JPH0117001B2 - - Google Patents

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JPH0117001B2
JPH0117001B2 JP17137180A JP17137180A JPH0117001B2 JP H0117001 B2 JPH0117001 B2 JP H0117001B2 JP 17137180 A JP17137180 A JP 17137180A JP 17137180 A JP17137180 A JP 17137180A JP H0117001 B2 JPH0117001 B2 JP H0117001B2
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JP
Japan
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pressure
switching valve
throttle
spring
valve
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JP17137180A
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Makoto Shiomi
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は油圧回路の改良に関し、詳しくはは可
変容量型ポンプにアキユムレータを併設したもの
に関する。 (従来の技術) 従来より、可変容量型ポンプを備えた油圧回路
においては、例えば実開昭55−98801号公報及び
実開昭55−100203号公報に開示されるように、可
変容量型ポンプとアクチユエータとを連通する給
油管に絞り切換弁を配置すると共に、上記可変容
量型ポンプの吐出量を制御する制御弁を設ける。
そして、上記制御弁の構成を、そのパイロツト室
に上記絞り切換弁上流側のポンプ吐出圧Ppを導
入し、他端のバネ室にはバネ圧PBのバネを縮装
すると共に絞り切換弁下流側の負荷圧PRを導入
して、Pp>PR+PBの場合には可変容量型ポンプ
の吐出圧をその吐出量制御機構に戻してその吐出
量を減少側に制御する一方、Pp>PR+PBの場合
には吐出量制御機構への吐出圧の導入を停止して
その吐出量を増大側に制御することを繰返し、こ
のことにより制御弁のパイロツト室及びバネ室に
作用する圧力間の差圧、つまり絞り切換弁の上下
流の差圧を上記バネ室のバネのバネ圧PBに保持
するよう上記可変容量型ポンプ2の吐出量を制御
して、絞り切換弁の絞り開度に応じたアクチユエ
ータ要求流量のみを可変容量型ポンプから吐出さ
せ、よつてポンプ吐出量の無駄を無くしてアクチ
ユエータを効率良く駆動し、省エネルギー化を図
るようにすることが知られている。 (発明が解決しようとする問題点) しかるに、大流量を要するアクチユエータや小
流量でよいアクチユエータ等を1個の可変容量型
ポンプによつて別個に駆動する場合、又は、例え
ば射出成形機の如く、1サイクルの作動過程で射
出のように大流量を要する時や型開閉、ノズルタ
ツチ、若しくはスクリユウ回転等のように小流量
でよい時などのように、アクチユエータの作動状
態によつて可変容量型ポンプの吐出量が異なる場
合、可変容量型ポンプの容量は大流量を必要とす
るアクチユエータを駆動できるよう大容量のもの
が選定される。それ故、必要流量のみを吐出して
省エネルギー化を図ることができる反面、大容量
の可変容量型ポンプを設置する分だけコストが高
くつき、特に使用頻度の低い大流量のアクチユエ
ータのために大容量の可変容量型ポンプを選定す
ることは高価格に対して利用価値が低いという不
具合が生じる。 本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、可変容量型ポンプにアキユムレ
ータを併設し、アクチユエータの作動に先立つて
可変容量型ポンプから圧油を強制的に吐出せしめ
て上記アキユムレータに蓄積しておき、使用頻度
の低い大流量のアクチユエータの駆動時には、可
変容量形ポンプからの圧油と共に上記アキユムレ
ータに蓄積された圧油を利用するようにすること
により、大流量のアクチユエータの作動を良好に
確保しつつ、可変容量型ポンプを小容量のものに
選定して、低価格でもつて省エネルギー化を図る
ことができるようにした油圧回路を提供すること
にある。 (問題点を解決するための手段) 以上の目的を達成するため、本発明の解決手段
は、図面を示すように、アクチユエータに給油管
3a,3bを介して可変容量型ポンプ2を接続す
ると共に、上記給油管3a,3bに、可変容量型
ポンプ2の最大吐出量以下の絞り開度を備え作動
位置及び停止位置を有する第1絞り切換弁4を配
置する基本構成に対して、上記可変容量型ポンプ
2を制御する第1制御弁5を設け、この第1制御
弁5の構成として、そのパイロツト室に上記第1
絞り切換弁4上流側のポンプ吐出圧P1を常時作
用させると共に、第1絞り切換弁4の作動位置時
にそのバネ室に第1絞り切換弁4下流側の負荷圧
PRを作用させ、該両室に作用する圧力間の差圧
を上記バネ室に設けたバネ5aのバネ圧PS1に
保持するよう上記可変容量型ポンプ2の吐出量を
制御する構成とする。そして、上記第1制御弁5
のバネ室を上記第1絞り切換弁4上流側の給油管
3aに連通する吐出圧導入管14を設け、該吐出
圧導入管14に、該吐出圧導入管14を開閉する
吐出圧入力用切換弁13を配置する。また、上記
第1絞り切換弁4上流側の給油管3aに、蓄油管
16を介してアキユムレータ15を接続すると共
に、上記蓄油管16と上記アクチユエータとを接
続する給油管3cには、上記可変容量型ポンプ2
の最大吐出量を越える絞り開度を備え作動位置及
び停止位置を有する第2絞り切換弁17を配置す
ると共に、上記給油管3cの蓄油管16との接点
よりもアキユムレータ15側の蓄油管16に第2
制御弁18を配置する。そして、該第2制御弁1
8の構成を、そのパイロツト室に上記第2絞り切
換弁17上流側のポンプ吐出圧P1を作用させる
と共に、バネ室に絞り部を開く方向に付勢するバ
ネ18aを縮装すると共に上記第2絞り切換弁1
7の作動位置時に該第2絞り切換弁17下流側の
負荷圧PRを作用させて、第2絞り切換弁17の
作動位置時に該第2絞り切換弁17上下流の差圧
を上記バネ18aのバネ圧に保持制御する構成と
する。更に、導入圧力切換弁21を設け、その構
成を、上記第2制御弁18のバネ室を選択的にタ
ンクに開放し、閉じ、又はバネ室にポンプ吐出圧
P1を導入する構成としたものである。 (作用) 以上の構成により、本発明では、先ずアキユム
レータ15に圧油が蓄積されていない場合、第1
及び第2絞り切換弁4,17双方が停止位置にあ
る時には、吐出圧入力用切換弁13を開くと共に
導入圧力切換弁21の作動により第2制御弁18
のバネ室にポンプ吐出圧P1を作用させる。この
ことにより、第1制御弁5のバネ室にポンプ吐出
圧P1が作用してパイロツト室の作用圧(ポンプ
吐出圧P1)と等圧になり、このため第1制御弁
5は、ポンプ吐出圧P1を上昇させるべく可変容
量型ポンプ2の吐出量を最大量に制御する。ま
た、第2制御弁18でもパイロツト室とバネ室と
の作用圧が等圧(ポンプ吐出圧P1)になつて、
その絞り部がバネ18aにより開方向に移動して
蓄油管16が連通するので、可変容量型ポンプ2
からの流量は給油管3a及び蓄油管16を経てア
キユムレータ15に蓄積されることになる。 そして、アキユムレータ15への圧油蓄積が完
予すると、吐出圧入力用切換弁13を閉じると共
に導入圧力切換弁21の作動により第2制御弁1
8のバネ室をタンクに開放する。このことによ
り、可変容量形ポンプ2からの強制的な圧油の吐
出動作が停止すると共に、第2制御弁18では、
そのパイロツト室のポンプ吐出圧P1がバネ室の
バネ18aのバネ圧に抗して絞り部が閉じ方向に
移動し、蓄油管16が閉じられるので、アキユム
レータ15から圧油は流出することはない。 そして、その状態で、第1絞り切換弁4が作動
位置に切換えられた場合には、該第1絞り切換弁
4下流側の負荷圧PRが第1制御弁5のバネ室に
作用し、この負荷圧PRがパイロツト室のポンプ
吐出圧P1に対抗して、ポンプ吐出圧P1と負荷
圧PRとの差圧をバネ室のバネ5aのバネ圧PS1
に保持する。その結果、可変容量形ポンプ2の吐
出流量は第1絞り切換弁4の絞り開度に応じた流
量になつて、アクチユエータの必要流量に調整さ
れる。 而して、アクチユエータに大流量を要する場合
には、第1絞り切換弁4が停止位置に切換られる
と共に第2絞り切換弁17が作動位置に切換られ
る。また、この時には吐出圧入力用切換弁13を
開くと共に、導入圧力切換弁21の作動により第
2制御弁18のバネ室を閉じる。このことによ
り、可変容量形ポンプ2はアキユムレータ15へ
の圧油蓄積時と同様に吐出量が最大量になり、こ
の圧油は給油管3a及び蓄油管16を経て第2絞
り切換弁17に供給されると共に、第2制御弁1
8では、バネ室に第2絞り切換弁17下流側の負
荷圧PRが作用してパイロツト室のポンプ吐出圧
P1と対抗し、その絞り部を開くので、アキユム
レータ15に蓄積された圧油が蓄油管16から第
2絞り切換弁17に流れ込んで、可変容量形ポン
プ2からの圧油と合流してアクチユエータに供給
される。その際、第2絞り切換弁17上下流の差
圧は第2制御弁18でもつてバネ18aのバネ圧
に保持制御されるので、第2絞り切換弁17の絞
り開度に対応した大流量がアクチユエータに供給
されることになる。 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。 図面において、1はポンプユニツト、2は該ポ
ンプユニツト1を構成する小容量の可変容量型ポ
ンプであつて、該可変容量型ポンプ2は給油管3
a,3bを介して、必要流量が異なる複数個のア
クチユエータ(図示せず)に連通して接続されて
いる。上記可変容量型ポンプ2は、吐出量制御部
2aでもつてその斜板よりなる吐出量可変制御要
素2bの傾斜角度を制御して吐出量が調整される
ものであり、吐出量制御部2aに圧油が作用しな
い時には、内蔵するバネ2cのバネ力でもつて吐
出量可変制御要素2bを最大傾斜角度に傾斜させ
て、吐出量が最大になる一方、吐出量制御部2a
への圧油の作用時には、その圧力でバネ力に抗し
て吐出量可変制御要素2bを中立方向に変位させ
て、吐出量が減少するものである。 また、上記給油管3a,3bの間には、作動位
置と停止位置との2位置を有する絞り切換弁(第
1絞り切換弁)4が配置され、該絞り切換弁4
は、作動位置(図中右側位置)にて絞り開度がス
プールの移動に応じて漸次変化するものであつ
て、その最大絞り開度は上記可変容量型ポンプ2
の最大流量に対応している。而して、該絞り切換
弁4の停止位置(図中左側位置)により給油管3
a,3bの連通を遮断する一方、作動位置(図中
右側位置)への切換えによつて、可変容量型ポン
プ2の圧油をアクチユエータに供給して駆動する
ようにしている。 上記ポンプユニツト1には、可変容量型ポンプ
2の吐出量及び吐出圧力を制御する第1制御弁と
してのロードセンシング弁5が設けられている。
該ロードセンシング弁5は、給油管3aのポンプ
吐出圧P1をパイロツト管6及び9を介して可変
容量型ポンプ2の吐出量制御部2aに導入する圧
力導入位置(図中左側位置)と、吐出量制御部2
aを他のパイロツト管7を介してタンク8に連通
する中立位置との2位置を有する。また、ロード
センシング弁5の一端のパイロツト室には、パイ
ロツト管10を介して給油管3aの油圧(つまり
絞り切換弁4上流側のポンプ吐出圧P1)が常時
作用し、他端のバネ5aが配設されたバネ室に
は、上記絞り切換弁4の作動位置時にパイロツト
管11を介して該絞り切換弁4下流側の給油管3
bの油圧(つまりアクチユエータの負荷圧PR)
が作用する。而して、パイロツト室のポンプ吐出
圧P1と、バネ室に作用する圧力(負荷圧PRと
バネ5aのバネ圧PS1)との大小関係で位置が
切換わり、ポンプ吐出圧<負荷圧+バネ圧の場合
には、その差圧で中立位置(図中右側位置)に切
換つて、可変容量型ポンプ2の吐出量制御部2a
をタンク8に開放することにより、吐出量可変制
御要素2bの傾斜角度を大きくして、吐出量を増
大させる一方、ポンプ吐出圧<負荷圧+バネ圧の
場合には、その差圧で圧力導入位置(図中左側位
置)に切換つて、可変容量型ポンプ2の吐出量制
御部2aにポンプ吐出圧P1を作用させることに
より、吐出量可変制御要素2bの傾斜角度を小さ
くして、吐出量を減少させる。そして、以上の動
作を頻繁に交互に繰返しながら、絞り切換弁4上
下流の差圧(つまりポンプ吐出圧P1と負荷圧
PRとの差圧)を該ロードセンシング弁5のバネ
圧PS1に保持するように構成されている。 尚、絞り切換弁4の停止位置時(図中左側位置
時)には、該絞り切換弁4のパイロツト管12を
介して接続したタンク8のタンク圧PTがパイロ
ツト管12,11を介してロードセンシング弁5
のバネ室に作用するよう構成されている。従つ
て、この絞り切換弁4の停止位置時には、ポンプ
吐出圧P1がバネ圧PS1を越えると、上記と同
様にロードセンシング弁5が圧力導入位置(図中
左側位置)に切換わることにより、可変容量型ポ
ンプ2の吐出量可変制御要素2bを中立に変位さ
せて、吐出量を略零に、且つ吐出圧をバネ圧PS
1に等しい低圧のフエザリング状態に制御するよ
うにしている。 また、13は、上記ロードセンシング弁5のバ
ネ室に負荷圧PR又はタンク圧PTを導入する上記
パイロツト管11に配置された吐出圧入力用切換
弁であつて、該吐出圧入力用切換弁13は、上記
ロードセンシング弁5のバネ室を上記パイロツト
管11の途中から蓄油管16(後述)を経て絞り
切換弁4上流側の給油管3aに連通する吐出圧導
入管14にも配置されている。この吐出圧入力用
切換弁13は、パイロツト管11を連通し且つ吐
出圧導入管14を遮断する遮断位置(図中左側位
置)と、パイロツト管11を遮断し且つ吐出圧導
入管14をロードセンシング弁5側のパイロツト
11に連通する連通位置(図中右側位置)とを有
する。そして、基本的に上記絞り切換弁4の作動
位置時、及び後述する圧力スイツチ33の閉時
(後述するアキユムレータ15への圧油の蓄積完
了時)では、遮断位置(図中左側位置)に切換え
られて吐出圧導入管14を閉じる一方、絞り切換
弁4の停止位置時(圧力スイツチ33の閉時を除
く)、及び後述するアキユムレータ用絞り切換弁
17の作動位置時には、連通位置(図中右側位
置)に切換つて、ロードセンシング弁5のバネ室
にポンプ吐出圧P1を作用させるものである。 さらに、15は、予め圧油を蓄積するためのア
キユムレータであつて、該アキユムレータ15は
蓄油管16を介して上記絞り切換弁4上流側の給
油管3aに連通接続されていると共に、該蓄油管
16の途中に連通接続した給油管3cを介してア
クチユエータに連通接続されている。 而して、上記給油管3cには、アキユムレータ
用の絞り切換弁(第2絞り切換弁)17が配置さ
れている。該絞り切換弁17は、給油管3cを連
通する作動位置(図中右側位置)と、給油管3c
を遮断する停止位置(図中左側位置)との2位置
を有し、アキユムレータ15からアクチユエータ
への圧油供給の必要時に限り作動位置に切換わる
ものである。また、その作動位置では、スプール
の移動に応じて絞り開度が変化し、その最大絞り
開度は、可変容量型ポンプ2の最大吐出量を越え
る絞り開度であつて、アキユムレータ15からの
大流量に対応している。 加えて、18は、上記蓄油管16における給油
管3cとの接続点よりもアキユムレータ15側に
配置された減圧型圧力補償弁(第2制御弁)であ
る。該減圧型圧力補償弁18は、その一端のパイ
ロツト室がパイロツト管19を介してアキユムレ
ータ用絞り切換弁17側の蓄油管16の圧力(ア
キユムレータ用絞り切換弁17上流側のポンプ吐
出圧P1)が作用し、そのパイロツト室に対抗し
た配置された他端のバネ室にはバネ18aが縮装
配置されていると共に他のパイロツト管20を介
してアキユムレータ用絞り切換弁17の作動位置
時に該アキユムレータ用絞り切換弁17下流側の
給油管3cの負荷圧PRが作用する。而して、該
減圧型圧力補償弁18は、バネ18aのバネ力で
もつてその絞り部を全開方向に付勢するように構
成されている。以上の構成により、減圧型圧力補
償弁18は、アキユムレータ用絞り切換弁17の
作動位置時、つまりアクチユエータの必要流量が
可変容量型ポンプ2の最大吐出量を越える絞り開
度時には、該アキユムレータ用絞り切換弁17上
下流の圧力が、各々、減圧型圧力補償弁18のパ
イロツト室及びバネ室に作用して、該パイロツト
室の切換弁17上流の圧力と、バネ室の圧力(負
荷圧PRとバネ18aのバネ圧との合計圧)との
大小関係で絞り部が移動し、絞り切換弁17上流
の圧力<負荷圧PR+バネ圧の場合には、その差
圧で絞り部を開方向に移動させる一方、絞り切換
弁17上流の圧力<負荷圧PR+バネ圧の場合に
は、逆に絞り部を閉方向に移動させることを繰返
して、絞り切換弁17上流の圧力を負荷圧PRと
バネ圧との合計圧に、つまりアキユムレータ用絞
り切換弁17上下流の差圧をバネ18aのバネ圧
に保持制御するように構成されている。 また、21は、上記減圧型圧力補償弁18のバ
ネ室にパイロツト管22を介して接続された電磁
切換弁(導入圧力切換用切換弁)であつて、該電
磁切換弁21は、上記パイロツト管22を他のパ
イロツト管23を介してタンク8に連通する中立
位置と、該パイロツト管22を他のパイロツト管
24を介してアキユムレータ用絞り切換弁17上
流側の蓄油管16に連通する連通位置(図中下段
位置)を有する。そして、該電磁切換弁21は、
圧力スイツチ33(後述)の閉時(つまりアキユ
ムレータ15への圧油の蓄積完了時)、及び絞り
切換弁4の作動位置時には、中立位置に切換られ
て減圧型圧力補償弁18のバネ室をタンク8に開
放し、一方、圧力スイツチ33の開時(つまりア
キユムレータ15への圧油の非蓄積時)には、絞
り切換弁4及びアキユムレータ用絞り切換弁17
双方の停止位置にあるとき、連通位置(図中下段
位置)に切換られて減圧型圧力補償弁18のバネ
室にポンプ吐出圧P1を導入するように構成され
ている。 加えて、25は上記可変容量型ポンプ2の最大
吐出圧を規制する圧力制御弁であつて、該圧力制
御弁25は、上記可変容量型ポンプ2の吐出量制
御部2aに接続されたパイロツト管9を連通する
中立位置(図中右側位置)と、給油管3aのポン
プ吐出圧P1をパイロツト管26から上記パイロ
ツト管9の一部を経て吐出量制御部2aに導入さ
せる圧力導入位置(図中左側位置)との2位置を
有する。また、該圧力制御弁25には、その一端
のパイロツト室にパイロツト管27を介して給油
管3aのポンプ吐出圧P1が作用していると共
に、他端のバネ室には、バネ25aが配置されて
いると共に、上記パイロツト管26を通して給油
管3aのポンプ吐出圧P1が作用し且つ、パイロ
ツト管28を介して安全弁29が接続され、また
パイロツト管28,31を介して電磁比例型リリ
ーフ弁30が接続されている。そして、該電磁比
例型リリーフ弁30は、アクチユエータの要求圧
力に応じた圧力設定を行うと共に、アキユムレー
タ15への圧油の充填圧力を設定するためのもの
である。 而して、上記圧力制御弁25は、バネ室に作用
する最大圧力が上記電磁比例型リリーフ弁30で
規制され、バネ室に作用する圧力(リリーフ圧+
バネ25aのバネ圧)と、パイロツト室のポンプ
吐出圧P1との大小関係で位置が切換わり、ポン
プ吐出圧P1<リリーフ圧+バネ圧のときには、
連通位置(図中右側位置)に切換わる一方、ポン
プ吐出圧P1<リリーフ圧+バネ圧のときには、
圧力導入位置(図中左側位置)に切換わつて、吐
出量制御部2aにポンプ吐出圧P1を導入するこ
とにより、可変容量型ポンプ2の吐出量可変制御
要素2bを中立方向に変位させて吐出量を減量さ
せ、ポンプ吐出圧P1をリリーフ圧+バネ圧に規
制する機能を有する。 また、上記電磁比例型リリーフ弁30は、パイ
ロツト管32を介して上記電磁切換弁21が接続
され、該電磁切換弁21は、該パイロツト管32
をパイロツト管22に連通する連通位置(図中上
段位置)を有し、該連通位置(図中上段位置)へ
の切換えは、アキユムレータ用絞り切換弁17の
作動位置時に設定されている。一方、上記電磁比
例型リリーフ弁30のリリーフ圧の設定(ON
時)は、絞り切換弁4の停止位置時(圧力スイツ
チ33のOFF時に限る)、及びアキユムレータ用
絞り切換弁17の作動位置時に設定されている。 さらに、33は、アキユムレータ15付近の蓄
油管16に接続され、アキユムレータ15への圧
油の蓄積の完了時に相当する油圧(設定圧)に
ON作動する圧力スイツチであつて、該圧力スイ
ツチ33でもつてアクチユエータ15での圧油の
蓄積状態を検出する検出手段を構成している。
尚、該圧力スイツチ33のON作動信号は、上記
電磁比例型リリーフ弁30のOFF制御に供され
るものである。 加えて、34は、サージ圧吸収管35を介して
絞り切換弁4上流側の給油管3a及び蓄油管16
に接続されたサージ圧吸収用リリーフ弁であつ
て、該リリーフ弁34の一端のパイロツト室には
パイロツト管36を介してサージ圧吸収管35の
油圧が作用し、他端のバネ室にはパイロツト管3
7及び32を介して上記電磁比例型リリーフ弁3
0のリリーフ圧が入力されていて、可変容量型ポ
ンプ2の吐出圧又はアキユムレータ15からの油
圧が電磁比例型リリーフ弁30のリリーフ圧より
もバネ室のバネ圧を越えた時点で開作動して、サ
ージ圧を吸収するものである。 その他、38は、絞り切換弁4上流側の給油管
3aの蓄油管16との接続部よりも上流側に配置
されたチエツク弁であつて、該チエツク弁38
は、アキユムレータ15からの圧油の供給時に、
可変容量型ポンプ2が故障等に起因して停止して
いる場合に、アキユムレータ15の圧油が可変容
量型ポンプ2に逆流するのを防止する安全弁とし
ての機能を有する。従つて、アキユムレータ用絞
り切換弁17の作動位置時に、可変容量型ポンプ
2の流量とアキユムレータ15の流量が合流して
アクチユエータに供給される正常な場合には、該
チエツク弁38は何ら機能しないものであ。その
他、39はフイルタ、40はタンクである。 次に上記実施例の作動を説明する。 尚、油圧回路の状態を4つに分け、アクチユ
エータへの流量不要時、アクチユエータへの小
流量供給時、アキユムレータへの圧油蓄積時、
アクチユエータへの大流量供給時の各々の各切
換弁及びリリーフ弁の動作状態を次表に示す。
【表】 先ず、2つの絞り切換弁4,17の双方が停止
位置にある時には、表の如くアキユムレータ1
5への圧油の蓄積が行われる。特に、アキユムレ
ータ15への圧油の蓄積は、絞り切換弁4,17
が停止位置にあるうちでも、可変容量型ポンプ2
の始動直後、及び射出成形機の運転中で各アクチ
ユエータが作動を完了した後に次サイクルの作動
開始までの間のアクチユエータの休止時間を利用
して行われる。 つまり、表のアキユムレータ15への圧油蓄
積時には、ロードセンシング弁5では、吐出圧入
力用切換弁13の連通位置への切換えに伴い、そ
のバネ室に絞り切換弁4上流側の圧力(つまりポ
ンプ吐出圧P1)が作用して、対抗するパイロツ
ト室のポンプ吐出圧P1と同圧となるので、絞り
切換弁4上流側のポンプ吐出圧P1を上昇させる
べく、バネ5aのバネ圧PS1で中立位置(図中
右側位置)に切換わり、可変容量型ポンプ2の吐
出量制御部2aの油をタンク8に開放して、吐出
量可変制御要素2bをそのバネ2cのバネ力でも
つて最大角に傾斜させるので、可変容量型ポンプ
2からの吐出量が最大量になる。一方、電磁切換
弁21の連通位置(図中下段位置)への切換に伴
い、減圧型圧力補償弁18では、その両端室の作
用圧力が同圧(ポンプ吐出圧)になつて、その絞
り部がバネ18aのバネ力でもつて全開に開作動
し、蓄油管16を開くので、上記可変容量型ポン
プ2からの最大吐出量は、蓄油管16を介してア
キユムレータ15に蓄積されることになる。その
際、圧力制御弁25で規制されるポンプ吐出圧P
1の上限圧を設定すべく、電磁比例型リリーフ弁
30がON(所定電流値で励磁)される。 そして、アキユムレータ15の圧力が圧力スイ
ツチ33の設定値に達すると、電磁比例型リリー
フ弁30のOFF(消磁)に伴うリリーフ動作によ
り、圧力制御弁25の両端室の差圧が増大して、
該圧力制御弁25が圧力導入位置(図中左側位
置)に切換つて、可変容量型ポンプ2の吐出量制
御部2aにポンプ吐出圧P1が作用し、吐出量可
変制御要素2bがほぼ中立状態に変位して、その
吐出量が略零に調整される。 而して、上記の如くアキユムレータ15への圧
油蓄積が終了した後、絞り切換弁4,17の双方
が未だ停止位置にある場合には、表のアクチユ
エータへの流量不要時の制御が行われる。 すなわち、表のアクチユエータへの流量不要
時(アクチユエータの不作動時)には、絞り切換
弁4,17の双方が停止位置を継続すると共に、
吐出圧入力用切換弁13が遮断位置(図中左側位
置)に切換わる。そのため、ロードセンシング弁
5では、バネ室がタンク8に開放されて、パイロ
ツト室のポンプ吐出圧がバネ5aのバネ圧PS1
に達する毎に圧力導入位置(図中左側位置)に切
換わるので、ポンプ吐出圧P1が可変容量型ポン
プ2の吐出量制御部2aに戻されて、吐出量可変
制御要素2bがほぼ中立に変位する。その結果、
吐出量は略零に制御され、吐出圧も十分に低いバ
ネ圧PS1となり、フエザリング状態になる。よ
つて、絞り切換弁4,17の双方の停止位置時に
は、ボンプ吐出量が略零で、吐出圧も低圧である
ので、圧油の浪費が少なく、省エネルギー化が図
られる。 その際、蓄油管16の減圧型圧力補償弁18
は、電磁切換弁21の中立位置に伴い、そのバネ
室がタンク8に開放され、これに対抗するパイロ
ツト室にはポンプ吐出圧P1が蓄油管16を介し
て作用するので、このポンプ吐出圧P1がバネ1
8aに対抗して、その絞り部をほぼ全閉状態に
し、蓄油管16は閉状態にある。従つて、アキユ
ムレータ15に蓄積した圧油は流出しない。 一方、表のアクチユエータへの小流量供給時
には、絞り切換弁4が作動位置にあり、即ち、絞
り切換弁の絞り開度が小さくて、アクチユエータ
の必要流量が可変容量型ポンプ2の最大吐出量以
下に相当する開度範囲内の場合には、該絞り切換
弁4の作動位置及び吐出圧入力用切換弁13の遮
断位置(図中左側位置)に伴い、ロードセンシン
グ弁5のバネ室には絞り切換弁4下流の負荷圧
PRが入力される。このことにより、ロードセン
シング弁5は、パイロツト室のポンプ吐出圧が負
荷圧PRよりもバネ圧PS1を越える毎に、上記と
同様に圧力導入位置(図中左側位置)に切換つ
て、ポンプ吐出圧P1で可変容量型ポンプ2の吐
出量可変制御要素2cを中立方向に変位させて、
吐出量を減少させて吐出圧を低下させることを繰
返す。その結果、ポンプ吐出圧P1は負荷圧PR
+バネ圧PS1の合計圧に調整されて、絞り切換
弁4上下流の圧力差がロードセンシング弁5でそ
のバネ圧PS1に保持制御されて、可変容量型ポ
ンプ2の吐出量が、絞り切換弁4の絞り開度に応
じた設定流量に調整されることになる。その際、
蓄油管16の減圧型圧力補償弁18は、上記表
のアクチユエータへの流量の不要時と同様に蓄油
管16を閉じているので、アキユムレータ15か
らは圧油は供給されず、可変容量型ポンプ2のみ
からの吐出量がアクチユエータに全量供給され
る。 一方、表のアクチユエータへの大流量供給時
には、絞り切換弁4が停止位置にある且つアキユ
ムレータ用絞り切換弁17が作動位置にあり、即
ち絞り切換弁の絞り開度が大きくてアクチユエー
タの必要流量が可変容量型ポンプ2の最大吐出量
を越える開度範囲内の場合には、減圧型圧力補償
弁18では、上記アキユムレータ用絞り切換弁1
7の作動位置への切換えに伴いバネ室に対抗する
パイロツト室の圧力が減少して、バネ18aのバ
ネ圧でその絞り部が当初に開方向に移動して、ア
キユムレータ15に蓄積された圧油が該減圧型圧
力補償弁18を経て絞り切換弁17からアクチユ
エータに供給され始める。その際、可変容量型ポ
ンプ2では、吐出圧入力用切換弁13の連通位置
(図中左側位置)への切換えに伴い、上記表と
同様にロードセンシング弁5が中立位置(図中右
側位置)に切換つて、その吐出量が強制的に最大
量に制御されて、その流量が蓄油管16を経てア
キユムレータ15からの流量と合流して、絞り切
換弁17からアクチユエータに供給される。そし
て、減圧型圧力補償弁18では、そのバネ室に連
通するパイロツト管22が電磁切換弁21の連通
位置(図中上段位置)への切換えに伴い電磁比例
型リリーフ弁30に連通して閉じられ、且つその
バネ室にアキユムレータ用絞り切換弁17の切換
に伴う該絞り切換弁17下流側の負荷圧PRが作
用して、そのパイロツト室とバネ室とに該絞り切
換弁17上下流の圧力が作用することになり、そ
の差圧が該減圧型圧力補償弁18でバネ18aの
バネ圧に保持制御されるので、アクチユエータへ
の流量がこの絞り切換弁17の絞り開度に応じた
設定流量になる。 その後は、減圧型圧力補償弁18では、そのバ
ネ室が上記の如く電磁切換弁21の連通位置(図
中上段位置)への切換えに伴い電磁比例型リリー
フ弁30に連通しているので、そのバネ室に作用
する圧力(絞り切換弁17下流側の負荷圧)が、
上記電磁比例型リリーフ弁30の励磁電流値に応
じたリリーフ圧(上限圧)に達すると、該リリー
フ弁30が開作動し、それに伴いサージ圧吸収用
リリーフ弁34が開作動して、サージ圧が吸収さ
れる。その後は、電磁比例型リリーフ弁30の
OFFに伴い、減圧型圧力補償弁18では、その
バネ室の油が上記電磁比例型リリーフ弁30から
リリーフして減圧し、このことによりパイロツト
室の作用圧力との差圧が増大して、この差圧でも
つてバネ18aに抗して絞り部が閉じられ、アキ
ユムレータ15からの圧油の供給が停止される。
また、同様に圧力制御弁25では、そのバネ室の
油が上記電磁比例型リリーフ弁30からリリーフ
して減圧するので、ポンプ吐出圧P1で圧力導入
位置(図中左側位置)に切換つて、ポンプ吐出圧
P1が可変容量型ポンプ2の吐出量制御部2aに
作用して、吐出量可変制御要素2bが中立に変位
し、この吐出量が略零に調整されることになる。 斯かる油圧回路を例えば射出成形機に用いれば
非常の有益なものであつて、例えば大流量を必要
とする射出工程の制御時には、可変容量型ポンプ
2からの流量に加えてアキユムレータの圧油を利
用し、小流量でよいノズルタツチ、スクリユウ回
転等の制御時には、可変容量型ポンプ2のみを使
用して、ポンプ吐出量をアクチユエータの必要流
量に対応させることにより、省エネルギー化が図
られ、さらに金型が製品を取り出すアクチユエー
タの休止時間を利用してアキユムレータに圧油を
蓄積することにより、作動工程のタイムスケジユ
ルを短縮できる等の利点を有する。 尚、上記実施例では、絞り切換弁4を可変容量
型ポンプ2の容量に対応した最大絞り開度の比較
的小さいもので構成し、アキユムレータ用絞り切
換弁17を可変容量型ポンプ2の最大吐出容量を
越える容量に対応した最大絞り開度の大きいもの
で構成した。従つて、アキユムレータ15からア
クチユエータへの圧油供給時にはアキユムレータ
用絞り切換弁17を作動位置に切換えるが、この
時に絞り切換弁4を停止位置に切換える理由は以
下の如くである。つまり、絞り切換弁4の作動位
置時にその上下流の差圧を設定値(バネ圧)に保
持制御するのはロードセンシング弁5であり、ア
キユムレータ用絞り切換弁17の作動位置時にそ
の上下流の差圧を設定値に保持制御するのは減圧
型圧力補償弁18であつて、各絞り切換弁4,1
7双方の上下流の差圧を同一差圧に保持制御のは
困難であるからである。しかも、可変容量型ポン
プ2及び絞り切換弁4は油圧回路の基本構成であ
つて、特にアクチユエータが大流量を要する回路
に適用するに際しては、別途にアキユムレータ1
5やアキユムレータ用絞り切換弁17、減圧型圧
力補償弁18等を追設すれば基本回路構成を変更
せずに簡易に対応できる利点を有するからであ
る。 尚、上記実施例では、必要流量が異なる複数個
のアクチユエータを有する油圧回路に本発明を適
用したが、本発明はその他、単一のアクチユエー
タを種々の速度で駆動する必要がある油圧回路等
にも同様に適用できるのはいうまでもない。 (発明の効果) 以上説明したように、本発明の油圧回路によれ
ば、絞り切換弁の停止位置時を利用して可変容量
型ポンプを強制駆動して、その吐出量をアキユム
レータに蓄積しておき、アクチユエータに大流量
を必要とする絞り切換弁の絞り開度の大きい作動
位置への切換時には、上記アキユムレータに蓄積
した圧油をも供給するようにしたので、可変容量
型ポンプを小容量のものに選定でき、可変容量型
ポンプの使用による省エネルギー化の促進に加え
て、低コストでもつてアクチユエータを駆動する
ことができる。しかも、作動工程のタイムスケジ
ユールを短縮できる油圧回路を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示す油圧回路図であ
る。 2…可変容量型ポンプ、3a,3b,3c…給
油管、4…絞り切換弁、5…ロードセンシング
弁、13…吐出圧力入力用切換弁、14…吐出圧
導入管、15…アキユムレータ、16…蓄油管、
17…アキユムレータ用絞り切換弁、18…減圧
型圧力補償弁、21…電磁切換弁、P1…ポンプ
吐出圧、PS1…バネ圧、PR…負荷圧。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アクチユエータに給油管3a,3bを介して
    接続された可変容量型ポンプ2と、上記給油管3
    a,3bに配置され、上記可変容量型ポンプ2の
    最大吐出量以下の絞り開度を備え作動位置及び停
    止位置を有する第1絞り切換弁4と、パイロツト
    室に上記第1絞り切換弁4上流側のポンプ吐出圧
    P1が常時作用すると共に、第1絞り切換弁4の
    作動位置時にバネ室に第1絞り切換弁4下流側の
    負荷圧PRが作用し、該両室に作用する圧力間の
    差圧を上記バネ室に設けたバネ5aのバネ圧PS
    1に保持するよう上記可変容量型ポンプ2の吐出
    量を制御する第1制御弁5とを備えるとともに、
    上記第1制御弁5のバネ室を上記第1絞り切換弁
    4上流側の給油管3aに連通する吐出圧導入管1
    4に配置され、該吐出圧導入管14を開閉する吐
    出圧入力用切換弁13と、上記第1絞り切換弁4
    上流側の給油管3aに蓄油管16を介して接続さ
    れたアキユムレータ15と、上記蓄油管16と上
    記アクチユエータとを接続する給油管3cに配置
    され、上記可変容量型ポンプ2の最大吐出量を越
    える絞り開度を備え作動位置及び停止位置を有す
    る第2絞り切換弁17と、上記給油管3cの蓄油
    管16との接続点よりもアキユムレータ15側の
    蓄油管16に配置され、パイロツト室に上記第2
    絞り切換弁17上流側のポンプ吐出圧P1が作用
    すると共に、絞り部を開く方向に付勢するバネ1
    8aが縮装されたバネ室に上記第2絞り切換弁1
    7の作動位置時に該第2絞り切換弁17下流側の
    負荷圧PRが作用して、第2絞り切換弁17の作
    動位置時に該第2絞り切換弁17上下流の差圧を
    上記バネ18aのバネ圧に保持制御する第2制御
    弁18と、上記第2制御弁18のバネ室を選択的
    にタンクに開放し、閉じ、又はバネ室にポンプ吐
    出圧P1を導入する導入圧力切換弁21とを備え
    たことを特徴とする油圧回路。
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