JP2786610B2 - 導通チェッカー - Google Patents

導通チェッカー

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JP2786610B2
JP2786610B2 JP7184139A JP18413995A JP2786610B2 JP 2786610 B2 JP2786610 B2 JP 2786610B2 JP 7184139 A JP7184139 A JP 7184139A JP 18413995 A JP18413995 A JP 18413995A JP 2786610 B2 JP2786610 B2 JP 2786610B2
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康志 後藤
辰美 若杉
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NITSUTO KOGYO KK
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NITSUTO KOGYO KK
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は配電盤のブレーカ極
間や主幹バー間の短絡、配電盤の導電部と導電材よりな
る配電盤等の盤用ケースやブレーカ取付ベースとの不導
通を検査する導通チェッカーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、配電盤に装着されたブレーカ極間
や主幹バー間の短絡検査は、クリップを先端に設けた電
源が接続されたリード線に導通状態を報知するブザーを
接続し、そのリード線の他端に接触子を設けた検査器具
を用い、配電盤の一方のブレーカ端子あるいは、主幹バ
ーや分岐バー等をクリップで挟んだうえ、他方のブレー
カ端子あるいは、主幹バーや分岐バーに接触子を接触さ
せ、短絡をブザー音が鳴るか否かで判定していた。この
ため、各ブレーカ端子や主幹バー、分岐バーの配線に対
するクリップの挟み込みを行ったうえ、接触子を他極に
接触させて短絡検査を行うため、作業が煩雑で検査に時
間がかかるという問題があった。また、配電盤の導電部
と配電盤等の導電材よりなる盤用ケース間やブレーカ取
付ベース間の検査は100V電源を利用した耐圧試験器
により行うため、装置が大型で持ち運びが厄介であると
いう問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題を解決し、小型で携行が容易なうえ、操作が簡単で
短時間に検査を完了することができる導通チェッカーを
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケース本体に
3個の導通検知用の接触子を所要間隔下に突設するとと
もに、ケース本体に三線間の短絡を判別可能な導通通知
部を2つ設け、また、前記各接触子をY形結線して該Y
形結線の2結線に前記導通通知部と中性点に対して極性
互いに逆になる電源とを直列に接続したことを特徴と
するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の導通チェッカーにおい
て、盤用ケース等に電気的に接続できる吸着部を設けた
地絡検知用の接触子をY形結線の導通通知部が接続され
ていない結線に接続しているが、地絡検知用の接触子を
分岐リード線を介してY形結線の導通通知部が接続され
ている結線と接続されていない結線に接続し、該分岐
リード線に一方がオンとなったとき他方がオフとなるよ
切り換えられる切換スイッチをそれぞれ接続しても
【0006】
【実施例】次に、本発明を図1、2に示される第1の実
施例に基づいて詳細に説明する。1は把持筒部1aの先
端に水平基部1bを形成した絶縁材よりなるケース本体
であり、該ケース本体1の水平基部1bには配電盤の3
本の主幹バーに対応する所定間隔で3本の導通検知用の
接触子2が下方に向って突設されるとともに、ケース本
体1の把持筒部1aの上面には判別可能な2つの導通通
知部3としての表示ランプ3aと表示ランプ3bが設け
られている。4はケース本体1の把持筒部1aに設けら
れる電源収納部であり、該電源収納部4には電池等の電
源5が交換自在に収納されている。6はリード線7の先
端に吸着部8を設けた地絡検知用の接触子で、該吸着部
8は配電盤等の磁性材よりなる盤用ケースやブレーカ取
付ベースと電気的に接続され、且つ吸着可能な磁石8a
とされている。
【0007】また、第1の実施例のような単相三線式の
配電盤の3本の主幹バーに接触接続される各接触子2の
端子部2a、2b、2cは図2に示されるように、Y形
結線されており、L1 極電圧線、L2 極電圧線に接触接
続される端子部2a、2cの結線には中性点に対して
性を逆にした電源5としての電池5a、5b及び導通通
知部3としての表示ランプ3a、3bが接続されてい
る。また、N極中性線に接触接続される端子部2bの結
線には前記地絡検知用の接触子6のリード線7が接続さ
れている。9a、9b、9cは接触子2の端子部2a、
2b、2cに複数本宛植設されたプローブであり、該プ
ローブ9a、9b、9cにより接触子2が確実にL1
電圧線、N極中性線、L2 極電圧線に接触接続されるよ
うにしている。
【0008】このように構成されたものは、組立完了後
の状態において、ケース本体1の把持筒部1aを把持し
て配電盤に装着されている各ブレーカの極間の配線や、
3本の主幹バー間の配線に接触子2の端子部2a、2
b、2cをプローブ9a、9b、9cを介してL1 極電
圧線、N極中性線、L2 極電圧線に接触させれば、ブレ
ーカ極間や3本の主幹バーのL1 極電圧線とL2 極電圧
線に接触接続される端子部2a、2cには中性点に対し
極性を逆にした電源5としての電池5a、5bと導通
通知部3としての表示ランプ3a、3bが直列に接続さ
れているので、L1 極電圧線とN極中性線間に導通があ
れば、L1 極電圧線とN極中性線間に短絡ありとして表
示ランプ3aが点灯し、N極中性線とL2 極電圧線間に
導通があれば、N極中性線とL2 極電圧線間に短絡あり
として表示ランプ3bが点灯し、L1 極電圧線とL2
電圧線間に導通があれば、L1 極電圧線とL2 極電圧線
間に短絡ありとして表示ランプ3a、3bが同時に点灯
することとなるので、ブレーカ極間や主幹バー間の短絡
を瞬時に検査することができる。
【0009】また、配電盤の磁性材よりなる盤用ケース
やブレーカ取付ベースと電圧線間の絶縁は、地絡検知用
の接触子6としての吸着部8の磁石8aを磁性材よりな
る磁性金属よりなる盤用ケースに吸着させて電気的に接
続させたうえ、前記同様に端子部2a、2b、2cのプ
ローブ9a、9b、9cをL1 極電圧線、N極中性線、
2 極電圧線の配線に接触させ、盤用ケースやブレーカ
取付ベースとL1 極電圧線間に導通があれば、表示ラン
プ3aが点灯し、盤用ケースとL2 極電圧線間に導通が
あれば表示ランプ3bが点灯し、地絡をチェックするこ
とができる。
【0010】さらに、図3に示される第2の実施例の回
路図は、三相三線式の配電盤に対応したもので電源5と
しての電池5bと表示ランプ3bが接続される端子部2
cの結線と、表示ランプ3a、3b間に接続されている
端子部2bの結線に接触子6としての吸着部8を設けた
分岐リード線10が接続されたものであり、該分岐リ
ード線10に一方がオンとなったとき他方がオフとなる
よう切り換えられる切換スイッチ11、12をそれぞれ
接続したものである。そして、三相線間の導通チェック
は、第1の実施例と同様に行うものであるが、盤用ケー
スやブレーカ取付ベースと三相線間の地絡をチェックす
る場合は、S線に接続される分岐リード線10の切換ス
イッチ11をオンとすれば、T線に接続される分岐リー
ド線10の切換スイッチ12は相対的にオフに切り換え
られる。この状態でR線、S線、T線の三相線に接触子
2のプローブ9a、9b、9cを接触接続させると、盤
用ケースとR線に導通があれば、導通通知部3の表示ラ
ンプ3aは短絡ありとして点灯する。また、盤用ケース
とT線に導通があれば、導通通知部3の表示ランプ3b
は短絡ありとして点灯する。そして、切換スイッチ11
をオフとすれば、切換スイッチ12は相対的にオンに切
り換えられるので、この状態でR線、S線、T線の三相
線にプローブ9a、9b、9cを接触接続させると、盤
用ケースとS線間に導通があれば、導通通知部3の表示
ランプ3bは短絡ありとして点灯し、盤用ケースとR
線、S線及びT線の三相線と盤用ケースやブレーカ取付
ベースとの地絡チェックを行うことができる。
【0011】なお、前記実施例1、2では接触子2はケ
ース本体1の水平基部1aに固定されたものとしてる
が、左右の接触子2が左右摺動自在な構造とすれば、3
本の主幹バー間の間隔が異なる各種配線やブレーカ極等
の導通チェックを行うことができることとなる。また、
実施例1、2では、導通通知部3を表示ランプ3a、3
bを用いているが、音の異なるブザーを用いてもよいこ
とは勿論であり、吸着部8は実施例では磁石8aとして
いるが、吸盤に導電性材をコーティングし、該コーティ
ングとリード線7を電気的に接続させたものとしても良
いことは勿論である。
【0012】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明かなよう
に、ケース本体から3個の接触子を所定間隔で突設させ
るとともに該接触子をY形結線し、Y形結線の2結線に
導通通知部と中性点に対して極性が互いに逆になる電源
とを直列に接続したものとして、接触子を三相線に同時
に接触接続できるものとしたから、ケース本体を把持し
て配電盤の配線に接触子を接触させるという簡単な操作
でブレーカ極間の短絡を瞬時にしてチェックすることが
できるうえに、その導通結果をケース本体に設けた2つ
の導通通知部の各々あるいは双方が作動することにより
三線間の短絡を容易に確認することができる。また、
絡検知用の接触子を設けることにより、短絡のみならず
地絡をも検出でき、さらに、一方がオンとなったとき他
方がオフとなるよう切り換えられる切換スイッチを分岐
リード線に接続することにより、三線間の短絡や三相線
と盤用ケースやブレーカ取付ベースとの地絡チェックが
切り換え操作により簡単にできる。また、盤用ケースや
ブレーカ取付ベースと電気的に接続できる吸着部を設け
ことにより、盤用ケースやブレーカ取付ベースと3本
の主幹バーの地絡チェックも容易にでき、コンパクトで
携行が容易なうえ、電源のない場所でも短絡、地絡チェ
ックができる等多くの利点を有するものである。従っ
て、本発明は従来の問題を解決した導通チェッカーとし
て業界の発展に寄与するところ極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例の回路図である。
【図3】本発明の第2の実施例の回路図である。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 接触子 3 導通通知部 5 電源 6 接触子 8 吸着 10 分岐リード線 11 切換スイッチ 12 切換スイッチ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体(1) に3個の導通検知用の接
    触子(2) を所要間隔下に突設するとともに、ケース本体
    (1) に三線間の短絡を判別可能な導通通知部(3) を2つ
    設け、また、前記各接触子(2) をY形結線して該Y形結
    線の2結線に前記導通通知部(3) と中性点に対して極性
    互いに逆になる電源(5) とを直列に接続したことを特
    徴とする導通チェッカー。
  2. 【請求項2】 Y形結線の導通通知部(3) が接続されて
    いない結線に地絡検知用の接触子(6) を接続したことを
    特徴とする請求項1に記載の導通チェッカー。
  3. 【請求項3】 地絡検知用の接触子(6) をY形結線の
    導通通知部(3) が接続されていない結線と導通通知部
    (3) に接続される一方の結線に分岐リード線(10)をも
    ってそれぞれ接続するとともに、これらの各分岐リード
    線(10)に一方がオンとなったとき他方がオフとなるよう
    切り換えられる切換スイッチ(11)、(12)をそれぞれ接続
    したことを特徴とする請求項1に記載の導通チェッカ
    ー。
  4. 【請求項4】 地絡検知用の接触子(6) に磁性材よりな
    る盤用ケースと電気的に接続されるよう吸着できる吸着
    部(8) を設けた請求項2または3に記載の導通チェッカ
    ー。
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JP2016169984A (ja) * 2015-03-11 2016-09-23 河村電器産業株式会社 接続不良検出器
JP6348086B2 (ja) * 2015-07-21 2018-06-27 株式会社カコテクノス 配線チェッカー

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