JP3835773B2 - 食肉二方シール自動包装機 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食肉処理工場において処理された全食肉部位を出荷する際必要とする、食肉自動包装機に関し、特にフィルムウェブを使用して手捲き同様の捲き締めを可能とする、低廉且つ衛生的食肉二方シール自動包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、豚肉処理工場において処理された全豚肉部位を出荷する際、肉をフィルム包装することは不可欠であり、大きな処理工場になるほど処理量とそれの包装に、多数の人手を必要としている状況である。
従来より上記包装問題の解決のため、多種多様の自動包装機が製品化実用化の試みがなされてきたが、これらの従来機器では高価であったり、包装状態が良くなかったりと一長一短が指摘されている。
そのなかで、二方シール包装機が従来の手捲き包装に代わる包装機として製品化されているが、該包装機による製品は手捲き包装本来の目的である豚肉部位の包装に必要な「締める」という行為が欠如している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記対策として、手捲きによる包装と同様にワークである食肉を締めながらの包装を可能とすることにより、肉の美しさと品質の保持と包装資材費の削減を図った、低廉の食肉二方シール自動包装機の提供を目的としたものである。
【0004】
そこで、本発明は
フィルムウェブよりなる捲き締め可能にして、且つ該ウェブ上に載置抱き込み可能、且つサイクル運転可能の、構成とした食肉二方シール自動包装機の提供を目的としたものである。
【0005】
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】
発明は、
食肉ワークの搬入コンベヤと、その下流に位置する搬出コンベヤを有するコンベヤ群と、
フィルムウェブが搬入コンベヤの入り口側に配設されるように、前記コンベヤ群を挟んで配置され、フィルムウェブが繰り出し停止可能に構成された上下組の原反繰り出し部と、
前記フィルムウェブの繰り出し停止した状態で搬入コンベヤ上に搬入された搬入ワークを搬送させながら、抱き込みローラの下降により前記フィルムウェブでワークを抱き込む手段と、
前記ワークフィルム抱き込み後にフィルムウェブの繰り出しを行いながらワークが搬出コンベヤ側に移載されワーク後面側が後記のワークシール部を通過した時点で搬出コンベヤフィルムウェブの繰り出しを停止し且つワークストッパによりワークの上流側への後退を防止した状態で前記フィルムウェブの巻き戻しにより前記ワークの捲き締めを行う手段と、
記搬入コンベヤと排出コンベヤの間に配置されたワークシールによりワークに巻き付けたフィルムウェブの溶着封止を行ってワーク包装体を形成する手段と、
前記ワークシール部上に位置し、溶着部位の冷却後に下降する遅動カッタにより、溶着封止されたフィルムウェブ接合部とワーク包装体とを分離切断をする手段とからなり、
前記原反繰り出し部は、
原反ロールの表面接触駆動ローラと、該ローラに連動するテンションコントロール部と、トルクコントローラ付きドローローラと、原反フィルムウェブ供給用のダンシングローラ部とダンシングローラストッパとより構成し、前記ワークの巻締め時に前記ダンシングローラストッパによりダンシングローラの昇降を停止するようにするとともに、前記フィルムウェブの巻き戻しによりワークを抱き込んだフィルムウェブの捲き締めを行う際のテンションを前記トルクコントローラに設定した適正トルク量により決まるようにしたことを特徴とする。
【0010】
上記のように、上側のフィルムウェブの原反繰り出し部と下側のフィルムウェブの原反繰り出し部とを、捲き締め可能の構造としたため、即ち、フィルムウェブの繰り出し機能と捲き戻し機能を持たしてあるため、ワークをフィルムウェブで捲いた後、該ウェブを原反部の捲き戻し操作により、適当テンションのもとに前記捲き戻しによる捲き締めを行うことがでる。
また、上記載置抱き込み部の構成により、搬入したワークを上側のフィルムウェブと下側のフィルムウェブとを接続した状態の接合フィルムウェブ部上に載置し、載置されたワークを接合状態にあるフィルムウェブで抱き込むようにしたため、接合してないフィルムウェブを個別にワークに捲き込む方法に比較し操作が簡単で衛生的で、捲き込み資材も節約できる。
また、捲き締めワークのシール部により、後記するように締め付け状態でのシールと同時に上下フィルムウェブの接合形成を可能とし、サイクル運転を可能にしている。
【0011】
【0012】
上記のように、原反ロールは、それが面接触する表面接触駆動ローラの正逆駆動により繰り出し及び捲き戻し(捲き締め)可能にしてあるため、センター方式に比較しフィルムウェブの繰り出し速度を一定にすることができるとともに、原反ロールの繰り出し捲き戻しに際し、伝導力を原反ロールの重量及び捲き径の影響を受けることなく直接フィルムウェブに伝えることができる。
また、前記表面接触駆動ローラに連動するテンションコントロール部を設けてあるため、特に捲き締め時におけるフィルムウェブのテンション制御がより正確にできる。
【0013】
【0014】
上記のように、回転トルク制御可能のトルクコントローラ付きドローローラを前記表面接触駆動ローラに連動させてあり、且つ、フィルムウェブはドローローラに懸架されドローローラの回動は滑りを伴う事無くフィルムウェブに伝播されるため、フィルムウェブに対するテンションコントロール即ち捲き締め量の適量制御が可能である。
また、ダンシングローラ部により、ワーク搬入時に機械を停止させても搬入コンベヤのフィルムウェブ上に正確に載置することができる。
【0015】
【0016】
又本発明は、上記のように、上下フィルムウェブの接合フィルムウェブ部上に直接ワークを載置するようにしたため、食品包装上特に厳しく要求される外部器材からの接触汚染を防止でき、かつ関連機器の洗浄の手間を簡略化することができる。また、接合フィルムウェブと抱き込みローラの併用により、ワーク包装時のフィルムウェブの捲き込みの煩雑な手数を簡略化することができる。
【0017】
【0018】
又本発明は、ワークストッパにより、ワークに対するフィルムウェブの深い抱き込みを可能にするとともに、捲き締め時のワークの上流への後退を阻止して確実な捲き締めを可能にしている。
【0019】
また、請求項記載の発明は、
前記ワークシール部は、捲き締めワーク包装体の溶着封緘する溶着シール部とフィルムウェブ接合部形成用の溶着部からなり、又前記フィルムウェブ接合部とワーク包装体とを分離切断をする手段は、前記溶着シール部と溶着部との間に設けた遅動カッタと含み、記溶着部位の冷却後に前記遅動カッタが下降してフィルムウェブ接合部とワーク包装体とを分離切断をすることを特徴とする。
【0020】
上記構成により、ワークの捲き締め包装直後のワークのフィルムウェブの溶着封緘によるワーク包装体の形成と、上下フィルムウェブの接合部位形成のための溶着とが同時にでき、溶着部冷却時間を換算したカッタの遅動作動により、接合フィルムウェブ部をワーク包装体より切り離すことができるようにしてある。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例の形態を、図示例と共に説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、形状、その相対的位置等は特に特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
【0022】
図1は、本発明の食肉二方シール自動包装機の概略の構成を示すシステム図である。図2〜図6は、図1の自動包装機の各部の作動状況を示す図である。
即ち、図2はワークの搬入を示す図で、図3は搬入載置したワークのフィルムウェブによる抱き込みの状況を示す図である。また、図4は抱き込んだワークのワークシール部へまでの搬送の状況を示す図で、図5はフィルムウェブによるワークの捲き締め、及び捲き締めワークの溶着封緘によるシール、及び上下フィルムウェブの接合のための溶着切断の状況を示す図で、図6はシール後のワーク包装対の搬出及び接合フィルムウェブ部の捲き戻しによる旧位置復帰の各状況を示す図である。
【0023】
図1に示すように、食肉二方シール自動包装機は、上側フィルムウェブの原反繰り出し部12a及び下側フィルムウェブの原反繰り出し部12bと、ワーク載置抱き込み部28と、ワークシール部27とを含む構成とする。
【0024】
上側フィルムウェブの原反繰り出し部12aは、原反ロール11aを従動ローラ30aと表面接触駆動ローラ13aとより支持する原反架台31aと、ドローローラ14aとタッチローラ15aとよりなるテンションコントロール部16aと、ダンシングローラ18aとダンシングローラストッパ19aとよりなるワーク搬入時のフィルムウェブ供給用のダンシングローラ部17aと、よりなる。
【0025】
上記原反架台31aの表面接触駆動ローラ13aはモータMにより駆動され該ローラに面接触する原反ロール11aの最外周フィルムウェブに接触して原反ロール11aに対して回動力を与え、表面接触駆動ローラの回動外周量だけ繰り出しないし捲き締めを含む捲き戻しができるようにして、原反ロールの捲き径や重量の影響を受けないようにしてある。
また、テンションコントロール部16aは、図示してないトルクコントローラ付きドローローラ14aと該ローラに適当圧でフィルムウェブ10aをニップするようにしたタッチローラ15aとよりなり、ドローローラ14aは前記モータMにより連動させ、該ローラに懸架したフィルムウェブ10aを前記タッチローラ15aとにより滑りを伴うことなく、適当テンションのもとに回転方向に送り出しができるようにしてある。
また、捲き締めテンションは前記トルクコントローラに設定した適正トルク量により決まるようにしてあり、テンション量が設定値を超過すると前記モータMよりの伝導は停止され、ドローローラ14aによるフィルムウェブの捲き締めは停止する構成にしてある。
なお、前記表面接触駆動ローラ13aとドローローラ14aはともにモータMにより正逆回転を可能としてあるため、フィルムウェブ10aの繰り出し及び捲き締めを含む捲き戻しが可能で、且つ前記テンションコントロール部16aにより前記フィルムウェブの繰り出し時には適当テンションのもとに繰り出し、また捲き締めには所定テンションまでワークの捲き締めができるようにしてある。
【0026】
ダンシングローラ部17aは、ダンシングローラ18aとダンシングローラストッパ19aとよりなり、捲き締め動作時のみ前記ダンシングローラ18aの昇降はダンシングローラストッパ19aにより阻止され、所定テンションのもとに捲き締めできる構成にしてある。
【0027】
なお、下側フィルムウェブ原反繰り出し部12bは、原反ロール11bを従動ローラ30bと表面接触駆動ローラ13bとより支持する原反架台31bと、ドローローラ14bとタッチローラ15bとよりなるテンションコントロール部16bと、ダンシングローラ18bとダンシングローラストッパ19bとよりなるワーク搬入時のフィルムウェブ供給用のダンシングローラ部17bと、よりなる。
上記原反架台31bとテンションコントロール部16b及びダンシングローラ部17bの詳細構造は、前記原反架台31aとテンションコントロール部16a及びダンシングローラ部17aと同一であるため説明を省略する。
【0028】
ワーク載置抱き込み部28は、搬入コンベヤ20と抱き込みローラ21とよりなり、抱き込みローラ21は昇降可能の構造にしてあり、ワーク搬入時には上昇させワークの搬入が可能の位置に変更させる。
一方、後記するように、溶着部32の可動電極24a、固定電極24bとを介して形成された、上下フィルムウェブ10a、10bの接合部位Qを持つ接合フィルムウェブ部33は、遅動カッタ25によるワーク包装体より切断分離後は、モータMにより略図1図示の位置に捲き戻されてる。
【0029】
以下図面を参照して、図1の自動包装機における、ワーク搬入よりフィルムウェブによる包装体形成とそれの搬出までの各工程について、ワークの位置と前記ウェブの経路の変化の状況を説明する。
先ず、図2に示すように、ワーク10の搬入コンベヤ20への搬入は、当該包装機を停止させフィルムウェブの繰り出しが停止されたなかで行い、停止中の搬入コンベヤ20上の接合フィルムウェブ部33上にワーク10を正しく載置するようにしてある。
即ち、上下昇降可能の抱き込みローラ21を矢印A1方向に上昇させワーク10を矢印A2方向に搬入載置させる。なお、この際必要とするフィルムウェブの供給は上昇可能の状態にしてあるダンシングローラ18aと図示してないダンシングローラ18bの矢印A3方向へ上昇により賄う構造にしてある。
即ち、フィルムウェブの原反ロールよりの繰り出しが停止されたなかでも容易迅速に載置可能の構造にしてある。
また、上記したように、ワーク10を直接、接合フィルムウェブ部33上に載置し爾後の捲き込みを可能にしているため、ワークの外部機器からの汚染を最小に押さえることができる。
なお、ダンシングローラストッパ19a及び19bは前記したように、捲き締め時以外は解放状態に置き、ダンシングローラ18a、18bの昇降に対し干渉不可の構造にし、所要以上のテンションに対しては上昇可能にしてある。
【0030】
ついで、図3に示すように、上記ワーク10の載置後、当該包装機を稼働させ運転状態にして、フィルムウェブによるワークの抱き込みを行う。
即ち、搬入コンベヤ20及び搬出コンベヤ26を矢印B1方向にそれぞれ稼働させ、搬入コンベヤ20はワーク10を載置したまま下流方向に前進させるとともに、抱き込みローラ21を矢印B3方向に下降させ、且つフィルムウェブ10a、10bを表面接触駆動ローラ13a、13b及びテンションコントロール部16a、16bを介して適当テンションのもとに矢印B2方向にそれぞれ繰り出させ、ダンシングローラ18a、18bをそれぞれ所定位置に下降させる。
ついで、ワーク10はなお下流への前進を続行させ、図4に示すように、搬出コンベヤ26上に移載され、ワークシール部位に到達させたところで、当該包装機の運転を停止させてフィルムウェブの繰り出し及び搬入コンベヤ20及び搬出コンベヤを停止させる。
【0031】
ついで、ワーク10に捲き付けたフィルムウェブの捲き締めと、捲き締めワークを溶着封緘するシールによるワーク包装体10cの形成と、上下フィルムウェブ10a、10bとの接合部位Qの形成と、及び該接合部位のワーク包装体よりの分離切断とを行う。
図5に示すように、ダンシングローラストッパ19a、19bを矢印D1方向に回動させ、ダンシングローラ18a、18bの昇降を停止させる。ついで、ワークストッパ22を矢印D2方向へ回動させ、筒状包装体を形成させるとともに、捲き締め時のワーク10の上流側への後退を防止する。
ついで、表面接触駆動ローラ13a、13bとテンションコントロール部16a、16bの作動により、フィルムウェブ10a、10bをそれぞれ所定テンション略0〜6Kg/cmの範囲で包装状態を見ながら適当テンションの設定をして、モータMにより原反ロール11a、11bの捲き戻しをなし、ワークの捲き締めをする。
上記捲き締めテンションが所定値に達すると、ドローローラ14a、14bに設けた図示してないトルクコントローラが作動しドローローラは回動を停止し、センサを介してモータMもその駆動を停止する。
ついで、溶着部32を矢印D4方向に下降させ、可動電極23aと固定電極23bとの間で捲き締めワークの溶着封緘するシールによるワーク包装体10cを形成させる。
ついで、同時に下降接触する可動電極24aと固定電極24bとの間で上下フィルムウェブ10a、10bとの接合部位Qを溶着形成させる。前記溶着部位の冷却後に暫時にして下降する遅動カッタ25により接合部位Qをワーク包装体10cより分離切断をする。
【0032】
ついで、ワーク包装体10cの搬出と接合フィルムウェブ部33の巻き戻し復帰を行う。
図6に示すように、搬出コンベヤを矢印E1方向へ駆動させ、ワーク包装体10cを搬出する。同時にワークストッパ22を矢印E2方向へ回動復帰させ、溶着部32を矢印E3方向へ上昇旧位置に復帰させる。
ついで、抱き込みローラ21の矢印E5方向への上昇と同時に、表面接触駆動ローラ13a、13bとテンションコントロール部16a、16bとの作動によりフィルムウェブ10a、10bの矢印E4方向への巻き戻しを行い、接合フィルムウェブ部33を旧位置である点線図示の位置に復帰させる。
【0033】
なお、原反ロールのフィルムウェブの捲き出しが終了した際は、自動的に装置全体が包装工程に支障のない範囲で停止し、原反ロールの取り換え後引き続き包装作業を継続する。
【0034】
【発明の効果】
上記構成により、手捲き同様に肉の締めながらの包装が可能となり、肉の美しさと品質の保持、またフィルムウェブの使用量を大幅削減を図ることができ、包装資材費を下げることがでる。また包装終了時に常に上下のフィルムウェブの溶着接合を自動的に行うようにしてあるため、フィルムウェブ上に直接載置包装することができ、衛生的包装処理が可能で、且つ器材の洗浄を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の食肉二方シール自動包装機の概略の構成を示すシステム図である。
【図2】 図1の自動包装機のワークの搬入載置する状況を示す図である。
【図3】 図1の自動包装機の搬入載置したワークのフィルムウェブによる抱き込み状況を示す図である。
【図4】 図1の自動包装機の、フィルムウェブで抱き込んだワークをワークシール部まで搬送する状況を示す図である。
【図5】 ワークに巻き付けたフィルムウェブの捲き締めと、捲き締めワークを溶着封緘するシールとによるワーク包装体の形成と、上下フィルムウェブの溶着による接合部位の形成と、該接合部位のワーク包装体よりの分離切断の状況を示す図である。
【図6】 ワーク包装体の搬出と接合フィルムウェブ部の捲き戻しによる旧位置への復帰の状況を示す図である。
【符号の説明】
10 ワーク
10a、10b フィルムウェブ
10c ワーク包装体
11a、11b 原反ロール
12a、12b 上側ないし下側フィルムウェブの原反繰り出し部
13a、13b 表面接触駆動ローラ
14a、14b ドローローラ
15a、15b タッチローラ
16a、16b テンションコントロール部
17a、17b ダンシングローラ部
18a、18b ダンシングローラ
19a、19b ダンシングローラストッパ
20 搬入コンベヤ
21 抱き込みローラ
22 ワークストッパ
26 搬出コンベヤ
27 ワークシール部
28 ワーク載置抱き込み部
31a、31b 原反架台
32 溶着部
33 接合フィルムウェブ部

Claims (2)

  1. 食肉ワークの搬入コンベヤと、その下流に位置する搬出コンベヤを有するコンベヤ群と、
    フィルムウェブが搬入コンベヤの入り口側に配設されるように、前記コンベヤ群を挟んで配置され、フィルムウェブが繰り出し停止可能に構成された上下組の原反繰り出し部と、
    前記フィルムウェブの繰り出し停止した状態で搬入コンベヤ上に搬入された搬入ワークを搬送させながら、抱き込みローラの下降により前記フィルムウェブでワークを抱き込む手段と、
    前記ワークフィルム抱き込み後にフィルムウェブの繰り出しを行いながらワークが搬出コンベヤ側に移載されワーク後面側が後記のワークシール部を通過した時点で搬出コンベヤフィルムウェブの繰り出しを停止し且つワークストッパによりワークの上流側への後退を防止した状態で前記フィルムウェブの巻き戻しにより前記ワークの捲き締めを行う手段と、
    記搬入コンベヤと排出コンベヤの間に配置されたワークシール部によりワークに巻き付けたフィルムウェブの溶着封止を行ってワーク包装体を形成する手段と、
    前記ワークシール部上に位置し、溶着部位の冷却後に下降する遅動カッタにより、溶着封止されたフィルムウェブ接合部とワーク包装体とを分離切断をする手段とからなり、
    前記原反繰り出し部は、
    原反ロールの表面接触駆動ローラと、該ローラに連動するテンションコントロール部と、トルクコントローラ付きドローローラと、原反フィルムウェブ供給用のダンシングローラ部とダンシングローラストッパとより構成し、前記ワークの巻き締め時に前記ダンシングローラストッパによりダンシングローラの昇降を停止するようにするとともに、前記フィルムウェブの巻き戻しによりワークを抱き込んだフィルムウェブの捲き締めを行う際のテンションを前記トルクコントローラに設定した適正トルク量により決まるようにしたことを特徴とする食肉二方シール自動包装機。
  2. 前記ワークシール部は、捲き締めワーク包装体の溶着封緘する溶着シール部とフィルムウェブ接合部形成用の溶着部からなり、又前記フィルムウェブ接合部とワーク包装体とを分離切断をする手段は、前記溶着シール部と溶着部との間に設けた遅動カッタと含み、前記溶着部位の冷却後に前記遅動カッタが下降してフィルムウェブ接合部とワーク包装体とを分離切断をすることを特徴とする請求項1記載の食肉二方シール自動包装機。
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