JP4379228B2 - シート搬送装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複写機やプリンタなどに好適なシート搬送装置に関する。
複写機やプリンタなどには、多段に積み重ねられたシート束の中からシートを1枚ずつ取り出し、画像形成装置に供給するシート搬送装置が設けられている。図13はこの種のシート搬送装置の一例を示すものである。図13において、トレイ201にはシート束が積載されている。ピックアップロール202は、シート束に押し当てられた状態で回転することにより、その最上位のシートの先端を給紙ロール203および分離ロール204間のニップ部に送り出す。給紙ロール203は、ピックアップロール202と同一方向に回転し、ピックアップロール202から送られてくるシートを画像形成装置に向かう搬送経路に送り出す。
トレイ201に積載されたシート束からシートを1枚ずつニップ部に送り出すためには、ピックアップロール202が適度な圧力でシート束に押し当てられなければならない。その理由は次の通りである。まず、図14において、ピックアップロール202をシート束に押し当てる圧力をW、ピックアップロール202およびシート間の摩擦係数をμrpとすると、ピックアップロール202と最上位のシートP1との間には、摩擦力μrp・Wが働く。ピックアップロール202は、この摩擦力μrp・Wの範囲内において推力をシートP1に与え、ニップ部に送り出すことができる。
一方、シート1枚の重量をmg、2枚のシート間の摩擦係数をμppとすると、シートP1と2枚目のシートP2との間には、摩擦力μpp・(W+mg)が働く。同様にシートP2と3枚目のシートP3との間には、摩擦力μpp・(W+2mg)が働く。
ここで、シートP1およびP2間の摩擦力は、シートP2およびP3間の摩擦力よりもμpp・mgだけ少ない。従って、通常はピックアップロール202およびシート間の摩擦係数μrpの方がシート間の摩擦係数μppより大きいので、シートP1をシートP2に対して滑らせ、シートP1のみをニップ部に送り出すことができる。しかしながら、ピックアップロール202の圧力Wが大きくなると、シートP1およびP2間の摩擦力とシートP2およびP3間の摩擦力が両方とも大きくなる。このため、シートP1がピックアップロール202によって送り出されるときに、シートP1と一緒にシートP2が送り出される重送が発生し易くなるのである。
図13における分離ロール204は、このようにして重送されてくるシートに下側から当接し、給紙ロール203と反対方向に回転することにより、下側のシートを給紙トレイ201側に戻す。このような動作により、画像形成装置への複数枚のシートの供給が阻止される。
重送を防止するためには、ピックアップロール202をシート束に押し当てるときの圧力を小さくする必要がある。しかし、ピックアップロール202の圧力を小さくすると、ピックアップロール202とシートとの間の摩擦力が小さくなるので、いわゆるミスフィードの原因となる。従って、重送やミスフィードのない適切なシート送りを実現するためには、ピックアップロールに与える圧力を適切なものにすることが求められる。
同様のことが給紙ロール203および分離ロール204間のニップ圧にも言える。このニップ圧が小さすぎると、分離ロール204によって与えられる下側のシートをトレイ201側に戻そうとする阻止力が、シート間の摩擦力に打ち勝てず、複数枚のシートが給紙ロール203によって画像形成装置に向けて送出される。逆にニップ圧が大きすぎると、シートをトレイ201側に戻そうとする阻止力が働きすぎるため、下側のシートのみならず、重送されてきた全てのシートがトレイ201側に戻され、ミスフィードとなる。従って、このような事態を招かないためにも、ニップ圧を適切な値に設定することが求められるのである。
従来、ロールに適切な圧力を与えるための手段として、バネを用いた機構があった。図15はそのようなロール加圧機構の一例を示すものである。図15において、レバー301は、位置固定された軸301a廻りに回転可能であり、その先端部においてピックアップロール202を回転自在に支持している。バネ302は、一端がレバー301に接続され、他端は所定の位置に固定されている。このバネ302は、ピックアップロール202をシート束表面に押し当てる方向にレバー301を付勢している。ソレノイド310は、所定の位置に固定されており、その内部に鉄心311が収容されている。バネ312は、一端が鉄心311に接続され、他端は所定の位置に固定されている。レバー320は、位置固定された軸320a廻りに回転可能であり、その先端部は鉄心311に連結されている。トルク伝達機構330は、レバー320の回転軸320a廻りのトルクを伝達する機構である。
シート搬送前の初期状態においては、ソレノイド310には駆動電流が流されず、鉄心311は、ソレノイド310からの拘束を受けない。このため、レバー320は、バネ312により、破線で示す初期位置に持ち上げられている。このとき、トルク伝達機構330におけるレバー301との係合部は、ストッパとして機能しており、レバー301を破線で示す初期位置に持ち上げている。
シート搬送時には、ソレノイド310に駆動電流が流され、鉄心311は、このとき発生する磁界によりソレノイド310内部に引き込まれる。この結果、レバー320が矢印によって示すように回転駆動され、レバー320に生じたトルクがトルク伝達機構330に伝達され、トルク伝達機構330におけるレバー301との係合部が回転し、それまでレバー301を持ち上げていたストッパが外れる。このため、レバー302の先端のピックアップロール202は、バネ302の弾性力によりシート束に押し当てられる。
この構成によれば、バネ302およびその取り付け位置を適切に決定することにより、ピックアップロール圧を適正化することができる。なお、ニップ圧についても同様な機構により適正化が可能である。
しかしながら、ロールとシートとの間に働く力やシート間に働く力はシートやロールの種類に依存し、また、ロールとシートとの間あるいはシート間の摩擦力は経時変化し、さらにロールの配置状態もロールの磨耗によってずれてくる。このため、既存のシート搬送装置では、これらの変動に対してなるべく広い状態で、適切なシート搬送を行えるよう各部のパラメータ設計を行ったりロールの交換時期を設定したりしていた。
ところで、ロール圧あるいはニップ圧をシートとロールの摩擦力の変化やロールの磨耗に合わせて加減することができれば、安定して、ミスフィードや重送のない適切なシート搬送を維持することが可能になる。このような観点から幾つかの提案がなされている。
まず、特許文献1は、トレイの高さを調整することによりバネで付与されたロール圧を一定に保つ技術を提案している。また、特許文献2も、トレイの高さを上下動することによりロール圧を制御する技術を提案している。
また、特許文献3は、錘による荷重をピックアップロールに付与し,その錘の位置をモータにより調整することによりロール圧を増減させる技術を提案している。また、特許文献4は、ロール圧を生じさせるために設けられたバネの固定端側をモータを用いて移動することによりロール圧を増減させる技術を提案している。
特開平05−254675号公報 特開平11−49383号公報 特開平05−744号公報 特開平05−32356号公報
以上述べた従来技術によれば、ロール圧やニップ圧を適正な値に調整することができるが、その調整のための時間が掛かり過ぎる。このため、シートを1枚搬送するたびにロール圧やニップ圧を変える程度のことはできたとしても、1枚のシートの搬送中に、ミスフィードや重送が生じないようにロール圧やニップ圧を高速に補正することはできない。
この発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、ロール圧やニップ圧を高速に補正し、ミスフィードや重送を未然に防止することが可能なシート搬送装置を提供することを目的としている。
この発明は、圧力指示信号に応じた大きさの駆動力を可動部に生じさせる電磁式駆動源と、シートを支持するシート支持体と、前記シート支持体に対して相対移動可能なロールと、前記ロールを回転駆動する回転駆動手段と、前記電磁式駆動源の可動部と前記ロールとの間に介在し、前記可動部に生じた駆動力を前記ロールに伝達し、前記ロールを前記シート支持体に支持されたシートに押し当てる駆動力伝達機構と、前記圧力指示信号を制御する制御手段とを具備し、前記電磁式駆動源は、前記圧力指示信号に応じた大きさの駆動電流によって発生する磁界により、前記可動部である鉄心を内部に引き込む駆動力であって、当該鉄心が前記内部に進むに従い増加する駆動力を生じさせるソレノイドを有し、前記駆動力伝達機構は、前記電磁式駆動源により前記可動部に前記駆動力が生じさせられると回転角度が増加する第1の偏心ギアと、当該第1の偏心ギアの回転角度が増加するのに従い、前記駆動力の増加を打ち消す方向にギア比が変化する第2の偏心ギアとを有することを特徴とするシート搬送装置を提供する。
かかる発明によれば、シートに押し当てられるロールの圧力が電磁式駆動源により発生されるので、ロールの圧力を高速にかつ微妙に制御し、ミスフィードや重送の発生を未然に防止することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
<第1実施形態>
図1は、この発明の第1実施形態であるシート搬送装置を用いた複写機の構成を示している。この複写機は、一般的な複写機と同様、原稿から画像を読み取る画像読取装置1と、この画像読取装置1によって読み取られた画像をシートに記録する画像形成装置2と、ユーザとのマン−マシンインタフェースである操作表示部3と、記憶部4と、全体を制御する制御部5とを有している。
本実施形態に係るシート搬送装置は、トレイ10に積載されたシート束からシートを1枚ずつ取り出し、画像形成装置2に向けて搬送する装置である。前掲図13のものと同様、シート搬送装置は、ピックアップロール202と、給紙ロール203と、分離ロール204とを有している。押圧力発生部11は、ピックアップロール202をシート支持体としてのトレイ10に支持されたシート束に押し当てる圧力を発生する装置である。本実施形態では、ピックアップロール202の軸受けと給紙ロール203の軸受けは連結されており、押圧力発生部11によって発生される圧力は、ピックアップロール202と給紙ロール203の両方に与えられるようになっている。押圧力発生部12は、分離ロール204を下方からシート支持体としての給紙ロール203に押し当て、両ロール間にニップ圧を発生させる装置である。押圧力発生部11および12の具体的構成については後述する。回転駆動部21、22および23は、ピックアップロール202、給紙ロール203および分離ロール204を各々回転駆動するトルクを発生する装置である。枚数センサ31は、トレイ10から取り出されるシートの枚数を検出するセンサである。この枚数センサ31としては、超音波式のもの(特開2000−95390号公報参照)、静電容量式のもの(特開平11−301885号公報参照)など各種のものが考えられるが、種類を問わない。
制御部5は、シート搬送装置に対応した制御機能の主なものとして、押圧力発生部11および12によるロール圧およびニップ圧を制御する機能、回転駆動部21〜23により発生するトルク制御する機能を有している。以上が本実施形態の全体構成である。
次に、押圧力発生部11および12の構成例を説明する。なお、以下では、ピックアップロール202のロール圧を発生する押圧力発生部11を例にその構成を説明するが、ニップ圧を発生する押圧力発生部12も基本的にこれと同様の構成とすることができる。
前掲図14の従来技術では、バネ302によりピックアップロール202がシート束に押し当てられた。これに対し、本実施形態では、電磁力を利用した駆動源によって発生される駆動力をロール圧としてピックアップロール202に与える。図2はその第1の構成例を、図3は第2の構成例を示している。
図2において、レバー61は、位置固定された軸61a廻りに回転可能であり、その先端部においてピックアップロール202を回転自在に支持している。ソレノイド62は、所定の位置に固定されており、その内部に可動部たる鉄心63が収容されている。バネ64は、一端が鉄心63に接続され、他端は所定の位置に固定されている。レバー65は、位置固定された軸65a廻りに回転可能であり、その先端部は鉄心63に連結されている。トルク伝達機構66は、ギア列により構成されており、レバー65の回転軸65a廻りのトルクをレバー61に伝達する。
初期状態においてソレノイド62には駆動電流が流されず、鉄心63は、ソレノイド62からの拘束を受けない。このため、レバー65は、バネ64により、破線で示す初期位置に引っ張られており、レバー61は、これに連動して、破線で示す初期位置に持ち上げられている。
シート搬送時には、ソレノイド62に駆動電流が流され、鉄心63は、このとき発生する磁界によりソレノイド62内部に引き込まれる。この結果、レバー65が矢印によって示すように回転駆動され、レバー65に生じたトルクがトルク伝達機構66を介してレバー61に伝達され、このトルクによりレバー61の先端のピックアップロール202がシート束に押し当てられる。このときピックアップロール202およびシート間のロール圧は、ソレノイド62が鉄心63を内部に引き込む力に比例する。従って、ソレノイド62に流す駆動電流を調整することによりピックアップロール202のロール圧の可変制御を行うことが可能である。
ところで、シート束に押し当てられているときのピックアップロール202の位置は、必ずしも一定ではない。何故ならば、ピックアップロール202が押し当てられているときシート束がへこみ、このときのへこみ量は、シートの厚さなどに依存して変化するからである。また、ピックアップロール202の摩耗なども、シート束押圧時におけるピックアップロール202の位置変動の要因となる。
一方、鉄心63に与えられる引き込み力は、ソレノイド62に流す駆動電流が同一であっても、鉄心63とソレノイド62との位置関係に依存して変化し、鉄心63のうちソレノイド62内部に挿入されている部分が長いほど大きな引き込み力が鉄心63に与えられる。
従って、シート束押圧時におけるピックアップロール202の位置が変化すると、これに伴って、鉄心63におけるソレノイド62内部に挿入されている部分の長さが変化し、ピックアップロール202に与えられるロール圧が変化する。これは好ましいことではない。
そこで、本実施形態では、ピックアップロール202のストロークが鉄心63のストロークよりも長くなるように、トルク伝達機構66のギア比が選ばれている。すなわち、トルク伝達機構66として減速ギアが用いられている。ここで、ピックアップロール202のシート束押圧時における位置の変動幅が例えば400ミクロン、ギア比を4:1とすると、ピックアップロール202の位置変動に伴う鉄心63の位置変動の幅を100ミクロンに抑え、鉄心63に働く引き込み力の変動を抑えることができる。本願発明者らが行った実験では、鉄心63の位置が100ミクロン変化した場合における引き込み力の変化は約5%であり、この程度の引き込み力の変化であれば許容可能である。
図3に示す構成では、図2におけるソレノイド62、鉄心63、バネ64およびレバー65がDCモータ67に置き換えられている。トルク伝達機構66は、DCモータ67の回転軸に発生するトルクをレバー61の回転軸61aに伝達する。この構成例においては、DCモータ67に流す駆動電流を調整することよりピックアップロール202のロール圧の可変制御を行うことが可能である。
以上のように、本実施形態では、ピッカアップロール202のロール圧や、給紙ロール203および分離ロール204間のニップ圧を電磁力により発生するので、駆動電流の大きさを変えることにより、ロール圧やニップ圧の可変制御を行うことができる。制御部5は、このロール圧やニップ圧の制御を行うことにより、重送やミスフィードを未然に防止する機能を有している。
この重送やミスフィードを未然防止するための制御の態様には各種のものが考えられる。以下、ピックアップロール202のロール圧の制御を例に各種の制御の態様を説明する。図4は、枚数センサ31の検出信号を利用して行われるピックアップロール202のロール圧の制御動作を示すタイムチャートである。制御部5は、シートの搬送を開始するとき、ピックアップロール202のシート束への押し当て動作の開始を指示する接地信号と、ピックアップロール202のロール圧を指示する圧力指示信号とを押圧力発生部11に送る。そして、制御部5は、回転駆動部21にピックアップロール202の回転駆動を開始させる。
押圧力発生部11は、接地信号および圧力指示信号が与えられると、圧力指示信号に応じた大きさの駆動電流をソレノイドまたはDCモータに流す。この結果、ピックアップロール202が圧力指示信号の大きさに対応したロール圧でシート束に押し当てられる。
制御部5は、接地信号を出力してから所定時間が経過したとき、枚数センサ31の出力信号に基づき、何枚のシートが通過中であるかを判定する。ここで、通過中のシートが1枚である場合、ピックアップロール202によるシートの搬送は適切に行われているとみなせるので、制御部5は、圧力指示信号を現在値のまま維持する。一方、通過中のシート枚数が0枚である場合、このまま放置すると、ミスフィードとなるので、制御部5は、圧力指示信号を現在値から所定量だけ増加させる(特性C1)。また、通過中のシート枚数が2枚以上である場合、このまま放置すると重送となるので、制御部5は、圧力指示信号を現在値から所定量だけ減少させる(特性C2)。圧力指示信号を変更した場合、次回のシートの搬送時には、この変更後の値が圧力指示信号の初期値として用いられる。以上のような制御により、ミスフィードやニップ部への重送を未然に防止することができる。
図5に示す例では、重送やミスフィードが起こりつつあることを回転駆動部21の駆動モータに流れる駆動電流に基づき判定している。ピックアップロール202がシート束に押し当てられると、ピックアップロール202に接触しているシートが回転駆動部21の駆動モータにとっての負荷となる。ピックアップロール202のロール圧が不足しており、ピックアップロール202がシートに対して滑りながら回転しているときは、駆動モータに流れる駆動電流は例えば特性D1のように変化する。また、ピックアップロール202のロール圧が適切であり、ピックアップロール202により1枚のシートが搬送されているときは、駆動モータに流れる駆動電流はやや大きくなり、例えば特性D2のように変化する。また、ピックアップロール202のロール圧が過剰であり、ピックアップロール202により例えば2枚のシートが搬送されているときは、駆動モータに流れる駆動電流はさらに大きくなり、例えば特性D3のように変化する。
そこで、制御部5は、接地信号および圧力指示信号の発生後、回転駆動部21の駆動モータに流れる駆動電流の挙動を監視し、駆動電流が特性D2に従って変化していると認められるときには、ピックアップロール202によるシートの搬送は適切に行われているとみなせるので、制御部5は、圧力指示信号を現在値のまま維持する。また、駆動電流が特性D1に従って変化していると認められるときには、このまま放置すると、ミスフィードとなるので、制御部5は、圧力指示信号を現在値から所定量だけ増加させる(特性C1)。また、駆動電流が特性D3に従って変化し、あるいはそれ以上の駆動電流が流れている場合には、このまま放置すると重送となるので、制御部5は、圧力指示信号を現在値から所定量だけ減少させる(特性C2)。
図6に示す例では、ピックアップロール202の回転速度を計測するタコメータが設けられており、制御部5は、このタコメータによって計測されるピックアップロール202の回転速度の変化に基づき、重送やミスフィードの事前検知を行っている。ピックアップロール202がシート束に押し当てられると、シートは、ピックアップロール202とともに駆動モータの負荷となり、ピックアップロール202の回転速度を低下させる。ピックアップロール202のロール圧が不足しており、ピックアップロール202がシートに対して滑りながら回転しているときは、駆動モータの負荷はさほど増加せず、ピックアップロール202の回転速度の低下の状況は例えば特性E1のようになる。また、ピックアップロール202のロール圧が適切であり、ピックアップロール202により1枚のシートが搬送されているときは、ピックアップロール202の回転速度の落ち込みはやや大きくなり、回転速度は例えば特性E2のように変化する。また、ピックアップロール202のロール圧が過剰であり、ピックアップロール202により例えば2枚のシートが搬送されているときは、ピックアップロール202の回転速度の落ち込みはさらに大きくなり、例えば特性E3のように変化する。
そこで、制御部5は、接地信号および圧力指示信号の発生後、ピックアップロール202の回転速度の変化を監視し、シート送りが正常に行われつつあるか(特性E2)、このまま放置するとミスフィードになるか(特性E1)、あるいは重送になるか(特性E3)を判断し、ミスフィードや重送を未然防止するための圧力指示信号の制御を行う(特性C1、C2)。
以上、ピックアップロール202の圧力の制御を例に挙げて説明したが、同様の制御を押圧力発生部12に適用し、ミスフィードや重送が発生しないようにニップ圧を制御することも可能である。なお、ロール圧やニップ圧を増減する際には、例えばPID制御器などを利用し、緩やかなスロープを描くように圧力指示信号を変化させるのが好ましい。
以上のように、本実施形態によれば、ロール圧やニップ圧を電磁的な駆動源により発生し、この駆動源に流す駆動電流を制御することができるので、シートの搬送中に、発生しようとしているミスフィードや重送を検知し、それらが発生しないようにロール圧やニップ圧を適正化することができる。
<第2実施形態>
本実施形態は、上記第1実施形態におけるソレノイドを用いた押圧力発生部11および12の特性の改善を図ったものである。図7は、本実施形態における押圧力発生部11の構成を示すものである。この図7に示す構成では、トルク伝達機構66として、偏心ギア68aおよび68bが設けられている。この偏心ギア68aおよび68bは、各々、ギアの中心から隔たったところに回転軸があり、相互に噛み合った状態で各々の回転軸廻りに回転することができる。ここで、偏心ギア68bは偏心ギア68aの回転に連動するが、偏心ギア68aおよび68bの噛み合わせ部から偏心ギア68aの回転軸までの距離と同噛み合わせ部から偏心ギア68bの回転軸までの距離との比、すなわち、ギア比は、偏心ギア68aの回転角度に応じて変化する。
既に述べたように、ソレノイド62に流す駆動電流が同一であっても、鉄心63に与えられる引き込み力は鉄心63とソレノイド62との位置関係に依存し、鉄心63がソレノイド62内部に進むに従い、鉄心63に与えられる引き込み力は大きくなる。
しかしながら、本実施形態では、鉄心63がソレノイド62内部に進み、偏心ギア68aの回転角度が増加するのに従い、引き込み力の増加を打ち消す方向に偏心ギア68aおよび68bのギア比が変化する。従って、ピックアップロール202の位置によらず、常に一定のトルクをレバー61に与えられることができる。図8は、本実施形態の効果を示すものである。図8において、破線は、偏心ギア68aおよび68bを設けず、通常のギアによりトルク伝達機構66を構成した場合におけるロール圧のロール位置に対する変化を表している。また、実線は、本実施形態におけるロール圧のロール位置に対する変化を表している。このように、本実施形態によれば、ロール位置によらず、駆動電流に対応した一定のロール圧をロールに付与することができる。
<第3実施形態>
本実施形態は、上記第2実施形態と同様、上記第1実施形態におけるソレノイドを用いた押圧力発生部11および12の特性の改善を図ったものである。本実施形態では、図2におけるレバー61にトルクを伝達するギアのうちいずれかに回転角度を検出するロータリエンコーダが設けられている。また、制御部5は、ピックアップロール202の位置に応じた補正値のテーブルを記憶している。
ここで、補正値について説明する。本実施形態においては、ピックアップロール202が所定の標準位置Zsにある場合の補正値は1.0となっている。また、ピックアップロール202が標準位置ZsよりもΔZだけ高く、そのときのロール圧が標準位置におけるロール圧のα(<1)倍になる場合には、1/αが位置Z=Zs+ΔZに対応した補正値とされる。逆にピックアップロール202の位置が標準位置ZsよりもΔZだけ低く、そのときのロール圧が標準位置におけるロール圧のβ(>1)倍になる場合には、1/βが位置Z=Zs−ΔZに対応した補正値となる。制御部5が記憶しているテーブルでは、このように決定された補正値がピックアップロール202の各位置に対応付けられている。
接地信号および圧力指示信号の発生時、制御部5は、ロータリエンコーダによって検出された回転角度に基づいてピックアップロール202の位置を求め、この位置に応じた補正値をテーブルから読み出し、この補正値を乗じることにより圧力指示信号を補正する。このような補正動作が行われる結果、ピックアップロール202の位置によらず、ロール圧を一定に保つことができる。なお、本実施形態は、上記第1実施形態に適用する他、第2実施形態にも適用可能である。
<第4実施形態>
ピックアップロール202は、シート束の上方に位置している。従って、ユーザによるシート補給を容易にするためには、ピックアップロール202をなるべく接地位置(シート束上面の位置)から離し、シート積載作業のために十分な空間を空けることが求められる。しかし、ピックアップロール202を接地面から遠ざけると、シート搬送開始時、ピックアップロール202をシート束に向けて移動させるときのストロークが長くなる。ここで、ピックアップロール202は、トルク伝達機構66などが直結されているため、大きな慣性量を持った状態でシート束に叩きつけられる。このため、接地後、ロール圧が大きく振動し、ロール圧が安定するまでの静定時間が長引き、シート搬送が開始可能になるまでの待機時間が長くなってしまう。これでは、効率的なシート搬送に支障を来す。本実施形態はこの点を改善したものである。
図9は、本実施形態における押圧力発生部11の挙動を示している。なお、図9に示す例では、DCモータ67を用いた前掲図3の押圧力発生部11が用いられているが、本実施形態は、ソレノイド62を用いた押圧力発生部11(前掲図2)にも勿論適用可能である。
本実施形態では、トレイ10が複写機の筐体から引き出されているとき、図示しないトレイ検知接点が開いている。このトレイ検知接点が開状態である間、制御部5は、DCモータ67に第1の電流を流し、ピックアップロール202を接地面から遠く離れたシート補給位置POSaに保持する。従って、ユーザは、容易にトレイ10へのシート補給を行うことができる。シート補給が完了し、トレイ10が複写機の筐体内に収められると、これによりトレイ検知接点が閉じる。制御部5は、トレイ検知接点が閉じたことを検出すると、DCモータ67に第2の電流を流し、シート補給位置POSaよりも接地面に近い搬送準備位置POSbにピックアップロール202を移動させる。そして、操作表示部3に設けられたコピーボタン(図示略)が押されると、制御部5は、接地信号および圧力指示信号を押圧力発生部11に送り、次いでピックアップロール202の回転駆動を回転駆動部21に指令する。
図10は、本実施形態の効果を説明するものである。仮に、シート搬送時に、ピックアップロール202をシート補給位置POSaから接地面に向けて移動させた場合、図10(a)に示すように、接地信号が発生してからピックアップロール202のロール圧が立ち上がるまでの遅延時間が長くなり、また、ロール圧に大きな振動が発生し、この振動が収まるまでの静定時間が長くなってしまう。ピックアップロール202およびトルク伝達機構66の全体としての慣性量が大きく、かつ、ピックアップロール202のストロークが長いからである。しかしながら、本実施形態では、シート搬送時、接地面に接近した搬送準備位置POSbからピックアップロール202の駆動が行われる。このため、図10(b)に示すように、接地信号が発生してからピックアップロール202のロール圧が立ち上がるまでの遅延時間が短くなり、また、ロール圧に大きな振動が発生せず、ロール圧が安定化するまでの静定時間が短くなる。従って、接地信号発生後、迅速にピックアップロール202の回転駆動を開始することができ、効率的なシート搬送が可能になる。
<第5実施形態>
本実施形態は、上記第4実施形態と同様な問題を解決するものである。図11は、本実施形態に係るシート搬送装置の構成を示す図である。図11において、駆動モータ70は、図1における回転駆動部21内に設けられている。この駆動モータ70によりピックアップロール202を回転駆動するトルクが発生される。DCモータ67が発生するトルクは、トルク伝達機構66を介して、ピックアップロール202に軸支するレバー61に与えられる。トレイ10は、矢印で示す方向に引き出すことができる。
図12(a)および(b)は、本実施形態におけるピックアップロール202およびその駆動系の構成を示している。本実施形態において、ピックアップロール202を軸支するレバー61の基部には扇型の歯車61bが固定されている。また、トルク伝達機構66の最終段にも扇型の歯車66aが設けられており、これが歯車61bと噛み合っている。このため、歯車66aが矢印方向に回転駆動されると、これに連動して歯車61bが矢印方向に回転駆動され、レバー61がピックアップロール202をシート束方向に移動させる。
また、本実施形態に係るシート搬送装置は、ピックアップロール202の移動範囲を制限するストッパ69を有している。このストッパ69は、円柱状の部材であり、トレイ10が複写機の筐体内に収まっているときには、図12(a)に示すように、歯車66aの側方に飛び出している。従って、DCモータ67によりピックアップロール202を持ち上げる動作が行われるとき、歯車66aの側部がストッパ69に当たるため、ピックアップロール202は搬送準備位置POSbまでしか持ち上がらない。シート搬送時には、搬送準備位置POSbからピックアップロール202の駆動が開始される。この点は、上記第4実施形態と同様である。一方、トレイ10が複写機の筐体から引き出されると、ストッパ69は、図12(b)に示すように退避し、歯車66aは、ストッパ69によって制限されることなく回転可能である。この状態において、DCモータ67は、搬送準備位置POSbよりも接地面から離れたシート補給位置POSaまでピックアップロール202を持ち上げる。本実施形態においても、上記第4実施形態と同様な効果が得られる。
なお、本実施形態では、トレイ10を筐体に収めるかまたは筐体から引き出すかにより、ストッパ69を飛び出させ、または退避させるようにしたが、ある重さ以上のシート束がトレイ10に載ったときにストッパ69を飛び出させ、そうでないときにはストッパ69を退避させるように構成してもよい。
ストッパ69を飛び出させまたは退避させる手段は、機械式であるか電動式であるかを問わない。ある態様において、ストッパ69を駆動する手段は、メカニカルスイッチとギアなどを組み合わせることにより構成される。別の態様において、ストッパ69を駆動する手段は、トレイ10の複写機の筐体への装着またはトレイ10へのシート束の積載を検知するセンサと、このセンサの検出信号に基づき、ストッパ69を飛び出させまたは退避させるモータなどの電磁式駆動源により構成される。いずれの構成を採っても、上記の効果を奏する。
この発明の第1実施形態であるシート搬送装置を用いた複写機の構成を示す図である。 同実施形態における押圧力発生部の第1の構成例を示す図である。 同実施形態における押圧力発生部の第2の構成例を示す図である。 同実施形態におけるピックアップロールのロール圧制御の例を示すタイムチャートである。 同実施形態におけるピックアップロールのロール圧制御の例を示すタイムチャートである。 同実施形態におけるピックアップロールのロール圧制御の例を示すタイムチャートである。 この発明の第2実施形態であるシート搬送装置の押圧力発生部の構成を示す図である。 同実施形態の効果を示す図である。 この発明の第4実施形態であるシート搬送装置の押圧力発生部の動作を示す図である。 同実施形態の効果を示す図である。 この発明の第5実施形態であるシート搬送装置の構成を示す図である。 同実施形態の動作を示す図である。 一般的なシート搬送装置の構成例を示す図である。 同装置の動作を説明する図である。 同装置における押圧力発生機構の構成例を示す図である。
符号の説明
202…ピックアップロール、203…給紙ロール、204…分離ロール、11,12…押圧力発生部、21〜23…回転駆動部、10…トレイ、5…制御部、62…ソレノイド、67…DCモータ、69…ストッパ。

Claims (4)

  1. 圧力指示信号に応じた大きさの駆動力を可動部に生じさせる電磁式駆動源と、
    シートを支持するシート支持体と、
    前記シート支持体に対して相対移動可能なロールと、
    前記ロールを回転駆動する回転駆動手段と、
    前記電磁式駆動源の可動部と前記ロールとの間に介在し、前記可動部に生じた駆動力を前記ロールに伝達し、前記ロールを前記シート支持体に支持されたシートに押し当てる駆動力伝達機構と、
    前記圧力指示信号を制御する制御手段と
    を具備し、
    前記電磁式駆動源は、前記圧力指示信号に応じた大きさの駆動電流によって発生する磁界により、前記可動部である鉄心を内部に引き込む駆動力であって、当該鉄心が前記内部に進むに従い増加する駆動力を生じさせるソレノイドを有し、
    前記駆動力伝達機構は、前記電磁式駆動源により前記可動部に前記駆動力が生じさせられると回転角度が増加する第1の偏心ギアと、当該第1の偏心ギアの回転角度が増加するのに従い、前記駆動力の増加を打ち消す方向にギア比が変化する第2の偏心ギアとを有する
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 記シートに押し当てられた前記ロールの位置を検出するロール位置検出手段と、
    前記ロール位置検出手段によって検出された前記ロールの位置に基づいて前記圧力指示信号を補正する補正手段と
    を具備する請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 記シート支持体は、シートを支持するトレイであり、
    前記シート搬送装置は、前記シートの供給を受ける装置の筐体への前記トレイの装着または前記トレイへのシート束の積載を検知する手段を具備し、
    前記制御手段は、前記トレイが前記シートの供給を受ける装置の筐体に装着されていないときまたは前記トレイにシート束が載せられていないとき、前記ロールを前記シートとの接触位置から離れた第1の位置に停止させ、前記トレイが前記シートの供給を受ける装置の筐体に装着されているときまたは前記トレイにシート束が載せられているとき、前記ロールを前記第1の位置よりも前記シートとの接触位置に近い第2の位置に停止させ、シート搬送の指示が発生したときには、前記第2の位置から前記シートに向けて前記ロールが駆動されるよう前記電磁式駆動源の制御を行う請求項1または2に記載のシート搬送装置。
  4. 記シート支持体は、シートを支持するトレイであり、
    前記シート搬送装置は、前記シートの供給を受ける装置の筐体への前記トレイの装着または前記トレイへのシート束の積載を検知する手段と、
    前記制御手段は、前記トレイが前記シートの供給を受ける装置の筐体に装着されていないときまたは前記トレイにシート束が載せられていないとき、前記シートとの接触面から所定距離以上離れないように前記ロールの可動範囲を制限するストッパを具備する請求項1または2に記載のシート搬送装置。
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