JP4393424B2 - 両面原稿読取装置及び両面原稿読取方法 - Google Patents

両面原稿読取装置及び両面原稿読取方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、スキャナ装置や複写機等に搭載され、原稿搬送路に原稿を一度通過させるのみで原稿両面の画像読み取りが可能な両面原稿読取装置及びこの装置により実行される両面原稿読取方法に係る。特に、本発明は、画像データを記憶保持するためのメモリ容量の削減を図るための対策に関する。
従来より、原稿搬送路に原稿を一度通過させるのみで原稿両面の画像を読み取る機能を備えた両面原稿読取装置が知られている。つまり、原稿搬送路の両側(原稿表面側及び原稿裏面側)に配置した読取手段により原稿各面の画像や文字をそれぞれ読み取る機能を備えたものである。
この種の両面原稿読取装置として、例えば下記の特許文献1には、原稿搬送路における原稿表面側及び原稿裏面側に、原稿各面に光を照射する光源を有する読取手段をそれぞれ対向して配設し、表面側の光源及び裏面側の光源の点灯と消灯とを走査ライン単位で交互に切り換え制御すると共に、原稿の表面及び裏面の読み取り動作を上記光源の点灯と消灯とに連動して交互に切り換えることによって光学干渉を回避する技術的思想が開示されている。これにより、読取手段による原稿画像の読み取り時に、所謂原稿の裏写りが生じてしまうことを回避している。
ところが、この特許文献1に記載の技術は、走査ライン単位に両光源のうちの一方のみが点灯するように両光源の点灯及び消灯を制御しているため、単位時間当たりの原稿読み取り枚数の増大を図るべく原稿搬送速度を高くしようとした場合には高い応答性を有する光源が必要になり、コストの高騰を招いてしまう。また、光源の応答性には限界があるため、原稿読み取り速度がこの光源の応答性の制約を受けることになり、原稿読み取り速度を高くするには限界があった。
上記の不具合を招くことのない両面原稿読取装置として、下記の特許文献2及び特許文献3に開示されているものがある。これら特許文献に開示されている両面原稿読取装置は、原稿表面を読み取る読取手段と原稿裏面を読み取る読取手段とを互いに対向しない位置にずらして配置し、これによって上記光学干渉(原稿の裏写り)を回避することが可能になっている。つまり、原稿表面の画像を読み取るための第1の読取手段と、原稿裏面の画像を読み取るための第2の読取手段との位置を原稿搬送方向でずらしたものである。この場合、第1の読取手段によって読み取られた原稿表面の全画像データを記憶保持するための第1のメモリと、第2の読取手段によって読み取られた原稿裏面の全画像データを記憶保持するための第2のメモリとをそれぞれ備えさせ、また、各メモリと画像処理部とをそれぞれ個別の信号線によって接続して、画像データの読み取り後に各メモリから同時に各信号線によって画像処理部へ各画像データの転送を行うことになる。
特開平9−321947号公報 特開2004−363714号公報 特開2003−198805号公報
しかし、上記特許文献2及び特許文献3のものでは、画像データを記憶保持するためのメモリとその画像データを転送するための信号線とが、原稿表面画像用及び原稿裏面画像用としてそれぞれ必要(2系統必要)であり、また、各メモリは、それぞれ原稿の一方の面の全画像データを記憶保持可能とするだけの容量が必要であった。このため、構成の複雑化及び製造コストの高騰を招いていた。
また、構成の簡素化及び製造コストの削減を図るべく各画像データ転送用の信号線を共通化することも考えられる。この場合、第1の読取手段によって読み取られた原稿表面の画像データを、その読み取りと同時に、画像処理部に備えられたメモリに送信するようにすれば第1の読取手段にメモリを備えさせる必要はなくなるが、第2の読取手段にはメモリが必要であり、このメモリとしては原稿の一方の面(裏面)の全画像データを記憶保持可能とするだけの容量が依然として必要であった。
具体的には、図6(a)に示すように、画像読取手段から画像処理手段へ一方の面のデータ(図中のA面データ)を送信している間、他方の面の画像データ(図中のB面データ)は送信することができないため、このB面データの全てを記憶保持可能とするだけの容量を有するメモリが第2の読取手段には必要であり、大容量のメモリが読取手段に必要となるため、製造コストの削減には限界があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、原稿搬送路に原稿を一度通過させるのみで原稿両面の画像読み取りを可能にするものに対し、読取手段に備えられるメモリの容量を削減可能にし、これによって製造コストの削減を図ることができる両面原稿読取装置及び両面原稿読取方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために講じられた本発明の解決手段は、原稿搬送路を搬送される原稿の一方の面を読み取るための第1読取手段と、この第1読取手段よりも原稿搬送方向下流側に配置され且つ原稿の他方の面を読み取るための第2読取手段と、上記各読取手段によって読み取られた原稿の各面の画像データを格納可能な第1メモリとを備えた両面原稿読取装置を前提とする。この両面原稿読取装置に対し、上記各読取手段によって読み取られた原稿の各面の画像データを共通の信号線によって第1メモリに送信可能とする。また、上記原稿が第1読取手段の読み取り位置まで搬送された際、この第1読取手段による原稿の一方の面の画像データ読み取り動作を開始して、この画像データを上記信号線によって第1メモリに順次送信し、原稿が第2読取手段の読み取り位置まで搬送された際、上記原稿の一方の面の画像データの第1メモリへの送信を継続したまま、第2読取手段による原稿の他方の面の前半について画像データ読み取り動作を開始して、上記前半の画像データを第2メモリに順次送信し、第1読取手段による原稿の一方の面の画像データ読み取り動作が終了すると、原稿の他方の面の後半の画像データを上記信号線によって第1メモリに送信し、上記後半の画像データの送信が終了すると、上記第2メモリに送信された上記前半の画像データを上記信号線によって上記第2メモリから上記第1メモリに送信する構成としている。
また、他の解決手段としては以下の構成が挙げられる。原稿搬送路を搬送される原稿の一方の面を読み取るための第1読取手段と、この第1読取手段よりも原稿搬送方向下流側に配置され且つ原稿の他方の面を読み取るための第2読取手段と、上記各読取手段によって読み取られた原稿の各面の画像データを格納可能な第1メモリとを備えた両面原稿読取装置を前提とする。この両面原稿読取装置に対し、上記各読取手段によって読み取られた原稿の各面の画像データを第1メモリに送信可能とする各読取手段に共通の信号線を備えさせる。また、第1読取手段及び第2読取手段が共に原稿画像を読み取っている間であって、第1読取手段によって読み取られた原稿の一方の面の画像データが上記信号線により第1メモリに送信されている間、第2読取手段によって読み取られた原稿の他方の面の前半の画像データを一時退避させる第2メモリとを備え、第1読取手段による原稿の一方の面の読み取り動作が終了すると、上記第2読取手段は、原稿の他方の面の後半の画像データを上記信号線によって上記第1メモリへ送信し、上記後半の画像データの送信が終了すると、上記第2メモリに一時退避させた上記前半の画像データを上記信号線により上記第2メモリから上記第1メモリに転送する構成とされている。
このように第1読取手段と第2読取手段とが原稿搬送方向でずれた配置となっている場合には原稿の一方の面と他方の面の読み込みタイミングにもずれが生じている。このことを有効に利用し、両面を同時に読み込む時間を減少させ、この時間帯に読み込まれる原稿の他方の面の画像データを第2メモリに一時保持させるようにしている。このため、この第2メモリの容量としては、第1読取手段及び第2読取手段が共に原稿画像を読み取っている時間帯に読み込まれる原稿の他方の面の画像データのみが記憶保持できる容量であればよい。従って、この第2メモリとしては容量の小さなもので済む。具体的には図6(b)に示すように読み込みの時間差(図中の時間Tだけ時間差がある)を利用して、図6(a)の場合(従来技術)に比べて第2メモリに一時保持するデータ量を削減でき、小容量のメモリを搭載可能とすることで装置の製造コストの低廉化を図ることができる。
また、上述した各解決手段に係る両面原稿読取装置により実行される両面原稿読取方法も本発明の技術的思想の範疇である。つまり、原稿搬送路を搬送される原稿の一方の面を第1読取手段によって読み取ると共に、この第1読取手段よりも原稿搬送方向下流側に配置された第2読取手段によって原稿の他方の面を読み取ることにより、上記原稿搬送路に原稿を一度通過させるのみで原稿両面の画像を読み取る両面原稿読取方法を前提とする。この両面原稿読取方法に対し、上記原稿が第1読取手段の読み取り位置まで搬送された際、この第1読取手段による原稿の一方の面の画像データ読み取り動作を開始して、この画像データを信号線によって第1メモリに順次送信し、その後、原稿が第2読取手段の読み取り位置まで搬送された際、上記原稿の一方の面の画像データの第1メモリへの送信を継続したまま、第2読取手段による原稿の他方の面の前半について画像データ読み取り動作を開始して、上記前半の画像データを第2メモリに順次送信し、更に、その後、第1読取手段による原稿の一方の面の画像データ読み取り動作が終了すると、原稿の他方の面の後半の画像データを上記信号線によって第1メモリに送信し、上記後半の画像データの送信が終了すると、上記第2メモリに送信された上記前半の画像データを上記信号線によって上記第2メモリから上記第1メモリに送信するようにしている。
また、他の両面原稿読取方法としては以下のものが挙げられる。原稿搬送路を搬送される原稿の一方の面を第1読取手段によって読み取ると共に、この第1読取手段よりも原稿搬送方向下流側に配置された第2読取手段によって原稿の他方の面を読み取ることにより、上記原稿搬送路に原稿を一度通過させるのみで原稿両面の画像を読み取る両面原稿読取方法を前提とする。この両面原稿読取方法に対し、第1読取手段及び第2読取手段が共に原稿画像を読み取っている間であって、第1読取手段によって読み取られた原稿の一方の面の画像データが各読取手段に共通の信号線により第1メモリに送信されている間、第2読取手段によって読み取られた原稿の他方の面の前半の画像データを第2メモリに一時退避させ、第1読取手段による原稿の一方の面の読み取り動作が終了すると、上記第2読取手段は、原稿の他方の面の後半の画像データを上記信号線によって上記第1メモリへ送信し、上記後半の画像データの送信が終了すると、上記第2メモリに一時退避させておいた上記前半の画像データを上記信号線により上記第2メモリから上記第1メモリに転送するようにしている。
これらの両面原稿読取方法においても、上述した両面原稿読取装置に係る解決手段の場合と同様に、第2メモリの容量としては、第1読取手段及び第2読取手段が共に原稿画像を読み取っている時間帯に読み込まれる原稿の他方の面の画像データのみが記憶保持できる容量であればよい。このため、この第2メモリとしては容量の小さなもので済み、小容量のメモリを搭載可能とすることで装置の製造コストの低廉化を図ることができる。
本発明では、原稿搬送路に原稿を一度通過させるのみで原稿両面の画像読み取りを可能とするものに対し、両面を同時に読み込む時間帯に取得される原稿の片面の画像データを第2メモリに一時保持(一時的に退避)させるようにしている。このため、この第2メモリの容量としては、第1読取手段及び第2読取手段が共に原稿画像を読み取っている時間帯に読み込まれる原稿の片面の部分(前半)の画像データのみが記憶保持できる容量であればよく、小容量で済む。その結果、装置の製造コストの低廉化を図ることができる。また、第2メモリに一時保持するデータ量を減少させることができるため、このメモリに対するデータ書き込み時間や書き込んだデータの読み出し時間の短縮化を図ることもできる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態に係る画像読取装置(例えばスキャナ装置)の概略構成を示す図である。この図1に示すように、本実施形態に係る画像読取装置1は、原稿載置部としての原稿載置トレイ2、原稿排出部としての原稿排出トレイ3、これら原稿載置トレイ2から原稿排出トレイ3へ至る略U字形状の原稿搬送路4、原稿の第1面(以下、この面を表面またはA面と呼ぶ場合もある)の画像を読み取る第1画像読取部(第1読取手段)5、及び原稿の第2面(以下、この面を裏面またはB面と呼ぶ場合もある)の画像を読み取る第2画像読取部(第2読取手段)6を備えている。
原稿は、原稿搬送路4中を、原稿載置トレイ2から原稿排出トレイ3へ向けて搬送される(この搬送軌跡を図中仮想線で示している)。原稿の搬送方向において原稿搬送路4の上流側端部にはピックアップローラ7及び捌きローラ8が配置され、原稿載置トレイ2上に積載された原稿がピックアップローラ7及び捌きローラ8によって1枚ずつ原稿搬送路4へ供給されるようになっている。また、原稿搬送方向において原稿搬送路4の下流側端部には排出ローラ9が配置されており、原稿搬送路4を搬送されてきた原稿は排出ローラ9によって原稿排出トレイ3へ排出されるようになっている。
上記原稿搬送路4の中間位置には、第1の画像読取部5による画像読取位置A(上記原稿表面の読取位置)と、その下流側に位置する第2の画像読取部6による画像読取位置B(上記原稿裏面の読取位置)とが設けられている。原稿の搬送方向における画像読取位置Aの上流側には、複数の搬送ローラ10,11、および原稿搬送路4の湾曲部12が、原稿搬送方向に沿ってこの順序で配置されている。搬送ローラ10,11はそれぞれ、原稿搬送モータ35(図4参照)によって駆動され、原稿を画像読取位置Aへ向けて搬送する。上記湾曲部12は、図1において左下方向に向けて凸となる形状に湾曲している。
画像読取位置Aと画像読取位置Bとの間の原稿搬送路4には、上方に向けて凸となる形状の屈曲部13と、下方に向けて凸となる形状の屈曲部14とが設けられている。上流側の屈曲部13には、従動ローラ15が配置され、下流側の屈曲部14の直上流側には搬送ローラ16が配置されている。この搬送ローラ16は、上記原稿搬送モータ35によって駆動され、原稿を画像読取位置Bへ向けて搬送するようになっている。
上記第1の画像読取部5は、露光ランプ51及び第1の反射ミラー52を備えた第1の走査ユニット53、第2の反射ミラー54及び第3の反射ミラー55を備えた第2の走査ユニット56、結像レンズ57、CCDセンサ58を備えている。露光ランプ51から照射され原稿の第1面で反射された光は、第1の反射ミラー52、第2の反射ミラー54及び第3の反射ミラー55で順次反射されて結像レンズ57に入射する。結像レンズ57は、入射した光をCCDセンサ58上に結像させる。CCDセンサ58は、結像レンズ57によって結像された光を光電変換して画像データとして読み取る。
上記第1の走査ユニット53及び第2の走査ユニット56は、それぞれ、原稿固定方式によって原稿の画像を読み取る際に、原稿が載置されるプラテンガラス17に沿った副走査方向に移動自在に構成されている。このように第1の画像読取部5は、第1の走査ユニット53及び第2の走査ユニット56を副走査方向に移動させることで、プラテンガラス17上に載置されて固定された原稿の画像を読み取り、原稿画像の画像データを取得することができる。
本実施形態では、原稿搬送路4を搬送される原稿の画像を読み取る所謂原稿移動方式の画像読取時の第1の走査ユニット53及び第2の走査ユニット56の位置が、上記原稿固定方式の画像読取時の第1の走査ユニット53及び第2の走査ユニット56のホームポジションに設定されている。
また、上流側の画像読取位置Aには、プラテンガラス18が配置されており、露光ランプ51から発せられた光は、プラテンガラス18を透過して原稿の第1面に照射される。画像読取位置Aにおける原稿搬送路4のプラテンガラス18に対向する壁面には、シェーディング補正に用いられる標準白板19が配置されている。標準白板19の上流側にある湾曲部12には、後に詳述する汚れ除去部材(図示省略)が配置されている。この汚れ除去部材は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)又はマイラーシートで形成されている。
上記第2の画像読取部6は、露光ランプ61、複数の反射ミラー62,63,64,65、結像レンズ66、CCDセンサ67を備えている。露光ランプ61から照射され原稿の第2面で反射された光は、反射ミラー62〜65で順次反射されて結像レンズ66に入射する。結像レンズ66は、入射した光をCCDセンサ67上に結像させる。CCDセンサ67は、結像レンズ66によって結像された光を光電変換して画像データとして読み取る。このCCDセンサ67としては、第1の画像読取部5のCCDセンサ58の画像の読取解像度と略同一の読取解像度を有するCCDセンサが用いられている。
図2は、下流側の画像読取位置Bの周辺の構成を示す拡大図である。この画像読取位置Bには、プラテンガラス20が配置されており、露光ランプ61から発せられた光は、プラテンガラス20を透過して原稿の第2面に照射される。画像読取位置Bにおける原稿搬送路4のプラテンガラス20に対向する壁面には、シェーディング補正に用いられる標準白板21が配置されている。
標準白板21の直上流側にある屈曲部14からその下流側にかけての部分であって原稿搬送路4の下側の内壁面には、汚れ除去部材22が配置されている。この汚れ除去部材22は、例えばPET又はマイラーシートで形成されている。原稿搬送路4を搬送されてきた原稿は、屈曲部14から下流側の部分では原稿搬送路4の下側の壁面に当接しながら搬送される。このとき、原稿は、汚れ除去部材22に当接しながら移動するので、原稿の第1面(図2において下側の面)の汚れが除去される。これによって、標準白板21が原稿の汚れによって汚損されることが防止される。
なお、湾曲部12に設けられている汚れ除去部材も、屈曲部14に設けられている汚れ除去部材22と同様に湾曲の外周側(下側)の内壁面に配置され、原稿が当接しながら搬送されることで原稿の第1面(図1において下側の面)の汚れが除去され、湾曲部12の標準白板の汚れが未然に防止される。
図4は、画像読取装置1の制御ブロック図である。画像読取装置1は、CPU31、画像読取装置1を動作させる所定のプログラムを格納するROM32、不揮発性のメモリでありCPU31の作業領域となるRAM33、および、取得した画像データを格納する画像メモリ93,96を含む制御部30を備えている。CPU31には、ROM32、RAM33、画像メモリ(第1メモリ)93の他に、搬送ローラ10,11,16等を駆動させる原稿搬送モータ35、画像読取処理を開始させるスタートキー及び種々の条件設定等を受け付けるタッチパネルを含む操作部36、第1の画像読取部5のCCDセンサ58、第1の走査ユニット53及び第2の走査ユニット56を変位させる駆動モータ等を含む第1の画像読取部負荷機器59、第2の画像読取部6のCCDセンサ67、および、第2の画像読取部負荷機器68が接続されている。CPU31は、上述の入出力機器を統括して制御する。
また、上記画像メモリ93は、画像処理部91(図5参照)に備えられたものであり、各画像読取部5,6によって読み取られた画像データを受信して記憶するようになっている。また、各画像読取部5,6は共通の信号線92によって画像処理部91に接続されており、各画像読取部5,6によって読み取られた各画像データは選択的に一方がこの信号線92によって画像処理部91に送信されて画像メモリ93に記憶されるようになっている。一方、画像メモリ(第2メモリ)96は、第2の画像読取部6に備えられたものであり、この第2の画像読取部6において読み取った画像データの一部を一時的に記憶するようになっている。この記憶動作の詳細については後述する。
図5は各画像読取部5,6から画像処理部91への画像データの流れの概略を示すブロック図である。第1の画像読取部5で読み取られたデータ(A面読み取りデータ)94は信号線92を経由して画像処理部91の画像メモリ93に送信されるようになっている。一方、第2の画像読取部6で読み取られたデータ(B面読み取りデータ)95は、両面読み取り動作の実行時には、上記データ94(第1の画像読取部5で読み取られたデータ)が転送中であり信号線92が使用中であるため画像処理部91の画像メモリ93には送信できない。このため、この間は、第2の画像読取部6で読み取られたデータ95は、第2の画像読取部6に備えられた画像メモリ96に一時保存(一時退避)されるようになっている。そして、第1の画像読取部5から画像処理部91へのデータ94の送信が終了して、信号線92が空くと、画像メモリ96に一時保存しておいたデータ95を、この信号線92を経由して画像処理部91の画像メモリ93に転送するようになっている。
図3は、このデータ処理の過程の概略を表すフローチャートであり、図7はそのタイムチャートである。これら対応関係としては、図3のステップS1が図7のタイミングIに、図3のステップS2,S3が図7のタイミングIIに、図3のステップS4が図7のタイミングIIIに、図3のステップS6が図7のタイミングIII〜IVに、図3のステップS7が図7のタイミングIVに、図3のステップS8が図7のタイミングVIにそれぞれ対応している。
本実施実施形態における画像読み取り処理の手順を以下に述べる。
(1) 先ず、原稿が、原稿搬送路4を原稿載置トレイ2から原稿排出トレイ3に向けて搬送される(図3のステップS1、図7のタイミングI)。この際、原稿のA面を読み取るための第1の画像読取部5と、原稿のB面を読み取るための第2の画像読取部6とは読み取り位置が異なるため、先ず、第1の画像読取部5によって原稿のA面を読み取りが開始された後、この読み取りが終了する前に、第2の画像読取部6によって原稿のB面を読み取りが開始されることになる。
(2) 詳しくは、原稿が図1のA点に達して、第1の画像読取部5による原稿のA面の読み取り動作が開始されると(ステップS2、タイミングII)、その画像データは、信号線92を経由して画像処理部91の画像メモリ93に格納されていく(ステップS3)。
(3) その後、原稿が図1のB点に達したとき、第2の画像読取部6によって原稿のB面を読み取りが開始される(ステップS4、タイミングIII)。
このとき、第1の画像読取部5による原稿のA面の読み取り中であり、信号線92が使用中であるので、第2の画像読取部6によって読み取られたB面の画像データは、この第2の画像読取部6に備えられた画像メモリ96に一旦格納される(ステップS6、タイミングIII〜IV)。
(4) その後、第1の画像読取部5による原稿のA面の読み取り動作が終了すると(ステップST5でNo判定、タイミングIV)、第2の画像読取部6によって読み取られたB面の画像データが信号線92を経由して画像処理部91の画像メモリ93に格納されていく(ステップS7、タイミングIV)。
(5) また、第2の画像読取部6に備えられている画像メモリ96に一旦格納されているデータ(B面の画像データの一部)も、その後、信号線92を経由して画像処理部91の画像メモリ93に格納されていく(タイミングV〜VI)。
尚、A面及びB面の読み取り位置はメカ的に定まっているため、読み取り位置の差と検知された原稿サイズにより上記(3)及び(4)で読み込まれるデータ量が算出できる。これを利用し、上記(4)及び(5)で画像メモリ93内に分割されて格納された画像データの結合を行い、画像処理を行う。つまり、上述の場合、図6(b)に示すように、A面の読み取り中に読み取られたB面の前半の画像データは第2の画像読取部6の画像メモリ96に一旦格納されており、A面の読み取り動作の終了後に読み取られるB面の後半の画像データはこの読み込みと同時に信号線92を経由して画像処理部91の画像メモリ93に格納されていく。そして、その後、第2の画像読取部6の画像メモリ96に格納されているB面の前半の画像データが信号線92を経由して画像処理部91の画像メモリ93に格納されていく。このため、全画像データの転送後には、これらB面の後半の画像データとB面の前半の画像データとを入れ換えて結合して、画像データの記憶順序を調整する。
このようにして、第1の画像読取部5及び第2の画像読取部6で読み込まれた各画像データはA面データ及びB面データとして画像処理部91の画像メモリ93に個別に送信され記憶されることになる。
以上の如く、原稿の両面画像を同時に読み取る場合にA面の画像データとB面の画像データを画像処理部91へ転送する転送用信号線92を共有している場合、A面の画像データとB面の画像データの一方の画像データしか転送することができない。このため、従来では、一方の画像読取部に、原稿の片面の全画像データを記憶保持可能とするだけの容量の画像メモリが必要であった。
これに対し、本実施形態のものでは、第1の画像読取部5と第2の画像読取部6とを異なる位置に配置させ、第1の画像読取部5が転送用信号線92を使用している間は、第2の画像読取部6で読み取られた画像データは一時的な画像メモリ96に格納し、第1の画像読取部5の画像読み取りが終了した後に、第2の画像読取部6で読み取られた画像データを転送用信号線92を介して、画像処理部91に転送するようにしている。このため、図6(b)に示すように、第2の画像読取部6の画像メモリ96の容量としては、両画像読取部5,6が共に原稿画像を読み取っている時間帯に読み込まれる原稿のB面の画像データのみが記憶保持できる容量であればよい。従って、この画像メモリ96としては容量の小さなもので済む。また、この画像メモリ96に対するデータ書き込み時間や書き込んだデータの読み出し時間の短縮化を図ることもできる。
−その他の実施形態−
以上説明した実施形態は、本発明をスキャナ装置に適用した場合について説明した。本発明はこれに限らず、複写機やファクシミリ装置のスキャナユニットに適用したり、スキャナ機能、複写機能、ファクシミリ機能を備えた複合機に適用することも可能である。
実施形態に係る画像読取装置の概略構成を示す図である。 下流側の画像読取位置の周辺の構成を拡大して示す図である。 データ処理の過程の概略を表すフローチャート図である。 画像読取装置の制御ブロック図である。 各画像読取部から画像処理部へのデータの流れの概略を示すブロック図である。 画像メモリに必要な容量を説明するための図であって、(a)は従来技術の場合を示し、(b)は本発明の場合を示す図である。 データ処理の過程の概略を表すタイムチャート図である。
符号の説明
1 画像読取装置(両面原稿読取装置)
4 原稿搬送路
5 第1の画像読取部(第1読取手段)
6 第2の画像読取部(第2読取手段)
92 信号線
93 画像処理部の画像メモリ(第1メモリ)
96 第2の画像読取部の画像メモリ(第2メモリ)

Claims (4)

  1. 原稿搬送路を搬送される原稿の一方の面を読み取るための第1読取手段と、この第1読取手段よりも原稿搬送方向下流側に配置され且つ原稿の他方の面を読み取るための第2読取手段と、上記各読取手段によって読み取られた原稿の各面の画像データを格納可能な第1メモリとを備えた両面原稿読取装置において、
    上記各読取手段によって読み取られた原稿の各面の画像データは共通の信号線によって上記第1メモリに送信可能となっている一方、
    上記原稿が上記第1読取手段の読み取り位置まで搬送された際、上記第1読取手段による原稿の一方の面の画像データ読み取り動作を開始して、この画像データを上記信号線によって上記第1メモリに順次送信し、原稿が上記第2読取手段の読み取り位置まで搬送された際、上記原稿の一方の面の画像データの上記第1メモリへの送信を継続したまま、上記第2読取手段による原稿の他方の面の前半について画像データ読み取り動作を開始して、上記前半の画像データを第2メモリに順次送信し、上記第1読取手段による原稿の一方の面の画像データ読み取り動作が終了すると、原稿の他方の面の後半の画像データを上記信号線によって上記第1メモリに送信し、上記後半の画像データの送信が終了すると、上記第2メモリに送信された上記前半の画像データを上記信号線によって上記第2メモリから上記第1メモリに送信するよう構成されていることを特徴とする両面原稿読取装置。
  2. 原稿搬送路を搬送される原稿の一方の面を読み取るための第1読取手段と、この第1読取手段よりも原稿搬送方向下流側に配置され且つ原稿の他方の面を読み取るための第2読取手段と、上記各読取手段によって読み取られた原稿の各面の画像データを格納可能な第1メモリとを備えた両面原稿読取装置において、
    上記各読取手段によって読み取られた原稿の各面の画像データを第1メモリに送信可能とする上記各読取手段に共通の信号線と、
    上記第1読取手段及び上記第2読取手段が共に原稿画像を読み取っている間であって、上記第1読取手段によって読み取られた原稿の一方の面の画像データが上記信号線により上記第1メモリに送信されている間、上記第2読取手段によって読み取られた原稿の他方の面の前半の画像データを一時退避させる第2メモリとを備え
    上記第1読取手段による原稿の一方の面の読み取り動作が終了すると、上記第2読取手段は、原稿の他方の面の後半の画像データを上記信号線によって上記第1メモリへ送信し、上記後半の画像データの送信が終了すると、上記第2メモリに一時退避させた上記前半の画像データを上記信号線により上記第2メモリから上記第1メモリに転送する構成とされていることを特徴とする両面原稿読取装置。
  3. 原稿搬送路を搬送される原稿の一方の面を第1読取手段によって読み取ると共に、この第1読取手段よりも原稿搬送方向下流側に配置された第2読取手段によって原稿の他方の面を読み取ることにより、上記原稿搬送路に原稿を一度通過させるのみで原稿両面の画像を読み取る両面原稿読取方法において、
    上記原稿が上記第1読取手段の読み取り位置まで搬送された際、上記第1読取手段による原稿の一方の面の画像データ読み取り動作を開始して、この画像データを信号線によって第1メモリに順次送信し、その後、原稿が上記第2読取手段の読み取り位置まで搬送された際、上記原稿の一方の面の画像データの上記第1メモリへの送信を継続したまま、上記第2読取手段による原稿の他方の面の前半について画像データ読み取り動作を開始して、上記前半の画像データを第2メモリに順次送信し、更に、その後、上記第1読取手段による原稿の一方の面の画像データ読み取り動作が終了すると、原稿の他方の面の後半の画像データを上記信号線によって上記第1メモリに送信し、上記後半の画像データの送信が終了すると、上記第2メモリに送信された上記前半の画像データを上記信号線によって上記第2メモリから上記第1メモリに送信することを特徴とする両面原稿読取方法。
  4. 原稿搬送路を搬送される原稿の一方の面を第1読取手段によって読み取ると共に、この第1読取手段よりも原稿搬送方向下流側に配置された第2読取手段によって原稿の他方の面を読み取ることにより、上記原稿搬送路に原稿を一度通過させるのみで原稿両面の画像を読み取る両面原稿読取方法において、
    上記第1読取手段及び上記第2読取手段が共に原稿画像を読み取っている間であって、上記第1読取手段によって読み取られた原稿の一方の面の画像データが各読取手段に共通の信号線により上記第1メモリに送信されている間、上記第2読取手段によって読み取られた原稿の他方の面の前半の画像データを第2メモリに一時退避させ、上記第1読取手段による原稿の一方の面の読み取り動作が終了すると、上記第2読取手段は、原稿の他方の面の後半の画像データを上記信号線によって上記第1メモリへ送信し、上記後半の画像データの送信が終了すると、上記第2メモリに一時退避させておいた上記前半の画像データを上記信号線により上記第2メモリから上記第1メモリに転送することを特徴とする両面原稿読取方法。
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