JP4374674B2 - 車両用ドアロック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両室内側のロッキング操作部材を車両ドアを解錠状態とすべく操作しても車両ドアを開けることができない車両ドアのダブルロック状態を得ることのできる車両用ドアロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のドアロック装置としては、欧州特許出願公開0775791号公報に示されるものが知られている。
【0003】
これは、リフトレバーとダブルロッキング部材を介して係脱自在なコントロールレバーを設け、ダブルロッキング部材によりリフトレバーとコントロールレバーの係合時においては、オープンレバーからリフトレバーへのオープン操作力の伝達を可能とし、ダブルロッキング部材によりリフトレバーとコントロールレバーの係合解除時においては、オープンレバーからリフトレバーへのオープン操作力の伝達を空振りさせている。これにより、車両室内側のロッキング操作部材を車両ドアを解錠状態とすべく操作しても車両ドアを開けることができない車両ドアのダブルロック状態を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来装置であると、ダブルロッキング部材は、ダブルロッキングレバーに回動自在に支持されており、この回動中心軸線は、オープンレバー及びコントロールレバーの回動中心軸線から外れた位置にある。このため、オープンレバーからリフトレバーへダブルロッキング部材を介してオープン操作力を伝達する際、コントロールレバーとダブルロッキング部材との間及びダブルロッキング部材とリフトレバーの間でこじれが発生し、偏摩耗や操作力の増大等を招く恐れがある。
【0005】
故に、本発明は、ダブルロッキング部材のこじれを解消してスムーズな動作を確保することを、その技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するために本発明において講じた技術的手段は、ラッチ機構をリフトレバーを介して作動させるオープンレバーと、前記リフトレバーと前記オープンレバーとの間に前記リフトレバー及び前記オープンレバーに対してスライド自在に配設され前記オープンレバーから前記リフトレバーへのオープン操作力の伝達を係脱するロッキング部材と、前記オープンレバー及び前記リフトレバーと同軸上で回動自在に支持され且つ前記オープンレバーと前記リフトレバーとの間に配設され前記ロッキング部材により前記オープンレバーと係脱するコントロールレバーと、前記リフトレバーと前記コントロールレバーとの間に前記コントロールレバー及び前記リフトレバーに対してスライド自在に配設され前記コントロールレバーから前記リフトレバーへのオープン操作力の伝達を係脱するダブルロッキング部材と、該ダブルロッキング部材が前記リフトレバー及び前記コントロールレバーとの係合位置に位置する時前記ダブルロッキング部材を前記オープンレバー、前記コントロールレバー及び前記リフトレバーの回動中心軸線を中心として移動動作させるべく前記ダブルロッキング部材を案内するガイドリンクと、該ガイドリンクに連係され前記ダブルロッキング部材を前記ガイドリンクを介して前記リフトレバー及び前記コントロールレバーとの係合位置及び係合解除位置へとスライド動作させるダブルロッキングレバーとを有した、ことである。
【0007】
この技術的手段によれば、コントロールレバーからダブルロッキング部材を介してリフトレバーへオープン操作力を伝達する時、ダブルロッキング部材は、コントロールレバー及びリフトレバーの回動に伴ってコントロールレバー及びリフトレバーの回動中軸線を中心として移動する。よって、ダブルロッキング部材のコントロールレバー及びリフトレバーに対するこじれが解消され、スムーズな動作を確保し得る。
【0008】
より好ましくは、前記コントロールレバーに連係され車両室内側からのオープン操作力を前記コントロールレバーへと伝達するインサイドレバーと、前記リフトレバーと前記ロッキング部材との間に配設され前記リフトレバーから前記ロッキング部材へオープン操作力を伝達して前記ロッキング部材を係合解除位置から係合位置へとスライド動作させるキャンセルレバーとを有する、と良い。
【0009】
より好ましくは、前記ロッキング部材に連係され車両室内側のロッキング操作力を前記ロッキング部材に伝達して前記ロッキング部材を前記コントロールレバーとの係合位置及び係合解除位置へと摺動動作させるロッキングレバーと、該ロッキングレバーに連係され車両室外側のロッキング操作力を前記ロッキングレバーを介して前記ロッキング部材に伝達して前記ロッキング部材を係合位置及び係合解除位置へとスライド動作させるキーレバーと、前記キーレバーに形成され前記キーレバーにより前記ロッキング部材を係合解除位置から係合位置へとスライド動作させる時前記ダブルロッキングレバーと係合して前記ダブルロッキング部材を係合解除位置から係合位置へとスライド動作させる係合部とを有する、と良い。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1に示されるように、車両ドア(図示せず)に設けられたドアロック装置1は、ベースプレート2、ラッチ機構3、レバー機構4及びダブルロック機構8を有して構成されている。
【0011】
図1に示されるように、ベースプレート2は、L字場を呈するものであって、水平壁21及び垂直壁22を備えている。
【0012】
図2に示されるように、ラッチ機構3は、ポール32及びラッチ33を主として構成されている。
【0013】
ポール32及びラッチ33は、ベースプレート2の水平壁21に固定されたボディ31内に収容され、夫々、ピン32a、33aによりボディ31に回転自在に支持されている。又、このボディ31には、車両ドアの開閉操作に応じて車両のボディ(図示せず)に設けられたストライカ34が出入するための挿通溝31aが形成されている。
【0014】
ラッチ33の外周面には、ボディ31の挿通溝31aに進入したストライカ34を受け入れるU字溝33b及びポール32と係脱可能な第1及び第2係合爪33c、33dが形成されている。ポール32は、その回転動作によりラッチ33の第1及び第2係合爪33c、33dと係合するようになっている。このように構成されたポール32及びラッチ33において、ストライカ34がラッチ33のU字溝33b内に受け入れられた状態でポール32とラッチ33の第1係合爪33cが係合してラッチ33の回転動作がポール32によって規制されることで車両ドアを完全閉状態で保持し、ストライカ34がラッチ33のU字溝33b内に受け入れられた状態でポール32とラッチ33の第2係合爪33dが係合してラッチ33の回転動作がポール32によって規制されることで車両ドアを半閉状態で保持する。又、ポール32を回転動作してラッチ33の第1及び第2係合爪33c、33dとの係合を解除することで車両ドアが開状態となる。
【0015】
図1に示されるように、レバー機構4は、リフトレバー41、コントロールレバー42、オープンレバー43、ロッキングレバー44、スライドブッシュ45、キーレバー47、キャンセルレバー48及びインサイドレバー49を主として構成されている。
【0016】
リフトレバー41は、ベースプレート2の水平壁21上に配置され、ラッチ機構3のポール32を支持するピン32aに回動自在に支持されている。このリフトレバー41には、嵌合フランジ部41a及び係合フランジ41bが形成されており、この嵌合フランジ部41aによりポール32に嵌合してポール32と一体に回転動作する。
【0017】
コントロールレバー42は、リフトレバー41と同様に水平壁21上に配置されピン32aに回動自在に支持されている。このコントロールレバー42の一方及び他方の腕部分には、夫々、係合フランジ42a、42bが形成されている。係合フランジ42aは、コントロールレバー42の図1示反時計方向(ドア開方向)の回転時にダブルロック機構8の後述するスライド部材82を介してリフトレバー41の係合フランジ41bと係合してその回動をリフトレバー41に伝達する。又、コントロールレバー42には、スライド部材82を支持するための支持腕42cが係合フランジ42aから連続して延在形成されている。
【0018】
オープンレバー43は、リフトレバー41及びコントロールレバー42と同様にベースプレート2の水平壁21上に配置されラッチ機構3のポール32を支持するピン32aに回動自在に支持されている。このオープンレバー43は、その一方の腕部分で車両ドアの室外側に設けられたアウトサイドハンドル(図示せず)にオープンロッド(図示せず)を介して連結されている。又、オープンレバー43には、ピン部43aが形成されている。
【0019】
ロッキングレバー44は、ベースプレート2の水平壁21上に配置され、ピン44aによりベースプレート2の水平壁21に回動自在に支持されている。このロッキングレバー44は、車両ドアの車両室内側に設けられたロックノブに連結されると共にキーレバー47を介して車両ドアの室外側に設けられたキーシリンダ機構(図示せず)に連結されている。又、ロッキングレバー44の他方の腕部分には、ピン32aを中心とした円弧状の長穴44bが形成されている。
【0020】
スライドブッシュ45は、オープンレバー43の他方の腕部分にスライド自在に支持されている。このスライドブッシュ45には、ピン部45aが形成されており、ロッキングレバー44の長穴44bに摺動自在に挿通されている。又、スライドブッシュ45には、オープンレバー43の回動動作でコントロールレバー42の係合フランジ42bと係脱自在な係合突起45bが形成されている。このように構成されたスライドブッシュ45は、ロッキングレバー44の回動動作で長穴44bとピン部45aとの挿通を介してオープンレバー43の他方の腕部分に対してスライド動作させられ、これにより、係合突起45bは、コントロールレバー42の係合フランジ42bとの係合軌跡上に位置したり係合軌跡上からはずれたりする。結果、レバー機構4は、車両ドアの解錠状態及び施錠状態を作り出す。尚、ロッキングレバー44は、この施錠状態及び解錠状態を維持すべくロッキングレバー44とベースプレート2との間に配設されたターンオーバースプリング50により付勢されている。
【0021】
キーレバー47は水平壁21の表面上に配置され、ロッキングレバー44を支持するピン44aによりベースプレートの水平壁21上に回動自在にに支持されている。このキーレバー47には、係合突起47aが形成されており、この係合突起47aは、ロッキングレバー44に形成された切り欠き44cに受けられている。これにより、キーレバー47の回動動作により切り欠き44cの側壁面と係合突起47aとの当接によりキーレバー47の回動動作がロッキングレバー44に伝達されることになる。又、キーレバー47には、係合腕部47bが延在形成されている。
【0022】
キャンセルレバー48は、ロッキングレバー44にキャンセルレバー48に一体成形されたキー形状ピン部48aにより揺動自在に嵌合支持されている。このキャンセルレバー48の自由端部分には、長穴48bが形成されており、オープンレバー43のピン部43aが摺動自在に挿通されている。又、キャンセルレバー48の自由端部分にはリフトレバー41の係合フランジ41bと係脱自在な係合突起48cが長穴48bと並列して形成されている。このように構成されたキャンセルレバー48は、オープンレバー43の回動動作でロッキングレバー44に対して揺動させられ、これにより、係合突起48cは、リフトレバー41の係合フランジ41bとの係合軌跡上に位置したり係合軌跡上からはずれたりする。結果、オープンレバー43の回動動作に応じた施錠動作いわゆるキーレスロック動作及び施錠動作のキャンセリングが行われる。
【0023】
インサイドレバー49は、ベースプレート2の水平壁21にピン49cにより回動自在に支持されている。このインサイドレバー49は、リンク56を介してコントロールレバー42に、ケーブル(図示せず)を介して車両ドアの車室内側に設けられたインサイドハンドル(図示せず)に夫々連結されている。
【0024】
図1及び図3に示されるように、ダブルロック機構8は、ダブルロックレバー81、スライド部材82及びガイドリンク83を主として構成されている。
【0025】
ダブルロックレバー81は、水平壁21の表面上に配置され、ロッキングレバー44及びキーレバー47を支持するピン44aによりベースプレート2の水平壁21上に回動自在に支持されている。
【0026】
スライド部材82は、ロントロールレバー42の支持腕42cにスライド自在に支持されている。このスライド部材82には、コントロールレバー42の回動動作でリフトレバー41の係合フランジ41bと係合可能な係合壁82aが形成されている。
【0027】
ガイドリンク83は、その一端でダブルロックレバー81にピン83aで回動自在に連結され、その他端でスライド部材82にピン83bで回動自在に連結されており、ダブルロックレバー81とスライド部材82とを連結している。
【0028】
このように構成により、スライド部材82は、ダブルロックレバー81の回動動作でガイドリンク83を介してコントロールレバー42の支持腕42cに対してスライド動作させられ、これにより係合壁82aは、リフトレバー41の係合フランジ41bとの係合軌跡上に位置したり係合軌跡上からはずれたりする。結果、ダブルロック機構8は、車両ドアを開不能とするダブルロック状態及び開可能なダブルロック解除状態を作り出す。
【0029】
ガイドリンク83は、逆U字状に屈曲した形状を呈しており、ダブルロック機構8が車両ドアのダブルロック解除状態を作り出す時、ピン83aがピン32a上に位置するようになっている。又、キーレバー47の係合腕部47bは、ダブルロック機構8が車両ドアのダブルロック状態を作り出す時、ダブルロックレバー81と係合可能に位置し、キーレバー47の回動動作によってダブルロックレバー81と係合するようになっている。これにより、ダブルロックレバー81は、キーレバー47の回動動作によって車両ドアをダブルロック状態からダブルロック解除状態とするように回動動作させられる。
【0030】
次に作動について説明する。
【0031】
図1は、車両ドアの解錠状態及びダブルロック解除状態を示す。この状態において、アウトサイドハンドルを操作すると、オープンロッドを介してオープンレバー43が図1示反時計方向に回動動作させられる。オープンレバー43が回動すると、スライドブッシュ45の係合突起45bがコントロールレバー42の係合フランジ42bと係合してコントロールレバー42がオープンレバー43と同方向に回動する。コントロールレバー42が回動すると、スライド部材82がコントロールレバー42の回動と共にガイドリンク83をピン83aを中心として回動させながら移動して係合壁82aがリフトレバー41の係合フランジ41bと係合し、リフトレバー41がオープンレバー43と同方向に回動する。これにより、ポール32が回動して閉状態にある車両ドアが開状態となる。この時、ガイドリンク83のピン83aはピン32a上に位置しているので、スライド部材82の移動軌跡は、リフトレバー41、コントロールレバー42及びオープンレバー43の回動中心軸線を中心とした円弧となる。よって、スライド部材82のコントロールレバー42及びリフトレバー41に対するこじれが解消されてスムーズな動作が確保される。又、インサイドハンドル5を操作すると、ケーブルを介してインサイドレバー49を図1示反時計方向に回動させリンク56を介してコントロールレバー42が図1示反時計方向に回動動作させられる。コントロールレバー42が回動すると、スライド部材82がコントロールレバー42の回動と共にガイドリンク83をピン83aを中心として回動させながら移動して係合壁82aがリフトレバー41の係合フランジ41bと係合し、リフトレバー41がオープンレバー43と同方向に回動する。これにより、ポール32が回動して閉状態にある車両ドアが開状態となる。
【0032】
図1において、ロックノブを施錠操作すると、ロッキングレバー44が図1示時計方向に回動動作させられる。ロッキングレバー44が回動すると、スライドブッシュ45がオープンレバー42に対してスライドさせられる。これにより、スライドブッシュ45の係合突起45bがコントロールレバー42の係合フランジ42bとのオープンレバー43を回動動作させた際の係合軌跡上から外れ、オープンレバー43とコントロールレバー42とは空振りする状態となる。結果、解錠状態にある車両ドアが施錠状態となる。又、キーシリンダ機構を施錠操作すると、キーレバー47が図1示時計方向に回動動作させられる。キーレバー47が回動すると、係合突起47aと切り欠き44cの側壁面との当接によりロッキングレバー44が図1示時計方向に回動動作させられ、スライドブッシュ45がオープンレバー42に対してスライドさせられる。これにより、スライドブッシュ45の係合突起45bがコントロールレバー42の係合フランジ42bとのオープンレバー43を回動動作させた際の係合軌跡上から外れ、オープンレバー43とコントロールレバー42とは空振りする状態となる。結果、解錠状態にある車両ドアが施錠状態となる。
【0033】
車両ドアの施錠状態において、インサイドハンドル5を操作すると、ロントロールレバー42及びリフトレバー41が図1示反時計方向に回動動作させれ、車両ドアが開状態となる。この時、リフトレバー41の係合フランジ41bがキャンセルレバー48の係合突起48cと係合してロッキングレバー44を図1示反時計方向へと回動動作させ、施錠状態にある車両ドアを解錠状態とさせる。これにより、いわゆるワンモーション動作が行われる。
【0034】
車両ドアの施錠状態において、ダブルロックレバー81を図3示時計方向に回動動作すると、ガイドリンク83を介してスライド部材82がコントロールレバー42に対して図3示右方へスライドさせられる。これにより、スライド部材82の係合壁82aがリフトレバー41の係合フランジ41bとのコントロールレバー42を回動動作させた際の係合軌跡上から外れ、コントロールレバー42とリフトレバー41とは空振りする状態となる(図4示)。結果、車両ドアがダブルロック状態となる。
【0035】
車両ドアのダブルロック状態において、ダブルロックレバー81を前述とは逆に図4示反時計方向に回動動作すると、ガイドリンク83を介してスライド部材82がコントロールレバー42に対して前述とは逆に図4示左方へスライドさせられる。これにより、スライド部材82の係合壁82aがリフトレバー41の係合フランジ41bとのコントロールレバー42を回動動作させた際の係合軌跡上に位置するようになり、コントロールレバー42とリフトレバー41とは共に回動する状態となる(図3示)。結果、車両ドアがダブルロック解除状態となる。
【0036】
車両ドアのダブルロック状態において、キーレバー47を図4示反時計方向に回動動作させると、係合腕部47bがダブルロックレバー81と係合してダブルロックレバー81を図4示反時計方向に回動動作させる。ダブルロックレバー81が回動すると、ガイドリンク83を介してスライド部材82がコントロールレバー42に対して前述とは逆に図4示左方へスライドさせられる。これにより、スライド部材82の係合壁82aがリフトレバー41の係合フランジ41bとのコントロールレバー42を回動動作させた際の係合軌跡上に位置するようになり、コントロールレバー42とリフトレバー41とは共に回動する状態となる(図3示)。結果、車両ドアがダブルロック解除状態となる。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、ダブルロッキング部材をダブルロッキングレバーに連係するガイドリンクを設け、コントロールレバーからダブルロッキング部材を介してリフトレバーへオープン操作力を伝達する時、ダブルロッキング部材は、コントロールレバー及びリフトレバーの回動に伴ってコントロールレバー及びリフトレバーの回動中軸線を中心として移動するようにしたので、ダブルロッキング部材のコントロールレバー及びリフトレバーに対するこじれが解消することができ、これにより、スムーズな動作を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用ドアロック装置の正面図である。
【図2】本発明に係る車両用ドアロック装置のラッチ機構の正面図である。
【図3】本発明に係る車両用ドアロック装置のダブルロック機構を示す車両ドアのダブルロック解除状態での正面図である。
【図4】本発明に係る車両用ドアロック装置のダブルロック機構を示す車両ドアのダブルロック状態での正面図である。
【符号の説明】
3 ラッチ機構
41 リフトレバー
42 コントロールレバー
43 オープンレバー
44 ロッキングレバー
45 スライドブッシュ(ロッキング部材)
47 キーレバー
48 キャンセルレバー
49 インサイドレバー
81 ダブルロッキングレバー
82 スライド部材(ダブルロッキング部材)
83 ガイドリンク
47b 係合腕部(係合部)

Claims (3)

  1. ラッチ機構をリフトレバーを介して作動させるオープンレバーと、前記リフトレバーと前記オープンレバーとの間に前記リフトレバー及び前記オープンレバーに対してスライド自在に配設され前記オープンレバーから前記リフトレバーへのオープン操作力の伝達を係脱するロッキング部材と、前記オープンレバー及び前記リフトレバーと同軸上で回動自在に支持され且つ前記オープンレバーと前記リフトレバーとの間に配設され前記ロッキング部材により前記オープンレバーと係脱するコントロールレバーと、前記リフトレバーと前記コントロールレバーとの間に前記コントロールレバー及び前記リフトレバーに対してスライド自在に配設され前記コントロールレバーから前記リフトレバーへのオープン操作力の伝達を係脱するダブルロッキング部材と、該ダブルロッキング部材が前記リフトレバー及び前記コントロールレバーとの係合位置に位置する時前記ダブルロッキング部材を前記オープンレバー、前記コントロールレバー及び前記リフトレバーの回動中心軸線を中心として移動動作させるべく前記ダブルロッキング部材を案内するガイドリンクと、該ガイドリンクに連係され前記ダブルロッキング部材を前記ガイドリンクを介して前記リフトレバー及び前記コントロールレバーとの係合位置及び係合解除位置へとスライド動作させるダブルロッキングレバーとを有する車両用ドアロック装置。
  2. 前記コントロールレバーに連係され車両室内側からのオープン操作力を前記コントロールレバーへと伝達するインサイドレバーと、前記リフトレバーと前記ロッキング部材との間に配設され前記リフトレバーから前記ロッキング部材へオープン操作力を伝達して前記ロッキング部材を係合解除位置から係合位置へとスライド動作させるキャンセルレバーとを有する、請求項1記載の車両用ドアロック装置。
  3. 前記ロッキング部材に連係され車両室内側のロッキング操作力を前記ロッキング部材に伝達して前記ロッキング部材を前記コントロールレバーとの係合位置及び係合解除位置へと摺動動作させるロッキングレバーと、該ロッキングレバーに連係され車両室外側のロッキング操作力を前記ロッキングレバーを介して前記ロッキング部材に伝達して前記ロッキング部材を係合位置及び係合解除位置へとスライド動作させるキーレバーと、前記キーレバーに形成され前記キーレバーにより前記ロッキング部材を係合解除位置から係合位置へとスライド動作させる時前記ダブルロッキングレバーと係合して前記ダブルロッキング部材を係合解除位置から係合位置へとスライド動作させる係合部とを有する、請求項1記載の車両用ドアロック装置。
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