JP4387841B2 - 建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば油圧ショベル、油圧クレーン等として好適に用いられ、車体にエンジン、空調装置等が搭載された建設機械に関する。
一般に、例えば油圧ショベル、油圧クレーン等の建設機械は、車体に搭載されたエンジンによって油圧ポンプを駆動し、車体各部の油圧アクチュエータに圧油を供給することにより、車体を走行させたり、作業装置を作動させるものである。
この種の従来技術による建設機械は、車体のフレームにエンジンマウントブラケットを介してエンジンが搭載されている。そして、エンジンは、油圧ポンプだけでなく、例えばウォータポンプ等の周辺機器も駆動する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−328958号公報
この場合、エンジンの出力側には駆動プーリが設けられており、この駆動プーリは、ウォータポンプの回転軸等に設けられた従動プーリとベルトを介して連結されている。そして、エンジンの運転時には、駆動プーリの回転がベルトを介して従動プーリに伝達され、これによってウォータポンプが作動する。
また、従来技術では、駆動プーリと従動プーリとの間に位置してベルトの張りを調整するテンションプーリが設けられている。そして、テンションプーリは、例えばスライド式、回動式の可動機構等を備えた支持部材を介してエンジン本体に取付けられている。これにより、エンジンの組立、メンテナンス等を行うときには、支持部材の可動機構によってテンションプーリの位置を移動し、これによってベルトの張りを適切な状態に調整するようにしている。
一方、従来技術では、運転席の空調を行う空調装置(エア・コンディショナー)等を搭載した建設機械も知られている。この空調装置のコンプレッサは、ウォータポンプの場合とほぼ同様に、例えばエンジン本体、またはその近傍等に取付けられ、エンジンによりベルト等を介して駆動される。そして、この場合にも、エンジン本体には、ベルトの張りを調整するテンションプーリが支持部材等を介して取付けられている。
ところで、上述した従来技術では、エンジン本体にテンションプーリを取付けるために、可動機構を有する専用の支持部材が必要となるばかりでなく、この支持部材をエンジン本体に取付けたり、支持部材用の取付部をエンジン本体に形成する作業が必要となる。
このため、従来技術では、テンションプーリや支持部材に関連した部品点数が増加し、その組立作業に手間がかかる上に、これらの部品をエンジンに取付ける余分な工程が生じるため、エンジン組立時の作業効率が低下するという問題がある。
また、空調装置のコンプレッサをエンジン本体に取付ける場合にも、例えばコンプレッサ用の取付部材等が必要となり、この取付部材の形成作業やエンジン本体への取付作業が必要となるため、これらの余分な作業によって生産性が低下する。
しかも、この場合には、駆動プーリ、従動プーリ及びテンションプーリの位置関係を定める部品として、これらのプーリ間に支持部材、取付部材等からなる複数の部品が介在している。このため、各部品の形状ばらつき等が積み重なることによってプーリの相対位置に誤差が生じると、各プーリを連結するベルトが位置ずれ(芯ずれ)等を起こし易くなり、これによってベルトの耐久性が低下するという問題もある。
本発明は、上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、コンプレッサやプーリ等の取付構造に関連した部品点数を削減でき、これらの部品を高い精度で効率よく組立てることができると共に、ベルトの耐久性を高め、生産性を向上できるようにした建設機械を提供することにある。
上述した課題を解決するために本発明は、フレームが設けられた自走可能な車体と、該車体のフレーム上に設けられたエンジンマウントブラケットと、該エンジンマウントブラケットを介して前記車体に搭載され出力側に駆動プーリが取付けられたエンジンと、従動プーリを有し空調装置の冷媒を圧縮するコンプレッサと、前記駆動プーリと従動プーリとの間に設けられ前記エンジンの回転を前記コンプレッサに伝達するベルトとを備えてなる建設機械に適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、エンジンマウントブラケットを、水平方向に延びる鋼板により形成され車体のフレームに取付けられる車体側取付部と、垂直方向に延びる鋼板により形成されエンジンが取付けられるエンジン取付部と、前記車体側取付部とエンジン取付部とに対して垂直方向に延びる鋼板により形成されコンプレッサが取付けられるコンプレッサ取付部とからなり、前記車体側取付部、エンジン取付部及びコンプレッサ取付部を溶接して前記エンジンマウントブラケットとして一体に形成し、かつ、前記コンプレッサ取付部には、前記駆動プーリと従動プーリとの間で前記ベルトの張りを調整するテンションプーリを設ける構成としたことにある。
また、請求項の発明によると、コンプレッサ取付部には、ベルトの張力を増大または減少させる方向に前記テンションプーリを移動させる移動手段を設ける構成としている。
さらに、請求項の発明によると、コンプレッサ取付部には垂直方向または水平方向に延びる長穴を設け、移動手段はテンションプーリを長穴の長さ方向に沿って移動させる構成としている。
請求項1の発明によれば、エンジンマウントブラケットによってエンジンを車体のフレーム上に支持することができ、この状態でエンジンマウントブラケットのコンプレッサ取付部には、空調装置のコンプレッサを取付けることができる。これにより、例えばコンプレッサ用の取付部材等をエンジンに取付ける必要がないので、取付部材の部品点数を削減してエンジン周辺の構造を簡略化することができる。また、取付部材の形成、取付等を行うための作業も必要ないので、エンジンを効率よく組立てることができる。
また、コンプレッサをエンジンマウントブラケットに取付けることにより、駆動プーリと従動プーリとの間に設けるベルトをエンジンマウントブラケットの近傍に配置することができる。これにより、例えばベルトの張りを調整する調整装置(テンションプーリ等)を、コンプレッサと共にエンジンマウントブラケットに取付けることができ、この調整装置を支持する支持部材等も不要となるので、部品点数の削減や組立作業の効率化を促進でき、生産性を高めることができる。
さらに、従動プーリや調整装置をエンジンマウントブラケットに取付け、このブラケットを駆動プーリが設けられたエンジンに直接取付けることができる。このため、駆動プーリ、従動プーリ、調整装置等の位置関係を定める部品(これらの取付構造に関連した部品)を、例えばエンジンマウントブラケット、エンジン本体等の僅かな部品点数に抑えることができ、プーリ間に介在する部品の寸法誤差等が積み重なって各プーリの組立精度が低下するのを防止することができる。これにより、各プーリを正確に位置合わせした状態で組立てることができ、組立精度の低下によってベルトの芯ずれ等が生じるのを防止できると共に、これによってベルトの耐久性を高め、その寿命を延ばすことができる。
また、例えば車体側取付部を車体のフレーム等に沿って水平に延ばすことができ、車体側取付部をフレームに安定的に取付けることができる。そして、この状態で垂直方向に延びるエンジン取付部を、例えばエンジンの側面部等に容易に取付けることができる。この場合、エンジン取付部とコンプレッサ取付部とは、互いに垂直となった状態で上,下方向に延びている。このため、例えばエンジンのうち出力軸が配置されていない側面部等にエンジン取付部を設けることにより、コンプレッサ取付部をエンジンのうち出力軸が配置された側面部等に沿って延在させることができる。
これにより、コンプレッサ取付部を、駆動プーリと従動プーリとを含む平面(ベルトに沿った平面)に対して平行に配置できるので、例えばベルトの張りを調整する調整装置等をコンプレッサ取付部に容易に配置することができる。
また、例えばエンジンマウントブラケットが車体、エンジン、コンプレッサ等の取付部位を備えているために複雑な形状となる場合でも、簡単な形状をもつ複数の鋼板を溶接することによってエンジンマウントブラケットを容易に形成することができ、生産性を高めることができる。
また、従動プーリとテンションプーリとをエンジンマウントブラケットに取付け、このブラケットを駆動プーリが設けられたエンジンに直接取付けることができる。従って、駆動プーリ、従動プーリ、テンションプーリ等の間に多くの部品を介在させる必要がないので、これらの組立精度を高めてベルトの寿命を延ばすことができる。また、テンションプーリによってベルトの張り(張力)を適切に調整でき、弛み等によるベルトの劣化や損傷等を確実に防止することができる。
また、請求項の発明によれば、従動プーリとテンションプーリとをエンジンマウントブラケットに取付けて各プーリを正確に位置合わせすることができる。また、テンションプーリの位置を移動手段によって移動させることができ、これによってベルトの張りを円滑に調整することができる。
さらに、請求項の発明によれば、テンションプーリを移動手段により長穴の長さ方向に沿って移動させることができ、プーリの位置に応じてベルトの張りを調整することができる。この場合、長穴は、テンションプーリが長穴の幅方向に変位するのを規制することができ、これによってプーリのがたつき等を防止できると共に、ベルトやプーリを安定的に作動させることができる。
以下、本発明の実施の形態による建設機械について、添付図面を参照して詳細に説明する。
ここで、図1ないし図8は第1の実施の形態を示し、本実施の形態では、油圧ショベルを例に挙げて述べる。
1は油圧ショベルで、該油圧ショベル1は、自走可能な下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、該上部旋回体3の前部に俯仰動可能に取付けられ、土砂等の掘削作業を行う作業装置4とにより大略構成されている。この場合、下部走行体2と上部旋回体3とは、油圧ショベル1の車体を構成しているものである。
そして、上部旋回体3は、その支持構造体を構成する旋回フレーム5と、該旋回フレーム5の前部左側に設けられ、オペレータが着座する運転席が設けられたキャブ6と、旋回フレーム5の後端部に取付けられたカウンタウェイト7と、キャブ6とカウンタウェイト7との間に配置され、後述のエンジン本体20等が収容された建屋カバー8とにより大略構成されている。
9は旋回フレーム5上に設けられたエンジンマウントブラケット(以下、ブラケット9という)で、該ブラケット9は、図2ないし図5に示す如く、エンジン本体20を旋回フレーム5上に支持するものである。この場合、ブラケット9には、エンジン本体20と共に後述のコンプレッサ22、テンションプーリ26等が取付けられている。
また、ブラケット9は、後述の車体側取付板10、エンジン取付板11、コンプレッサ取付板12、補助取付板14等によって構成され、これらの取付板10,11,12,14となる複数の鋼板等を溶接することによって一体に形成されている。
10は後述の防振部材16を介して旋回フレーム5に取付けられた車体側取付部としての車体側取付板で、該車体側取付板10は、図7、図8に示す如く、例えば旋回フレーム5の一部に沿って水平方向に延びる板材からなり、その中央側には、防振部材16が嵌合される嵌合孔10Aが設けられている。
11は車体側取付板10の端面に固着されたエンジン取付部としてのエンジン取付板11で、該エンジン取付板11は、例えば垂直方向に延びる板材からなり、車体の左,右方向を長さ方向として延在している。
この場合、エンジン取付板11の長さ方向の一側(左側)には、図8に示す如く、後述のボルト17が挿通される複数の挿通孔11Aが設けられ、エンジン取付板11は、これらのボルト17によってエンジン本体20の下部側面に取付けられている。また、エンジン取付板11の長さ方向の他側(右側)は、図5に示す如く、駆動プーリ21側に延びて配置され、その右側端面にはコンプレッサ取付板12が固着されている。
12はエンジン取付板11の右端側に設けられたコンプレッサ取付部としてのコンプレッサ取付板で、該コンプレッサ取付板12は、図4、図5に示す如く、例えば車体側取付板10とエンジン取付板11の両方に対して垂直方向に延びる板材からなり、後述の駆動プーリ21、従動プーリ24及びテンションプーリ26を含む平面(ベルト25に沿って垂直方向に延びる平面)とほぼ平行に配置されている。
ここで、コンプレッサ取付板12は、車体の前,後方向を幅方向として広幅に形成され、その幅方向の一側(図4中の左側)には、コンプレッサ22を収容する円弧状の凹窪部12Aと、該凹窪部12Aを挟んで直径方向の両側に位置し、後述の取付ねじ23が螺着される2箇所のねじ孔12B(図7参照)とが設けられている。
また、コンプレッサ取付板12の幅方向の他側(右側)には、テンションプーリ26が取付けられるプーリ取付部12Cと、該プーリ取付部12Cの上端側からL字状に屈曲して形成され、後述のプーリ支持ロッド29を支持するロッド支持部12Dと、該ロッド支持部12Dの端面に開口して形成され、プーリ支持ロッド29が挿通される切欠き12Eとが設けられている。さらに、プーリ取付部12Cには、ロッド支持部12Dの下側に位置して垂直方向(上,下方向)に延びる長穴13が設けられ、この長穴13内には、後述の支持軸30が上,下方向に移動可能に挿通されている。
14は他のコンプレッサ取付部を構成する補助取付板で、該補助取付板14は、例えば溶接等によって車体側取付板10とエンジン取付板11の両方に固着され、取付ねじ23を螺着するねじ孔14Aが設けられている。また、補助取付板14は、コンプレッサ取付板12と間隔をもって対向し、これらの間には補強板15が溶接されている。
このように、エンジンマウントブラケット9は、車体側取付板10がゴム等の弾性材料を含んだ防振部材16を介して旋回フレーム5に取付けられ、エンジン取付板11が複数のボルト17を介してエンジン本体20に取付けられている。これにより、ブラケット9は、図2に示す如く、他のエンジンマウントブラケット18、防振部材19等と協働してエンジン本体20を旋回フレーム5上に支持している。
20は油圧ショベル1の動力源を構成するエンジン本体で、該エンジン本体20は、図2、図3に示す如く、エンジンマウントブラケット9,18等を介して旋回フレーム5に設けられ、車体の左,右方向に延在する横置き状態で配置されている。
そして、エンジン本体20は油圧ポンプ(図示せず)を駆動し、これによって油圧ポンプは、車体に搭載された各種の油圧アクチュエータに向けて圧油を供給する。また、例えばエンジン本体20の右側面には出力軸20Aが突出して設けられ、この出力軸20Aには、コンプレッサ22等を駆動する駆動プーリ21が取付けられている。
次に、22はエンジンマウントブラケット9に設けられたコンプレッサで、該コンプレッサ22は、油圧ショベル1に搭載された空調装置(図示せず)の室外機を構成するものであり、送風機、エバポレータ、ヒータコア等により構成された室内機と協働して、キャブ6内の空調を行うものである。そして、コンプレッサ22は、空調装置内で気化した冷媒を吸込んで圧縮し、高圧の冷媒を吐出する構成となっている。
また、コンプレッサ22は、図8に示す如く、例えば円柱状の外形を有し、その軸方向に突出する回転軸22Aと、径方向に突出する例えば3箇所の突起22Bとが設けられている。そして、コンプレッサ22は、複数の取付ねじ23が各突起22Bを介してブラケット9(取付板12,14)のねじ孔12B,14Aに螺着され、これによってコンプレッサ取付板12と補助取付板14とに取付けられている。
また、コンプレッサ22の回転軸22Aには従動プーリ24が取付けられ、この従動プーリ24は、後述のベルト25を介して駆動プーリ21と連結されている。そして、回転軸22Aは、エンジン本体20により各プーリ21,24とベルト25とを介して駆動され、これによってコンプレッサ22は冷媒の圧縮動作を行う。
25は駆動プーリ21と従動プーリ24との間に巻装されたベルトで、該ベルト25は、各プーリ21,24と協働してエンジン本体20の出力軸20Aの回転をコンプレッサ22の回転軸22Aに伝達するものである。
次に、26はベルト25の張り(張力)を調整するテンションプーリで、該テンションプーリ26は、図4、図6に示す如く、後述のプーリ移動機構28を介してコンプレッサ取付板12のプーリ取付部12Cに設けられ、各プーリ21,24の間に位置してベルト25に転動可能に接触している。
この場合、テンションプーリ26は、軸受27を介して後述する支持軸30の軸方向中間部に回転可能に取付けられ、この状態でプーリ移動機構28によって上,下方向に移動可能に支持されている。そして、テンションプーリ26は、その上,下方向の位置に応じてベルト25の張力を増大または減少させるものである。
28はエンジンマウントブラケット9に設けられた移動手段としてのプーリ移動機構で、該プーリ移動機構28は、図6に示す如く、テンションプーリ26を、ベルト25の張力を増大または減少させる方向(例えば、上,下方向)に移動させるものであり、後述のプーリ支持ロッド29、支持軸30、ナット31,32等によって構成されている。
29は例えば上,下方向に延びる円柱状の棒体として形成されたプーリ支持ロッドで、該プーリ支持ロッド29は、その軸方向一側(上側)に雄ねじ部29Aが設けられ、軸方向他側(下側)には、支持軸30が溶接等によって固着されている。そして、プーリ支持ロッド29は、ナット32等によってコンプレッサ取付板12のロッド支持部12Dに取付けられ、この状態で支持軸30と協働してテンションプーリ26を回転可能、かつ上,下方向に移動可能に支持している。
30はプーリ支持ロッド29の下端側に設けられた段付円柱状の支持軸で、該支持軸30は、コンプレッサ取付板12よりもエンジン本体20側に位置してプーリ支持ロッド29に固着された大径軸部30Aと、該大径軸部30Aから水平方向に延びて取付板12の長穴13内に挿通され、先端側が取付板12を挟んで大径軸部30Aと反対側に突出した小径軸部30Bとにより構成されている。そして、大径軸部30Aは、長穴13の水平方向の幅寸法よりも大径に形成されている。また、小径軸部30Bの先端側には、ナット31が螺着される雄ねじ部30Cが設けられている。
31は支持軸30の雄ねじ部30Cに螺着された2重のナット、32はプーリ支持ロッド29の雄ねじ部29Aに螺着された2重のナットをそれぞれ示している。これら4個のナット31,32は、テンションプーリ26とプーリ移動機構28とを取付板12のプーリ取付部12Cに締着し、これらをブラケット9に固定している。
この場合、支持軸30の小径軸部30Bは、大径軸部30Aによって長穴13内に抜止めされている。このため、各ナット31は、複数のワッシャ33を介してテンションプーリ26を取付板12に強く押付け、プーリ26の位置を固定している。この状態で、各ナット32は、取付板12の切欠き12E内に挿通されたプーリ支持ロッド29を、ナット31等と協働して上,下方向に抜止め状態に保持している。これにより、テンションプーリ26とプーリ移動機構28とは、各ナット31,32により垂直方向に対して位置決めされている。
そして、これらのナット31,32を弛めたときは、支持軸30が長穴13の長さ方向に沿って移動可能となり、テンションプーリ26をプーリ移動機構28と一緒に上,下方向に移動させることができる。このため、テンションプーリ26の上,下方向の位置に応じてベルト25の張りを適切に調整することができる。
本実施の形態による油圧ショベル1は上述の如き構成を有するもので、次に、その作動について説明する。
まず、エンジン本体20が作動すると、エンジン本体20によって油圧ポンプが駆動され、油圧ポンプから車体の各油圧アクチュエータに圧油が供給されるようになるので、キャブ6内の運転席に着座したオペレータは、車体を走行させたり、上部旋回体3を旋回させると共に、作業装置4を作動させて土砂等の掘削作業を行うことができる。
また、エンジン本体20の作動時には、出力軸20Aと一緒に駆動プーリ21が回転し、その回転がベルト25によって従動プーリ24に伝達される。この結果、コンプレッサ22の回転軸22Aが回転駆動されると、空調装置が作動しているときには、その内部を循環する冷媒がコンプレッサ22によって圧縮されるようになり、これによってキャブ6内の空調を行うことができる。
一方、車両のメンテナンス作業等によりベルト25の張りを調整するときには、まず2箇所のナット31,32を弛めることにより、テンションプーリ26とプーリ移動機構28の固定状態を解除し、これらを長穴13に沿って上側または下側に移動させる。
これにより、例えばテンションプーリ26を上側に移動したときには、ベルト25の張力が増大し、テンションプーリ26を下側に移動したときには、ベルト25の張力が減少するので、テンションプーリ26を張力が適度な大きさとなる位置に移動させる。そして、この状態でナット31,32を再び締めてテンションプーリ26等の位置を固定することにより、ベルト25の張りを適切な状態に調整することができる。
かくして、本実施の形態によれば、エンジンマウントブラケット9を、車体側取付板10、エンジン取付板11、コンプレッサ取付板12等により構成したので、ブラケット9によってエンジン本体20を旋回フレーム5上に支持することができ、この状態でコンプレッサ取付板12には、空調装置のコンプレッサ22を取付けることができる。
これにより、例えばコンプレッサ22用の取付部材等をエンジン本体20に取付ける必要がないので、取付部材の部品点数を削減してエンジン周辺の構造を簡略化することができる。また、取付部材の形成、取付等を行うための作業も必要ないので、コンプレッサ22等を含めてエンジンを効率よく組立てることができる。
また、コンプレッサ22をエンジンマウントブラケット9に取付けることにより、プーリ21,24間に設けるベルト25をブラケット9の近傍に配置することができる。これにより、テンションプーリ26、プーリ移動機構28等の部品を、コンプレッサ22と共にブラケット9に取付けることができ、これらの部品を支持する支持部材等も不要となるので、部品点数の削減や組立作業の効率化を促進でき、生産性を高めることができる。
しかも、従動プーリ24とテンションプーリ26とをブラケット9に取付け、これらを駆動プーリ21が設けられたエンジン本体20に直接取付けることができるので、各プーリ21,24,26の位置関係を定める部品を、例えばブラケット9、エンジン本体20等の僅かな部品点数に抑えることができる。これにより、プーリ21,24,26間に介在する部品の寸法誤差等が積み重なって各プーリの組立精度が低下するのを防止することができる。従って、各プーリ21,24,26を正確に位置合わせした状態で組立てることができ、組立精度の低下によってベルト25の位置ずれ(芯ずれ)等が生じるのを確実に防止できると共に、ベルト25の耐久性を高め、その寿命を延ばすことができる。
また、エンジンマウントブラケット9の車体側取付板10を水平方向に延ばして形成し、エンジン取付板11は垂直方向に延ばして形成し、コンプレッサ取付板12は、これらの取付板10,11に対して垂直に形成したので、車体側取付板10を旋回フレーム5の一部等に沿って水平に延ばすことができ、この取付板10を旋回フレーム5に安定的に取付けることができる。この状態で、エンジン取付板11とコンプレッサ取付板12とは、互いに垂直となった状態で上,下方向に延びているので、エンジン取付板11を、例えばエンジン本体20のうち出力軸20Aが配置されていない側面部等に容易に取付けることができ、コンプレッサ取付板12は、出力軸20Aが配置されていない側面部等に沿って延在させることができる。
これにより、コンプレッサ取付板12を、駆動プーリ21と従動プーリ24とを含む平面(ベルト25に沿った平面)に対して平行に配置できるので、テンションプーリ26等をコンプレッサ取付板12のプーリ取付部12Cに容易に配置することができる。
また、エンジンマウントブラケット9を、複数の鋼板等を溶接することによって形成したので、例えばブラケット9が車体、エンジン本体20、コンプレッサ22等の取付部位を備えているために複雑な形状となる場合でも、簡単な形状の各鋼板を溶接することによってエンジンマウントブラケット9を容易に形成することができ、生産性を高めることができる。
一方、例えば車両のメンテナンス等を行うときには、テンションプーリ26によってベルト25の張りを適切に調整でき、弛み等によるベルト25の劣化や損傷等を長期間にわたって防止できると共に、これによって空調装置を円滑に作動させることができる。
この場合、テンションプーリ26をプーリ移動機構28等によって支持し、ナット31,32によってエンジンマウントブラケット9に固定したので、ベルト25の張り調整を行うときには、ナット31,32等を弛めるだけで、テンションプーリ26の位置を容易に移動させることができ、ベルト25の張りを効率よく調整することができる。
また、コンプレッサ取付板12のプーリ取付部12Cには、支持軸30が挿通される垂直方向の長穴13を設けたので、テンションプーリ26をプーリ移動機構28と共に長穴13に沿って移動させることができ、テンションプーリ26の位置に応じてベルト25の張りを調整することができる。
そして、テンションプーリ26を長穴13の長さ方向だけに変位させることができ、テンションプーリ26が長穴13の幅方向に変位するのを当該長穴13によって規制できるので、テンションプーリ26のがたつき等を抑えることができ、ベルト25や各プーリ21,24,26を安定的に作動させることができる。
次に、図9は本発明による第2の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、テンションプーリを水平方向に移動してベルトの張りを調整する構成としたことにある。なお、本実施の形態では、前記第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
41は第1の実施の形態のブラケット9に代えて本実施の形態で用いられるエンジンマウントブラケット(以下、ブラケット41という)で、該ブラケット41は、第1の実施の形態とほぼ同様に、複数の鋼板等を溶接することにより一体に形成されている。
そして、ブラケット41は、車体側取付板42、エンジン取付板43、コンプレッサ取付板44、補助取付板45等により構成され、コンプレッサ取付板44は、凹窪部44A、プーリ取付部44B、ロッド支持部44C等を有している。
しかし、プーリ取付部44Bには、水平方向(図9中の左,右方向)に延びる長穴46が形成されている。そして、長穴46内には、プーリ移動機構28′の支持軸30′が左,右方向に移動可能に挿通されている。これにより、本実施の形態では、テンションプーリ26′とプーリ移動機構28′(プーリ支持ロッド29′と支持軸30′)とを長穴46の長さ方向に沿って左側または右側に移動させることができ、その位置に応じてベルト25の張りを調整することができる。
かくして、このように構成される本実施の形態でも、第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。そして、特に本実施の形態では、エンジンマウントブラケット41に水平方向の長穴46を設ける構成としたので、例えばコンプレッサ22の取付部位等に応じてテンションプーリ26′、プーリ移動機構28′等を適切な位置に配設でき、設計自由度を高めることができる。
なお、前記第1の実施の形態では、コンプレッサ取付板12のロッド支持部12Dに切欠き12Eを設け、この切欠き12Eに挿通したプーリ支持ロッド29の雄ねじ部29Aにナット32を螺着する構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、例えばロッド支持部に貫通したねじ孔を設け、このねじ孔内に螺着したプーリ支持ロッドを回転させることにより、プーリ支持ロッドを上,下方向に移動させる構成としてもよい。
また、実施の形態では、建設機械として油圧ショベル1を例に挙げて述べた。しかし、本発明はこれに限らず、例えば油圧クレーン、ホイルローダ、リフトトラック、ロードローラ等からなる他の建設機械にも広く適用することができる。
本発明の第1の実施の形態による油圧ショベルを示す正面図である。 図1中のエンジンを拡大して示す正面図である。 エンジンの一部を図2中の左方向からみた左側面図である。 エンジンマウントブラケット、コンプレッサ、各プーリ等を拡大して示す図2中の要部拡大図である。 エンジンマウントブラケット、コンプレッサ等を拡大して示す図3中の要部拡大図である。 テンションプーリ、プーリ移動機構等を図4中の矢示VI−VI方向からみた拡大断面図である。 エンジンマウントブラケットを単体で示す拡大斜視図である。 エンジンマウントブラケットにコンプレッサを取付ける状態を示す左側面図である。 本発明の第2の実施の形態による油圧ショベルを図4と同様位置からみた要部拡大図である。
符号の説明
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体(車体)
3 上部旋回体(車体)
5 旋回フレーム(フレーム)
9,41 エンジンマウントブラケット
10,42 車体側取付板(車体側取付部)
11,43 エンジン取付板(エンジン取付部)
12,44 コンプレッサ取付板(コンプレッサ取付部)
12C,44B プーリ取付部
13,46 長穴
14,45 補助取付板(コンプレッサ取付部)
15 補強板
16 防振部材
20 エンジン本体
21 駆動プーリ
22 コンプレッサ
24 従動プーリ
25 ベルト
26,26′ テンションプーリ
28,28′ プーリ移動機構(移動手段)
29,29′ プーリ支持ロッド
30,30′ 支持軸

Claims (3)

  1. フレームが設けられた自走可能な車体と、該車体のフレーム上に設けられたエンジンマウントブラケットと、該エンジンマウントブラケットを介して前記車体に搭載され出力側に駆動プーリが取付けられたエンジンと、従動プーリを有し空調装置の冷媒を圧縮するコンプレッサと、前記駆動プーリと従動プーリとの間に設けられ前記エンジンの回転を前記コンプレッサに伝達するベルトとを備えてなる建設機械において、
    前記エンジンマウントブラケットは、水平方向に延びる鋼板により形成され前記車体のフレームに取付けられる車体側取付部と、垂直方向に延びる鋼板により形成され前記エンジンが取付けられるエンジン取付部と、前記車体側取付部とエンジン取付部とに対して垂直方向に延びる鋼板により形成され前記コンプレッサが取付けられるコンプレッサ取付部とからなり、
    前記車体側取付部、エンジン取付部及びコンプレッサ取付部を溶接して前記エンジンマウントブラケットとして一体に形成し、
    かつ、前記コンプレッサ取付部には、前記駆動プーリと従動プーリとの間で前記ベルトの張りを調整するテンションプーリを設ける構成としたことを特徴とする建設機械。
  2. 前記コンプレッサ取付部には、前記ベルトの張力を増大または減少させる方向に前記テンションプーリを移動させる移動手段を設けてなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記コンプレッサ取付部には垂直方向または水平方向に延びる長穴を設け、前記移動手段は前記テンションプーリを前記長穴の長さ方向に沿って移動させる構成としてなる請求項に記載の建設機械。
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