JP4374704B2 - 仮撚加工糸の製造方法および仮撚加工糸の製造装置 - Google Patents

仮撚加工糸の製造方法および仮撚加工糸の製造装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成繊維糸条の仮撚加工方法に関する。更に詳しくは、ドレープ性が良好でソフト感、ふくらみ感に優れ、従来の延伸糸や仮撚加工糸とは異なる新感覚な風合いを有する織編物を提供できる仮撚加工糸の製造方法および仮撚加工糸の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、合成繊維糸条の延伸仮撚連続加工または同時延伸仮撚加工においては、加撚された糸条を加熱し、延伸と加撚熱固定を施した後、解撚する方法が主に採用されている。
【0003】
この従来の仮撚加工には、一般に供給ローラーと引取りローラー、および両ローラー間に加熱ヒーター板と仮撚具を設けた仮撚装置が使用されている。このような仮撚装置を用いて加工速度を増加させた場合、安定加工のための加工張力増加や加熱ヒーター板上での加撚により、単繊維の伸長切断や糸条の熱劣化による毛羽や断糸が発生しやすい。また、熱セット時間の減少を補うため、加熱ヒーター長が長大化するという問題が生じる。
【0004】
上記の問題に対して、特開平9−250034号公報には、供給糸条に予め交絡を付与し、糸条供給ローラーを加熱ローラーとして非加撚状態で加熱した後、特開昭49−132353号公報に開示されている糸押さえローラーにより加撚開始点を加熱ローラー上の加熱終了点に把持して仮撚を行う方法が提案されている。しかし、この方法では、加撚開始点が加熱体表面に接しており、糸押さえローラーを用いていることから、加熱体表面での糸条の熱劣化や擦過、糸押さえローラーの摩耗や劣化による加熱ローラー上への撚りの遡及により毛羽や断糸が発生しやすいという問題が生じる。
【0005】
さらに、従来の仮撚加工法により得られる仮撚加工糸は高い捲縮性を有しており、布帛とした場合、リラックスやプリセット、減量および染色等の工程で捲縮が発現すると同時に収縮が起こり、布帛のドレープ性やふくらみ感、ソフト感が低下するという問題がある。このような問題を解決するため、上述した従来の仮撚加工を施した後、さらに加熱ヒーター板を使用して加熱セットを行う二段ヒーター仮撚法が慣用されている。また、特開昭59−130336号公報あるいは特開昭60−252738号公報には、ポリエステル未延伸糸を低温で仮撚加工することが開示されている。しかし、いずれの方法においても捲縮発現時の収縮による布帛のドレープ性やふくらみ感、ソフト感の低下を解消することは困難であるのが実状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術の有する問題点を解消し、合成繊維の仮撚加工糸を毛羽や断糸を発生させることなく安定して製造でき、かつドレープ性が良好でふくらみ感、ソフト感に優れ、従来の延伸糸や仮撚加工糸とは異なる新感覚な風合いを有する織編物を提供できる仮撚加工糸の製造方法および仮撚加工糸の製造装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を達成する本発明の仮撚加工糸の製造方法は、合成繊維の未延伸糸の延伸仮撚連続加工において、該未延伸糸を加撚前に加熱した後、加熱体と仮撚具との間で加熱体と糸条とが離れる点とは異なる位置に撚り止め装置を設け、該撚り止め装置を加撚開始点として加熱体上に撚りを存在させることなく、延伸仮撚加工を連続して行うことを特徴とするものである。
【0008】
また、本発明の仮撚加工糸の製造装置は、合成繊維の未延伸糸を延伸仮撚する仮撚加工装置において、該未延伸糸を加撚前に加熱する加熱体を仮撚具の上流側に設けるとともに、該加熱体から糸条が離れる点とは異なる、加熱体と仮撚具との間の位置に撚り止め装置を設け、該撚り止め装置を加撚開始点として加熱体上に撚りを存在させることなく、延伸仮撚を行うようにしたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1は本発明に適用する仮撚装置の一実施態様を示す正面概略図である。本発明でいう合成繊維糸条とは、ポリエステル繊維やポリアミド繊維等の熱延伸が可能な合成繊維糸条をいい、特にポリエステル繊維が最も汎用的で好ましい。上記合成繊維糸条の未延伸糸1はフィードロール2を経て加熱ロール3とセパレートロール4に数回巻き付けられて予備加熱され、撚り止め装置6、仮撚具7、引き取りロール8の間で延伸仮撚りが連続的に施されるのであるが(延伸は撚り止め装置6と仮撚具7との間で行われる)、加熱ロール3上の糸条が離れる点5とは異なる加熱ロール3から離れた加熱ローラ3と仮撚具7との間の位置に設けられた撚り止め装置6を加撚開始点として、延伸仮撚りが連続的に施される。次いで加熱していないストレッチロール9を経て、パーン10として巻き取られる。
【0011】
本発明の延伸仮撚連続加工とは、上記のようなインドロー方式でもよく、また、アウトドロー方式でもよい。
【0012】
本発明の製造方法では、延伸仮撚連続加工において、合成繊維の未延伸糸を加撚前に加熱し、加熱体と仮撚具との間で加熱体上における糸条が離れる点とは異なる位置に撚り止め装置を設け、該撚り止め装置と糸条とが接する点を加撚開始点として、延伸仮撚加工を連続して行うものである。
【0013】
本発明においては、合成繊維糸条は非加撚状態で加熱されるので、糸条中の全単糸に均一かつ充分な熱量を付与することができる。また、加熱体上の糸条が離れる点と異なる位置に設けた撚り止め装置の糸条が接する点を加撚開始点としたため、加熱体への撚りの遡及を防止でき、毛羽や断糸が発生しない。さらに、撚り固定が糸条が加熱体から受ける熱により行われるので、撚り固定力は軽微である。そのため、本発明により得られる仮撚加工糸は、布帛でのドレープ性やふくらみ感、ソフト感の低下に起因する従来仮撚加工糸のような高い捲縮性を有さず、織編物とした際、ドレープ性が良好で、ふくらみ感、ソフト感に優れ、従来の延伸糸や仮撚加工糸とは異なる新感覚な風合いを呈することができる。
【0014】
上記加熱ロール3の温度は、使用する合成繊維糸条の種類や所望の捲縮性能、加工速度等に応じて適宜設定すれば良いが、使用する合成繊維糸条のガラス転移温度以上であることが好ましい。また、加熱ロール3への巻き回数は、所望の熱量に応じて適宜設定すれば良いが、糸条の滑りを防止するためには4回以上とすることが好ましい。また、引き取りロール8を加熱ロール3と同様に加熱可能なロールとすれば、仮撚を施された糸条を熱セットすることができ、二段ヒーター仮撚糸を容易に製造することができる。
【0015】
加撚開始点に設ける撚り止め装置6は、加熱ロール3への撚りの遡及を防止する効果を有する装置であれば、従来用いられている棒ガイドなどの非回転ガイドや、ローラーガイドなどの回転ガイドなどが任意に選択できる。
【0016】
仮撚具7はピン方式や三軸摩擦型ディスク方式など従来公知の仮撚具が任意に採用できるが、加工速度を高速化することができる三軸摩擦型ディスク方式やベルトニップ方式の仮撚装置を使用することが好ましい。
【0017】
加撚及び解撚され、引き取りロール8、ストレッチロール9により引き取られた仮撚加工糸条は、スピンドル式巻取装置を用いてパーンとして巻き取られる。スピンドル式巻取装置を用いてパーン形状で巻き取ることは、撚糸工程や織機への供給に際し、解舒性を向上させることができるので好ましい。また、該加工糸の解舒性を向上させるため、ストレッチロール9のセパレートロールとの間にて空気交絡ノズルを用いて交絡を付与することがさらに好ましい。
【0018】
【実施例】
以下に本発明の実施例、および比較例により、本発明を更に具体的に説明する。なお、実施例中の評価方法、測定方法は以下の方法を用いた。評価結果、測定結果は、表1および表2の通りである。
A.仮撚加工性
未延伸糸を500個用いて、3.0kg巻きの仮撚加工糸を得る際に糸切れや毛羽が発生しなかった仮撚加工糸の割合を仮撚加工性(%)とし、99.5%以上を合格とした。
B.毛羽発生数
東レエンジニアリング株式会社製MULTI POINT FLAY COUNTER model MFC-111 0により糸速度400m/minで走行させながら、5分間毛羽数を測定し、5 0本の平均値を毛羽発生数とした。毛羽発生数は、0.50個/2000m以下を合 格とした。
C.伸縮復元率(CR(%)と称す。)
検尺機を用いて初張力:(0.088×繊度(dtex))cNで、カセ長50cm、巻き数10回のかせを作り、これを90℃の熱水中に20分間浸漬後、吸取紙または布で水を切り、水平状態で自然乾燥させる。このかせ巻きを室温の水中に入れ、規定の初荷重と定荷重を掛けた状態での試料長:aを測定する。次に、定荷重を取り除き、試料に初荷重のみが負荷した状態で3分間水中で放置し、3分後の試料長:bを測定し、下式により伸縮復元率CR(%)を計算する。なお、初荷重と定荷重は下式により求めたものを使用する。
【0019】
CR(%)=((a−b)/a)×100
初荷重(cN)=(繊度(dtex)/1.111)×0.002×0.9807×巻取回数×2
定荷重(cN)=(繊度(dtex)/1.111)×0.1×0.9807×巻取回数×2
D.捲縮伸長率(TR(%)と称す。)
検尺機を用いて初張力:(0.088×繊度(dtex))cNでカセ長50cm、巻き数20回のかせを作り、初荷重をかけ、150±2℃で5分間乾熱処理する。乾熱処理後、初荷重を掛けた状態での試料長:aを測定する。次に、初荷重を外し、定荷重を掛けた状態での試料長:bを測定し、下式により捲縮伸長率TR(%)
を計算する。なお、初荷重と定荷重は下式により求めたものを使用する。
【0020】
TR(%)=((b−a)/b)×100
初荷重(cN)=(繊度(dtex)/1.111)×0.00166×0.9807×巻取回数×2
定荷重(cN)=(繊度(dtex)/1.111)×0.1×0.9807×巻取回数×2
E.トルク撚り数
試料の一端に初荷重を掛けた状態で試料長:100cmの試料を採取し、試料の中央部に定荷重を掛ける。定荷重を掛けた状態で、試料の両端を持ち、中央部で二つ折りにしてフリー状態で吊し、トルク撚りが安定するまで放置する。その後、検撚機で解撚し、二つ折りの糸条間が平行になった時の回転数を読みとる。初荷重、定荷重は繊度により、下式の通りとする。
【0021】
初荷重(cN)=(繊度(dtex)/1.111)×0.1×0.9807
定荷重(cN)=(繊度(dtex)/1.111)×0.02×0.9807
F.布帛評価
実施例、比較例で得られた仮撚加工糸を小池機械製作所社製一口型筒編み機(ゲージ数:20)により長さ35cmの筒編みを作成し、プロコンパドル自動染色機を用いて常法により染色、水洗、乾燥を行った。以上の方法で得た布帛について、ふくらみ感、ソフト感を1〜5級で官能評価し、3級以上を合格とした。
【0022】
また、33dtex12フィラメントのポリエステルフラットヤーンを経糸として、緯糸に実施例、比較例で得られた仮撚加工糸を用いて平織りを行った。この方法で得た布帛について、ドレープ性を1〜5級で官能評価し、3級以上を合格とした。
実施例1
三酸化アンチモンを重合触媒として用い、テレフタル酸とエチレングリコールから常法に従い、極限粘度(オクソクロルフェノール溶媒中で25℃で測定)0.65のポリエチレンテレフタレート(PET)を得た。この時、艶消し剤として平均一次粒径0.5μmの酸化チタンを0.4wt%添加した。得られた重合体を紡糸温度284℃、紡糸速度3000m/minで溶融紡糸を行い、150.0dtex、36フィラメントの未延伸糸(POY)を巻き取った。
【0023】
上記POYを図1の延伸仮撚連続加工装置を用い、加熱ロール3の温度を110℃、引き取りロール8の温度を常温、延伸倍率を1.69倍、延伸速度を820m/分として、撚り止め装置6に回転ローラーガイド、仮撚具7に三軸摩擦型ディスク式仮撚装置を使用し、ディスク回転数を7000rpmとして、スピンドル式巻取装置にて3.0kg巻きのパーンを巻き取り、93.5dtex、36フィラメントの仮撚加工糸を得た。上記条件下での延伸仮撚連続加工において、加熱ロールへの撚りの遡及は発生せず、仮撚加工性も99.8%と非常に良好で、得られたパーンに毛羽は認められず、毛羽発生数も0個/2000mであった。得られた仮撚加工糸のCRは33%、TRは2.8%、トルク撚り数は2.4t/50cmであり、布帛評価においてもふくらみ感、ソフト感、ドレープ性に非常に優れた布帛が得られた。
実施例2
引き取りロール8の温度を120℃とした以外は、実施例1と同様な条件で製糸し、CRが20%、TRが1.3%、トルク撚り数が0.5t/50cmの93.5dtex36フィラメントの仮撚加工糸を得た。実施例1と同様、加熱ロールへの撚りの遡及は発生せず、仮撚加工性が99.6%、毛羽発生数が0.06個/2000mと良好であった。得られた仮撚加工糸により得られる布帛は、ふくらみ感、ソフト感、ドレープ性が良好であった。また、加工中の加熱ロールへの撚りの遡及や断糸は発生せず、得られたパーンに毛羽は認められなかった。
比較例1
加熱ロール3から糸条が離れる点に撚り止め装置6を設けること以外は実施例1と同様な条件で製糸し、93.5dtex、36フィラメントの仮撚加工糸を得た。
【0024】
上記方法にて、実施例1と同量の仮撚加工糸を得ようとしたところ、加熱ロール3への撚りの遡及による加熱ロール3への単糸巻付きや加熱ロール3や仮撚具7への糸条巻付きによる断糸が発生し、仮撚加工性が82.6%と不良であった。また、毛羽発生数も19.0個/2000mと不良であった。
比較例2
加熱ロール3と仮撚具7との間に撚り止め装置6を設けないこと以外は実施例1と同様な条件で製糸し、実施例1と同量の仮撚加工糸を得ようとしたところ、仮撚具7に糸条を挿入する時点で断糸が発生し、仮撚加工糸を得ることができなかった。
比較例3
実施例1と同じポリエチレンテレフタレート未延伸糸20を図2に示す従来の仮撚装置を使用し、仮撚ヒーター23の温度210℃、延伸倍率1.80倍、加工速度600m/min、仮撚具24のディスク回転数7000rpmで延伸同時仮撚加工を行い、85.0dtex36フィラメントの仮撚加工糸を得た。得られた仮撚加工糸のCRは48%、TRは34%、トルク撚り数は86t/50cmであり、高度な捲縮性を有していた。そのため、布帛評価において、ふくらみ感、ソフト感に欠け、ドレープ性も不良であった。
【0025】
【表1】
Figure 0004374704
【0026】
【表2】
Figure 0004374704
【0027】
【発明の効果】
本発明の仮撚加工糸の製造方法および仮撚加工装置によれば、合成繊維の仮撚加工糸を毛羽や断糸が発生しない安定した生産性で、かつドレープ性が良好でふくらみ感、ソフト感に優れ、従来の延伸糸や仮撚加工糸とは異なる新感覚な風合いを有する織編物となる仮撚加工糸を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様を示す延伸仮撚連続加工工程の一例を示す概略図である。
【図2】従来の仮撚工程の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1:未延伸糸
2:フィードロール
3:加熱ロール
4:セパレートロール
5:加熱ロールと糸条が離れる点
6:撚り止め装置
7:仮撚具
8:引き取りロール
9:ストレッチロール
10:パーン
20:未延伸糸
21:糸条解舒ガイド
22:供給ロール
23:仮撚ヒーター
24:仮撚具
25:引取ローラー
26:第2引取ローラー
27:仮撚糸チーズ

Claims (2)

  1. 合成繊維の未延伸糸を延伸仮撚する仮撚加工糸の製造方法において、該未延伸糸を加撚前に加熱体により加熱した後仮撚具により仮撚を施すに際し、該加熱体から糸条が離れる点とは異なる、加熱体と仮撚具との間の位置に撚り止め装置を設け、該撚り止め装置を加撚開始点として加熱体上に撚りを存在させることなく、延伸仮撚加工を連続して行うことを特徴とする仮撚加工糸の製造方法。
  2. 合成繊維の未延伸糸を延伸仮撚する仮撚加工装置において、該未延伸糸を加撚前に加熱する加熱体を仮撚具の上流側に設けるとともに、該加熱体から糸条が離れる点とは異なる、加熱体と仮撚具との間の位置に撚り止め装置を設け、該撚り止め装置を加撚開始点として加熱体上に撚りを存在させることなく、延伸仮撚を行うようにしたことを特徴とする仮撚加工の製造装置。
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