JPH0532779Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0532779Y2 JPH0532779Y2 JP4620386U JP4620386U JPH0532779Y2 JP H0532779 Y2 JPH0532779 Y2 JP H0532779Y2 JP 4620386 U JP4620386 U JP 4620386U JP 4620386 U JP4620386 U JP 4620386U JP H0532779 Y2 JPH0532779 Y2 JP H0532779Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- circuit
- short
- confirmation
- conductors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 34
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 31
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 28
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 21
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Testing Relating To Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は線間短絡試験装置に係り、特に、大型
回転電機の固定子コイルに使用される絶縁電線の
導電体間の短絡を判定するのに好適な線間短絡試
験装置に関する。
回転電機の固定子コイルに使用される絶縁電線の
導電体間の短絡を判定するのに好適な線間短絡試
験装置に関する。
従来の装置は、例えば特開昭59−141076号公報
に記載のように、絶縁電線導電体の各接触部に個
別に低電圧電源とリレーをもちいて接触を確認
し、両接触部の接触を確認した後に試験電圧を印
加させるものが知られている。
に記載のように、絶縁電線導電体の各接触部に個
別に低電圧電源とリレーをもちいて接触を確認
し、両接触部の接触を確認した後に試験電圧を印
加させるものが知られている。
一方、特開昭59−171874号公報に記載のもの
は、導電体の各接触部における両端子間に流れる
電流を検出して接触確認を行い、両接触部の接触
を確認後、耐圧試験の開始信号を出力するもので
ある。
は、導電体の各接触部における両端子間に流れる
電流を検出して接触確認を行い、両接触部の接触
を確認後、耐圧試験の開始信号を出力するもので
ある。
上記従来技術のうち前者は、各接触部に各々1
個の低電圧電源とリレーをもちいており、試験用
高圧電源も含めると3個の電源が必要であり、複
雑で高価な装置となる問題があつた。
個の低電圧電源とリレーをもちいており、試験用
高圧電源も含めると3個の電源が必要であり、複
雑で高価な装置となる問題があつた。
また、後者は、導通測定回路と絶縁耐圧判定回
路が並列に接続されている為、絶縁耐圧試験電圧
を加える場合には、接触端子と導通測定回路を切
離す必要が有り、回路が複雑で高価になり、接触
と短絡を同時に判定することが出来ない問題があ
つた。
路が並列に接続されている為、絶縁耐圧試験電圧
を加える場合には、接触端子と導通測定回路を切
離す必要が有り、回路が複雑で高価になり、接触
と短絡を同時に判定することが出来ない問題があ
つた。
本考案の目的は、試験時間の短絡を図ることは
勿論、安価で信頼性の高い線間短絡試験装置を提
供するにある。
勿論、安価で信頼性の高い線間短絡試験装置を提
供するにある。
上記目的は、短絡試験用電源の片端部より短絡
検出用リレーを介して第1の導電体へ第1の接触
子を接触させ、該第1の接触子と対をなす第2の
接触子も前記第1の導電体へ接触させて他端は抵
抗と電流検出用メータリレーからなる接触確認回
路へ接続し、この接触確認回路の他端は第2の導
電体へ第3の接触子を介して接触させ、該第3の
接触子と対をなす第4の接触子は前記短絡試験用
電源の片端部に接続されていて前記第1、及び第
2の導電体とを介して閉ループ回路が形成され、
かつ、前記短絡試験用電源とそれぞれ並列に接触
確認装置と短絡確認装置を設置し、前記第1と第
2の導電体が短絡状態でない場合は前記電流検出
用メータリレーが作動して前記接触確認装置が動
作し、前記第1と第2の導電体が短絡状態の場合
は前記短絡検出用リレーが作動して前記短絡確認
装置が動作することにより達成される。
検出用リレーを介して第1の導電体へ第1の接触
子を接触させ、該第1の接触子と対をなす第2の
接触子も前記第1の導電体へ接触させて他端は抵
抗と電流検出用メータリレーからなる接触確認回
路へ接続し、この接触確認回路の他端は第2の導
電体へ第3の接触子を介して接触させ、該第3の
接触子と対をなす第4の接触子は前記短絡試験用
電源の片端部に接続されていて前記第1、及び第
2の導電体とを介して閉ループ回路が形成され、
かつ、前記短絡試験用電源とそれぞれ並列に接触
確認装置と短絡確認装置を設置し、前記第1と第
2の導電体が短絡状態でない場合は前記電流検出
用メータリレーが作動して前記接触確認装置が動
作し、前記第1と第2の導電体が短絡状態の場合
は前記短絡検出用リレーが作動して前記短絡確認
装置が動作することにより達成される。
本考案では上記接触確認回路に、微小の電流が
流れる様に高い抵抗値をもつ抵抗が直列に挿入し
ているが、電流検出用メータリレーが微小電流を
検出する為、接触確認が容易なように指針が振れ
動作する。それによつて、短絡判定回路にも微小
電流が流れるが、短絡検出用リレーを動作させる
ほどの大電流は流れないので、検査対象の絶縁電
線の短絡を誤判定することはない。また、検査対
象の絶縁電線が短絡していた場合には、接触確認
回路を抵抗零の電線で短絡した状態と同じになる
ので、接触確認回路へは電流が流れず、短絡判定
回路のみ大電流が流れて短絡検出用リレーが動作
し短絡判定可能となる。
流れる様に高い抵抗値をもつ抵抗が直列に挿入し
ているが、電流検出用メータリレーが微小電流を
検出する為、接触確認が容易なように指針が振れ
動作する。それによつて、短絡判定回路にも微小
電流が流れるが、短絡検出用リレーを動作させる
ほどの大電流は流れないので、検査対象の絶縁電
線の短絡を誤判定することはない。また、検査対
象の絶縁電線が短絡していた場合には、接触確認
回路を抵抗零の電線で短絡した状態と同じになる
ので、接触確認回路へは電流が流れず、短絡判定
回路のみ大電流が流れて短絡検出用リレーが動作
し短絡判定可能となる。
以下、図面を用いて本考案の一実施例を説明す
る。
る。
図に本考案の一実施例の回路図を示す。該図に
おいて、1と3は検査対象絶縁電線の導電体であ
り、2と4はそれぞれの導電体1,3を絶縁する
絶縁物である。13は線間短絡試験装置で、14
が接触確認回路である。そして、短絡試験用電源
12の片端部より、短絡検出用リレー7を介して
絶縁電線の導電体1へ接触子5Aを接触させる。
接触子5Aと対をなす接触子5Bも導電体1へ接
触させ、接触確認回路14内の抵抗8へ接続す
る。この抵抗8から微小電流検出用メータリレー
9を介して他方の導電体3へ、接触子6Bで接触
させる。接触子6Bと対をなす接触子6Aは短絡
試験用電源12の片端部に接続されていて、導電
体1と3を介して閉ループ回路が構成されてい
る。さらに、短絡試験装置13内に音色の違う接
触確認用ブザー10と短絡確認用ブザー11が接
点S9,S7を介して短絡試験用電源12と並列
に接続される構成となつている。
おいて、1と3は検査対象絶縁電線の導電体であ
り、2と4はそれぞれの導電体1,3を絶縁する
絶縁物である。13は線間短絡試験装置で、14
が接触確認回路である。そして、短絡試験用電源
12の片端部より、短絡検出用リレー7を介して
絶縁電線の導電体1へ接触子5Aを接触させる。
接触子5Aと対をなす接触子5Bも導電体1へ接
触させ、接触確認回路14内の抵抗8へ接続す
る。この抵抗8から微小電流検出用メータリレー
9を介して他方の導電体3へ、接触子6Bで接触
させる。接触子6Bと対をなす接触子6Aは短絡
試験用電源12の片端部に接続されていて、導電
体1と3を介して閉ループ回路が構成されてい
る。さらに、短絡試験装置13内に音色の違う接
触確認用ブザー10と短絡確認用ブザー11が接
点S9,S7を介して短絡試験用電源12と並列
に接続される構成となつている。
このように構成された線間短絡試験装置につい
て、以下にその動作を説明する。
て、以下にその動作を説明する。
検査対象線の各導電体1と3に接触子5A,5
B,6A,6Bが確実に接触されていて、導電体
1と3が短絡状態でない場合には、接触確認回路
14へ抵抗8で決定される微小電流が流れ、微小
電流検出用メータリレー9が動作し、この微小電
流検出用メータリレー9の接点S9がオンとな
り、接触確認用ブザー10が音を発して接触確認
出来る。この場合は、短絡検出用リレー7にも同
一の微小電流が流れるが、短絡検出用リレー7を
動作せしめるほどの電流値ではないので、短絡と
判定されることはない。
B,6A,6Bが確実に接触されていて、導電体
1と3が短絡状態でない場合には、接触確認回路
14へ抵抗8で決定される微小電流が流れ、微小
電流検出用メータリレー9が動作し、この微小電
流検出用メータリレー9の接点S9がオンとな
り、接触確認用ブザー10が音を発して接触確認
出来る。この場合は、短絡検出用リレー7にも同
一の微小電流が流れるが、短絡検出用リレー7を
動作せしめるほどの電流値ではないので、短絡と
判定されることはない。
前記状態で接触子5A,5B,6A,6Bのど
れか一つ以上が接触不良の状態になると、接触確
認回路14と短絡検出用リレー7へは電流が流れ
なくなり、接触判定、および短絡判定の動作はし
ない。
れか一つ以上が接触不良の状態になると、接触確
認回路14と短絡検出用リレー7へは電流が流れ
なくなり、接触判定、および短絡判定の動作はし
ない。
導電体1と3が絶縁体2と4の不良により、短
絡されている状態で、接触子5A,5B,6A,
6Bが確実に接触された場合は、接触子5A,6
B間の抵抗値が零となるので、接触確認回路14
には電流が流れず、短絡検出用リレー7だけへ動
作可能な電流が流れて接点S7をオンさせ、短絡
確認用ブザー11が音を発して短絡が判定出来
る。
絡されている状態で、接触子5A,5B,6A,
6Bが確実に接触された場合は、接触子5A,6
B間の抵抗値が零となるので、接触確認回路14
には電流が流れず、短絡検出用リレー7だけへ動
作可能な電流が流れて接点S7をオンさせ、短絡
確認用ブザー11が音を発して短絡が判定出来
る。
このように本実施例によれば、接触確認が可能
なため、接触子と検査対象絶縁電線の導体部の接
触不良による短絡試験の誤判定が無くなり、信頼
性が向上する効果がある。また、短絡試験と同時
に接触確認を行うので、試験時間の短縮化が可能
となる。さらに、接触確認回路の電源は不要で、
回路が直列接続の簡単な構成のため、安価な短絡
試験装置が製作できる等の効果がある。
なため、接触子と検査対象絶縁電線の導体部の接
触不良による短絡試験の誤判定が無くなり、信頼
性が向上する効果がある。また、短絡試験と同時
に接触確認を行うので、試験時間の短縮化が可能
となる。さらに、接触確認回路の電源は不要で、
回路が直列接続の簡単な構成のため、安価な短絡
試験装置が製作できる等の効果がある。
以上説明した本考案の線間短絡試験装置によれ
ば、試験時間の短縮化が図られ、かつ、安価で信
頼性の高い此種線間短絡試験装置を得ることがで
きる。
ば、試験時間の短縮化が図られ、かつ、安価で信
頼性の高い此種線間短絡試験装置を得ることがで
きる。
図は本考案の線間短絡試験装置の一実施例の構
成を示す回路図である。 1,3……導電体、2,4……絶縁物、5A,
5B,6A,6B……接触子、7……短絡検出用
リレー、8……抵抗、9……微小電流検出用メー
タリレー、10……接触確認用ブザー、11……
短絡確認用ブザー、12……短絡試験用電源、1
3……線間短絡試験装置、14……接触確認回
路。
成を示す回路図である。 1,3……導電体、2,4……絶縁物、5A,
5B,6A,6B……接触子、7……短絡検出用
リレー、8……抵抗、9……微小電流検出用メー
タリレー、10……接触確認用ブザー、11……
短絡確認用ブザー、12……短絡試験用電源、1
3……線間短絡試験装置、14……接触確認回
路。
Claims (1)
- 2本の検査対象絶縁電線の導電体部に、各々接
触子を接触させて、該絶縁電線導電体間の短絡を
判定する線間短絡試験装置において、短絡試験用
電源の片端部より短絡検出用リレーを介して第1
の導電体へ第1の接触子を接触させ、該第1の接
触子と対をなす第2の接触子も前記第1の導電体
へ接触させて他端は抵抗と電流検出用メータリレ
ーからなる接触確認回路へ接続し、この接触確認
回路の他端は第2の導電体へ第3の接触子を介し
て接触させ、該第3の接触子と対をなす第4の接
触子は前記短絡試験用電源の片端部に接続されて
いて前記第1、及び第2の導電体とを介して閉ル
ープ回路が形成され、かつ、前記短絡試験用電源
とそれぞれ並列に接触確認装置と短絡確認装置を
設置し、前記第1と第2の導電体が短絡状態でな
い場合は前記電流検出用メータリレーが作動して
前記接触確認装置が動作し、前記第1と第2の導
電体が短絡状態の場合は前記短絡検出用リレーが
作動して前記短絡確認装置が動作するようにした
ことを特徴とする線間短絡試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4620386U JPH0532779Y2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4620386U JPH0532779Y2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62158370U JPS62158370U (ja) | 1987-10-07 |
JPH0532779Y2 true JPH0532779Y2 (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=30865649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4620386U Expired - Lifetime JPH0532779Y2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0532779Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-03-31 JP JP4620386U patent/JPH0532779Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62158370U (ja) | 1987-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN208872843U (zh) | 用于电动汽车充电桩绝缘检测系统的非平衡桥测量装置 | |
JP2001201519A (ja) | 電流計測回路の試験装置および試験方法 | |
JP5291860B2 (ja) | 絶縁耐電圧試験装置 | |
JPH0532779Y2 (ja) | ||
JP2940658B2 (ja) | 軌道回路短絡器 | |
JPH0234806B2 (ja) | Dojikukeeburukidenkaironokoshotenhyoteihoho | |
JPS58102173A (ja) | コンデンサの漏洩電流測定回路 | |
CN212255644U (zh) | 一种检测线束通断和线序的装置 | |
JP3409140B2 (ja) | 感度自動切換検電器 | |
JP2786610B2 (ja) | 導通チェッカー | |
JPH0129590Y2 (ja) | ||
JPS59171874A (ja) | 絶縁耐圧試験機 | |
JPS6322539Y2 (ja) | ||
JP4413373B2 (ja) | 四端子測定用のプローブユニット | |
SU1187109A2 (ru) | Устройство дл автоматического контрол электрических параметров кабелей и жгутов | |
JPH02703Y2 (ja) | ||
JPS59141076A (ja) | 絶縁試験装置 | |
JPS6336285Y2 (ja) | ||
JPH0244264A (ja) | 電動機動力回路相検査装置 | |
JP3451591B2 (ja) | 接触不良検査方法及び接触不良検査装置 | |
JPH05281297A (ja) | 半導体装置のテスト方法 | |
JPH03194477A (ja) | 絶縁抵抗測定装置の自己診断方法 | |
JPH0245825Y2 (ja) | ||
JP2547183Y2 (ja) | 接地装置 | |
JPH0836012A (ja) | 地絡故障検知装置及び地絡故障検知方法 |