JP4397552B2 - 塵芥収集車の塵芥押込制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は塵芥収集車の塵芥押込制御装置に係り、特に、排出板を前方へ移動させる塵芥の押込み動作を終始一貫して円滑に行えるようにする対策に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば特開平2−117502号公報に開示される如く、車体上に塵芥収容箱と、この塵芥収容箱に塵芥詰込口を介して連通する塵芥投入箱とを連設し、塵芥投入箱内に塵芥投入口から投入された塵芥を塵芥詰込口を介して塵芥収容箱の塵芥収容空間に押込む塵芥押込装置を設ける一方、塵芥収容箱内にその内部空間を塵芥が押込まれる塵芥収容空間とその前方の空間とに区画する車軸方向に移動自在な排出板を設け、多段式の排出シリンダで排出板を車軸方向に移動させることにより塵芥収容空間の容積を増減調節させるように構成した塵芥収集車は知られている。
【0003】
そして、このような塵芥収集車には塵芥押込制御装置が設けられており、この塵芥押込制御装置は、塵芥収容箱への塵芥押込作業時、排出シリンダの背圧側油室を常時高圧に維持する一方、塵芥の押込みに伴ない塵芥押込装置に作用する圧力が所定値以上に達すると排出シリンダの背圧側油室を一定時間の間オイルリザーバに連通させるよう電磁式切換弁を切換えて、排出板を塵芥の押込みに応じて自動的に奥方(車体前方)に移動させて塵芥収容空間の容積を拡大させることにより、塵芥を圧縮しながら塵芥詰込口を介して塵芥収容空間に収容させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の塵芥収集車の塵芥押込制御装置にあっては、塵芥収容箱への塵芥の押込作業時に排出シリンダの各段が段階的に収縮動作することになるが、排出シリンダの最終収縮段では、その収縮動作が円滑に行われないことがある。これは、排出シリンダの背圧側油室の油圧が押込シリンダの背圧側油室の油圧よりも低くなるからであり、これによって、排出シリンダの最終収縮段での収縮動作が円滑に行われず、排出板を前方へ移動させる塵芥の押込み動作を終始一貫して円滑に行うことができないことになる。
【0005】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、塵芥の押込み動作を終始一貫して円滑に行うことができる塵芥収集車の塵芥押込制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明が講じた解決手段は、塵芥収集車の塵芥押込制御装置として、車体上に搭載され、後方に塵芥詰込口を有する塵芥収容箱と、この塵芥収容箱の塵芥詰込口に傾動自在に連設される塵芥投入箱と、この塵芥投入箱の内部に装備され、塵芥を上記塵芥詰込口を介して上記塵芥収容箱に押し込む塵芥押込装置と、上記塵芥収容箱の内部に前方に移動自在に設けられ、塵芥収容箱の内部空間を上記塵芥押込装置により塵芥が押し込まれる塵芥収容空間とその前方の空間とに区画する排出板と、この排出板を収縮時に前方に移動させて塵芥収容空間の容積を変化させる排出シリンダと、上記排出シリンダの油圧回路に設けられ、排出シリンダの背圧側油室がオイルリザーバに対し個々の抵抗を介して連通される互いに抵抗値の異なる高抵抗手段および低抵抗手段と、上記排出シリンダの背圧側油室を低抵抗手段に対する連通位置と遮断位置とに切り換える電磁式切換弁と、この電磁式切換弁の下流側に設けられ、排出シリンダの背圧側油室の油圧が塵芥押込装置に作用する圧力よりも高いときに排出シリンダの背圧側油室をオイルリザーバに対し高抵抗手段または低抵抗手段を介して連通させるように上記電磁切換弁を切り換える一方、排出シリンダの背圧側油室の油圧が塵芥押込装置に作用する圧力よりも低いときに上記電磁切換弁を低抵抗手段に対する遮断位置に切り換えるとともに塵芥押込装置に作用する圧力が所定値以上に達した際に上記排出シリンダの背圧側油室を瞬時のみオイルリザーバに対し連通させるように制御する切換制御手段とを備える構成としたものである。
【0007】
この特定事項により、生ゴミや段ボールなどの通常の塵芥を塵芥収容箱に押込む場合、排出シリンダの収縮初期において背圧側油室の油圧が塵芥押込装置に作用する圧力よりも高くなっている状態では、排出シリンダの背圧側油室をオイルリザーバに対し高抵抗手段を介して連通させるように電磁切換弁を低抵抗手段に対する遮断位置に切り換えておくことで、排出板が塵芥の押込みに応じて自動的に奥方(車体前方)に移動して塵芥収容空間の容積が拡大され、生ゴミや段ボールなどの通常の塵芥が圧縮されながら塵芥詰込口を介して塵芥収容空間に収容される。
【0008】
また、木製品などの硬い塵芥を塵芥収容箱に押込む場合、排出シリンダの収縮初期において背圧側油室の油圧が塵芥押込装置に作用する圧力よりも高くなっている状態では、排出シリンダの背圧側油室をオイルリザーバに対し低抵抗手段を介して連通させるように電磁切換弁を連通位置に切り換えておくことで、排出板が硬い塵芥の押込みに応じて自動的に奥方に移動して塵芥収容空間の容積が拡大され、硬い塵芥が圧縮されながら塵芥詰込口を介して塵芥収容空間に収容される。このため、木製品などの硬い塵芥の押込み動作時における塵芥押込装置(押込板)の破損が確実に防止される。
【0009】
一方、生ゴミや段ボールなどの通常の塵芥、および木製品などの硬い塵芥を塵芥収容箱に押込む場合、排出シリンダの収縮終期において背圧側油室の油圧が塵芥押込装置に作用する圧力よりも低くなっている状態では、排出シリンダの背圧側油室を低抵抗手段に対して遮断するように電磁切換弁を遮断位置に切り換えるとともに、塵芥押込装置に作用する圧力が所定値以上に達した際に上記排出シリンダの背圧側油室を瞬時のみオイルリザーバに対し連通させるように制御することで、排出板が塵芥の押込みに応じて自動的に奥方に移動して塵芥収容空間の容積が拡大され、生ゴミや段ボールなどの通常の塵芥や木製品などの硬い塵芥が圧縮されながら塵芥詰込口を介して塵芥収容空間に収容される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について、図面に基づき説明する。
【0011】
図1において、塵芥収集車の車体上には、車体後方側に塵芥を詰込むための塵芥詰込口3が開口されてなる塵芥収容箱1が搭載されており、さらに、その塵芥詰込口3上端に、枢軸4によって塵芥投入箱2が傾動自在に連設されている。
【0012】
該塵芥投入箱2は、その車体前方側が開放されて塵芥収容箱1の塵芥詰込口3に連通されるとともに、背面下方に塵芥を投入する投入口5が開口され、その下部に塵芥の貯留室6が形成されており、この塵芥投入箱2内には、塵芥を圧縮し、押し潰して塵芥収容箱1内に押込む塵芥押込装置Aが装備されている。
【0013】
この塵芥押込装置Aは、塵芥投入箱2の両側壁に沿って敷設され、車体の後方下部に向って傾斜する溝形鋼よりなる案内溝部材7を備えており、該案内溝部材7の上端部に上記枢軸4が枢支されている。一方、塵芥投入箱2内には、その全幅に亘って形成された昇降板8が収納されていて、この昇降板8の上下には、上記案内溝部材7の内壁に沿って転動自在に嵌合される案内ローラ9が軸着されている(図中破線で示す部位)。また、昇降板8の背面上部には、ブラケットを介して枢軸16が軸支されており、この枢軸16は上記案内溝部材7背面に沿うとともに、昇降板8の摺動距離に合致するように塵芥投入箱2の側壁に形成された切欠10を越えて塵芥投入箱2内側より外側に突出するようになされている。
【0014】
そして、図中破線で示すごとく、外側に突出した枢軸16と塵芥投入箱2の下部外側間には、一対の昇降シリンダ11が案内溝部材7の傾斜方向に沿って設けられていて、この昇降シリンダ11の伸縮作動により、上記昇降板8を案内溝部材7に沿って往復動させるようになされている。
【0015】
また、上記昇降板8の下端には、塵芥投入箱2の幅方向全体に亘って延設された押込板12が前後に揺動自在に軸支されるとともに、該押込板12の背面突出した支持片14と上記昇降シリンダ11先端の枢軸16との間には一対の押込シリンダ15が連結されていて、該押込シリンダ15の伸縮作動により、押込板12をその軸支部13の回りに前後に揺動させるようになされている。
【0016】
上記塵芥収容箱1は、その横断面全体に亘って設けられた排出板17によって、上記塵芥押込装置Aから塵芥詰込口3を介して押込まれた塵芥を収容する塵芥収容空間1aとその奥方(車体前方)の奧方空間1bとに区画されており、該奥方空間1bの下部には、排出板17を車軸方向に移動させるための排出シリンダ18が設けられている。該排出シリンダ18は、基部18aと、該基部18aに対して伸縮自在な第1ピストン18bと、該第1ピストン18bに対して伸縮自在な第2ピストン18cと、該第2ピストン18cに対して伸縮自在な第3ピストン18dとからなる3段式シリンダである。そして、上記基部18aの基端は排出板17の下方に設けられた支持部材21により回動自在に軸支され、上記第3ピストン18dの先端は奥方空間1bの最奥部に取付けられた軸部材22により回動自在に軸支されており、この排出シリンダ18が伸長したときには排出板17を塵芥収容箱1の塵芥詰込口3に近接させて、塵芥収容空間1aの容積を最小にする一方、排出シリンダ18が縮退することにより、塵芥収容空間1aの容積を増大変更するようになされている。
【0017】
次に、上記各シリンダ11,15,18の油圧回路について説明する。
【0018】
図2は油圧回路の配管系統を示し、Pは油圧ポンプ、Tはオイルリザーバ、V1は上記昇降シリンダ11,11を作動させるための第1切換弁、V2は上記押込シリンダ15,15を作動させるための第2切換弁、V3は排出シリンダ18を作動させるための第3切換弁であって、上記第1切換弁V1はソレノイドSOLc,SOLdを、第2切換弁V2はソレノイドSOLe,SOLfを、第3切換弁V3はソレノイドSOLg,SOLhをそれぞれ有している。そして、上記第1および第2切換弁V1,V2は油圧ポンプPに対して直列に接続され、第2および第3切換弁V2,V3は油圧ポンプPに対して並列に接続されている。
【0019】
また、PSは上記押込シリンダ15のピストン背圧側油室に連通する回路に接続された圧力スイッチ、RV1は押込シリンダ15のピストン背圧側油室に作用する圧油が所定圧以上に達するとその圧油をオイルリザーバTに開放する高圧リリーフ弁、RV2は排出シリンダ18のピストン背圧側油室に作用する圧力が所定圧力以上(例えば17.9hPa以上)に達するとその圧油をオイルリザーバTに開放する高抵抗手段としての高圧リリーフ弁である。
【0020】
そして、上記排出シリンダ18の第3ピストン18d先端および連結部材23を介して排出シリンダ18のピストン背圧側油室に接続された管路は、通常その管路からの圧油を高圧リリーフ弁RV3側に流す第1位置(図2では左位置)に付勢された電磁式切換弁としての第4切換弁V4、並びに絞り19および通常その第4切換弁V4からの圧油の流れを阻止する中正位置(図2では右位置)に付勢された切換制御手段としての第5切換弁V5を介してオイルリザーバTに接続されている。上記第4切換弁V4はソレノイドSOLnを、第5切換弁V5はソレノイドSOLmをそれぞれ有している。また、上記排出シリンダ18のピストン背圧側油室に接続された管路は、ソレノイドSOLnの励磁により第4切換弁V4が第2位置(図2では右位置)に切換わり、かつソレノイドSOLmの励磁により第5切換弁V5が連通位置(図2では左位置)に切換わったときに、第4切換弁V4および第5切換弁V5を介してオイルリザーバTに連通するようになっている。上記高圧リリーフ弁RV3(低抵抗手段)は、排出シリンダ18のピストン背圧側油室に作用する圧力が上記高圧リリーフ弁RV2の開放圧力よりも低い所定圧力(例えば7.1hPa)以上に達すると、その圧油をオイルリザーバTに戻すように開放する。
【0021】
次に、電気回路について図3に基づき説明する。
【0022】
図3において、32は電源供給ライン、33はアースラインであって、この電源供給ライン32とアースライン33とに跨って、上記塵芥収集車の各機器の作動を制御するための回路が設けられている。図中、30aは上記塵芥押込装置Aに塵芥を押込む動作を行わせるための押込制御回路であって、この押込制御回路30aには、押込動作を開始させる押込スイッチSW3と、左右の停止スイッチSW4,SW15のb接点と、第1リレーコイルR1とが直列に接続されているとともに、該第1リレーコイルR1のa接点が上記電源供給ライン32に設けられている。そして、押込制御回路30aの上記押込スイッチSW3と停止スイッチSW15との間から分岐する分岐路30a1が設けられていて、該分岐路30a1には、上記昇降板8の上限位置を検出する上限スイッチLS1のb接点と、後述する第5リレーコイルR5のb接点と、塵芥押込装置Aを連続して動作させるか1サイクルだけ動作させるかを切換える切換スイッチSW16(連動側端子が通電側となっている)とが並列に接続されており、その端部は第1リレースイッチR1に対して押込スイッチSW3とは逆の端子側に接続されている。
【0023】
30bは反転制御回路であって、この反転制御回路30bは、上記上限スイッチLS1のa接点と第3リレーコイルR3のb接点と第2リレーコイルR2とが直列に接続されると共に、第2リレースイッチR2のa接点が上限スイッチLS1と並列に接続されて成り、昇降板4が上昇限界位置まで移動すると、第2切換弁V4のソレノイドSOLfが通電されて(回路は省略する)、第2切換弁V2が切換わり押込板12が反転するようにしている。
【0024】
30dは押潰し制御回路であって、この押潰し制御回路30dは、押込板12の後方揺動限界位置を検出する後方スイッチLS3のa接点と後述の第4リレーコイルR4のb接点と第3リレーコイルR3とが直列に接続され、第3リレースイッチR3のa接点が上記後方スイッチLS3と並列に接続されると共に、第2タイマT2が第4リレースイッチR4及び第3リレーコイルR3と並列に接続され、該第2タイマT2と並列に第2限時リレーコイルX2と第2タイマスイッチT2の限時動作のa接点との直列回路が接続されて構成されている。また、31dは押潰し駆動回路であって、該押潰し駆動回路31dには、第3リレースイッチR3のa接点と第1切換弁V1のソレノイドSOLdとが直列に接続されている。
【0025】
すなわち、上記反転制御回路30bの制御により押込板12が反転し、その限界位置に至ると後方スイッチLS3が作動するので、上記押潰し制御回路30dが通電状態となり、第3リレーR3が自己保持されると同時に、反転制御回路30bにおいて、第3リレースイッチR3のb接点を開いて反転制御回路30bの通電を遮断する。この結果、第2切換弁V2を中正位置に戻すと同時に、押潰し駆動回路31dにおいてソレノイドSOLdに通電し、第1切換弁V1を第2位置(図2では右位置)に切換えて昇降板8を下降させて、それに連結される押込板12を水平位置に保持したまま下方の塵芥を押し潰すように構成されている。
【0026】
30eは圧縮制御回路であって、この圧縮制御回路30eは、下限スイッチLS2のa接点と第5リレースイッチR5のb接点と第4リレーコイルR4とが直列に接続されると共に、第4リレースイッチR4のa接点と第2限時リレースイッチX2のa接点とがそれぞれ下限スイッチLS2のa接点と並列に接続され、第1タイマT1が第5リレースイッチR5及び第4リレーコイルR4に並列に接続され、該第1タイマT1と並列に第1限時リレーコイルX1と第1タイマスイッチT1の限時動作のa接点との直列回路が接続されて構成されている。一方、31eは圧縮駆動回路であって、該圧縮駆動回路31eには、第4リレースイッチR4のa接点と上記第2切換弁V2のソレノイドSOLeとが直列に接続されている。
【0027】
すなわち、上記押潰し制御回路30dの制御により押込板12が下降して、下降限界位置に達すると、下限スイッチLS2が作動してそのa接点が閉じ、第4リレーコイルR4をそのa接点を介して自己保持すると同時に、押潰し回路30dの第4リレースイッチR4のb接点を開いて、第3リレーコイルR3への通電を遮断する。この結果、第1切換弁V1が中正位置に戻されるとともに、圧縮駆動回路31eのソレノイドeに通電し、押込シリンダ15を伸長させて、押込板12を軸支部13回りに図1の時計方向に揺動させ、前行程で一次的に押し潰された塵芥を押込板12と塵芥投入箱2の底面の平坦面との間で二次的に圧縮するようになされている。
【0028】
30cは押込制御回路であって、この押込制御回路30cには、押込板12の前方揺動限界位置を検出する前方スイッチLS4のa接点と、第2リレースイッチR2のb接点と、第3リレースイッチのb接点と、第5リレーコイルR5とが直列に接続されると共に、第5リレースイッチR5のa接点と第1限時リレースイッチX1のa接点とがそれぞれ前方スイッチLS4のa接点と並列に接続されており、さらに、上記下限スイッチLS2のb接点と第4リレースイッチR4のb接点との直列回路が上記前方スイッチLS4のa接点と並列に接続されている。
【0029】
一方、31cは押込駆動回路であって、該押込駆動回路31cには、第5リレースイッチR5のa接点と第1切換弁V1のソレノイドSOLcとが直列に接続されているとともに、第5リレースイッチR5のa接点〜ソレノイドSOLc間と上記圧縮駆動回路31eの第4リレースイッチR4〜ソレノイドSOLe間とは、直列に配置された後述の第14リレースイッチR14のa接点と第5リレースイッチR5のb接点とを介して接続されている。
【0030】
すなわち、上記圧縮制御回路30eの制御により押込板12が前方に揺動して前方揺動限界位置に達すると、前方スイッチLS4が作動し、第5リレーコイルR5が通電状態に自己保持されると同時に、上記圧縮制御回路30eにおいて第4リレーコイルR4への通電を遮断する。そして、第2切換弁V2を中正位置に戻すととともに、第1切換弁V1を図中の左方位置に切換えて、昇降シリンダ11を伸長させ、押込板12を垂直状態に保持したままで昇降板8を上昇させて、前行程で圧縮した塵芥を塵芥詰込口3を介して塵芥収容箱1に押込むようになされている。
【0031】
ここで、本発明の特徴部分について説明する。
【0032】
図3において、30m,31nはそれぞれ自動後退制御回路であって、一方の自動後退制御回路30mには上記圧力スイッチPSのa接点と第14リレーコイルR14とが直列に接続されているとともに、他方の自動後退制御回路31nには後述の第20リレーコイルR20のa接点と第5切換弁V5のソレノイドSOLnとが直列に接続されている。また、30nは自動後退切換制御回路であって、この自動後退切換制御回路30nには、自動後退切換スイッチ37と第20リレーコイルR20とが直列に接続されている。さらに、31mは自動後退駆動回路であって、該自動後退駆動回路31mには、上記第5リレースイッチR5のa接点と第20リレーコイルR20のb接点と第14リレーコイルR14のa接点と後述の第3タイマスイッチT3のb接点と第4切換弁V4のソレノイドSOLmとが直列に接続されている。そして、上記自動後退制御回路30mの端部は、上記反転制御回路30bの端部に接続されている。
【0033】
すなわち、生ゴミや段ボールなどの通常の塵芥を塵芥押込装置Aによって押込む場合、自動後退切換制御回路30nの自動後退切換スイッチ37をオン状態に切り換えて、自動後退制御回路31nの第4切換弁V4のソレノイドSOLnに通電して第4切換弁V4を第2位置(図2では右位置)に切換えることにより、排出シリンダ18のピストン背圧側油室の管路からの圧油を絞り19側(第5切換弁V5側)に流す。このとき、自動後退駆動回路31mにおいて第5切換弁V5のソレノイドSOLmへの通電が遮断されて第5切換弁V5が通常位置(中正位置)に復帰しているので、排出シリンダ18の背圧側油室の圧油が高圧リリーフ弁RV2に流れ、この高圧リリーフ弁RV2により排出シリンダ18の背圧が高圧状態(17.9hPa程度)に維持される。この結果、塵芥押込装置Aによる生ゴミや段ボールなどの通常の塵芥の押込に応じて排出板17が開口部3の奥方に自動的に後退し、塵芥収容室1aの容積を拡大していくようになされている。排出シリンダ18のピストン背圧側油室の油圧が押込シリンダ15のピストン背圧側油室の油圧よりも高くなっている。
【0034】
一方、木製品などの硬い塵芥を塵芥押込装置Aによって押込む場合、上記自動後退切換スイッチ37をオフ状態に切り換えて、第20リレーコイルR20を消磁し、自動後退制御回路31nの第4切換弁V4のソレノイドSOLnへの通電を遮断して第4切換弁V4が第1位置(図2では左位置)に復帰するので、排出シリンダ18の背圧側油室の圧油が絞り20を介して高圧リリーフ弁RV3に流れ、この高圧リリーフ弁RV3により排出シリンダ18の背圧が低圧状態(7.1hPa程度)に維持される。この結果、塵芥押込装置Aによる木製品などの硬い塵芥の押込に応じて排出板17が開口部3の奥方に自動的に後退し、塵芥収容室1aの容積を拡大していくようになされている。この場合も、排出シリンダ18のピストン背圧側油室の油圧が押込シリンダ15のピストン背圧側油室の油圧よりも高くなっている。
【0035】
更に、上記押込制御回路30cの制御による塵芥の押込行程中において、排出シリンダ18のピストン背圧側油室の油圧が押込シリンダ15のピストン背圧側油室の油圧よりも低くなって、排出シリンダ18の収縮動作が円滑に行えない状態になると、自動後退切換制御回路30nの自動後退切換スイッチ37をオン状態に切り換え、自動後退制御回路31nの第4切換弁V4のソレノイドSOLnに通電して第4切換弁V4を第2位置(図2では右位置)に切換えることにより、排出シリンダ18のピストン背圧側油室の管路からの圧油を絞り19側(第5切換弁V5側)に流す。このとき、自動後退駆動回路31mの第5切換弁V5のソレノイドSOLmが通電されて第5切換弁V5が連通位置(図2では左位置)に切り換わると同時に、第3タイマスイッチT3に通電する。この結果、排出シリンダ18の背圧側油室がオイルリザーバTに連通状態となり、絞り19を介して圧油がオイルリザーバTに流れ、排出シリンダ18つまり上記排出板17の塵芥押込装置Aの塵芥押込に応じた塵芥収容箱1奥方への自動後退が可能になって、塵芥収容箱1の塵芥収容空間1aの容積が拡大される。そして、第3タイマスイッチT3の設定時間(例えば1秒間程度の瞬時)が経過すると、第3タイマスイッチT3のb接点の開作動に応じて第5切換弁V5のソレノイドSOLmの通電が遮断され、第5切換弁V5は通常位置(中正位置)に復帰するので、排出シリンダ18の背圧側が高圧状態に保持される。その後、圧力スイッチPSが所定値以下を検出して一旦そのa接点が開かれた後ふたたび圧力スイッチPSが作動するまでこの状態が維持される。つまり、圧力スイッチPSが所定値(16.3hPa)以上の圧力を検出する毎に1秒間のみ排出シリンダ18のピストン背圧側油室をオイルリザーバTに連通し、排出板17を開口部3から奥方に自動後退させて、塵芥収容室1aの容積を徐々に拡大させ、ほぼ一定の圧力で塵芥を収容していくようになされている。
【0036】
この場合、自動後退切換スイッチ37のオン状態またはオフ状態での作用により、第5切換弁V5を連通位置または中正位置に切り換えるよう制御している。
【0037】
なお、図3において、31hは排出シリンダ18を開口部3から奥方に後退させるための後退駆動回路、31gは排出シリンダ18を塵芥詰込口3側に前進させるための前進駆動回路であって、手動スイッチSW10の切換により、第3切換弁V3のソレノイドSOLh又はソレノイドSOLgを交互に通電して、排出シリンダ18を前進,後退させるようにしている。ここで、SW1は、塵芥押込作業或いは塵芥排出作業を選択する選択スイッチである。
【0038】
したがって、上記実施形態では、生ゴミや段ボールなどの通常の塵芥を塵芥収容箱1に押込む場合、排出シリンダ18の収縮初期においてピストン背圧側油室の油圧が押込シリンダ15のピストン背圧側油室の油圧よりも高くなっている状態では、切換スイッチ35をオフ状態にし、自動後退制御回路30mへの通電を遮断させて第14リレーコイルR14の通電を遮断すると同時に、自動後退駆動回路31mにおいて第5切換弁V5のソレノイドSOLmへの通電を遮断させて第5切換弁V5を通常位置に復帰しておくことで、排出シリンダ18の背圧側に連通する管路内の油圧が第5切換弁V5の設定圧(16.3hPa)以上に達しても第5切換弁V5が連通位置に切り換わらないように中正位置に位置付けられるように制御され、排出シリンダ18の背圧側油室の圧油が高圧リリーフ弁RV2に流れ、この高圧リリーフ弁RV2により排出シリンダ18の背圧が高圧状態(17.9hPa程度)に維持される。この結果、塵芥押込装置Aによる塵芥押込に応じて排出板17が開口部3の奥方に自動的に後退し、塵芥収容室1aの容積が拡大され、生ゴミや段ボールなどの通常の塵芥を排出板17に対し圧縮しながら塵芥収容空間1aに収容することができる。
【0039】
また、木製品などの硬い塵芥を塵芥収容箱1に押込む場合、排出シリンダ18の収縮初期においてピストン背圧側油室の油圧が押込シリンダ15のピストン背圧側油室の油圧よりも高くなっている状態では、排出シリンダ18のピストン背圧側油室がオイルリザーバTに絞り20および小さい設定圧(7.1hPa)の第3高圧リリーフ弁RV3を介して連通されるように、自動後退切換スイッチ37をオフ状態にして第20リレーコイルR20を消磁し、自動後退駆動回路31mの第5切換弁V5のソレノイドSOLmへの通電を遮断させて第5切換弁V5を通常位置(中正位置)に復帰させると共に、自動後退制御回路31nの第4切換弁V4のソレノイドSOLnへの通電を遮断させて第4切換弁V4を第1位置(図2では左位置)に復帰させておくことで、排出シリンダ18の背圧側に連通する管路内の油圧が第3高圧リリーフ弁RV3の設定圧(7.1hPa)以上に達すると、排出シリンダ18の背圧側油室内の圧油が絞り20および第3高圧リリーフ弁RV3を介してオイルリザーバTに戻され、低圧状態に保持されることになる。これによって、木製品などの硬い塵芥を排出板17に対し圧縮しながら塵芥収容空間1aに収容することができるとともに、塵芥押込装置Aの押込み動作時に押込板12の破損を確実に防止することができる。
【0040】
一方、生ゴミや段ボールなどの通常の塵芥、および木製品などの硬い塵芥を塵芥収容箱1に押込む場合、排出シリンダ18の収縮終期においてピストン背圧側油室の油圧が押込シリンダ15のピストン背圧側油室の油圧よりも低くなっている状態では、排出シリンダ18のピストン背圧側油室がオイルリザーバTに絞り19および設定圧(16.3hPa)で開放する第5切換弁V5を介して連通されるように、自動後退切換制御回路30nの自動後退切換スイッチ37をオン状態にして自動後退制御回路31nの第4切換弁V4のソレノイドSOLnに通電して第4切換弁V4を第2位置(図2では右位置)に切換えておくとともに、第14リレーコイルR14を励磁して自動後退駆動回路31mの第5切換弁V5のソレノイドSOLmに通電して第5切換弁V5を連通位置(図2では左位置)に切換え可能にしておくことで、圧力スイッチPSの検出圧が所定値(16.3hPa)に達すると、自動後退制御回路30mの圧力スイッチPSのa接点が閉じて第14リレーコイルR14を通電状態にし、自動後退駆動回路31mの第5切換弁V5のソレノイドSOLmを通電して第5切換弁V5を連通位置(図2では左位置)に切り換えると同時に、第3タイマスイッチT3に通電し、この第3タイマスイッチT3の設定時間(例えば1秒間程度の瞬時)が経過すると、第3タイマスイッチT3のb接点の開作動に応じて第5切換弁V5のソレノイドSOLmの通電を遮断し、第5切換弁V5を通常位置(中正位置)に復帰させて、排出シリンダ18の背圧側を高圧状態に保持するようにしている。これにより、圧力スイッチPSが16.3hPa以上の圧力を検出する毎に1秒間のみ排出シリンダ18の背圧側油室をオイルリザーバTに連通させる連通位置に瞬時のみ第5切換弁V5が位置付けられるように制御されるので、排出板17が塵芥の押込みに応じて自動的に奥方に移動して塵芥収容空間1aの容積が拡大され、生ゴミや段ボールなどの通常の塵芥や木製品などの硬い塵芥を圧縮させながら塵芥詰込口3を介して塵芥収容空間1aに収容することができる。
【0041】
これによって、排出シリンダ18のピストン背圧側油室の油圧が押込シリンダ15のピストン背圧側油室の油圧よりも低くなっている状態、つまり排出シリンダ18の最終収縮段(基部18a)での収縮動作が円滑に行われることになり、排出板17を前方へ移動させる塵芥の押込み動作を終始一貫して円滑に行うことができる。
【0042】
なお、上記実施形態では、自動後退切換スイッチ37のオン状態またはオフ状態への切換操作を手動により行うようにしたが、自動後退切換スイッチが塵芥の種類に応じて自動的に切換操作されるようにしてもよいのはもちろんである。
【0043】
【発明の効果】
以上の如く、本発明における塵芥収集車の塵芥押込制御装置によれば、排出シリンダの収縮初期において背圧側油室の油圧が塵芥押込装置に作用する圧力よりも高くなっている状態での電磁切換弁の切換えにより生ゴミや段ボールなどの通常の塵芥と木製品などの硬い塵芥との塵芥収容箱への押込み動作を、塵芥押込装置に破損を与えることなく円滑に行うことができる。そして、排出シリンダの収縮初期において背圧側油室の油圧が塵芥押込装置に作用する圧力よりも低くなっている状態での電磁切換弁の遮断位置への切換えと、塵芥押込装置に作用する圧力が所定値以上に達した際に排出シリンダの背圧側油室を瞬時のみオイルリザーバに対し連通させる制御とでもって、排出板を塵芥の押込みに応じて自動的に奥方に移動させて、生ゴミや段ボールなどの通常の塵芥や木製品などの硬い塵芥を圧縮させながら塵芥収容空間に収容することができる。この結果、排出板を前方へ移動させる塵芥の押込み動作を終始一貫して円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る塵芥押込制御装置を備えた塵芥収集車の後部側の構造を示す縦断面図である。
【図2】油圧回路の配管系統図である。
【図3】電気回路の配線図である。
【符号の説明】
A 塵芥押込装置
1 塵芥収容箱
1a 塵芥収容空間
1b 奥方空間
17 排出板
18 排出シリンダ
2 塵芥投入箱
3 塵芥詰込口
RV2 高圧リリーフ弁(高抵抗手段)
RV3 高圧リリーフ弁(低抵抗手段)
V4 第4切換弁(電磁式切換弁)
V5 第5切換弁(切換制御手段)
T オイルリザーバ
Claims (1)
- 車体上に搭載され、後方に塵芥詰込口を有する塵芥収容箱と、
この塵芥収容箱の塵芥詰込口に傾動自在に連設される塵芥投入箱と、
この塵芥投入箱の内部に装備され、塵芥を上記塵芥詰込口を介して上記塵芥収容箱に押し込む塵芥押込装置と、
上記塵芥収容箱の内部に前方に移動自在に設けられ、塵芥収容箱の内部空間を上記塵芥押込装置により塵芥が押し込まれる塵芥収容空間とその前方の空間とに区画する排出板と、
この排出板を収縮時に前方に移動させて塵芥収容空間の容積を変化させる排出シリンダと、
上記排出シリンダの油圧回路に設けられ、排出シリンダの背圧側油室がオイルリザーバに対し個々の抵抗を介して連通される互いに抵抗値の異なる高抵抗手段および低抵抗手段と、
上記排出シリンダの背圧側油室を低抵抗手段に対する連通位置と遮断位置とに切り換える電磁式切換弁と、
この電磁式切換弁の下流側に設けられ、排出シリンダの背圧側油室の油圧が塵芥押込装置に作用する圧力よりも高いときに排出シリンダの背圧側油室をオイルリザーバに対し高抵抗手段または低抵抗手段を介して連通させるように上記電磁切換弁を切り換える一方、排出シリンダの背圧側油室の油圧が塵芥押込装置に作用する圧力よりも低いときに上記電磁切換弁を低抵抗手段に対する遮断位置に切り換えるとともに塵芥押込装置に作用する圧力が所定値以上に達した際に上記排出シリンダの背圧側油室を瞬時のみオイルリザーバに対し連通させるように制御する切換制御手段と
を備えていることを特徴とする塵芥収集車の塵芥押込制御装置。
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-
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