JPH11329012A - 車輌用前照灯 - Google Patents
車輌用前照灯Info
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- JPH11329012A JPH11329012A JP10150692A JP15069298A JPH11329012A JP H11329012 A JPH11329012 A JP H11329012A JP 10150692 A JP10150692 A JP 10150692A JP 15069298 A JP15069298 A JP 15069298A JP H11329012 A JPH11329012 A JP H11329012A
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- reflector
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- lamp
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/0029—Spatial arrangement
- B60Q1/0041—Spatial arrangement of several lamps in relation to each other
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/10—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
- F21S41/14—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S43/00—Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights
- F21S43/50—Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by aesthetic components not otherwise provided for, e.g. decorative trim, partition walls or covers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヘッドランプおよびフォグランプの配光機能
を兼ね備えた車両用前照灯において、放電バルブを用い
た場合であっても低コストでかつ各リフレクタユニット
のリフレクタ反射光束を十分に確保可能なものとする。 【解決手段】 灯室１６内に配列された２つのリフレク
タユニットのうち、リフレクタユニット１８の光源を放
電バルブ２２で構成し、リフレクタユニット２０の光源
をダブルフィラメント２８ａ、２８ｂを有する白熱バル
ブ２８で構成する。そしてリフレクタユニット１８によ
りヘッドランプのすれ違いビーム用の配光パターンを形
成させ、リフレクタユニット２０によりヘッドランプの
走行ビーム用の配光パターンおよびフォグランプ用の配
光パターンを形成させる。これによりヘッドランプおよ
びフォグランプの配光機能を果たすために必要なリフレ
クタユニットを従来より１個削減して、その分コスト低
減を図り、また灯室内におけるリフレクタユニット１個
当りの占有スペースを大きくしてリフレクタ反射光束の
増大を図る。
を兼ね備えた車両用前照灯において、放電バルブを用い
た場合であっても低コストでかつ各リフレクタユニット
のリフレクタ反射光束を十分に確保可能なものとする。 【解決手段】 灯室１６内に配列された２つのリフレク
タユニットのうち、リフレクタユニット１８の光源を放
電バルブ２２で構成し、リフレクタユニット２０の光源
をダブルフィラメント２８ａ、２８ｂを有する白熱バル
ブ２８で構成する。そしてリフレクタユニット１８によ
りヘッドランプのすれ違いビーム用の配光パターンを形
成させ、リフレクタユニット２０によりヘッドランプの
走行ビーム用の配光パターンおよびフォグランプ用の配
光パターンを形成させる。これによりヘッドランプおよ
びフォグランプの配光機能を果たすために必要なリフレ
クタユニットを従来より１個削減して、その分コスト低
減を図り、また灯室内におけるリフレクタユニット１個
当りの占有スペースを大きくしてリフレクタ反射光束の
増大を図る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ヘッドランプお
よびフォグランプの配光機能を兼ね備えた車両用前照灯
に関するものである。
よびフォグランプの配光機能を兼ね備えた車両用前照灯
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】車両用前照灯として、ヘッドランプの配
光機能のみならずフォグランプの配光機能をも兼ね備え
た、いわゆるコンビネーションヘッドランプが知られて
いる。このようなコンビネーションヘッドランプの多く
は、前面レンズとランプボディとで形成される灯室内に
リフレクタユニットが複数個配列された構成となってい
る。
光機能のみならずフォグランプの配光機能をも兼ね備え
た、いわゆるコンビネーションヘッドランプが知られて
いる。このようなコンビネーションヘッドランプの多く
は、前面レンズとランプボディとで形成される灯室内に
リフレクタユニットが複数個配列された構成となってい
る。
【０００３】また、近年の車両用前照灯においては、す
れ違いビームの高輝度化を図るため、放電バルブを光源
として用いることが多くなってきている。
れ違いビームの高輝度化を図るため、放電バルブを光源
として用いることが多くなってきている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記コ
ンビネーションヘッドランプにおいて放電バルブを用い
るようにした場合には、次のような問題がある。
ンビネーションヘッドランプにおいて放電バルブを用い
るようにした場合には、次のような問題がある。
【０００５】すなわち、放電バルブは単一の発光部しか
有していないため、該放電バルブを備えたリフレクタユ
ニットはすれ違いビーム専用となる。したがって、図４
に示すように、すれ違いビーム用のリフレクタユニット
２のほかに走行ビーム用のリフレクタユニット４とフォ
グランプ用のリフレクタユニット６とを灯室内に設ける
必要がある。
有していないため、該放電バルブを備えたリフレクタユ
ニットはすれ違いビーム専用となる。したがって、図４
に示すように、すれ違いビーム用のリフレクタユニット
２のほかに走行ビーム用のリフレクタユニット４とフォ
グランプ用のリフレクタユニット６とを灯室内に設ける
必要がある。
【０００６】このためリフレクタユニットの数が多くな
ってしまい、その分コストアップとなる。また、灯室内
におけるリフレクタユニット１個当りの占有スペースが
小さくなるため、その分リフレクタ反射光束が減少して
しまう。
ってしまい、その分コストアップとなる。また、灯室内
におけるリフレクタユニット１個当りの占有スペースが
小さくなるため、その分リフレクタ反射光束が減少して
しまう。
【０００７】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、ヘッドランプおよびフォグランプの
配光機能を兼ね備えた車両用前照灯において、放電バル
ブを用いた場合であっても低コストでかつ各リフレクタ
ユニットのリフレクタ反射光束を十分に確保することが
できる車両用前照灯を提供することを目的とするもので
ある。
れたものであって、ヘッドランプおよびフォグランプの
配光機能を兼ね備えた車両用前照灯において、放電バル
ブを用いた場合であっても低コストでかつ各リフレクタ
ユニットのリフレクタ反射光束を十分に確保することが
できる車両用前照灯を提供することを目的とするもので
ある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本願発明は、走行ビーム
用のリフレクタユニットとフォグランプ用のリフレクタ
ユニットとを共用することにより、上記目的達成を図る
ようにしたものである。
用のリフレクタユニットとフォグランプ用のリフレクタ
ユニットとを共用することにより、上記目的達成を図る
ようにしたものである。
【０００９】すなわち、本願発明は、請求項１に記載し
たように、ヘッドランプおよびフォグランプの配光機能
を兼ね備えた車両用前照灯であって、前面レンズとラン
プボディとで形成される灯室内に、光源および該光源か
らの光を前方へ反射させるリフレクタを備えたリフレク
タユニットが複数個配列されてなる車両用前照灯におい
て、上記複数のリフレクタユニットのうち、第１のリフ
レクタユニットの光源が放電バルブで構成されるととも
に、第２のリフレクタユニットの光源がダブルフィラメ
ントを有する白熱バルブで構成されており、上記第１の
リフレクタユニットおよび上記前面レンズによりヘッド
ランプのすれ違いビーム用の配光パターンを形成すると
ともに、上記第２のリフレクタユニットおよび上記前面
レンズによりヘッドランプの走行ビーム用の配光パター
ンおよびフォグランプ用の配光パターンを形成するよう
に構成されている、ことを特徴とするものである。
たように、ヘッドランプおよびフォグランプの配光機能
を兼ね備えた車両用前照灯であって、前面レンズとラン
プボディとで形成される灯室内に、光源および該光源か
らの光を前方へ反射させるリフレクタを備えたリフレク
タユニットが複数個配列されてなる車両用前照灯におい
て、上記複数のリフレクタユニットのうち、第１のリフ
レクタユニットの光源が放電バルブで構成されるととも
に、第２のリフレクタユニットの光源がダブルフィラメ
ントを有する白熱バルブで構成されており、上記第１の
リフレクタユニットおよび上記前面レンズによりヘッド
ランプのすれ違いビーム用の配光パターンを形成すると
ともに、上記第２のリフレクタユニットおよび上記前面
レンズによりヘッドランプの走行ビーム用の配光パター
ンおよびフォグランプ用の配光パターンを形成するよう
に構成されている、ことを特徴とするものである。
【００１０】上記「車両用前照灯」は、ヘッドランプお
よびフォグランプの配光機能を兼ね備えたものであれ
ば、それ以外の配光機能（例えばクリアランスランプや
フロントターンシグナルランプ等の配光機能）の有無に
ついては特に限定されるものではない。
よびフォグランプの配光機能を兼ね備えたものであれ
ば、それ以外の配光機能（例えばクリアランスランプや
フロントターンシグナルランプ等の配光機能）の有無に
ついては特に限定されるものではない。
【００１１】また「上記第１のリフレクタユニットおよ
び上記前面レンズにより」とは、第１のリフレクタユニ
ットのみにより配光パターンを形成する態様、前面レン
ズのみにより配光パターンを形成する態様、第１のリフ
レクタユニットおよび前面レンズ双方により配光パター
ンを形成する態様、のいずれをも含む概念である。
び上記前面レンズにより」とは、第１のリフレクタユニ
ットのみにより配光パターンを形成する態様、前面レン
ズのみにより配光パターンを形成する態様、第１のリフ
レクタユニットおよび前面レンズ双方により配光パター
ンを形成する態様、のいずれをも含む概念である。
【００１２】「上記第２のリフレクタユニットおよび上
記前面レンズにより」についても同様である。
記前面レンズにより」についても同様である。
【００１３】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
おいては、第１のリフレクタユニットの光源が放電バル
ブで構成されるとともに第２のリフレクタユニットの光
源がダブルフィラメントを有する白熱バルブで構成され
ており、第１のリフレクタユニットおよび前面レンズに
よりすれ違いビーム用の配光パターンを形成するととも
に第２のリフレクタユニットおよび前面レンズによりヘ
ッドランプの走行ビーム用の配光パターンおよびフォグ
ランプ用の配光パターンを形成するように構成されてい
るので、ヘッドランプおよびフォグランプの配光機能を
果たすために必要なリフレクタユニットは２個で足り、
このため従来の車両用前照灯に比してリフレクタユニッ
トを１個削減することができる。そして、その分コスト
低減を図ることができる。また、灯室内におけるリフレ
クタユニット１個当りの占有スペースを大きくしてリフ
レクタ反射光束の増大を図ることができる。
おいては、第１のリフレクタユニットの光源が放電バル
ブで構成されるとともに第２のリフレクタユニットの光
源がダブルフィラメントを有する白熱バルブで構成され
ており、第１のリフレクタユニットおよび前面レンズに
よりすれ違いビーム用の配光パターンを形成するととも
に第２のリフレクタユニットおよび前面レンズによりヘ
ッドランプの走行ビーム用の配光パターンおよびフォグ
ランプ用の配光パターンを形成するように構成されてい
るので、ヘッドランプおよびフォグランプの配光機能を
果たすために必要なリフレクタユニットは２個で足り、
このため従来の車両用前照灯に比してリフレクタユニッ
トを１個削減することができる。そして、その分コスト
低減を図ることができる。また、灯室内におけるリフレ
クタユニット１個当りの占有スペースを大きくしてリフ
レクタ反射光束の増大を図ることができる。
【００１４】このように本願発明によれば、ヘッドラン
プおよびフォグランプの配光機能を兼ね備えた車両用前
照灯において、放電バルブを用いた場合であっても低コ
ストでかつ各リフレクタユニットのリフレクタ反射光束
を十分に確保することができる。
プおよびフォグランプの配光機能を兼ね備えた車両用前
照灯において、放電バルブを用いた場合であっても低コ
ストでかつ各リフレクタユニットのリフレクタ反射光束
を十分に確保することができる。
【００１５】上記「白熱バルブ」は、ダブルフィラメン
トを有するものであれば、その具体的構成は特に限定さ
れるものではないが、請求項２に記載したように、第２
のリフレクタユニットの光軸方向にダブルフィラメント
が略直列に配置されるとともに前方側に位置するフィラ
メントの下方にシェードが設けられたハロゲンバルブで
構成すれば、フォグランプ用の配光パターンを上方散乱
光の少ないものとすることができ、かつ、白熱バルブと
しては走行ビームおよびフォグランプを比較的明るいも
のとすることができる。
トを有するものであれば、その具体的構成は特に限定さ
れるものではないが、請求項２に記載したように、第２
のリフレクタユニットの光軸方向にダブルフィラメント
が略直列に配置されるとともに前方側に位置するフィラ
メントの下方にシェードが設けられたハロゲンバルブで
構成すれば、フォグランプ用の配光パターンを上方散乱
光の少ないものとすることができ、かつ、白熱バルブと
しては走行ビームおよびフォグランプを比較的明るいも
のとすることができる。
【００１６】また、請求項３に記載したように、上記灯
室の外形形状が、灯具正面視において左右方向に向けて
上下幅が変化する略台形形状に設定されている場合に
は、同請求項に記載したように、第１のリフレクタユニ
ットを第２のリフレクタユニットに対して灯室上下幅の
広い側に設けるようにすれば、使用頻度の高いすれ違い
ビームをより明るいものとすることができる。このよう
な構成は、走行ビーム用とフォグランプ用とで各々異な
るリフレクタユニットを必要としていた従来の車両用前
照灯においては、その灯室内スペースの観点から極めて
困難であったが、本願発明においては第２のリフレクタ
ユニット１つで足りるため上記構成を採用することが容
易に可能となる。
室の外形形状が、灯具正面視において左右方向に向けて
上下幅が変化する略台形形状に設定されている場合に
は、同請求項に記載したように、第１のリフレクタユニ
ットを第２のリフレクタユニットに対して灯室上下幅の
広い側に設けるようにすれば、使用頻度の高いすれ違い
ビームをより明るいものとすることができる。このよう
な構成は、走行ビーム用とフォグランプ用とで各々異な
るリフレクタユニットを必要としていた従来の車両用前
照灯においては、その灯室内スペースの観点から極めて
困難であったが、本願発明においては第２のリフレクタ
ユニット１つで足りるため上記構成を採用することが容
易に可能となる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【００１８】図１は、本願発明の一実施形態に係る車両
用前照灯を示す正面であり、図２および３は、そのII-I
I 線およびIII-III 線断面図である。
用前照灯を示す正面であり、図２および３は、そのII-I
I 線およびIII-III 線断面図である。
【００１９】これらの図に示すように、本実施形態に係
る車両用前照灯１０は、ヘッドランプおよびフォグラン
プの配光機能を兼ね備えたコンビネーションヘッドラン
プであって、前面レンズ１２とランプボディと１４で形
成される灯室１６内に２つのリフレクタユニット１８、
２０が、各々上下および左右方向に傾動可能に配列され
た構成となっている。
る車両用前照灯１０は、ヘッドランプおよびフォグラン
プの配光機能を兼ね備えたコンビネーションヘッドラン
プであって、前面レンズ１２とランプボディと１４で形
成される灯室１６内に２つのリフレクタユニット１８、
２０が、各々上下および左右方向に傾動可能に配列され
た構成となっている。
【００２０】上記前面レンズ１２は素通しレンズであっ
て、両リフレクタユニット１８、２０に配光制御機能が
付与されている。
て、両リフレクタユニット１８、２０に配光制御機能が
付与されている。
【００２１】上記灯室１６は、その外形形状が灯具正面
視において左右方向に向けて上下幅が変化する略台形形
状に設定されており、その灯室上下幅の広い側にリフレ
クタユニット１８（第１のリフレクタユニット）、狭い
側にリフレクタユニット２０（第２のリフレクタユニッ
ト）が設けられている。
視において左右方向に向けて上下幅が変化する略台形形
状に設定されており、その灯室上下幅の広い側にリフレ
クタユニット１８（第１のリフレクタユニット）、狭い
側にリフレクタユニット２０（第２のリフレクタユニッ
ト）が設けられている。
【００２２】上記リフレクタユニット１８は、放電バル
ブ２２（光源）とリフレクタ２４とシェード２６とを備
えてなっている。
ブ２２（光源）とリフレクタ２４とシェード２６とを備
えてなっている。
【００２３】上記放電バルブ２２は、メタルハライドバ
ルブであって、リフレクタユニット１８の光軸Ａｘ１上
に発光部２２ａが位置するようにしてリフレクタ２４に
固定支持されている。
ルブであって、リフレクタユニット１８の光軸Ａｘ１上
に発光部２２ａが位置するようにしてリフレクタ２４に
固定支持されている。
【００２４】上記リフレクタ２４は、光軸Ａｘ１を中心
軸とする回転放物面上に複数の反射素子２４ｓが形成さ
れてなる反射面２４ａを有しており、放電バルブ２２か
らの光を前方へ偏向拡散反射させてヘッドランプのすれ
違いビーム用の配光パターンを形成するようになってい
る。
軸とする回転放物面上に複数の反射素子２４ｓが形成さ
れてなる反射面２４ａを有しており、放電バルブ２２か
らの光を前方へ偏向拡散反射させてヘッドランプのすれ
違いビーム用の配光パターンを形成するようになってい
る。
【００２５】上記シェード２６は、放電バルブ２２の前
方側に設けられ、該放電バルブ２２から前方へ向かう直
射光をカットするようになっている。
方側に設けられ、該放電バルブ２２から前方へ向かう直
射光をカットするようになっている。
【００２６】一方、上記リフレクタユニット２０は、白
熱バルブ２８（光源）とリフレクタ３０とシェード３２
とを備えてなっている。
熱バルブ２８（光源）とリフレクタ３０とシェード３２
とを備えてなっている。
【００２７】上記白熱バルブ２８は、いわゆるＨ４タイ
プのハロゲンバルブであって、リフレクタユニット２０
の光軸Ａｘ２方向にダブルフィラメント２８ａ、２８ｂ
が略直列に配置されてなっている。前方側に位置するフ
ィラメント２８ａは光軸Ａｘ２上に位置しており、その
下方近傍にはシェード２８ｃが設けられている。一方、
後方側に位置するフィラメント２８ｂは光軸Ａｘ２より
も僅かに下方に位置している。
プのハロゲンバルブであって、リフレクタユニット２０
の光軸Ａｘ２方向にダブルフィラメント２８ａ、２８ｂ
が略直列に配置されてなっている。前方側に位置するフ
ィラメント２８ａは光軸Ａｘ２上に位置しており、その
下方近傍にはシェード２８ｃが設けられている。一方、
後方側に位置するフィラメント２８ｂは光軸Ａｘ２より
も僅かに下方に位置している。
【００２８】上記リフレクタ３０は、光軸Ａｘ２を中心
軸とする回転放物面上に複数の反射素子３０ｓが形成さ
れてなる反射面３０ａを有しており、白熱バルブ２８か
らの光を前方へ偏向拡散反射させて、ヘッドランプの走
行ビーム用の配光パターンおよびフォグランプ用の配光
パターンを形成するようになっている。走行ビーム用の
配光パターンは、後方側のフィラメント２８ｂからの光
により形成され、フォグランプ用の配光パターンは、前
方側のフィラメント２８ａからの光により形成されるよ
うになっている。
軸とする回転放物面上に複数の反射素子３０ｓが形成さ
れてなる反射面３０ａを有しており、白熱バルブ２８か
らの光を前方へ偏向拡散反射させて、ヘッドランプの走
行ビーム用の配光パターンおよびフォグランプ用の配光
パターンを形成するようになっている。走行ビーム用の
配光パターンは、後方側のフィラメント２８ｂからの光
により形成され、フォグランプ用の配光パターンは、前
方側のフィラメント２８ａからの光により形成されるよ
うになっている。
【００２９】上記シェード３２は、白熱バルブ２８の前
方側に設けられ、該白熱バルブ２８から前方へ向かう直
射光をカットするようになっている。
方側に設けられ、該白熱バルブ２８から前方へ向かう直
射光をカットするようになっている。
【００３０】上記灯室１６内における前面レンズ１２と
両リフレクタユニット１８、２０との間には、両リフレ
クタユニット１８、２０の周縁部を覆うエクステンショ
ンパネル３４が設けられている。
両リフレクタユニット１８、２０との間には、両リフレ
クタユニット１８、２０の周縁部を覆うエクステンショ
ンパネル３４が設けられている。
【００３１】図３に示すように、前方側のフィラメント
２８ａから下方へ向かう光はシェード２８ｃによりカッ
トされるので、光軸Ａｘ２を反射面３０ａの上下方向中
心位置に対してやや下方に位置設定することによりフォ
グランプ用の反射光束を十分に確保するようにしてい
る。なお、同図において「ＦＯＧ」で示すビームがフォ
グランプ用の反射光束であり、「ＨＩＧＨ」で示すビー
ムが走行ビーム用の反射光束である。
２８ａから下方へ向かう光はシェード２８ｃによりカッ
トされるので、光軸Ａｘ２を反射面３０ａの上下方向中
心位置に対してやや下方に位置設定することによりフォ
グランプ用の反射光束を十分に確保するようにしてい
る。なお、同図において「ＦＯＧ」で示すビームがフォ
グランプ用の反射光束であり、「ＨＩＧＨ」で示すビー
ムが走行ビーム用の反射光束である。
【００３２】以上詳述したように、本実施形態において
は、リフレクタユニット１８の光源が放電バルブ２２で
構成されるとともにリフレクタユニット２０の光源がダ
ブルフィラメント２８ａ、２８ｂを有する白熱バルブ２
８で構成されており、リフレクタユニット１８によりす
れ違いビーム用の配光パターンを形成するとともにリフ
レクタユニット２０により走行ビーム用の配光パターン
およびフォグランプ用の配光パターンを形成するように
構成されているので、ヘッドランプおよびフォグランプ
の配光機能を果たすために必要なリフレクタユニットは
２個で足りる。このため従来の車両用前照灯に比してリ
フレクタユニットを１個削減することができる。そし
て、その分コスト低減を図ることができる。また、灯室
内におけるリフレクタユニット１個当りの占有スペース
を大きくしてリフレクタ反射光束の増大を図ることがで
きる。
は、リフレクタユニット１８の光源が放電バルブ２２で
構成されるとともにリフレクタユニット２０の光源がダ
ブルフィラメント２８ａ、２８ｂを有する白熱バルブ２
８で構成されており、リフレクタユニット１８によりす
れ違いビーム用の配光パターンを形成するとともにリフ
レクタユニット２０により走行ビーム用の配光パターン
およびフォグランプ用の配光パターンを形成するように
構成されているので、ヘッドランプおよびフォグランプ
の配光機能を果たすために必要なリフレクタユニットは
２個で足りる。このため従来の車両用前照灯に比してリ
フレクタユニットを１個削減することができる。そし
て、その分コスト低減を図ることができる。また、灯室
内におけるリフレクタユニット１個当りの占有スペース
を大きくしてリフレクタ反射光束の増大を図ることがで
きる。
【００３３】このように本実施形態によれば、ヘッドラ
ンプおよびフォグランプの配光機能を兼ね備えた車両用
前照灯において、放電バルブを用いた場合であっても低
コストでかつ各リフレクタユニットのリフレクタ反射光
束を十分に確保することができる。
ンプおよびフォグランプの配光機能を兼ね備えた車両用
前照灯において、放電バルブを用いた場合であっても低
コストでかつ各リフレクタユニットのリフレクタ反射光
束を十分に確保することができる。
【００３４】特に本実施形態においては、上記灯室１６
の外形形状が、灯具正面視において左右方向に向けて上
下幅が変化する略台形形状に設定されており、すれ違い
ビーム用のリフレクタユニット１８がリフレクタユニッ
ト２０に対して灯室上下幅の広い側に設けられているの
で、使用頻度の高いすれ違いビームをより明るいものと
することができる。一方、このようにした場合には残り
の灯室内スペースが小さいものとなるが、本実施形態に
おいては、走行ビーム用の配光パターンとフォグランプ
用の配光パターンを同一のリフレクタユニット２０で形
成するように構成されているので、灯室内スペースが限
られているにもかかわらず走行ビームおよびフォグラン
プの光量を十分に確保することができる。
の外形形状が、灯具正面視において左右方向に向けて上
下幅が変化する略台形形状に設定されており、すれ違い
ビーム用のリフレクタユニット１８がリフレクタユニッ
ト２０に対して灯室上下幅の広い側に設けられているの
で、使用頻度の高いすれ違いビームをより明るいものと
することができる。一方、このようにした場合には残り
の灯室内スペースが小さいものとなるが、本実施形態に
おいては、走行ビーム用の配光パターンとフォグランプ
用の配光パターンを同一のリフレクタユニット２０で形
成するように構成されているので、灯室内スペースが限
られているにもかかわらず走行ビームおよびフォグラン
プの光量を十分に確保することができる。
【００３５】しかも本実施形態においては、上記白熱バ
ルブ２８が、リフレクタユニット２０の光軸Ａｘ２方向
にダブルフィラメント２８ａ、２８ｂを略直列に配置す
るとともに前方側に位置するフィラメント２８ａの下方
にシェード２８ｃを設けてなるハロゲンバルブで構成さ
れているので、フォグランプ用の配光パターンを上方散
乱光の少ないものとすることができ、かつ、白熱バルブ
としては走行ビームおよびフォグランプを比較的明るい
ものとすることができる。
ルブ２８が、リフレクタユニット２０の光軸Ａｘ２方向
にダブルフィラメント２８ａ、２８ｂを略直列に配置す
るとともに前方側に位置するフィラメント２８ａの下方
にシェード２８ｃを設けてなるハロゲンバルブで構成さ
れているので、フォグランプ用の配光パターンを上方散
乱光の少ないものとすることができ、かつ、白熱バルブ
としては走行ビームおよびフォグランプを比較的明るい
ものとすることができる。
【００３６】その際、リフレクタユニット２０の光軸Ａ
ｘ２が反射面３０ａの上下方向中心位置に対してやや下
方に位置設定されているので、フォグランプ用のフィラ
メント２８ａから下方へ向かう光がシェード２８ｃによ
りカットされるにもかかわらず、フォグランプの光量を
十分に確保することができる。
ｘ２が反射面３０ａの上下方向中心位置に対してやや下
方に位置設定されているので、フォグランプ用のフィラ
メント２８ａから下方へ向かう光がシェード２８ｃによ
りカットされるにもかかわらず、フォグランプの光量を
十分に確保することができる。
【００３７】本実施形態においては、前面レンズ１２が
素通しレンズで、両リフレクタユニット１８、２０がす
べての配光制御機能を果たすように構成された灯具につ
いて説明したが、前面レンズ１２に形成されたレンズス
テップにより配光制御機能を果たすように構成された灯
具等においても、本実施形態と同様の構成を採用するこ
とにより本実施形態と同様の作用効果を得ることができ
る。
素通しレンズで、両リフレクタユニット１８、２０がす
べての配光制御機能を果たすように構成された灯具につ
いて説明したが、前面レンズ１２に形成されたレンズス
テップにより配光制御機能を果たすように構成された灯
具等においても、本実施形態と同様の構成を採用するこ
とにより本実施形態と同様の作用効果を得ることができ
る。
【図１】本願発明の一実施形態に係る車両用前照灯を示
す正面図
す正面図
【図２】図１のII-II 線断面図
【図３】図１のIII-III 線断面図
【図４】従来例を示す、図１と同様の図
１０ 車両用前照灯 １２ 前面レンズ １４ ランプボディ １６ 灯室 １８ リフレクタユニット（第１のリフレクタユニッ
ト） ２０ リフレクタユニット（第２のリフレクタユニッ
ト） ２２ 放電バルブ（光源）（メタルハライドバルブ） ２２ａ 発光部 ２４、３０ リフレクタ ２４ａ、３０ａ 反射面 ２４ｓ、３０ｓ 反射素子 ２６、３２ シェード ２８ 白熱バルブ（光源）（ハロゲンバルブ） ２８ａ、２８ｂ ダブルフィラメント ２８ｃ シェード ３４ エクステンションパネル Ａｘ１、Ａｘ２ 光軸
ト） ２０ リフレクタユニット（第２のリフレクタユニッ
ト） ２２ 放電バルブ（光源）（メタルハライドバルブ） ２２ａ 発光部 ２４、３０ リフレクタ ２４ａ、３０ａ 反射面 ２４ｓ、３０ｓ 反射素子 ２６、３２ シェード ２８ 白熱バルブ（光源）（ハロゲンバルブ） ２８ａ、２８ｂ ダブルフィラメント ２８ｃ シェード ３４ エクステンションパネル Ａｘ１、Ａｘ２ 光軸
Claims (3)
- 【請求項１】 ヘッドランプおよびフォグランプの配光
機能を兼ね備えた車両用前照灯であって、 前面レンズとランプボディとで形成される灯室内に、光
源および該光源からの光を前方へ反射させるリフレクタ
を備えたリフレクタユニットが複数個配列されてなる車
両用前照灯において、 上記複数のリフレクタユニットのうち、第１のリフレク
タユニットの光源が放電バルブで構成されるとともに、
第２のリフレクタユニットの光源がダブルフィラメント
を有する白熱バルブで構成されており、 上記第１のリフレクタユニットおよび上記前面レンズに
よりヘッドランプのすれ違いビーム用の配光パターンを
形成するとともに、上記第２のリフレクタユニットおよ
び上記前面レンズによりヘッドランプの走行ビーム用の
配光パターンおよびフォグランプ用の配光パターンを形
成するように構成されている、ことを特徴とする車両用
前照灯。 - 【請求項２】 上記白熱バルブが、上記第２のリフレク
タユニットの光軸方向に上記ダブルフィラメントを略直
列に配置するとともに前方側に位置するフィラメントの
下方にシェードを設けてなるハロゲンバルブで構成され
ている、ことを特徴とする請求項１記載の車両用前照
灯。 - 【請求項３】 上記灯室の外形形状が、灯具正面視にお
いて左右方向に向けて上下幅が変化する略台形形状に設
定されており、 上記第１のリフレクタユニットが、上記第２のリフレク
タユニットに対して灯室上下幅の広い側に設けられてい
る、ことを特徴とする請求項１または２記載の車両用前
照灯。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10150692A JPH11329012A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 車輌用前照灯 |
| GB9911065A GB2337322B (en) | 1998-05-14 | 1999-05-12 | Headlamp assembly for a vehicle |
| CN99106489A CN1097697C (zh) | 1998-05-14 | 1999-05-13 | 车辆前大灯 |
| DE19922283A DE19922283B4 (de) | 1998-05-14 | 1999-05-14 | Scheinwerfereinrichtung mit einer Mehrzahl von Reflektoreinheiten für ein Fahrzeug |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10150692A JPH11329012A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 車輌用前照灯 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11329012A true JPH11329012A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15502370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10150692A Pending JPH11329012A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 車輌用前照灯 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11329012A (ja) |
| CN (1) | CN1097697C (ja) |
| DE (1) | DE19922283B4 (ja) |
| GB (1) | GB2337322B (ja) |
Families Citing this family (8)
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|---|---|---|---|---|
| JP4285716B2 (ja) * | 1999-03-26 | 2009-06-24 | 株式会社小糸製作所 | 車輌用前照灯装置 |
| DE10016217A1 (de) * | 2000-03-31 | 2001-10-04 | Hella Kg Hueck & Co | Scheinwerfer für ein Flugzeug |
| UA92001C2 (ru) * | 2005-03-01 | 2010-09-27 | Эйчди Девелопментс (Препрайетри) Лимитед | Способ фокусировки света, выпущенного светоизлучающим диодом (сид), и лампа, в которой как источник света используется светоизлучающий диод (сид) |
| FR2897672B1 (fr) * | 2006-02-22 | 2008-07-04 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Bloc optique a fonctions d'eclairement couplees |
| CN103162109B (zh) * | 2011-12-14 | 2015-11-18 | 海洋王照明科技股份有限公司 | 一种可调光束宽窄的灯具 |
| DE102015102214A1 (de) * | 2015-02-17 | 2016-08-18 | Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh | Beleuchtungseinrichtung zur Beleuchtung eines Innenraums und Kraftfahrzeug |
| US20170023200A1 (en) * | 2015-07-24 | 2017-01-26 | Ford Global Technologies, Llc | Headlamp assembly |
| EP4010627A1 (en) | 2019-08-08 | 2022-06-15 | SGM Light A/S | Lighting device with motorised collimation control |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| GB2155608B (en) * | 1984-03-07 | 1987-09-09 | Stanley Electric Co Ltd | Vehicle headlamp |
| DE19645625A1 (de) * | 1996-11-06 | 1998-05-07 | Bosch Gmbh Robert | Scheinwerferanlage für Fahrzeuge |
-
1998
- 1998-05-14 JP JP10150692A patent/JPH11329012A/ja active Pending
-
1999
- 1999-05-12 GB GB9911065A patent/GB2337322B/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-05-13 CN CN99106489A patent/CN1097697C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1999-05-14 DE DE19922283A patent/DE19922283B4/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| DE19922283A1 (de) | 1999-12-02 |
| DE19922283B4 (de) | 2005-06-30 |
| GB9911065D0 (en) | 1999-07-14 |
| CN1236076A (zh) | 1999-11-24 |
| GB2337322A (en) | 1999-11-17 |
| GB2337322B (en) | 2000-07-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061225 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070116 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070522 |