第2図はBはその底面図、第3図ないし第
7図はそれぞれプローブの変形実施例を示し、第
3図Aないし第7図Aはプローブ先端部の正面
図、第3図Bないし第7図Bはその底面図、第8
図及び第9図は電解コンデンサの検査説明図、第
10図及び第11図A、第11図Bは従来装置に
よる測定例を示すブロツク線図である。 図中、31は回路基板、32,33は電解コン
デンサ、37ないし40は回路パターン、42,
43,49,50,52,54,56はプロー
ブ、44,45は金属ケース、46,58中心ピ
ン、47,48,51,53,55,57は接触
子である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 金属ケースを有する電解コンデンサが装着さ
    れた回路基板の回路パターン側に接触する第1
    のプローブと、上記電解コンデンサの金属ケー
    スに接触する第2のプローブとを備え、上記第
    1および第2のプローブを含む測定回路を介し
    て上記電解コンデンサの極性を判別する回路基
    板検査装着において、 上記第2のプローブには、上記金属ケースに
    対し変形を伴つて接触する金属部材からなる接
    触子が備えられていることを特徴とする回路基
    板検査装着。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、上
    記金属ケースと接触する接触子の端面には、ほ
    ぼ半円形の帯状接触面が形成されていることを
    特徴とする回路基板検査装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項において、上
    記金属ケースと接触する接触子の端面には、細
    線束によるブラツシ状の接触面が形成されてい
    ることを特徴とする回路基板検査装置。 (4) 実用新案登録請求の範囲第1項において、上
    記金属ケースと接触する接触子の端面には、鎖
    による接触面が形成されていることを特徴とす
    る回路基板検査装置。 (5) 実用新案登録請求の範囲第1項において、上
    記金属ケースと接触する接触子の端面には、コ
    イルバネによる接触面が形成されていることを
    特徴とする回路基板検査装置。
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JPS63107864U JPS63107864U (ja) 1988-07-12
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