JPH10194226A - 豚肉二方シール自動包装機 - Google Patents

豚肉二方シール自動包装機

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JPH10194226A
JPH10194226A JP35687096A JP35687096A JPH10194226A JP H10194226 A JPH10194226 A JP H10194226A JP 35687096 A JP35687096 A JP 35687096A JP 35687096 A JP35687096 A JP 35687096A JP H10194226 A JPH10194226 A JP H10194226A
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雅彦 坂口
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SHIYOKUNIKU SEISAN GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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SHIYOKUNIKU SEISAN GIJUTSU KEN
SHIYOKUNIKU SEISAN GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手捲きによる包装と同様にワークである豚肉
を締めながらの包装を可能 とすることにより、肉の美
しさと品質の保持と包装資材費の削減を図った、低 廉
の豚肉二方シール自動包装機の提供を目的としたもので
ある。 【解決手段】 上側フィルムウェブの原反繰り出し部1
2a及び下側フィルムウェブの原反繰り出し部12b
と、ワーク載置抱き込み部28と、ワークシール部27
とを含む構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、豚肉処理工場にお
いて処理された全豚肉部位を出荷する際必要とする、豚
肉自動包装機に関し、特にフィルムウェブを使用して手
捲き同様の捲き締めを可能とする、低廉且つ衛生的豚肉
二方シール自動包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】豚肉処理工場において処理された全豚肉
部位を出荷する際、肉をフィルム包装することは不可欠
であり、大きな処理工場になるほど処理量とそれの包装
に、多数の人手を必要としている状況である。従来より
上記包装問題の解決のため、多種多様の自動包装機が製
品化実用化の試みがなされてきたが、これらの従来機器
では高価であったり、包装状態が良くなかったりと一長
一短が指摘されている。そのなかで、二方シール包装機
が従来の手捲き包装に代わる包装機として製品化されて
いるが、該包装機による製品は手捲き包装本来の目的で
ある豚肉部位の包装に必要な「締める」という行為が欠
如している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記対策と
して、手捲きによる包装と同様にワークである豚肉を締
めながらの包装を可能とすることにより、肉の美しさと
品質の保持と包装資材費の削減を図った、低廉の豚肉二
方シール自動包装機の提供を目的としたものである。
【0004】そこで、本発明の請求項1記載の発明は、
フィルムウェブよりなる捲き締め可能にして、且つ該ウ
ェブ上に載置抱き込み可能、且つサイクル運転可能の、
構成とした豚肉二方シール自動包装機の提供を目的とし
たものである。
【0005】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明の目的に加え、原反繰り出し部の構成を特定し
た、豚肉二方シール自動包装機の提供を目的としたもの
である。
【0006】また、請求項3記載の発明は、請求項1、
請求項2記載の発明の目的に加え、テンションコントロ
ール部の構成を特定した、豚肉二方シール自動包装機の
提供を目的としたものである。
【0007】また、請求項4記載の発明は、請求項1の
発明の目的に加え、載置抱き込み部の構成を特定した、
豚肉二方シール自動包装機の提供をしたものである。
【0008】また、請求項5、請求項6記載の発明は、
請求項1の発明の目的に加え、捲き締めワークのシール
部の構成を特定した、豚肉二方シール自動包装機の提供
を目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
食肉ワークのフィルム自動包装機であって、フィルムウ
ェブの捲き締め可能の上下二組の原反繰り出し部と、搬
入ワークの前記上下フィルムウェブの接合フィルムウェ
ブ上への載置抱き込み部と、抱き込みワークの捲き締め
と捲き締めワークのシール部と、を含む構成としたこと
を特徴としたものである。
【0010】上記のように、上側のフィルムウェブの原
反繰り出し部と下側のフィルムウェブの原反繰り出し部
とを、捲き締め可能の構造としたため、即ち、フィルム
ウェブの繰り出し機能と捲き戻し機能を持たしてあるた
め、ワークをフィルムウェブで捲いた後、該ウェブを原
反部の捲き戻し操作により、適当テンションのもとに前
記捲き戻しによる捲き締めを行うことがでる。また、上
記載置抱き込み部の構成により、搬入したワークを上側
のフィルムウェブと下側のフィルムウェブとを接続した
状態の接合フィルムウェブ部上に載置し、載置されたワ
ークを接合状態にあるフィルムウェブで抱き込むように
したため、接合してないフィルムウェブを個別にワーク
に捲き込む方法に比較し操作が簡単で衛生的で、捲き込
み資材も節約できる。また、捲き締めワークのシール部
により、後記するように締め付け状態でのシールと同時
に上下フィルムウェブの接合形成を可能とし、サイクル
運転を可能にしている。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の原反繰り出し部は、原反ロールの表面接触駆動ロー
ラと、該ローラに連動するテンションコントロール部
と、より構成したことを特徴としたものである。
【0012】上記のように、原反ロールは、それが面接
触する表面接触駆動ローラの正逆駆動により繰り出し及
び捲き戻し(捲き締め)可能にしてあるため、センター
方式に比較しフィルムウェブの繰り出し速度を一定にす
ることができるとともに、原反ロールの繰り出し捲き戻
しに際し、伝導力を原反ロールの重量及び捲き径の影響
を受けることなく直接フィルムウェブに伝えることがで
きる。また、前記表面接触駆動ローラに連動するテンシ
ョンコントロール部を設けてあるため、特に捲き締め時
におけるフィルムウェブのテンション制御がより正確に
できる。
【0013】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載のテンションコントロール部は、トルクコントローラ
付きドローローラと、予備フィルムウェブ供給用のダン
シングローラ部と、より構成したことを特徴としたもの
である。
【0014】上記のように、回転トルク制御可能のトル
クコントローラ付きドローローラを前記表面接触駆動ロ
ーラに連動させてあり、且つ、フィルムウェブはドロー
ローラに懸架されドローローラの回動は滑りを伴う事無
くフィルムウェブに伝播されるため、フィルムウェブに
対するテンションコントロール即ち捲き締め量の適量制
御が可能である。また、ダンシングローラ部により、ワ
ーク搬入時に機械を停止させても搬入コンベヤのフィル
ムウェブ上に正確に載置することができる。
【0015】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載の載置抱き込み部は、上下原反の接合フィルムウェブ
部上にワークを搬入する搬入コンベヤと、載置された搬
入ワークをフィルムウェブが抱き込む抱き込みローラ
と、該ローラの下流に設けた包装済のワーク包装体を搬
出する搬出コンベヤと、より構成したことを特徴とした
ものである。
【0016】上記のように、上下フィルムウェブの接合
フィルムウェブ部上に直接ワークを載置するようにした
ため、食品包装上特に厳しく要求される外部器材からの
接触汚染を防止でき、かつ関連機器の洗浄の手間を簡略
化することができる。また、接合フィルムウェブと抱き
込みローラの併用により、ワーク包装時のフィルムウェ
ブの捲き込みの煩雑な手数を簡略化することができる。
【0017】また、請求項5記載の発明は、請求項1記
載の捲き締めワークのシール部は、捲き締め用ワークス
トッパを設けた、ことを特徴としたものである。
【0018】上記、ワークストッパにより、ワークに対
するフィルムウェブの深い抱き込みを可能にするととも
に、捲き締め時のワークの上流への後退を阻止して確実
な捲き締めを可能にしている。
【0019】また、請求項6記載の発明は、請求項1記
載のワークの捲き締めシール部は、捲き締めワーク包装
体の溶着封緘するシール部と、上下のフィルムウェブ接
合部形成用の溶着部と、その間に設けた遅動カッタと、
含む構成としたことを特徴としたものである。
【0020】上記構成により、ワークの捲き締め包装直
後のワークのフィルムウェブの溶着封緘によるワーク包
装体の形成と、上下フィルムウェブの接合部位形成のた
めの溶着とが同時にでき、溶着部冷却時間を換算したカ
ッタの遅動作動により、接合フィルムウェブ部をワーク
包装体より切り離すことができるようにしてある。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を、
図示例と共に説明する。ただし、この実施例に記載され
ている構成部品の寸法、形状、その相対的位置等は特に
特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれに
限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
【0022】図1は、本発明の豚肉二方シール自動包装
機の概略の構成を示すシステム図である。図2〜図6
は、図1の自動包装機の各部の作動状況を示す図であ
る。即ち、図2はワークの搬入を示す図で、図3は搬入
載置したワークのフィルムウェブによる抱き込みの状況
を示す図である。また、図4は抱き込んだワークのワー
クシール部へまでの搬送の状況を示す図で、図5はフィ
ルムウェブによるワークの捲き締め、及び捲き締めワー
クの溶着封緘によるシール、及び上下フィルムウェブの
接合のための溶着切断の状況を示す図で、図6はシール
後のワーク包装対の搬出及び接合フィルムウェブ部の捲
き戻しによる旧位置復帰の各状況を示す図である。
【0023】図1に示すように、豚肉二方シール自動包
装機は、上側フィルムウェブの原反繰り出し部12a及
び下側フィルムウェブの原反繰り出し部12bと、ワー
ク載置抱き込み部28と、ワークシール部27とを含む
構成とする。
【0024】上側フィルムウェブの原反繰り出し部12
aは、原反ロール11aを従動ローラ30aと表面接触
駆動ローラ13aとより支持する原反架台31aと、ド
ローローラ14aとタッチローラ15aとよりなるテン
ションコントロール部16aと、ダンシングローラ18
aとダンシングローラストッパ19aとよりなるワーク
搬入時のフィルムウェブ供給用のダンシングローラ部1
7aと、よりなる。
【0025】上記原反架台31aの表面接触駆動ローラ
13aはモータMにより駆動され該ローラに面接触する
原反ロール11aの最外周フィルムウェブに接触して原
反ロール11aに対して回動力を与え、表面接触駆動ロ
ーラの回動外周量だけ繰り出しないし捲き締めを含む捲
き戻しができるようにして、原反ロールの捲き径や重量
の影響を受けないようにしてある。また、テンションコ
ントロール部16aは、図示してないトルクコントロー
ラ付きドローローラ14aと該ローラに適当圧でフィル
ムウェブ10aをニップするようにしたタッチローラ1
5aとよりなり、ドローローラ14aは前記モータMに
より連動させ、該ローラに懸架したフィルムウェブ10
aを前記タッチローラ15aとにより滑りを伴うことな
く、適当テンションのもとに回転方向に送り出しができ
るようにしてある。また、捲き締めテンションは前記ト
ルクコントローラに設定した適正トルク量により決まる
ようにしてあり、テンション量が設定値を超過すると前
記モータMよりの伝導は停止され、ドローローラ14a
によるフィルムウェブの捲き締めは停止する構成にして
ある。なお、前記表面接触駆動ローラ13aとドローロ
ーラ14aはともにモータMにより正逆回転を可能とし
てあるため、フィルムウェブ10aの繰り出し及び捲き
締めを含む捲き戻しが可能で、且つ前記テンションコン
トロール部16aにより前記フィルムウェブの繰り出し
時には適当テンションのもとに繰り出し、また捲き締め
には所定テンションまでワークの捲き締めができるよう
にしてある。
【0026】ダンシングローラ部17aは、ダンシング
ローラ18aとダンシングローラストッパ19aとより
なり、捲き締め動作時のみ前記ダンシングローラ18a
の昇降はダンシングローラストッパ19aにより阻止さ
れ、所定テンションのもとに捲き締めできる構成にして
ある。
【0027】なお、下側フィルムウェブ原反繰り出し部
12bは、原反ロール11bを従動ローラ30bと表面
接触駆動ローラ13bとより支持する原反架台31b
と、ドローローラ14bとタッチローラ15bとよりな
るテンションコントロール部16bと、ダンシングロー
ラ18bとダンシングローラストッパ19bとよりなる
ワーク搬入時のフィルムウェブ供給用のダンシングロー
ラ部17bと、よりなる。上記原反架台31bとテンシ
ョンコントロール部16b及びダンシングローラ部17
bの詳細構造は、前記原反架台31aとテンションコン
トロール部16a及びダンシングローラ部17aと同一
であるため説明を省略する。
【0028】ワーク載置抱き込み部28は、搬入コンベ
ヤ20と抱き込みローラ21とよりなり、抱き込みロー
ラ21は昇降可能の構造にしてあり、ワーク搬入時には
上昇させワークの搬入が可能の位置に変更させる。一
方、後記するように、溶着部32の可動電極24a、固
定電極24bとを介して形成された、上下フィルムウェ
ブ10a、10bの接合部位Qを持つ接合フィルムウェ
ブ部33は、遅動カッタ25によるワーク包装体より切
断分離後は、モータMにより略図1図示の位置に捲き戻
されてる。
【0029】以下図面を参照して、図1の自動包装機に
おける、ワーク搬入よりフィルムウェブによる包装体形
成とそれの搬出までの各工程について、ワークの位置と
前記ウェブの経路の変化の状況を説明する。先ず、図2
に示すように、ワーク10の搬入コンベヤ20への搬入
は、当該包装機を停止させフィルムウェブの繰り出しが
停止されたなかで行い、停止中の搬入コンベヤ20上の
接合フィルムウェブ部33上にワーク10を正しく載置
するようにしてある。即ち、上下昇降可能の抱き込みロ
ーラ21を矢印A1方向に上昇させワーク10を矢印A
2方向に搬入載置させる。なお、この際必要とするフィ
ルムウェブの供給は上昇可能の状態にしてあるダンシン
グローラ18aと図示してないダンシングローラ18b
の矢印A3方向へ上昇により賄う構造にしてある。即
ち、フィルムウェブの原反ロールよりの繰り出しが停止
されたなかでも容易迅速に載置可能の構造にしてある。
また、上記したように、ワーク10を直接、接合フィル
ムウェブ部33上に載置し爾後の捲き込みを可能にして
いるため、ワークの外部機器からの汚染を最小に押さえ
ることができる。なお、ダンシングローラストッパ19
a及び19bは前記したように、捲き締め時以外は解放
状態に置き、ダンシングローラ18a、18bの昇降に
対し干渉不可の構造にし、所要以上のテンションに対し
ては上昇可能にしてある。
【0030】ついで、図3に示すように、上記ワーク1
0の載置後、当該包装機を稼働させ運転状態にして、フ
ィルムウェブによるワークの抱き込みを行う。即ち、搬
入コンベヤ20及び搬出コンベヤ26を矢印B1方向に
それぞれ稼働させ、搬入コンベヤ20はワーク10を載
置したまま下流方向に前進させるとともに、抱き込みロ
ーラ21を矢印B3方向に下降させ、且つフィルムウェ
ブ10a、10bを表面接触駆動ローラ13a、13b
及びテンションコントロール部16a、16bを介して
適当テンションのもとに矢印B2方向にそれぞれ繰り出
させ、ダンシングローラ18a、18bをそれぞれ所定
位置に下降させる。ついで、ワーク10はなお下流への
前進を続行させ、図4に示すように、搬出コンベヤ26
上に移載され、ワークシール部位に到達させたところ
で、当該包装機の運転を停止させてフィルムウェブの繰
り出し及び搬入コンベヤ20及び搬出コンベヤを停止さ
せる。
【0031】ついで、ワーク10に捲き付けたフィルム
ウェブの捲き締めと、捲き締めワークを溶着封緘するシ
ールによるワーク包装体10cの形成と、上下フィルム
ウェブ10a、10bとの接合部位Qの形成と、及び該
接合部位のワーク包装体よりの分離切断とを行う。図5
に示すように、ダンシングローラストッパ19a、19
bを矢印D1方向に回動させ、ダンシングローラ18
a、18bの昇降を停止させる。ついで、ワークストッ
パ22を矢印D2方向へ回動させ、筒状包装体を形成さ
せるとともに、捲き締め時のワーク10の上流側への後
退を防止する。ついで、表面接触駆動ローラ13a、1
3bとテンションコントロール部16a、16bの作動
により、フィルムウェブ10a、10bをそれぞれ所定
テンション略0〜6kg/cm の範囲で包装状態を見
ながら適当テンションの設定をして、モータMにより原
反ロール11a、11bの捲き戻しをなし、ワークの捲
き締めをする。上記捲き締めテンションが所定値に達す
ると、ドローローラ14a、14bに設けた図示してな
いトルクコントローラが作動しドローローラは回動を停
止し、センサを介してモータMもその駆動を停止する。
ついで、溶着部32を矢印D4方向に下降させ、可動電
極23aと固定電極23bとの間で捲き締めワークの溶
着封緘するシールによるワーク包装体10cを形成させ
る。ついで、同時に下降接触する可動電極24aと固定
電極24bとの間で上下フィルムウェブ10a、10b
との接合部位Qを溶着形成させる。前記溶着部位の冷却
後に暫時にして下降する遅動カッタ25により接合部位
Qをワーク包装体10cより分離切断をする。
【0032】ついで、ワーク包装体10cの搬出と接合
フィルムウェブ部33の巻き戻し復帰を行う。図6に示
すように、搬出コンベヤを矢印E1方向へ駆動させ、ワ
ーク包装体10cを搬出する。同時にワークストッパ2
2を矢印E2方向へ回動復帰させ、溶着部32を矢印E
3方向へ上昇旧位置に復帰させる。ついで、抱き込みロ
ーラ21の矢印E5方向への上昇と同時に、表面接触駆
動ローラ13a、13bとテンションコントロール部1
6a、16bとの作動によりフィルムウェブ10a、1
0bの矢印E4方向への巻き戻しを行い、接合フィルム
ウェブ部33を旧位置である点線図示の位置に復帰させ
る。
【0033】なお、原反ロールのフィルムウェブの捲き
出しが終了した際は、自動的に装置全体が包装工程に支
障のない範囲で停止し、原反ロールの取り換え後引き続
き包装作業を継続する。
【0034】
【発明の効果】上記構成により、手捲き同様に肉の締め
ながらの包装が可能となり、肉の美しさと品質の保持、
またフィルムウェブの使用量を大幅削減を図ることがで
き、包装資材費を下げることがでる。また包装終了時に
常に上下のフィルムウェブの溶着接合を自動的に行うよ
うにしてあるため、フィルムウェブ上に直接載置包装す
ることができ、衛生的包装処理が可能で、且つ器材の洗
浄を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の豚肉二方シール自動包装機の概略の構
成を示すシステム図である。
【図2】図1の自動包装機のワークの搬入載置する状況
を示す図である。
【図3】図1の自動包装機の搬入載置したワークのフィ
ルムウェブによる抱き込み状況を示す図である。
【図4】図1の自動包装機の、フィルムウェブで抱き込
んだワークをワークシール部まで搬送する状況を示す図
である。
【図5】ワークに巻き付けたフィルムウェブの捲き締め
と、捲き締めワークを溶着封緘するシールとによるワー
ク包装体の形成と、上下フィルムウェブの溶着による接
合部位の形成と、該接合部位のワーク包装体よりの分離
切断の状況を示す図である。
【図6】ワーク包装体の搬出と接合フィルムウェブ部の
捲き戻しによる旧位置への復帰の状況を示す図である。
【符号の説明】
10 ワーク 10a、10b フィルムウェブ 10c ワーク包装体 11a、11b 原反ロール 12a、12b 上側ないし下側フィルムウェブの原反
繰り出し部 13a、13b 表面接触駆動ローラ 14a、14b ドローローラ 15a、15b タッチローラ 16a、16b テンションコントロール部 17a、17b ダンシングローラ部 18a、18b ダンシングローラ 19a、19b ダンシングローラストッパ 20 搬入コンベヤ 21 抱き込みローラ 22 ワークストッパ 26 搬出コンベヤ 27 ワークシール部 28 ワーク載置抱き込み部 31a、31b 原反架台 32 溶着部 33 接合フィルムウェブ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食肉ワークのフィルム自動包装機であっ
    て、 フィルムウェブの捲き締め可能の上下二組の原反繰り出
    し部と、 搬入ワークの前記上下フィルムウェブの接合フィルムウ
    ェブ上への載置抱き込み部と、 抱き込みワークの捲き締めと捲き締めワークのシール部
    と、 を含む構成としたことを特徴とした豚肉二方シール自動
    包装機。
  2. 【請求項2】 前記原反繰り出し部は、 原反ロールの表面接触駆動ローラと、該ローラに連動す
    るテンションコントロール部と、 より構成した請求項1記載の豚肉二方シール自動包装
    機。
  3. 【請求項3】 前記テンションコントロール部は、 トルクコントローラ付きドローローラと、予備フィルム
    ウェブ供給用のダンシングローラ部と、 より構成した請求項2記載の豚肉二方シール自動包装
    機。
  4. 【請求項4】 前記載置抱き込み部は、 上下原反の接合フィルムウェブ部上にワークを搬入する
    搬入コンベヤと、載置された搬入ワークをフィルムウェ
    ブが抱き込む抱き込みローラと、該ローラの下流に設け
    た包装済のワーク包装体を搬出する搬出コンベヤと、 より構成した請求項1記載の豚肉二方シール自動包装
    機。
  5. 【請求項5】 前記捲き締めワークのシール部は、 捲き締め用ワークストッパを設けた、 請求項1記載の豚肉二方シール自動包装機。
  6. 【請求項6】 前記捲き締めワークのシール部は、 捲き締めワーク包装体の溶着封緘するシール部と、上下
    のフィルムウェブ接合部形成用の溶着部と、その間に設
    けた遅動カッタと、 含む構成とした請求項1記載の豚肉二方シール自動包装
    機。
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