JP3312950B2 - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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JP3312950B2
JP3312950B2 JP08009293A JP8009293A JP3312950B2 JP 3312950 B2 JP3312950 B2 JP 3312950B2 JP 08009293 A JP08009293 A JP 08009293A JP 8009293 A JP8009293 A JP 8009293A JP 3312950 B2 JP3312950 B2 JP 3312950B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター、印刷機等の画像形成装置や包装機、金
券・証券処理機、タバコ製造機などの用紙使用機械に採
用されるシート搬送装置に係り、詳しくは、用紙に接触
して搬送方向に搬送力を付与する搬送部材と、該搬送方
向と逆方向にトルクが付与されかつ該搬送部材に圧接す
る摩擦分離ローラとを有し、該搬送部材と該摩擦分離ロ
ーラの間に2枚以上のシートが進入したときにこれらを
分離して該搬送方向に1枚のシートのみを搬送するシー
ト搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2(a)はこの種のシート搬送装置を
画像形成装置の給紙装置に適用した一構成例を示す概略
構成図、図2(b)は同装置に使用されている摩擦分離
ローラとしてのリバースローラ部の概略構成図である。
図2(a)において、この装置は、カセット20内のレ
バー21で押し上げられた底板22上に積載された用紙
Sの上面に接離可能で給紙方向に回転するピックアップ
ローラ1と、給紙方向にその下流側にあり、ピックアッ
プローラ1と同期して同方向に回転する搬送部材として
のフィードローラ2と、用紙通路を挟んでこれに圧接
し、トルクリミッタ10より給紙方向と逆方向に一定の
トルクが付与されるリバースローラ3とを有し、ローラ
と用紙との間の摩擦力と用紙相互間の摩擦力の差及びこ
れらの摩擦力によりリバースローラ3に付与されるトル
クとの差を利用して、フィードローラ2とリバースロー
ラ3との間に用紙が1枚だけピックアップローラ1より
送り込まれた場合はそのまま給紙し、用紙が2枚又はそ
れ以上重送された場合はこれを分離して、フィードロー
ラ2に接する1枚のみを給紙するようにした摩擦分離ロ
ーラ給紙装置である。
【0003】上記リバースローラ3は、その軸4が通常
リバースローラ駆動軸5を中心に揺動する肘形レバー6
の一方のアームの先端に軸支され、駆動軸5に固定され
た駆動ギャ6とリバースローラ軸4に軸支されトルクリ
ミッタ10を介して該軸4に接続する連結ギヤ8の係合
により一定のトルクが付与される。上記レバー5の他方
のアームの端部と機枠との間には引っ張りスプリング9
が張設され、リバースローラ3は静的には上記引っ張り
スプリング9の力により法線方向に圧力が掛り、駆動時
には更にギヤ7,8の歯面間の圧力により付加圧接力が
加わる。この歯面間の圧力はトルクリミッタ10の制限
トルクに比例する。
【0004】図2(b)において、上記リバースローラ
軸4は、奥側端部に軸受11が取り付けられ、また連結
ギヤ8の固定位置とトルクリミッタ10の取り付け位置
の間にも軸受12が取り付けられている。このうち奥側
の軸受11は、この支持点を中心にしてリバースローラ
軸4が揺動自在になるように図示しない支持機構によっ
て機枠に支持されている。そして、トルクリミッタ10
側の軸受12は、このリバースローラ軸4の揺動がほぼ
鉛直面内になるように規制されるように、図示しない機
枠固定の垂直板に形成された縦長の長孔に遊嵌されると
ともに、下側から上記肘形レバー6のアームに圧力P3
で押し上げられる。なお、図中の符号P1は前述の歯面
圧力に基づく駆動ギヤ7による押し上げ力を示し、符号
13はリバースローラ3の軸受を示す。その他の符号
は、後述する実施例の説明において使用するものである
ので、ここでは説明を割愛する。以上、このような摩擦
分離ローラ給紙装置は、リバースローラ3がフィードロ
ーラ2や用紙とスリップすることがなく、ローラとの摩
擦による用紙のケバ立ち、紙粉の発生などが少ない点で
優れたものである。
【0005】また、実公平2−8915号公報には、図
2に示すような摩擦分離ローラ給紙装置においては、用
紙の紙質や表面状態の変化に係りなくなく、上記フィー
ドローラ2よる所定の搬送速度を得ることができるよう
に、用紙搬送速度を検出してフィードローラ2に対する
リバースローラ3の圧接力を制御する発明が開示されて
いる。このリバースローラ3の圧接力の変化させる機構
(以下、摩擦分離ローラ圧接力可変機構という)とし
て、上記駆動ギヤ7及び連結ギヤ8それぞれを、駆動軸
5、リバースローラ軸4に軸方向に摺動自在に、かつ軸
と一体に回転する如く設け、両軸5,4に対して摺動自
在な1対の板部材により両ギヤ7,8を挾持して、軸方
向に一体に移動し、これにより、前述の両ギヤ7,8間
の歯面圧力に基づく駆動ギヤ7による押し上げ力P1
作用点を移動させて、付加圧力を制御する機構が採用さ
れている。
【0006】また、特公平2−1049号公報には、図
2や上述の実公平2−8915号公報の摩擦分離搬送装
置が、フィードローラ2の搬送方向と逆方向の、リバー
スローラ3へのトルクを付与をトルクリミッタを介して
行うのに代え、一方向クラッチを介して同様のトルク付
与を行う点のみが異なり、その他の点は基本的に同一の
摩擦分離搬送装置を、帳票積載手段からの給紙機構に採
用したものが開示されている。この装置では、帳票の重
送を検出して、フィードローラに対するリバースローラ
の圧接力を変化させて、重送が生じない最適なリバース
ローラ圧接力に設定する方法が開示されている。そし
て、これにおける摩擦分離ローラ圧接力可変機構機構と
しては、一方のアーム先端部でリバースローラ軸を軸支
する肘形レバーの他方のアームの端部にスプリングを介
して係合しリバースローラ圧接力を変化させるソレノイ
ドなどからなるアクチュエータの駆動を電気的に変化さ
せることが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、用紙に
接触して搬送方向に搬送力を付与する搬送部材と、該搬
送方向と逆方向にトルクが付与されかつ該搬送部材に圧
接する摩擦分離ローラとを有し、該搬送部材と該摩擦分
離ローラの間に2枚以上のシートが進入したときにこれ
らを分離して該搬送方向に1枚のシートのみを搬送する
シート搬送装置においては、搬送部材に対する摩擦分離
ローラの圧接力を、適宜変化させて分離性や搬送性を調
整、制御したいという要求がある。
【0008】本発明は以上の背景に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、用紙に接触して搬送力
を付与する搬送部材の搬送方向と逆方向にトルクが付与
されかつ該搬送部材に圧接する摩擦分離ローラの、該搬
送部材に対する圧接力を可変する新規な機構を採用した
シート搬送装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1のシート搬送装置は、用紙に接触して搬
送方向に搬送力を付与する搬送部材と、該搬送方向と逆
方向にトルクが付与されかつ該搬送部材に圧接する摩擦
分離ローラとを有し、該搬送部材と該摩擦分離ローラの
間に2枚以上のシートが進入したときにこれらを分離し
て該搬送方向に1枚のシートのみを搬送するシート搬送
装置において、該トルクを、駆動ギヤと噛み合うように
該摩擦分離ローラの軸に設けた従動ギヤを介して付与
し、該駆動ギヤと該従動ギヤの間の歯面圧力の該軸心方
向における作用箇所を変化させ得る該駆動ギヤと該従動
ギヤのいずれか一方のギヤを、他方のギヤとの噛み合い
が可能な範囲内で該軸心方向に移動可能に設け、かつ、
該一方のギヤを移動後に該軸心方向で固定するための固
定手段を設け、上記他方のギヤを、同一軸心上に併設さ
れたモジュール及び歯数が互いに等しい複数のギヤで構
成したことを特徴とするものである。また、請求項2の
シート搬送装置は、用紙に接触して搬送方向に搬送力を
付与する搬送部材と、該搬送方向と逆方向にトルクが付
与されかつ該搬送部材に圧接する摩擦分離ローラとを有
し、該搬送部材と該摩擦分離ローラの間に2枚以上のシ
ートが進入したときにこれらを分離して該搬送方向に1
枚のシートのみを搬送するシート搬送装置において、該
トルクを、駆動ギヤと噛み合うように該摩擦分離ローラ
の軸に設けた従動ギヤを介して付与し、該駆動ギヤと該
従動ギヤの間の歯面圧力の該軸心方向における作用箇所
を変化させ得る該駆動ギヤと該従動ギヤのいずれか一方
のギヤを、他方のギヤとの噛み合いが可能な範囲内で該
軸心方向に移動可能に設け、かつ、該一方のギヤを移動
後に該軸心方向で固定するための固定手段を設け、上記
一方のギヤ及び上記他方のギヤそれぞれを、同一軸心上
に併設された歯数が互いに異なる複数のギヤを用いて、
該一方のギヤの軸心方向における位置に応じて、該他方
のギヤを構成する複数のギヤのうちの何れか一のギヤ
が、該一方のギヤを構成する複数のギヤのうちの何れか
一のギヤに噛み合うように構成しことを特徴とするもの
である。また、請求項のシート搬送装置は、請求項1
又は2のシート搬送装置において、上記固定手段を、上
記一方のギヤに係合し一端部が可視可能な箇所まで延在
した状態で上記軸心方向に移動可能に設けられた操作部
材と、該操作部材を操作後に該軸心方向で固定する手段
とで構成したことを特徴とするものである。また、請求
のシート搬送装置は、請求項のシート搬送装置に
おいて、上記操作部材の一端部に、上記一方のギヤ位置
に応じた上記摩擦分離ローラと上記搬送部材の間の接触
圧や該接触圧に適した使用状態などの調整指標を表示し
たことを特徴とするものである
【0010】
【作用】本発明のシート搬送装置においては、搬送部材
に圧接する摩擦分離ローラに、搬送部材の搬送方向と逆
方向のトルクを、駆動ギヤと噛み合うように該摩擦分離
ローラの軸に設けた従動ギヤを介して付与する。ここ
で、該トルクは上記実公平2−8915号公報に記載の
装置と同様にトルクリミッタを介して付与しても良い
し、上記特公平2−1049号公報に記載の装置のよう
に、一方向クラッチを介して付与しても良い。また、該
駆動ギヤと該従動ギヤの噛み合い関係は、両者間の歯面
圧力が、搬送部材と摩擦分離ローラ間の圧接力を増大さ
せる関係と、逆に減少させる関係とのいずれであっても
良い。そして、該駆動ギヤと該従動ギヤの間の歯面圧力
の該軸心方向における作用箇所を変化させ得る該駆動ギ
ヤと該従動ギヤのいずれか一方のギヤを、他方のギヤと
の噛み合いが可能な範囲内で該軸心方向に移動可能に設
け、該一方のギヤを移動させることで、両ギヤ間の歯面
圧力に基づく駆動ギヤによる押し上げ力又は押し下げ力
の作用点を移動させて、搬送部材と摩擦分離ローラ間の
圧接力を変化させることができるようにする。また、固
定手段を設け、搬送部材と摩擦分離ローラ間の圧接力が
所望の大きさになるところまで、該一方のギヤを移動さ
せたのち、該一方のギヤの位置を固定できるようにす
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
複写機(以下、複写機という)の給紙装置に適用した一
実施例について説明する。本実施例の給紙装置は、図2
に示す摩擦分離ローラ給紙装置と同様に、トルクリミッ
タ10を介してリバースローラ3に、フィードローラ2
の搬送方向と逆方向のトルクを付与するものである。
【0012】まずここで、図3(a),(b),(c)
を用いて、トルクリミッタ10を介してリバースローラ
3に、フィードローラ2の搬送方向と逆方向のトルクを
付与する摩擦分離ローラ方式の給紙のモデルにおけるフ
ィードローラ2とリバースローラ3の適正圧接力につい
て説明する。図3(a)は両ローラ2,3間に用紙が1
枚進入した場合に該用紙に作用する力の説明図、図3
(b)は両ローラ2,3間に用紙が2枚進入した場合
に、重送されたリバースローラ3側の用紙に作用する力
の説明図である。図中、Fbはフィードローラが1枚の
用紙に与える給送力、Fcは1枚目の用紙が2枚目の用
紙に与える給送力、Fdeは用紙間の戻し抵抗力、Tr
はトルクリミッタトルク、Taはトルクリミッタ戻し
力、Pbはリバースローラ作動力、Raは用紙間抵抗
力、Rsはリバースローラ半径である。用紙を1枚送る
条件は、図3(a)よりFb>Fa+Raである。ここ
で、Fb≡μr・Pb,Ra≡μp・m,Ta=Tr/
Rsであるから、
【式1】 Pb>(1/μr)・Ta+(μp/μr)・m と表せる。但し、mは用紙1枚の重量、μrはローラと
紙間の摩擦係数、μpは用紙間の摩擦係数である。また
用紙2枚目を戻す条件は図3(b)より、Ta>Fc+
Fd+Feである。ここで、Fc≡μp・Pb,Fd≡
μp・m,Fe≡μp・2mであるから、Ta>μp・
(Pb+3m)と表せる。これを変形すると、
【式2】 Pb<(1/μp)・Ta−3m となる。このモデルでは式1と式2の条件式の間で1枚
の用紙を分離給送できる。この間を給紙範囲と呼び、式
は、
【式3】(1/μp)・Ta−3m>Pb>(1/μr)
・Ta+(μp/μr)・mと表せる。式3において、
μp(用紙間の摩擦係数)、m(用紙1枚の重量)は用
紙の種類やサイズにより変動するもので、対象とする用
紙を決定することにより定まる。μp(用紙間の摩擦係
数)は市販されているコピー用紙で一般的なものは約
0.5に集中している。バラツキを含め最も低いもので
0.3程度であり、高いものでは、0.75近くに達す
る。さらに、湿度の高い雨期には用紙は吸湿し、吸湿率
の高い再生紙などでは1に達するものもある。μr(ロ
ーラと紙間の摩擦係数)は、用紙の種類とゴム材質によ
りほぼ決まるが、一般的には1.5〜2程度であり、経
時による劣化にて、1.2〜1.5までを考慮する。T
a(トルクリミッタ戻し力)は、コイルスプリングによ
るオーバーラントルクを利用したものや、磁粉の着磁力
を利用したものがあるが、300〜600gfの設定が
可能である。
【0013】リバースローラ圧Pbとトルクリミッタ戻
し力Taの関係式〔Pb=α・Ta+P0〕を作動線式
と呼ぶ。式3に上記の変動因子の変動範囲を代入する
と、FRR給紙の1枚送り領域が得られる。図3(c)
はこの1枚送り領域を示したグラフである。μpが大き
くなると、多枚送り領域Aは広がり、また、μrがロー
ラの劣化で、小さくなると不送り領域Bは広がり、作動
線の一枚送り領域を圧迫する。例えば、雨期に用紙の重
送が多発してしまうのは、用紙の吸湿でμpが高くなっ
ている為、多枚送り領域が広がり、作動線に近づいてい
るからである。また、長い年月用紙を給送していると用
紙不送りが発生し易くなるのはμrが低下し、作動線に
近づいているからである。こんな場合の対策としては、
従来では、重送多発の場合は、用紙をなるべく吸湿しな
い状態に保つ、或いは、不送りの場合では、フィードロ
ーラ2、リバースローラ3を交換するなどするしかなか
った。本実施例においては、後述するように作動線の傾
きαが可変可能になったので、従来よりも簡単に、上記
不具合に対し対策をとれるようにする。
【0014】次にここで、図3(d)及び図2(b)を
用いて、リバースローラ圧Pbをトルクリミッタ戻し力
Taの変動に対し自動的に調整する加圧機構(レバー加
圧方式)の作動線式について説明する。図3(d)はリ
バースローラ3に作用する力の説明図、図2(b)はリ
バースローラ部に作用する力の説明図である。図中、T
a、Pb及びRsは前述の図3(a),(b)中におけ
ると同様にそれぞれ、トルクリミッタ戻し力、リバース
ローラ圧、リバースローラ半径を示す。そして、Tbは
戻して抵抗、P1は前述のギヤによる押し上げ力、P2
レバー部の重量、P3は前述の加圧アームによる圧、R
zは従動ギヤ半径、Rbはリバースローラ軸受部(1
2)半径、L1〜L4は図示の各部位間の距離である。ち
なみにL2はレバー部重心位置と支点との距離である。
またY軸は鉛直軸、X軸は水平軸(リバースローラ軸4
の軸線に一致)である。図3(d)において、リバース
ローラ軸駆動力は駆動ギヤ7により与えられる。この力
は、トルクリミッタ戻し力Ta及び戻し抵抗Tbとつり
合う力であるが、リバースローラ軸4はY軸方向のみに
案内されているので、Y軸方向を考えれば十分である。
従ってギヤによる押上力のY軸方向分力P1は、以下の
関係として得られる。 Rz・P1=Rs・Ta+Rb・Tb
【式4】 ∴P1=(Rs/Rz)・Ta+(Rb/Rz)・Tb また支点まわりのモーメントのつり合いより、 L1・P1+L3・P3=L2・P2+L4・Pb ∴Pb=(L1/L4)・P1+(L3・P3−L2・P2
/L4 式4を代入して
【式5】Pb=(L1/L4)・((Rs/Rz)・Ta
+(Rb/Rz)・Tb)+(L3・P3−L2・P2)/
4 但し、Tbはリバースローラ圧Pbにより発生する力で
あり、リバースローラ軸4受部摩擦係数をμbとすれ
ば、
【式6】Tb=μb・Pb と表わせる。式6を式5に代入すると
【式7】Pb=(L1/L4)・((Rs/Rz)・Ta
+(Rb/Rz)・μb・Pb)+(L3・P3−L2
2)/L4 式を整理する為に (L1/L4)・(Rs/Rz)=K、(L3・P3−L2
・P2)=P0 とおき、更に (Rb/Rs)・μb=k とおけば、式7は、 Pb=K(Ta+k・Pb)+P0 と書き直せる。従ってP0について整理すれば、 Pb(1−Kk)=K・Ta+P0
【式8】∴Pb=(K/(1−K・k))・Ta+P0
/(1−K・k) 但し、 K=(Rs/Rz)・(L1/L4)、k=μb・(Rb
/Rs) P0=1/L4(L3・P3−L2・P2) 以上より式8が、レバー加圧方式の作動線式である。こ
こで、リバーローラ軸受にラジアル玉軸受を使用した場
合、K・k≒0になるので式8を簡易的に、
【式9】Pb=K・Ta+P0 と表わせる。従って、
【式10】α=K=(Rs/Rz)・(L1/L4) となる。式10から、支点から従動ギヤ8までの距離L
1、すなわち従動ギヤ8の位置わ変化させることによ
り、上記作動線の傾きαを変化させることができる。そ
こで、本実施例では、従動ギヤ8の位置を可変に構成し
ている。
【0015】次に、図1、図4及び図5を用いて、本実
施例の給紙装置について説明する。図1(a)は本実施
例に係る可変機構の斜視図、図1(b)は同機構内の従
動ギヤ8の移動の説明図、図4は本実施例に係る摩擦分
離ローラ給紙装置全体の斜視図、図5は同可変機構の部
分説明図である。本実施例の給紙装置は、基本的な構成
は図2に示す装置と同一である。異なる点は、両ローラ
2,3間の圧接力の可変機構が、図2の装置では、リバ
ースローラ軸4の従動ギヤ8と駆動ギヤ7の両者を一体
に軸線方向に移動させるものであるのに対し、本実施例
の可変機構は、従動ギヤ8のみを軸線方向に移動させる
ようにした点である。図1(a)において、図2中の部
材と対応する部材には同一の符号を付してある。本実施
例では、駆動ギヤ7は駆動軸に固定で、従動ギヤ8のみ
がリバースローラ軸4に摺動自在で、かつ該軸4と一体
に回転する如く設けられている。図中符号32は両軸3
2の手前側端部用の支持板であり、リバースローラ軸4
に取り付けられた軸受12が遊嵌する上下方向の長孔が
形成され、かつ、この支持背面側に隠れてた箇所に該軸
受12を介してリバースローラ軸4を上方に付勢する例
えばスプリングからなる付勢手段が配設されている。そ
して、図1(b)に示すように、駆動ギヤ7の歯幅は、
調整したい作動線の傾き幅に対応させて設定されてい
る。例えば、0.9α〜1.1αの場合、(0.2×L1
+(リバースローラ3従動ギヤ8の歯幅)に設定され
る。この場合、従動ギヤ8と駆動ギヤ7とを端面合わせ
で固定したときには、0.9α,1.1αの傾きが得られ
る。ギヤ8を所定位置に調整移動した後の固定には、例
えば、ギヤハブ部に設けられたネジ穴に例えばイモビス
(六角穴付き止め螺子)31をネジ止めすることで行わ
れる。このような固定方法に代え、又は合わせて、従動
ギヤ8をリバースローラ軸4上を移動可能に案内する、
案内部材40を設け、これを固定手段として用いても良
い。図示の例では装置奥側の端部に従動ギヤ8との係合
部41を備えたギヤ案内兼固定部材40が、装置底板部
に形成したガイド43や上記支持板32下部に形成され
たガイド孔44で、リバースローラ軸4と並行に進退可
能になっている。このギヤ案内兼固定部材40の手前側
端部は、複数の切欠き部42を備え、かつ、図4に示す
ように給紙装置50の手前側側板51に形成された窓5
2を通って外に突出し、該窓52の側壁部にいずれの切
欠き部42を係止するかによって、従動ギヤ8の位置を
決め、かつ固定できるようになっている。無論、この切
欠き部42は、作動線の傾きαを所望の範囲で可変しか
つ固定可能な様に設ける。なお、図4中、符号20はカ
セット、符号53は搬送ローラ、符号23はピックアッ
プアームを示している。
【0016】以上の構成において、作動線の傾きαを小
さくしたい場合には、従動ギヤ8の位置を支点側にずら
し、L1を小さくすればよく、逆に作動線の傾きαを大
きくしたい場合には、従動ギヤ8の位置をリバースロー
ラ3側にずらせばよい。例えば、重送が多発する場合な
どは、作動線の傾きαを小さくしてやることにより、一
枚送り領域を下方にシフトする。これだけで重送を防止
することができる。しかし、この場合、μrの低下に対
し余裕度が減じるが、吸湿状態の期間が長くないなら
ば、この期間である程度の劣化してない給送ローラを使
用していれば問題はない。また、空調されたオフィスな
どで使用される場合、μpはそれほど高くなく安定して
いるので、用紙不送りが多発した場合には、作動線の傾
きαを大きくしてやることで、一枚送り領域を上方にシ
フトし不送りを防止することができる。よって給送ロー
ラの寿命を向上させることになる。
【0017】なお、上記案内部材40の手前側端部の例
えば切欠き部42の間の部分に、例えば図5(a)に示
すように、作動線の傾きαに応じた表示または目盛を設
けることにより、作業者の作業性を向上させても良い。
また5(b)に示すように、ローラの状態において、作
動線の傾きαを変えられる様な表示にしても良い。ロー
ラ新品時の設定では、μr(ローラと紙間の摩擦係数)
が高いので、作動線の傾きαを低く設定し、リバースロ
ーラ接触圧を下げ、重送に対する余裕度向上、ローラの
耐久性向上を可能にしている。また、ローラ劣化時の設
定では、μr(ローラと紙間の摩擦係数)が低くなるの
で、作動線の傾きαを高く設定し、リバースローラ接触
圧Pbを上げ、不送りに対する余裕度向上を可能にして
いる。同様のことが高湿、低湿時にも対応可能である。
【0018】また、図6は駆動ギヤ7の変形例を示すも
のである。この例の駆動ギヤ7は、ボス部60a同志嵌
合可能な形状をした例えば3つのギヤ60を、互いに嵌
合状態にして、駆動軸5に、スプリングピン61及びE
リング62で固定して構成されている。よって、従動ギ
ヤ8の移動に対して、上記案内部材40の表示で設定し
た接触圧の値に、適確に設定可能となり、部品のバラツ
キ等で作動線の傾きつまり、リバースローラ接触圧が変
わることはなくなる。
【0019】また、図7は従動ギヤ7及び駆動ギヤ8の
変形例を示すものである。この例の従動ギヤ7及び駆動
ギヤ8、多段ギヤ60,65、63,64で構成されて
いる。これにより、作動線の傾きαの変化と共にリバー
スローラ3の回転数をも変化させ得るよいにされてい
る。図示の状態よりも作動線の傾きαを低くした場合、
ギヤの噛み合いを63,65から64,60へと移す。
これにより、リバースローラ3の回転数は速くなる。よ
って用紙のさばき速度が速まり、重送に対する余裕度を
さらに向上させるものとなる。
【0020】以上、本実施例は、従動ギヤ8を軸上で移
動させたが、これに代え駆動ギヤ7を軸上で移動させて
歯面間の圧力の作用点を移動させ、これにより、作動線
の傾きαを変化させるようにしても良い。
【0021】なお、前述の実公昭2−8915号公報の
摩擦分離ローラ方式給紙装置においては、摩擦分離ロー
ラ接触圧が、給紙時の用紙の状態の検出、つまり用紙搬
送スピードや重送紙の検出に基づいて調整制御されてい
る。このため、検出手段の他、調整用の駆動手段、調整
制御のための制御手段を必要とし、部品点数が多く部品
コストの増大や組立ての構成・制御の複雑化という欠点
があった。最近の複写用用紙の高品質化、トルクリミッ
タ10のトルク安定化を考慮すれば、1枚毎に摩擦分離
ローラ接触圧を調整する必要はない。ここで摩擦分離ロ
ーラ接触圧を所定の基準値より低く設定する必要が生じ
るのは、例えば用紙間の摩擦係数が非常に高い用紙(ラ
グ紙、吸湿後の再生紙)を給送する場合である。搬送ロ
ーラ(フィードローラ2、摩擦分離ローラ)の寿命を向
上したいならば、摩擦分離ローラ接触圧をなるべく低く
設定したい。そこで、使用する用紙がコピー用紙で吸湿
しない状態であれば、接触圧は、搬送遅れがない程度に
低く設定すれば問題はない。しかしながら搬送ローラの
経時劣化によりローラと紙間の摩擦力が低下すると、接
触圧をある程度高く設定しなければ用紙の搬送不良を起
こしやすくなってしまう。これら摩擦分離ローラ接触圧
の適正化はローラ材質、紙種、環境などの条件がわかれ
ば、その値は計算値及び経験値より基準化が可能であ
る。従って、本実施例のように、摩擦分離ローラ接触圧
の可変手段の構成を簡単なものにし、摩擦分離ローラ加
圧ギヤの位置のみを移動させることにより、容易に摩擦
分離ローラ接触圧を可変でき、従来のようにコストを上
げること無く、安定した給紙とローラの寿命の向上をは
かることができる。但し、本実施例の従動ギヤ移動機構
は、無論、前述の実公昭2−8915号公報の摩擦分離
ローラ方式給紙装置のよに、摩擦分離ローラ接触圧
を、給紙時の用紙の状態の検出、つまり用紙搬送スピー
ドや重送紙の検出に基づいて調整制御するものにも適用
可能である。
【0022】
【発明の効果】請求項1あるいは2の発明によれば、搬
送部材に圧接する摩擦分離ローラに、搬送部材の搬送方
向と逆方向のトルクを付与するのに用いる、駆動ギヤと
従動ギヤの間の歯面圧力の軸心方向における作用箇所を
変化させ得る該駆動ギヤと該従動ギヤのいずれか一方の
ギヤのみの移動により、両ギヤ間の歯面圧力に基づく駆
動ギヤによる押し上げ力又は押し下げ力の作用点を移動
させて、搬送部材と摩擦分離ローラ間の圧接力を変化さ
せることができるので、例えば実公平2−8915号公
報に開示の装置のように、駆動ギヤと従動ギヤの両者を
一体に移動せさる場合に比して、移動機構の構成を簡素
化できる。そして、特に請求項1の発明によれば、上記
他方のギヤを、同一軸心上に併設されたモジュール及び
歯数が互いに等しい複数のギヤで構成したので、該他方
のギヤを、所定の幅を持たせた単体のギヤで構成する場
合に比して、複数のギヤそれぞれの幅を小さくできる。
従ってギヤの成形性が比較的良く、ギヤの製造コスト、
ひいてはシート搬送装置のコストを抑えることができ
る。また、複数のギヤを同一軸心上に間隔をおいて並設
することにより、搬送部材と摩擦分離ローラ間の圧接力
の可変量を、非連続的な量にすることができる。これに
よれば、例えば請求項3のシート搬送装置のように、記
操作部材の一端部に、上記一方のギヤ位置に応じた上記
摩擦分離ローラと上記搬送部材の間の接触圧や該接触圧
に適した使用状態などの調整指標(通常、非連続の指標
になる)を表示する場合、表示された調整指標に正確に
合致した可変量を実現できる。また、請求項2発明によ
れば、上記一方のギヤ及び上記他方のギヤそれぞれを、
同一軸心上に併設された歯数が互いに異なる複数のギヤ
を用いて、該一方のギヤの軸心方向における位置に応じ
て、該他方のギヤを構成する複数のギヤのうちの何れか
一のギヤが、該一方のギヤを構成する複数のギヤのうち
の何れか一のギヤに噛み合うように構成したので、搬送
部材と摩擦分離ローラ間の圧接力を変化させるのと同時
に摩擦分離ローラの回転数を変化させることができる。
従って上記圧接力を増加させるのに連動して摩擦分離ロ
ーラの回転数の減少させてローラの寿命を向上させた
り、上記圧力を減少させるのに連動して摩擦分離ローラ
の回 転数を増加させて重送防止効果を向上させたりする
ことができる。
【0023】請求項の発明によれば、請求項1又は2
のシート搬送装置において、上記固定手段を、上記一方
のギヤに係合し一端部が可視可能な箇所まで延在した状
態で上記軸心方向に移動可能に設けられた操作部材と、
該操作部材を操作後に該軸心方向で固定する手段とで構
成したので、搬送部材と摩擦分離ローラ間の圧接力の可
変調整を、該操作部材を用いて容易に行うことができ、
可変調整の操作性を向上できる。
【0024】請求項の発明によれば、請求項のシー
ト搬送装置において、上記操作部材の一端部に、上記一
方のギヤ位置に応じた上記摩擦分離ローラと上記搬送部
材の間の接触圧や該接触圧に適した使用状態などの調整
指標を表示したので、搬送部材と摩擦分離ローラ間の圧
接力の可変調整を、特別の知識を要することなく、ユー
ザーでも容易に行え、可変調整の操作性を向上できる。
【0025】
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本実施例に係る可変機構の斜視図。
(b)は同機構内の従動ギヤ8の移動の説明図。
【図2】(a)は従来例に係る給紙装置の概略構成図。
(b)は同給紙装置のリバースローラ部の概略構成図。
【図3】(a)は両ローラ2,3間に用紙が1枚進入し
た場合に該用紙に作用する力の説明図。(b)は両ロー
ラ2,3間に用紙が2枚進入した場合に、重送されたリ
バースローラ3側の用紙に作用する力の説明図。(c)
は両ローラ2,3による1枚送り領域を示したグラフ。
(d)はリバースローラ3に作用する力の説明図。
【図4】本実施例に係る摩擦分離ローラ給紙装置全体の
斜視図。
【図5】同給紙装置の部分説明図。
【図6】駆動ギヤ7の変形例の説明図。
【図7】従動ギヤ8及び駆動ギヤ7の変形例の説明図。
【符号の説明】
2 フィードローラ 3 リバースローラ 4 リバースローラ軸 5 駆動軸 7 駆動ギヤ 8 従動ギヤ 10 トルクリミッタ 11 軸受 31 イモネジ 40 ギヤ案内兼固定部材 41 係合部 42 切欠き部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙に接触して搬送方向に搬送力を付与す
    る搬送部材と、該搬送方向と逆方向にトルクが付与され
    かつ該搬送部材に圧接する摩擦分離ローラとを有し、該
    搬送部材と該摩擦分離ローラの間に2枚以上のシートが
    進入したときにこれらを分離して該搬送方向に1枚のシ
    ートのみを搬送するシート搬送装置において、 該トルクを、駆動ギヤと噛み合うように該摩擦分離ロー
    ラの軸に設けた従動ギヤを介して付与し、該駆動ギヤと
    該従動ギヤの間の歯面圧力の該軸心方向における作用箇
    所を変化させ得る該駆動ギヤと該従動ギヤのいずれか一
    方のギヤを、他方のギヤとの噛み合いが可能な範囲内で
    該軸心方向に移動可能に設け、かつ、該一方のギヤを移
    動後に該軸心方向で固定するための固定手段を設け 上記他方のギヤを、同一軸心上に併設されたモジュール
    及び歯数が互いに等しい複数のギヤで構成し たことを特
    徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】用紙に接触して搬送方向に搬送力を付与す
    る搬送部材と、該搬送方向と逆方向にトルクが付与され
    かつ該搬送部材に圧接する摩擦分離ローラとを有し、該
    搬送部材と該摩擦分離ローラの間に2枚以上のシートが
    進入したときにこれらを分離して該搬送方向に1枚のシ
    ートのみを搬送するシート搬送装置において、 該トルクを、駆動ギヤと噛み合うように該摩擦分離ロー
    ラの軸に設けた従動ギヤを介して付与し、該駆動ギヤと
    該従動ギヤの間の歯面圧力の該軸心方向における作用箇
    所を変化させ得る該駆動ギヤと該従動ギヤのいずれか一
    方のギヤを、他方のギヤとの噛み合いが可能な範囲内で
    該軸心方向に移動可能に設け、かつ、該一方のギヤを移
    動後に該軸心方向で固定するための固定手段を設け、 上記一方のギヤ及び上記他方のギヤそれぞれを、同一軸
    心上に併設された歯数が互いに異なる複数のギヤを用い
    て、該一方のギヤの軸心方向における位置に応じて、該
    他方のギヤを構成する複数のギヤのうちの何れか一のギ
    ヤが、該一方のギヤを構成する複数のギヤのうちの何れ
    か一のギヤに噛み合うように構成したことを特徴とする
    シート搬送装置。
  3. 【請求項3】上記固定手段を、上記一方のギヤに係合し
    一端部が可視可能な箇所まで延在した状態で上記軸心方
    向に移動可能に設けられた操作部材と、該操作部材を操
    作後に該軸心方向で固定する手段とで構成したことを特
    徴とする請求項1又は2のシート搬送装置。
  4. 【請求項4】上記操作部材の一端部に、上記一方のギヤ
    位置に応じた上記摩擦分離ローラと上記搬送部材の間の
    接触圧や該接触圧に適した使用状態などの調整指標を表
    示したことを特徴とする請求項のシート搬送装置。
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