JP4386997B2 - クリップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車のルーフにルーフモールを装着するクリップ、自動車のボデー等にベルトモールを装着するクリップ等のように、一方の部品に他方の部品を装着するクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のルーフにルーフモールを装着するルーフモール用クリップ(単にクリップともいう)の従来例を図11〜図14により述べる。図11はクリップの斜視図、図12はクリップの使用状態を表わす一部破断側面図、図13は図12のXIII−XIII線断面図、図14は接着テープの剥がやすさを表わす側断面図である。
【0003】
図13において、ルーフモール用クリップ130は、車両(図示省略)におけるルーフ10のルーフ溝12にルーフモール20の端末部(図12参照)を装着するものである。以下、説明の都合上、ルーフ10、ルーフモール20、クリップ130の順に説明する。
【0004】
まず、ルーフ10を説明する。ルーフ10は、図13に示すように、その主体をなすルーフパネル14の端縁部の下面に、ルーフサイドメンバパネル16の端縁部が溶接等により接合されている。ルーフ10には、ルーフパネル14とルーフサイドメンバパネル16との接合部においてほぼ樋形状をなすルーフ溝12が形成されている。
【0005】
前記ルーフ溝12は、ルーフパネル14の端縁部上面により形成される溝底面12aと、ルーフサイドメンバパネル16の端縁部側面により形成される溝壁面12bと、ルーフパネル14の端縁部側面により形成される溝壁面12cとを有している。なお、自動車のルーフ10が本明細書でいう一方の部品に相当し、また、ルーフ溝12の溝底面12aが本明細書でいうクリップ取り付け面に相当する。
【0006】
次に、ルーフモール20を説明する。ルーフモール20は、図13の紙面表裏方向に長尺状をなしかつ断面ほぼ平板形状をなすモール主部22と、そのモール主部22の下面に突出されかつ長手方向に延びる所定幅の係止部24とからなる。係止部24の左右の両側面の下端部には長手方向に延びる係止凸条24aが形成されており、その係止凸条24aとモール主部22との間に長手方向に延びる係止溝24bが形成されている。なお、ルーフモール20は本明細書でいう他方の部品に相当する。
【0007】
次に、クリップ130を説明する。クリップ130は、樹脂製であり、図12および図13に示すように、前記ルーフ溝12の溝底面12aに熱硬化性両面接着テープ(単に接着テープともいう)150により接着される接着面131aを有するほぼ平板形状の接着板131と、その接着板131の左右側縁部に連設された相互にほぼ平行をなす左右一対の側壁133によって形成されるモール係着部132とからなる。なお、接着板131は本明細書でいう接着部に相当する。
【0008】
前記両側壁133には、図11に示すように、その前方へほぼ片持ち梁状に突出しかつ相互にほぼ平行をなす一対のアーム部133aが各側壁133に対し連続状に延出されている。両側壁133の後端部およびアーム部133aの前端部の各対向面には、計4個の爪部134が左右対称状に形成されている(図12および図13参照)。爪部134は、前記ルーフモール20の係止部24と係着可能である(図13参照)。
【0009】
前記クリップ130は、次のようにしてルーフ10のルーフ溝12にルーフモール20を装着する。すなわち、クリップ130の接着板131の接着面131aに熱硬化性両面接着テープ150を貼り付ける。次に、接着板131をルーフ溝12の溝底面12aに前記接着テープ150を介して接着する(図12および図13参照)。このようにして、ルーフ10のルーフ溝12に対するクリップ130の取り付けが完了する。その後、ルーフ10が乾燥炉において乾燥されるときの熱によって、前記接着テープ150が完全に固化されることによって、クリップ130がルーフ10のルーフ溝12に固定される。
【0010】
その後、クリップ130のモール係着部132にルーフモール20の端末部を押し付けることによって、図13に示すように、側壁133の弾性変形を利用して左右の各爪部134がルーフモール20の係止部24と係合、詳しくは各係合溝24bに係入した状態で各係止凸条24aとそれぞれ係合することによって、ルーフモール20がルーフ10のルーフ溝12に対し抜け止めされた状態に装着される。
【0011】
前記モール係着部132にほぼ片持ち梁状のアーム部133aを設ける理由は、図12に示すように、ルーフ溝12の端末部(図12において左端部)におけるほぼ山形形状に隆起する膨出部12dにつながる溝底面12a上の傾斜面12eとの干渉を回避すると同時に、ルーフモール20の端末部の近くをアーム部133aの爪部134によって係着し、その端末部までルーフモール20をしっかりと保持するためである。なお、ルーフモール20の端末には、前記膨出部12dを覆うエンド部26が形成されている。
【0012】
なお、上記したルーフモール用クリップ以外には、例えば特開平8−40152号公報、特開平8−157793号公報等により開示されるルーフモール用クリップが周知である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図12に示すように、前記ルーフモール20の端末部に引き上げる方向の外力Fが加わる場合、その外力はクリップ130のアーム部133aを引き上げる力F1として加わり、ひいては接着板131を剥がすモーメントF2として作用する。ここで、従来では、アーム部133aの基端部133Aが前記接着板131のアーム部側の端部131Aと同じ位置にあるため、前記接着板131の接着面131aを剥がすモーメントF2が接着面131aの最も剥がれやすいアーム部側の端部131Aに作用する。したがって、図14に示すように、モーメントF2が接着テープ150の最も剥がれやすいアーム部側の端部150Aに剥がす力として作用してしまうことから、接着板131の剥がれが生じ易いという問題があった。
【0014】
本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、一方の部品に接着されかつ他方の部品を片持ち梁状に係着するクリップにおいて、他方の部品に引き上げる方向の外力が加わった場合の接着部の剥がれを防止することのできるクリップを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する請求項1の発明は、一方の部品に設けたクリップ取り付け面に接着される接着面を有する接着部と、長尺状をなす他方の部品に設けた係止部を係着する爪部を有しかつ前記接着部の反接着面側に連設された部品係着部とを備え、前記部品係着部の一端側には、前記他方の部品の長手方向に沿ってほぼ片持ち梁状に突出されかつ前記他方の部品の係止部を係着する爪部が配置されたアーム部を設けたクリップであって、
前記部品係着部と前記接着部との連設部分には、前記アーム部の突出側から反突出方向に向かって該アーム部に沿って延びる溝部が形成されていることを特徴とするクリップである。
【0016】
このように構成したクリップによると、一方の部品のクリップ取り付け面に接着部の接着面が接着され、また、部品係着部の爪部及びアーム部の爪部に他方の部品の係止部が係着されることによって、一方の部品に他方の部品が装着される。
【0017】
ところで、他方の部品に引き上げる方向の外力が加わる場合、その外力はクリップのアーム部を引き上げる力として加わり、ひいては接着部を剥がすモーメントとして作用する。しかしながら、部品係着部と接着部との連設部分には、アーム部の突出側から反突出方向に向かってアーム部に沿って延びる溝部が形成されている。これによって、接着部の接着面を剥がすモーメントが接着面の最も剥がれやすい端部に作用することを回避することができる。これにより他方の部品に引き上げる方向の外力が加わった場合の接着部の剥がれを防止することができる。
【0018】
また、部品係着部と接着部との連設部分には、アーム部の突出側から反突出方向に向かってアーム部に沿っ延びる溝部が形成されている。これにより、簡単な設計変更によって、接着部の接着面を剥がすモーメントが接着面の最も剥がれやすい端部に作用することを回避することが可能である。
【0019】
請求項の発明は、前記部品係着部は、前記アーム部がそれぞれ設けられかつ相互にほぼ平行をなす一対の側壁によって形成され、
前記一対のアーム部を両者間に架設した連結部により相互に連結した
ことを特徴とする請求項記載のクリップである。このように構成すると各アーム部の不要な撓み変形を防止することができる。これにより、各アーム部の不要な撓み変形によるクリップ取り付け面との干渉や、他方の部品の係止部に対する部品係着部の爪部の係合解除といった不具合を防止することができる。
【0020】
請求項の発明は、前記部品係着部に、前記他方の部品の係止部に設けた係合突起と係合することにより該部品長手方向に関して位置決めする位置決め手段を設けたことを特徴とする請求項1または2記載のクリップである。このように構成すると、部品係着部に設けた位置決め手段に他方の部品の係止部の係合突起を係合することによって、他方の部品を長手方向に関して位置決めする。これにより、クリップに他方の部品を位置合わせした状態で適正に係着することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
一実施の形態について図面を参照して説明する。図1にクリップの使用状態を表わす一部破断側面図、図2に図1のII−II線断面図を示すように、本実施の形態では、従来例と同様、自動車のルーフ10にルーフモール20の端末部(図1参照)を装着するルーフモール用クリップ(単にクリップともいう)30を例示する。自動車のルーフ10およびルーフモール20は、従来例で述べたものとほとんど同様であるから、同一もしくは実質的に同一構成と考えられる部分に同一符号を付して重複する説明は省略する。
【0022】
クリップ30を図1および図2の他、図3〜図8により説明する。図3はクリップ30の斜視図、図4は接着面側から見たクリップ30の斜視図、図5は正面図、図6は平面図、図7は側面図、図8は図5のVIII−VIII線断面図である。
【0023】
図1および図2に示すように、クリップ30は、前記ルーフ10のルーフ溝12の溝底面12aに熱硬化性両面接着テープ(単に接着テープともいう)50により接着される接着面31aを有するほぼ平板形状の接着板31と、その接着板31の左右側縁部の上半部に幅の狭い接続板35(図6参照)を介して連設された相互にほぼ平行をなす長細板形状の左右一対の側壁33(図3参照)によって形成されるモール係着部32とからなる。以下、各部について順に説明する。なお、クリップ30は、例えばPBT(ポリブチレンテレフタレート)、12ナイロン、6ナイロン、ポリアセタール等によって一体成形された樹脂製である。
【0024】
前記両側壁33には、図3および図6に示すように、その前方へほぼ片持ち梁状に突出しかつ相互にほぼ平行をなす一対のアーム部33aが各側壁33に対し連続状に延出されている。両側壁33の後端部およびアーム部33aの前端部の各対向面には、計4個の爪部34が左右対称状に形成されている。爪部34は、前記ルーフモール20の係止部24と係着可能である(図2参照)。
【0025】
前記両側壁33のアーム部33aの下縁部は、図6および図8に示すように、両者間に架設した連結板36によって相互に連結されている。連結板36と前記接着板31との間には、幅方向に延びる長細状の隙間37が形成されている。なお、連結板36は本明細書でいう連結部に相当する。
【0026】
前記接続板35および前記連結板36には、図6に示すように、前記爪部34に対する型抜き用の開口孔38が形成されている。
【0027】
前記各側壁33と前記接着板31との連設部分には、図6に示すように、前記隙間37から前記アーム部33aに沿って反突出方向に延びる左右の溝部39が形成されている。この溝部39の設定によって、アーム部33aの基端部(実質的な基端部)33Aが前記接着板31のアーム部側の端部31Aよりも反突出方向に関し溝部39の長さL相当分、ずれている。
【0028】
前記両側壁33には、図3および図7に示すように、ほぼU字溝状をなす係合凹溝33bが形成されている。一方、図10にルーフモール20の端末部を部分斜視図で示すように、ルーフモール20の端末部には、係止部24の左右に突出しかつモール主部22の下面と連設する係合突起28が形成されている。そのルーフモール20の係合突起28は、前記両側壁33の係合凹溝33bに係合可能である(図1参照)。なお、係合凹溝33bは本明細書でいう位置決め手段に相当する。
【0029】
引き続いて、ルーフ10のルーフ溝12にルーフモール20を装着する手順を説明する。まず、図8に示すように、クリップ30の接着板31の接着面31aに熱硬化性両面接着テープ50を貼り付ける。
【0030】
次に、前記接着板31をルーフ溝12の溝底面12aに押し付けることにより、接着板31を前記接着テープ50を介してルーフ溝12の溝底面12aに接着する(図1および図2参照)。このとき、ほぼ片持ち梁状のアーム部33aが、ルーフ溝12の端末部(図1において左端部)における膨出部12dにつながる溝底面12a上の傾斜面12eとの干渉を回避する。
【0031】
このようにして、ルーフ10のルーフ溝12に対するクリップ30の取り付けが完了する。その後、ルーフ10が乾燥炉において乾燥されるときの熱によって、前記接着テープ50が完全に固化されることによって、クリップ30がルーフ10のルーフ溝12に固定される。
【0032】
そして、前記クリップ30にルーフモール20が次のようにして装着される。すなわち、ルーフモール20をルーフ10のルーフ溝12に押し付けるようにして嵌め込んだ後、そのルーフモール20に対する押し付けを解除する。すると、前記ルーフモール20の嵌め込み時において、ルーフモール20の係止凸条24aがモール係着部32の左右の側壁33の爪部34を押し広げながら乗り越える。このとき、両側壁33が相互間の間隔を拡大する方向に一旦撓み変形(図5中、二点鎖線33参照)されたのち弾性復元する。これにより、図2に示すように、左右の各爪部34がルーフモール20係止部24と係合、詳しくは各係合溝24bに係入した状態で各係止凸条24aとそれぞれ係合することによって、ルーフモール20がルーフ10のルーフ溝12に対し抜け止めされた状態に装着される。
【0033】
また、ほぼ片持ち梁状のアーム部33aに設けた爪部34によって、ルーフモール20の端末部の近くが係着されることにより、その端末部までルーフモール20をしっかり保持することができる(図1参照)。
【0034】
また、両側壁33の各係合凹溝33bにルーフモール20の各係合突起28がそれぞれ係合することにより、ルーフモール20がアーム部33aの突出方向(図1において左右方向)に関して位置決めされる。
【0035】
上記したルーフモール用クリップ30において、図1に示すように、ルーフモール20に引き上げる方向の外力Fが加わる場合、その外力はクリップ30のアーム部33aを引き上げる力F1として加わり、ひいては接着板31を剥がすモーメントF2として作用する。しかしながら、上記クリップ30によると、図1に示すように、アーム部33aの基端部33Aを接着面31aのアーム部側の端部31Aに対しアーム部33aの反突出方向に溝部39の長さL(図6参照)相当分、ずれている。このため、前記接着板31の接着面31aを剥がすモーメントF2が接着面31aの最も剥がれやすいアーム部側の端部31Aに作用することを回避することができる。
【0036】
これにより、図9に側断面図で示すように、モーメントF2が接着テープ50の剥がれにくい中央部部分(符号、50aを付す)に作用することから、接着板31の剥がれが生じにくい。したがってルーフモール20に引き上げる方向の外力Fが加わった場合の接着板31の剥がれを防止することができる。
【0037】
また、モール係着部32と接着板31との連設部分にアーム部33aに沿って反突出方向(図6において上方)に延びる溝部39を形成することにより、アーム部33aの基端部33Aを接着板31のアーム部側の端部31Aに対しずれている(図1参照)。これにより、モール係着部32と接着板31との連設部分に溝部39を形成するといった簡単な設計変更によって、アーム部33aの基端部33Aを容易にずらせることが可能である。
【0038】
また、ほぼ平行をなす一対のアーム部33aを連結板36により相互に連結したことにより、各アーム部33aの不要な撓み変形を防止することができる。これにより、各アーム部33aの不要な撓み変形によるクリップ取り付け面との干渉や、ルーフモール20の係止部24に対する爪部34の係合解除といった不具合を防止することができる。
【0039】
また、ルーフモール20をアーム部33aの突出方向に関して位置決めする係合凹溝33bを設けたことによって、ルーフモール20をアーム部33aの突出方向に関して位置決めすることにより、クリップ30にルーフモール20を位置合わせした状態で適正に係着することができる。
【0040】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、クリップ30は、樹脂製に代え、板ばね製としてもよい。また、接着板31の接着面31aをルーフ溝12の溝底面12aに接着する手段は、熱硬化性両面接着テープ50に限定されるものではなく、例えば接着剤に代えることができる。また、熱硬化性両面接着テープ50は、接着板31の接着面31aに先付けしたが、ルーフ溝12の溝底面12aに先付けしてもよい。また、本発明のクリップ30は、ルーフモール用クリップ30に限定されるものではなく、一方の部品に接着されかつルーフモール20を片持ち梁状に係着するクリップ30に幅広く適用することができる。また、接着板31、モール係着部32、アーム部33a、連結板36等の形状は、適宜選定されるものである。
【0041】
【発明の効果】
本発明のクリップによれば、一方の部品に接着されかつ他方の部品を片持ち梁状に係着するクリップにおいて、アーム部の基端部を接着部のアーム部側の端部に対しアーム部の反突出方向にずらせたことによって、他方の部品に引き上げる方向の外力が加わった場合の接着部の剥がれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリップの使用状態を表わす一部破断側面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】クリップの斜視図である。
【図4】クリップの接着面を表わす斜視図である。
【図5】クリップの正面図である。
【図6】クリップの平面図である。
【図7】クリップの側面図である。
【図8】図5のVIII−VIII線断面図である。
【図9】接着テープの剥がれにくさを表わす側断面図である。
【図10】ルーフモールの端末部の部分斜視図である。
【図11】従来例を示すクリップの斜視図である。
【図12】クリップの使用状態を表わす一部破断側面図である。
【図13】図12のXIII−XIII線断面図である。
【図14】接着テープの剥がれやすさを表わす側断面図である。
【符号の説明】
10 ルーフ(一方の部品)
12 ルーフ溝
12a 溝底面(クリップ取り付け面)
20 ルーフモール(他方の部品)
24 係止部
30 クリップ
31 接着板(接着部)
31a 接着面
31A 接着面のアーム部側の端部
32 モール係着部
33 側壁
34 爪部
33a アーム部
33b 係合凹溝(位置決め手段)
33A アーム部の基端部
36 連結板(連結部)
39 溝部

Claims (3)

  1. 一方の部品に設けたクリップ取り付け面に接着される接着面を有する接着部と、長尺状をなす他方の部品に設けた係止部を係着する爪部を有しかつ前記接着部の反接着面側に連設された部品係着部とを備え、前記部品係着部の一端側には、前記他方の部品の長手方向に沿ってほぼ片持ち梁状に突出されかつ前記他方の部品の係止部を係着する爪部が配置されたアーム部を設けたクリップであって、
    前記部品係着部と前記接着部との連設部分には、前記アーム部の突出側から反突出方向に向かって該アーム部に沿って延びる溝部が形成されていることを特徴とするクリップ。
  2. 前記部品係着部は、前記アーム部がそれぞれ設けられかつ相互にほぼ平行をなす一対の側壁によって形成され、
    前記一対のアーム部を両者間に架設した連結部により相互に連結した
    ことを特徴とする請求項記載のクリップ。
  3. 前記部品係着部に、前記他方の部品の係止部に設けた係合突起と係合することにより該部品長手方向に関して位置決めする位置決め手段を設けたことを特徴とする請求項1または2記載のクリップ。
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