JP4386443B2 - 遊技機の回路基板収納ケース - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置して使用される遊技機の作動を制御するための回路基板を収納する回路基板収納ケースに関するものである。
パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるパチンコ機やスロットマシン等の遊技機は、パチンコ球やメダル等の遊技媒体に一定の価値が与えられて、ゲームを行って獲得した遊技媒体を種々の景品に交換することができる。遊技機には、その筐体内部に、遊技媒体の供給に基づいて作動させるランプ装置や音声発生装置などの様々な各種駆動装置及びこれら駆動装置を制御させるために対応させた制御回路装置(回路基板)を備えており、遊技者が遊技を行う際にこれらを適宜作動させることによって遊技を興趣に溢れたものとしている。また、近年では、所定の図柄(識別情報)を変動表示し得るリール表示装置または液晶画像表示装置等の図柄可変表示装置を内蔵し、所定条件を満たしたときに図柄を変動させた後に停止表示させるように図柄可変表示装置を作動させるものが主流となっている。これらの装置は回路基板によって制御されている。
最近の遊技機の内部に配設されている回路基板は、基板上に設けられたCPU(Central Processing Unit)が、制御プログラムに従って電子制御を行うものが一般的である。制御プログラムは、マスクROM(Read Only Memory)のような基板上に装着されたICチップにデータとして記憶されており、CPUは、遊技状態に応じてICチップから制御プログラムのデータを逐次読み出して実行することによって制御を行っている。
また、遊技場に設置される遊技機は、制御プログラムが不正に改変されないように管理されており、回路基板を収納ケースに収納し、その収納ケースを、本体枠の所定部材に組み付けるなどして、制御プログラムが不正に改変されないように配慮がなされている(特許文献1)。
特開2001−276385号公報
しかしながら、回路基板が収納される収納ケースには、駆動装置に設けられた外部コネクタを回路基板に設けられた基板側コネクタに接続させるために開口が設けられており、この開口から針金等の金属片を挿入し、基板側コネクタと接続された外部コネクタの接続端子に接触させてショートさせ、それにより回路基板が誤動作させられるという問題があった。
本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、回路基板を誤動作させる不正行為を確実に防止することができる遊技機の回路基板収納ケースを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機の回路基板収納ケースは、基板側コネクタが固定された回路基板が収納され、前記基板側コネクタに差し込まれて前記回路基板と外部回路とを接続する外部コネクタが挿通される接続開口が前記基板側コネクタの受口に対面して形成された遊技機の回路基板収納ケースにおいて、前記接続開口の内周縁に固定される支持部材と、前記接続開口の内側に前記接続開口より小さい矩形状の開口が形成されるように組み合わされるとともに前記矩形状の開口に対して斜め方向にスライド自在に前記支持部材に保持され、前記基板側コネクタに差し込まれた前記外部コネクタの外周壁を構成する4面のうちの隣合う2面と別の2面とにそれぞれ密着するL字形の当接面を有する一対の遮蔽板と、前記支持部材に設けられ、前記一対の遮蔽板を前記外部コネクタの外周壁にそれぞれ押圧する付勢部材と、からなる遮蔽部材を備えたことを特徴とする。
前記支持部材は、前記一対の遮蔽板をそれぞれ保持する一対の支持板により構成され、前記一対の支持板は、それぞれに前記接続開口の内周縁に対して斜めに形成された複数本の蟻溝を有し、前記一対の遮蔽板は、前記複数本の蟻溝と係合する複数本の逆台形スライドレールがそれぞれに設けられ、前記蟻溝の一端側に設けられた前記付勢部材によって前記逆台形スライドレールが押圧されて前記蟻溝に沿って斜めにスライド移動し、前記基板側コネクタに差し込まれた前記外部コネクタの外周壁の全周に亘って前記L字形の当接面を密着させるようにすると良い。
前記遮蔽板の前記当接面は弾性部材により形成されたようにすると良い。
本発明の遊技機の回路基板収納ケースは、この回路基板収納ケースに収納された回路基板に固定された基板側コネクタに外部コネクタを接続するために前記基板側コネクタの受口に対面して設けられた開口において、前記開口の内周縁と前記基板側コネクタに接続された外部コネクタの外周壁との間に形成される隙間を塞ぐように前記開口の周囲に変位自在に支持された遮蔽部材を設け、かつ、この遮蔽部材をその先端部もしくは外周縁部が前記外部コネクタの外周壁に当接させるように付勢部材を備えたことにより前記開口の外部から針金等の異物を挿入することができず、不正行為を防ぐことができる。
以下、本明細書中では遊技機としてスロットマシンを例に挙げて説明しているため、遊技媒体としてメダルを用いて説明するが、遊技媒体としてはコインやパチンコ玉など他の媒体も含む。また、本明細書中で用いる「メダル(遊技媒体)の投入」には、実際にメダル投入口にメダルを投入することの他に、クレジットされたメダルをベットボタンなどによりベットすることを含む。さらに、当選絵柄を入賞有効ライン上に揃えた状態を入賞、入賞となる前の状態で、電子抽選により当選役が当選されている状態を内部入賞とする。
図1に本発明を用いた遊技機の第一の実施例であるスロットマシンの外観を示す。スロットマシン10は、筐体11の前面扉12に4個の表示窓13が設けられており、各々の表示窓13の奥に位置するように第1リール14a、第2リール14b、第3リール14c及びサブリール15が回転自在に組み込まれている。周知のように、第1〜第3リール14a〜14cの外周には複数種類の当選絵柄が一定ピッチで配列され、リールが停止した状態では表示窓13を通して1リール当たり3個の絵柄が観察可能になる。これにより、各リールの絵柄を一個ずつ組み合わせた直線状の入賞有効ラインが横3本斜め2本の合計5本が設定される。
スロットマシン10には、1〜3枚のメダルをベットして遊技が行われる通常モード、通常モードよりもメダルを獲得する確率が高くなるレギュラーボーナス(以下、RB)モード、RBモードへの移行が所定の回数(例えば、3回)行われるビッグボーナス(以下、BB)モードが設けられている。ゲームの開始に先立ってメダル投入口16から1枚のメダルを投入したときには中央横一本の入賞有効ラインが有効化され、2枚では横3本、3枚ではさらに斜め2本を加えた5本の入賞有効ラインが有効化される。また、メダルは50枚を限度にクレジット(貯留)することが可能になっている。なお、表示窓13から1リール当たり例えば4個ずつの絵柄を観察できるようにしておき、横4本の入賞有効ラインのほかに、各リールごとに絵柄を一個ずつ組み合わせるように折れ曲がった別の入賞有効ラインを設定することも可能である。
サブリール15は、スタートレバー17の操作により第1〜第3リール14a〜14cとともに回転を始める。サブリール15は、BBモードに移行させるBBが内部入賞したときに「BIG」を表示する位置で停止され、RBモードに移行させるRBが内部入賞したときに「REG」を表示する位置で停止される。また、電子抽選でハズレが抽選されたときは、何も表示しない位置で停止される。なお、サブリール15の外周に描かれる絵柄は適宜の絵柄にすることが好ましく、絵柄に限らず、例えばマークや数字などにしてもよい。また、サブリール15には、特定の当選役に当選したことを示したり、特定の当選役に当選したか否かの期待度を示す絵柄を描くなど適宜の絵柄を描いて適宜報知を行うようにしてよい。
ストップボタン18a〜18cは、これらを操作することにより、各ボタンに対応した第1〜第3リール14a〜14cが個別に停止される。ストップボタン18a〜18cの上方の操作パネルには、メダルがクレジットされた状態でゲームを行うときに操作される1ベットボタン、MAXベットボタン、ペイアウトボタンなどの各種の操作ボタンが設けられている。これらの操作ボタンの機能はいずれも周知であるのでその詳細については省略する。
筐体11の下部にはメダル受け皿19が設けられており、このメダル受け皿19には、ゲームで入賞が得られたときに得られる配当メダルが払い出し口20から払い出される。
前面扉12は、上扉12aと下扉12bとから構成されている。上扉12a及び下扉12bはそれぞれヒンジ21により取り付けられ、それぞれ図中矢印の方向に回動させることができるようになっている。上扉12aには情報表示手段である液晶パネル22が設けられている。液晶パネル22では、例えばBB、RB、小役などが入賞された際の配当メダルの枚数を表示する配当メダル枚数表示部22a、クレジット枚数表示部22b、BBモードやRBモードで行われたゲーム数を表示するゲーム数表示部22c、メダルの払い出し枚数を表示する払い出し枚数表示部22dなどが設けられ、スロットマシン10の機種ごとに応じた情報が表示される。
図2に示すように、筐体11内部には、主制御部である回路基板24が配設されている。回路基板24は、回路基板収納ケース25に収納されている。リールユニット26は、支持枠27に取り付けられ、支持枠27は筐体11内部に着脱自在に取り付けられている。このため、リールユニット26は、支持枠27とともに交換可能となっている。
リールユニット26は、第1〜第3リール14a〜14c、サブリール15、リール保持枠28から構成されている。リール保持枠28は前面側が開放されており、その内部には図示しないリール支持部材が設けられている。リール支持部材には第1〜第3リール14a〜14c及びサブリール15が回動自在に取り付けられている。これにより、第1〜第3リール14a〜14c及びサブリール15はリール保持枠28と一体にされる。第1〜第3リール14a〜14c、サブリール15は、ステッピングモータ37a〜37d(図9参照)によって回転駆動される。これらステッピングモータ37a〜37dは、リール駆動コントローラ36(図9参照)によって駆動制御される。
回路基板24と、メダルセンサ34、スタート信号センサ35、リール駆動コントローラ36とは、接続ケーブル44〜46を介して電気的に接続されている(図9参照)。各接続ケーブル44〜46の先端部には、回路基板24に接続するために、外部コネクタ44a〜46a(図3参照)が設けられている。各外部コネクタ44a〜46aを、回路基板24に設けられた基板側コネクタ47〜49(図4参照)に挿入することにより、メダルセンサ34、スタート信号センサ35、リール駆動コントローラ36と回路基板24とは電気的に接続される。
回路基板収納ケース25の正面斜視図を図3に、正面分解斜視図を図4に示す。回路基板収納ケース25は、前カバー51と後カバー52とから構成され、後カバー52は、筐体11内部の背面側に組み付けられている。前カバー51と後カバー52とは、回路基板24を収納した状態で取り付けられており、これにより、回路基板24に対して何人も接触できないよう防護している。
前カバー51は、左側端部には円筒状の軸部51aと軸開口51bとが、右側端部にはビス締め孔が形成された円筒状のビス締め部51cが、上面及び下面には係合開口51dが設けられている。軸開口51bは2個、ビス締め部51cは6個、係合開口51dは上下面に2個ずつ設けられている。また、前カバー51には、各接続ケーブル44〜46の先端部に設けられた外部コネクタ44a〜46aを挿入するために、接続開口(本発明に係わる開口)54〜56が設けられている。
後カバー52は、左側端部には軸部51aが挿入されるヒンジ部52aが、内部には回路基板24の基板受けリブ52b(図4参照)が、右側端部にはビス締め孔が形成された円筒状のビス締め部52cが、上面及び下面には係合開口51dに挿入されるテーパ状の係合突起52dが設けられている。ヒンジ部52aは2個、ビス締め部52cは6個、係合突起52dは上下面に2個ずつ設けられている。ビス締め部51cとビス締め部52cとは、ビス59によりビス締め固定される。
図5に示すように、各接続開口54〜56には、前カバー51の上面に図示しない固定部材で固定される支持部57a、58a、後述の回動部を変位自在に支持部57a及び58aに係合させるための回転軸57b,58b、回動部の外周縁部を外部コネクタ44aの外周壁に当接させるための付勢部材としてのコイルバネ57d、58d及び遮蔽板として機能する回動部57c、58cで構成される一対の遮蔽部材57、58が設けられている。なお、遮蔽部材57、58とコイルバネ57d、58dとは別体で設けられてもよい。
本実施例では、外部コネクタ44aが挿入しやすいように接続開口54の4辺の長さが基板側コネクタ47の対応する4辺の長さより大きく設けてあって、接続開口54の4辺の周縁部と基板側コネクタ47に挿入された後の外部コネクタ44aの対応する4辺の外周壁との間に隙間が形成される場合を例としている。従って回動部57c及び58cは、それぞれの外周縁部が基板側コネクタ47に挿入後の外部コネクタ44aの4辺を丁度囲むようにコの字形を成していて、付勢部材であるコイルバネ57d及び58dによってそれぞれ回転軸57b及び58bを軸に外部コネクタ44aの4辺の外周壁に押し付けられて当接されるように支持部57a及び58aに係合される。
図6に遮蔽部材57及び58を接続開口54に取り付けて外部コネクタ44aを挿入する前の状態を示す。回動部57c、58cは手などで強く押すと接続開口54の内部へほぼ90°(度)回動されて基板側コネクタ47が露呈され、開放するとバネ57d、58dの力で基板側コネクタ47の外周壁方向に押し戻される。遮蔽部材57及び58の支持部57a及び58aをそれぞれ回路基板収納ケース24の前カバー51に設けられた接続開口54の周縁の上面に固定し、接続開口54から外部コネクタ44aを回路基板に固定された基板側コネクタ47に挿入できるように回動部57c及び58cを押し下げて基板側コネクタ47が露呈する状態に一時的に保持部材(図示せず)で保持しておく。
図7は外部コネクタ44aが接続開口54を通して基板側コネクタ47に接続された状態を示す。外部コネクタ44aを基板側コネクタ47に挿入した後、遮蔽部材57及び58の回動部57c及び58cを一時的に保持していた保持部材を取り除くと回動部57c及び58cがコイルバネ57d及び58dによって外部コネクタ44aの4辺の外周壁に押し付けられるように付勢されて、回動部57c及び58cの外周縁部が外部コネクタ44aの外周壁に当接する。回動部57c及び58cの外部コネクタ44aの外周壁に当接する外周縁部はやや硬度の高いゴムなどの弾性部材57e及び58eで構成されているので、回動部57c及び58cは外部コネクタ44aの外周壁に隙間なく密着するようにして当接する。なお、遮蔽部材57、58は透明な樹脂から形成されている。
図8の(A)は遮蔽部材の回動部57c及び58cの外周縁部が外部コネクタ44aの外周壁に当接している状態を正面から見た図、(B)はその状態を外部コネクタ44aの側面から見た断面図を示している。図に示すように、遮蔽部材57及び58が接続開口54と外部コネクタ44aとの隙間を遮蔽するようにして、かつ、外部コネクタ44aの4つの辺の外周壁に当接している。
同様にして、接続開口55,56にも遮蔽部材57及び58が取り付けられて外部コネクタ45aと接続開口55との間で形成される隙間、及び外部コネクタ46aと接続開口56との間で形成される隙間を塞ぐようにして遮蔽部材57及び58が外部コネクタ45a及び46aの外周壁に当接される。
図9に示すように、スロットマシン10の作動は基本的にCPU30及びメモリ31を備えた回路基板24によって管制される。回路基板24にはCPU30の他、後述する電子抽選部32、当選役決定部33が設けられている。メダルセンサ34はメダル投入口16から投入された適正なメダルを検知し、CPU30に入力する。メダル投入口16の奥にはセレクタが組み込まれ、不適正なメダルはメダル受け皿19に排出される。また、セレクタは不適切なタイミングでメダルの投入が行われたとき、例えばゲームの途中や各種の操作ボタンが押されたままの状態で投入されたメダルについても、メダルセンサ34を経由させずにメダル受け皿19に排出する。
なお、ゲームの開始に先立って投入するメダルの枚数は1〜3枚に限られているため、クレジット機能を用いていないときには4枚目以降に投入されたメダルもメダルセンサ34で検知されることなくメダル受け皿19に排出される。クレジット機能のオン/オフはペイアウトボタンの1プッシュごとに切替えられる。そして、クレジット機能がオン状態のときには4枚目以降に投入されたメダルもメダルセンサ34で検知され、50枚を限度にスロットマシン内部にクレジットされる。クレジットされたメダルの枚数はクレジット枚数表示器でデジタル表示される。クレジット機能を用いているときには、前述した1ベットボタンやMAXベットボタンの操作によりメダルの投入操作が行われ、そのベット枚数がクレジット枚数から逐次に減算される。また、配当メダルもクレジットされ、ペイアウトボタンを操作したときにクレジットされたメダルが受け皿19に払い出される。
CPU30は、ゲームの開始に先立って投入された1〜3枚のメダルの枚数をメダルセンサ34からの検知信号に基づいて計数し、これにより入賞有効ラインの有効化本数を決定する。ゲームの開始ごとに投入されたメダルのベット枚数は、メダルセンサ34によって積算して計数される。なお、クレジット枚数は図示を省略した別のクレジットメダルカウンタで計数される。
スタート信号センサ35は1〜3枚のメダルが投入された後、スタートレバー17が操作されたときにゲームスタート信号をCPU30に入力する。ゲームスタート信号を受けて、CPU30はメモリ31のROM領域に格納されたプログラムに基づいて第1〜第3リール14a〜14cを回転させるとともにゲームの処理を開始する。
各リールの駆動及び停止制御は、リール駆動コントローラ36によって行われる。それぞれのリールは個別のステッピングモータ37a〜37dの駆動軸に固着され、各ステッピングモータ37a〜37dの駆動を制御することにより各リールの制御が行われる。なお、メモリ31のRAM領域はワーキングエリアとなっており、毎回のゲームごとに利用されるフラグやデータなどの一時的保管や書き換えなどに用いられる。
ステッピングモータ37a〜37dは供給された駆動パルスの個数に応じた回転角で回転するから、CPU30により駆動パルスの供給個数を制御することによって第1〜第3リール14a〜14c及びサブリール15の回転角を制御することができ、また駆動パルスの供給を絶つことによりリールの停止位置を決めることができる。また、各リールには、その基準位置に反射信号部38a〜38cが一体に形成され、その一回転ごとにフォトセンサ39a〜39cがそれぞれの反射信号部の通過を光電検出する。フォトセンサ39a〜39cによるリールごとのリセット信号は、CPU30に入力される。
CPU30内にはステッピングモータ37a〜37dごとにパルスカウンタが設けられ、各々のステッピングモータ37a〜37dに供給された駆動パルスの個数を計数する。そして、フォトセンサ39a〜39cからリセット信号が入力されたときに、対応するパルスカウンタのカウント値をクリアする。したがって、それぞれのパルスカウンタには、各リールの1回転内の回転角に対応した駆動パルスの個数が逐次に更新しながら保存されることになる。
メモリ31のROM領域には絵柄テーブルが格納され、絵柄テーブルには、各リールの基準位置からの回転角に対応した駆動パルスの個数と、リールに一定ピッチで配列されたそれぞれの絵柄を表す絵柄コードとが対応づけられている。したがって、リールごとにパルスカウンタのカウント値を監視することによって、例えば中央の入賞有効ライン上にどの絵柄が移動してきているのかを識別することができ、また、さらにどの程度リールを回転させれば目的の絵柄がその入賞有効ライン上に移動してくるのかを予測することができる。
ストップボタンセンサ(図示せず)はストップボタン18a〜18cが操作されたときにCPU30にリールごとのストップ信号を入力する。スタートレバー17を操作して全リールの回転が始まり、これらの回転が定常速度に達した時点でストップボタン18a〜18cの操作が有効化される。その後、これらを操作することによってそれぞれ対応する第1〜第3リール14a〜14cの停止制御が開始される。なお、複数のストップボタンを操作したときにはタイミングの早い方のリールだけが停止し、完全に同時操作したときにはいずれのリールも停止しない。
CPU30は、ゲームスタート信号を受けて電子抽選部32を作動させる。電子抽選部32は乱数発生器と乱数値サンプリング回路とを含み、ゲームが開始されるごとに1つの乱数値を抽選する。抽選された乱数値は、当選役決定部33に入力され、入力された値に応じて現在実行されたゲームでどのような当選役を与えるかが決定される。
当選役決定部33には、乱数値をその大きさに応じてグループ分けした当選テーブルが複数設けられている。第1当選役抽選テーブルは、通常モードで用いられ、通常モードでのゲームでサンプリングされた乱数値が、BBモードに移行する権利を与えるBB、RBモードに移行する権利を与えるRB、所定枚数のメダル払出しだけを行う小役当選絵柄に対応する小役、メダルの投入なしに同じベット数で次回のゲームを行う権利を与えるリプレイ、一切当たりを発生させないハズレなどのいずれの絵柄に属しているかの判定、すなわち当選判定に用いられる。なお、小役当選絵柄は複数種類あり、それぞれに配当メダルが割り当てられている。そして、サンプリングされた乱数値がいずれの当選絵柄に属した値であるかによって当選役の種類と絵柄とが決められる。
また、当選役決定部33には、第1当選役抽選テーブルの他に、BBモードやRBモードで用いられる当選役抽選テーブルが設けられている。当選役決定部33で当選判定が行われると、決定されたハズレ又は当選役の種類を示す当選役決定信号がCPU30に入力される。
上記のように構成されたスロットマシンの作用について説明する。スロットマシン10を組み立てる際に、回路基板24を回路基板収納ケース25に収納した状態で、本体枠内の所定部材に取り付ける。この時点で遮蔽部材57及び58を組み立てて前カバー51の接続開口54〜56の周縁部の上面に遮蔽部材57及び58の支持部57a及び58aを固定し、前カバー51に設けられた接続開口54〜56の内面において回動部57c及び58cが図6に示す位置(接続開口54〜56を開放する位置)になるように配置しておく(コイルバネ57d及び58dの力で戻されないように取り外しのできる一時的な保持部材で支えておく)。回路基板24を後カバー52に収納し、後カバー52に設けられたヒンジ部52aを前カバー51に設けられた軸開口51bに挿入して、軸部51aをヒンジ部52aに挿入し、軸部51aを基軸にして前カバー51を回転させ、前カバー51を後カバー52に取り付ける。各前カバー51を後カバー52に取り付けると、後カバー52に設けられた係合突起52dが前カバー51に設けられた係合開口51dに挿入され、前カバー51と後カバー52とは係合される。そして、ビス59により、ビス締め部51cとビス締め部52cとをビス締め固定する。これにより、前カバー51と後カバー52とは強固に係合される。更に、前カバー51には基板側コネクタ47〜49の受口に対面して接続開口54〜56が設けられている。
メダルセンサ34に接続された接続ケーブル44の外部コネクタ44aを、接続開口54を通して回路基板24に設けられた基板側コネクタ47に挿入する。同様にして、スタート信号センサ35、リール駆動コントローラ36に接続された接続ケーブル45,46の外部コネクタ45a,46aを、回路基板24に設けられた基板側コネクタ48,49に挿入する。そして、この時点で接続開口54〜56に取り付けてある遮蔽部材57及び58の回動部57c及び58cを支えている一時的な保持部材を取り除くとコイルバネ57d及び58dの力で回動部57c及び58cの外周縁部が外部コネクタ44a〜46aのそれぞれの4つの辺の外周壁に当接するように回動部57c及び58cが戻され、かつ、外部コネクタ44a〜46aと接続開口54〜56との間に形成されている隙間を遮蔽する。
このように、外部コネクタ44aを基板側コネクタ47に挿入後は、遮蔽部材57及び58によって外部コネクタ44aと接続開口54との間にできる隙間が遮蔽されており、かつ、外部コネクタ44aの外周壁に遮蔽部材の回動部57c及び58cが密着するように当接するので、外部より挿入される針金等の金属片を外部コネクタ44a及び基板側コネクタ47の金属端子に接触させてショートさせたり、接続開口54と基板側コネクタ47との隙間から回路基板24に接触させたり、それにより制御回路装置が誤動作させられることがなくなる。また、外部コネクタ44aを基板側コネクタ47に挿入する際に、遮蔽部材57及び58の回動部57c及び58cは、接続開口54を開放する位置で支えられるから、作業性が悪くなることもない。接続開口55及び56においても全く同様の効果をもたらすことができる。
次に本発明による第二の実施例について説明する。図10に示すように前カバー51に形成された接続開口54に遮蔽部材61及び62が装着される。遮蔽部材61及び62は、接続開口54に固定される支持板(遮蔽板支持部材)61a,62aと、支持板61a,62aに形成された蟻溝62f(図11参照)と嵌合する逆台形スライドレール61b62bが設けられL字形に形成された遮蔽板61c,62cとを有する。また、その他の接続開口55及び56にも同様に遮蔽部材61及び62が装着される。
図11に示すように、遮蔽部材62は、支持板62aと遮蔽板62cと板バネ(付勢部材)62dとから構成され、接続開口54の内側に配置される。板バネ62dは、支持板62aに形成された蟻溝62fの一端側に設けられる。遮蔽板62cは、逆台形スライドレール62bが蟻溝62fに挿入され(図の矢印A)、逆台形スライドレール62bの挿入先端側が板バネ62dに当接して、矢印Bで示す斜めの方向へ付勢される。
図12に示すように、一対の遮蔽板61c,62cは、外部コネクタ44aの隣合う長辺と短辺とに当接するようにL字形に配置された当接面を有する弾性部材61e,62eを備える。弾性部材61e,62eは、外部コネクタ44aの外周壁を形成する4面のうちの隣合う2面と別の2面とにそれぞれ密着するように配置され、外部コネクタ44aの外周壁を囲むように組み合わされる。外部コネクタ44aが基板側コネクタ47に差し込まれると、外部コネクタ44aの外周壁によって遮蔽板61c,62cが板バネ62dの付勢力に抗して僅かに押し広げられる。遮蔽板61c62cがそれぞれ板バネ61d62dによって外部コネクタ44aの外周壁に押し付けられるとき、遮蔽板61cの短辺側の部材の上面遮蔽板62cの長辺側の部材の底面と重なり、遮蔽板62cの短辺側の部材の上面遮蔽板61cの長辺側の部材の底面と重なって外部コネクタ44aを隙間なく囲む。
図13の(A)は遮蔽部材61及び62が外部コネクタ44aの外周壁に当接した状態を正面から見た図、(B)は側面から見た断面図を示している。図に示すように、遮蔽部材61及び62によって接続開口54と外部コネクタ44aとの間で形成される隙間が遮蔽されるとともに遮蔽板61c及び62cが外部コネクタ44aの外周壁を構成する4面に密着するように当接するから、第一の実施例と同様、外部より挿入される針金等の金属片を外部コネクタ44a及び基板側コネクタ47の金属端子に接触させてショートさせたり、接続開口54とコネクタ47との隙間からメイン回路基板24に接触させたり、それによりメイン回路基板が誤動作させられることがなくなる。
以上説明したように、本発明の回路基板収納ケースによれば、回路基板に設けられる基板側コネクタと、駆動装置などに設けられた基板側コネクタに接続するための外部コネクタとを接続するために回路基板収納ケースに設けられた接続開口において、外部コネクタの外周壁に密着するように当接するとともに外部コネクタと接続開口との間に形成される隙間を遮蔽する遮蔽部材を備えたから、外部より挿入される針金等の金属片を外部コネクタ及び基板側コネクタの金属端子に接触させてショートさせたり、接続開口と外部コネクタとの隙間から回路基板に接触させたりすることができず、それにより回路基板が誤動作させられることがなくなり、不正行為を確実に防止することができる。
なお、上記の第一の実施例では、外部コネクタに当接する回動部をコの字形の形状としたが、外部コネクタの長辺と短辺を囲むようなL字形の回動部として上下から2つのL字型の回動部でコネクタを囲むようにしてもよい。また、第二の実施例におけるスライド部をL字型としたが、これをコの字型にして一方のスライド部が他方のスライド部に重なるようにしてコネクタを囲む形状としてもよい。
また、上記実施例では、回路基板収納ケースに設けられた基板側コネクタと外部コネクタとを接続するための接続開口の大きさを基板側コネクタのそれぞれ4つの辺の長さよりやや大きい長さとしたが、接続開口の長辺側の長さを基板側コネクタの長辺側の長さと同じになるようにして外部コネクタの短辺側と接続開口の短辺側には隙間が形成されないように予め接続開口を設けておけば、本発明の実施例の遮蔽部材の回動部もしくはスライド部の形状をコの字型やL字型にする必要は無く、単に外部コネクタの長辺側の外周壁のみに当接する一対の遮蔽板で構成することも可能である。
さらに、上記実施例では、遮蔽部材の回動部もしくは遮蔽板を外部コネクタに当接させるための付勢部材としてコイルバネもしくは板バネを用いたが、回転軸もしくは蟻溝に一方向には回動もしくはスライド可能であるが反対方向には回動もしくはスライドが不可能なラチェット式の歯列を設けて、回動部もしくは遮蔽板が外部コネクタに当接しない位置から当接する位置に回動もしくはスライドされた場合にその位置から戻せないような構造としてもよい。
さらに、上記実施形態では、遊技機としてスロットマシンに実施して説明したが、パチンコ機等に実施してもよい。
本発明を実施したスロットマシンの外観を示す斜視図である。 上扉を開放した状態を示す斜視図である。 回路基板収納ケースを示す斜視図である。 回路基板収納ケースを示す分解斜視図である。 本発明による遮蔽部材の第一の実施例を示す斜視図である。 蔽部材を接続開口に取り付けた状態を表す斜視図である。 蔽部材を外部コネクタに当接させた状態を示す斜視図である。 蔽部材を外部コネクタに当接させた状態を示す正面及び側面からの断面図である。 ロットマシンの制御系のブロック図である。 本発明による遮蔽部材の第二の実施例を示す斜視図である。 蔽部材の組立図である。 蔽部材が外部コネクタへ当接した状態を表す簡略化した斜視図である。 蔽部材を接続開口に装着した正面及び側面の断面図である。
符号の説明
10 スロットマシン
11 筐体
25 回路基板収納ケース
44〜46 接続ケーブル
44a〜46a 外部コネクタ
47〜49 基板側コネクタ
51 前カバー
52 後カバー
54〜56 接続開口
57,58 蔽部材
57a,58a 持部
57c,58c 動部
61,62 蔽部材
61a,62a 支持板(支持部材)
61b,62b 逆台形スライドレール
61c,62c 蔽板
62d 板バネ(付勢部材)
61e,62e 弾性部材(当接面)
62f 蟻溝

Claims (3)

  1. 基板側コネクタが固定された回路基板が収納され、前記基板側コネクタに差し込まれて前記回路基板と外部回路とを接続する外部コネクタが挿通される接続開口が前記基板側コネクタの受口に対面して形成された遊技機の回路基板収納ケースにおいて、
    前記接続開口の内周縁に固定される支持部材と、
    前記接続開口の内側に前記接続開口より小さい矩形状の開口が形成されるように組み合わされるとともに前記矩形状の開口に対して斜め方向にスライド自在に前記支持部材に保持され、前記基板側コネクタに差し込まれた前記外部コネクタの外周壁を構成する4面のうちの隣合う2面と別の2面とにそれぞれ密着するL字形の当接面を有する一対の遮蔽板と、
    前記支持部材に設けられ、前記一対の遮蔽板を前記外部コネクタの外周壁にそれぞれ押圧する付勢部材と、
    からなる遮蔽部材を備えたことを特徴とする遊技機の回路基板収納ケース。
  2. 前記支持部材は、前記一対の遮蔽板をそれぞれ保持する一対の支持板により構成され、
    前記一対の支持板は、それぞれに前記接続開口の内周縁に対して斜めに形成された複数本の蟻溝を有し、
    前記一対の遮蔽板は、前記複数本の蟻溝と係合する複数本の逆台形スライドレールがそれぞれに設けられ、前記蟻溝の一端側に設けられた前記付勢部材によって前記逆台形スライドレールが押圧されて前記蟻溝に沿って斜めにスライド移動し、前記基板側コネクタに差し込まれた前記外部コネクタの外周壁の全周に亘って前記L字形の当接面を密着させることを特徴とする請求項1記載の遊技機の回路基板収納ケース。
  3. 前記遮蔽板の前記当接面は弾性部材により形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機の回路基板収納ケース。
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