JP6618398B2 - 油圧作業車 - Google Patents

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本発明は、油圧アクチュエータを有する作業装置を備えた油圧作業車に関するものである。
油圧アクチュエータを有する作業装置を備えた油圧作業車としては、塵芥収集車が知られている。塵芥収集車の作業装置には、油圧アクチュエータにより駆動する塵芥積込装置や、収集した塵芥を塵芥収容箱から排出する排出板等が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
従来、塵芥収集車には、塵芥積込装置を駆動させる油圧アクチュエータの作動を検出するために、油圧アクチュエータの近傍にセンサ部が設けられている。このセンサ部が油圧アクチュエータの作動を検出した際、その検出信号を油圧アクチュエータの制御装置に送ることにより、当該制御装置が特定の作動信号を送るためのリレースイッチを閉じ、該当する電磁制御弁を切り換えて油圧アクチュエータに特定の作動をさせている。
特開2003−72903号公報
しかしながら、従来の塵芥収集車等の油圧作業車においては、作動信号を送るためのリレースイッチの接点が固着した場合等のように、作動信号を送るための回路に不具合が発生すると、油圧アクチュエータの制御内容と、センサ部により検出される油圧アクチュエータの作動との間で矛盾が生じる場合があった。その結果、作業装置が作業者の予期し得ない異常作動をするおそれがあり、実際に異常作動をした場合には作業者が緊急停止スイッチを操作して作業装置の作動を停止させていた。これにより、作業装置の異常作動から作動停止までにタイムラグが生じていた。
そこで、本発明は、油圧アクチュエータの制御内容と、センサ部により検出される油圧アクチュエータの作動との間で矛盾が生じて異常作動した場合に、直ちに作業装置の作動を停止させて安全性を確保できる油圧作業車を提供することを目的とする。
(1)本発明の油圧作業車は、車台上に設けられ、電磁制御弁により作動する油圧アクチュエータを有する作業装置と、前記電磁制御弁に作動信号を送ることにより前記油圧アクチュエータの作動を制御する制御装置と、前記油圧アクチュエータの作動を検出可能な位置に設けられ、検出した当該作動の検出信号を前記制御装置に送るセンサ部とを備えた油圧作業車であって、前記制御装置へ電力を供給するための電力供給用リレースイッチを備え、前記制御装置は、当該制御装置への通電を遮断するための遮断用リレーコイルと、前記電力供給用リレースイッチを介して供給される電力により駆動する中央処理部とを有し、前記制御装置は、前記油圧アクチュエータの制御内容と、前記センサ部により検出される前記油圧アクチュエータの作動との間で矛盾が生じた場合に、前記中央処理部により前記遮断用リレーコイルを通電することにより前記電力供給用リレースイッチを開くように制御することを特徴とする。
上記(1)の構成によれば、油圧アクチュエータの作動を制御する制御装置が、油圧アクチュエータの制御内容と、センサ部により検出される油圧アクチュエータの作動との間で矛盾が生じた場合に、当該制御装置への通電を遮断するように制御するため、制御装置から電磁制御弁に送られる信号が途絶える。これにより、電磁制御弁が中立位置に復帰して直ちに自動的に油圧アクチュエータの作動を停止できる。その結果、上述した矛盾が生じた場合でも、直ちに作業装置の作動を停止できるため、作業者が自ら緊急停止スイッチを操作して作業装置の作動を停止させていた従来と比較して、より安全性を高めることができる。また、前記矛盾が生じた場合に、遮断用リレーコイルに通電することにより電力供給用リレースイッチを開いて制御装置への通電を遮断できるため、より迅速に油圧アクチュエータの作動を停止できる。
(2)上記(1)の油圧作業車において、前記制御装置は、前記電磁制御弁へ作動信号を送信するための作動信号用リレースイッチと、前記作動信号用リレースイッチを開閉させる作動信号用リレーコイルとを備え、前記制御装置は、前記中央処理部が前記作動信号用リレーコイルに通電しない状態で前記検出信号が切り換わる場合に、前記矛盾が生じたと判断することが好ましい。
(3)上記(1)又は(2)の油圧作業車において、前記制御装置は、車両エンジンのアクセルコントロール部にアイドルアップ信号を出力するためのアイドルアップ信号出力部を有し、前記制御装置への通電が遮断されると、前記アイドルアップ信号出力部への通電も遮断されるように構成されていることが好ましい。この構成によれば、前記矛盾が生じた場合に、アイドルアップ信号出力部への通電が遮断され、制御装置から車両エンジンのアクセルコントロール部へのアイドルアップ信号も途絶える。これにより、上昇状態の車両エンジンの回転数がアイドリングの回転数に復帰する。即ち、油圧アクチュエータの作動停止と車両エンジン回転数のアイドリング回転数への復帰とが同時に行われるので、より安全である。
(4)上記(1)〜(3)のいずれか1つの油圧作業車において、前記遮断用リレーコイルに通電しても前記電力供給用リレースイッチが開かないように切り換えることができるメンテナンススイッチを更に備えることが好ましい。この構成によれば、作業装置のメンテナンス時のように制御装置への通電を継続させる必要がある場合において、前記メンテナンススイッチにより制御装置への通電が遮断されないようにすることができるため、作業装置のメンテナンス等を容易に行うことができる。
本発明の油圧作業車によれば、油圧アクチュエータの制御内容と、センサ部により検出される油圧アクチュエータの作動との間で矛盾が生じた場合においても、安全性を確保できる。
本発明の油圧作業車の一例である塵芥収集車を示す断面側面図である。 図1の塵芥収集車の油圧回路図である。 図1の塵芥収集車の制御装置とその周辺の電気回路を示す概略図である。 図1の塵芥収集車の無接点スイッチ及び操作スイッチの取付位置を示す説明図である。
以下、本発明の好適な実施形態として、塵芥収集車を例に図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、前後方向については、塵芥が投入される側を後方とし、その反対側を前方として説明する。
図1には、本発明の一実施形態における作業装置1を備えた塵芥収集車100が示されている。作業装置1は、車台50上に設けられ、塵芥収容箱2、この塵芥収容箱2の後方の開口部4に枢軸5回りに傾動自在に配設された塵芥投入箱3等を備える。
塵芥投入箱3は、その前面が部分的に開放されて塵芥収容箱2の後方の開口部4に連通されるとともに、背面下方に投入口6が開口され、その下部に塵芥の貯留室7が形成されている。そして、塵芥投入箱3内には、投入口6を通して貯留室7に投入された塵芥を押し潰して圧縮し、塵芥収容箱2内に積み込む塵芥積込装置Aが装備されている。以下、塵芥積込装置Aについて説明する。
塵芥投入箱3の両側壁には溝型鋼で形成された案内溝部材8が前方上端より後方下部に向かって傾斜して敷設されている。また、塵芥投入箱3内にはその横幅方向一杯にひろがる昇降板9が収容され、昇降板9の両側縁の上下には案内ローラ10が軸着され、これらの案内ローラ10は案内溝部材8の内壁に沿って転動自在に嵌合されている。一方、昇降板9の背面上部には、ブラケットを介して枢軸11が設けられており、この枢軸11は、昇降板9の摺動距離に合致するように塵芥投入箱3の側壁に案内溝部材8の背面に沿って形成された切欠き部12を越えて塵芥投入箱3の内方より外方に突出するようになっている。そして、図4にも示すように枢軸11と塵芥投入箱3の下部外側との間には、昇降シリンダ13が案内溝部材8の傾斜方向に沿って、かつ、その背面上方に偏位して設けられている。これにより、昇降シリンダ13の伸縮作動によって昇降板9を案内溝部材8に沿って上下に往復移動させることができる。
また、昇降板9の下端には塵芥投入箱3の横幅方向一杯にひろがる押込板14が前後に揺動自在に軸支され、押込板14の背面に突設した突片16と昇降板9の背面上部に設けられた枢軸11との間には押込シリンダ17が設けられている。これにより、押込シリンダ17の伸縮作動によって押込板14を軸支部15回りに前後に揺動させることができる。
なお、上述した昇降シリンダ13及び押込シリンダ17は、塵芥積込装置Aの油圧アクチュエータに相当する。
一方、塵芥収容箱2の内部には、前後方向に進退自在な排出板18が配設されている。この排出板18は、幅が塵芥収容箱2の内幅と略等しく、かつ、高さが塵芥収容箱2の底壁から頂壁までの高さと略等しく形成されている。また、塵芥収容箱2の前部に固設されたブラケット25には、排出シリンダ19が連結されており、この排出シリンダ19と排出板18下部とが連結されている。これにより、排出シリンダ19の伸縮作動によって排出板18を塵芥収容箱2内部で前後に往復移動させることができる。
排出シリンダ19は、それぞれ径の異なる3つのシリンダが組み込まれた3段式シリンダであり、その大径シリンダ側が排出板18下部に、小径シリンダ側がブラケット25にそれぞれ連結されている。
また、塵芥収容箱2の底面後部には一端を枢支された固縛シリンダ21が配設されており、その他端は塵芥収容箱2の下部に枢支された固縛爪22に連結されている。固縛爪22は、塵芥投入箱3の前面に固設したUボルト23に係合されており、これにより塵芥投入箱3を塵芥収容箱2に対して固縛している。
次に、塵芥収集車100の油圧回路について図2により説明する。
この油圧回路は、油圧ポンプP、オイルリザーバT、昇降シリンダ13を伸縮制御する電磁制御弁V1、押込シリンダ17を伸縮制御する電磁制御弁V2、排出シリンダ19を伸縮制御する電磁制御弁V3、固縛シリンダ21と塵芥投入箱3を傾動させる傾動シリンダ24とを伸縮制御する電磁制御弁V4等から構成されている。油圧ポンプPには、車両エンジン(図示省略)の駆動力がPTO(パワー テイク オフ、図示省略)を介して伝達される。
電磁制御弁V1〜V4は6ポート3位置の電磁式の方向切換弁である。電磁制御弁V1はソレノイドSOLa及びSOLbを有し、電磁制御弁V2はソレノイドSOLc及びSOLdを有し、電磁制御弁V3はソレノイドSOLe及びSOLfを有し、電磁制御弁V4はソレノイドSOLh及びSOLiを有している。電磁制御弁V1〜V4は、各ソレノイドに通電されているときのみ上方位置又は下方位置に切り換わり、通電されていない状態では中立位置に復帰する。
また、押込シリンダ17の背圧側油室に連通する回路には、その油圧を検知する油圧センサPSが接続されている。また、排出シリンダ19の背圧側油室に連通する回路には、リリース弁V及びリリーフ弁Rが接続されている。リリース弁Vは、ソレノイドSOLgを有し、通常、排出シリンダ19の背圧側油室がオイルリザーバTに連通するのを阻止する位置に付勢されており、ソレノイドSOLgに通電すると、排出シリンダ19の背圧側油室がオイルリザーバTに連通する位置に切り換えられるものである。また、リリーフ弁Rは、排出シリンダ19の背圧側油室の油圧が設定値以上に達した際に、その圧油をオイルリザーバTに還流させるものである。
次に、塵芥積込装置A、排出板18等を制御する制御装置PLC(プログラマブル ロジック コントローラ)に対する入出力状態について、図3及び図4により説明する。
塵芥収集車100の運転席には、塵芥積込作業と塵芥排出作業とを選択する選択スイッチSW1、塵芥投入箱3の開閉スイッチSW2、排出板18の後退スイッチSW3等が設けられ、塵芥投入箱3の後部には、塵芥積込装置Aの始動スイッチSW4、塵芥積込装置Aの停止スイッチSW5、排出板18の前進スイッチSW6等が設けられている(図4参照)。
また、塵芥投入箱3内には、昇降板9を昇降させる昇降シリンダ13が最伸長した状態を検出する無接点スイッチLS1、昇降シリンダ13が最収縮した状態を検出する無接点スイッチLS2、押込板14を揺動させる押込シリンダ17が最伸長した状態を検出する無接点スイッチLS4、押込シリンダ17が最収縮した状態を検出する無接点スイッチLS3等が設けられている(図4参照)。無接点スイッチLS1及びLS2は、塵芥投入箱3と昇降シリンダ13との間において、それぞれ一方に検出体が、他方に被検出体が配設されて切換作動するようになっている。また、無接点スイッチLS3及びLS4は、昇降板9と押込シリンダ17との間において、それぞれ一方に検出体が、他方に被検出体が配設されて切換作動するようになっている。
なお、上記無接点スイッチLS1〜LS4は、昇降シリンダ13及び押込シリンダ17の作動を検出するセンサ部に相当し、当該作動の検出信号を制御装置PLCに送る機能を有している。これらの無接点スイッチLS1〜LS4としては、例えば光電スイッチ、近接スイッチ等が使用できる。
図3に示すように、これらの各種スイッチSW1〜SW6、無接点スイッチLS1〜LS4、ソレノイドSOLa〜SOLi、及び油圧センサPSは、制御装置PLCに接続されている。制御装置PLCは、信号用電力供給部S、中央処理部CPU、リレーコイルR1,Ra〜Ri,R2(リレーコイルRa,Rc,Re〜Riは図示省略)、リレーコイルR1,Ra〜Ri,R2のa接点r1,ra〜ri,r2(a接点ra,rc,re〜riは図示省略)等を有しており、バッテリBT、キースイッチSWK、PTOスイッチSWP、メンテナンススイッチSWM、リレーコイルRp、リレーコイルRо、リレーコイルRpのa接点rp、リレーコイルRоのa接点rоa及びb接点rоb、アクセルコントロール部等と共に電気回路に組み込まれている。この制御装置PLCは、各種スイッチSW1〜SW6、無接点スイッチLS1〜LS4、及び油圧センサPSの入力状況に基づいて予め設定された手順に従って、対応するソレノイドSOLa〜SOLiに出力するようにプログラムされている。
以下、上記電気回路について詳細に説明する。制御装置PLCの信号用電力供給部Sには、車両補機用のバッテリBTからの電力がラインK3を介して入力される。ラインK3上には、リレーコイルRpのa接点rpが介設されている。
制御装置PLCからの出力の一つとして、ラインK4が設けられている。ラインK4上には、上流側からメンテナンススイッチSWM、リレーコイルRoが介設されている。ラインK4は制御装置PLCの内部に設けられたリレーコイルR1のa接点r1と電気的に接続されている。
ラインK4の下流端は、制御装置PLCを迂回してバッテリBTから延びたラインK1と電気的に接続されている。ラインK1上には、上流側から順に、キースイッチSWK、PTOスイッチSWP、リレーコイルRp、リレーコイルRоのb接点rоbが介設されている。ラインK1のキースイッチSWKとバッテリBTとの間には、ラインK3の上流端が電気的に接続されている。
また、ラインK3及びラインK4は、制御装置PLCを迂回するラインK2と電気的に接続されている。ラインK2上には、リレーコイルRоのa接点rоaが介設されている。
制御装置PLC内部の中央処理部CPUは、リレーコイルRa〜Ri,R1,R2と電気的に接続されている。また、制御装置PLC内部のa接点ra〜riの上流側は信号用電力供給部Sに電気的に接続されている。また、a接点ra〜riの下流側はそれぞれ、ソレノイドSOLa〜SOLiと電気的に接続されている。中央処理部CPUが予め設定された手順に従ってリレーコイルRa〜Riのうち所定のものに通電すると、それに対応するa接点が「ON」となり、対応するソレノイドに通電されることになる。
また、アクセルコントロール部は、塵芥積込装置Aの始動スイッチSW4の操作等と連動して車両エンジンのECU(エンジンコントロールユニット)にアイドルアップ信号を送るものである。このアクセルコントロール部は、制御装置PLCと電気的に接続されている。制御装置PLCの内部には、信号用電力供給部Sからアクセルコントロール部へ信号を送るラインが設けられており、当該ライン上にはリレーコイルR2のa接点r2が介設されている。
次に、このように構成された塵芥収集車100の作動について説明する。
まず、塵芥積込装置Aの作動について説明する。塵芥積込装置Aは、通常、図1実線(a)に示す塵芥の積込行程終了状態で停止している。この状態では、昇降板9は上昇限界位置に、押込板14は前方揺動限界位置にそれぞれ配置されている。
作業者は、作業現場に着いて塵芥収集車100を停止させた後、PTOスイッチSWPを「ON」にする。すると、PTOが接続状態となり、油圧ポンプPの駆動が開始される。この際、電磁制御弁V1〜V4は中立位置にあり、油圧ポンプPから吐出された作動油は各シリンダ13,17,19,21を駆動させることなくオイルリザーバTに還流される。
また、PTOスイッチSWPを「ON」にするのに伴ってリレーコイルRpが通電される。これにより、リレーコイルRpのa接点rpが閉じてバッテリBTからの電力が制御装置PLCの信号用電力供給部Sに入力され、制御装置PLCが通電状態となる。この状態では、昇降シリンダ13及び押込シリンダ17は何れも最伸長状態にあるので、無接点スイッチLS1及びLS4が作動し、この無接点スイッチLS1及びLS4のON信号が制御装置PLCに入力されている。この状態で作業者が、選択スイッチSW1により塵芥積込作業を選択し、塵芥投入箱3の投入口6より塵芥を貯留室7に投入した後、始動スイッチSW4を押圧操作すると、制御装置PLCの中央処理部CPUがリレーコイルR2に通電する。これにより、リレーコイルR2のa接点r2が閉じて、アクセルコントロール部を介して車両エンジンのECUにアイドルアップ信号が送られる。この場合、中央処理部CPUは、アイドルアップ信号を出力するためのアイドルアップ信号出力部に相当する。また、中央処理部CPUは、上記リレーコイルR2へ通電する際、リレーコイルRdにも通電する。これにより、リレーコイルRdのa接点rdが閉じて、ソレノイドSOLdが通電状態となり、電磁制御弁V2が上方位置に切り換わる。その結果、押込シリンダ17が収縮作動し、図1鎖線(b)に示すように押込板14をその圧縮面が略水平位置になるまで反転させる。
押込板14が後方揺動限界位置に達すると、すなわち、押込シリンダ17が最収縮すると、無接点スイッチLS3が作動し、制御装置PLCの中央処理部CPUは、リレーコイルRdへの通電(ソレノイドSOLdへの通電)を解除して電磁制御弁V2を中立位置に復帰させると同時に、リレーコイルRbに通電する。これにより、リレーコイルRbのa接点rbが閉じて、ソレノイドSOLbが通電状態となり、電磁制御弁V1が上方位置に切り換わるため、昇降シリンダ13が収縮作動し、昇降板9を案内溝部材8に沿って下降させる。その結果、図1鎖線(b)〜(c)に示すように、昇降板9に連結された押込板14が、その圧縮面を略水平となるように保持したまま平行に下降するため、塵芥投入箱3の底面の円弧面との間で塵芥を押し潰すことができる。なお、以下において、ソレノイドSOLa、SOLc及びSOLgへの通電・解除を説明する際、リレーコイルの説明は省略する。
昇降板9が下降限界位置に達すると、すなわち、昇降シリンダ13が最収縮すると、無接点スイッチLS2が作動し、制御装置PLCの中央処理部CPUはリレーコイルRbへの通電(ソレノイドSOLbへの通電)を解除して電磁制御弁V1を中立位置に復帰させると同時に、ソレノイドSOLcに通電し、電磁制御弁V2を下方位置に切り換える。その結果、図1鎖線(c)に示す塵芥の押し潰し終了状態より押込シリンダ17が伸長作動し、図1鎖線(d)に示すように、軸支部15を支点として押込板14をその圧縮面が略垂直になるまで時計回りに揺動させる。これにより、押込板14は、前行程で一次的に押し潰された塵芥を塵芥投入箱3の底面の平坦面との間で二次的に圧縮することができる。
押込板14が前方揺動限界位置に達すると、すなわち、押込シリンダ17が最伸長すると、無接点スイッチLS4が作動し、制御装置PLCは、ソレノイドSOLcへの通電を解除して電磁制御弁V2を中立位置に復帰させると同時に、ソレノイドSOLaに通電し、電磁制御弁V1を下方位置に切り換える。その結果、図1鎖線(d)に示す圧縮行程の終了状態より昇降シリンダ13が伸長作動し、押込板14をその圧縮面が略垂直となるように保持したまま平行に上昇させ、前行程にて圧縮した塵芥を塵芥収容箱2内に積み込む。そして、昇降板9が上昇限界位置に達すると、すなわち、昇降シリンダ13が最伸長すると、無接点スイッチLS1が作動し、制御装置PLCは、ソレノイドSOLaへの通電を解除して電磁制御弁V1を中立位置に復帰させる。これにより、積込行程が終了する。
以上の通り、塵芥積込装置Aは、始動スイッチSW4の押圧操作により、反転行程、押潰行程、圧縮行程、積込行程(以下、「積込サイクル」ともいう。)の順に作動し、塵芥投入箱3に投入された塵芥を塵芥収容箱2に積み込むことができる。
ところで、前述した塵芥の積込行程において、通常、排出シリンダ19を伸縮制御する電磁制御弁V3は中立位置にあって、排出シリンダ19が伸長した状態で、そのピストンロッド側油室及びピストン背圧側油室をポートブロックしている。これにより、塵芥が塵芥収容箱2内に積み込まれる際、排出シリンダ19が伸長状態に保持されるため、塵芥が押込板14と排出板18との間で圧縮される。
塵芥積込装置Aによって塵芥収容箱2に順次塵芥が積み込まれることにより、押込板14に作用する塵芥の反力も増大していく。この場合、押込板14を支持する押込シリンダ17の背圧側油室の油圧が徐々に上昇していく。そして、油圧センサPSにより検知される油圧値、つまり押込シリンダ17の背圧側油室の油圧値が所定値以上になった場合、制御装置PLCは、ソレノイドSOLgに所定時間、例えば1秒間通電し、リリース弁Vを開放する。リリース弁Vが開放されている間、圧油が排出シリンダ19の背圧側油室からオイルリザーバTに還流される。この際、圧縮される塵芥の反力により排出シリンダ19が収縮作動し、排出板18が前方に移動する。その結果、塵芥収容箱2に新たな塵芥収容空間が形成されるため、この新たな塵芥収容空間に塵芥を圧縮しつつ積み込むことができる。
次に、通常作動時及び異常作動時における制御装置PLCの制御方法について、主に図3を参照しながら説明する。
まず、通常作動時について説明する。塵芥積込装置Aが通常の積込サイクルで作動している通常作動時においては、キースイッチSWK、PTOスイッチSWP及びメンテナンススイッチSWMが何れも閉じられた状態となっている。これにより、リレーコイルRpが通電状態になり、リレーコイルRpのa接点rpが閉じるため、制御装置PLCが通電状態となる。つまり、リレーコイルRpのa接点rpは、制御装置PLCのための電力供給用リレースイッチに相当する。
この状態で上述した積込サイクルが行われるが、例えば押込板14が後方揺動限界位置に達すると、すなわち、押込シリンダ17が最収縮すると、上述したように無接点スイッチLS3が作動する。つまり、無接点スイッチLS3が「OFF」から「ON」へ切り換わる。この時、制御装置PLCの中央処理部CPUは、上述したようにリレーコイルRdへの通電を解除すると共に、リレーコイルRbに通電する。これにより、リレーコイルRbのa接点rbが閉じて、ソレノイドSOLbが通電状態となるため、昇降シリンダ13が収縮作動し、昇降板9に連結された押込板14による押潰行程が開始される。
次に、異常作動時について説明する。異常作動時においても、キースイッチSWK、PTOスイッチSWP及びメンテナンススイッチSWMは何れも閉じられた状態となっている。この状態において、例えばリレーコイルRdのa接点rdが閉じた状態で固着していると、制御装置PLCの中央処理部CPUがリレーコイルRdへ通電していなくても、押込シリンダ17が収縮作動する場合がある。このように、中央処理部CPUがリレーコイルRdへ通電していない状態で、押込シリンダ17が収縮し、無接点スイッチLS3が「OFF」から「ON」へ切り換わると、中央処理部CPUは、油圧アクチュエータ(押込シリンダ17)の制御内容と、無接点スイッチLS3により検出される油圧アクチュエータ(押込シリンダ17)の作動との間で矛盾が生じたと判断し、リレーコイルRbに通電せずに、リレーコイルR1に通電する。これにより、リレーコイルR1のa接点r1が閉じるため、メンテナンススイッチSWMを介してリレーコイルRоが通電状態となる。その結果、リレーコイルRоのa接点rоaが閉じ、リレーコイルRоが通電状態に自己保持されると共に、リレーコイルRоのb接点rоbが開くため、リレーコイルRpへの通電が解除され、リレーコイルRpのa接点rp(電力供給用リレースイッチ)が開く。つまり、中央処理部CPUがリレーコイルR1に通電することにより、制御装置PLCへの通電が遮断されるため、リレーコイルR1は制御装置PLCへの通電を遮断するための遮断用リレーコイルに相当する。
制御装置PLCへの通電が遮断されると、リレーコイルRdのa接点rd等の固着の有無にかかわらず、電磁制御弁V1〜V4の全てのソレノイドSOLa〜SOLiへの電力供給が断たれる。これにより、電磁制御弁V1〜V4のうち上方位置又は下方位置にあったものの全てが中立位置に復帰する。その結果、直ちに押込シリンダ17等の油圧アクチュエータの作動が停止される。本実施形態では、従来のように作業者が緊急停止スイッチを操作する必要がなく、従来と比較して異常作動が生じてから塵芥積込装置Aの作動停止までのタイムラグがないので安全である。
また、制御装置PLCへの通電が遮断されると、制御装置PLCからアクセルコントロール部への信号も途絶える。これにより、アクセルコントロール部からECUへのアイドルアップ信号も途絶え、上昇状態の車両エンジンの回転数がアイドリングの回転数に復帰する。その結果、塵芥積込装置Aの作動停止と車両エンジン回転数のアイドリング回転数への復帰とが同時に行われ、安全である。
なお、上述の説明では、無接点スイッチLS3の検出信号に基づく制御装置PLCの制御方法の例を用いたが、その他の無接点スイッチの場合も同様の方法で制御装置PLCへの通電を遮断できる。即ち、制御装置PLCの中央処理部CPUがリレーコイルRa〜Riのいずれにも通電しない(作動信号を出力しない)状態で、無接点スイッチLS1〜LS4のいずれかが「OFF」から「ON」へ、又は「ON」から「OFF」へ切り換わったことを中央処理部CPUが検出したとき、中央処理部CPUは、油圧アクチュエータの制御内容と、油圧アクチュエータの作動との間で矛盾が生じたと判断し、リレーコイルR1に通電する。
このように、上述した塵芥収集車100では、押込シリンダ17等の油圧アクチュエータの作動を制御する制御装置PLCが、油圧アクチュエータの制御内容と、無接点スイッチ(センサ部)により検出される油圧アクチュエータの作動との間で矛盾が生じた場合に、制御装置PLCへの通電を遮断するように制御するため、直ちに油圧アクチュエータの作動を停止できる。これにより、上述した矛盾が生じた場合でも、直ちに作業装置1の作動を停止できるため、作業者が自ら緊急停止スイッチを操作して作業装置の作動を停止させていた従来と比較して、より安全性を高めることができる。
また、上述した塵芥収集車100では、制御装置PLCが遮断用リレーコイルであるリレーコイルR1を有し、上記矛盾が生じた場合に、リレーコイルR1に通電することにより制御装置PLCへの電力供給用リレースイッチ(リレーコイルRpのa接点rp)を開くように制御するため、迅速かつ確実に油圧アクチュエータの作動を停止できる。
なお、作業装置1のメンテナンス時のように、制御装置PLCへの通電を遮断させずに継続させる必要がある場合は、メンテナンススイッチSWMを開いた状態にしておけばよい。この場合、仮にリレーコイルR1が通電状態となり、リレーコイルR1のa接点r1が閉じても、メンテナンススイッチSWMが開いているためリレーコイルRоは通電しない。その結果、リレーコイルRоのb接点rоbが開かないためリレーコイルRpへの通電が維持されると共に、リレーコイルRpのa接点rpが開かないため制御装置PLCへの通電が遮断されない。これにより、作業装置1のメンテナンス等を容易に行うことができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成等は適宜設計変更可能である。
例えば、上記実施形態では、上記矛盾が生じた場合に制御装置内のリレーコイルに通電することにより当該制御装置への電力供給用リレースイッチを開くように制御する構成としたが、本発明において上記矛盾が生じた場合の制御方法は特に限定されず、当該制御装置への通電を遮断できる制御方法であれば採用可能である。
また、上記実施形態では塵芥積込装置の主要部を昇降板及び押込板により構成したが、主要部を回転板及び押込板により構成することもでき、その構造を特に限定するものではない。
また、上記実施形態では塵芥収集車を例に説明したが、本発明はこれに限定されず、電磁制御弁により作動する油圧アクチュエータを有する作業装置を備えている限り、高圧洗浄車等の他の油圧作業車にも適用可能である。
1 作業装置
2 塵芥収容箱
3 塵芥投入箱
4 開口部
6 投入口
7 貯留室
9 昇降板
13 昇降シリンダ(油圧アクチュエータ)
14 押込板
17 押込シリンダ(油圧アクチュエータ)
18 排出板
50 車台
100 塵芥収集車
A 塵芥積込装置
CPU 中央処理部(アイドルアップ信号出力部)
LS1,LS2,LS3,LS4 無接点スイッチ(センサ部)
PLC 制御装置
R1 リレーコイル(遮断用リレーコイル)
rp リレーコイルRpのa接点(電力供給用リレースイッチ)
SWM メンテナンススイッチ
V1,V2,V3,V4 電磁制御弁

Claims (4)

  1. 車台上に設けられ、電磁制御弁により作動する油圧アクチュエータを有する作業装置と、
    前記電磁制御弁に作動信号を送ることにより前記油圧アクチュエータの作動を制御する制御装置と、
    前記油圧アクチュエータの作動を検出可能な位置に設けられ、検出した当該作動の検出信号を前記制御装置に送るセンサ部と
    を備えた油圧作業車であって、
    前記制御装置へ電力を供給するための電力供給用リレースイッチを備え、
    前記制御装置は、当該制御装置への通電を遮断するための遮断用リレーコイルと、前記電力供給用リレースイッチを介して供給される電力により駆動する中央処理部とを有し、
    前記制御装置は、前記油圧アクチュエータの制御内容と、前記センサ部により検出される前記油圧アクチュエータの作動との間で矛盾が生じた場合に、前記中央処理部により前記遮断用リレーコイルを通電することにより前記電力供給用リレースイッチを開くように制御することを特徴とする油圧作業車。
  2. 前記制御装置は、前記電磁制御弁へ作動信号を送信するための作動信号用リレースイッチと、前記作動信号用リレースイッチを開閉させる作動信号用リレーコイルとを備え、
    前記制御装置は、前記中央処理部が前記作動信号用リレーコイルに通電しない状態で前記検出信号が切り換わる場合に、前記矛盾が生じたと判断する請求項1に記載の油圧作業車。
  3. 前記制御装置は、車両エンジンのアクセルコントロール部にアイドルアップ信号を出力するためのアイドルアップ信号出力部を有し、
    前記制御装置への通電が遮断されると、前記アイドルアップ信号出力部への通電も遮断されるように構成されている請求項1又は2に記載の油圧作業車。
  4. 前記遮断用リレーコイルに通電しても前記電力供給用リレースイッチが開かないように切り換えることができるメンテナンススイッチを更に備える請求項1〜3のいずれか1つに記載の油圧作業車。
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