JP4389852B2 - 車両用前照灯 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用前照灯に関するものである。
一般に、自動車前部の車幅方向両側には、一対の前照灯が配置されている。該前照灯は、立壁を有するハウジングの奥部に形成されたリフレクタ内に、ハイビームランプ、ロービームランプ、クリアランスランプを設けた構造をしている。
クリアランスランプの配光は、水平方向では、基準軸に対して車幅方向内側に約45°の範囲及び車幅方向外側に約80°の範囲において所定の光度を必要とする。
但し、車体前部形状のスラントノーズ化等の要因により、ハウジングの車幅方向内側における立壁の前後寸法が長くなると、クリアランスランプから車幅方向内側へ向かう光の一部が、その立壁により遮られ、車幅方向内側への配光を十分に確保できなくなるおそれがある。
そのため、従来は、反対側である車幅方向外側の立壁の一部に反射面を形成し、クリアランスランプから車幅方向外側へ向かう光の一部を反射面で車幅方向内側へ向け、車幅方向内側への配光を十分に確保するようにしている(例えば、特許文献1。)。
特開2005−100739号公報
しかしながら、このような従来の技術にあっては、クリアランスランプから車幅方向外側へ向かう光の一部を、車幅方向外側の立壁に形成した反射面により車幅方向内側へ向けることにより、車幅方向内側への配光を強めて、必要とされる配光を確保するようにしていたが、最近の車体前部形状の更なるスラントノーズ化等の傾向により、車幅方向内側への配光を更に強めることができる前照灯の開発が望まれている。
本発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、車幅方向内側への配光を更に強めることができる車両用前照灯を提供するものである。
請求項1記載の発明は、立壁を有するハウジングの奥部に形成されたリフレクタ内に、クリアランスランプと、該クリアランスランプの車幅方向内側に位置する他のランプとを配置した車両用前照灯において、前記ハウジングの車幅方向外側の立壁には、第1反射面を形成すると共に、他のランプにおける無発光部の側面に、クリアランスランプの光を第1反射面側に反射する第2反射面を形成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、第1反射面がクリアランスランプの光を少なくとも水平方向へ拡散するように反射する湾曲凸面状に形成されていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ハウジングの車幅方向外側の立壁に第1反射面を形成すると共に、クリアランスランプの車幅方向内側に位置する他のランプにおける無発光部の側面に第2反射面を形成したため、クリアランスランプから車幅方向内側へ向かい、本来ならば他のランプに遮られて無駄になる光も、第2反射面により第1反射面側へ反射され、更に第1反射面から車幅方向内側へ反射されることになる。従って、第1反射面では、従来のようにクリアランスランプから車幅方向外側へ向かう光の一部を反射するだけでなく、クリアランスランプから車幅方向内側へ向かい本来無駄になる光の一部も第2反射面を介して車幅方向内側へ反射することができるため、クリアランスランプの車幅方向内側への配光を更に強めることができる。
請求項2記載の発明によれば、第1反射面がクリアランスランプの光を少なくとも水平方向へ拡散するように反射する湾曲凸面状に形成されているため、第1反射面から少なくとも水平方向において広角度で光を反射することができ、水平方向で必要な配光角度を確保することができる。
本発明は、車幅方向内側への配光を更に強めることができる車両用前照灯を提供するという目的を、立壁を有するハウジングの奥部に形成されたリフレクタ内に、クリアランスランプと、該クリアランスランプの車幅方向内側に位置する他のランプを配置した車両用前照灯において、前記ハウジングの車幅方向外側の立壁に第1反射面を形成すると共に、他のランプにおける無発光部の側面に、クリアランスランプの光を第1反射面側に反射する第2反射面を形成したことで、実現した。以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1〜図7は、本発明の一実施例を示す図である。前照灯としてのフロントコンビネーションランプ1は、自動車前部の車幅方向両側にそれぞれ配置される。フロントコンビネーションランプ1は、左右対称構造なので、以下、車両進行方向右側を代表して説明する。
フロントコンビネーションランプ1にはハウジング2を有し、ハウジング2の奥部には上下に区別されたリフレクタ3、4が形成されている。上下のリフレクタ3、4の境界中央には、ロービームランプ5が設けられている。ロービームランプ5の下側のリフレクタ4には、ハイビームランプ6が設けられている。ハイビームランプ6の基端部は円柱状の無発光部7となっており、その側面は第2反射面8として鏡面化されている(図4参照)。ハイビームランプ6の車幅方向外側位置にはクリアランスランプ9が設けられている。クリアランスランプ9は下側のリフレクタ4に凹設された専用のリフレクタ4a内に設置されている。
リフレクタ3、4の車幅方向両側には、ハウジング2の立壁10、11がそれぞれ前方に向けて形成されている。この実施例の自動車前部はスラントノーズ形状のため、車幅方向内側の立壁10の方が、外側の立壁11よりも、前後寸法が大きい。
そして、車幅方向外側に回り込んだ立壁11の縁部のうち、ハイビームランプ6から望めるクリアランスランプ9とロービームランプ5の間の範囲には、第1反射面12が縁部に沿って形成されている。第1反射面12は、図5及び図6に示すように、長手方向でも緩やかな湾曲凸面状で、その交差方向でも湾曲凸面状に形成されている。従って、第1反射面12は長手方向において、光Lを水平方向に拡散させながら反射し、その交差方向においては光Lを垂直方向で拡散させながら反射する。クリアランスランプ9の配光は、水平方向では、基準軸に対して車幅方向内側に所定の約45°、車幅方向外側に80°の範囲を十分に照らすのが好ましい(図1参照)。垂直方向では、基準軸に対して上下それぞれに約15°の範囲を十分に照らすのが好ましい(図2参照)。
この実施例によれば、ハウジング2の車幅方向外側の立壁11に第1反射面12が形成されているため、クリアランスランプ9から車幅方向外側に向かう光Lの一部は、図示されていないが、従来通り、第1反射面12に反射されて車幅方向内側へ向かう。前後寸法の大きい車幅方向内側の立壁10に遮られる分の光Lをある程度補うことができる。
また、クリアランスランプ9の車幅方向内側に位置するハイビームランプ6の無発光部7の側面が第2反射面8になっているため、クリアランスランプ9から車幅方向内側へ向かい、本来ならばハイビームランプ6に遮られて無駄になる光Lも、第2反射面8により第1反射面側12側へ反射され、更に第1反射面12から車幅方向内側へ反射されることになる。
従って、第1反射面12では、従来のようにクリアランスランプ9から車幅方向外側へ向かう光Lの一部を反射するだけでなく、クリアランスランプ9から車幅方向内側へ向かい本来無駄になる光Lの一部も第2反射面8を介して車幅方向内側へ反射することができるため、クリアランスランプ9の車幅方向内側への配光Lを更に強めることができる。
そのため、最近の車体前部形状の更なるスラントノーズ化等の傾向に対応して、クリアランスランプ9から車幅方向内側への配光を更に強めたいとう要請に応えることができる。
以上の実施例では、クリアランスランプ9の車幅方向内側に位置する他のランプとしてハイビームランプ6を例にしたが、これに限定されない。ハイビームランプ6の無発光部7の側面の全てを第2反射面8としたが、実際に第1反射面12側への反射に関与する部分だけを第2反射面8にしても良い。
本発明の一実施例に係るクリアランスランプの水平方向での配光を示す自動車の平面図。 本発明の一実施例に係るクリアランスランプの垂直方向での配光を示す自動車の側面図。 図1及び図2に係るフロントコンビネーションランプを示す一部破断斜視図。 図3のハイビームランプを示す側面図。 図3中矢示SA−SA線に沿う第1反射面の断面図。 図3中矢示SB−SB線に沿う第1反射面の断面図。 図3のフロントコンビネーションランプにおける配光状況を示す正面図。
符号の説明
1 フロントコンビネーションランプ(前照灯)
2 ハウジング
3、4 リフレクタ
6 ハイビームランプ(他のランプ)
7 無発光部
8 第2反射面
9 クリアランスランプ
10 立壁(車室内内側)
11 立壁(車室内外側)
12 第1反射面
L 光

Claims (2)

  1. 立壁を有するハウジングの奥部に形成されたリフレクタ内に、クリアランスランプと、該クリアランスランプの車幅方向内側に位置する他のランプとを配置した車両用前照灯において、
    前記ハウジングの車幅方向外側の立壁には、第1反射面を形成すると共に、他のランプにおける無発光部の側面に、クリアランスランプの光を第1反射面側に反射する第2反射面を形成したことを特徴とする車両用前照灯。
  2. 請求項1記載の車両用前照灯であって、
    第1反射面がクリアランスランプの光を少なくとも水平方向へ拡散するように反射する湾曲凸面状に形成されていることを特徴とする車両用前照灯。
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