JP4392802B2 - 上げ下げ窓 - Google Patents

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Description

本発明は、障子を上下方向に移動して開閉すると共に、その障子を室内側に傾動可能とした上げ下げ窓に関する。
障子を室内側に傾動可能とした上げ下げ窓が特許文献1に開示されている。
この上げ下げ窓は、左右の縦枠に設けたバランサーに摺動体を取付け、その摺動体に連結腕を回転自在に設け、この連結腕と障子の下部を連結したもので、障子は摺動体をガイドとして縦枠に沿って上下方向に移動すると共に、障子を連結腕とともに摺動体に対して回転することで室内側に傾動できる。
特公平6−31485号公報
前述した従来の上げ下げ窓は、次のように組み立てることになる。窓枠の左右の縦枠にバランサーをそれぞれ設け、その各バランサーに摺動体をそれぞれ取付ける。障子を作業者が手で支持しながら、その障子の下部を左右の摺動体の連結腕にそれぞれ当接して保持し、その状態を維持しながら、障子の下部と左右の連結腕をビスによってそれぞれ連結して障子を取付けている。
このようであるから、障子を取付ける作業が大変面倒で、長い時間がかかる。
例えば、バランサーのねじれ等で摺動体に回転力が作用し、左右の摺動体が逆方向に揺動変位することがある。この場合には左右の連結腕の向きが異なり、障子の下部に当接することができないので、左右の摺動体を作業者が揺動して左右の連結腕を同じ向きとし、その状態で障子の下部を、左右の連結腕にそれぞれ当接し、ビスで連結する。
このために、障子を取付ける作業が大変面倒で、長い時間がかかる。
また、左右のバランサーの摺動体取付部分が左右に動く場合には、左右の摺動体の左右方向の位置及び左右の間隔が一定とならずに変化する。
このような場合には、左右の連結腕を障子の下部にビス止めする際に、その左右の連結腕を障子に対して左右に移動調節して左右のバランサーの左右方向の位置を所定の位置となるようにし、その状態でビス止めしている。
このために、障子を取付ける作業が大変面倒で、長い時間がかかる。
本発明は、障子を室内側に傾動できると共に、その障子を取付ける作業が簡単で、短時間に取付けできるようにした上げ下げ窓とすることである。
本発明は、上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、障子と、当該障子を窓枠内に昇降自在に吊り下げ支持する左右のバランサーとを備えた上げ下げ窓であって、
前記バランサーは、前記窓枠の左右の縦枠内で昇降移動する可動部を有し、
前記障子は、前記バランサーの可動部に昇降部材を介して連結され、
前記昇降部材は、本体と、この本体に設けた障子支持部を有し、
前記本体の長手方向両側部が、前記左右の縦枠内に沿って上下移動可能で、その本体の長手方向両側部に、前記左右のバランサーの可動部がそれぞれ連結され、
障子の下框には連結部を有し、
この連結部と前記障子支持部は、相互に室内外側方向に揺動自在に嵌まり合う形状であることを特徴とする上げ下げ窓である。
本発明においては、昇降部材の本体の長手方向両側部に、その長手方向両端面に開口し、かつ本体の上下面に連続した溝を有し、
この各溝に、左右のバランサーの可動部がそれぞれ挿入し、かつ抜け止め手段によって上方に抜けないようにできる。
このようにすれば、昇降部材を斜めとして一方の溝を、一方の可動部に挿入し、その後に他方の溝を他方の可動部に挿入して抜け止め手段によって上方に抜けないようにすることで昇降部材の本体と左右のバランサーの可動部をそれぞれ連結できるから、その作業が容易である。
また、左右の溝の底面に左右の可動部の底面側の側面を接することで、左右のバランサーの左右方向の位置、左右の間隔を規制することが可能である。
本発明においては、昇降部材の本体の長手方向両側部に摺動部をそれぞれ設け、
この各摺動部が、左右の縦枠の室外側ガイド部、室内側ガイド部に沿って摺動ガイドされるようにできる。
このようにすれば、昇降部材を室内外側方向にガタつくことなしに上下方向に移動することができる。
本発明によれば、左右のバランサーによって障子を小さな力で上げ下げできる。
また、昇降部材の本体に対して障子を室内側に揺動することで、その障子を室内側に傾動することができる。
また、左右のバランサーの可動部に昇降部材の本体の長手方向両側部を連結した状態で、その昇降部材の本体に設けた障子支持部と障子の下框の連結部を嵌め合わせて連結することで障子を室内外側方向に揺動自在に取付けできるから、作業者が障子を手で持って支持し、その障子を昇降部材に連結する際には、左右のバランサーの可動部の向き、左右方向の位置、左右の間隔を考慮せずに、ただ単に障子支持部と連結部を嵌め合わせすれば良く、その作業が簡単である。
したがって、障子を取付ける作業が簡単で、短時間に取付けできる。
図1に示すように、窓枠1は上枠2と下枠3と左右の縦枠4,4で方形状である。
前記左右の縦枠4に左右のバランサー5がそれぞれ設けてあり、その左右のバランサー5の可動部5aに昇降部材6の長手方向両側部がそれぞれ連結してある。
これによって、昇降部材6は左右のバランサー5で上方に向かう力が付与される。
前記窓枠1に障子10が上下方向に移動自在に支承されている。
この障子10は上框11と下框12と左右の縦框13を方形状に連結し、その内部にガラス、パネル等の面材14が装着してある。
前記障子10の下部、例えば下框12が前記昇降部材6に室内外側方向に揺動自在に連結してあり、この障子10は室内側に傾動自在である。
このようであるから、左右の縦枠4に設けた左右のバランサー5の可動部5aに昇降部材6の長手方向両側部をそれぞれ連結し、その昇降部材6に障子10の下部を室内外側方向に揺動自在に連結することで、窓枠1に障子10を上下方向に移動自在で、室内側に傾動自在に取付けできる。
したがって、作業者が障子10を手で持って支持しながら、その障子10の下部を昇降部材6に連結する際に、左右のバランサー5の可動部5aの向き、左右方向の位置、左右の間隔等を考慮せずに、ただ単に連結すれば良く、その作業が簡単であるから、障子10を取付ける作業が簡単で、短時間に取付けできる。
前述の実施の形態では、窓枠1の室内側寄りに障子10が上下方向に移動自在に取付けてあり、その窓枠1の室外側寄り上部に固定障子15が取付けてある。
そして、前記障子10が上方に移動すると窓が開放し、下方に移動して下框12を下枠3に接することで窓が閉じている。
また、左右のバランサー5は左右の縦枠4にそれぞれ設けてあるが、この左右のバランサー5は上枠2に設けても良い。つまり、バランサー5の可動部5aが縦枠4内で昇降移動するようにすれば良い。
次に、各部材の具体形状を説明する。
前記昇降部材6は図2、図3に示すように、本体20と、その本体20に設けた障子支持部21と、その本体20の長手方向両側部にそれぞれ設けた左右の摺動部22を備えている。
前記下框12には図2に示すように連結部12aが形成してある。この連結部12aと前記障子支持部21は相互に室内外側方向に揺動可能に嵌まり合う形状で、その連結部12aを障子支持部21に嵌め込むように連結することによって、障子10の下部(下框12)が昇降部材6に室内外側方向に揺動自在に連結される。
このようにすることで、昇降部材6と障子10の下部(下框12)をビス等の固着具を用いずに連結でき、障子の取付け作業がより一層簡単である。
例えば、前記障子支持部21は立上り片21aの上部21bを円弧状に湾曲した略円弧状凸形状とし、前記連結部12aは円弧状の上部21bに室内外側方向に揺動自在に嵌まり合う略円弧状凹形状である。
そして、これらの略円弧状凹凸形状は、通常使用時における障子10の傾動角度よりも大きく障子10を室内側に傾動した状態にすることで、連結部12aが障子支持部21の上部21bに室内側から嵌め込み可能なように設定されている。
なお、障子支持部21を略円弧状凹形状とし、連結部12aを略円弧状凸形状としても良い。
前記左右の縦枠4はガイド部16を有する。このガイド部16は室外側ガイド部16aと室内側ガイド部16bと左右ガイド部16cを有する左右方向内側に開口した凹形状である。
前記昇降部材6の摺動部22が前記室外側ガイド部16a、室内側ガイド部16bに沿って摺動ガイドされ、昇降部材6が室内外側方向にガタつくことがないようにしてある。
前記本体20の長手方向端面が前記左右ガイド部16cに沿って摺動ガイドされ、昇降部材6が左右方向にガタつくことがないようにしてある。
このようであるから、昇降部材6は左右の縦枠4のガイド部16に沿って室内外側方向、左右方向にガタつくことなしに昇降する。
図2、図3、図4に示すように、前記バランサー5の可動部5aは本体20の長手方向両側部に、その長手方向に亘って形成した溝23に挿入され、抜け止め手段、例えば抜け止めピン24で上方に抜けないようにしてある。
前記溝23は本体20の長手方向端面20aに開口した長手方向に亘るスリット状で、本体20の上面20bと下面20cに貫通している。
前記可動部5aは溝23に挿入され、その本体20の下面20cから突出した部分に抜け止めピン24を挿入して抜け止めしてある。
このようであるから、昇降部材6を水平に対して斜めとし、左右一方の溝23を左右一方のバランサー5の可動部5aに挿入し、その状態で昇降部材6を水平として左右他方の溝23を左右他方のバランサー5の可動部5aに挿入する。
そして、左右の可動部5aに抜け止め手段、例えば抜け止めピン24を挿入してそれぞれ取付けることで左右のバランサー5の左右の可動部5aに昇降部材6の長手方向の両側部をそれぞれ連結できる。
したがって、左右の可動部5aに亘って昇降部材6を簡単に取付けできる。
また、左右の可動部5aは左右の溝23の底面23aにそれぞれ接することで、左右の可動部5aの左右方向の位置及び左右間隔を規制できる。
つまり、バランサー5の左右の可動部5aを昇降部材6に取付ける際は、良好な取付け状態とするためにバランサー5の左右の可動部5a下端間の間隔に注意しながら左右の可動部5aと昇降部材6とを連結する必要があるが、昇降部材6の左右の溝23の底面23a間の間隔を、良好な取付け状態時のバランサー5の左右の可動部5a下端間の間隔に予め設定しておくことによって、バランサー5の左右の可動部5aを昇降部材6の左右の溝23の底面に当接するように取付けるだけで良好な取付け状態となるので、従来必要だった左右の位置調整(見付け方向の位置調整)が不要となる。
また、可動部5aが溝23から左右方向に抜けないようにするために、図4、図5に示すように本体20の長手方向両端部は下向きに折曲して下向き突起25とし、この下向き突起25に抜け止めピン24が当接することで抜けないようにする。
前記バランサー5は、図5に示すように筒状の本体5bと螺旋状の板から成る可動部5aとを備えた従来公知のもので、その可動部5aの下端部分が板状となっている。
そして、板状の下端部分が本体20の溝23内に挿入され、抜け止めピン24が挿入して取付けてある。
また、前記障子支持部21は図5に示すように本体20の長手方向中間部分にのみ設けてあり、その本体20の両側部分には障子支持部21が存在しない。つまり、バランサー5の可動部5aを連結した部分には障子支持部21が存在しないようにしてある。
また、昇降部材6の摺動部22は本体20と一体でも良いし、本体20とは別体とし、その本体20の取付孔に押し込んで取付けたり、ビスで取付けしたりしても良い。
本発明の実施の形態を示す上げ下げ窓の正面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 昇降部材と可動部の連結部の斜視図である。 昇降部材と左右のバランサーの連結状態を示す正面図である。
符号の説明
1…窓枠、4…縦枠、5…バランサー、5a…可動部、6…昇降部材、10…障子、12…下框、16…ガイド部、16a…室外側ガイド部、16b…室内側ガイド部、20…本体、20a…長手方向端面、20b…上面、20c…下面、21…障子支持部、22…摺動部、23…溝、23a…底面、24…抜け止めピン。

Claims (3)

  1. 上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、障子と、当該障子を窓枠内に昇降自在に吊り下げ支持する左右のバランサーとを備えた上げ下げ窓であって、
    前記バランサーは、前記窓枠の左右の縦枠内で昇降移動する可動部を有し、
    前記障子は、前記バランサーの可動部に昇降部材を介して連結され、
    前記昇降部材は、本体と、この本体に設けた障子支持部を有し、
    前記本体の長手方向両側部が、前記左右の縦枠内に沿って上下移動可能で、その本体の長手方向両側部に、前記左右のバランサーの可動部がそれぞれ連結され、
    障子の下框には連結部を有し、
    この連結部と前記障子支持部は、相互に室内外側方向に揺動自在に嵌まり合う形状であることを特徴とする上げ下げ窓。
  2. 昇降部材の本体の長手方向両側部に、その長手方向両端面に開口し、かつ本体の上下面に連続した溝を有し、
    この各溝に、左右のバランサーの可動部がそれぞれ挿入し、かつ抜け止め手段によって上方に抜けないようにした請求項1記載の上げ下げ窓。
  3. 昇降部材の本体の長手方向両側部に摺動部をそれぞれ設け、
    この各摺動部が、左右の縦枠の室外側ガイド部、室内側ガイド部に沿って摺動ガイドされるようにした請求項1又は2記載の上げ下げ窓。
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