JP4372244B2 - インタフェース回路の電源制御方法、インタフェース回路、及び、データ転送装置 - Google Patents

インタフェース回路の電源制御方法、インタフェース回路、及び、データ転送装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各装置間でデータ転送を行うインタフェース回路の電源制御方法、インタフェース回路、及び、そのインタフェース回路を備えたデータ転送装置に関するものである。
【0002】
近年、マルチメディアに対応して例えばパソコンに対してオーディオ・ビデオ機器、デジタルカメラ等の多数の周辺装置が接続できることが求められている。そして、パソコンと各周辺装置との間、又は、各周辺装置間とでデータ転送が効率よく行われるインタフェースが望まれている。その1つとして、電源供給線と信号線を備えたケーブルを各装置間に接続し、自装置のシステム電源がオフしていても、自装置を介して一方の周辺装置からのデータを他の周辺装置にデータ転送することができるインタフェースが提案されている。特に、IEEE1394規格のインタフェースが注目されている。このようなインタフェースでは、自装置のシステム電源のオンオフ時に発生する電源ノイズがデータ転送に悪影響を及ぼすのを防ぐ必要がある。
【0003】
【従来の技術】
近年、パソコン、オーディオ・ビデオ機器、デジタルカメラ等の機器が出現し、その各種の機器を互いにケーブルにて接続し、各装置間でデータ転送を可能にすることにより更なるマルチメディア化が図られている。そして、各装置間との間でデータ転送を行うためのインタフェースの1つとして、電源線とデータ線を備えたケーブルを各装置間に接続し、自装置のシステム電源がオフしていても、他の周辺装置からケーブルを介して電源が供給されるようにして自装置を介して一方の周辺機器からのデータを他の周辺機器にデータ転送することができるインタフェースが提案されている。
【0004】
図7は、その各装置に備えられるデータ転送装置を示す。図7において、装置(説明の便宜上、パソコンとする。)には、2個のコネクタ51,52、システム電源回路53、ホストコントローラ54、インタフェースコントローラ(以下、I/Fコントローラという)55、2個のレギュレータ56,57、及び、ダイオード58が備えられる。
【0005】
第1コネクタ51は、第1ケーブル61を介して図示しない周辺装置(例えばデジタルカメラとする)に接続され、第2コネクタ52は第2ケーブル62を介して図示しない周辺装置(例えばカラーページプリンタとする)に接続されている。ケーブル61,62は6芯のケーブルであって、プラス電源線、グランド電源線、4本の信号線とからなる。
【0006】
パソコンの電源がオン状態の時には、システム電源回路53にて生成されるシステム電源VDDsys がホストコントローラ54に供給されるとともに、レギュレータ56、ダイオード58、レギュレータ57を介してI/Fコントローラ55に動作電源VDDifとして供給される。そして、パソコンの電源がオフされると、システム電源回路53からシステム電源VDDsys が出力されなくなり、ホストコントローラ54は非動作状態になる。
【0007】
このとき、デジタルカメラと、カラーページプリンタの電源がオンされている場合、レギュレータ57には、第1ケーブル61及び第1コネクタ51を介してデジタルカメラから(又は、第2ケーブル62及び第2コネクタ52を介してカラーページプリンタから)ケーブル供給電源VDDcab が供給される。つまり、I/Fコントローラ55は、そのケーブル供給電源VDDcab に基づいてレギュレータ57で生成される動作電源VDDifによって動作可能な状態になっている。
【0008】
従って、パソコンの電源がオフ状態であっても、デジタルカメラからデータが出力された場合、I/Fコントローラ55は、ケーブル61、第1コネクタ51を介して転送されてきたデータを、第2コネクタ52及びケーブル62を介してカラーページプリンタに転送することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、パソコンの電源がオフ状態でI/Fコントローラ55が上記したようなデータの転送動作を行っている途中で、パソコンの電源が投入(オン)されると、電源投入時に発生する電源ノイズがシステム電源VDDsys に混入してしまう。
【0010】
すると、そのシステム電源VDDsys に基づいて生成されるI/Fコントローラ55の動作電源VDDifにも電源ノイズが混入し、該コントローラ55が誤動作するおそれがある。このような場合、I/Fコントローラ55のデータ転送動作に悪影響を与えるおそれがある。
【0011】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、システム電源の供給開始時や、遮断時に発生する電源ノイズが、インタフェースコントローラのデータ転送動作に与える悪影響を抑制することができるインタフェース回路の電源制御方法、インタフェース回路、及び、そのインタフェース回路を備えたデータ転送装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、システム電源の供給に基づいてトリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態でシステム電源の供給がバス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、スイッチがオンされ、該スイッチを介してシステム電源がインタフェースコントローラに供給される。
【0013】
従って、スイッチがオンするまでにシステム電源の供給開始時の電源ノイズが消失して、その電源ノイズがインタフェースコントローラに入力されない。又、たとえ電源ノイズが消失せず、インタフェースコントローラに入力されても、バス上の転送データに影響を与えないタイミングでスイッチがオンされるので、インタフェースコントローラのデータ転送動作に悪影響を与えることはない。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、システム電源がスイッチを介してインタフェースコントローラに供給され、該システム電源の遮断処理に基づいてトリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態でバス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、スイッチがオフされる。
【0015】
従って、システム電源が遮断される前にスイッチがオフするので、システム電源の遮断時の電源ノイズがインタフェースコントローラに入力しない。その結果、インタフェースコントローラのデータ転送動作に悪影響を与えることはない。しかも、スイッチがバス上の転送データに影響を与えないタイミングでオフされるので、該スイッチのオフ動作により発生するノイズもインタフェースコントローラの動作に影響を与えない。
【0016】
請求項3に記載の発明によれば、システム電源の供給に基づく第1トリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態でシステム電源の供給がバス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、スイッチがオンされる。また、スイッチを介してシステム電源がインタフェースコントローラに供給されるとともに、システム電源の遮断処理に基づく第2トリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態でバス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、スイッチがオフされる。
【0017】
従って、スイッチがオンするまでにシステム電源の供給開始時の電源ノイズが消失して、その電源ノイズがインタフェースコントローラに入力されない。又、たとえ電源ノイズが消失せず、インタフェースコントローラに入力されても、バス上の転送データに影響を与えないタイミングでスイッチがオンされるので、インタフェースコントローラのデータ転送動作に悪影響を与えることはない。又、システム電源が遮断される前にスイッチがオフするので、システム電源の遮断時の電源ノイズがインタフェースコントローラに入力しない。その結果、インタフェースコントローラのデータ転送動作に悪影響を与えることはない。しかも、スイッチがバス上の転送データに影響を与えないタイミングでオフされるので、該スイッチのオフ動作により発生するノイズもインタフェースコントローラの動作に影響を与えない。その結果、システム電源の供給開始時や、遮断時に発生する電源ノイズが、インタフェースコントローラのデータ転送動作に与える悪影響が確実に抑制される。
【0019】
請求項に記載の発明によれば、スイッチを切替動作させるタイミングは、バスの通信状態がアイドル状態の期間内である。従って、バス上の転送データに与える影響が小さく抑えられる。
【0020】
請求項に記載の発明によれば、インタフェースコントローラには、該インタフェースコントローラとの間で制御データの授受を行うホストコントローラに供給されるシステム電源がスイッチを介して供給される。制御信号生成回路は、システム電源のホストコントローラへの供給に基づいてトリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態でシステム電源の供給がバス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、スイッチをオンする制御信号を生成する。
【0021】
従って、スイッチがオンするまでにシステム電源の供給開始時の電源ノイズが消失して、その電源ノイズがインタフェースコントローラに入力されない。又、たとえ電源ノイズが消失せず、インタフェースコントローラに入力されても、バス上の転送データに影響を与えないタイミングでスイッチがオンされるので、インタフェースコントローラのデータ転送動作に悪影響を与えることはない。
【0022】
請求項に記載の発明によれば、インタフェースコントローラには、該インタフェースコントローラとの間で制御データの授受を行うホストコントローラに供給されるシステム電源がスイッチを介して供給される。制御信号生成回路は、システム電源の遮断処理に基づいてトリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態でバス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、スイッチをオフする制御信号を生成する。
【0023】
従って、システム電源が遮断される前にスイッチがオフするので、システム電源の遮断時の電源ノイズがインタフェースコントローラに入力しない。その結果、インタフェースコントローラのデータ転送動作に悪影響を与えることはない。しかも、スイッチがバス上の転送データに影響を与えないタイミングでオフされるので、該スイッチのオフ動作により発生するノイズもインタフェースコントローラの動作に影響を与えない。
【0024】
請求項に記載の発明によれば、インタフェースコントローラには、該インタフェースコントローラとの間で制御データの授受を行うホストコントローラに供給されるシステム電源がスイッチを介して供給される。制御信号生成回路は、システム電源のホストコントローラへの供給に基づく第1トリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態でシステム電源の供給がバス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、スイッチをオンする制御信号を生成する。また、制御信号生成回路は、前記システム電源の遮断処理に基づく第2トリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態でバス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、スイッチをオフする制御信号を生成する。
【0025】
従って、スイッチがオンするまでにシステム電源の供給開始時の電源ノイズが消失して、その電源ノイズがインタフェースコントローラに入力されない。又、たとえ電源ノイズが消失せず、インタフェースコントローラに入力されても、バス上の転送データに影響を与えないタイミングでスイッチがオンされるので、インタフェースコントローラのデータ転送動作に悪影響を与えることはない。又、システム電源が遮断される前にスイッチがオフするので、システム電源の遮断時の電源ノイズがインタフェースコントローラに入力しない。その結果、インタフェースコントローラのデータ転送動作に悪影響を与えることはない。しかも、スイッチがバス上の転送データに影響を与えないタイミングでオフされるので、該スイッチのオフ動作により発生するノイズもインタフェースコントローラの動作に影響を与えない。その結果、システム電源の供給開始時や、遮断時に発生する電源ノイズが、インタフェースコントローラのデータ転送動作に与える悪影響が確実に抑制される。
【0027】
請求項に記載の発明によれば、物理層処理回路部は、バスの通信状態がアイドル状態の時、その状態検出信号を出力する。制御信号生成回路は、前記状態検出信号と前記トリガ信号に基づいて、スイッチを切替動作させる制御信号を生成する。そのため、スイッチを切替動作させるタイミングが、バスがアイドル状態となる期間内となる。従って、バス上の転送データに与える影響が小さく抑えられる。
【0028】
請求項に記載の発明によれば、ホストコントローラは、該ホストコントローラへのシステム電源の供給に基づいてトリガ信号を生成する。インタフェースコントローラには、ホストコントローラに供給されるシステム電源がスイッチを介して供給される。制御信号生成回路は、トリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態でシステム電源の供給がバス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、スイッチをオンする制御信号を生成する。
【0029】
従って、スイッチがオンするまでにシステム電源の供給開始時の電源ノイズが消失して、その電源ノイズがインタフェースコントローラに入力されない。又、たとえ電源ノイズが消失せず、インタフェースコントローラに入力されても、バス上の転送データに影響を与えないタイミングでスイッチがオンされるので、インタフェースコントローラのデータ転送動作に悪影響を与えることはない。
【0030】
請求項10に記載の発明によれば、ホストコントローラは、システム電源の遮断処理に基づいてトリガ信号を生成する。インタフェースコントローラには、ホストコントローラに供給されるシステム電源がスイッチを介して供給される。制御信号生成回路は、トリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態でバス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、スイッチをオフする制御信号を生成する。
【0031】
従って、システム電源が遮断される前にスイッチがオフするので、システム電源の遮断時の電源ノイズがインタフェースコントローラに入力しない。その結果、インタフェースコントローラのデータ転送動作に悪影響を与えることはない。しかも、スイッチがバス上の転送データに影響を与えないタイミングでオフされるので、該スイッチのオフ動作により発生するノイズもインタフェースコントローラの動作に影響を与えない。
【0032】
請求項11に記載の発明によれば、ホストコントローラは、該ホストコントローラへのシステム電源の供給に基づく第1トリガ信号と、該システム電源の遮断処理に基づく第2トリガ信号とを生成する。インタフェースコントローラには、ホストコントローラに供給されるシステム電源がスイッチを介して供給される。制御信号生成回路は、第1トリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態でシステム電源の供給がバス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、スイッチをオンする制御信号を生成する。また、制御信号生成回路は、第2トリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態でバス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、スイッチをオフする制御信号を生成する。
【0033】
従って、スイッチがオンするまでにシステム電源の供給開始時の電源ノイズが消失して、その電源ノイズがインタフェースコントローラに入力されない。又、たとえ電源ノイズが消失せず、インタフェースコントローラに入力されても、バス上の転送データに影響を与えないタイミングでスイッチがオンされるので、インタフェースコントローラのデータ転送動作に悪影響を与えることはない。又、システム電源が遮断される前にスイッチがオフするので、システム電源の遮断時の電源ノイズがインタフェースコントローラに入力しない。その結果、インタフェースコントローラのデータ転送動作に悪影響を与えることはない。しかも、スイッチがバス上の転送データに影響を与えないタイミングでオフされるので、該スイッチのオフ動作により発生するノイズもインタフェースコントローラの動作に影響を与えない。その結果、システム電源の供給開始時や、遮断時に発生する電源ノイズが、インタフェースコントローラのデータ転送動作に与える悪影響が確実に抑制される。
【0035】
請求項12に記載の発明によれば、物理層処理回路部は、バスの通信状態がアイドル状態の時、その状態検出信号を出力する。制御信号生成回路は、前記状態検出信号と前記トリガ信号に基づいて、スイッチを切替動作させる制御信号を生成する。そのため、スイッチを切替動作させるタイミングが、バスがアイドル状態となる期間内となる。従って、バス上の転送データに与える影響が小さく抑えられる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図6に従って説明する。
図1は、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)に対して各種の周辺装置がケーブルを介して接続され互いにデータ転送を行うようにしたシステム構成を示す。
【0037】
図1において、パソコン1は、第1ケーブル2aを介して周辺装置としてのデジタルVTR3と接続されるとともに、第2ケーブル2bを介して周辺装置としてのカラーページプリンタ4に接続される。デジタルVTR3は周辺装置としてのデジタルカメラ5に対して第3ケーブル2cを介して接続される。カラーページプリンタ4は周辺装置としてのデジタルビデオカメラ6に対して第4ケーブル2dを介して接続される。
【0038】
第1〜第4ケーブル2a〜2dは6芯のケーブルであって、互いにデータ転送を行うための4本の信号線と、相手の装置にケーブル電源VDDcab を供給するためのプラス電源線とグランド電源線とからなる。そして、これら各ケーブル2a〜2dにて、パソコン1と各周辺装置3〜6との間、又は、各周辺装置3〜6間でデータ転送が行われるとともに、ケーブル電源VDDcab の供給が行われる。
【0039】
図2は、パソコン1内に備えられるデータ転送装置を示す。尚、データ転送装置は、各周辺装置3〜6内にも同様な回路が備えられる。
パソコン1には、システム電源回路11、ホストコントローラ12、インタフェースコントローラ(以下、I/Fコントローラという)13、2個のレギュレータ14,15、ダイオード16、2個のコネクタ17,18、及び、スイッチSWが備えられる。I/Fコントローラ13、レギュレータ14,15、ダイオード16、及び、スイッチSWはインタフェース回路を構成し、この形態では、インタフェース回路と、ホストコントローラ12はマザーボード上に搭載される。
【0040】
システム電源回路11は、パソコン1の電源スイッチがオンされた時、システム電源VDDsys を生成する。システム電源VDDsys は、ホストコントローラ12に動作電源として供給される。又、システム電源VDDsys は、スイッチSWがオンしている時に、レギュレータ14、該スイッチSW、ダイオード16、レギュレータ15を介してI/Fコントローラ13に動作電源VDDifとして供給される。
【0041】
ホストコントローラ12は、システム電源VDDsys が供給されている時のみ動作するようになっている。ホストコントローラ12は、I/Fコントローラ13との間でデータ転送制御処理のための制御データの授受を行う。即ち、ホストコントローラ12は、I/Fコントローラ13が取り込んだデータをどのように処理しパソコン1内に設けた図示しない内部装置のどの装置に転送させたり、又、内部装置で作成した転送データをI/Fコントローラ13を介して他の周辺装置3〜6に転送させるための処理を行わせるための制御データの授受をI/Fコントローラ13との間で行う。
【0042】
又、ホストコントローラ12は、パソコン1の電源スイッチがオンされた時に図5に示すようなHレベルの第1トリガ信号SG1をI/Fコントローラ13に出力し、パソコン1の電源スイッチのオフが指令された時(遮断処理(オフシーケンス)が開始された時)に同図5に示すようなHレベルの第2トリガ信号SG2をI/Fコントローラ13に出力する。尚、一旦、Hレベルになった両トリガ信号SG1,SG2は、ホストコントローラ12にシステム電源VDDsys が供給されなくなると消失する(Lレベルになる)。
【0043】
I/Fコントローラ13は、前記ホストコントローラ12から出力される第1,第2トリガ信号SG1,SG2に基づいた図5に示すような制御信号SG3を前記スイッチSWに出力する。制御信号SG3がHレベルになると、スイッチSWはオンされる。この時、前記レギュレータ15にはシステム電源VDDsys がレギュレータ14、スイッチSW、及び、ダイオード16を介して供給される。レギュレータ15は、この電源に基づいてI/Fコントローラ13の動作電源VDDifを生成する。
【0044】
又、デジタルVTR3、又はカラーページプリンタ4の電源がオンされている場合、前記レギュレータ15に第1,第2コネクタ17,18を介してVTR3,プリンタ4からケーブル電源VDDcab が供給される。レギュレータ15は、システム電源VDDsys 及びケーブル電源VDDcab の両電源に基づいて動作電源VDDifを生成する。
【0045】
一方、制御信号SG3がLレベルになると、スイッチSWはオフされる。このの時、前記レギュレータ15にはシステム電源VDDsys が供給されないため、レギュレータ15では動作電源VDDifが生成されない。
【0046】
又、この状態で、デジタルVTR3、又はカラーページプリンタ4の電源がオンされている場合、前記レギュレータ15に第1,第2コネクタ17,18からケーブル電源VDDcab が供給される。レギュレータ15は、このケーブル電源VDDcab に基づいてI/Fコントローラ13の動作電源VDDifを生成する。このような場合、レギュレータ15にシステム電源VDDsys の供給がなくても、ケーブル電源VDDcab に基づいてI/Fコントローラ13の動作電源VDDifが生成される。
【0047】
従って、レギュレータ15へシステム電源VDDsys が供給されていない場合では、周辺機器から供給されるケーブル電源VDDcab に基づいてI/Fコントローラ13は動作状態に保たれ、例えばデジタルVTR3とカラーページ4間のデータ転送を可能する。
【0048】
前記I/Fコントローラ13は、この形態においてIEEE1394規格に準拠したコントローラで構成される。詳述すると、I/Fコントローラ13には、図3に示すように、IEEE1394用プロトコルコントローラ21、周辺回路22、及び、ホストインタフェース(以下、ホストI/Fという)23が備えられる。
【0049】
プロトコルコントローラ21は、周辺回路22、ホストI/F23を介してホストコントローラ12と前記制御データの授受を行う。この周辺回路22は、両コントローラ12,21間の制御データの授受を行う際に用いられるクロック信号を生成するクロック信号生成回路や、制御データ等を一時的に記憶するRAM等から構成されている。ホストI/F22は、各コントローラ12,22間の制御データの入出力を行う。
【0050】
又、プロトコルコントローラ21は、前記ホストコントローラ12から出力される第1,第2トリガ信号SG1,SG2に基づいた前記制御信号SG3をスイッチSWに出力し、スイッチSWをオンオフ制御する。
【0051】
前記プロトコルコントローラ21には、図4においてその詳細な構成を示すように、物理層処理回路部31、リンク層処理回路部32、及び、判定回路33が備えられる。更に、物理層処理回路部31には、バスインタフェース(以下、バスI/Fという)34、デコーダ35、エンコーダ36、及び、ステートマシン37が備えられる。
【0052】
バスI/F34は、第1コネクタ17と第2コネクタ18と接続されている。この第1コネクタ17は第1ケーブル2aを介して前記デジタルVTR3に接続され、第2コネクタ18は第2ケーブル2bを介して前記カラーページプリンタ4に接続される。
【0053】
ステートマシン37は、第1コネクタ17に入力されるデジタルVTR3のI/Fコントローラからの転送データを、バスI/F34及びデコーダ35を介して入力する。ステートマシン37は、入力した転送データをリンク層処理回路部32に転送するとともに、エンコーダ36、バスI/F34、第2コネクタ18、及び、第2ケーブル2bを介して反対側の周辺機器であるカラーページプリンタ4に転送する。
【0054】
又、ステートマシン37は、第2コネクタ18に入力されるカラーページプリンタ4のI/Fコントローラからの転送データを、バスI/F34及びデコーダ35を介して入力する。ステートマシン37は、入力した転送データをリンク層処理回路部32に転送するとともに、エンコーダ36、バスI/F34、第1コネクタ17、及び、第1ケーブル2aを介して反対側の周辺機器であるデジタルVTR3に転送する。
【0055】
又、ステートマシン37は、リンク層処理回路部32から出力されてくる転送データを入力し、該転送データをエンコーダ36、バスI/F34を介して第1,第2コネクタ18に出力するようになっている。従って、リンク層処理回路部32から出力された転送データは、それぞれデジタルVTR3のI/Fコントローラと、カラーページプリンタ4のそれに転送されることになる。
【0056】
ステートマシン37は、バスの状態が、パケットデータが転送されているビジィ状態(パケットデータ通信状態)か、或いはデータが転送されていない無信号状態(アイドル状態:IDLE状態)かを検出する。そして、この形態では、ステートマシン37は、バスがビジィ状態の時にHレベルの状態検出信号SG4を判定回路33に出力し、アイドル状態の時にLレベルの状態検出信号SG4を該判定回路33に出力する。
【0057】
リンク層処理回路部32は、前記周辺回路22、ホストI/F23を介してホストコントローラ12と前記制御データの授受を行う回路部であって、ステートマシン37から入力した転送データが自装置のために転送されたデータかを解析する。そして、自装置のためのデータであると、リンク層処理回路部32は、ホストコントローラ12からの制御データに基づいてパソコン1内に設けた所定の内部装置に転送データを出力する。
【0058】
又、リンク層処理回路部32は、ホストコントローラ12からの制御データに基づいてパソコン1内に設けた図示しない内部装置で作成した転送データに転送先データ等を含むヘッダー部を付加、即ち転送データに転送先等を指定した所定のフォーマットにしてステートマシン37に出力する。
【0059】
尚、この形態のリンク層処理回路部32は転送データのモードを制御する回路部であって、そのモードにはアイソクロナス(Isochronous )転送モードと、エイシンクロナス(Asyncronous )転送モードとがある。アイソクロナス転送モードは、大量のデータであって連続性が要求される動画等の画像データの転送時に用いられ、ある一定の周期毎に必ずデータの転送を行うモードである。エイシンクロナス転送モードは、アイソクロナス期間以外の時間を利用してデータを転送するモードである。
【0060】
リンク層処理回路部32は、バスがアイソクロナス転送期間であるか否かを検出する。その検出結果に基づいて、リンク層処理回路部32は、バスがアイソクロナス転送期間の時、Hレベルのモード検出信号SG5を判定回路33に出力し、バスがアイソクロナス転送期間以外の時、Lレベルのモード検出信号SG5を該判定回路33に出力する。
【0061】
判定回路33には、前記ホストコントローラ12からの第1,第2トリガ信号SG1,SG2と、ステートマシーン37からの状態検出信号SG4と、リンク層処理回路部32からのモード検出信号SG5とが入力される。判定回路33は、第1トリガ信号SG1又は第2トリガ信号SG2の判定を行う。次に、判定回路33は、Hレベルのトリガ信号SG1,SG2に基づいて、モード検出信号SG5の判定を行う。その次に、判定回路33は、Lレベルの検出信号SG5に基づいて状態検出信号SG4の判定を行う。そして、判定回路33は、Lレベルの状態判定信号SG4に基づいて、前記スイッチSWをオンオフ制御するための制御信号SG3を生成する。
【0062】
詳述すると、図5に示すように、第1,第2トリガ信号SG1,SG2がともにLレベルの時、判定回路33はLレベルの制御信号SG3を出力する。
次に、パソコン1の電源スイッチのオンに基づいて第1トリガ信号SG1がHレベルになると、判定回路33は、モード検出信号SG5がHレベル(アイソクロナス転送期間)の時、引き続きLレベルの制御信号SG3を出力する。又、モード検出信号SG5がLレベル(アイソクロナス転送期間以外)の時、判定回路33は、状態検出信号SG4がHレベル(バスがビジィ状態の時)であると、引き続きLレベルの制御信号SG3を出力する。この時、状態検出信号SG4がLレベル(バスがアイドル状態の時)であると、判定回路33は、Hレベルの制御信号SG3を出力する。
即ち、図6に示すように、I/Fコントローラ13は、Hレベルの第1トリガ信号SG1が入力されるまで、該ステップ41を繰り返し処理する。次に、I/Fコントローラ13は、Hレベルの第1トリガ信号SG1が入力されるとステップ42に進み、アイソクロナス転送期間以外、即ちモード検出信号SG5がLレベルになるまで、ステップ41,42を繰り返し処理する。次に、I/Fコントローラ13は、Lレベルのモード検出信号SG5が入力されるとステップ43に進み、バスがアイドル状態、即ち状態検出信号SG4がLレベルになるまで、ステップ41〜43を繰り返し処理する。次に、I/Fコントローラ13は、Lレベルの状態検出信号SG4が入力されるとステップ44に進み、スイッチSWにHレベルの制御信号SG3を出力し、スイッチSWをオンさせる。
【0063】
つまり、この形態のI/Fコントローラ13は、図5に示すようにパソコン1の電源スイッチがオンされた時にバスがアイソクロナス転送期間であると、その転送期間が終了するまで待機し、アイドル状態になるとHレベルの制御信号SG3を出力する。そして、このHレベルの制御信号SG3に基づいてスイッチSWがオンされ、先に電源スイッチのオンに基づいて生成されたシステム電源VDDsys がレギュレータ15に入力される。そのため、I/Fコントローラ13は、データ転送動作に最も支障のない期間にスイッチSWのオン動作させる。
【0064】
従って、スイッチSWがオンするまでにパソコン1の電源スイッチの電源ノイズが消失して、I/Fコントローラ13の動作電源VDDifに電源ノイズが混入しない。又、たとえ電源ノイズが消失せず、動作電源VDDifに電源ノイズが混入しても、I/Fコントローラ13のデータ転送動作に最も支障のない期間でスイッチSWがオン動作されるので、該コントローラ13のデータ転送動作に悪影響を与えることはない。更に、スイッチSWのオン動作により発生するノイズも該コントローラ13の動作に影響を与えない。
【0065】
一方、図5に示すように、パソコン1の電源スイッチのオフ指令(オフシーケンスの開始)に基づいて第2トリガ信号SG2がHレベルになると、判定回路33は、モード検出信号SG5がHレベル(アイソクロナス転送期間)の時、引き続きHレベルの制御信号SG3を出力する。又、モード検出信号SG5がLレベル(アイソクロナス転送期間以外)の時、判定回路33は、状態検出信号SG4がHレベル(バスがビジィ状態の時)であると、引き続きHレベルの制御信号SG3を出力する。この時、状態検出信号SG4がLレベル(バスがアイドル状態の時)であると、判定回路33は、Lレベルの制御信号SG3を出力する。
【0066】
即ち、図6に示すように、I/Fコントローラ13は、Hレベルの第2トリガ信号SG2が入力されるまで、該ステップ41を繰り返し処理する。次に、I/Fコントローラ13は、Hレベルの第2トリガ信号SG2が入力されるとステップ42に進み、アイソクロナス転送期間以外、即ちモード検出信号SG5がLレベルになるまで、ステップ41,42を繰り返し処理する。次に、I/Fコントローラ13は、Lレベルのモード検出信号SG5が入力されるとステップ43に進み、バスがアイドル状態、即ち状態検出信号SG4がLレベルになるまで、ステップ41〜43を繰り返し処理する。次に、I/Fコントローラ13は、Lレベルの状態検出信号SG4が入力されるとステップ44に進み、スイッチSWにLレベルの制御信号SG3を出力し、スイッチSWをオフさせる。
【0067】
つまり、この形態のI/Fコントローラ13は、図5に示すようにパソコン1のオフシーケンスが開始された時にバスがアイソクロナス転送期間であると、その転送期間が終了するまで待機し、アイドル状態になるとLレベルの制御信号SG3を出力する。そして、このLレベルの制御信号SG3に基づいてスイッチSWがオフされ、その後、オフシーケンスの終了に基づいて電源スイッチがオフされる。
【0068】
従って、パソコン1の電源スイッチがオフする前にスイッチSWがオフするので、システム電源VDDsys の遮断によるノイズがI/Fコントローラ13の動作電源VDDifに混入しない。従って、該コントローラ13のデータ転送動作に悪影響を与えることはない。
【0069】
又、パソコン1のオフシーケンスが開始されてからバス上がアイソクロナス転送期間以外のアイドル状態、即ちI/Fコントローラ13のデータ転送動作に最も支障のない期間にスイッチSWがオフ動作される。
【0070】
従って、スイッチSWのオフ動作により発生するノイズもI/Fコントローラ13の動作に影響を与えない。
上記したように、本実施の形態では、以下に示す作用効果を得ることができる。
【0071】
(1)判定回路33は、パソコン1の電源スイッチのオンに基づいて第1トリガ信号SG1がHレベルになると、モード検出信号SG5がLレベル(アイソクロナス転送期間以外)の時、状態検出信号SG4がLレベル(バスがアイドル状態)になった時に、Hレベルの制御信号SG3をスイッチSWに出力する。つまり、この形態のI/Fコントローラ13は、パソコン1の電源スイッチがオンされてからバス上がアイソクロナス転送期間以外のアイドル状態になるまでスイッチSWのオン動作を待機させ、該コントローラ13のデータ転送動作に最も支障のない期間にスイッチSWをオン動作させる。
【0072】
従って、スイッチSWがオンするまでにパソコン1の電源スイッチの電源ノイズが消失して、I/Fコントローラ13の動作電源VDDifに電源ノイズが混入しない。又、たとえ電源ノイズが消失せず、動作電源VDDifに電源ノイズが混入しても、I/Fコントローラ13のデータ転送動作に最も支障のない期間にスイッチSWがオン動作されるので、該コントローラ13のデータ転送動作に悪影響を与えることはない。更に、スイッチSWのオン動作により発生するノイズも該コントローラ13の動作に影響を与えない。
【0073】
(2)判定回路33は、パソコン1の電源スイッチのオフ指令(オフシーケンスの開始)に基づいて第2トリガ信号SG2がHレベルになると、モード検出信号SG5がLレベル(アイソクロナス転送期間以外)の時、状態検出信号SG4がLレベルになった時(バスがアイドル状態の時)に、Lレベルの制御信号SG3をスイッチSWに出力する。つまり、この形態のI/Fコントローラ13は、パソコン1のオフシーケンスが開始されてからバス上がアイソクロナス転送期間以外のアイドル状態になるまでスイッチSWのオフ動作を待機させ、該コントローラ13のデータ転送動作に最も支障のない期間にスイッチSWをオフ動作させる。そして、オフシーケンスの終了に基づいて電源スイッチがオフされる。
【0074】
従って、パソコン1の電源スイッチがオフする前にスイッチSWがオフするので、システム電源VDDsys の遮断によるノイズがI/Fコントローラ13の動作電源VDDifに混入しない。その結果、該コントローラ13のデータ転送動作に悪影響を与えることはない。しかも、スイッチSWがバス上の転送データに影響を与えないタイミングでオフされるので、該スイッチSWのオフ動作により発生するノイズもI/Fコントローラ13の動作に影響を与えない。
【0075】
(3)この形態では、状態検出信号SG4がLレベル(バスがアイドル状態)になった時にスイッチSWがオンオフ動作される。従って、バス上の転送データに与える影響を小さく抑えることができる。
【0076】
(4)この形態では、モード検出信号SG5がLレベル(アイソクロナス転送期間以外)になった時にスイッチSWがオンオフ動作される。従って、アイソクロナス転送期間以外のアイドル状態は比較的時間が長く安定しているので、バス上の転送データに与える影響をより小さく抑えることができる。
【0077】
尚、本発明の実施の形態は以下のように変更してもよい。
○上記実施の形態では、I/Fコントローラ13、レギュレータ14,15、ダイオード16、及び、スイッチSWで構成されるインタフェース回路と、ホストコントローラ12をマザーボード上に搭載したが、このようなインタフェース回路をPCボード上に搭載し、該PCボードをホストコントローラ12が搭載されたマザーボードのスロットに装着する、又はパソコンに外付けする構成であってもよい。
【0078】
○上記実施の形態では、パソコン1の電源スイッチのオンオフ時にスイッチSWをオンオフさせるタイミングを制御するようにしたが、該電源スイッチのオン時、又はオフ時のいずれかのみにおいて、スイッチSWをオンオフさせるタイミングを制御するようにしてもよい。
【0079】
○上記実施の形態では、ステートマシン37は、バスの状態を検出し、その検出結果に基づいて状態判定信号SG4を出力するようにしたが、ステートマシン37は自身の動作状態に基づいて状態判定信号SG4を出力するようにしてもよい。例えば、ステートマシン37は、アイドルステートを実行しているときにLレベルの状態判定信号SG4を出力する。
【0080】
○上記実施の形態では、状態検出信号SG4がLレベル、即ちバスがアイドル状態になった時にスイッチSWをオンオフ動作するようにしたが、バス上の転送データに影響を与えないタイミングであれば、転送データがアイドル状態でない期間にスイッチSWをオンオフ動作するようにしてもよい。
【0081】
例えば、転送データがバスの使用権を獲得するためのアービトレーション(Arbitration )期間にスイッチSWをオンオフ動作するようにしてもよい。これは、このアービトレーション期間では、パケットデータを転送している期間に比べてデータの周期が長いため、前記ノイズがデータに与える影響が小さいためである。
【0082】
又、I/Fコントローラ13は、Hレベルのトリガ信号SG1,SG2に基づいて、アイソクロナス転送期間以外の期間で、バスリセットを実行する。これにより、I/Fコントローラ13は、強制的にバスをアイドル状態にし、このアイドル期間にスイッチSWをオンオフ動作させる。このようにしても、パソコン1の電源スイッチのオンオフ時に発生する電源ノイズが、I/Fコントローラ13のデータ転送動作に与える悪影響を抑制することができる。
【0083】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、システム電源の供給開始時や、遮断時に発生する電源ノイズが、インタフェースコントローラのデータ転送動作に与える悪影響を抑制することができるインタフェース回路の電源制御方法、インタフェース回路、及び、そのインタフェース回路を備えたデータ転送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態のシステム構成図。
【図2】 パソコン内のインタフェース回路のブロック図。
【図3】 I/Fコントローラ内のブロック図。
【図4】 プロトコルコントローラ内のブロック図。
【図5】 I/Fコントローラの動作波形図。
【図6】 I/Fコントローラの動作を説明するためのフローチャート。
【図7】 従来のインタフェース回路のブロック図。
【符号の説明】
2a〜2d ケーブル
3〜6 周辺装置
12 ホストコントローラ
13 インタフェースコントローラ
31 物理層処理回路部
32 リンク層処理回路部
33 制御信号生成回路としての判定回路
SW スイッチ
VDDsys システム電源
VDDcab ケーブル電源
SG1 第1トリガ信号
SG2 第2トリガ信号
SG3 制御信号
SG4 状態検出信号
SG5 検出信号としてのモード検出信号

Claims (12)

  1. 供給されるシステム電源と、バスのケーブルを介して接続された周辺装置から供給されるケーブル電源の少なくとも一方に基づいて動作するインタフェースコントローラを介して2つの周辺装置間でデータ転送を行うインタフェース回路の電源制御方法であって、
    前記システム電源の供給に基づいてトリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態で前記システム電源の供給が前記バス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、スイッチをオンし、該スイッチを介して前記システム電源を前記インタフェースコントローラに供給することを特徴とするインタフェース回路の電源制御方法。
  2. 供給されるシステム電源と、バスのケーブルを介して接続された周辺装置から供給されるケーブル電源の少なくとも一方に基づいて動作するインタフェースコントローラを介して2つの周辺装置間でデータ転送を行うインタフェース回路の電源制御方法であって、
    前記システム電源をスイッチを介してインタフェースコントローラに供給し、該システム電源の遮断処理に基づいてトリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態で前記バス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、前記スイッチをオフすることを特徴とするインタフェース回路の電源制御方法。
  3. 供給されるシステム電源と、バスのケーブルを介して接続された周辺装置から供給されるケーブル電源の少なくとも一方に基づいて動作するインタフェースコントローラを介して2つの周辺装置間でデータ転送を行うインタフェース回路の電源制御方法であって、
    前記システム電源の供給に基づく第1トリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態で前記システム電源の供給が前記バス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、スイッチをオンし、該スイッチを介して前記システム電源を前記インタフェースコントローラに供給するとともに、
    前記システム電源の遮断処理に基づく第2トリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態で前記バス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、前記スイッチをオフすることを特徴とするインタフェース回路の電源制御方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のインタフェース回路の電源制御方法において、
    前記スイッチを切替動作させるタイミングは、前記バスの通信状態がアイドル状態の期間内であることを特徴とするインタフェース回路の電源制御方法。
  5. 供給されるシステム電源と、バスのケーブルを介して接続された周辺装置から供給されるケーブル電源の少なくとも一方に基づいて動作するインタフェースコントローラを介して2つの周辺装置間でデータ転送を行うインタフェース回路であって、
    前記インタフェースコントローラには、該インタフェースコントローラとの間で制御データの授受を行うホストコントローラに供給される前記システム電源がスイッチを介して供給され、
    前記システム電源の前記ホストコントローラへの供給に基づいてトリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態で前記システム電源の供給が前記バス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、前記スイッチをオンする制御信号を生成する制御信号生成回路を備えたことを特徴とするインタフェース回路。
  6. 供給されるシステム電源と、バスのケーブルを介して接続された周辺装置から供給されるケーブル電源の少なくとも一方に基づいて動作するインタフェースコントローラを介して2つの周辺装置間でデータ転送を行うインタフェース回路であって、
    前記インタフェースコントローラには、該インタフェースコントローラとの間で制御データの授受を行うホストコントローラに供給される前記システム電源がスイッチを介して供給され、
    前記システム電源の遮断処理に基づいてトリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態で前記バス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、前記スイッチをオフする制御信号を生成する制御信号生成回路を備えたことを特徴とするインタフェース回路。
  7. 供給されるシステム電源と、バスのケーブルを介して接続された周辺装置から供給されるケーブル電源の少なくとも一方に基づいて動作するインタフェースコントローラを介して2つの周辺装置間でデータ転送を行うインタフェース回路であって、
    前記インタフェースコントローラには、該インタフェースコントローラとの間で制御データの授受を行うホストコントローラに供給される前記システム電源がスイッチを介して供給され、
    前記システム電源の前記ホストコントローラへの供給に基づく第1トリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態で前記システム電源の供給が前記バス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、前記スイッチをオンする制御信号を生成するとともに、前記システム電源の遮断処理に基づく第2トリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態で前記バス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、前記スイッチをオフする制御信号を生成する制御信号生成回路を備えたことを特徴とするインタフェース回路。
  8. 請求項5〜7のいずれか1項に記載のインタフェース回路において、
    前記インタフェースコントローラには、前記バスの通信状態がアイドル状態の時、その状態検出信号を出力する物理層処理回路部が備えられ、
    前記制御信号生成回路は、前記状態検出信号と前記トリガ信号に基づいて、前記制御信号を生成することを特徴とするインタフェース回路。
  9. 供給されるシステム電源と、バスのケーブルを介して接続された周辺装置から供給されるケーブル電源の少なくとも一方に基づいて動作するインタフェースコントローラを介して2つの周辺装置間でデータ転送を行うインタフェース回路と、
    前記システム電源の供給に基づいて、前記インタフェースコントローラとの間でデータ転送制御処理のための制御データの授受を行うホストコントローラとを備えたデータ転送装置であって、
    前記ホストコントローラは、該ホストコントローラへの前記システム電源の供給に基づいてトリガ信号を生成し、
    前記インタフェースコントローラには、前記ホストコントローラに供給される前記システム電源がスイッチを介して供給され、
    前記トリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態で前記システム電源の供給が前記バス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、前記スイッチをオンする制御信号を生成する制御信号生成回路を備えたことを特徴とするデータ転送装置。
  10. 供給されるシステム電源と、バスのケーブルを介して接続された周辺装置から供給されるケーブル電源の少なくとも一方に基づいて動作するインタフェースコントローラを介して2つの周辺装置間でデータ転送を行うインタフェース回路と、
    前記システム電源の供給に基づいて、前記インタフェースコントローラとの間でデータ転送制御処理のための制御データの授受を行うホストコントローラとを備えたデータ転送装置であって、
    前記ホストコントローラは、前記システム電源の遮断処理に基づいてトリガ信号を生成し、
    前記インタフェースコントローラには、前記ホストコントローラに供給される前記システム電源がスイッチを介して供給され、
    前記トリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態で前記システム電源の供給が前記バス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、前記スイッチをオフする制御信号を生成する制御信号生成回路を備えたことを特徴とするデータ転送装置。
  11. 供給されるシステム電源と、バスのケーブルを介して接続された周辺装置から供給されるケーブル電源の少なくとも一方に基づいて動作するインタフェースコントローラを介して2つの周辺装置間でデータ転送を行うインタフェース回路と、
    前記システム電源の供給に基づいて、前記インタフェースコントローラとの間でデータ転送制御処理のための制御データの授受を行うホストコントローラとを備えたデータ転送装置であって、
    前記ホストコントローラは、該ホストコントローラへの前記システム電源の供給に基づく第1トリガ信号と、該システム電源の遮断処理に基づく第2トリガ信号とを生成し、
    前記インタフェースコントローラには、前記ホストコントローラに供給される前記システム電源がスイッチを介して供給され、
    前記第1トリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態で前記システム電源の供給が前記バス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、前記スイッチをオンする制御信号を生成するとともに、前記第2トリガ信号が入力され、前記インタフェースコントローラが前記バスに接続されている状態で前記バス上の転送データに影響を与えないタイミングの場合に、前記スイッチをオフする制御信号を生成する制御信号生成回路を備えたことを特徴とするデータ転送装置。
  12. 請求項9〜11のいずれか1項に記載のデータ転送装置において、
    前記インタフェースコントローラには、前記バスの通信状態がアイドル状態の時、その状態検出信号を出力する物理層処理回路部が備えられ、
    前記制御信号生成回路は、前記状態検出信号と前記トリガ信号に基づいて、前記制御信号を生成することを特徴とするデータ転送装置。
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