JP4410823B2 - 車両用ポップアップフード装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ポップアップフード装置に関する。
近年、歩行者保護等の観点から、車両が歩行者等の衝突体に衝突した際にフードの後端部を持ち上げて衝突体をフードで受け止めて衝撃を緩和する車両用ポップアップフード装置が開発されている。例えば、下記特許文献1に開示された車両用ポップアップフード装置では、フードの後端部両サイドに左右一対のフードヒンジが配設されており、衝突体との衝突時になると、フードヒンジ近傍に配設されたアクチュエータが作動し、突き上げロッドでフードヒンジのフード側リンクを突き上げるようになっている。
しかしながら、上記フードの後端部を持ち上げただけでは、衝突体がフードの突き上げ位置付近に衝突した場合に、突き上げロッドが突っ張り、衝突体に作用する荷重反力が大きくなる可能性がある。このため、車両用ポップアップフード装置に別途エネルギー吸収機構を付加して、このような場合には所定のエネルギー吸収がなされるようにすることが望ましい。
一方、下記特許文献2には、衝突時に自動車用安全装置を作動させるアクチュエータにエネルギー吸収機構を付加した技術が開示されている。簡単に説明すると、ピストンロッドの先端部に所定値以上の軸方向荷重が入力されると、ピストンロッドに設けられた塑性変形部が圧壊し、これによりピストンロッドがシリンダ内に収縮(相対移動)される、というものである。従って、特許文献2に開示されたアクチュエータを特許文献1に開示された車両用ポップアップフード装置に適用することにより、上記ニーズに応えることができるとも考えられる。
特開2005−225392号公報 特開2004−308785号公報
しかしながら、ピストンロッドとシリンダとの間で塑性変形させることでエネルギー吸収する機構の場合、寸法精度のバラツキからエネルギー吸収性能にもバラツキが生じる(ロスが生じる)。また、ピストンロッドに入力される荷重の作用方向がピストンロッドの軸方向からずれると、ピストンロッドがシリンダ内に円滑に収縮されず、塑性変形によるエネルギー吸収効果が充分に得られないということも考えられる。
本発明は上記事実を考慮し、衝突体との衝突時にアクチュエータの作動によりロッドを伸長させてフードを押し上げる構成において、フード押し上げ位置付近に所定値以上の衝突荷重が入力された場合に効率良く衝突エネルギーを吸収することができる車両用ポップアップフード装置を得ることが目的である。
請求項1の発明は、フード後部側をフードヒンジを介して車体側に開閉可能に支持する一方、車両に搭載されたアクチュエータが作動することによりロッドがフード上方側へ伸長してフード後部側をフード上方側へ押し上げかつその押し上げ位置にフードを保持する車両用ポップアップフード装置であって、前記フードヒンジは、前記フード後部側の下面に沿って車両前後方向に延在されて前記ロッドの先端部によって押し上げられて当該先端部が摺動していく押し上げ面と、フード側方から見て湾曲した形状を成す曲げ部と、を含んで構成されたフード側取付部材を備えており、前記フードの押し上げ位置保持状態において、フード上方側から所定値以上の衝突荷重がロッドによるフードの押し上げ部位付近に作用した場合に、ロッドの先端部をフード側取付部材に形成された前記押し上げ面に沿って車両後方側へ摺動させながらロッドを曲げ変形させることにより、衝突エネルギーを吸収するエネルギー吸収機構部を有し、さらに、ロッドが曲がり始める前までの初期荷重の立ち上がりとなるピーク荷重の発生時点からフードが下降してフードヒンジのフード側取付部材が底付きしたときに生じる終期荷重の立ち上がりとなるピーク荷重の発生時点までの間に、前記曲げ部でロッドの軸線と押し上げ面とのなす角度θの変化を増加から減少に一旦転じさせることにより摺動抵抗を増加させて中間荷重を立ち上がらせる、ことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の車両用ポップアップフード装置において、前記ロッドは当該ロッドを押し上げるアクチュエータのハウジング内に収容されていると共に、前記フードヒンジのフード側取付部材はフード側方から見てZ字状に形成されており、さらに、当該ロッドのハウジングからの突出長さbを、当該フード側取付部材におけるロッドによる押し上げ位置から前記押し上げ面の後端側に配置された曲げ部までの長さaよりも大きく設定した、ことを特徴とする。
請求項1記載の本発明によれば、車両に搭載されたアクチュエータが作動すると、ロッドがフード上方側へ伸長してフード側取付部材の押し上げ面がフード上方側へ押し上げられて、その位置に保持される。
このフードの押し上げ位置保持状態において、フード上方側から所定値以上の衝突荷重がロッドによるフードの押し上げ部位付近に作用した場合、エネルギー吸収機構部によって所定の衝突エネルギーが吸収される。具体的には、ロッドの先端部がフード側取付部材の押し上げ面に沿って車両後方側へ摺動されながら、ロッドが曲げ変形されていく。これにより、衝突エネルギーが吸収される。すなわち、本発明では、ロッドの先端部をフード側取付部材の押し上げ面に沿って車両後方側へ摺動させ、その摺動動作を利用してロッドを曲げ変形させてエネルギー吸収する構成を採っているため、従来のように寸法精度によって塑性変形の仕方が変動したり、荷重入力方向によってピストンロッドがシリンダ内へ円滑に相対移動しないことによるエネルギー吸収ロスが大幅に削減される。
特に、本発明では、フード側取付部材が、フード後部側の下面に沿って車両前後方向に延在されてロッドの先端部によって押し上げられて当該先端部が摺動していく押し上げ面と、フード側方から見て湾曲した形状を成す曲げ部と、を含んで構成されており、ロッドが曲がり始める前までの初期荷重の立ち上がりとなるピーク荷重の発生時点からフードが下降してフードヒンジのフード側取付部材が底付きしたときに生じる終期荷重の立ち上がりとなるピーク荷重の発生時点までの間に、曲げ部でロッドの軸線と押し上げ面とのなす角度θの変化を増加から減少に一旦転じさせることにより摺動抵抗を増加させて中間荷重を立ち上がらせるようにしたので、終期荷重のピーク値を下げることができる。
すなわち、一般にロッドを曲げ変形させてエネルギー吸収しようとした場合、ロッドが曲げ変形する直前までは充分な反力が得られるので、効率良くエネルギー吸収することが可能である。しかし、ロッドが曲がり始めると、反力が低下する傾向がある。そして、反力が低下したまま、フードヒンジのフード側取付部材が底付きして底付き荷重が立ち上がると、衝突初期のピーク荷重ほどではないが、衝突後半で衝突体に入力される荷重反力が増える。本発明では、衝突初期のピーク荷重の発生時点から衝突終期のピーク荷重の発生時点までの間に、曲げ部でロッドの軸線と押し上げ面とのなす角度θの変化を増加から減少に一旦転じさせることにより摺動抵抗を増加させて中間荷重を立ち上がらせるため、エネルギー吸収量を一定とすれば、衝突終期のピーク荷重のピーク値を下げることができる。
請求項2記載の本発明によれば、ロッドのハウジングからの突出長さbを、フードヒンジのフード側取付部材におけるロッドによる押し上げ位置から押し上げ面の後端側に配置された曲げ部までの長さaよりも大きく設定したので、ロッドの先端部がフード側取付部材の曲げ部に当接したときに、反力(中間荷重)が立ち上がる。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る車両用ポップアップフード装置は、衝突体との衝突時にアクチュエータの作動によりロッドを伸長させてフードを押し上げる構成において、フード押し上げ位置付近に所定値以上の衝突荷重が入力された場合に効率良く衝突エネルギーを吸収することができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係る車両用ポップアップフード装置は、エネルギー吸収効率が低下するのを効果的に抑制することができるという優れた効果を有する。
以下、図1〜図9を用いて、本発明に係る車両用ポップアップフード装置の第1実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印INは車両幅方向内側を示している。
図3には、第1実施形態に係る車両用ポップアップフード装置の全体構成を示す平面図が示されている。また、図2には、右ハンドル車でドライバ側から見て右側(以下、単に「ドライバ側から見て右側」と略す。)に配置されたポップアップ機構部の通常時の状態を拡大して示す平面図が示されている。さらに、図1には、ドライバ側から見て右側に配置されたポップアップ機構部の通常時の状態をエンジンルーム側から見て示す拡大側面図が示されている。なお、といったときは、右ハンドル車
これらの図に示されるように、車両用ポップアップフード装置10は、エンジンルームを開閉するフード12の後端側両サイドにそれぞれ配設された左右一対のポップアップ機構部14を主要部として構成されている。左右のポップアップ機構部14はいずれも同一構成であるので、以下の説明においてはドライバ側から見て右側に配置されたポップアップ機構部14の構成について説明し、ドライバ側から見て左側に配置されたポップアップ機構部14の構成の説明は省略する。
ポップアップ機構部14は、フード12を開閉可能に支持するフードヒンジ16と、歩行者等の衝突体との衝突時に作動するアクチュエータ18と、このアクチュエータ18が作動することによりフード上方側へ軸方向移動するロッド20と、によって構成されている。以下、この順に各構成要素について説明する。
<フードヒンジ16の構成>
フードヒンジ16は、フード12の後端側とウインドシールドガラスの下端部との間に車両幅方向に沿って延在するカウルの両サイドに設けられた車体側構成部材であるカウルトップサイド22の上面部22Aに後述する取付ボルト36で固定されるヒンジベース26と、このヒンジベース26にヒンジピン(回転中心軸)28で相対回転可能に連結され、ヒンジベース26とフード12の後述する後端膨らみ部34Aとを連結するフード側取付部材としてのヒンジアーム30と、によって構成されている。
なお、フード12は、車両外側に配置されて意匠面を構成するフードアウタパネル32と、エンジンルーム側に配置されると共にフードアウタパネル32を補強するフードインナパネル34と、を含んで構成されており、両者はその端末部がヘミング加工されることによって結合されている。また、フードインナパネル34の後端側はフード下方側へ膨らんでおり、これによりフード12の後端側に後端膨らみ部34Aが形成されている。さらに、フードヒンジ16は、本来的にはフード12をボディーに開閉可能に支持するためのヒンジ部品であるが、本実施形態では、車両用ポップアップフード装置10の構成要素でもある。
各部の構成についてより具体的に説明すると、図1及び図2に示されるように、ヒンジベース26は、車両正面視で略L字状に形成されており、車両前後方向に沿って延在する狭幅板状の取付部26Aと、取付部26Aの車両幅方向内側の端部から車両上方側へ屈曲されかつ側面視で略台形状に形成された支持部26Bと、を備えている。取付部26Aは、カウルトップサイド22の上面部22Aに取付ボルト36で固定されている。
一方、ヒンジアーム30は、車両前後方向に沿って延在する長尺状の部材であり、側面視で略L字状(上下逆向きの「へ」の字状)に形成されている。構造的には、ヒンジアーム30は、ヒンジベース26の支持部26Bに対して平行に配置される側壁部30Aと、当該側壁部30Aの上縁部からフード幅方向中央側へ向けて折り曲げられて形成されると共にフード12の後端膨らみ部34Aに対して平行に配置される頂壁部30Bと、を含んで構成されており、一般断面の縦断面形状は上下逆向きのL字状とされている。このうち、頂壁部30Bの前部下面が、後述するロッド20の先端部(押圧部54)によって押し上げられて当該先端部(押圧部54)が摺動していく押し上げ面(摺動面)38とされている。但し、実際には、後述するロッド20がフード上方側へ軸方向移動してその先端部の押圧部54が当接する位置(図4図示位置)よりもフード前方側の面は、摺動面としては使用しない。
また、頂壁部30Bの前端部の内側縁はフード下方側へ折り曲げられており、側壁部30Aと平行な一対のフランジを形成している。従って、ヒンジアーム30の前端部は、コ字状の断面形状とされている。
図2に示されるように、上記フードヒンジ16の側壁部30Aは、ヒンジベース26の支持部26Bの車両幅方向内側に隣接して配置される後部30A1と、後部30A1に対してフード幅方向中央側へオフセットして配置されかつフード前方側へ延設された前部30A2と、後部30A1と前部30A2とを斜めに繋ぐ中間部30A3と、によって構成されている。フードヒンジ16の頂壁部30Bも同様に構成されており、ヒンジベース26の支持部26B側に配置される後部30B1と、フード12の後端膨らみ部34Aの下面に当接状態で重ねられる前部30B2と、後部30B1と前部30B2とを斜めに繋ぐ中間部30B3とを備えている。
ヒンジアーム30の側壁部30Aの後端部は、ヒンジピン28によってヒンジベース26の支持部26Bの上端部にヒンジ結合されている。従って、ヒンジアーム30は、ヒンジピン28を回転中心として車両上下方向へ回動可能とされている。なお、側壁部30Aの後端部には、鉤状に屈曲された開度規制用のストッパ40が半径方向に突出されており、これに対応してヒンジベース26の支持部26Bの上端部には、ストッパ40と干渉してそれ以上のヒンジアーム30の回動を規制する開度規制用の規制部42が一体に形成されている。
また、ヒンジアーム30の頂壁部30Bの前部30B2は、フード12の後端膨らみ部34Aの下面に沿って略車両前後方向に延出されており、前後二点で締結具であるヒンジボルト44及び図示しないウエルドナットによってフード12の後端膨らみ部34Aに締結(固定)されている。なお、ヒンジボルト44のボルト締結方向はフード上下方向であり、組付に際してはフード下方側からヒンジボルト44が図示しないウエルドナットに螺入されるようになっている。従って、ヒンジボルト44の締結後の状態では、ヒンジボルト44のボルト頭部44Aが頂壁部30Bの下面からフード下方側へ突出した状態で配置されるようになっている(図1参照)。
さらに、上述した側壁部30Aには、フード後方側に配置されたヒンジボルト44のボルト頭部44Aと対向する位置に、側面視で矩形状とされた切欠46が形成されている。切欠46は、側壁部30Aの下縁側から上縁側へ向けて切り欠かれている。なお、切欠46は、側壁部30Aと頂壁部30Bとの接続部位である稜線にかかるように設定されている。
なお、上記の如く構成されたヒンジアーム30を機能的に見た場合、側壁部30Aの後部30A1がヒンジ側連結部として機能し、頂壁部30Bの前部30B2がフード側連結部として機能し、両機能を併有した部品がヒンジアーム30といえる。
<アクチュエータ18の構成>
アクチュエータ18は、略円柱状に形成されており、平面視でヒンジアーム30の頂壁部30Bにおける押し上げ面38の前部下方に略車両上下方向を軸方向として配置されている。アクチュエータ18には図示しないブラケットが一体的に設けられており、ブラケットがカウルトップサイド22の側面部22Bにボルトで固定されている。また、アクチュエータ18のハウジング52の内部には、ガス発生剤で構成されたガス発生手段及びガス発生剤を燃焼させてガスを発生させる点火装置が配設されている。なお、ガス発生剤を使ったタイプの他に、ハウジング52内に高圧ガスが封入されて点火装置が作動することにより高圧ガスを隔成している隔壁を破断させるタイプを利用することも可能である。
また、上記アクチュエータ18を作動させる点火装置は、コンソールボックスの下方等に配設された図示しないECU(制御手段)と接続されている。ECUは、フロントバンパ等に配設されて歩行者等の衝突体との衝突を検知又は予知する衝突検知センサ(衝突検知手段)と接続されている。
<ロッド20の構成>
ロッド20は、アクチュエータ18のハウジング52内に同軸上に収容されている。ロッド20は真直棒状の部材とされており、その下端部にはハウジング52内に緊密に収容されたピストン(図示省略)が設けられている。ハウジング52内で発生したガスは、このピストンの推進力として作用するようになっている。また、ロッド20の上端部には、ロッド20よりも大径とされた押圧部54が取り付けられている。押圧部54は、頂壁部30Bの押し上げ面38の前端部近傍部位と上下に対向して配置されている。より正確には、図2に示されるように、押圧部54は、押し上げ面38のフード幅方向外側に配置されている。換言すれば、押圧部54は、車両平面視で前後一対のヒンジボルト44に対してフード幅方向にずれた位置(オーバーラップしない位置)に配置されており、かつ前後一対のヒンジボルト44の間(フード前方側のヒンジボルト44の近傍)に配置されている。なお、このような位置関係になるのは、周辺部品との関係で車両搭載スペースが限られる等の理由による。
<ヒンジアーム30とロッド20との関係>
上述したヒンジアーム30の前部30A2、30B2と中間部30A3、30B3との接続部位には、曲げ部60が形成されている。図6に示されるように、ヒンジアーム30の押し上げ面38におけるロッド20の先端部の押圧部54が当接する位置から曲げ部60までの長さをaとし、ロッド20の長さ(押圧部54を含んだ長さ)をbとすると、a<bの関係が成り立つようにaとbの寸法が設定されている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1に示されるように、車両用ポップアップフード装置10が非作動状態のときには、アクチュエータ18が非作動状態にあるため、ロッド20はアクチュエータ18のハウジング52内に収容された状態(押圧部54の下面がアクチュエータ18のハウジング52の上端部52Aに当接した状態)にある。また、図2に示されるように、ロッド20の先端部の押圧部54は、ヒンジアーム30の頂壁部30Bにおける押し上げ面38の前端側の直下に対向して配置されており、かつヒンジボルト44に対してフード幅方向にずれた位置に位置されている(図2参照)。
この状態から、歩行者等の衝突体と前面衝突すると、図示しない衝突検知手段によって衝突体と前面衝突したことが検知され、図示しないECUに衝突信号が出力される。ECUでは、入力された衝突信号に基づいて車両用ポップアップフード装置10を作動させるべきか否かを判断し、車両用ポップアップフード装置10を作動させるべきと判断すると、アクチュエータ18に作動信号が出力される。これにより、アクチュエータ18内の図示しない点火装置が点火し、ガス発生剤を燃焼させて所定量のガスをハウジング52内に発生させる。なお、アクチュエータ18が高圧ガス封入タイプの場合には、点火装置が作動することにより隔壁が破断等されることにより所定量のガスがハウジング52内に発生する。また、プリクラッシュセンサを搭載している場合には、前面衝突が予知された段階で上記の作動となる。
上記の如くして発生したガスは、ハウジング52内に緊密に収容されたピストンに作用し、ピストンをハウジング52の軸方向先端側(即ち、フード上方側)へ押圧する。ピストンには、ロッド20の下端部が連結されているので、ピストンがハウジング52内を上昇すると、ロッド20がフード上方側へ向けて軸方向移動する。その結果、図4に示されるように、ロッド20の先端部の押圧部54がヒンジアーム30の押し上げ面38に当接し、ヒンジアーム30をヒンジピン28回りに図4の時計方向(矢印B方向)へ回動させることにより、フード12の後端側(後端膨らみ部34A)がフード上方側へ押し上げられる。このとき、ヒンジアーム30の側壁部30Aの前部30A2側は切欠46の形成部位の剛性が他の部位に比べて低くなっているため、切欠46を起点としてヒンジアーム30が屈曲される。なお、ヒンジアーム30の回動ストロークは、側壁部30Aの後端部に形成されたストッパ40がヒンジベース26の規制部42に当接することによって規制されるので、ヒンジアーム30は所定量以上は回動しない。すなわち、フード12の後端側のポップアップ量(リフトアップ量)は、予め決められている。
図4に示されるフード12の押し上げ位置保持状態において、フード上方側から所定値以上の衝突荷重が、ロッド20によるフード12の押し上げ位置付近に作用した場合、図5に示されるように、ロッド20の先端部の押圧部54がヒンジアーム30の押し上げ面38に沿って車両後方側へ摺動される。そして、ロッド20の押圧部54がヒンジアーム30の押し上げ面38上を車両後方側へ摺動するのに伴ってロッド20が根元から曲げ変形(塑性変形)される。このときのロッド20の曲げ変形により、衝突エネルギーが吸収されて、衝突体への入力荷重(反力)が低減される。なお、押し上げ面38上をロッド20の押圧部54が摺動していく際に、ヒンジアーム30の側壁部30Aは切欠46が開く方向へ変形される。
ここで、押圧部54がヒンジアーム30の曲げ部60まで摺動すると、押圧部54の角が曲げ部60に引っ掛かる(摺動抵抗が急激に増加してブレーキがかかる)。この状態から更にフード12が下降すると、図6に示されるように、押圧部54が曲げ部60を越えて、押し上げ面38上を摺動していく。その後、ヒンジアーム30の下端部がハウジング52の上端部52A又はロッド20の根元の折れ曲がり部に底付きする。つまり、ロッド20の先端部の押圧部54がヒンジアーム30の押し上げ面38に当接した時点からヒンジアーム30の下端部がハウジング52の上端部52A又はロッド20の根元の折れ曲がり部に当接して底付きした時点までの途中の段階で、ロッド20の軸線と押し上げ面38とのなす角度θ(図4及び図8参照)の変化が増加から減少に一旦転じ、これにより摺動抵抗が増加して中間荷重が立ち上がる。なお、単に「ロッド20の軸線と押し上げ面38とのなす角度」というとロッド20の軸線に対して車両後方側の角度と車両前方側の角度の二つがあるが、ここでいう「ロッド20の軸線と押し上げ面38とのなす角度θ」は、前者の方の角度のことを指しており、鈍角の方である。
このことを図7に示されるグラフを用いて説明すると、図7に示される荷重−変位特性において、フード12の押し上げ位置保持状態において上方側からフード押し上げ位置付近に所定値以上の衝突荷重が作用すると、ロッド20が曲げ変形を開始するまでは荷重(反力)が立ち上がり、曲げ変形する直前にピーク荷重(P1)を迎える。ロッド20が曲がり始めると、荷重が急激に減少していき、仮に本構造が適用されていない場合には破線グラフのようになって、エネルギー吸収の終期に底付き荷重が立ち上がり、再度ピーク荷重(P2)を迎えて終了する。なお、グラフは破線グラフ及び実線グラフのいずれも誇張して描いている。
これに対し、本構造が適用された場合には、P1〜P2までの間にロッド20が曲げ部60に干渉するので、再び荷重(反力)が立ち上がり、中間ピーク荷重(P3)が発生する。よって、仮にエネルギー吸収の総量(グラフと横軸で囲まれた面積)が同じだとすると、衝突終期のピーク荷重をP2からP4に下げることができ、変形ストロークもδだけ短くなる。その結果、衝突体との衝突時にアクチュエータ18の作動によりロッド20を伸長させてフード12を押し上げる構成において、フード押し上げ位置付近に所定値以上の衝突荷重が入力された場合に効率良く衝突エネルギーを吸収することができる。
上記作用及び効果を「ロッド20の軸線と押し上げ面38とのなす角度θ」との関係で更に補足説明すると、図8(A)に示されるロッド20の状態が、衝突初期のピーク荷重が立ち上がった(発生した)ときの状態である。図7のグラフでは、点P1に相当する。今仮に、このときのロッド20の軸線と押し上げ面38とのなす角度をθ1(>90°)とする。この状態からフード12が下降し始めてロッド20が曲げ変形していくと、急激に摺動抵抗が減少していくが、丁度図7のグラフにおける点P1と点P3との間の谷部(点P5付近)の状態を現したのが、図8(B)である。この状況下では、ロッド20の軸線と押し上げ面38とのなす角度θ2は、θ1よりも増加している(θ2>θ1)。そして、押圧部54が曲げ部60に到ると、図8(C)に示される状態となる。すなわち、ロッド20の軸線と押し上げ面38(曲げ部60の曲率半径の中心と、押圧部54が押し上げ面38と接する位置とを結んだ線分に対する接線S)とのなす角度θ3は、押圧部54が曲げ部60に到達する直前の角度θ2よりも小さくなり、角度θの変化が増加から一旦減少に転じる(θ2>θ3)。このときに、押圧部54に作用する摺動抵抗が急激に増加することで、図7に示される中間ピーク荷重P3を発生させることが可能となる。
また、本実施形態では、ロッド20のハウジング52の上端部52Aからの突出長さbを、フードヒンジ16のヒンジアーム30におけるロッド20による押し上げ位置から曲げ部60までの長さaよりも大きく設定したので、ロッド20の先端部の押圧部54がヒンジアーム30の曲げ部60に当接したときに、反力(中間荷重)を立ち上げることができ、エネルギー吸収効率が低下するのを効果的に抑制することができる。
〔上記実施形態の補足説明〕
(1) 上述した実施形態では、フードヒンジ16をカウルトップサイドに固定したが、これに限らず、フードヒンジをエプロンアッパメンバ等の車体側構成部材に固定するようにしてもよい。
(2) 上述した実施形態では、フード12の後端側をロッド20が押し上げる構成を採ったが、これに限らず、フード後部側をロッドが押し上げる構成であればよい。すなわち、本発明における「フード後部側」とは、フードの前後方向中間部よりも車両後方側に位置する部分を指している。好ましくは、フード後端からフード全長の1/3程度までの部分をロッドで押し上げるとよい。なお、フードの前後方向中間部を除いているのは、フードの前後方向中間部にはフードの折れビードが設定されていることがあり、この部分をフード上方側へ押し上げると、フードが折れ変形し、フード後端側が上がらないためである。
(3) 用語について以下に補足説明する。
まず、本発明における「曲げ部」についてであるが、実施形態中の曲げ部60は図1に示される通常時(アクチュエータ18の非作動状態)におけるヒンジアーム30を側面視で見た場合に、前部から中間部にかけて湾曲した接続部分を指しており、本発明における「曲げ部」もその意味で使っている。因みに、図4に示されるフード押し上げ位置保持状態では、後側のヒンジボルト44のボルト頭部44Aの若干フード後方側の位置(後端膨らみ部34Aの底部後端)でヒンジアーム30が曲げ変形して(屈曲して)いるが、このときに生じた曲げ変形はフード12が下降する際に概ね元の状態に戻されるため、この屈曲部位は本発明における「曲げ部」ではない。すなわち、本発明における「曲げ部」は、車両用ポップアップフード装置の非作動状態におけるヒンジアームの曲げ部を意味する。
次に、本発明における「底付き」についてであるが、上記実施形態ではヒンジアーム30の下端部がハウジング52の上端部52A又は曲げ変形したロッド20の根元の折れ曲がり部に底付く例について説明したが、これに限らず、カウルトップサイド22や図9に示されるように、カウルトップサイド22の上面部22Aよりも下方に位置するカウル70に底付く態様やFF車等ではエプロンアッパメンバに底付く態様なども含まれる。
(4) 上述した実施形態では、ヒンジアーム30が側面視で略Z字状に形成されていたが、「略Z字状」とはフード12への取付部とヒンジベース26への連結部とを有し、両者を車両前後方向に対して斜めに傾斜して連結する形状であればよく、見方によっては略L字状、略S字状に見えるものも含まれる。
本実施形態に係る車両用ポップアップフード装置においてドライバ側から見て右側に配置されたポップアップ機構部の通常時の状態を拡大して示す側面図である。 ドライバ側から見て右側に配置されたポップアップ機構部の通常時の状態を拡大して示す平面図である。 図1に示される車両用ポップアップフード装置の全体構成を示す平面図である。 図1に示される状態からポップアップ機構部が作動して押し上げ位置保持状態を示す側面図である。 図4に示される状態から衝突荷重が入力されてロッドが途中まで曲げ変形した状態を示す側面図である。 図5に示される状態からヒンジアームがアクチュエータ側(ロッドの根元の折れ曲がり部)に底付きしてロッドの曲げ変形が完了した状態を示す側面図である。 本実施形態に係る車両用ポップアップフード装置を用いた場合の荷重−変位特性を対比例と共に示すグラフである。 ロッドの軸線と押し上げ面とのなす角度の変化の仕方を説明するための説明図である。 ヒンジアームがアクチュエータ側ではなくボディー側に底付きした状態を示す図6に対応する側面図である。
符号の説明
10 車両用ポップアップフード装置
12 フード
16 フードヒンジ
18 アクチュエータ
20 ロッド
22 カウルトップサイド(車体側)
30 ヒンジアーム(フード側取付部材)
34A 後端膨らみ部(フード後部側)
38 押し上げ面
54 押圧部(ロッドの先端部)
60 曲げ部
θ ロッドの軸線と押し上げ面とのなす角度

Claims (2)

  1. フード後部側をフードヒンジを介して車体側に開閉可能に支持する一方、車両に搭載されたアクチュエータが作動することによりロッドがフード上方側へ伸長してフード後部側をフード上方側へ押し上げかつその押し上げ位置にフードを保持する車両用ポップアップフード装置であって、
    前記フードヒンジは、前記フード後部側の下面に沿って車両前後方向に延在されて前記ロッドの先端部によって押し上げられて当該先端部が摺動していく押し上げ面と、フード側方から見て湾曲した形状を成す曲げ部と、を含んで構成されたフード側取付部材を備えており、
    前記フードの押し上げ位置保持状態において、フード上方側から所定値以上の衝突荷重がロッドによるフードの押し上げ部位付近に作用した場合に、ロッドの先端部をフード側取付部材に形成された前記押し上げ面に沿って車両後方側へ摺動させながらロッドを曲げ変形させることにより、衝突エネルギーを吸収するエネルギー吸収機構部を有し、
    さらに、ロッドが曲がり始める前までの初期荷重の立ち上がりとなるピーク荷重の発生時点からフードが下降してフードヒンジのフード側取付部材が底付きしたときに生じる終期荷重の立ち上がりとなるピーク荷重の発生時点までの間に、前記曲げ部でロッドの軸線と押し上げ面とのなす角度θの変化を増加から減少に一旦転じさせることにより摺動抵抗を増加させて中間荷重を立ち上がらせる、
    ことを特徴とする車両用ポップアップフード装置。
  2. 前記ロッドは当該ロッドを押し上げるアクチュエータのハウジング内に収容されていると共に、前記フードヒンジのフード側取付部材はフード側方から見てZ字状に形成されており、
    さらに、当該ロッドのハウジングからの突出長さbを、当該フード側取付部材におけるロッドによる押し上げ位置から前記押し上げ面の後端側に配置された曲げ部までの長さaよりも大きく設定した、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用ポップアップフード装置。
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