JP4372303B2 - 包装袋 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は包装袋に関する。さらに詳しくは開封が容易であり、開封口の形状に優れている包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から背シール部を有するガセット袋やピロー袋において、当該背シール部に開封開始部を入れることにより、開封を容易にした包装袋は存在しており(実開昭60−136964号公報、実公昭60−25400号公報を参照)、食料品等の包装に使用されている。
【0003】
また、前記開封開始部を入れた包装袋を形成するフィルムに横一軸延伸フィルムを使用することにより、開封口が美しく、他方向へ裂けることがない包装袋についても開発されている。
【0004】
しかしながら、従来の包装袋においては、開封した場合に当該開封口を適当な場所で止めておくことはできず、その結果当該開封口は包装袋を一周してしまい包装袋本体から切り離されていた。したがって、開封後の包装袋は、当該袋上端部が完全に開口している状態となり、当該袋の中味を開封後に一度に使用してしまう場合には問題とならないが、一度の使用では中味を使用しきれず、更に保存する場合には、開封口を再度閉じておく必要があり、袋上端部が完全に開口していることは好ましいことではなかった。
【0005】
また、近年の包装袋においては、その正面等に様々な装飾が施されている場合が多く、従来の包装袋では上端部が開口に伴い切り離されて完全に開口しているため、当該開口部を閉じる際に包装袋の装飾(商品名、写真等)を崩してしまい外観を損ねることが多かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、包装袋を開封した場合において、開封が容易であるとともに、当該開封口を適当な場所で止めることが可能であり、また当該包装袋の正面等に施された装飾等を崩さない包装袋を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、請求項1において、多層からなる包装フィルムを用いた包装袋であって、前記包装フィルムは、少なくとも、横一軸延伸したフィルム層を積層し、前記包装袋の内表面側にヒートシール性フィルムを積層しており、前記包装袋は前記ヒートシール性フィルム同士をヒートシールすることにより製袋された包装袋であって、当該包装袋においては前記包装フィルムを前記袋の背面で合掌貼りすることにより形成された背シール部が設けられ、前記背シール部上に開封開始部を有し、当該開封開始部により開封した際の開封口となる部分の延長線上である両端部に前記ヒートシール性フィルムをヒートシールした開封抑制部が形成されていることを特徴とする包装袋を提供する。
【0008】
包装袋を形成する多層からなる包装フィルム中に横一軸延伸したフィルム層を積層することにより、当該袋を開封する際にその開封口を一直線とすることができ、さらに、当該開封口となる部分の両端に開封抑制部を形成せしめておくことにより、開封する際に、その開封口は当該開封抑制部で止まるため、開封口が包装袋を一周することがなく、よって包装袋の正面等に施された装飾等を損ねることがない。更に包装袋の中味を保存する際においても、包装袋上端が完全に開封されていないため再度閉口することが容易であり便利である。また、背シール部に開封開始部を設けることにより、開封を容易にすることも可能となる。
【0009】
また、本発明により、例えばお茶の葉やコーヒー等が包装袋の中味である場合においても、包装袋上端を完全に開封することがないため、上述の通り保存する際に開封口を閉じておくことが容易であり、湿気などから中味を守ることが可能となる。
【0010】
さらに、請求項2に記載するように、請求項1に記載の包装袋がガセット袋である場合には、前記開封抑制部は、ガセット袋側面に形成されている折込み部の背面側折込み部と背面をヒートシールすることにより形成されていることが好ましい。
【0011】
ガセット袋は、その両側面は内側に折込まれた構造をしており(折込み部)、当該折込み部を利用することにより開封抑制部を設けることが容易であるため、本発明の実施に好適である。
【0012】
さらに、請求項3に記載するように、請求項1に記載の包装袋がピロー袋である場合には、前記開封抑制部は、前記ピロー袋の前面と背面をヒートシールすることにより形成されていることが好ましい。
【0013】
ピロー袋はガセット袋とならんでこの種の包装袋としてよく用いられており、ピロー袋に本発明を適用することにより、利用範囲が大幅に広がるからである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に図面を用いて本発明の具体的な実施の形態を説明する。
【0015】
図1は、本発明の包装袋の(a)背面図と(b)a−a断面図であり、その形状はガゼット袋の形状である。包装袋1は、包装フィルム2により形成されており、当該包装袋1は前記包装フィルムを当該包装袋の背面で合掌貼りすることにより形成された背シール部3を有し、当該背シール部3には、開封の際にそのきっかけとなる開封開始部4が形成されている。そして包装袋1の両端には、包装袋上端から前記開封開始部4までの距離と同様の位置に開封抑制部5、5が形成されている。
【0016】
以下に本発明の構成について詳細に説明する。
【0017】
(1)包装フィルム2について
まず、本発明の包装袋1に使用する包装フィルム2から説明する。本発明に用いる包装フィルム2は多層フィルムであり、少なくとも横一軸延伸したフィルム層を積層し、当該包装袋1の内表面側になる面にヒートシール性フィルムを積層してあることを特徴とする。そして、上記の特徴を有していればいかなるフィルムであっても本発明の包装袋1において使用可能である。従って、多層構造とするための夫々のフィルムについては、包装袋の目的、用途に合わせて、剛性、耐熱性、作業性に適した任意のフィルムを選択して用いることが可能である。
【0018】
夫々のフィルムの材質としては、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイオノマーなどから製造されるフィルム等が使用可能であり、意匠性を上げるため紙を積層してもよい。また、包装フィルム2に強度や、各種バリア性をもたせるためにアルミニウムなどの金属箔を貼合したり、塩化ビニリデン(塩化ビニリデン・アクリル酸エステル共重合体の塩化ビニリデン比率が高いものが好ましい。)、ポリビニルアルコールなどのバリア材料を塗工したり、アルミニウム、酸化アルミニウム、ケイ素酸化物、酸化インジウム、酸化錫、酸化ジルコニウムなどの薄膜層を形成したバリア材料を蒸着した加工フィルムを積層することも可能である。ここで、前記薄膜を形成する方法は、イオンビーム法、電子ビーム法、物理蒸着法、化学蒸着法やスパッタリング法等があり、何れの方法も使用可能である。
【0019】
そして、本発明における包装フィルムは、当該包装袋1の内表面側になる面にヒートシール性フィルムが積層されていることを特徴とする。
【0020】
これは、当該包装袋1の内表面側になる面にヒートシール性をもたせることにより包装袋1自体を形成するとともに、当該ヒートシール性フィルムを利用して開封抑制部5を形成するためのものである。そのヒートシールの方法は、通常用いられているドライラミネーション、溶融押出しコーティング、接着性樹脂層を押出しコーティングで設けるサンドイッチラミネーションなどを適用することができる。
【0021】
ヒートシール性フィルムを形成するためのヒートシール性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、ポリブテン等を用いることができ、これらを前述の方法で積層することによりヒートシール性フィルムを形成する。特に、安定したヒートシール性、耐内容物性(例えば界面活性剤に対する耐ストレスクラッキング性)をもつ樹脂としては、線状ポリエチレン、アイオノマーや低温ヒートシール性に優れたエチレン・酢酸ビニル共重合体等を挙げることができる。また包装袋の自立性を持たせやすい材料としてはエチレン・酢酸ビニル共重合体等を挙げることができる。
【0022】
(2)開封開始部4について
次に、開封開始部について説明する。
【0023】
図1に示す本発明の包装袋1の開封開始部4は、包装袋の開封を容易にするために設けるものであり、包装袋の製袋を行うときにV字型やI字型の切れ込みを入れることにより形成された切れ込み開封開始部でも、レーザ加工や砥粒による傷を例えば背シール部3の全体もしくは一部に線状、点状に設けた開封開始領域でも、さらにはこの組合せで設けてもよい。このような開封開始部を設けることにより、初期開封しやすくすることが可能である。
【0024】
また、開封開始部4を設ける位置であるが、本発明においては包装袋上であれば任意の場所に設けることができる。しかしながら、通常包装袋においては、当該開封袋上端から包装袋全長に対して約1/5の部分(以下包装袋の上方部とする。)を開封する場合が多いので、当該部分に開封開始部を設けることが好ましい。また、包装袋がガセット袋やピロー袋である際には、包装フィルムを合掌貼りすることにより形成された背シール部3上に設けることが好ましく、また開封開始部4は開封者から目視しやすいように印刷によるガイドを設けることも可能である。
【0025】
(3)開封抑制部5について
次に、開封抑制部について説明する。
【0026】
本発明の包装袋1は、前記開封開始部4から開封された場合に開封口6が包装袋1を一周してしまうことを防止し、開封口の大きさをコントロールするためにヒートシールによる開封抑制部5が設けられていることを特徴とするものである。
【0027】
まず、当該開封抑制部5を形成するためのヒートシール方法であるが、本発明はその方法について特に限定するものではなく、通常用いられているヒートシール方法を用いることが可能である。また、開封抑制部5は、本発明の包装袋自体を形成する際、つまり包装袋の下部及び背シール部をヒートシール加工する際に同時に形成することも可能であり、また包装袋内に所定の被包装物を充填した後、最終的に包装袋の上部をヒートシール加工して閉口する際に同時に形成することも可能である。
【0028】
また、当該開封抑制部5を設ける位置であるが、本発明においては特に限定するものではなく包装袋中の何処にでも設けることができる。しかしながら、前述した開封開始部4から開封された際の開封口6の延長線上に当該開封抑制部5を設ける必要がある。
【0029】
例えば、図1に示すように包装袋1の背シール部3の上方部にV字型の切れ込みを入れることにより開封開始部4を形成した場合においては、開封口の延長線を考慮して当該包装袋1上端から前記開封開始部4までの距離と同様の位置に開封抑制部5、5を形成することが必要である。この場合の開封抑制部の長さは一般的には1〜5cm程度が好ましい。また、図2(a)に示すように包装袋の背シール部21全体にレーザ加工や砥粒による傷を設けることにより、当該背シール部21の何れの箇所からも開封が可能であるような開封開始領域を形成した場合には、包装袋の両端全体に開封抑制部22を形成することが好ましい。
【0030】
次に、ヒートシールによる開封抑制部の形状についてであるが、本発明においてはその形状についても特に限定するものではない。例えば、図1に示すような長方形、図2(a)に示すように縦方向への線状に形成することも可能である。
【0031】
また、図2(b)に示すように、長方形の開封抑制部Tの上端と下端に再開封抑制部k、kを設けるようにして形成することも可能である。開封抑制部が図1に示すような長方形など、開封方向に対して垂直な面、あるいは凸状な図形である場合には、開封の際に開封口が当該開封抑制部により一度抑制された後に開封者がさらに過剰な力を加えると、再び当該開封抑制部の縁を伝って下方又は上方へ逃げてしまい、開封が抑制できない場合があるが、当該再開封抑制部kを設けることにより一度開封抑制部で止まった後の再開封(開封口の逃げ)防止することが可能となる。
【0032】
図2(b)では、再開封抑制部kは長方形の開封抑制部Tの上端と下端にそれぞれ直角に接しており、開封抑制部全体としては「コの字型」を呈しているが、必ずしもこのような形状に限定されず、再開封抑制部kと開封抑制部Tとにより形成される角度θが90度以上となるように形成することも可能であり、また、長方形の開封抑制部Tを形成せずに、再開封抑制部kのみにより開封開始部に向かって凹面が形成される「くの字型」の開封抑制部を形成することも可能である。
【0033】
つまり開封開始部4から開封が開始され開封口となる包装フィルムの切れ目が包装袋の横端部方向に伝搬されていったときに、その伝搬する切れ目を囲う図形を形成すればよい。他の例として{、(、<等やその変形でもかまわない。また波線やジグザグ等、開封方向に対して凹凸が交互になる図形を上下方向に連続して形成していても良い。これは切れ目が凸形状部分にあたり上下のいずれかに逃げても、隣接する凹形状に捕まり、それ以上の開封は進まないからである。
【0034】
そして、上述してきた開封抑制部の横幅(図1に示す符号w)についても本発明は特に限定するものではない。しかしながら、4mm〜12mmが好ましく、特に好ましくは5mm〜7mmである。通常人が包装袋を開封する際の当該袋に掛かる力に耐えるためには4mm以上の幅が必要であり、ヒートシールする幅が4mmより狭い場合は、開封の際に簡単にヒートシールが剥がれてしまい開封口を抑制することができない場合があるからである。また、開封を抑制する効果から、12mmを超えて開封抑制部を形成する必要はなく、さらに12mmを超えて開封抑制部を形成しても、開封口が狭くなったり、袋の意匠性が低下する等のデメリットがあるからである。
【0035】
図3は、本発明の包装袋がガセット袋である場合を示す斜視図である。前述した包装フィルムを用いてガセット袋を形成する場合においては、ヒートシール性フィルム面が当該ガセット袋の内面となるように形成することにより、当該ガセット袋30の折込み部においてはヒートシール層同士が向かい合う状態となっており、よって開封抑制部を形成しやすく本発明を実施するにあたり好適である。
【0036】
ここで、ガセット袋30に開封抑制部を形成する際においても、前述と同様にその形状等は特に限定されるものではなくいかなる形状であってもよい。図3に示すようにガセット袋上端を閉口するためのヒートシール部31と連接するように開封抑制部32を形成することも可能である。
【0037】
また、図4に記載のピロー袋にも本発明を応用することが可能である。
【0038】
図4(a)は、本発明のピロー袋の背面図であり、(b)はb−b断面図であである。ピロー袋41の基本的構造は前記のガセット袋(図1参照)と同様であり、包装フィルム42により形成され、当該ピロー袋41は前記包装フィルムを当該ピロー袋の背面で合掌貼りすることにより形成された背シール部43を有し、当該背シール部43には、開封の際にそのきっかけとなる開封開始部44が形成されている。そしてピロー袋41の両端には、ピロー袋上端から前記開封開始部44までの距離と同様の位置に開封抑制部45、45が形成されている。
【0039】
ここで、前記ガセット袋においては、開封抑制部を形成する際に背面側の折込み部を利用したが、当該ピロー袋においては、前面と背面とをヒートシールすることにより開封開始部を形成することを特徴とする(図4(b)の拡大図を参照)。本発明のピロー袋における包装フィルム42、背シール部43、開封開始部44、開封抑制部45の構造等は前述したガセット袋と同様なので、ここでの詳しい説明は省略する。
【0040】
ピロー袋はガセット袋とならんでこの種の包装袋としてよく用いられており、ピロー袋に本発明を適用することにより、利用範囲が大幅に広げることが可能となる。
【0041】
また、図3に示す開封抑制部32においては、開封抑制部32を背面側の折込み部に形成した例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、必要であれば正面側の折込み部に形成されたものであってもよい。正面側の折込み部と正面とのヒートシールのみ設けた場合(図示せず)正面部分がヒンジのような働きをして、開口性がより良くなる。
【0042】
【実施例】
以下に本発明の実施例について図5を用いて説明する。
【0043】
図5に示すように、本実施例の包装フィルム50は、厚み20μmの二軸延伸ポリプロピレンフィルム51と、アルミニウムを蒸着した厚さ12μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム52と、厚さ18μmの横1軸延伸高密度ポリエチレンフィルム(商品名:カラリヤンY,東洋化学株式会社製)53と、ヒートシール性フィルムとして厚み30μmのエチレン・酢酸ビニル共重合体54とを、ポリエステル、イソシアネート系の2液硬化型接着剤を用いて、通常のドライラミネーションにより作成した。
【0044】
そして上記の包装フィルム50を用いて、図1に示す包装袋1を形成し実際に開封してみた。なお包装袋1の各部分のサイズは以下の通りである。
【0045】
包装袋1の全長:26cm、全幅:15cm
開封抑制部の全長:1.2cm、幅:0.5cm
【0046】
上記の包装袋1を開封してみたところ、その開封口は横一直線となり、かつ開封抑制部により開封口の大きさをコントロールすることができ、本発明の目的を達成することができた。
【0047】
【発明の効果】
包装袋を形成する包装フィルム中に横一軸延伸したフィルム層を形成することにより、当該袋を開封する際にその開封口を一直線とすることができ、さらに、当該開封口となる部分の両端に開封抑制部を形成しておくことにより、開封する際に、その開封口は当該開封抑制部で止まるため、開封口が包装袋を一周してしまうことがなく、包装袋の正面等に施された装飾等を損ねることがなく、更に保存をする際においても、包装袋上端が完全に開封されていないため再度閉じる場合においても便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の包装袋(ガセット袋)の背面図であり、(b)はa―a断面図である。
【図2】(a)は本発明の包装袋(ガセット袋)の背面図であり、(b)は本発明の包装袋の背面上方部の拡大図である。
【図3】本発明のガセット袋の斜視図である。
【図4】(a)は本発明のピロー袋の背面図であり、(b)は本発明のピロー袋のb―b断面図である。
【図5】本発明の包装袋に用いる包装フィルムの層構成を示す図である。
【符号の説明】
1、30…ガセット袋、
2、42、50…包装フィルム、
3、21、43…背シール部、
4、44…開封開始部、
5、22、32、45…開封抑制部、
6…開封口、
40…ピロー袋。

Claims (3)

  1. 多層からなる包装フィルムを用いた包装袋であって、前記包装フィルムは、少なくとも、横一軸延伸したフィルム層を積層し、前記包装袋の内表面側にヒートシール性フィルムを積層しており、前記包装袋は前記ヒートシール性フィルム同士をヒートシールすることにより製袋された包装袋であって、
    当該包装袋においては前記包装フィルムを前記袋の背面で合掌貼りすることにより形成された背シール部が設けられ、前記背シール部上に開封開始部を有し、当該開封開始部により開封した際に、前記フィルム層の延伸方向に沿って横方向に形成される開封口となる部分の延長線上である両端部に前記ヒートシール性フィルムをヒートシールした開封抑制部が形成されていることを特徴とする包装袋。
  2. 前記包装袋がガセット袋であり、前記開封抑制部は、ガセット袋側面に形成されている折込み部の背面側折込み部と背面をヒートシールすることにより形成されていることを特徴とする請求項1記載の包装袋。
  3. 前記包装袋がピロー袋であり前記開封抑制部は、前記ピロー袋の前面と背面をヒートシールすることにより形成されていることを特徴とする請求項1記載の包装袋。
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