JP4402214B2 - AlGaInP発光ダイオード - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
(AlXGa1-XYIn1-YP(0≦X≦1、0≦Y≦1)(以下、AlGaInPと略す)発光層からの発光を外部へ出射するのに好都合な窓層を具備した高輝度のAlGaInP発光ダイオードに関する。
【0002】
【従来の技術】
(AlXGa1-XYIn1-YP(0≦X≦1、0≦Y≦1)多元混晶にあって、特に、インジウム組成比(=1−Y)を0.5とする(AlXGa1-X0.5In0.5P(0≦X≦1)は、GaAs単結晶と良好な格子整合性を果たせる利点がある(Appl.Phys.Lett.,57(27)(1990)、2937〜2939頁参照)。このため、例えば赤橙系色を出射する発光ダイオード(LED)或いはレーザーダイオード(LD)等の発光素子の構成層として利用されている(Appl.Phys.Lett.,64(21)(1994)、2839〜2841頁参照)。
【0003】
従来の、pn接合型のダブルヘテロ(DH)構造のAlGaInPLEDにあって、DH構造発光部の上方には、窓層(ウィンドウ層)を配置するのが通例となっている(SPIE、Vol.3002(1997)、110〜118頁参照)。窓層は、発光の取り出し効率を向上させるため、発光層からの発光を吸収し難い、発光に対して透明な禁止帯幅の大きな半導体材料から構成する必要がある。また、窓層は、発光面積の拡大を期して、素子動作電流を、LEDを構成するIII−V族化合物半導体結晶層へ広範に拡散する役目も担う結晶層であるから、出来る限り低抵抗の結晶層から構成するのが常套である。
【0004】
従来の窓層の構成材料としては、砒化アルミニウム・ガリウム結晶が知られている(Appl.Phys.Lett.,58(10)(1991)、1010〜1012頁参照)。また、窓層をリン化ガリウム(GaP)から構成する例がある(J.Electron.Mater.,20(1991)、1125〜1130頁参照)。従来、窓層として利用されるGaP結晶層の層厚は約10μmから数10μmであり(前出のSPIE、Vol.3002参照)、よって、AlGaInP結晶層の一般的な成長方法である有機金属熱分解気相成長(MO−VPE)法に比較すれば、より簡便に厚膜が成膜できるハロゲン(halogen)或いはハイドライド(hydride)VPEにより形成されている。
【0005】
III−V族化合物半導体材料に加え、透明な酸化物結晶層を発光部の上方に配置する積層構成も開示されている。例えば、アメリカ合衆国特許第5,481,122号の発明に依るAlGaInPLEDには、p形オーミックコンタクト層上に酸化インジウム・錫(indium−tin oxide:略称ITO)層からなる窓層が配置されている。また、リン化砒化ガリウム(GaAsP)、GaP、リン化ガリウム・インジウム(GaInP)またはGaAsから構成されるコンタクト層を被覆する様に酸化インジウム、酸化錫、酸化亜鉛や酸化マグネシウムからなる透明被膜を設ける手段が開示されている(特開平11−17220号公報明細書参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
AlPGa1-PAsは、AlGaInPLEDを構成するGaAs層或いはAlGaInP層等と良好な格子整合関係がある。このため、これらの層上には、ミスフィット(misfit)転位等の結晶欠陥の密度が小さいAlPGa1-PAs窓層を形成できる利点がある。しかし、約0.5を越える高いアルミニウム組成比(=P)のAlPGa1-PAsを窓層として設けたAlGaInPLEDでは、高温多湿の環境下に於いて順方向電圧が経時的に変化する問題が発生している。この電気的特性の変動を抑制するための、例えばパッシベーション(passivation)技術などの特別な技術手段が要求され、LEDの製造工程は煩雑となる。
【0007】
GaPから窓層を構成すれば外部発光効率が数倍に上昇する優位性があるとされる。しかし、発光の取り出し効率を顕著に向上させるには、GaP結晶層を数10μm程度の厚い膜とする必要がある。この厚膜を形成するために、クラッド層或いは発光層を構成するAlGaInP結晶層の場合とは異なる成膜技術を必要とし、LEDの製造工程が煩雑である。
【0008】
また、透明酸化物層を備えた従来のAlGaInPLEDに於いて、酸化物層はGaAs等から成るコンタクト層を介して設けられているなど複雑な積層構成となっている。しかし、GaAsの室温での禁止帯幅(=1.43eV)は、一般的な発光層の構成材料であるAlGaInPに比較すれば小さく、発光が吸収されるため高輝度のLEDを獲得するに不利となる。更に、抵抗率が約10-4Ω・cm程度と小さなITO膜を単に、例えばGaAsコンタクト層に接触させて設けても良好なオーミック接触が安定して得られない問題がある。
【0009】
約10-4Ω・cm程度の低抵抗率の導電性を呈する酸化物結晶にはZnOがある(電子情報通信学会技術研究報告、Vol.99、No.63(1999.5.20.)、83〜88頁参照)。しかし、II−VI族半導体の一種である酸化亜鉛を構成する亜鉛(Zn)は、LEDの構成層であるIII−V族化合物半導体結晶層に対しては富に拡散し易い元素である。従って、窓層をなす酸化亜鉛被膜を従来技術に倣い、例えばn形III−V族半導体結晶層上に接合させて設けると、n形III−V族半導体結晶層の表層部は、亜鉛の拡散によりn形キャリアが電気的に補償され、高抵抗或いはp形層となる不都合がある。これにより、LEDの順方向電圧が異常にも増大し、AlGaInPLEDの順方向電圧の低減を阻害している。
【0010】
III−V族半導体に比べ、室温で3eVを越えるより大きな禁止帯幅を有するが故に、酸化物結晶層から構成される窓層は、発光の外部への取り出しに元来、優位である。しかし、酸化物結晶の構成元素のIII−V族半導体結晶層内への拡散を防ぎ、良好なオーミック接触特性を発揮する窓層の構成要件並びにその積層構造は開示されていない。
【0011】
本発明の課題は、特に、II−VI族酸化物結晶層を含む窓層を構成するにあたり、発光を外部へ取り出すのに好都合で、且つAlGaInPLEDを構成するIII−V族半導体結晶層と良好なオーミック接合を発現できる窓層の積層構成を提示することにある。本発明は、この課題を克服して、高輝度のAlGaInPLEDを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
発明者は、上記の課題を解決すべく鋭意努力検討した結果、本発明に到達した。即ち、本発明は、
[1]窓層を備え、AlGaInPの発光層を有する発光ダイオードにおいて、窓層がII−VI族半導体結晶層と金属酸化物層とを含むことを特徴とするAlGaInP発光ダイオード、
[2]金属酸化物層が、II−VI族酸化物半導体結晶層であることを特徴とする[1]に記載のAlGaInP発光ダイオード、
[3]II−VI族半導体結晶層とII−VI族酸化物半導体結晶層とが接していることを特徴とする[2]に記載のAlGaInP発光ダイオード、
[4]II−VI族酸化物半導体結晶層がZnOを15重量%以上含むことを特徴とする[2]または[3]に記載のAlGaInP発光ダイオード、
[5]II−VI族半導体結晶層がZnSeを80重量%以上含むことを特徴とする[1]〜[4]の何れか1項に記載のAlGaInP発光ダイオード、
[6]II−VI族半導体結晶層が、GaAsに対する格子不整合率が2%以下であるIII−V族半導体結晶層上に設けられていることを特徴とする[1]〜[5]のいずれか1項に記載のAlGaInP発光ダイオード、
[7]III−V族半導体結晶層が、砒化ガリウム、または砒化アルミニウム・ガリウム、または(AlQGa1-Q0.5In0.5P(0≦Q≦1)であることを特徴とする[6]に記載のAlGaInP発光ダイオード、に関する。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明のAlGaInPLEDは、窓層を有し、発光層は(AlXGa1-XYIn1-YP(0≦X≦1、0≦Y≦1)多元混晶で構成される。特に、インジウム組成比(=1−Y)を0.5とする(AlXGa1-X0.5In0.5P(0≦X≦1)は、GaAs単結晶と良好な格子整合性を果たせ、本発明のLEDを構成するのに好ましい。
【0014】
本発明の第1の実施形態は、窓層をII−VI族半導体結晶層と金属酸化物層とを含む重層構造から構成することを特徴としている。窓層を構成するII−VI族半導体には、周知の硫化亜鉛(化学式:ZnS)、ZnSe、テルル化亜鉛(化学式:ZnTe)、硫化カドミウム(化学式:CdS)、セレン化カドミウム(化学式:CdSe)、テルル化カドミウム(化学式:CdTe)、硫化水銀(化学式:HgS)、セレン化水銀(化学式:HgSe)、テルル化カドミウム(化学式:CdTe)、及びセレン化硫化亜鉛(組成式ZnS1-XSeX:0≦X≦1)などの混晶がある。また、Znやカドミウム(Cd)に加え、マグネシウム(Mg)を構成元素として含むZnMgS、ZnMgSeやZnMgSSeなどがある。本発明では、AlGaInPLEDにあって所望するところの発光の波長が、約510ナノメータ(nm)を越える緑色帯から橙赤色帯であることに鑑み、室温での禁止帯幅(=Eg)が約2.4エレクトロンボルト(eV)を越えるII−VI族半導体を窓層の一構成材料として好適に用いる。これに合致する禁止帯幅を有するII−VI族半導体としては、ZnO(Eg=3.35eV)、硫化亜鉛(Eg=3.68eV)、セレン化亜鉛(Eg=2.60eV)、セレン化硫化亜鉛(Eg=2.60eV〜3.68eV)、硫化カドミウム(Eg=2.42eV)等が例示できる(禁止帯幅については、寺本 巌著、「半導体デバイス概論」((株)培風館 1995年3月30日発行初版)、28頁参照)。
【0015】
窓層は、唯一のII−VI族半導体結晶層から構成し、屈折率を一様とする窓層とするよりも、禁止帯幅が上記の如く大きく、また、屈折率をII−VI族半導体結晶層よりも小とする透明な金属酸化物層を重層させれば、発光層から出射される発光を透過するのにより好都合な屈折率の分布を有する窓層が構成できる。透明な金属酸化物材料には、酸化マグネシウム(化学式:MgO)等のII族酸化物、酸化インジウム(化学式:In23)や酸化ガリウム(化学式:Ga23)等のIII族酸化物、酸化錫(化学式:SnO2)等のIV族酸化物やこれらの混合物からなる複合酸化物がある。
【0016】
第1の実施形態の具体例としては、セレン化亜鉛結晶層上にITO層を重層させた構造からなる窓層がある。ITO等の金属酸化物層とその被堆積層となるAlGaInPLED構成層との間に、II−VI族半導体結晶層を配置させると、金属酸化物層からの被堆積層へ拡散、侵入する酸素等の量を低減するに有効となる。間に配置されたII−VI族半導体結晶層により、III−V族半導体で深い準位を形成する酸素等が捕獲されるからである。このため、被堆積層をなすIII−V族半導体結晶層内のキャリアは、酸素等により補償されることなく、電気的に活性化した状態で残留することとなる。従って、II−VI族半導体結晶層をITO等の金属酸化物層の下地層として配置しておけば、良好なオーミック接触性を有するITO等の金属酸化物層を備えた窓層が得られる。
【0017】
窓層を、II−VI族半導体結晶層を利用して構成すれば、(1)ワイドバンドギャップ(wide bandgap)半導体であるが故に、禁止帯幅が小であるIII−V族半導体からなる従来の窓層による発光の吸収、(2)金属酸化物を直接、AlGaInPLEDを構成するIII−V族半導体結晶層上に設けた場合のオーミック接触性の不良に代表される従来技術に依る窓層の問題点が回避される。
【0018】
本発明では、上記のII−VI族半導体にあって、酸化亜鉛等の酸化物をII−VI族酸化物半導体と仮称する。II−VI族酸化物として他に、酸化硫化亜鉛(組成式ZnS1-XX:0≦X≦1)、酸化セレン化亜鉛(組成式ZnSe1-XX:0≦X≦1)、酸化インジウム・亜鉛(ZnIn24)や酸化ガリウム・亜鉛(ZnGa24)(J.Lumin.72−74(1997)、997〜998頁参照)等がある。また、酸素(元素記号:O)を構成元素として含有しないII−VI族半導体をII−VI族半導体として区別して呼称する。
【0019】
本発明の第2の実施形態では、II−VI族半導体からなる結晶層とII−VI族酸化物半導体からなる結晶層とを含む重層構造から窓層を構成する。II−VI族半導体は上記の如く、AlGaInP発光層からの発光を透過するのに充分なワイドバンドギャップ材料であり、尚且つ大凡、300℃から500℃の比較的低温で成膜できる。従って、II−VI族半導体から窓層を構成すれば、例えば、DH構造発光部を構成するヘテロ接合界面の受熱による「乱雑化」が抑制され、かつ、発光の透過性に優れる窓層が得られる利点がある。
【0020】
重層構造を構成するII−VI族半導体結晶層の伝導形は相互に同一とする。また、II−VI族半導体結晶層の伝導形は、被堆積層のIII−V族半導体層と同一とする。また、II−VI族半導体結晶層とII−VI族酸化物半導体結晶層とを重層させて窓層を構成する際に、AlGaInP発光層側より外側に向けて、屈折率が漸次、小となる屈折率分布をもたらす様に結晶層を重層させると、発光の外部取り出し効率に特に優れる窓層が得られる。第2の実施形態に於ける具体的な構成例として、屈折率(=n)を2.5とするn形CdS結晶層を下地層とし、その上に重層させたn形ZnO(n=2.0)との重層構造からなる透明導電性窓層が挙げられる。
【0021】
また、特に、第3の実施形態である、II−VI族半導体結晶層を下地層とし、この層に接して、上層をII−VI族酸化物半導体結晶層とすると、II−VI族半導体結晶層による酸素等のIII−V族半導体被堆積層への拡散防止効果により、良好なオーミック接触性がもたらされる。即ち、低減化された順方向電圧が顕現される。
【0022】
第3の実施形態に於いて、重層構造窓層の最表層をなすII−VI族酸化物半導体結晶層上には、不働体化(passivation)膜を敷設することもできる。例えば、ITO膜やポリイミド膜から不働体化膜が構成できる。不働体化膜は、窓層の最表層のII−VI族酸化物半導体結晶よりも屈折率をより小とする材料から構成するのが最適である。上記のCdS(下地層)/ZnO(最表層)重層構造窓層を例にして好適な不働体化膜を挙げれば、二酸化珪素(SiO2:n=1.6)膜や窒化珪素(Si34:n=1.9)膜が挙げられる。LEDを構成する場合にあって、窓層上には電極を敷設する必要がある。これらの絶縁性被膜が窓層上に冠されており、また、II−VI族酸化物半導体結晶層が導電性の低い酸化物層から構成されている場合、電極の底部は、その形成予定領域に在る絶縁性不働体化膜または酸化物層を選択的に除去し、下層のII−VI族半導体結晶層に接触させて設けるのが好ましい。
【0023】
酸化亜鉛結晶は不純物を故意に添加しない、所謂アンドープ(undope)状態でn形の伝導性を呈するが、III族元素をドーピングすれば、より確実に低比抵抗のn形酸化亜鉛層が形成できる。従って、第4の実施形態では、II−VI族酸化物半導体結晶層を、酸化亜鉛を主体に構成して、導電性に優れる透明な窓層を構成する。II−VI族酸化物半導体結晶層で酸化亜鉛が占める割合は、好ましくは15重量%以上であり、更にに好ましくは20重量%以上とする。LEDの動作電流を広範囲に拡散させるためには、酸化亜鉛を主体的に含む層の比抵抗はできるだけ小であるのが望ましい。少なくとも約5mΩ・cm未満であるのが望ましい。アルミニウム(Al)、ガリウム(Ga)やインジウム(In)等のIII族元素をドープすれば、比抵抗を約2〜3×10-4Ω・cmとする窓層として充分な導電性が付与されたn形酸化亜鉛結晶層が得られる。また、例えば、AlとGaの双方を添加したn形酸化亜鉛層でも同様の比抵抗値がもたらされる。酸化亜鉛結晶層の比抵抗は通常のホール(Hall)効果測定法等により測定できる。
【0024】
ZnO結晶層は、通常の高周波スパッタ法や真空蒸着法等の物理的堆積法や化学的堆積(CVD)法などにより形成できる。また、湿式塗布法により形成できる。被堆積物の温度を大凡、200℃以上として、望ましくは約250℃から約450℃の範囲で成膜すれば、素子動作電流を平面的に拡散するに充分な抵抗率(=比抵抗)を1×10-3Ω・cm未満とする低抵抗率の酸化亜鉛層が得られる。この様な温度範囲で成膜された酸化亜鉛層は、ウルツ鉱(wurtzite)結晶型の<0001>方向(所謂、c軸方向)に優勢的に成長した多結晶層からなるのがもっぱらである。このため、酸化亜鉛層の層厚を、約5μmを越える厚膜とすると、酸化亜鉛層の表面の平坦性が悪化し発光強度の発光面内での均一化に支障を来す。逆に極薄膜とすると抵抗が増し、動作電流を充分に拡散させるに至らない。よって、酸化亜鉛窓層の層厚は約5nm以上であるのが望ましい。n形酸化亜鉛層の好ましい仕様の一例は、層厚が約200nmで、キャリア濃度が約3.9×1020cm-3で、比抵抗が約1.1×10-3Ω・cmで、ホール移動度が約12cm2/V・sである。
【0025】
第5の実施の形態では、II−VI族半導体層を特に、ZnSeを主体に構成する。II−VI族半導体層でZnSeが占める割合は、好ましくは80重量%以上であり、より好ましくは90重量%以上である。セレン化亜鉛の室温での禁止帯幅は、約2.6eVである。概略すれば、セレン化亜鉛は、第1及び第2の実施形態で利用する金属酸化物及びII−VI族酸化物半導体と、LEDを構成するAlGaInPとのおしなべて間の禁止帯幅を保有している。従って、セレン化亜鉛層をAlGaInP層と酸化物層との間に配置する構成に依れば、AlGaInPLED構成層とII−VI族酸化物半導体層との間で禁止帯幅を段階的に変化させることができ、オーミック接触性により優れる窓層が構成できる利点がある。また、セレン化亜鉛の屈折率は、約2.6である(赤崎 勇編著、「III−V族半導体」((株)培風館、1994年5月20日発行初版)、150頁参照)。従って、セレン化亜鉛層を下地層とし、その上層を酸化亜鉛(n=2.0)層とすれば、屈折率を発光層より外側に向けて漸次、小となる分布を有する重層構造の窓層が簡便に構成できる。
【0026】
セレン化亜鉛層をGaAsと略格子整合をなすIII−V族半導体結晶層上に設ければ、特に結晶性に優れた層が得られる。GaAsの格子定数は約5.653オングストロームで、また、セレン化亜鉛の格子定数で5.668オングストロームであり(上記の「III−V族半導体」、148頁参照)、このため、格子のミスマッチ(mismatch)度が約0.3%と矮小であることに依る。結晶性が良好なセレン化亜鉛層を下地層とすれば、よりオーミック接触性に優れる窓層がもたらされる。故に、第5の実施形態では、セレン化亜鉛層をGaAsと略同一の格子定数をもつIII−V族半導体結晶層上に堆積させる。III−V族半導体結晶層のGaAsに対する格子の不整合率は、好ましくは2%以下であり、更に好ましくは1%以下である。GaAsと略格子整合するIII−V族半導体には、砒化アルミニウム・ガリウムがある。AlPGa1-PAsとGaAsとの最大のミスマッチ度は約0.14%であり、GaAsと略格子整合するものと見なせる(上記の「III−V族半導体」、186頁参照)。また、GaAsと格子整合をなす別の材料例には、(AlXGa1-X0.5In0.5Pがある。第6の実施形態では、従って、良質のセレン化亜鉛層を得るために、同層をGaAs、AlPGa1-PAs及び(AlXGa1-X0.5In0.5P結晶層上に設ける。
【0027】
セレン化亜鉛層は、一般的な高周波スパッタリング法或いは有機金属熱分解気相成長(MO−CVD)法などの手段により成膜できる。AlGaInPLED構成層との良好なオーミック接触性を果たすために、セレン化亜鉛層のキャリア濃度は約1×1017cm-3を越えるのが望ましい。約2×1019cm-3を越える高キャリア濃度を得るために高濃度にドーピングを施したセレン化亜鉛層では平滑性等の表面状態が悪化するため、好ましく用いることはできない。セレン化亜鉛は元来、n形の導電性を呈し易い。従って、例えば、n形セレン化亜鉛層とn形酸化亜鉛からなる重層構造の窓層は、n−サイドアップ型のAlGaInPLEDにあって、n形クラッド層上に好ましく設けることができる。
【0028】
MO−CVD法では、n形セレン化亜鉛層とn形酸化亜鉛層との重層構造からなる窓層を構成するのに際し、成膜時間の経過と共に、経時的にセレン(Se)原料若しくは酸素原料の成長反応系への供給量に変化を与えることができる。この成長手段では、層厚の増加方向にSeの量を減じ、逆に酸素の量を増加させて、組成的な勾配を有する重層構造の窓層を形成することができる。Se或いは酸素組成比は、連続的若しくは段階的に変化させることができる。組成勾配を付すことにより、セレン化亜鉛と酸化亜鉛との格子の不整合性を緩やかに緩和しつつ、下地層の底層部をセレン化亜鉛とし、上層の表層部を酸化亜鉛とする良質の結晶層からなるZnSe/ZnO重層窓層が構成できる。
【0029】
【実施例】
(実施例1)
本実施例では、エピタキシャル積層構造体20上に、ZnSeとITOとの重層構造の窓層を備えたAlGaInPLED10を例にして、本発明を詳細に説明する。図1は本実施例に係わるLED10の断面模式図である。
【0030】
積層構造体20は、p形GaAs単結晶基板101上に順次、積層したp形GaAs緩衝層102、p形(Al0.7Ga0.30.5In0.5P下部クラッド層103、アンドープ(Al0.2Ga0.80.5In0.5P発光層104、及びn形(Al0.7Ga0.30.5In0.5P上部クラッド層105、n形GaAsコンタクト層106から構成した。エピタキシャル構成層102〜106の各層は、トリメチルガリウム((CH33Ga)/トリメチルアルミニウム((CH33Al)/トリメチルインジウム((CH33In)/ホスフィン(PH3)系減圧MO−VPE法により730℃で成長させた。p形緩衝層102及びp形下部クラッド層103ドーパント源にはジエチル亜鉛((C252Zn)を用いた。n形上部クラッド層105のドーピング源はジシラン(Si26)とした。n形コンタクト層106のドーピング源にはセレン化水素(H2Se)を用いた。
【0031】
基板101には、<011>方向に4゜傾斜した、Znドープ(100)p形GaAs単結晶を用いた。基板101のキャリア濃度は約1×1019cm-3であった。ZnドープGaAs緩衝層102の層厚は1.5μmとし、キャリア濃度は約2×1018cm-3とした。Znドープ下部クラッド層103の層厚は3.5μmとし、キャリア濃度は約3×1018cm-3とした。発光層104の層厚は約0.2μmとし、キャリア濃度は約5×1016cm-3とした。Siドープ上部クラッド層105の層厚は約1μmとし、キャリア濃度を7×1017cm-3とした。Seドープコンタクト層106の層厚は50nmとし、キャリア濃度は2×1019cm-3とした。
【0032】
Seドープコンタクト層106の表面上には、一般的なマグネトロンスパッタリング法によりAlドープのn形ZnSeからなる第1の窓層構成層107aを被着させた。第1の窓層構成層107aの層厚は約0.5μmとし、キャリア濃度は約4×1018cm-3とした。第1の窓層構成層107aを構成するセレン化亜鉛層は一般的なX線回折分析法により、略全体が単結晶から構成されていた。
【0033】
第1の窓層構成層107aの成膜を終了した後、第1の窓層構成層107a上に公知のマグネトロンスパッタリング法を利用してITO膜を被着させた。第2の窓層構成層107bとしたITO膜の層厚は約0.20μmとした。同膜107bは比抵抗を約8×10-4Ω・cmとするITOから形成した。第1及び第2の窓層構成層107a、107bの重層構造から透明導電性の窓層107を構成した。
【0034】
一般的な2次イオン質量分析(略称SIMS)に依り、ITO膜107bの被着前後に於けるZnSe層107a内の酸素原子濃度を比較した。ITO膜を被膜する以前では、約2×1017原子/cm3であった酸素原子濃度は、被膜後では約7×1018原子/cm3に増加していた。一方、(Al0.7Ga0.30.5In0.5P上部クラッド層105の表層部の酸素原子濃度は、ITO膜107bの被着前後で然して変化は認められず、約1×1017原子/cm3であった。これは、II−VI族半導体層107aに依る酸素の上部クラッド層105への侵入を防止する作用に依るものと解釈された。
【0035】
窓層107の表面上には、膜厚を約0.15μmとする二酸化珪素(SiO2)被膜を保護膜108として堆積した。二酸化珪素保護膜108はモノシラン(SiH4)を原料とする公知のプラズマCVD法により被着させた。これより、第1の窓層構成層(屈折率を約2.7とするZnSe層)、第2の窓層構成層(屈折率を約2前後とするITO層)及びSiO2保護膜(屈折率=1.6)からなる発光層より遠方に向けて屈折率を漸次、小とする窓層107と保護膜108との重層構造を形成した。
【0036】
電極を形成する予定の領域に在る保護膜108を一般的なフォトリソグラフィー技術を利用して除去した後、同領域に直径を約120μmとするAl円形電極109を設けた。GaAs基板101の裏面の全面には金・亜鉛合金(Au98重量%−Zn2重量%合金)を真空蒸着した後、420℃で2分間合金化(アロイ)処理を施してp形オーミック電極110となした。然る後、一辺を約350μmとする略正方形の個別のチップに裁断しLED10となした。
【0037】
Al電極109及びp形オーミック電極110間に順方向に20ミリアンペア(mA)の電流を通流したところ、重層構造の窓層107の略全面からほぼ均等な赤橙色の発光が得られた。分光器により測定された発光波長は約620nmであった。また、発光スペクトルの半値幅は約17nmであり、単色性に優れる発光が得られた。順方向電圧(@20mA)は1.94±0.03ボルト(V)と均一であった。また、発光強度は約50ミリカンデラ(mcd)に到達した。
【0038】
(実施例2)
実施例1に記載のエピタキシャル積層構造体表面上に設けた、ZnSeからなる第1の窓層構成層上に酸化亜鉛からなる第2の窓層構成層を備えたAlGaInPLEDを例にして本発明を説明する。
【0039】
図2に本実施例に係わる積層構造体40からなるAlGaInPLED30の断面構造を模式的に示す。上記の実施例1の積層構造体20(図1)と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0040】
本実施例では、第2の窓層構成層107bをAlドープのn形ZnOから構成した。Alドープn形ZnO層は、一般的なマグネトロンスパッタリング法により堆積した。スパッタリング圧力は約0.8トール(Torr)とし、堆積温度は約300℃とした。高周波電力は約100ワット(W)とし、堆積時間を25分間として約0.25μmの層厚の酸化亜鉛層を得た。
【0041】
酸化亜鉛からなる第2の窓層構成層107b上には、ITOからなる保護層108を冠した。表面保護層108たるITO被膜は、比抵抗を約7×10-3Ω・cmとするn形導電性膜であり、層厚は約0.10μmとした。以上、第1乃び第2の窓層構成層107a〜107bより、層厚の増加方向に漸次、屈折率を小とする窓透明導電性の窓層107を構成した。
【0042】
電極を形成する予定の領域に在る保護層108を一般的なフォトリソグラフィー技術を利用して除去した後、同領域に直径を約120μmとする金(Au)円形電極109を設けた。GaAs基板101の裏面の全面には金・亜鉛合金(Au98重量%−Zn2重量%合金)を真空蒸着した後、420℃で2分間合金化(アロイ)処理を施してp形オーミック電極110となした。然る後、一辺を約350μmとする略正方形の個別のチップに裁断しLED30となした。
【0043】
金電極109及びp形オーミック電極110間に順方向に20mAの電流を通流したところ、重層構造の窓層107の略全面からほぼ均等な赤橙色の発光が得られた。分光器により測定された発光波長は約620nmであった。また、発光スペクトルの半値幅は約18nmであり、単色性に優れる発光が得られた。順方向電圧(@20mA)は1.95±0.03Vと均一であった。また、発光強度は約60mcdに到達した。
【0044】
【発明の効果】
本発明に依れば、発光を都合良く外部へ取り出すのに好都合な窓層が構成できるため、高輝度のAlGaInP発光ダイオ−ドがもたらされる効果がある。
【0045】
また、本発明の構成に依る窓層では、AlGaInPLED構成層と良好なオーミック接触性がもたらされるため、順方向電圧が低く、且つ均一なAlGaInP発光ダイオードが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に記載のLEDの断面模式図である。
【図2】実施例2に記載のLEDの断面模式図である。
【符号の説明】
10 AlGaInP LED
20 積層構造体
30 AlGaInP LED
40 積層構造体
101 GaAs単結晶基板
102 GaAs緩衝層
103 下部クラッド層
104 発光層
105 上部クラッド層
106 コンタクト層
107 窓層
107a 第1の窓層構成層
107b 第2の窓層構成層
108 保護膜
109 金属電極
110 p形オーミック電極

Claims (7)

  1. 窓層を備え、(AlXGa1-XYIn1-YP(0≦X≦1、0≦Y≦1)の発光層を有する発光ダイオードにおいて、窓層がn形のII−VI族半導体結晶層と該n形のII−VI族半導体結晶の上の全面に形成された金属酸化物層とを含むことを特徴とするAlGaInP発光ダイオード。
  2. 金属酸化物層が、II−VI族酸化物半導体結晶層であることを特徴とする請求項1に記載のAlGaInP発光ダイオード。
  3. n形のII−VI族半導体結晶層とII−VI族酸化物半導体結晶層とが接していることを特徴とする請求項2に記載のAlGaInP発光ダイオード。
  4. II−VI族酸化物半導体結晶層が酸化亜鉛(化学式:ZnO)を15重量%以上含むことを特徴とする請求項2または3に記載のAlGaInP発光ダイオード。
  5. n形のII−VI族半導体結晶層がセレン化亜鉛(化学式:ZnSe)を80重量%以上含むことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のAlGaInP発光ダイオード。
  6. n形のII−VI族半導体結晶層が、砒化ガリウム(化学式:GaAs)に対する格子不整合率が2%以下であるIII−V族半導体結晶層上に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のAlGaInP発光ダイオード。
  7. III−V族半導体結晶層が、砒化ガリウム、または砒化アルミニウム・ガリウム(組成式AlPGa1-PAs:0≦P≦1)、または(AlQGa1-Q0.5In0.5P(0≦Q≦1)であることを特徴とする請求項6に記載のAlGaInP発光ダイオード。
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