JP4402494B2 - フィルム供給ロールの交換方法とその交換装置 - Google Patents

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本発明は、複数の軸それぞれに、シーラント層を具える積層フィルムを巻回してなるロールが着脱自在に軸支され、いずれか一方の前記ロールを供給源として前記積層フィルムが引き出されて移送されるとともに、積層フィルムの供給源を一方の前記ロールから他方のロールへ切り替える切替手段を備えるフィルム供給ロールの交換方法とその交換装置に関するものである。
従来、充填包装機やストレッチ包装機等の包装機に使用されるフィルムは、ロール状に巻回されたフィルム供給ロール(以下、ロールと記す)を用いている。このロールからフィルムが引き出されて消費されて無くなると、人手によって包装機を停止して新たなロールと取り換えて再び包装機を運転させていた。したがって、このロールの交換時に包装作業ができなくなり、包装の作業効率を低下させる要因となっていた。
そこで、予め予備のロールを待機状態にしておき、包装用に繰り出して移送状態にあるロールのフィルムが消費され終端を検出した時に、その終端部と待機状態にあるロールのフィルムの始端部と接着部材による接着または熱溶着して自動的に繋ぎ合わせて、包装機を停止することなく、後工程となる包装機へ前記フィルムを供給するものが提案されていた(例えば、特許文献1,2参照)。
上述の装置によって、包装用フィルムの供給源となるロールの切替処理を手作業ですることがなくなるだけでなく、フィルムの流れを止めることがない迅速な切替処理となるため、包装するためのフィルム供給を効率よく行うことができる。
実公昭58−20491号公報 特公昭38−13448号公報
しかしながら、前記フィルムの供給源となる前記ロールの切替処理が良好に行われなかった場合、例えば、前記フィルムの終端の検出が正常に行われず、図5(a)に示すように、フィルムを溶着して繋ぎ合わせるための切替手段Aによる切替処理後において、前記包装機へ供給されるフィルムB,Cが2つのロールD,Eから引き出される状態になる場合や、フィルムB,C同士の繋ぎ合わせが正常に行われず、図5(b)に示すように、包装機へ供給される前記フィルムが途切れてしまったりする場合があったため、その際には、作業者が確認し、包装機を停止した後、前記フィルムの接合や切断の作業や、前記フィルムの移送経路に新たなフィルムを通すなどの作業が必要となる。したがって、フィルムを供給する効率が低下してしまうだけでなく、後工程となる包装機の包装処理の効率が低下してしまうという問題があった。また、ロールの切替処理後、作業者が包装機を停止してフィルム移送を止めるまでの間、無駄なフィルムを排出してしまうため問題となっていた。
そこで本発明の目的とするところは、上述した問題点に着目してなされたものであって、ロールの切り替えが正常に行われなかった場合であっても、効率よくフィルム供給を行うことが可能なフィルム供給ロールの交換方法とその交換装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明のフィルム供給ロールの交換方法は、請求項1に記載したように、包装機構とフィルム切替機構とを具える充填包装機において、複数の軸のそれぞれに、シーラント層を具えるそれぞれの積層フィルムを巻回してなるロールが着脱自在に軸支され、いずれか一方の前記ロールを供給源として前記積層フィルムが引き出されて移送されるとともに、積層フィルムの供給源となる前記ロールを、積層フィルム相互の溶着によって一方から他方へ切り替える切替手段を用いてなるフィルム供給ロールの交換方法であって、それぞれの前記軸の回転を検出する回転検出手段の検出信号に基づいて、前記切替手段による切替処理が正常になされたか否かを制御手段で判定し、切替手段の作動後において、複数の前記軸が回転状態もしくは、すべての前記軸が停止状態にあるときに、前記切替手段による切替処理が正常ではないと制御手段で判定して、前記フィルムの送出を自動的に停止するように促す処理を行うことを特徴とする。
また、請求項2に記載したように、請求項1に記載のフィルム供給ロールの交換方法において、前記切替手段の作動前後において、前記回転検出手段の検出に基づいて、回転状態にあった一方の前記軸が停止状態となり、かつ停止状態にあった他方の前記軸が回転状態となる条件を満たした場合に、前記切替手段による切替処理が正常になされたと判定することを特徴とする。
そしてまた、請求項に記載したように、請求項1に記載のフィルム供給ロールの交換方法において、前記切替手段による切替処理が正常ではないと判定した場合、報知手段を用いて異常状態であることを作業者に報知することを特徴する。
発明のフィルム供給ロールの交換装置は、請求項に記載したように、包装機構とフィルム切替機構とを具える充填包装機において、フィルム切替機構が、複数の軸それぞれに、シーラント層を具えるそれぞれの積層フィルムを巻回してなるロールが着脱自在に軸支され、いずれか一方の前記ロールを供給源として前記積層フィルムが引き出されて移送されるとともに、積層フィルムの供給源となる前記ロールを、積層フィルム相互の溶着によって一方から他方へ切り替える切替手段をえるフィルム供給ロールの交換装置であって、それぞれの前記軸の回転の有無を検出する回転検出手段と、前記回転検出手段の検出信号に基づいて、前記切替手段による切替処理が正常に行われたか否かを制御手段で判定し、切替手段の作動後において、複数の前記軸が回転状態もしくは、すべての前記軸が停止状態にあるときに、前記切替手段による切替処理が正常ではないと判定して、前記フィルムの送出を自動的に停止するように促す制御手段と、をえてなることを特徴とするものである。
本発明は、複数の軸それぞれに、積層フィルムを巻回してなるロールが着脱自在に軸支され、いずれか一方の前記ロールを供給源として積層フィルムが引き出されて移送されるとともに、積層フィルムの供給源を一方の前記ロールから他方のロールへ切り替える切替手段をえるフィルムの切替装置とその切替方法に関して、ロールの切り替え失敗した場合であっても、効率よくフィルム供給を行うことが可能なフィルム供給ロールの交換方法とその交換装置を提供できる。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態について説明するが、本発明を液体や粘稠物等の包装を行う充填包装機に適用したものを例に挙げて説明する。
図1は、縦型の充填包装機を示すものであり、包装機構1と、フィルム切替機構(交換装置)2と、を備えている。
包装機構1は、フィルム折り返しガイド11と、サーボモータ12aによって駆動する縦ヒートシールロール12と、サーボモータ13aによって駆動する横ヒートシールロール13と、ノズル14と、カッター15とによって、主に構成される。包装機構1は、フィルム折り返しガイド11によってフィルムF1を2つ折りにする。このフィルムの折り返し端部同士を、一対の縦ヒートシールロール12によって長手方向に熱シールするとともに、フィルムF1を移送する。縦ヒートシールロール12によって筒状に形成されたフィルムF1を、横ヒートシールロール13で横方向に熱シールする。これにより、有底筒状に形成されたフィルムF1内にノズル14から吐出される内容物Wを充填し、さらにフィルムF1が移送された後、横ヒートシールロール13によって再び横方向に熱シールする。この横方向の熱シール部分をカッター15によって切断することによって、内容物Wを含む包装袋Pが連続して形成される。
なお、フィルムF1,F2は、例えばナイロン樹脂フィルムからなるベースフィルム層と、低密度ポリエチレン樹脂フィルムからなるシーラント層とからなる積層体を適用でき、縦,横ヒートシールロール12a,13aの熱や押圧によって前記シーラント層同士が溶着するものである。
フィルム切替機構2は、第1のロール保持手段21と、第2のロール保持手段22と、フィルム終端検出手段23と、切替手段24と、によって構成されている。
第1のロール保持手段21は、図1における包装機構へ移送状態にあるフィルムF1を巻回するロール(フィルム供給ロール)R1を保持する軸21aと、この軸21aの回転状態を検出する回転検出手段21bと、を設けている。なお、軸21aは、ロールR1の回転とともに回転するように設けられている。回転検出手段21bは、軸21aもしくは軸21aに連動して動作する部品について、回転動作または回転回数に応じた検出信号を出力するものが適用できる。例えば、軸21aと連動するギア21cの凹凸が光電センサからなる回転検出手段21bを通過するように設けて、回転検出手段21bがギア21cの凸部を検出する毎に検出信号を発するように構成することができる。
第2のロール保持手段22は、第1のロール保持手段21と同様に構成され、図1において待機状態にあるフィルムF2を巻回するロール(フィルム供給ロール)R2を保持する軸22aと、この軸22aの回転を検出する回転検出手段22bと、を設けている。
フィルム終端検出手段23は、包装機構1の縦ヒートシールロール12によってロールR1から引き出されフィルムF1がロール23aに加える押圧、すなわちフィルムF1の張力を検出するものが適用できる。この場合、フィルム終端検出手段23は、図示しないバネによってフィルムF1側に押しつけられるローラ23aと、ローラ23aを回転可能に軸支するとともにフィルムF1のテンションによって軸位置を移動するアーム23bと、アーム23bの移動距離を検出する角度センサ(図示しない)と、によって構成される。フィルム終端検出手段23は、フィルムF1の張力が零,もしくは極端に小さくなり、アーム23bが所定角度になった場合に、検出信号を発するように設けられている。したがって、フィルム終端検出手段23は、ロールR1が空の状態となり、フィルムF1がロールR1から離れた時に、検出信号を発することができる。
切替手段24は、軸部21a,22aと包装機構1との間に設けられ、対向する一対のバー24aと、この各バー24aの対向面部に設けられる一対のヒートシール板24bと、少なくとも一方のバー24aを他方のバー24aに接離可能とするためのエアーシリンダ等からなるバー駆動手段24cと、を設けている。切替手段24は、包装機構1の縦ヒートシールロール12によってロールR1から引き出されて移送状態にるフィルムF1と、係止片24dによって予め仮止めされ待機状態のフィルムF2と、を挟んで熱溶着し、フィルムF1とフィルムF2とを繋ぐことができる。
なお、図1において第1のロール保持手段21に軸支されるロールR1が移送状態で、第2のロール保持手段22に軸支されるロールR2が待機状態であるものを示したが、どちらのロールR1,R2が包装機構1へのフィルム供給源であってもよく、包装作業に使用していないロール保持手段21,22へ待機用のロールを準備するものである。
次に、フィルム切替機構2の電気的な構成を図2を用いて説明する。
回転検出手段21b,22bは、ロールR1,R2の回転動作に応じた検出信号をそれぞれ発するものである。この場合、軸21a,22aが一回転する毎に所定の回数のパルス信号が発せられるように構成されている。
フィルム終端検出手段23は、切替手段24を通過するフィルムの張力が零,もしくは極端に小さくなった場合、検出信号を発するように設けられている。
制御手段K1は、例えば、マイクロコンピュータからなるもので、処理動作のプログラムが記憶されたROMや演算値を一時的に記憶するRAM,前記プログラムを実行するためのCPU,回転検出手段21a,22aやフィルム終端検出手段23からの検出信号を入力したり後述する各手段などと電気的な接続関係をなすためのI/Oインターフェイス等を有するものである。
バー駆動手段24cは、切替手段24の駆動源であり、制御手段K1からの制御信号に基づいて、ヒートシール板24bでフィルムF1とフィルムF2とを挟んで熱溶着し、繋ぎ合わせるための動作を行う。
サーボモータ12aは、縦ヒートシールロール12の駆動源であり、制御手段K1から出力される制御信号に基づいて、縦ヒートシールロール12を回転させ、フィルムを所定速度にて移送したり停止したりするものである。
警報手段K2は、ランプやブザー,スピーカーからなり、照明表示や鳴動によって、作業者に異常状態を報知するためのものである。警報手段K2は、制御手段K1から発せられる制御信号に基づいて駆動するものである。
以上の構成のようにして電気的に構成された制御手段K1は、フィルム終端検出手段23からの検出信号に基づいて、フィルムF1とフィルムF2とを繋いで包装機構1へ移送するフィルムの供給源をロールR1からロールR2へ切り替える動作を行うことができる。この切替動作の前後における制御手段K1の処理手順を図3を用いて説明する。
制御手段K1は、フィルム終端検出手段23の検出信号に基づいて、ロールR1から引き出され移送状態であるフィルムF1がロールR1から無くなったか否かを判定する(ステップS1)。
制御手段K1は、ステップS1において、フィルムF1が無くなり、終端を迎えたと判定した場合、フィルムF1の移送距離や移送速度に基づいて、フィルムF1の終端が切替手段24を通過するタイミングを算出し、このタイミングより少し前に、ヒートシール板24bによって所定時間挟み込んで溶着接合するように促す制御信号を切替手段24のバー駆動手段24cへ出力する(ステップS2)。
制御手段K1は、ステップS2によって切替手段24が動作し、切替処理が終了した後、回転検出手段21b,22bからの検出信号に基づいて、正常に切替処理がなされたか否かを判定する(ステップS3)。なお、制御手段K1は、回転検出手段21b,22bの検出信号から、移送状態にあったフィルムF1の供給源であるロールR1を軸支し、回転状態にあった軸21aが切替処理終了後に停止状態となり、かつ待機状態にあったフィルムF2を巻回したロールR2を軸支し、停止状態にあった軸22aが切替処理終了後に回転状態に移行した場合に、フィルムの供給源がロールR1からロールR2へ正常に切り替えられたと判定する。
制御手段Kは、ステップS3において、正常に切替処理がなされなかったと判定した場合、フィルムの移送を停止させるように促す制御信号を縦ヒートシールロール12へ出力し(ステップS4)、異常状態を作業者へ報知するように促すための制御信号を警報手段K2へ出力する(ステップS5)。
以上のステップS1からステップS5によって、フィルムの供給源をロールR1からロールR2へ自動で切り替えることができる。また、切替処理に異常があった場合であっても、自動でフィルムの移送を停止し、無駄なフィルムの浪費を防ぐことができるだけでなく、作業者へ報知することで、迅速な対応処理が可能となり、包装の作業効率の低下を抑えることができる。
また、上述した処理後、ロールR2が包装機構1へのフィルムの供給源になった場合、作業者によって、軸21aのロールR1をフィルムが十分に巻回された新たなものと入れ換えて、係止片24dにフィルムF1の先端を仮止めさせることでロールR1を待機状態とすることができる。また、上述した実施の形態と同様な処理にてフィルムの供給源をロールR2からロールR1へ切り替えることができる。
また、切替手段24の作動後において、軸21a,22aが両方とも回転状態もしくは、停止状態にあるときに、切替手段24による切替処理が正常ではないと判定することができるため、切替手段24によって、フィルムF1が無くなる前に切替処理を行ってしまったり、フィルムF1とフィルムF2とを繋ぎ合わせることができなかったりした場合であっても、ロールの切換処理が異常であると判断でき、フィルムの移送停止など迅速な対応が可能となる。したがって、無駄なフィルムの送出を抑え、効率の良いフィルム供給を行うことになる。
かかる充填包装機のフィルム切替機構2によれば、複数の軸21a,22aにそれぞれフィルムF1,F2を巻回してなるロールR1,R2が着脱自在に軸支され、いずれか一方のロールR1を供給源としてフィルムF1が引き出されて移送されるとともに、フィルムF1の供給源を一方のロールR1から他方のロールR2へ切り替える切替手段24を用いてなるフィルム供給ロールの交換方法に当り、それぞれの軸21a,22aの回転を検出する回転検出手段21b,22bの検出信号に基づいて、切替手段24の切替処理が正常になされたか否かを制御手段K1で判定する処理を行うことによって、従来例で示したように、フィルムの供給源がロールR1からロールR2に正常に切り替えられなかった場合であっても、異常状態を迅速に判断でき、効率よくフィルム供給を行うことが可能となる。
なお、上述した実施の形態だけでなく、図4に示すように、包装機構1とフィルム切替機構2との間にアキュームレート機構3を備えるものであってもよく、以下に説明する。なお、上述の実施の形態と同様箇所には、同じ符号を付して詳細な説明を省く。
フィルム停止手段31は、一対のピンチローラ31aと少なくとも一方のピンチローラ31aを駆動するエアーシリンダ31bと設けてなり、フィルムを挟み込むことによって、フィルムの移送を停止することができる。
フィルム貯留部32は、フィルム停止手段31と包装機構1との間に設けられ、固定ローラ32aと、上下動可能なテイクアップローラ32bと、テイクアップローラ32bの駆動源となるモータ32cと、を備え、これらローラ32a,32b間にフィルムを貯留するとともに、テイクアップローラ32bの上下動によって搬送経路の長さを変えることができる。フィルム貯留部32は、フィルム停止手段31によって、フィルムが止められている場合であっても、包装機構1の縦ヒートシールロール12によって、ローラ32a,32b間のフィルムが引き出され、包装作業に使用することができる。
これらのフィルム停止手段31やフィルム貯留部32にて構成されるアキュームレート機構3を備えてなることによって、フィルムが連続移送するものであっても、フィルム切替機構2による切替処理を行うことができるため、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、フィルム切替機構2の切替手段24として、ヒートシール板にて挟み込んで溶着するものを示したが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば、インパルスシーラによって、フィルムを溶着、溶断し、フィルムの供給源を切り替えることもできる。この場合、上述のようにフィルム終端検出手段23を用いて、移送状態のフィルムの終端付近と待機状態のフィルムの始端付近同士を接合するものではなく、任意の位置でフィルムを切り替えることもできる。
また、フィルム終端検出手段23を用いなくとも、フィルムの移送速度と、ロールの芯の外径と、回転検出手段(図示しない)による軸の回転速度と、に基づいてフィルムの残量を算出し、フィルム残量が零に近づいたら、フィルムの供給源を切り替えることもできる。
本発明の実施の形態の充填包装機を示す図。 同上実施の形態の電気的構成を示す図。 同上実施の形態の制御手段の処理手順を示す図。 同上実施の形態の別例を示す図。 従来の切替処理の失敗例を示す図。
符号の説明
2 フィルム切替機構(フォルムの交換装置)
21a,22a 軸
22b,22b 回転検出手段
24 切替手段
F1,F2 フィルム
K1 制御手段
K2 警報手段
R1,R2 ロール(フィルム供給ロール)

Claims (4)

  1. 包装機構とフィルム切替機構とを具える充填包装機において、複数の軸のそれぞれに、シーラント層を具えるそれぞれの積層フィルムを巻回してなるロールが着脱自在に軸支され、いずれか一方の前記ロールを供給源として前記積層フィルムが引き出されて移送されるとともに、積層フィルムの供給源となる前記ロールを、積層フィルム相互の溶着によって一方から他方へ切り替える切替手段を用いてなるフィルム供給ロールの交換方法であって、
    それぞれの前記軸の回転を検出する回転検出手段の検出信号に基づいて、前記切替手段による切替処理が正常になされたか否かを制御手段で判定し、切替手段の作動後において、複数の前記軸が回転状態もしくは、すべての前記軸が停止状態にあるときに、前記切替手段による切替処理が正常ではないと制御手段で判定して、前記フィルムの送出を自動的に停止するように促す処理を行うことを特徴とするフィルム供給ロールの交換方法。
  2. 前記切替手段の作動前後において、前記回転検出手段の検出に基づいて、回転状態にあった一方の前記軸が停止状態となり、かつ停止状態にあった他方の前記軸が回転状態となる条件を満たした場合に、前記切替手段による切替処理が正常になされたと判定することを特徴とする請求項1に記載のフィルム供給ロールの交換方法。
  3. 前記切替手段による切替処理が正常ではないと判定した場合、報知手段を用いて異常状態であることを作業者に報知することを特徴する請求項1に記載のフィルム供給ロールの交換方法。
  4. 包装機構とフィルム切替機構とを具える充填包装機において、フィルム切替機構が、複数の軸のそれぞれに、シーラント層を具えるそれぞれの積層フィルムを巻回してなるロールが着脱自在に軸支され、いずれか一方の前記ロールを供給源として前記積層フィルムが引き出されて移送されるとともに、積層フィルムの供給源となる前記ロールを、積層フィルム相互の溶着によって一方から他方へ切り替える切替手段を具えるフィルム供給ロールの交換装置であって、
    それぞれの前記軸の回転の有無を検出する回転検出手段と、前記回転検出手段の検出信号に基づいて、前記切替手段による切替処理が正常に行われたか否かを制御手段で判定し、切替手段の作動後において、複数の前記軸が回転状態もしくは、すべての前記軸が停止状態にあるときに、前記切替手段による切替処理が正常ではないと判定して、前記フィルムの送出を自動的に停止するように促す制御手段と、を具えてなることを特徴とするフィルム供給ロールの交換装置。
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