JP3087208U - 電流表示付コネクタ - Google Patents
電流表示付コネクタInfo
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- JP3087208U JP3087208U JP2002000076U JP2002000076U JP3087208U JP 3087208 U JP3087208 U JP 3087208U JP 2002000076 U JP2002000076 U JP 2002000076U JP 2002000076 U JP2002000076 U JP 2002000076U JP 3087208 U JP3087208 U JP 3087208U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 コネクタによる分岐回路を流れる電流測定が
容易にでき、かつその測定結果を表示でき、測定後、電
流表示を消したいときは、自由に消灯できるものを得る
ことにある。 【解決手段】 コネクタに電流を測定する電子回路を内
蔵し、コネクタを構成する外部シェルの一部に測定回路
での測定結果を読む電流表示部を設けた。 【効果】 コネクタの内部に電流測定回路及びシェル外
部に電流表示部をつけたので容易に電流測定ができか
つ、点灯/消灯ボタンをつけたので目的によって常時点
灯、不必要時に消灯の選択が自由にできる。
容易にでき、かつその測定結果を表示でき、測定後、電
流表示を消したいときは、自由に消灯できるものを得る
ことにある。 【解決手段】 コネクタに電流を測定する電子回路を内
蔵し、コネクタを構成する外部シェルの一部に測定回路
での測定結果を読む電流表示部を設けた。 【効果】 コネクタの内部に電流測定回路及びシェル外
部に電流表示部をつけたので容易に電流測定ができか
つ、点灯/消灯ボタンをつけたので目的によって常時点
灯、不必要時に消灯の選択が自由にできる。
Description
【0001】
本考案は、電流表示付のコネクタに関するものである。
【0002】
コネクタの外郭は金属又はプラスチックで覆われ、金属製の場合は、防錆のた めに表面処理又は強固な電着塗装が施されている。さらに大電流コネクタの場合 、内部のコンタクト部分は高導電性の材質たる燐青銅やベリリウム銅が使われ、 接触部分は耐摩耗性能を有し、このコンタクトを保持する絶縁体は高絶縁性能の ある電気的にも安全性を配慮した材料であり、構造は簡単なものとなっている。
【0003】 負荷設備の新設直後あるいは、通常の稼動状態において、種々の目的にコネク タの接続された回路の電流を概略知りたいと望む機会はあるが、コネクタそのも のには電流測定機能はないので、不可能である。
【0004】 また測定した電流値を表示する機能もない。
【0005】
分岐回路に前記コネクタを使用し、新たに負荷機器を接続した場合や取付け後 の負荷の稼動状態を把握する目的で負荷電流を測定したいとき、この目的を達成 するために、通常は単相回路では、最低1個の変流器と電流計1個が必要である 。また三相3線式の回路においては、変流器2個、電流計2個のセット、或いは 変流器2個、電流計1個と切換器1個のセットの準備がいる。また測定原理的に 回路を切り開いて挿入しなければならず、活線状態では挿入不可である。
【0006】 これらの理由から需要家の受電点で受電状態の負荷電流の測定は行なっていて も、個々の負荷設備の電流測定は行なっていないのが一般的である。
【0007】 これらの問題をある程度解決する手段として、クランプ・メータやクランプC T(クランプ変流器)があるが、三相大電流ケーブルの場合は、負荷容量に比例 して電線径が大きく、線の可撓性に欠けていることや電線の施設されているダク ト入り口付近では隣接する導体間の空間距離は意外と小さく、そのため電線をク ランプする測定器のジョー部分の開脚スペースが確保できず測定が困難な場合や 、測定の段取りに時間を要することが多い。キャプタイヤケーブル等の3芯の三 相大電流ケーブルでは、クランプメータの測定原理上3芯を同時に挟み込み測定 することは不可能なので1線ずつ分離して測定しなければならず、上記と同様に 、技術的に困難さと、時間的損失が発生し、設備管理者の簡単に測定したい意に 反して、実施面で困難さが伴うことが多かった。
【0008】
この考案が解決しようとする課題は、コネクタによる分岐回路を流れる電流測 定が容易にでき、かつその測定結果を表示でき、測定後、電流表示を消したいと きは自由に消灯できるコネクタを提供することにある。
【0009】
本考案の手段は次のとおりである。
【0010】 コネクタに電流を測定する電子回路を内蔵し、コネクタを構成する外部シェル の一部に測定回路での測定結果を読む電流表示部を設けたこと。又電流レンジ切 替え部及び点灯、消灯ボタンを付加したこと、並びに多相回路用としてコネクタ に相順切換器を付加したことも本考案の課題を解決すべき手段とするものである 。
【0011】
図1は本考案に係る電流表示付コネクタを単芯コネクタに適用した実施の形態 を示す外観斜視図、図2は図1の動作原理を示す内部回路図、図3は3相コネク タに適用した実施形態の外観斜視図、図4は同じく内部回路図である。
【0012】 先ず、図1、図2の第1の実施形態について説明すると、本考案では内部を通 過する電流が読取れるように、内部に測定回路を持ち、その測定結果を外部から 読取ることができるように電流表示部6を設けたものである。図1のコネクタは めす側のプラグで、差込みプラグの絶縁胴部1の内部にめすコンタクト2を内蔵 してある。コネクタを接続するときは、電源側におすプラグがあり、このおすプ ラグにめすコンタクト部2を挿入する。目的によって両者が逆の場合もある。プ ラグ差込み後、カップリング3で抜けないようにロックされ接続作業は完了する 。図は省略してあるが、別個の主電源のスイッチを投入することによって、通電 が開始される。
【0013】 通電開始と同時に内部の電子回路部18で電流測定がされ、その測定結果が定 期的に電流表示部6に送られ、リアルタイムで表示は書替えられる。測定値が測 定レンジに合致しておらずオーバーフローしている時は、適切なレンジに電流レ ンジ切換部5で切換えられる。電流測定後、電流表示を必要としないときは、点 灯/消灯ボタン7で消灯される。
【0014】 従って、この点灯/消灯ボタン7は、ON−OFF−ONを繰返すサイクリク な構造又は回路が望ましい。消灯の継続は電池17の節約にもなり、寿命を延ば すことになる。
【0015】 クランプ部9は電線を固定するところであり、クランプねじ10で接続電線1 1は固定されている。電流検出手段12は一般的には変流器が使われるが、スペ ース的な問題で取付け困難又は小型化の要があるときはホール素子や他の手段を 使っても良いので部品の種類は限定しない。また、電流表示部6は表示手段とし て液晶表示、ELディスプレイ、LED等の表示素子が考えられるが、同様に部 品の種類は限定しない。
【0016】 次に実施の形態2を図3、図4について説明すると、図1に示す単芯用コネク タと図3の三相用コネクタとの違いは、三相用は相順切換器21を備えているこ とである。多相用コネクタにおいては当該器が必要になる。
【0017】 また、電流検出手段12,22も必然的に2個必要となる。その他は原理的に は実施の形態1と同一である。
【0018】 本考案は電流表示部6を備えたことを特徴としているので、構造の詳細、測定 方法等の詳述は省略する。
【0019】
本考案は、コネクタの内部に電流測定回路及びシェル外部に電流表示部をつけ たので容易に電流測定ができかつ、点灯/消灯ボタンをつけたので目的によって 常時点灯、不必要時に消灯の選択が自由にできる。
【0020】 また、この機能を活用することによって、負荷電流監視、分岐回路電流の把握 による負荷バランスの改善等を図ることができる。
【図1】本考案を単芯コネクタに適用した斜視図。
【図2】同上の動作原理を示す回路図。
【図3】本考案を三相コネクタに適用した実施態様を示
す斜視図。
す斜視図。
【図4】同上の回路図。
1 差込みプラグの絶縁胴部 2 めすコンタクト部 3 カップリング 4 シェル 5 電流レンジ切換部 6 電流表示部 6´ 電流表示部 7 点灯/消灯ボタン 8 電池取付部 9 クランプ部 10 クランプねじ 11 接続電線 12 電流検出手段 13 負荷抵抗 14 電流レンジ切替部 15 A/D変換器を含んだ電子回路 16 液晶ドライバー部 17 電池 18 電子回路部 19 差込みプラグの絶縁胴部 20 めすコンタクト部 21 相順切換器 22 電流検出手段
Claims (3)
- 【請求項1】 コネクタに電流を測定する電子回路を内
蔵し、コネクタを構成する外部シェルの一部に測定回路
での測定結果を読む電流表示部を設けた電流表示付コネ
クタ。 - 【請求項2】 電流レンジ切替え部及び点灯、消灯ボタ
ンを付加した請求項1記載の電流表示付コネクタ。 - 【請求項3】多相回路用としてコネクタに相順切換器を
付加した請求項2記載の電流表示付コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002000076U JP3087208U (ja) | 2002-01-10 | 2002-01-10 | 電流表示付コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002000076U JP3087208U (ja) | 2002-01-10 | 2002-01-10 | 電流表示付コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3087208U true JP3087208U (ja) | 2002-07-26 |
Family
ID=43238574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002000076U Expired - Lifetime JP3087208U (ja) | 2002-01-10 | 2002-01-10 | 電流表示付コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3087208U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016017873A (ja) * | 2014-07-09 | 2016-02-01 | 早田 裕 | 放電電流測定装置 |
KR20210042599A (ko) * | 2019-10-10 | 2021-04-20 | 한국전력공사 | 활선 표시 장치 및 그 제어방법 |
-
2002
- 2002-01-10 JP JP2002000076U patent/JP3087208U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016017873A (ja) * | 2014-07-09 | 2016-02-01 | 早田 裕 | 放電電流測定装置 |
KR20210042599A (ko) * | 2019-10-10 | 2021-04-20 | 한국전력공사 | 활선 표시 장치 및 그 제어방법 |
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