JP4382142B2 - 産業車両の揺動制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は産業車両の揺動制御装置に関するものであり、特に、フォークリフト等の産業車両に於いて後車軸に対するフレームの揺動を規制または許容する揺動制御装置に関するものである。
此種産業車両の一例としてフォークリフトが挙げられ、図13に一般的なフォークリフトの概要を示す。同図に於いて、1はフレーム、2はフレーム1の前側に前後方向へ回動可能に立設されたマスト、3はマスト2に沿って上昇下降する荷役用のフォーク、4はフォークを昇降させるリフトシリンダ、5はマスト2を前後に傾斜させるチルトシリンダである。また、6はフォークリフトの走行駆動輪である前車輪、7は操舵輪である後車輪、8はフォークリフトの操舵ハンドルである。
図14及び図15は従来のフォークリフトの揺動装置を示し、9は左右の後車輪7,7が装着される後車軸、10は該後車軸9の長手方向略中央部の前後両側に凸設された支持ピン、11は夫々の支持ピン10,10を前記フレーム1に保持する支持サポートである。また、12はフレーム1の下面両側に固設されたストッパであり、通常走行状態に於いて後車軸9の上面と所定の間隙を有するように設けられ、左右何れかのストッパ12が後車軸9の上面に当接するまで、後車軸9に対してフレーム1が揺動可能となっている。
斯くして、フォークリフトが走行する路面に凹凸があったり、或いは路面が傾斜している場合であっても、前記フレーム1が後車軸9の支持ピン10を中心に左右に揺動するので、前車輪6及び後車輪7は路面に接地して安定走行することができる。
従来のフォークリフトは、前述したようにフレームが後車軸に対して揺動可能に形成されているが、フォークリフトが旋回するときには車両に遠心力や慣性力が働き、横方向力が前車輪間の中心と後車輪間の中心を結ぶ車両センタ軸に垂直方向に働くため、図16に示すように、後車軸に対してフレームが揺動して旋回中心側の前車輪が路面から浮上し、車両の姿勢が不安定になることがある。
また、高積み荷役作業に於いては、荷重の重心位置の左右へのずれやマストの左右のガタや撓み等により車両に横方向力が働くため、然るときも、後車軸に対してフレームが揺動し、横方向力がかかる側と反対側の前車輪が路面から浮上して車両の姿勢が不安定になることがある。
これに対して、フレームの揺動を規制する装置が提案されているが(例えば特開平10−58935号公報等)、フォークリフト等の産業車両が走行する路面は必ずしも平面ではないため、フレームが水平であっても後車軸が路面の凹凸や傾斜により大きく揺動している状態のときにフレームの揺動を規制すると、後車軸が接している路面が水平に戻ったときや、路面の傾斜が反対になったときは、フレームを横方向に揺動させた状態で固定することになり、揺動を規制する装置を装備していない産業車両よりも車両の姿勢が不安定となる。
そこで、後車軸に対してフレームが揺動可能に支持された産業車両に於いて、車両の状態に応じてフレームの揺動を規制または許容して、車両の姿勢を安定に保持するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、後車軸の略中央部にフレームを揺動可能に支持した産業車両に於いて、
該後車軸の端部とフレームとの間に油圧シリンダを介装し、この油圧シリンダの上室と下室とを結ぶ油路に、作動油の連通と遮断とを切り替える電磁切替弁と、作動油の給排をするアキュムレータと、前記油圧シリンダの荷重を検出する手段とを設け、前記フレームの揺動角及び前記油圧シリンダの荷重に応じて電磁切替弁を切り替え操作し、フレームの揺動を規制し得る制御手段を備えて成り該制御手段は、フレームが揺動した状態から水平に戻ろうとする時は、フレーム揺動規制がかからないように制御する機能を有していることを特徴とする産業車両の揺動制御装置を提供するものである。
そして、請求項2記載の発明は、上記制御手段は、上記フレームが後車軸に対して一定以上揺動した状態で、且つ、揺動規制状態である場合、油圧シリンダの上室と下室との圧力差によって該油圧シリンダの荷重方向を検出し、水平状態に戻る方向へ荷重がかかっていることをもって揺動規制状態を解除する機能を有していることを特徴とする請求項1記載の産業車両の揺動制御装置を提供するものである。
請求項1記載の発明は、後車軸の端部とフレームとの間に油圧シリンダを介装し、この油圧シリンダの上室と下室とを結ぶ油路に、作動油の連通と遮断とを切り替える電磁切替弁と、作動油の給排をするアキュムレータと、前記油圧シリンダの荷重を検出する手段とを設け、前記フレームの揺動角及び前記油圧シリンダの荷重に応じて電磁切替弁を切り替え操作し、フレームの揺動を規制し得る制御手段を備えて成り該制御手段は、フレームが揺動した状態から水平に戻ろうとする時は、フレーム揺動規制がかからないように制御する機能を有しているので、フレームが後車軸に対して一定以上揺動した場合は「両方向規制」の作動モードになり、更に、フレームが大きく揺動した状態から水平状態に戻ろうとする状態を検出している間は、「両方向規制」を解除して揺動を許容することにより、車両の姿勢を安定させることができる。即ち、油圧シリンダの上室と下室との圧力差によって油圧シリンダの荷重方向を検出し、安全側に荷重が掛かっている場合は揺動規制を解除して車両の安定化を図っている。
又、請求項2記載の発明は、上記制御手段は、上記フレームが後車軸に対して一定以上揺動した状態で、且つ、揺動規制状態である場合、油圧シリンダの上室と下室との圧力差によって該油圧シリンダの荷重方向を検出し、水平状態に戻る方向へ荷重がかかっていることをもって揺動規制状態を解除する機能を有しているので、荷役規制作動時においても、又、走行規制作動時においても、シリンダの上下室圧の差圧によって油圧シリンダの荷重方向を検出し、水平状態に戻る方向へ荷重がかかっていることをもって揺動規制状態を解消することとなるので、車両の姿勢を安定させることができる。

本発明の実施形態1の揺動制御装置を示す解説図。 本発明の実施形態2の揺動制御装置を示す解説図。 本発明に関連する揺動制御装置を示す解説図。 操舵角センサの組み付け構造を示す後車軸の平面図。 操舵角センサの組み付け構造を示すキングピン部分の後車軸の縦断面図。 (a)揺動角センサの組み付け構造を示す正面図。 (b)揺動角センサの組み付け構造を示す側面図。 揚高と積載荷重に対する揺動規制の要否判断を示すマップ図。 走行速度と操舵角に対する揺動規制の要否判断を示すマップ図。 走行速度と操舵角速度に対する揺動規制の要否判断を示すマップ図。 実施形態1及び実施形態2に於ける揺動角と圧力差に対する揺動規制と規制解除を示すマップ図。 (a)乃至(c)はフレームの揺動と規制に関しての説明図。 本発明に関連する図3に示す揺動角と揺動規制の作動モードを示すマップ図。 産業車両の一例である一般的なフォークリフトの概要を示す側面図。 従来のフォークリフトの揺動装置を示す後車軸の正面図。 従来のフォークリフトの揺動装置を示す後車軸の縦断側面図。 フレームが揺動した状態を示すフォークリフトの背面図。
以下、本発明の実施の形態を図に従って詳述する。尚、産業車両の一例としてフォークリフトの揺動制御装置について説明するが、フォークリフトの概要は図13に示したものと同一であるので、その説明は省略するものとし、また、従来と同一構成部分には同一符号を使用する。
図1は本発明の実施形態1を示し、同図に於いて、13は両ロッド式の油圧シリンダであり、該油圧シリンダ13のロッド側は後車軸9の左右何れかの端部に固設したブラケット14に支持され、該油圧シリンダ13のヘッド側は前記フレーム1の下面に固設したブラケット15に支持されている。該油圧シリンダ13の上室13aに連通する油路16と下室13bに連通する油路17の途中に、3ポート2位置の電磁切替弁18を設け、油路16と油路17に作動油を給排するアキュムレータ19を配設する。油圧回路から作動油が漏れた場合は、該アキュムレータ19内の油を油路16,17に補給し、油圧回路の作動油が熱膨張した場合は該アキュムレータ19に油を吸収する。また、油圧シリンダ13の上室13aの圧力を検出する手段として油路16に圧力センサ20を設けるとともに、下室13bの圧力を検出する手段として油路17に圧力センサ21を設ける。これら圧力センサ20,21の検出信号はコントローラ22へ入力され、上室13aと下室13bの圧力が演算される。
ここで、前記電磁切替弁18のソレノイド23がコントローラ22からの電流によって励磁されたときは、該電磁切替弁18が遮断位置18aから連通位置18bに切り替わる。従って、油圧シリンダ13の上室13aと下室13bの作動油が流出入して、油圧シリンダ13の伸縮が可能になるとともに、アキュムレータ19が油路16,17に連通して作動油がアキュムレータ19に給排される。然るときは、後車軸9に対してフレーム1の左右方向の揺動、即ち支持ピン10を中心とする時計方向及び反時計方向の両方向の揺動が可能となる(以後、本作動モードを「規制解除」と称する)。
一方、コントローラ22からの電流が停止してソレノイド23が非励磁になると、前記電磁切替弁18が遮断位置18aに切り替わる。従って、油圧シリンダ13の上室13aと下室13bの作動油が流出入できなくなり、油圧シリンダ13の伸縮が不可能となる。然るときは、後車軸9に対して前記フレーム1の時計方向及び反時計方向の両方向の揺動が規制される(以後、本作動モードを「両方向規制」と称する)。
ここで、前記圧力センサ20,21以外のセンサについて説明すれば、後車軸9に対するフレーム1の揺動角を検出する手段として、前記支持サポート11の上部に揺動角センサ24を設け、車両の操舵角を検出する手段として、後車軸9のキングピン25に操舵角センサ26を設ける。また、27は車両の走行速度を検出するためにトランスミッションやデファレンシャルギヤ等の減速機構部(図示せず)に取り付けられた速度センサ、28は積載荷重を検出するためにリフトシリンダ4等の油圧回路(図示せず)に設けられた荷重センサであり、29は積載荷重の揚高を検出するためにマスト2に取り付けられた揚高センサである。
図2は本発明の実施形態2を示し、図1に示した実施形態1と同一構成部分については、同一符号を付してその説明を省略する。同図に於いて、31は片ロッド式の油圧シリンダであり、該油圧シリンダ31のロッド側は後車軸9の左右何れかの端部に固設したブラケット14に支持され、該油圧シリンダ31のヘッド側は前記フレーム1の下面に固設したブラケット15に支持されている。該油圧シリンダ31の上室31aに連通する油路16と下室31bに連通する油路17の途中に、2ポート2位置の電磁切替弁32,33を直列に設け、双方の電磁切替弁32と33の間にアキュムレータ19を配設する。油圧回路から作動油が漏れた場合は、該アキュムレータ19内の油を油路16,17に補給し、油圧回路の作動油が熱膨張した場合は該アキュムレータ19に油を吸収するとともに、油圧シリンダ31のロッドの差体積を給排する作用をなすものである。
一方の電磁切替弁32のソレノイド34がコントローラ22からの電流によって励磁されたときは、該電磁切替弁32が遮断位置32aから連通位置32bに切り替わり、他方の電磁切替弁33のソレノイド35がコントローラ22からの電流によって励磁されたときは、該電磁切替弁33が遮断位置33aから連通位置33bに切り替わる。従って、双方の電磁切替弁32,33が夫々連通位置32b,33bに切り替わった状態では、油圧シリンダ31の上室31aと下室31bの作動油が流出入して、油圧シリンダ31の伸縮が可能になるとともに、アキュムレータ19が油路16,17に連通して作動油がアキュムレータ19に給排される。然るときは、後車軸9に対してフレーム1が時計方向及び反時計方向に揺動が可能な「規制解除」の作動モードとなる。
これに対して、コントローラ22からの電流によってソレノイド34及び35が非励磁になると、前記電磁切替弁32,33が夫々遮断位置32a,33aに切り替わる。従って、油圧シリンダ31の上室31aと下室31bの作動油が流出入できなくなり、油圧シリンダ31の伸縮が不可能となる。然るときは、後車軸9に対するフレーム1の揺動が規制される「両方向規制」の作動モードとなる。
図3は本発明の実施形態に相当するものではないが、本発明に関連しているので同時に説明するものとする。尚、図1に示した実施形態1及び図2に示した実施形態2と同一構成部分については、同一符号を付してその説明を省略する。同図に於いて、13は両ロッド式の油圧シリンダであり、該油圧シリンダ13の上室13aに連通する油路16と下室13bに連通する油路17の途中に、2ポート2位置の電磁切替弁36を設け、この電磁切替弁36と並列に油路16と油路17に作動油を給排するアキュムレータ19を配設する。38,39はアキュムレータ19と油圧シリンダ13の上室13aまたは下室13bとの間に設けられた絞り弁であり、この絞り弁38,39は遮断されてはいないが略全閉に近い状態に絞られており、油漏れ時にアキュムレータ19から作動油を補給するとともに、作動油膨張時にアキュムレータ19へ作動油の排出を可能にしている。
電磁切替弁36のソレノイド37がコントローラ22からの信号によって励磁されたときは、該電磁切替弁36が遮断位置36aから連通位置36bに切り替わる。従って、油圧シリンダ13の上室13aと下室13bの作動油が流出入して、油圧シリンダ13の伸縮が可能となる。然るときは、後車軸9に対してフレーム1が時計方向及び反時計方向に揺動が可能な「規制解除」の作動モードとなる。
これに対して、コントローラ22からの信号がなくなりソレノイド37が非励磁になると、前記電磁切替弁36が遮断位置36aに切り替わる。従って、油圧シリンダ13の上室13aと下室13bの作動油が流出入できなくなり、油圧シリンダ13の伸縮が不可能となる。然るときは、後車軸9に対するフレーム1の揺動が規制される「両方向規制」の作動モードとなる。
次に、図4及び図5に従って、操舵角センサ26の組み付け構造について説明する。後車軸9の中央部にベルクランク40が回動可能に枢着され、後車軸9の両端部にブラケット41,41を設け、このブラケット41,41に後車輪7,7を支持するナックルアーム42,42を装着する。ナックルアーム42にはキングピン25を固着してあり、該キングピン25の上端部及び下端部が軸受43,43を介して後車軸9に回動自在に支持されている。また、ベルクランク40は左右一対のタイロッド44,44を介してナックルアーム42,42に連結してある。前記操舵ハンドル8の操作によってベルクランク40がベルクランクピン45を中心に回動し、タイロッド44,44が左右方向に押し引きされると、ナックルアーム42,42がキングピン25,25を中心に回動して後車輪7,7が操舵される。操舵角センサ26は左右何れかのキングピン25に装着されている。而して、操舵ハンドル8の操作によって後車輪7,7が操舵されると、キングピン25の回転が操舵角センサ26に伝達され、キングピン25の回転変位をコントローラ22にて判別することにより操舵角が演算される。
図6は揺動角センサ24の組み付け構造を示し、該揺動角センサ24は円筒形の本体部24aと、本体部24aの端部に設けられた取付フランジ24bと、取付フランジ24bから水平に突出する入力軸24cとを備え、入力軸24cの先端部にリンクプレート50を固着してあり、このリンクプレート50の先端部には長手方向に沿ってガイド孔51が開穿されている。そして、前記取付フランジ24bにより揺動角センサ24をフレーム1にボルト付けしてある。一方、後車軸9に逆L字形のアーム52を立設するとともに、該アーム52の先端部にピン53を揺動角センサ24側へ突設し、このピン53が前記リンクプレート50のガイド孔51に挿入されている。
同図(a)の二点鎖線に示すように、後車軸9に対してフレーム1が支持ピン10を中心に時計方向へ揺動したときは、前記揺動角センサ24の位置が図中右上方へ移動し、アーム52のピン53がリンクプレート50のガイド孔51に係合しているために、揺動角センサ24に対して該リンクプレート50及び入力軸24cが反時計方向に回動する。従って、該揺動角センサ24の検出信号の変化がコントローラ22に入力されて、後車軸9に対するフレーム1の揺動方向及び揺動角(換言すればフレーム1に対する後車軸9の揺動方向及び揺動角)が演算される。
このように、揺動角センサ24を後車軸9の揺動中心である支持ピン10から離れた位置で、且つ、該支持ピン10と、揺動角センサ24の入力軸24cと、リンクプレート50のガイド孔51と、アーム52のピン53とを直線状に設置することにより、揺動角センサ24の回動角度が増幅されて、安価なセンサにて正確な揺動角を検出することができる。後車軸9の揺動角が例えば±3°であっても、揺動角センサ24の入力軸24cに対する前記ピン53の回転角度が例えば±45°に増幅されるため、高精度の特別なセンサを使用せずに一般的なセンサにて揺動角を正確に検出できる。また、前記支持ピン10と、揺動角センサ24の入力軸24cと、リンクプレート50のガイド孔51と、アーム52のピン53とが直線状に設置されているので、時計方向と反時計方向の揺動角センサ24の回転角度が対称となり、揺動角の正と負の値が同一となって判定が容易になる。
更に、リンケージを使用しないので誤差が少なく、リンケージの調整が不要であるとともに、部品点数の減少によって組み立て工数が低減でき、簡易且つ安価構成で正確な揺動角を検出することが可能となる。また、組み立てに際しても、フレーム1に揺動角センサ24を取り付け、後車軸9にピン53の付いたアーム52を装着するのみであり、きわめて簡単な構造で正確な揺動角の検出が可能である。
而して、前記コントローラ22は制御システム起動時に故障フラグfを初期化し、圧力センサ20及び21、揺動角センサ24、操舵角センサ26、速度センサ27、荷重センサ28、揚高センサ29からの検出信号を読み込み、各センサからの入力値が故障や断線または短絡時に発生する値になっているか否かを検証して故障の有無を判断する。
ここで、図1に示した実施形態1及び図2に示した実施形態2に於いては、圧力センサ20,21が正常であるときは夫々の入力値から油路16と油路17の圧力を演算し、油圧シリンダ13の上室13aと下室13bの圧力差または油圧シリンダ31の上室31aと下室31bの圧力差を算出する。この圧力差pは上室の圧力から下室の圧力を引いた差圧である。圧力センサ20,21からの入力値が故障や断線等の値であるときは圧力差pに「0」を入力し、故障フラグfに「圧力センサ20(または21)の故障」を入力する。
揺動角センサ24が正常であるときは入力値から後車軸9に対するフレーム1の揺動角yを演算する。揺動角yはフレーム1が時計方向へ揺動したときに正の値とする。揺動角センサ24からの入力値が故障や断線等の値であるときは揺動角yに「エラー」を入力し、故障フラグfに「揺動角センサ24の故障」を入力する。
また、操舵角センサ26が正常であるときは入力値から操舵角r、操舵方向d、操舵角速度drを演算する。ここでいう操舵角rはキングピン25の切れ角ではなく、車両の実操舵角の絶対値であり、操舵角速度drは実操舵角の時間に対する変化率である。操舵角センサ26からの入力値が故障や断線等の値であるときは、操舵角rに「最大操舵角」を入力するとともに操舵方向dに「エラー」を入力し、且つ、操舵角速度drに「最大操舵角速度」を入力し、故障フラグfに「操舵角センサ26の故障」を入力する。
これと同様に、速度センサ27が正常であるときは入力値から車両の走行速度vを演算する。速度センサ27からの入力値が故障や断線等の値であるときは走行速度vに「最高速」を入力し、故障フラグfに「速度センサ27の故障」を入力する。また、荷重センサ28が正常であるときは入力値から積載荷重wを演算する。荷重センサ28からの入力値が故障や断線等の値であるときは積載荷重wに「最大荷重」を入力し、故障フラグfに「荷重センサ28の故障」を入力する。
更に、揚高センサ29が正常であるときは入力値から積載荷重の揚高hを演算する。揚高センサ29からの入力値が故障や断線等の値であるときは揚高hに「最高値」を入力し、故障フラグfに「揚高センサ29の故障」を入力する。例えば、低揚高と中揚高と高揚高との3つの揚高センサを装備した場合は、ア.低揚高以下の揚高、イ.低揚高から中揚高までの揚高、ウ.中揚高から高揚高までの揚高、エ.高揚高以上の揚高と4段階の揚高を出力できるが、いま仮に、中揚高のセンサが故障したときは、低揚高以下の揚高、低揚高から高揚高までの揚高、高揚高以上の揚高と3段階の揚高を出力する。
また、コントローラ22は各電磁切替弁のソレノイド23及び34,35並びに37の通電状態を検証することにより、各ソレノイド23,34,35,37の故障を調査する。何れかのソレノイドが故障しているときは、故障フラグfに「ソレノイド24(または34,35,37)が故障」と入力する。そして、故障フラグfに故障したセンサまたはソレノイドが入力された場合は、インストルメントパネルに設けられている故障ランプ(図示せず)を点灯し、LEDもしくはLCD(いずれも図示せず)に故障個所を表示する。
次に、本発明の揺動制御装置により後車軸9に対するフレーム1の揺動を規制または許容する制御方法について説明する。コントローラ22は荷役作業時に於ける揚高hと積載荷重wを検出し、図7に示すように、予め設定されたマップのどの領域に該揚高hと積載荷重wの交点が存在するかを検出する。例えば、該揚高hと積載荷重wの交点がA1領域内にあるときは揺動規制が不要であると判断し、荷役規制フラグfnに「解除」を入力する。これに対して、該揚高hと積載荷重wの交点がA3領域内にあるときは揺動規制が必要であると判断し、荷役規制フラグfnに「規制」を入力する。尚、A2領域は「規制」及び「解除」を頻繁に繰り返すことを防止するために設けられたヒステリシス領域であり、A1領域またはA3領域からA2領域内に入ったときはそれまでの荷役規制フラグfnを保持する。
また、コントローラ22は走行状態に於ける揺動規制の要否を判断するために、揚高hと荷重wに基づいて予め複数設定されたマップ、例えば図8に示すような走行速度vと操舵角rとの関係を示すマップと、図9に示すような走行速度vと操舵角速度drとの関係を示すマップを設定しておく。尚、前記操舵角センサ26によって検出した操舵角速度drと操舵方向dを比較し、操舵角速度drが操舵角rを減少させる数値になっている場合は操舵角速度drに0を入力し、操舵角速度drが操舵角rを増加させる数値になっている場合は操舵角速度drの検出値を絶対値に置き換える。
例えば、走行速度vと操舵角rの交点が図8のB1領域内にあるときは揺動規制が不要であると判断し、走行規制フラグfS1に「解除」を入力する。これに対して、該走行速度vと操舵角rの交点がB3領域内にあるときは揺動規制が必要であると判断し、走行規制フラグfS1に「規制」を入力する。一方、走行速度vと操舵角速度drの交点が図9のC1領域内にあるときは揺動規制が不要であると判断し、走行規制フラグfS2に「解除」を入力する。これに対して、該走行速度vと操舵角速度drの交点がC3領域内にあるときは揺動規制が必要であると判断し、走行規制フラグfS2に「規制」を入力する。尚、B2領域及びC2領域は「規制」及び「解除」を頻繁に繰り返すことを防止するために設けられたヒステリシス領域であり、B1領域またはB3領域からB2領域内に入ったとき、或いは、C1領域またはC3領域からC2領域内に入ったときは、夫々それまでの荷役規制フラグfS1またはfS2を保持する。
そして、図1に示した実施形態1並びに図2に示した実施形態2に於いては、コントローラ22は、前記走行規制フラグfS1とfS2の双方が「解除」になっている場合は走行規制フラグfSに「解除」を入力し、それ以外の場合は走行規制フラグfSに「規制」を入力する。また、走行規制フラグfSに基づく揺動制御よりも、フレーム1の揺動方向が不明確な荷役規制フラグfnによる揺動制御を優先的に処理する。即ち、荷役規制フラグfnと走行規制フラグfSの双方が「規制」となっている場合は、荷役規制フラグfnから決定される作動モードを優先する。但し、揺動角yに「エラー」が入力されたときは荷役規制フラグfnによる作動モードは採用せず、走行規制フラグfSによる作動モードのみを採用して揺動制御を行う。
而して、荷役規制フラグfnが「規制」に設定されている場合は、「両方向規制」の作動モードにてフレーム1の揺動を規制する。コントローラ22は「両方向規制」が機能しているときに、図10に示すように、揺動角yがy5以上大きく揺動し且つ圧力センサ20,21の圧力差pがp1以上大きくなった場合、或いは、揺動角yが−y5より小さく揺動し且つ圧力センサ20,21の圧力差pが−p1より小さくなった間は、作動モードを「規制解除」に変更してフレーム1の揺動を許容する。
例えば、図11(a)に示すように、フレーム1が水平であっても路面の凹凸や傾斜面等によって後車軸9が右下がりに揺動した場合は、揺動角yが負の値になるとともに、油圧シリンダ13が収縮しようとして上室13aの圧力が下室13bの圧力よりも大きくなり、圧力差pが正方向に増加するため「両方向規制」の作動モードにて揺動を規制する。
斯かる状態で、同図(b)に示すように、路面が水平または逆傾斜面等になった場合は、フレーム1を反時計方向に揺動させた状態で後車軸9を規制することになり、却って車両の姿勢が不安定となる。然るとき、フレーム1の水平復元力により油圧シリンダ13が伸長しようとして上室13aの圧力が下室13bの圧力よりも小さくなり、圧力差pが負方向に増加する。フレーム1の揺動角yが−y5より小さい状態で、且つ、フレーム1が水平方向に戻ろうとする状態を検出している間(圧力差pが−p1より小さいとき)は、作動モードを「規制解除」に変更する。
従って、後車軸9に対するフレーム1の揺動が許容されて、同図(c)に示すように、車両の姿勢が安定する。尚、フレーム1に対して後車軸9が左下がりに揺動した場合は、右下がりに揺動した場合と対照的な規制を行うものとする。
一方、荷役規制フラグfnが「解除」に設定されている場合、または揺動角yが「エラー」の場合は、走行規制フラグfSに基づいて作動モードを決定する。走行規制フラグfSが「解除」に設定されているときは「規制解除」の作動モードとし、走行規制フラグfSが「規制」に設定されているときは「両方向規制」の作動モードにて揺動を規制する。コントローラ22は、「両方向規制」が機能しているときに、車両が右旋回した場合で、且つ図10に示すように、揺動角yが−y5より小さく且つ圧力センサ20,21の圧力差pが−p1より小さくなった間は、作動モードを「規制解除」に変更してフレーム1の揺動を許容する。
これに対して、コントローラ22は、「両方向規制」が機能しているときに、車両が左旋回した場合で、且つ図10に示すように、揺動角yが時計方向へy5以上大きく揺動し且つ圧力センサ20,21の圧力差pがp1以上大きくなった場合は、作動モードを「規制解除」に変更してフレーム1の揺動を許容する。
また、「両方向規制」が機能しているときに、車両が直進した場合で、且つ図10に示すように、揺動角yが−y5より小さく揺動し且つ圧力センサ20,21の圧力差pが−p1より小さくなった間、或いは、揺動角yが時計方向へy5以上大きく揺動し且つ圧力センサ20,21の圧力差pがp1以上大きくなった間は、作動モードを「規制解除」に変更してフレーム1の揺動を許容する。
このように、実施形態1及び実施形態2に於いては、フレーム1が後車軸9に対して一定以上揺動して「両方向規制」の作動モードになった場合に、フレーム1が大きく揺動した状態から水平状態に戻ろうとする状態を検出した間は、「両方向規制」を解除して揺動を許容することにより、車両の姿勢を安定させることができる。即ち、圧力センサ20,21によって油圧シリンダ13または31の荷重方向を検出し、安全側に荷重が掛かっている場合は揺動規制を解除して車両の安定化を図っている。
そして、図3に示した本発明に関連する揺動規制装置に於いては、コントローラ22は、前記走行規制フラグfS1とfS2の双方が「解除」になっている場合は走行規制フラグfSに「解除」を入力し、それ以外の場合は走行規制フラグfSに「規制」を入力する。また、走行規制フラグfSに基づく揺動制御よりも、フレーム1の揺動方向が不明確な荷役規制フラグfnによる揺動制御を優先的に処理する。即ち、荷役規制フラグfnと走行規制フラグfSの双方が「規制」となっている場合は、荷役規制フラグfnから決定される作動モードを優先する。但し、揺動角yに「エラー」が入力されたときは荷役規制フラグfnによる作動モードは採用せず、走行規制フラグfSによる作動モードのみを採用して揺動制御を行う。
而して、荷役規制フラグfnが「規制」に設定されている場合は、図12に示すように、揺動角yの検出値によって揺動制御の作動モードを決定する。揺動角yが時計方向にy2以上揺動している場合は「規制解除」の作動モードとし、揺動角yが0からy1までの場合は「両方向規制」の作動モードで揺動を規制する。そして、揺動角yがy1からy2の間に入った場合はそれまでの作動モードを保持する。尚、揺動角yが反時計方向へ揺動している場合は、時計方向へ揺動している場合と対照的な規制を行うものとする。尚、コントローラ22は走行規制フラグfSが「解除」に設定されている場合は作動モードを「規制解除」とし、走行規制フラグfSが「規制」に設定されている場合は作動モードを「両方向規制」とする。
このように、図3に示す揺動規制装置に於いては、フレーム1が後車軸9に対して一定以上揺動して「両方向規制」の作動モードになった場合に、フレーム1が大きく揺動した状態では作動モードを「規制解除」に変更してフレーム1の揺動を許容するので、車両の姿勢を安定させることができる。また、アキュムレータ19と油圧シリンダ13の上室13a及び下室13bとの間に夫々絞り弁38,39を設けてあるので、電磁切替弁36を遮断位置36aに切り替えたときは油圧シリンダ13の上室13aと下室13bの作動油の流出入が阻止される。そして、油路16及び17の作動油膨張時に油圧の上昇を該アキュムレータ19にて吸収できるとともに、油漏れ時には該アキュムレータ19から作動油を補給することが可能である。斯くして、簡単な油圧回路構成となり、油圧シリンダ13の大きさを小型化することが可能となり、油圧回路の製作費用の低廉化を図ることができる。
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない範囲で、例えば下記のように変更して実施することも可能である。
1.後車軸の支持ピンを支えるフレームの部分に、ゴム製のサポートを介在させるラバーマウント式支持機構を用いた車両に適用する。
2.故障箇所を表示するLEDを搭載しない車両に適用する。
3.揺動規制作動時に揺動規制の作動をオペレータに認識させるために、揺動規制作動ランプを点灯させる。
4.センサ故障時に特定の数値を入力して揺動規制の要否を判断する制御を用いたが、センサ故障時は揺動規制の要否を判断することなく、即時にフレームの揺動を規制してランプに故障を表示する制御とする。
5.センサ故障時に特定の数値を入力して揺動規制の要否を判断する制御を用いたが、センサ故障時は揺動規制の要否を判断することなく、即時にフレームの揺動を可能な状態にしてランプに故障を表示する制御とする。
6.揚高センサとしてはリミットスイッチをはじめとして、ポテンショメータ、ロータリエンコーダ、シリンダ内蔵ストロークセンサ等を使用する。
7.操舵角センサを後車軸のキングピン部分に取付けたが、本センサの代わりにパワーステアリングのシリンダ内蔵ストロークセンサを用いた制御とする。
8.揺動角センサを後車軸とフレームの間に取付けたが、本センサの代わりに揺動規制に用いる油圧シリンダのシリンダ内蔵ストロークセンサを用いた制御とする。
9.操舵角速度drと操舵方向dを比較し、操舵角速度drが操舵角rを減少させる数値になっている場合は操舵角速度drに0を入力することにより、操舵角rが減少する場合は揺動規制を解除して揺動規制時間を極力少なくする制御としたが、スラローム走行時に於いても揺動規制を継続させるために、操舵方向dに関わらず操舵角速度drを絶対値に変換し、その値で走行時の揺動規制の要否を判定する。この場合、スラローム走行時にも揺動規制が継続するため、規制解除時と規制時の揺動の挙動が少なくなる。
10.揺動角yがエラーの場合は荷役規制フラグfnによる揺動規制はせずに走行規制フラグfSだけで揺動規制の作動モードを決定したが、揺動角yがエラーの場合は即時に揺動規制を中止したり、荷役規制フラグfnによる揺動規制を行う制御とする。
11.図1に示した実施形態1に於いて、アキュムレータを電磁切替弁に接続する代わりに、実施形態3のように絞り弁を介してアキュムレータを油圧シリンダの上室に接続した油圧回路にする。
12.予め揚高と荷重で設定された複数のマップから、揚高と荷重で適合したマップを選定したが、マップを複数設定せずにひとつのマップだけを登録して使用する。
13.荷役規制フラグfnと走行フラグfsの両方で揺動を規制するようにしたが、どちらか一方のみを適用する。
等の改変を為すことができ、そして、本発明がこれらの改変されたものにも及ぶことは当然である。
フレームが水平又は逆傾斜面等になった場合に於いて、車両の姿勢が不安定となったときに、フレームの揺動を規制し得る制限手段を設けたことにより、車体の不安定を矯正できる用途にも適用できる。
1 フレーム
9 後車軸
13 油圧シリンダ
13a 上室
13b 下室
16,17 油路
18 電磁切替弁
19 アキュムレータ
20,21 圧力センサ
22 コントローラ
24 揺動角センサ
31 油圧シリンダ
31a 上室
31b 下室
32,33 電磁切替弁
36 電磁切替弁
38,39 絞り弁

Claims (2)

  1. 後車軸の略中央部にフレームを揺動可能に支持した産業車両に於いて、
    該後車軸の端部とフレームとの間に油圧シリンダを介装し、この油圧シリンダの上室と下室とを結ぶ油路に、作動油の連通と遮断とを切り替える電磁切替弁と、作動油の給排をするアキュムレータと、前記油圧シリンダの荷重を検出する手段とを設け、前記フレームの揺動角及び前記油圧シリンダの荷重に応じて電磁切替弁を切り替え操作し、フレームの揺動を規制し得る制御手段を備えて成り該制御手段は、フレームが揺動した状態から水平に戻ろうとする時は、フレーム揺動規制がかからないように制御する機能を有していることを特徴とする産業車両の揺動制御装置。
  2. 上記制御手段は、上記フレームが後車軸に対して一定以上揺動した状態で、且つ、揺動規制状態である場合、油圧シリンダの上室と下室との圧力差によって該油圧シリンダの荷重方向を検出し、水平状態に戻る方向へ荷重がかかっていることをもって揺動規制状態を解除する機能を有していることを特徴とする請求項1記載の産業車両の揺動制御装置。
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