JP4386228B2 - シート供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、積載されたシート束からシートを1枚ずつ繰り出すシート供給装置に関し、特に、シートの積載状態によらずシート供給動作を安定化させたシート供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、帳票、プリペイドカード、磁気カード、パンチカード及びアパーチャーカード等の比較的小型のシートに表示したバーコード、2次元コード及び磁気情報等の情報を読み取るためのシート読み取り装置におけるシート搬送装置には、搬送手段に臨ませてシート束を保持し、このシート束のシートを1枚ずつ搬送手段に送り込むシート供給装置が設けられている。このシート供給装置へのシート束の装着は、その目的に応じて、シートを垂直に積載したり、水平に積載したり、又は、シート束の側面が斜方形状になるように捌いてから載置する方法が知られている。
【0003】
シートに表示したバーコード等の情報を読み取るために、シート読み取り装置の搬送装置にシートを送り込むシート供給装置としては、例えば、本願出願人が先に出願した実公平7−21453号公報に開示されたシート供給装置が知られている。
【0004】
図13は、実公平7−21453号公報に開示されているシート供給装置の構成を示す側面図である。また、図14は、このシート供給装置の構成を示す平面図である。図13及び14に示すように、この従来のシート供給装置においては、帳票等の複数のシートSからなるシート束S0を載置する供給板101が、シートの送り方向下流側が低くなるように傾斜して設けられている。シート束S0はその側面が斜方形状になるように捌かれ、供給板101上に載置されている。供給板101のシート送り方向下流側先端部の上方には送りローラ23が設けられ、送りローラ23は駆動軸25に軸支されている。また、駆動軸25には電磁クラッチ(図示せず)が連結され、この電磁クラッチを介して原動機(図示せず)より駆動力が付与されている。
【0005】
供給板101におけるシート送り方向下流側先端付近の下方には、搬送軸106が設けられており、搬送軸106に対して一定の間隔をおいて平行に従動軸107が設けられている。
【0006】
搬送軸106には2個の駆動プーリ108が適宜の間隔をおいて軸支固定され、従動軸107には2個の従動プーリ109が回動可能に軸支されている。各駆動プーリ108と従動プーリ109との間には夫々搬送ベルト110が、その上面が供給板101の上面よりも僅かに上方に位置するように架けられている。
【0007】
駆動軸25には、径小部29と径大部30とから構成される回動カム27が固定されている。また、搬送軸106には、搬送軸106に対して図13に示すA方向のみの回転を許容するワンウェイクラッチ111が取り付けられ、ワンウェイクラッチ111には間欠レバー17の一端が軸支されている。間欠レバー17の他端には発条32の一端が掛けられ、発条32の他端はシート供給装置に連結されている。発条32は間欠レバー17を回動カム27へ向かう方向に付勢している。間欠レバー17には回動コロ31が回転自在に取り付けられており、発条32が間欠レバー17を付勢することにより、回動コロ31は常に回転カム27に接触する。
【0008】
また、供給板101の上面には、シートSの両側を保持する1対のシートガイド118が設けられ、その対向間隔は、ラック・ピニオン機構等の調整機構(図示せず)により、搬送するシートSの幅に応じて調整可能である。
【0009】
また、供給板101の上面におけるシートガイド118間には押え板117が設けられている。供給板101には搬送ベルト110の移動方向に平行な方向にガイド溝(図示せず)が設けられている。押え板117はガイド溝に従って移動可能で、押え板117の自重により載置されたシートSの束S0の後端面を送りローラ23に向かう方向に押圧することによって、送りローラ23へのシートSの供給を安定させている。
【0010】
また、送りローラ23の下には弾性部材からなる捌き板33が設けられ、捌き板33は送りローラ23の下面に当接している。捌き板33の下には捌き台34が設けられ、その下にはZ型クランク121が設けられている。捌き板33は捌き台34を介してZ型クランク121の一端に固定されている。そして、このZ型クランク121の他端を従動軸107に回動自在に軸支するとともに、Z型クランク121には引張り発条122が連結され、捌き板33は引張り発条122及びZ型クランク121により送りローラ23に向かう方向に付勢されている。
【0011】
送りローラ23のシート送り方向下流側には、複数のローラとベルトで構成された搬送手段104が設けられている。この搬送手段104と送りローラ23との間には、シートSを搬送手段104に導くためのシート供給口123が設けられ、このシート供給口123にシートSを送り込む1対の送り出しローラ124及び125が設けられている。更に、シート供給口123を挟むようにシートSの通過を検知するセンサ126及び127が設けられている。
【0012】
次に、このように構成された従来のシート供給装置の動作について説明する。図13に示すように、シート束S0を各シートSの一端が搬送ベルト110に接触しシート束S0の側面が斜方形状になるように供給板101上に載置する。シート束S0の後端に押え板117を設置し、押え板117の自重によりシート束S0を送りローラ23に向かう方向(以下、送りローラ23方向という)へ押圧する。
【0013】
駆動軸25に連結された電磁クラッチ(図示せず)が結合すると、原動機(図示せず)の駆動力が駆動軸25へ伝達され、送りローラ23がC方向に回転し、シートSを1枚ずつローラ23と捌き板33との間を通してシート供給口123へ供給する。
【0014】
捌き板33は常に送りローラ23に向けて付勢されているため、供給されたシートSは、送りローラ23及び捌き板33に同時に接触する。2枚以上のシートSが同時に送りローラ23と捌き板33との間に進入しようとした場合、シートS間の摩擦力はシートSと送りローラ23との間の摩擦力及びシートSと捌き板33との間の摩擦力よりも小さいため、送りローラ23に接触している1枚のシートSのみが送りローラ23と捌き板33との間に進入し、送りローラ23と捌き板33とにより挟持され、搬送機構104に供給される。
【0015】
駆動軸25が回転すると、回動カム27が回転し、その径大部30により回動コロ31を介して間欠レバー17が反時計方向に回動押圧される。このとき、ワンウェイクラッチ111の作用により、搬送軸106も同時に回動する。更に、駆動軸25が回転すると、回動コロ31と回動カム27との接触部は径小部29に達し、今度は発条32の作用により間欠レバー17は時計方向に回動する。しかし、ワンウェイクラッチ111の作用により、間欠レバー17の時計方向の回転動作は搬送軸106に伝わらないため、搬送軸106は回動しない。従って、駆動軸25の回転により間欠レバー17の往復動作が発生し、これにより搬送軸106のA方向への間欠的な回転が発生し、搬送ベルト110の上部がB方向に間欠的に移動する。供給板101上に載置されたシートSは、その下端が搬送ベルト110と接触しているため、搬送ベルト110の間欠動作によってシートSにB方向、即ち、送りローラ23方向への搬送力が与えられる。同時に、シート束S0の最先端に位置する1枚のシートSが、送りローラ23によりシート束S0から繰り出される。
【0016】
送りローラ23によって繰り出されたシートSは、送り出しローラ124と125とにより挟持され、シート供給口123へ搬送されて、搬送手段104へ送られる。このとき、センサ126及び127によってシートSの通過が検知され、この検知信号によって電磁クラッチの結合が解除されて送りローラ23が停止するため、次位のシートSは待機状態となる。この後、シートSが搬送手段104の出口(図示せず)に達すると、出口に設けられた検知手段(図示せず)によりシートSの排出が検知される。この検知信号により、再び電磁クラッチが結合され、駆動軸25が回転を開始し、次位のシートSが繰り出される。この動作を繰り返すことにより、シートSの供給動作が進行する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のシート供給装置には以下に示す問題点がある。上述の従来例においては、積載されたシート束S0の後端を、押え板117の自重により送りローラ23方向へ押圧している。しかしながら、このようなシート供給装置で処理されるシートSは、その性質上何らかの工程を経た後に装置に供給される場合が多いため、波打っていたり、しわが発生していたり、カールしていたり等の変形が発生していることが多い。このような変形したシートSを積載した場合、押え板117の自重だけではシートSの束を均一にすることができず、空送り等が発生し、安定したシート供給ができなくなることがある。また、傾斜している供給板101上でのシートSへの押圧力は、押え板117の自重による重力の傾斜方向への分力となるため、その自重に対して小さな押圧力しか得られないという問題点がある。
【0018】
これらの問題点を解決するための手段として、押え板117の重量を増加させるという手段が考えられる。しかし、仮に押え板117の重量を、多数積載させたシートSを均一に整列させるための十分な押圧力が得られる程度まで増加させた場合、シート供給動作が進行して供給板101上のシートSが少なくなると、逆に押圧力が過剰となり、2枚送り等が発生してしまうという問題点がある。また、押え板117によるシートSへの押圧力は、その重力の傾斜方向への分力となるため、重量の増加に対して押圧力強化の効果は小さい。更に、押え板117の重量が増加すると、押え板117のサイズが大きくなり、コンパクトな構成とすることが困難となると共に、装置の重量増加を招くため、そのための強化部材等が必要となり、装置のコストアップを招くという問題点がある。
【0019】
図15乃至17は従来のシート供給装置にシート束を追加積載した場合の動作を示す模式図である。前述したようなシート供給動作により供給板101上のシートSが少なくなると、残っているシート束S1の後方から新たなシート束S2を追加積載することがある。このとき、シート束S1の後端のシートS3を手で支えながら押え板117を後方に逃がし、新たなシート束S2を側面が斜方形状になるように捌いてシート束S1の後方、即ち、シート束S1と押え板117との間に挿入する。
【0020】
しかしながら、図15に示すように、シート束S1と押え板117との間へのシート束S2の挿入の精度が不十分であると、シート束S1とシート束S2との間に隙間ができ、シート束S1の後端のシートS3が、シート束S2の先端のシートS4上に倒れてしまう。この場合、押え板117の自重による押圧力だけでは、この隙間を解消することができず、そのままシート供給動作が進行する。そして、図16に示すように、倒れの発生した部分、即ち、前記隙間が送りローラ23に達すると空送り等の不具合が発生する。また、図17に示すように、シート束S2をシート束S1と押え板117との間に十分に注意深く挿入した場合でも、シート束S2の挿入時にはシート束S1の後端を人間の手(指)で支える必要があるため、シート束S1とシート束S2との間に指の分だけ不可避的に隙間が発生し、シート束S1の後端がシート束S2上に倒れて両者は完全に連続せず、ずれを生じることが多い。この場合も、押え板117の自重による押圧力だけでは、このずれを解消することができずにそのままシート供給動作が進行し、ずれの発生した部分が送りローラ23に達すると、図16に示すように、空送り等の不具合が発生する。
【0021】
また、従来のシート供給装置においては、押え板117の自重をシートSへの押圧力として利用しているため、従来のシート供給装置の構造は、供給板101をシート送り方向が低くなるように傾斜させる構造に限られてしまうという問題点がある。
【0022】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、波打ち、しわ又はカール等の変形が発生しているシートが積載された場合においても、シートの量にかかわらずシート束の密度を均一にしてシート供給動作を安定させ、また、シート供給動作中にシート束が追加された場合においても安定したシート供給動作を継続することを可能とし、更に、供給板の角度を任意に設定可能な軽量且つ簡潔な機構を有するシート供給装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るシート供給装置は、積載されたシート束からシートを1枚ずつ取り出すシート供給装置において、シート束がその側面形状が斜方形状になるように捌いて載置される供給板と、この供給板の上面を一方向に移動して前記シート束を一方向に移動させる搬送ベルトと、前記供給板における前記シート束の移動方向の前端に設けられ前記シート束の前端からシートを1枚ずつ繰り出すローラと、このローラ及び前記搬送ベルトを駆動する駆動手段と、前記供給板上を前記搬送ベルトの移動方向に移動可能に設けられ前記シート束の後端面を押圧するバックガイド部材と、を有し、前記バックガイド部材は、前記シート束の後端面を支持する支持部と、この支持部に回転可能に取り付けられ前記搬送ベルト上に載置されると共に前記搬送ベルトに転接可能のコロと、このコロに制動力を加える制動部材とを有し、前記搬送ベルトに与えられた駆動力が前記制動力により前記支持部に対する回転を阻止されたコロを介して前記支持部に伝達され、これにより前記シート束が前記ローラに向けて押圧され、この押圧力の反力が前記制動力を超えた場合に前記支持部は前記供給板に対して停止することを特徴とする。
【0024】
本発明においては、バックガイド部材がシート束に加える押圧力が小さいときは、制動部材によりコロの回転が阻止され、コロは搬送ベルト上に載置された状態で、コロと搬送ベルトとの間の静止摩擦力によりバックガイド部材が搬送ベルトの移動と共に移動する。搬送ベルトの移動速度がシート束の後端部の移動速度よりも大きくなるように設定すると、バックガイド部材が搬送ベルトと共に移動したときに、次第にシート束に加える圧力が増加し、即ち、シート束からバックガイド部材に加わる反力が増加する。この反力が、制動部材がコロに加える制動力よりも大きくなると、コロは回転して搬送ベルト上を転接するようになり、バックガイド部材は供給板に対して実質的に静止する。この状態でシート供給動作が進行し、シート束からバックガイド部材に加わる反力が減少すると、再びコロの回転は制動部材により阻止され、バックガイド部材は搬送ベルトの移動と共に移動する。この動作を繰り返すことにより、バックガイド部材から常に一定の範囲の押圧力をシート束に加えることができ、シート供給動作が安定する。
【0025】
前記制動部材は、前記支持部に固定され、前記コロを押圧して前記コロとの間に発生する摩擦力により前記コロに制動力を加える弾性部材とすることができ、また、この弾性部材は板ばね又は押しばねとすることができる。これにより、簡略な構造で前記効果を得ることができる。
【0026】
また、前記弾性部材はゴムにより構成することもできる。これにより、前記バックガイド部材を軽量化することができる。
【0027】
前記バックガイド部材は1対の前記コロを連結する回転軸と、この回転軸に一端が連結され、他端が前記支持部に連結されるばね部材とを有し、このばね部材により前記回転軸に作用する押圧力によって、前記ばね部材と前記回転軸との間に発生する摩擦力により前記コロに制動力を加えることができ、また、前記ばね部材は、その長さが調節可能であることが好ましい。これにより、前記ばね部材が前記回転軸を加圧する力の大きさを調整でき、コロに加わる制動力の大きさを調節できる。このため、厚さ又は質が異なるシートに対して最適な制動力を選択することができる。
【0028】
また、前記供給板は前記搬送ベルトの移動方向に沿って形成された溝又は角穴を有し、前記バックガイド部材は前記支持部に固定され前記溝又は角穴に嵌合してこの溝又は角穴に沿って移動可能なガイド部材を有することができる。これにより、前記バックガイド部材が前記搬送ベルトの移動方向に滑らか且つ確実に移動することが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について添付の図面を参照して具体的に説明する。先ず、本発明の第1の実施例について説明する。本実施例は、本発明のシート供給装置が2次元コード読み取り装置に配置された例である。
【0030】
最近、小型の製品等に付与する識別用コードとして、2次元コードが知られている。この2次元コードは、縦横の2次元空間に並べたコードパターンによって種々の情報を表示し、CCD等を使用する読取器によってこのコードパターンを読み取ることにより、種々の情報を識別するものである。また、この2次元コードは、太い線と細い線を並べただけの旧来のバーコードと比較して、表示面積が小さく、表示できる情報量が多いため極めて有効であり、様々な分野で使用されている。
【0031】
図1は、本実施例に係るシート供給装置が配置された2次元コード読み取り装置の構成を示す模式的正面図である。なお、従来の技術の項において示したシート供給装置と同一の構成物には同一符号を付してあり、その詳細な説明は省略する。
【0032】
図1に示すように、2次元コード読み取り装置91においては、地面に対して垂直方向に立設した1対のフレーム7及び8が設けられ、主としてフレーム7とフレーム8との間に、複数枚のシートSからなるシート束S0が載置されシートSを1枚ずつ搬送機構2に供給するシート供給装置1が設けられ、シート供給装置1に隣接し、シート供給装置1により供給されたシートSを受け取り、情報読み取り機構3の近傍を通過させ正常シート収納部5又は不良シート収納部6へ搬送する搬送機構2が設けられ、搬送機構2を通過するシートSから2次元コードを読み取り判別する情報読み取り機構3が設けられている。また、情報読み取り機構3により正常に情報を読み取られ搬送機構2から送出された正常シートを回収する正常シート収納部5及び情報読み取り機構3により正常に情報を読み取られずに搬送機構2から送出された不良シートを回収する不良シート収納部6が設けられ、更に、搬送機構2から送出されたシートSを情報読み取り機構3からの信号に基づいて正常シート収納部5又は不良シート収納部6に振り分ける搬送方向切替機構4が設けられている。
【0033】
以下各機構を詳細に説明する。図2はシート供給装置1の構成を示す模式的正面図であり、図3はシート供給装置1の構成を示す模式的平面図である。シート供給機構1においては、フレーム7とフレーム8との間に、シート束S0をその側面形状が斜方形状になるように捌いて載置する供給板9が、シート送り方向下流側が低くなるように傾斜して設けられている。供給板9には、シート送り方向に延びた角穴52が設けられている。また、供給板9の上面には、シートSの両側側面を保持するための1対のシートガイド10が設けられ、シートガイド10の対向間隔はラック・ピニオン機構等(図示せず)により、シートSの幅に応じて移動させ調整することが可能である。
【0034】
供給板9のシート送り方向下流側先端付近の下方には、搬送軸12がシート送り方向に対して直角に設けられている。また、供給板9のシート送り方向上流側先端付近の下方には、従動軸13が、搬送軸12に対して一定の間隔をおいて平行に設けられている。
【0035】
供給板9のシート送り方向下流側先端付近の上方には、シート送り方向に対して直角に、フレーム7及び8に対して回転自在に駆動軸25が設けられている。また、図3に示すように、駆動軸25におけるフレーム7とフレーム8との中央位置には送りローラ23が軸支して設けられている。送りローラ23は駆動軸25に、ワンウェイクラッチ24を介して図2に示すD方向にのみ回転可能に軸支されている。駆動軸25は軸受26を介してフレーム7及び8に回転自在に支持されている。
【0036】
送りローラ23の下方には捌き板33が設けられ、送りローラ23に当接している。捌き板33の下には捌き台34が設けられ、捌き板33は捌き台34に固定されている。図13に示した従来のシート供給装置と同様の機構により、捌き板33が送りローラ23を押圧する方向に付勢されている。
【0037】
駆動軸25には補助板ブラケット40の一端付近が回動可能に軸支され、この補助軸ブラケット40の他端付近、即ち、駆動軸25のシート送り方向上流側には補助軸36が、補助軸ブラケット40に対して回転自在に支持されている。補助軸36には補助ローラ35が軸支固定されて設けられている。
【0038】
図3に示すように、搬送軸12は、供給板9の下面に固定された搬送軸ブラケット43及びフレーム7に、3個の軸受14を介して回転自在に支持されており、搬送軸12における搬送軸ブラケット43の外側には、駆動プーリ15が2個軸支固定されている。
【0039】
また、従動軸13が、供給板9の下面に固定された従動軸ブラケット19に、2個の軸受20を介して回転自在に設けられており、従動軸13における従動軸ブラケット19の外側には、従動プーリ21が2個軸支固定されている。駆動プーリ15と従動プーリ21との間には、夫々搬送ベルト22がその上面が供給板9の上面よりも僅かに上方に位置するように架けられている。
【0040】
図4は本実施例に係るシート供給装置1の駆動に係る構成を示す模式的正面図であり、図5はその模式的平面図である。図5に示すように、搬送軸12におけるフレーム7の外側には、電磁クラッチ18が設けられている。搬送軸12は、電磁クラッチ18を介して、原動機(図示せず)より動力伝達機構(図示せず)を通じて駆動力が付与されている。更に、搬送軸12における電磁クラッチ18の外側には、図4におけるE方向のみに回転可能なワンウェイクラッチ16を介して間欠レバー17が設けられている。
【0041】
また、駆動軸25におけるフレーム7の外側には、電磁クラッチ28が設けられ、この電磁クラッチ28を介して、駆動軸25は、原動機(図示せず)より動力伝達機構(図示せず)を通じて駆動力が付与されている。更に、駆動軸25における電磁クラッチ28の外側には、回動カム27が軸支固定されている。
【0042】
回動カム27は径小部29と径大部30とから構成されており、回動カム27は、間欠レバー17の一端に回動可能に軸支された回動コロ31に転接している。間欠レバー17はばね等の付勢部材32により、常に回動カム27に向かう方向に付勢されている。これらの機構により、図13及び14に示した従来のシート送り装置と同様の原理によって、駆動軸25の回転により、搬送ベルト22が、載置したシートSを送る方向に間欠動作する。
【0043】
補助軸36にはプーリ37が設けられ、また、送りローラ23の駆動軸25にはプーリ38が設けられている。プーリ37とプーリ38との間にはタイミングベルト39が掛けられ、プーリ37、プーリ38、タイミングベルト39を覆う形で補助軸ブラケット40が設けられている。
【0044】
また、送りローラ23のシート送り方向上流側には、シートSの有無を検知するシート有無検知手段80が設けられ、送りローラ23のシート送り方向上流側直近部におけるシートSの有無を検知する。
【0045】
供給板9上のシートガイド10間の中間位置には、シート束S0を送りローラ23方向に押圧するバックガイド部材44が設けられている。バックガイド部材44は供給板9上をシート送り方向に平行な双方向に移動可能である。バックガイド部材44においては、搬送ベルト22間に固定板46が設けられている。固定板46は、ガイド部材51、押え板45及び板ばね47を支持するものである。固定板46は、供給板9の上面と平行な底面部84と、この底面部84のシート送り方向下流側に設けられ底面部84に対して適宜の角度を持った第1側面部83と、底面部84のシート送り方向上流側に設けられ底面部84に対して垂直な第2側面部85とから構成されている。
【0046】
固定板46の底面部84の下面にはガイド部材51が固定され、ガイド部材51が供給板9に設けられた角穴52に従って移動することにより、バックガイド部材44を供給板9上においてシート送り方向に自在に移動可能としている。第1側面部83にはシート束S0を押圧する押え板45が固定されている。第2側面部85には、板ばね47が固定されている。板ばね47は、固定板46の第2側面部85に固定される固定部47aと、固定部47aの両側でシート送り方向に向かって曲げられ、固定部47aに対して適宜の角度を持った2つの側部47bとから構成されている。各側部47bには、軸受48が設けられている。また、その両端にコロ50を軸支したコロ軸49が設けられ、コロ軸49は、2つの軸受48を介して側部47bに対して回転自在に支持されており、シート送り方向に対して直角に配置されている。コロ50はゴム等の弾性材料により構成され、搬送ベルト22の上面に転接可能に載置されている。即ち、バックガイド部材44は、固定板46の両側に1個ずつコロ50を備え、コロ50が夫々搬送ベルト22に転接可能に載置されることにより供給板9上に配置されている。また、板ばね47は、その弾性力により、軸受48をコロ50に圧接させ、軸受48とコロ50との接触面において発生する摩擦力により、コロ50の回転に対して制動力を与えている。
【0047】
次に、本実施例の2次元コード読み取り装置におけるシート供給装置1以外の部分、即ち、搬送機構2、情報読み取り機構3、搬送方向切替機構4、正常シート収納部5及び不良シート収納部6の構成について説明する。図1に示すように、搬送機構2においては、シートSを通過させる搬送路54が設けられており、搬送路54の最上部、即ち、シート送り方向の最上流部には、シート供給口53が設けられている。また、搬送路54の両側にはガイド板55及び56が設けられている。更に、搬送路54に沿って、シート送り方向の上流側(以下、上流側という)から順に第1駆動ローラ58及び第1従動コロ60、第2駆動ローラ63及び第2従動コロ67、第3駆動ローラ64及び第3従動コロ68の各対が設けられている。これらの駆動ローラ及び従動コロはシートSを搬送するものである。搬送機構2における第2駆動ローラ63及び第2従動コロ67と、第3駆動ローラ64及び第3従動コロ68との間には、シートS上の2次元コードを読み取る情報読み取り機構3が設けられ、第3駆動ローラ64及び第3従動コロ68の下流側には搬送方向切替機構4が設けられている。搬送路54は搬送方向切替機構4の位置で二又に分岐し、一方の分岐には第4駆動ローラ73及び第4従動コロ74が設けられ、この分岐の最下流部には正常シート送出口72が設けられている。また、他方の分岐には第5駆動ローラ76及び第5従動コロ77が設けられ、この分岐の最下流部には不良シート送出口75が設けられている。更に、正常シート送出口72の下には正常シート収納部5が設けられ、不良シート送出口75の下には不良シート収納部6が設けられている。
【0048】
以下、詳細に説明する。シート供給装置1における送りローラ23の下流側には、搬送機構2の第1駆動ローラ58と、第1駆動ローラ58に搬送路54にて転接する第1従動コロ60が設けられている。第1駆動ローラ58は第1駆動軸57に、第1従動コロ60は第1従動軸59に、夫々軸支固定されている。また、第1駆動ローラ58の上流側には、この位置においてシートSの有無を検知するシート供給検知手段81が設けられている。
【0049】
第1駆動ローラ58の下流側には、第1駆動軸57に対して平行で、フレーム7及び8に回転自在に設けられた第2駆動軸61が配置され、第2駆動軸61には、第2駆動ローラ63が適宜の間隔をおいて2個、軸支固定されている。第2駆動ローラ63には、搬送路54にて第2従動コロ67が転接している。第2従動コロ67は、第2駆動軸61と平行に設けられた第2従動軸65に回転自在に軸支されている。第2従動軸65は、ばね等の付勢手段により、第2駆動ローラ63に向かう方向に付勢されている。
【0050】
第2駆動ローラ63の下流側には、第2駆動軸61に対して平行で、フレーム7及びフレーム8に回転自在に設けられた第3駆動軸62が配置され、第3駆動軸62には、適宜の幅を持った第3駆動ローラ64が適宜の間隔をおいて2個、軸支固定されている。第3駆動ローラ64には、搬送路54にて第3従動コロ68が転接している。この第3従動コロ68は、第3駆動軸と平行に設けられた第3従動軸66に回転自在に軸支されている。第3従動軸66は、ばね等の付勢手段(図示せず)により第3駆動ローラ64に向かう方向に付勢されている。なお、第2従動軸65を付勢する付勢力は、第3従動軸66を付勢する付勢力よりも小さく設定されている。
【0051】
第1駆動軸57及び第2駆動軸61には、原動機(図示せず)より、動力伝達機構(図示せず)を通じて駆動力が付与されている。第3駆動軸62はフレーム7の外側に延出し、延出部には電磁クラッチ(図示せず)が設けられている。第3駆動軸62には、この電磁クラッチを介して原動機(図示せず)より、動力伝達機構(図示せず)を通じて駆動力が付与されている。また、第2駆動ローラ63の上流側には、シートSの通過を検知するシート通過検知手段70が設けられている。
【0052】
情報読み取り機構3には、シートSに表示されている2次元コードを読み取るためのスキャナ(図示せず)が設けられている。また、情報読み取り機構3を、図1において搬送路54に対して左右に1対設け、夫々にスキャナを設けることにより、2次元コードがシートSの表裏どちらの面に印刷されていても、これを読み取ることができる。搬送方向切替機構4にはシートSの搬送方向を切替える切替ゲート71が回動可能に設けられている。更に、正常シート送出口72の上流側直近には、駆動力が付与された第4駆動ローラ73と、第4駆動ローラ73に転接する第4従動コロ74と、正常シートの送出を検知する正常シート送出検知手段78が設けられている。不良シート送出口75の上流側直近には、駆動力が付与された第5駆動ローラ76と、第5駆動ローラ76に転接する第5従動コロ77と、不良シートの送出を検知する不良シート送出検知手段79が設けられている。
【0053】
次に、このように構成された本実施例の2次元コード読み取り機の動作について説明する。図1乃至図5に示すように、2次元コードが印刷されたシートSの束S0を、側面が斜方形状になるように捌いて各シートSの下端が搬送ベルト22の上面に接するように供給板9上に載置し、シートガイド10の位置をシート束S0の幅に合致させる。シート束S0を載置する際、バックガイド部材44は最もシート送り方向上流側に手動にて逃がしておく。シート束S0を載置した後、バックガイド部材44を手動にてシート束S0の後端に接触させる程度の位置に配置する。
【0054】
スタートスイッチ(図示せず)を押すことにより、原動機(図示せず)が回転を開始する。次に、駆動軸25に設けられた電磁クラッチ28が結合し、駆動軸25が回転を開始する。
【0055】
駆動軸25が回転すると、送りローラ23が回転する。また、駆動軸25とタイミングベルト39で結ばれている補助軸36も回転し、従って補助軸36に設けられた補助ローラ35も回転する。送りローラ23及び補助ローラ35の回転により、シートSが1枚ずつ繰り出されて搬送機構2へ搬送される。駆動軸25の回転中、図13及び図14に示した従来のシート供給装置と同様の動作により、搬送ベルト22はシートSを送る方向に間欠動作し、下端を搬送ベルト22に接触しているシートSに、送り方向への搬送力を付与する。
【0056】
図1に示すように、供給されたシートSがシート供給口53に達すると、シート供給検知手段81によって検知される。この検知信号より一定時間後に、送りローラ23の駆動軸25に設けられた電磁クラッチ28の結合が解除され、送りローラ23が停止して次位のシートSを待機状態とする。そして、正常シート送出検知手段78又は不良シート送出検知手段79により、シートの送出が検知されると、電磁クラッチ28が再び結合されて送りローラ23が回転し、次位のシートSの供給動作が開始される。
【0057】
図6(a)乃至(c)及び図7(a)乃至(c)は、シート供給装置1の動作を示す模式図である。図6(a)は、シート束S0を搬送ベルト22上に載置し、バックガイド部材44をシート束S0の後端に接触させた直後の状態を示す。この状態ではシート束S0の密度は疎である。また、バックガイド部材44においては、コロ50は板ばね47(図3参照)により制動力が印加されている。
【0058】
次に、図6(b)に示すように、シートSの供給動作を開始する。シートSの供給動作を開始した直後は、シート束S0の密度は疎であるため、板ばね47による制動力のためコロ50は回転しない。また、コロ50は搬送ベルト22に乗っているため、搬送ベルト22の移動と共に送りローラ23方向へ移動し、シート束S0を押圧する。シートSが1枚供給されると、シート束S0の後端はシート1枚分だけ送りローラ23方向へ移動する。一方、シート供給動作に伴って間欠移動する搬送ベルト22の移動量は、前述のシート束S0の後端の移動量を上回るように設定されている。従って、1枚のシートSが供給されたとき、シート束S0の後端の移動量より、搬送ベルト22の移動量の方が大きくなる。すると、搬送ベルト22と共に移動するバックガイド部材44により、シート束S0は徐々に密な状態となる。従って、シートSにカール等の変形が発生している場合でも、シート束S0を整列させるために十分な押圧力が得られ,安定したシート供給動作を行うことができる。
【0059】
シートSの供給動作が繰り返し進行することにより、供給板9上のシートSの枚数が減少しシート束S0の後端は徐々に送りローラ23方向へ移動する。このとき、バックガイド部材44がシート束S0を押圧する押圧力が徐々に増加し、同時にその反力、即ち、バックガイド部材44を押し戻す方向に働くシート束S0による抵抗力が徐々に増加する。
【0060】
その結果、図6(c)に示すように、板ばね47がコロ50に加えている制動力を前記抵抗力が上回る。するとコロ50が搬送ベルト22上で回転するため、バックガイド部材44は供給板9に対して停止する。この状態で更にシート供給動作が進行するので、バックガイド部材44に対するシート束S0による抵抗力が緩和される。
【0061】
図7(a)に示すように、バックガイド部材44がシート束S0に加えている押圧力が一定の値まで減少すると、再び、板ばね47がコロ50に加えている制動力が、シート束S0がバックガイド部材44に加える抵抗力を上回り、コロ50が回転を停止する。このため、再びバックガイド部材44は搬送ベルト22の動作に伴って送りローラ23方向へ移動するようになり、バックガイド部材44がシート束S0を押圧する押圧力は再び増加するようになる。
【0062】
その後、図7(b)に示すように、バックガイド部材44がシート束S0を押圧する押圧力が一定値を超えると、再びコロ50が回転し、図6(c)と同様の状態となり、この押圧力を緩和する。押圧力がある程度緩和されると、図7(c)に示すように、コロ50は回転を停止し、バックガイド44はシート束S0を押圧する。
【0063】
このような動作を繰り返すことによって、バックガイド部材44は搬送ベルト22の動きに引きずられてシート束S0に過剰な押圧力を加えることなく、常に最適な押圧力を保ち、シート束S0の後端の移動に従って移動する。
【0064】
図8(a)及び(b)並びに図9(a)及び(b)は、シート束S1の後方に新たなシート束S2を追加積載した場合の動作を示す模式図である。図8(a)に示すように、シート束S1とバックガイド部材44との間へのシート束S2の追加挿入したとき、挿入の精度が不十分であるとシート束S1とシート束S2との間に隙間ができ、シート束S1の後端のシートS3が、シート束S2の先端のシートS4上に倒れる。このとき、搬送ベルト22に伴って移動するバックガイド部材44の移動量は、シート束S1の移動量よりも大きくなる。
【0065】
その結果、図8(b)に示すように、シート束S1とシート束S2との間の隙間を速やかに解消することができる。シート束S1とシート束S2とが隙間無く接触する。その結果、図6(a)と同様の状態となり、その後図6及び図7に示すようなシート供給動作を行う。
【0066】
また、図9(a)はシート束S1とシート束S2とが完全には連続せず、ずれを生じた場合を示している。この場合も、図9(a)に示すように、バックガイド部材44は搬送ベルト22によって移動する。このとき、シート束S2はバックガイド部材44及び搬送ベルト22の移動により発生した押圧力で、図9における矢印G方向の力、即ちシート束S2がシート束S1を起こす力が発生する。
【0067】
その結果、図9(b)に示すように、シート束S1はシート束S2によって起こされて、シート束S1とシート束S2との間のずれを速やかに解消することができる。シート束S1とシート束S2との間にずれ及び隙間が無くなり、シート束S1及びシート束S2十分な密度になると、バックガイド44におけるコロ50が回転し、シート束S2に対する押圧力が緩和する。上述のようなバックガイド部材44の動作により、シート束S1の後方に新たなシート束S2を追加積載した場合においても、安定したシート供給動作を行うことができる。
【0068】
次に、図1に示すように、シート供給装置1から送出されたシートSは、搬送機構2に送入される。ガイド板55及び56はシート供給口53から供給されたシートSを搬送路54に導き、第1駆動ローラ58と第1従動コロ60、第2駆動ローラ63と第2従動コロ67の順にシートSを挟持し下流へと搬送する。また、シート通過検知手段70がシートSの存在を検知し、この検知から一定時間後に、情報読み取り機構部3が読み取り動作を開始する。
【0069】
第2駆動ローラ63及び第2従動コロ67がシートSを挟持し通過させ、シートSを停止している第3駆動ローラ64及び第3従動コロ68に当接させて停止させる。このとき、情報読み取り機構3によってシートS上の2次元コードを読み取り判別する。
【0070】
このとき、情報読み取り機構部3にシートが斜行して供給されると、情報を読み取るスキャナ(図示せず)に対して2次元コードの画像が傾いてしまうため、情報を読み取れなくなることがある。そこで、シートの送り方向に対して直角方向に適宜の間隔を設けて1対配列された第3駆動ローラ64及び第3従動コロ68にシートSの先端を当接させ、シートSの先端線を第3駆動ローラ64と第3従動コロ68との接線と一致させることにより、斜行しているシートを正常な方向に補正することができる。この補正動作は第2駆動ローラ63及び第2従動コロ67がシートSを挟持したまま行うため、第2駆動ローラ63に向けて第2従動コロ67を付勢する付勢力を、シートSを搬送することができる程度の弱い力とし、シート搬送に対してある負荷が作用すると、第2従動コロ67がシートSに対してスリップするように設定することにより、シートSの補正動作を行っている。
【0071】
第3駆動ローラ64の下流側には、搬送方向切替機構4において、シートSの搬送方向を切替える切替ゲート71が回動可能に設けられている。切替ゲート71が回動しない場合は、正常シート送出口72に向かって搬送路が開かれ、切替ゲート71が回動する場合には、不良シート送出口75に向かって搬送路が開かれる。
【0072】
情報読み取り機構3は、第3駆動ローラ64及び第3従動コロ68に当接して一旦停止したシートS上の2次元コードを読み取り判別する。読み取り判別の結果、正常に読み取りが行われた場合、読み取り判別終了の信号により、第3駆動軸62の電磁クラッチ(図示せず)が連結され、第3駆動ローラ64と第3従動コロ68はシートSを挟持して下流側へ搬送する。更に、切替ゲート71を通過させて、第4駆動ローラ73と第4従動コロ74がシートSを挟持し搬送して、正常シート送出口72から正常シート収納部5へとシートSを搬送する。このとき、正常シート送出口72の正常シート送出検知手段78がシートSの送出を検知する。
【0073】
読み取り判別の結果、正常に読み取りが行われなかった場合、読み取り判別終了後の信号により、DCソレノイド(図示せず)がオン状態となり、切替ゲート71が反時計方向に一定角度回動する。その後、第3駆動軸62の電磁クラッチ(図示せず)が連結し、第3駆動ローラ64と第3従動コロ68とがシートSを挟持して下流側へ搬送する。更に、回動した切替えゲート71を通過させ、第5駆動ローラ76と第5従動コロ77がシートSを挟持し搬送して、シートSを不良シート送出口75から不良シート収納部6へと搬送する。このとき、不良シート送出口75の不良シート送出検知手段79がシートSの送出を検知すると、DCソレノイド(図示せず)がオフ状態となり、切替ゲート71は時計方向に回動して元の位置に戻る。正常シート送出検知手段78又は不良シート送出検知手段79のいずれかがシートSの送出を検知すると、第3駆動軸62の電磁クラッチ(図示せず)の結合が解除される。この後、図4及び5に示すように、駆動軸25に設けられた電磁クラッチ28が結合して送りローラ23が回転を開始し、次位のシートSが繰り出される。この動作を繰り返すことにより、シートSの供給動作が進行する。
【0074】
ところで、送りローラ23が回転を開始する前に、シート有無検知手段80によりシートSの存在が検知されなかった場合、搬送軸12の電磁クラッチ18が結合され、搬送軸12が回転を開始する。これによって搬送ベルト22が連続的に動作し、バックガイド部材44は搬送ベルト22と共にシート送り方向へ移動し、シート束S0は搬送ベルト22によって送りローラ23方向へ搬送される。すると、シート束S0がシート有無検知手段80に検知され、搬送軸12の電磁クラッチ18の結合が解除されて搬送ベルト22は停止する。その後、再び駆動軸25の電磁クラッチ28が結合されて送りローラ23が回転を開始し、シートSの供給動作を開始する。
【0075】
上述したように、本実施例の2次元コード読み取り装置のシート供給装置1においては、バックガイド部材44の作用により、シート束S0には常に最適な押圧力が加わり、安定したシートSの供給動作を得ることができる。また、バックガイド部材44は、シート束S0に対する押圧力をバックガイド部材44の自重ではなく搬送ベルト22の駆動により得ているため、供給板9の角度を任意に設定することができる。これにより、シート供給装置1及び2次元コード読取装置91の設計自由度が増加し、例えば、コンパクト化等に寄与することができる。
【0076】
次に、本発明の第2の実施例について説明する。図10は本実施例に係るバックガイド部材44aの構成を示す模式的平面図である。本実施例のシート供給装置においては、バックガイド部材44aの構成が前記第1の実施例のバックガイド部材44の構成と異なっている。本実施例に係るバックガイド部材44aにおいては、搬送ベルト22間に固定板87が設けられている。固定板87は、ガイド部材51、押え板45及び軸受88を支持するものである。固定板87は、供給板9の上面と平行な底面部87eと、底面部87eのシート送り方向下流側に設けられ底面部87eに対して適宜の角度を持った第1側面部87aと、底面部87eの両側にシート送り方向に対して平行に設けられた1対の第3側面部87cとから構成されている。
【0077】
固定板87の底面部87eの下面にはガイド部材51が固定され、ガイド部材51が供給板9に設けられた角穴52に従って移動することにより、バックガイド部材44aを供給板9上においてシート送り方向に平行な双方向に自在に移動可能としている。また、第1側面部87aにはシート束S0を押圧する押え板45が固定されている。更に、第3側面部87cには軸受88が設けられている。また、両端にコロ50を軸支したコロ軸49が設けられ、2つの軸受88を介してコロ軸49がシート送り方向に対して直角に、回転自在に支持されている。コロ50はゴム等の弾性材よりなり、搬送ベルト22の上面に転接可能に載置されている。軸受88におけるコロ軸49との接触部には、適宜な溝88aが形成され、溝88aには制動部材89が配置されている。本実施例においては、制動部材89はOリングである。
【0078】
このような構成により、制動部材89がコロ軸49と摩擦接触することによって、コロ軸49に対し適切な制動力を加えている。これにより、バックガイド部材44aがシート束S0に加える押圧力が小さいときは、制動部材89とコロ軸49との間の摩擦力によりコロ50が回転せず、バックガイド部材44aが搬送ベルト22の動作に伴って移動するため、前記押圧力が増加する。また、前記押圧力が前記制動力よりも大きくなると、制動部材89とコロ軸49がスリップすることにより、コロ50が回転するため、バックガイド部材44aは停止する。この状態で更にシート供給動作が進行するので、バックガイド部材44aに対するシート束S0による抵抗力が緩和される。なお、本実施例におけるバックガイド部材44a以外のシート供給装置及び2次元コード読取装置の構成及び動作は、前記第1の実施例と同一である。
【0079】
本実施例においては、バックガイド部材44aにおいて金属製の板ばねを使用していないため、前記第1の実施例のバックガイド部材44と比較して軽量化及びコストダウンすることができる。
【0080】
次に、本発明の第3の実施例について説明する。図11は本実施例に係るバックガイド部材44bの構成を示す模式的平面図であり、図12は本実施例に係るバックガイド部材44bの構成を示す模式的正面図である。本実施例のシート供給装置においては、バックガイド部材44bの構成が前記第1の実施例のバックガイド部材44及び前記第2の実施例のバックガイド部材44aの構成と異なっている。本実施例に係るバックガイド部材44bにおいては、固定板87の形状及びコロ軸49の構成は、前記第2の実施例と同様に、固定板87に1対設けた第3側面部87cにコロ軸49が軸受88を介して回転自在に支持される構成となっている。また、固定板87のシート送り方向上流側の端部には、固定板87に対して垂直方向に第2側面部87bが形成されている。第2側面部87bには穴87dが形成されていて、穴87dには、ネジ軸93が取り付けられている。ネジ軸93の軸心は、コロ軸49の軸心に向かうように取り付けられている。ネジ軸93には止め輪94が固定され、ネジ軸93の軸方向の位置を固定している。また、ネジ軸93は第2側面部87bに対して回転可能に取り付けられている。ネジ軸93には調整板95が螺合しており、調整板95は、回転止め部材98と係合している。回転止め部材98は、第2側面部87bの適宜の位置に固定され、シート送り方向下流側に突出しており、調整板95と回転止め部材98とが係合することにより、調整板95がネジ軸93と共に回転しないようにしている。また、コロ軸49に摩擦接触するように当接部材97が設けられており、当接部材97と調整板95とにその両端を当接させて圧縮ばね96が設けられている。圧縮ばね96は当接部材97をコロ軸49に向けて付勢し、当接部材97と調整板95との間に摩擦力を発生させることにより、コロ50の回転に対して制動力を与えている。
【0081】
本実施例のバックガイド部材44bにおいて、ネジ軸93の頭頂部93aを回動させると、ネジ軸93と螺合している調整板95がF方向に移動する。この移動により、圧縮ばね96の全長が変化するので、当接部材97がコロ軸49を押圧する力を変化させることができる。従って、コロ軸49に対する制動力が調整可能となり、厚さ又は質が異なるシート供給に対しても、夫々最適な押圧力を得られるような制動力を選択することができる。また、本実施例において、圧縮ばねではなく引張りばねを使用し、この引張りばねの一端をコロ軸49に、他端を調整板95に掛けることにより、引張りばねの引張り力でコロ軸49に直接制動力を加え、ネジ軸93の回動によりコロ軸49に対する制動力を調整可能とすることもできる。
【0082】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、波打ち、しわ又はカール等の変形が発生しているシートが積載された場合においても、送りローラにシートを圧接する力、即ち給紙圧を均一にすることができることによりシート供給動作を安定させ、また、シート供給動作中にシート束が追加された場合においても安定したシート供給動作を継続することを可能とし、更に、供給板の角度を任意に設定可能な簡潔な機構を有するシート供給装置を得ることができる。本発明のシート供給装置は、例えば、帳票等の比較的小型のシート等に付与される識別用コード等を読み取る読み取り装置のシート供給装置に好適に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るシート供給装置が配置された2次元コード読み取り装置の構成を示す模式的正面図である。
【図2】本実施例に係るシート供給装置の構成を示す模式的正面図である。
【図3】本実施例に係るシート供給装置の構成を示す模式的平面図である。
【図4】本実施例に係るシート供給装置の駆動に係る構成を示す模式的正面図である。
【図5】本実施例に係るシート供給装置の駆動に係る構成を示す模式的平面図である。
【図6】(a)乃至(c)は、本実施例に係るシート供給装置の動作を示す模式図である。
【図7】(a)乃至(c)は、本実施例に係るシート供給装置の動作を示す模式図である。
【図8】(a)及び(b)は、本実施例に係るシート供給装置において、シート束S1の後方から新たなシート束S2を追加積載した場合の動作を示す模式図である。
【図9】(a)及び(b)は、本実施例に係るシート供給装置において、シート束S1の後方から新たなシート束S2を追加積載した場合の動作を示す模式図である。
【図10】本発明の第2の実施例に係るバックガイド部材の構成を示す模式的平面図である
【図11】本発明の第3の実施例に係るバックガイド部材の構成を示す模式的平面図である。
【図12】本発明の第3の実施例に係るバックガイド部材の構成を示す模式的正面図である。
【図13】従来のシート供給装置の構成を示す側面図である。
【図14】従来のシート供給装置の構成を示す平面図である。
【図15】従来のシート供給装置の動作を示す模式図である。
【図16】従来のシート供給装置の動作を示す模式図である。
【図17】従来のシート供給装置の動作を示す模式図である。
【符号の説明】
1;シート供給機構
2;搬送機構
3;情報読み取り機構
4;搬送方向切替機構
5;正常シート収納部
6;不良シート収納部
7;フレーム
8;フレーム
9;供給板
10;シートガイド
12;搬送軸
13;従動軸
14;軸受
15;駆動プーリ
16;ワンウェイクラッチ
17;間欠レバー
18;電磁クラッチ
19;従動軸プラケット
20;軸受
21;従動プーリ
22;搬送ベルト
23;送りローラ
24;ワンウェイクラッチ
25;駆動軸
26;軸受
27;回動カム
28;電磁クラッチ
29;径小部
30;径大部
31;回動コロ
32;発条
33;捌き板
34;捌き台
35;補助ローラ
36;補助軸
37;プーリ
38;プーリ
39;タイミングベルト
40;補助軸ブラケット
43;搬送軸ブラケット
44、44a、44b;バックガイド部材
45;押え板
46;固定板
47;板ばね
48;軸受
49;コロ軸
50;コロ
51;ガイド部材
52;角穴
53;シート供給口
54;搬送路
55;ガイド板
56;ガイド板
57;第1駆動軸
58;第1駆動ローラ
59;第1従動軸
60;第1従動コロ
61;第2駆動軸
62;第3駆動軸
63;第2駆動ローラ
64;第3駆動ローラ
65;第2従動軸
66;第3従動軸
67;第2従動コロ
68;第3従動コロ
70;シート通過検知手段
71;切替ゲート
72;正常シート送出口
73;第4駆動ローラ
74;第4従動コロ
75;不良シート送出口
76;第5駆動ローラ
77;第5従動コロ
78;正常シート送出検知手段
79;不良シート送出検知手段
80;シート有無検知手段
81;シート供給検知手段
83;第1側面部
84;底面部
85;第2側面部
87;固定板
87a;第1側面部
87b;第2側面部
87c;第3側面部
87d;穴
87e;底面部
88;軸受
88a;溝
89;制動部材
91;2次元コード読取装置
93;ネジ軸
93a;ネジ軸93の頭頂部
94;止め輪
95;調整板
96;圧縮ばね
97;当接部材
98;回転止め部材
101;供給板
104;搬送手段
106;搬送軸
107;従動軸
108;駆動プーリ
109;従動プーリ
110;搬送ベルト
111;ワンウェイクラッチ
117;押え板
118;シートガイド
121;Z型クランク
122;引張り発条
123;シート供給口
124;送り出しローラ
125;送り出しローラ
126;センサ
127;センサ
S;シート
S0;シート束
S1;シート束
S2;シート束
S3;シート
S4;シート

Claims (7)

  1. 積載されたシート束からシートを1枚ずつ取り出すシート供給装置において、シート束がその側面形状が斜方形状になるように捌いて載置される供給板と、この供給板の上面を一方向に移動して前記シート束を一方向に移動させる搬送ベルトと、前記供給板における前記シート束の移動方向の前端に設けられ前記シート束の前端からシートを1枚ずつ繰り出すローラと、このローラ及び前記搬送ベルトを駆動する駆動手段と、前記供給板上を前記搬送ベルトの移動方向に移動可能に設けられ前記シート束の後端面を押圧するバックガイド部材と、を有し、前記バックガイド部材は、前記シート束の後端面を支持する支持部と、この支持部に回転可能に取り付けられ前記搬送ベルト上に載置されると共に前記搬送ベルトに転接可能のコロと、このコロに制動力を加える制動部材とを有し、前記搬送ベルトに与えられた駆動力が前記制動力により前記支持部に対する回転を阻止されたコロを介して前記支持部に伝達され、これにより前記シート束が前記ローラに向けて押圧され、この押圧力の反力が前記制動力を超えた場合に前記支持部は前記供給板に対して停止することを特徴とするシート供給装置。
  2. 前記制動部材は、前記支持部に固定され、前記コロを押圧して前記コロとの間に発生する摩擦力により前記コロに制動力を加える弾性部材であることを特徴とする請求項1に記載のシート供給装置。
  3. 前記弾性部材が板ばね又は押しばねであることを特徴とする請求項2に記載のシート供給装置。
  4. 前記弾性部材がゴムからなることを特徴とする請求項2に記載のシート供給装置。
  5. 前記バックガイド部材は1対の前記コロを連結する回転軸と、この回転軸に一端が連結され、他端が前記支持部に連結されるばね部材とを有し、このばね部材により前記回転軸に作用する押圧力によって、前記ばね部材と前記回転軸との間に発生する摩擦力により前記コロに制動力を加えることを特徴とする請求項1に記載のシート供給装置。
  6. 前記ばね部材は、その長さを調節可能であることを特徴とする請求項5に記載のシート供給装置。
  7. 前記供給板は前記搬送ベルトの移動方向に沿って形成された溝又は角穴を有し、前記バックガイド部材は前記支持部に固定され前記溝又は角穴に嵌合してこの溝又は角穴に沿って移動可能なガイド部材を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート供給装置。
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