JP4409795B2 - 自動販売機の商品収納ラック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品コラムの商品通路幅を可動側板により設定する自動販売機の商品収納ラックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の商品収納ラック(2連式)1として、図11(a)(b)及び図12に示すサーペンタイン式の商品収納ラックが提案されている。
【0003】
この商品収納ラック1は図11(a)に示すように左右に固定側板11a,11bを配置する一方、図11(b)に示すように前後に複数の円弧板12を配置して固定側板11a,11bと円弧板12との間に上下に延びる商品コラム13を形成している。商品投入口14から投入された缶、瓶、ペットボトル商品(図示しない)が商品コラム13に収納され、また、商品コラム13の下部の商品搬出装置15から1個ずつ搬出される。
【0004】
ところで、商品の長さ(円筒状の缶商品では軸方向寸法、瓶及びペットボトル商品では高さ寸法)は、商品の種類によって種々異なっているため、これら各種の商品を共通の商品収納ラックで収納搬出するためには、商品コラム13の幅寸法を商品長に合わせて調整し適正な商品通路幅W1,W2にする必要がある。
【0005】
この商品通路幅の調整手段として商品コラム13の上下に亘って延在された可動側板15と、商品コラム13の横方向に架設された側板固定部材17とを有している。この側板固定部材17には引っ掛け溝17a,17b,17cが間隔をおいて複数形成されており(図11及び図12では3個)、この引っ掛け溝17a,17b,17cに可動側板16の上部を引っ掛け、これにより、可動側板16と一方の固定側板11aとの間の商品通路幅W1,W2を適宜設定するようになっている。また、可動側板16と他方の固定側板11bとの間には可動側板16の左右方向への移動操作を容易にするため、ガイド機構18を上下に配置している。このガイド機構18は、図12に示すように、可動側板16には上下に延びる案内溝18aを有し、他方の固定側板11bには取り付け枠18bを有し、この案内溝18aと取り付け枠18bを連結枠18cにより連結しており、可動側板16の固定位置を変更する際、可動側板16がガイド機構18により支持され、可動側板16の移動操作が簡単となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上のようにして商品コラムの商品通路幅W1,W2が任意に設定されるが、可動側板16を側板固定部材17に固定するだけでは、商品コラム13内に商品を収納する際、可動側板16に対して振動衝撃が加わり可動側板16が他方の固定側板11bに向かって押し出され、可動側板16全体が固定側板11bに向かって斜めになる傾向がある。
【0007】
ここで、可動側板16が固定側板11bの直ぐ近くにある引っ掛け溝17aに取り付けるときは、固定側板11bにより可動側板16の傾斜が規制される。また、可動側板16が固定側板11bから一番離れた引っ掛け溝17cに取り付けられるときは、狭い商品通路幅に対応する小商品が収納されるため、商品収納時の振動衝撃もさほど大きなものではなく、可動側板16の傾斜もさほど大きなものとはならない。しかしながら、固定側板11bの近傍である引っ掛け溝17bに可動側板16が取り付けられるときは、可動側板16の傾斜を固定側板11bで規制することができないし、また、商品長が多少長いやや大型の商品が収納されるため、商品投入時の振動衝撃も多少大きく、可動側板16の傾斜が大きくなる。従って、可動側板16の傾斜により可動側板16の下部側の商品通路幅が設定商品通路幅より大きくなり、商品詰まり等の不具合を起こすという問題点を有していた。
【0008】
このような問題点を解決するため、引っ掛け溝17bに可動側板16を取り付ける際は、可動側板16の傾斜を防止するため固定側板11bに図示しないスペーサを設置しているが、これでは、可動側板16の引っ掛け部位を引っ掛け溝17aに変更する際は、邪魔になるスペーサを外す必要があり、面倒な作業となっていた。
【0009】
本発明の目的は前記従来の問題点に鑑み、他方の固定側板の近傍に可動側板を設置するとき自動的に可動側板の傾斜が規制される自動販売機の商品収納ラックを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題を解決するため、対向する各固定側板の間に上下に延在された商品コラムと、商品コラムの上下に亘って延在された可動側板と、可動側板の上部が商品コラムの幅方向所定位置で固定される側板固定部材とを備え、可動側板の上部を商品長に対応するよう側板固定部材に配置し可動側板と一方の固定側板との間に所定の商品通路幅を形成する自動販売機の商品収納ラックにおいて、可動側板が他方の固定側板の近傍に配置されたときは、可動側板の下部が他方の固定側板側に振れないよう規制する可動側板規制部材と、可動側板他方の固定側板の近傍位置より更に他方の固定側板寄りに配置するとき可動側板の移動により変位する可動側板検知部材と、可動側板検知部材の変位に基づき可動側板規制部材が規制解除するよう伝達する変位伝達部材とを有し、可動側板の移動操作のみにより可動側板規制部材が可動側板の下部を振れ規制し又は振れ規制解除をするよう設定変更可能となっている構造となっている。
【0011】
本発明によれば、可動側板を他方の固定側板の近傍に固定するときは可動側板規制部材により規制される。また、可動側板を他方の固定側板に当接するよう接近した位置に固定するときは、変位伝達部材を介して可動側板規制部材の規制が解除されるため、可動側板規制部材が可動側板の固定操作の支障となることがない。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1〜図6は本発明に係る自動販売機の商品収納ラックの第1実施形態を示すもので、図1は第1実施形態の要部を示す側面図、図2(a)(b)(c)は可動側板検知部材を示す3面図、図3は可動側板が他方の固定側板近傍に配置された状態の可動側板規制部材を示す正面図、図4は可動側板が他方の固定側板近傍に配置されたときの可動側板規制部材を示す底面図、図5は可動側板が他方の固定側板直近に配置されたときの可動側板規制部材を示す正面図、図6は可動側板が他方の固定側板直近に配置されたときの可動側板規制部材を示す底面図である。なお、図11及び図12で説明した従来の商品収納ラックと同一構成部分は同一符号をもって説明するとともに、その詳細な説明は省略する。
【0013】
本実施形態に係る商品収納ラック1は従来例と同様にサーペンタイン式ものであり、図示しないが左右の固定側板と前後の円弧板により蛇行状の商品コラムを形成している。また、この商品コラムに収納された商品(缶、瓶、ペットボトル商品)の長さに商品通路幅を調整するため、左右の固定側板の間を左右に仕切る可動側板を設置しており、この可動側板を側板固定部材の引っ掛け溝に引っ掛けることにより商品コラム内の商品通路幅を調整するようになっている。また、可動側板が左右方向へ容易に移動操作できるようガイド機構も同様に設置されている。
【0014】
本実施形態の特徴点は可動側板の傾斜を規制する手段、及び、この規制を解除する手段にある。以下、図1〜図6を参照して前記各手段を説明する。
【0015】
即ち、可動側板16の側面下部には可動側板規制部材21が取り付けられている。この可動側板規制部材21はスペーサ部211と、スペーサ部211が回動自在に支承される支承部212と、スペーサ部211を支承部212を中心に回転付勢するバネ部213とから構成されている。このスペーサ部211は断面略コ字状に屈曲した硬性を有するワイヤ状の鋼で形成されるとともに、その上下端を下方に延在して軸部211a,211bを形成している。この軸部211a,211bは可動側板16から切り起こした上下一対の支承部212に支承されており、軸部211a,211bを中心に水平方向に回動するようになっている。また、バネ部213は下側の軸部211bに巻き付けられたコイルバネであり、バネ部213の上端をスペーサ部211に引っ掛けるとともに、下端を可動側板16の側面に当て、スペーサ部211を可動側板16の側面に向けて付勢している。
【0016】
他方の固定側板11bには図1及び図2に示すように可動側板検知部材31が取り付けられている。この可動側板検知部材31は中央を膨出した取り付け板311と、取り付けいた311に軸支された検知板312と、検知板312を付勢するバネ部313とから構成されている。この取り付け板311の内側には検知板312の下部が軸ピン314を介して取り付け板311に回動自在に支持されている。また、この軸ピン314にはコイルバネ製のバネ部313が巻き付けられており、バネ部313の一端を取り付け板311に固定し他端を検知板312に固定することより、図1に示すように検知板312が固定側板11bの内側に突出するよう付勢されている。
【0017】
可動側板16にはその上部から下部に亘って変位伝達部材41を設置している。この変位伝達部材41は可動側板16に沿って上下にスライド自在に設置されている。また、変位伝達部材41の上部には固定側板11bに向かって突出した突起411が形成され、下部には上下に間隔をおいて形成した2個のストッパ部412が形成されている。また、可動側板16が側板固定部材17の引っ掛け溝17b(固定側板11bの近傍の引っ掛け溝)に吊されているときは、突起411は図1に示すように前記検知板312の上端より僅かに上方に位置し、また、可動側板16が引っ掛け溝17a(固定側板11bの直近の引っ掛け溝)に吊す際は、図1の2点鎖線に示すように突起411が検知板312にって支持され、変位伝達部材41が上方に向かってスライドするようになっている。各ストッパ412は図4及び図6に示すように略45度程度斜めに折り曲げて形成されており、可動側板16が下部側にあるときは、図3及び図4に示すように、可動側板規制部材21のスペーサ部211がストッパ部412により支持され、スペーサ部211が固定側板11bに向かって略45度程の回転角度を有している。一方、可動側板16が上部側にスライドしているときは、図5及び図6に示すように、可動側板規制部材21のスペーサ部211がストッパ部412から外れ、スペーサ部211が可動側板16に収納された状態となっている。
【0018】
本実施形態によれば、可動側板16を固定側板11bの近傍の引っ掛け溝17bに吊しているときは、図1の実線及び図3,4で示すように、変位伝達部材41が下方に位置してスペーサ部211がストッパ部412で支持されるため、可動側板16が固定側板11bに向かって傾斜する際、スペーサ部211が固定側板11bに当たってこの傾斜を防止する。
【0019】
この引っ掛け溝17bに吊り下げられている可動側板16を商品長に合わせて引っ掛け溝17aに移し換えるときは、商品投入口の空間から手を入れて可動側板16を引っ掛け溝17bから外し、図1の白抜き矢印に示すように、可動側板16を引っ掛け溝17aに向かって移動する。これにより、変位伝達部材41が検知板312に当たり、バネ部313の付勢力に抗して検知板312を上方に向かって回転させる。このとき、検知板312の上端が突起411に当たり、変位伝達部材41が上方に向かってスライドするため、図5及び図6に示すように、ストッパ部412がスペーサ部211から外れる。しかる後、可動側板16を位置固定部材17の引っ掛け溝17aに引っ掛けることにより、可動側板16の吊り下げ位置の変更作業が完了する。
【0020】
このように引っ掛け溝17bに可動側板16を吊しているときは、可動側板16の傾斜が規制され、また、商品長に合わせて可動側板16の吊し箇所を変更する際は、可動側板規制部材21、可動側板検知部材31及び変位伝達部材41の何れもが変更作業の支障となることがない。
【0021】
図7〜図9は本発明に係る商品収納ラックの第2実施形態を示すものである。この第2実施形態の可動側板規制部材22は前面を開口した箱状のスペーサ部221を有しており、その後端を可動側板16に軸支し、スペーサ部221を上下に回動自在に支持している。また、スペーサ部221の両側面には前後方向に延びる案内スリット221aを形成している。
【0022】
また、第2実施形態に係る可動側板検知部材32は固定側板11bから可動側板16に向かって突出した突起321と、一端が突起321に引っ掛け可能で、かつ、他端が後述する上連結板421に回動自在に軸支された検知板322と、検知板322を上方に向かって付勢するバネ部323とから構成されている。
【0023】
更に、第2実施形態に係る変位伝達部材42は可動側板16に沿って上下に延在されたものであり、上連結板421と上連結板421の下端に回動自在に連結した下連結板422とから構成され、上連結板421の上端は前述したように検知板322に軸支されている。下連結板422は下端に連結ピン423が取り付けられており、この連結ピン423を案内スリット11aに連結し、常時はスペーサ部221を実線矢印に示すように水平状態に支持している。
【0024】
本実施形態によれば、引っ掛け溝17cに可動側板16を吊り下げるときは、図7に向かって右に示されているような姿勢で設置されているが、可動側板16の吊す場所を引っ掛け溝17bに変更するときは、図7に向かって中央に示されているように、検知板322の先端が突起321に引っ掛かり、また、スペーサ部221の前面が固定側板11bに当接するよう配置される。従って、可動側板16が固定側板11bに向かって傾斜する際は、スペーサ部221が固定側板11bに当たってこの傾斜を規制することとなる。
【0025】
この引っ掛け溝17bに吊り下げられている可動側板16を商品長に合わせて引っ掛け溝17aに移し換えるときは、商品投入口の空間から手を入れて可動側板16を引っ掛け溝17bから外し、図7の白抜き矢印に示すように、可動側板16を固定側板11bに向かって移動する。これにより、図7に向かって左に示されている(2点鎖線で示されている)ように、検知板322が突起321を支点として上方に向かって回転し、その結果、変位伝達部材42の上連結板421が上方に引き上げられる。この上連結板421の上方への移動により、下連結板422も上方に向かって引き上げられ、このため、スペーサ部221が縦向きに回転し、固定側板11bに沿って収容される。
【0026】
このように引っ掛け溝17bに可動側板16を吊しているときは、可動側板16の傾斜が規制され、また、商品長に合わせて可動側板16の吊し箇所を変更する際は、可動側板規制部材22、可動側板検知部材32及び変位伝達部材42の何れもが変更作業の支障となることがない。
【0027】
図10(a)(b)は本発明に係る商品収納ラックの第3実施形態を示すものである。この第3実施形態の可動側板規制部材23は可動側板16に向かって突出した板状のスペーサ部231を有しており、その基端をシャフト232で回動自在に固定側板11bに軸支されている。また、スペーサ部231はシャフト232に巻き付けたバネ部233により上方に向かって回転付勢されている。
【0028】
また、第3実施形態に係る可動側板検知部材33は上下一対の検知板331,332を有し、その一端を互いに回動自在に軸支する一方、他端をコイルバネで形成されたバネ部333で連結している。また、上検知板331の上端は固定側板11bに軸支する一方、下検知板332の下端は固定側板11bに形成した縦長の案内溝334に填め込まれている。これにより、常時は各検知板331,332が収縮するよう付勢され、各検知板331,332の連結部分が可動側板16に向かって突出するよう形成されている。
【0029】
更に、第3実施形態に係る変位伝達部材43は固定側板11bに沿って上下に延在された板状のものであり、上端は下検知板332の下端に連結する一方、下端がスペーサ部231の上面寄りに位置しており、変位伝達部材43が下方に移動するときは、図10(b)に示すように、変位伝達部材43に当たってスペーサ部231が下方に向かって回転するようになっている。
【0030】
本実施形態によれば、図10(a)に示すように、引っ掛け溝17bに可動側板16を吊り下げるときは、スペーサ部231が可動側板16に向かってとっしつしており、可動側板16が固定側板11bに向かって傾斜するときは、スペーサ部221が可動側板16に当たってこの傾斜を規制することとなる。
【0031】
この引っ掛け溝17bに吊り下げられている可動側板16を商品長に合わせて引っ掛け溝17aに移し換えるときは、商品投入口の空間から手を入れて可動側板16を引っ掛け溝17bから外し、図10(b)に示すように、可動側板16を固定側板11bに向かって移動する。そして、可動側板16が検知板331,332の連結部分に当たって、下検知板332の下端が案内溝334に沿って下方に移動し、各検知板331,332が押し開かれる。これにより、変位伝達部材43が下方に移動し、この変位伝達部材43に当たってスペーサ部231が下方に向かって回転する。
【0032】
この実施形態においても、引っ掛け溝17bに可動側板16を吊しているときは、可動側板16の傾斜が規制され、また、商品長に合わせて可動側板16の吊し箇所を変更する際は、可動側板規制部材23、可動側板検知部材33及び変位伝達部材43の何れもが変更作業の支障となることがない。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、可動側板を他方の固定側板の近傍に固定するとき、可動側板規制部材により可動側板の傾斜が規制されため、商品コラムの商品幅通路が全体に均一となり、商品の収納搬出が円滑に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の要部を示す側面図
【図2】第1実施形態に係る可動側板検知部材を示す三面図
【図3】第1実施形態に係る可動側板が他方の固定側板近傍に配置されたときの可動側板規制部材を示す正面図
【図4】第1実施形態に係る可動側板が他方の固定側板近傍に配置されたときの可動側板規制部材を示す底面図
【図5】第1実施形態に係る可動側板が他方の固定側板直近に配置されたときの可動側板規制部材を示す正面図
【図6】第1実施形態に係る可動側板が他方の固定側板直近に配置されたときの可動側板規制部材を示す底面図
【図7】第2実施形態の要部を示す側面図
【図8】第2実施形態に係る可動側板が他方の固定側板近傍に配置されたときの可動側板規制部材を示す正面図
【図9】第2実施形態に係る可動側板が他方の固定側板直近に配置されたときの可動側板規制部材を示す底面図
【図10】第3実施形態の要部を示す側面図
【図11】従来の自動販売機の商品収納ラックを示す図
【図12】商品収納ラックのガイド機構の動作を示す図
【符号の説明】
1…商品収納ラック、11a…一方の固定側板、11b…他方の固定側板、13…商品コラム、16…可動側板、17…側板固定部材、21,22,23…可動側板規制部材、31,32,33…可動側板検知部材、41,42,43…変位伝達部材。

Claims (1)

  1. 対向する各固定側板の間に上下に延在された商品コラムと、該商品コラムの上下に亘って延在された可動側板と、該可動側板の上部が該商品コラムの幅方向所定位置で固定される側板固定部材とを備え、該可動側板の上部を商品長に対応するよう該側板固定部材に配置し該可動側板と一方の固定側板との間に所定の商品通路幅を形成する自動販売機の商品収納ラックにおいて、
    前記可動側板が他方の固定側板の近傍に配置されたときは、前記可動側板の下部が該他方の固定側板側に振れないよう規制する可動側板規制部材と、
    前記可動側板他方の固定側板の近傍位置より更に他方の固定側板寄りに配置するとき該可動側板の移動により変位する可動側板検知部材と、
    前記可動側板検知部材の変位に基づき前記可動側板規制部材が規制解除するよう伝達する変位伝達部材とを有し、
    前記可動側板の移動操作のみにより前記可動側板規制部材が前記可動側板の下部を振れ規制し又は振れ規制解除をするよう設定変更可能となっている
    ことを特徴とする自動販売機の商品収納ラック。
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