JP2004171158A - Usb機器 - Google Patents
Usb機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004171158A JP2004171158A JP2002334329A JP2002334329A JP2004171158A JP 2004171158 A JP2004171158 A JP 2004171158A JP 2002334329 A JP2002334329 A JP 2002334329A JP 2002334329 A JP2002334329 A JP 2002334329A JP 2004171158 A JP2004171158 A JP 2004171158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- usb
- connector
- interface
- function
- host
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Information Transfer Systems (AREA)
Abstract
【課題】機能モジュールおよびUSBコネクタを備えたUSB機器において、前記USBコネクタをホスト/デバイスで切り替えることにより、前記機能モジュールを、USBインターフェースを含む複数のインターフェースで利用可能とすること。
【解決手段】デバイス機能を有する機能モジュールおよびホスト機能を有するUSBコネクタが接続されたUSBホストコントローラと、機器外部からの指示により動作するインターフェース切り替え回路を備えたUSB機器であって、前記インターフェース切り替え回路は、前記機能モジュールおよび前記USBコネクタを前記USBホストコントローラから切り離して互いに接続させることにより、前記USBコネクタを、前記機能モジュールを動作させるための外部インターフェースに切り替えることを特徴とする。
【選択図】 図5
【解決手段】デバイス機能を有する機能モジュールおよびホスト機能を有するUSBコネクタが接続されたUSBホストコントローラと、機器外部からの指示により動作するインターフェース切り替え回路を備えたUSB機器であって、前記インターフェース切り替え回路は、前記機能モジュールおよび前記USBコネクタを前記USBホストコントローラから切り離して互いに接続させることにより、前記USBコネクタを、前記機能モジュールを動作させるための外部インターフェースに切り替えることを特徴とする。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホストシステムとデバイスシステムを接続するユニバーサル・シリアル・バス(以下USBと略称)を備えたUSB機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ(以下PCと略称)等のホストシステムとプリンタやスキャナ等のデバイスシステムとを接続する外部バスとしてUSBが用いられるようになってきている。USBの規格では、ホストシステムとデバイスシステムとが明確に区別されてインターフェースが構成されている。しかし、同一のシステムについてホストとしての使用とデバイスとしての使用を切替えることができれば、非常に便利であり種々の応用が可能となる。
【0003】
ホスト/デバイス切替技術の例としては、特開2002−116853号公報に示される技術がある。これは、ホスト/デバイス共用コントローラにコマンドや各種データを変換するホストコントロール部とデバイスコントロール部があり、前記どちらの機能を動作状態にするかを制御するためのスイッチ制御部、さらに相手方機器とのインターフェースを構築するUSBシリアルインターフェースエンジンとホスト/デバイス共用コネクタを設けたUSB機器である。ホスト/デバイスを切替えるために、共用受け側コネクタ部には検出機構を、USBケーブル側には被検出機構を設けている。
【0004】
ホスト/デバイス切り替え技術の他の例としては、特開2002−163051号公報に示される技術がある。これは、USBコネクタ機構に特定のコネクタが接続されたとき、特定の信号を生成する信号生成手段と、その信号生成によりデバイス機能からホスト機能に切り替える切替手段をもつ電子機器である。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−116853号公報
【特許文献2】
特界2002−163051号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開2002−16853号公報に示される技術では、ホスト/デバイス共用コントローラ及びUSBホストコントロール部、USBデバイスコントロール部等の専用ICが必要となり、機器の製造コストが高くなるという問題がある。ホスト/デバイスの切り替えは、より簡便な手段で行うことが機器製造コスト低減の点から好ましい。
【0007】
また、上記特開2002−163051号公報に示される技術は、デバイス機能の電子機器をホスト機能で使用することを実現するものであり、ホスト機能の電子機器をデバイス機能で使用するものではない。
【0008】
従来のUSB機器として、USBホストコントローラに機能モジュールおよびUSBコネクタが接続され、前記機能モジュールがUSBデバイスコントローラを搭載しデバイスとして機能するとともに、前記USBコネクタがホストとして機能するものがある。このような構成のUSB機器において、前記USBコネクタがホスト/デバイス切り替えによりデバイス機能としても使用可能となれば便利である。
【0009】
本発明は、上述のように機能モジュールおよびUSBコネクタを備えたUSB機器において、前記USBコネクタをホスト/デバイスで切り替えることにより、前記機能モジュールをUSBインターフェースを含む複数のインターフェースで利用可能とすることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明のUSB機器は、デバイス機能を有する機能モジュールおよびホスト機能を有するUSBコネクタが接続されたUSBホストコントローラと、機器外部からの指示により動作するインターフェース切り替え回路を備えたUSB機器であって、前記インターフェース切り替え回路は、前記機能モジュールおよび前記USBコネクタを前記USBホストコントローラから切り離して互いに接続させることにより、前記USBコネクタを、前記機能モジュールを動作させるための外部インターフェースに切り替えることを特徴とするものである。
【0011】
このような構成とすることで、前記USB機器を構成する前記機能モジュールは、インターフェース切り替え回路の非動作時にはUSB以外のインターフェイスを介して使用されるが、機器外部からの指示によりインターフェース切り替え回路が動作しているときにはUSBインターフェースを介して使用される。
【0012】
また、本発明のUSB機器は、前記USBコネクタの形状がタイプAであって、前記機器外部からの指示が、専用アダプタが前記USBコネクタに装着されたとき発生する電気信号によりなされることを特徴とする。
【0013】
また、本発明のUSB機器は、前記機器外部からの指示が、手動の切り替えスイッチによりなされることを特徴とする。
【0014】
また、本発明のUSB機器は、前記機能モジュールが、無線LAN用モジュールであることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明のUSB機器のインターフェース非切り替え時の回路構成を示す。USB機器1にはUSBホストコントローラ2が備えられる。前記USBホストコントローラ2は非USBインターフェース6を介してPC等の外部機器7に接続される。また、前記USBホストコントローラ2は、USBインターフェース5を介して機能モジュール3およびUSBコネクタ4に接続される。前記USBコネクタ4はタイプAのコネクタ形状を有しており、ホストとして機能する。また、機能モジュール3はUSBデバイスコントローラを搭載し、デバイスとして機能する。
【0016】
図2に、前記USB機器のインターフェース切り替え時の回路構成を示す。後述する手段により、USB機器内部のインターフェース切り替え回路(図示せず)に対して切り替え動作が指示され、前記機能モジュール3および前記USBコネクタ4が前記USBホストコントローラ2から切断されて互いに接続される。前記USBコネクタ4はPC等の外部機器7に接続され、前記外部機器7がホスト、前記機能モジュール3および前記USBコネクタ4がデバイスとして機能する。
【0017】
このように、本発明のUSB機器1は、USBコネクタ4がホスト/デバイスで切り替えられることにより、機能モジュール3の機能がUSBインターフェース5と非USBインターフェース6の双方で利用されるものである。
【0018】
なお、前記機能モジュール3としては、例えば無線LANモジュール、有線LANモジュール、モデムモジュールなどの通信用モジュールや、他の種々の機能を有するモジュールが用いられる。
【0019】
以下、本発明の実施の形態を、図3〜図6に基づき詳細に説明する。
【0020】
図3に、本発明の一実施の形態によるUSB機器である、PCカード型無線LAN/USBアダプタの構成を示す。図3に示すPCカード型無線LAN/USBアダプタは、インターフェース非切り替えの状態であり、上記の図1に該当する。
【0021】
PCカード型無線LAN/USBアダプタ11は、PC等の外部機器と接続するためのPCカードインターフェース18を有する。PCカードインターフェース18は、非USBインターフェース16を介してUSBホストコントローラ12に接続している。USBホストコントローラー12は、インターフェース切り替え回路17を介してUSBコネクタ14および機能モジュールとしての無線LANモジュール13にUSBインターフェース15により接続している。ここで、前記USBコネクタ14はタイプAのコネクタ形状であり、これにUSBケーブル20のタイプAコネクタ19が接続される。前記USBケーブル20の他端、すなわちタイプBコネクタ(図示せず)は周辺機器等(図示せず)のUSBコネクタに接続される。このような構成にすることで、USBホスト機能と無線LAN機能23を同時に使用できる。
【0022】
図4は上述したインターフェース非切り替え時のPCカード型無線LAN/USBアダプタの使用例を示す図である。PCカード型無線LAN/USBアダプタ33はPCカードインターフェースを介してPC31のPCカードスロット32に接続される。また、前記PCカード型無線LAN/USBアダプタ33のUSBコネクタには、USBケーブル35のタイプAコネクタ36(ホスト側)が接続される。前記USBケーブル35のタイプBコネクタ37(デバイス側)は周辺機器38のUSBコネクタ(図示せず)に接続される。このように前記PCカード型無線LAN/USBアダプタ33をPC31に接続することにより、無線LAN機能34を使用しながら同時に周辺機器38を接続・使用することができる。本使用例では、PCのインターフェースとして、ノートパソコンで広く普及しているPCカードインターフェースを利用することができる。
【0023】
次に、図5は前記PCカード型無線LAN/USBアダプタ11の、インターフェース切り替え時の構成を示す図である。インターフェース切り替え回路17の動作により、無線LANモジュール13およびUSBコネクタ14のインターフェース(USBインターフェース15)がUSBホストコントローラ12から切り離されるとともに、前記無線LANモジュール13と前記USBコネクタ14がUSBインターフェース15により互いに接続される。また、前記PCカード型無線LAN/USBアダプタ11が備えるPCカードインターフェース18およびUSBホストコントローラ12は停止状態となる。これにより、前記PCカード型無線LAN/USBアダプタ11がUSBコネクタ14を介して外部機器(ホスト)と接続可能となる。前記USBコネクタ14はタイプAであり、これにタイプA/タイプB変換コネクタ21が接続される。前記タイプA/タイプB変換コネクタ21のタイプB側にはUSBケーブル20のタイプBコネクタ22が接続される。前記USBケーブル20の他端、すなわちタイプAコネクタ(図示せず)は外部機器(図示せず)のUSBコネクタに接続される。このような構成にすることで、無線LAN機能23を使用することができる。
【0024】
ここで、前記PCカード型無線LAN/USBアダプタ11のUSBコネクタ14には、タイプA/タイプB変換コネクタ21が接続されたことを検出してインターフェース切り替え回路17に制御信号を出す機能を有する。前記タイプA/タイプB変換コネクタ21が前記USBコネクタ14に接続され、前記インターフェース切り替え回路17が前記USBコネクタ14からの制御信号を認識すると、上述のインターフェース切り替え動作が行われる。
【0025】
上述の実施形態では、インターフェース切り替え回路に対する切り替え動作の指示は、USBコネクタ14に専用アダプタ(タイプA/タイプB変換コネクタ21)が装着されることで自動的に発生する電気信号によりなされる。しかし、本発明における切り替え動作の指示手段は上述の形態に限定されるものではなく、他の方法、例えば、手動の切り替えスイッチの操作であってもよい。手動の切り替えスイッチを備えることで、機器のコストがより低減される。
【0026】
図6は上述したインターフェース切り替え時のPCカード型無線LAN/USBアダプタの使用例を示す図である。PCカード型無線LAN/USBアダプタ33のUSBコネクタには、タイプA/タイプB変換コネクタ39が接続される。タイプA/タイプB変換コネクタ39には、USBケーブル35のタイプBコネクタ37(デバイス側)が接続され、前記USBケーブル35のタイプAコネクタ36(ホスト側)はPC31のUSBコネクタ(図示せず)に接続される。このように前記PCカード型無線LAN/USBアダプタ33をPC31に接続することにより、無線LAN機能34を使用することができる。また、PCのインターフェースとしてUSBインターフェースを利用することができる。
【0027】
上述のように、本実施の形態によるPCカード型無線LAN/USBアダプタは、機能モジュールとして無線LAN機能を有する無線LANモジュールを備えるものである。そして、前記無線LAN機能は、インターフェース切り替え回路の非動作時にはPCカードインターフェイスを介して使用されるが、USBコネクタにタイプA/タイプB変換コネクタが接続されてインターフェースが切り替えられるとUSBインターフェースを介して使用されるようになる。すなわち、本実施の形態によるPCカード型無線LAN/USBアダプタは、PCカードインターフェースとUSBインターフェースのいずれによってもPCとの接続が可能であり、PCのインターフェースを有効に活用することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上述べてきたように、本発明のUSB機器は、デバイス機能を有する機能モジュールおよびホスト機能を有するUSBコネクタが接続されたUSBホストコントローラと、機器外部からの指示により動作するインターフェース切り替え回路を備えたものであり、前記インターフェース切り替え回路の切り替え動作により、前記USB機器をUSBインターフェースと非USBインターフェースのいずれでも使用できるため、前記USB機器に接続する外部機器のインターフェースを有効に活用できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のUSB機器の、インターフェース非切り替え時の構成、または従来のUSB機器の構成を示す図である。
【図2】本発明のUSB機器、インターフェース切り替え時の構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施の形態によるUSB機器の、インターフェース非切り替え時の構成を示す図である。
【図4】図3の構成によるUSB機器の使用例を示す図である。
【図5】本発明の一実施の形態によるUSB機器の、インターフェース切り替え時の構成を示す図である。
【図6】図5の構成によるUSB機器の使用例を示す図である。
【符号の説明】
1 USB機器
2、12 USBホストコントローラ
3 機能モジュール
4、14 USBコネクタ(タイプA)
5、15 USBインターフェース
6、16 非USBインターフェース
7 外部機器
11、33 PCカード型無線LAN/USBアダプタ
13 無線LANモジュール
17 インターフェース切り替え回路
18 PCカードインターフェース
19、36 タイプAコネクタ(USBケーブル)
20、35 USBケーブル
21、39 タイプA/タイプB変換コネクタ
22、37 タイプBコネクタ(USBケーブル)
23、34 無線LAN機能
31 パーソナルコンピュータ
32 PCカードスロット
38 周辺機器
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホストシステムとデバイスシステムを接続するユニバーサル・シリアル・バス(以下USBと略称)を備えたUSB機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ(以下PCと略称)等のホストシステムとプリンタやスキャナ等のデバイスシステムとを接続する外部バスとしてUSBが用いられるようになってきている。USBの規格では、ホストシステムとデバイスシステムとが明確に区別されてインターフェースが構成されている。しかし、同一のシステムについてホストとしての使用とデバイスとしての使用を切替えることができれば、非常に便利であり種々の応用が可能となる。
【0003】
ホスト/デバイス切替技術の例としては、特開2002−116853号公報に示される技術がある。これは、ホスト/デバイス共用コントローラにコマンドや各種データを変換するホストコントロール部とデバイスコントロール部があり、前記どちらの機能を動作状態にするかを制御するためのスイッチ制御部、さらに相手方機器とのインターフェースを構築するUSBシリアルインターフェースエンジンとホスト/デバイス共用コネクタを設けたUSB機器である。ホスト/デバイスを切替えるために、共用受け側コネクタ部には検出機構を、USBケーブル側には被検出機構を設けている。
【0004】
ホスト/デバイス切り替え技術の他の例としては、特開2002−163051号公報に示される技術がある。これは、USBコネクタ機構に特定のコネクタが接続されたとき、特定の信号を生成する信号生成手段と、その信号生成によりデバイス機能からホスト機能に切り替える切替手段をもつ電子機器である。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−116853号公報
【特許文献2】
特界2002−163051号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開2002−16853号公報に示される技術では、ホスト/デバイス共用コントローラ及びUSBホストコントロール部、USBデバイスコントロール部等の専用ICが必要となり、機器の製造コストが高くなるという問題がある。ホスト/デバイスの切り替えは、より簡便な手段で行うことが機器製造コスト低減の点から好ましい。
【0007】
また、上記特開2002−163051号公報に示される技術は、デバイス機能の電子機器をホスト機能で使用することを実現するものであり、ホスト機能の電子機器をデバイス機能で使用するものではない。
【0008】
従来のUSB機器として、USBホストコントローラに機能モジュールおよびUSBコネクタが接続され、前記機能モジュールがUSBデバイスコントローラを搭載しデバイスとして機能するとともに、前記USBコネクタがホストとして機能するものがある。このような構成のUSB機器において、前記USBコネクタがホスト/デバイス切り替えによりデバイス機能としても使用可能となれば便利である。
【0009】
本発明は、上述のように機能モジュールおよびUSBコネクタを備えたUSB機器において、前記USBコネクタをホスト/デバイスで切り替えることにより、前記機能モジュールをUSBインターフェースを含む複数のインターフェースで利用可能とすることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明のUSB機器は、デバイス機能を有する機能モジュールおよびホスト機能を有するUSBコネクタが接続されたUSBホストコントローラと、機器外部からの指示により動作するインターフェース切り替え回路を備えたUSB機器であって、前記インターフェース切り替え回路は、前記機能モジュールおよび前記USBコネクタを前記USBホストコントローラから切り離して互いに接続させることにより、前記USBコネクタを、前記機能モジュールを動作させるための外部インターフェースに切り替えることを特徴とするものである。
【0011】
このような構成とすることで、前記USB機器を構成する前記機能モジュールは、インターフェース切り替え回路の非動作時にはUSB以外のインターフェイスを介して使用されるが、機器外部からの指示によりインターフェース切り替え回路が動作しているときにはUSBインターフェースを介して使用される。
【0012】
また、本発明のUSB機器は、前記USBコネクタの形状がタイプAであって、前記機器外部からの指示が、専用アダプタが前記USBコネクタに装着されたとき発生する電気信号によりなされることを特徴とする。
【0013】
また、本発明のUSB機器は、前記機器外部からの指示が、手動の切り替えスイッチによりなされることを特徴とする。
【0014】
また、本発明のUSB機器は、前記機能モジュールが、無線LAN用モジュールであることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明のUSB機器のインターフェース非切り替え時の回路構成を示す。USB機器1にはUSBホストコントローラ2が備えられる。前記USBホストコントローラ2は非USBインターフェース6を介してPC等の外部機器7に接続される。また、前記USBホストコントローラ2は、USBインターフェース5を介して機能モジュール3およびUSBコネクタ4に接続される。前記USBコネクタ4はタイプAのコネクタ形状を有しており、ホストとして機能する。また、機能モジュール3はUSBデバイスコントローラを搭載し、デバイスとして機能する。
【0016】
図2に、前記USB機器のインターフェース切り替え時の回路構成を示す。後述する手段により、USB機器内部のインターフェース切り替え回路(図示せず)に対して切り替え動作が指示され、前記機能モジュール3および前記USBコネクタ4が前記USBホストコントローラ2から切断されて互いに接続される。前記USBコネクタ4はPC等の外部機器7に接続され、前記外部機器7がホスト、前記機能モジュール3および前記USBコネクタ4がデバイスとして機能する。
【0017】
このように、本発明のUSB機器1は、USBコネクタ4がホスト/デバイスで切り替えられることにより、機能モジュール3の機能がUSBインターフェース5と非USBインターフェース6の双方で利用されるものである。
【0018】
なお、前記機能モジュール3としては、例えば無線LANモジュール、有線LANモジュール、モデムモジュールなどの通信用モジュールや、他の種々の機能を有するモジュールが用いられる。
【0019】
以下、本発明の実施の形態を、図3〜図6に基づき詳細に説明する。
【0020】
図3に、本発明の一実施の形態によるUSB機器である、PCカード型無線LAN/USBアダプタの構成を示す。図3に示すPCカード型無線LAN/USBアダプタは、インターフェース非切り替えの状態であり、上記の図1に該当する。
【0021】
PCカード型無線LAN/USBアダプタ11は、PC等の外部機器と接続するためのPCカードインターフェース18を有する。PCカードインターフェース18は、非USBインターフェース16を介してUSBホストコントローラ12に接続している。USBホストコントローラー12は、インターフェース切り替え回路17を介してUSBコネクタ14および機能モジュールとしての無線LANモジュール13にUSBインターフェース15により接続している。ここで、前記USBコネクタ14はタイプAのコネクタ形状であり、これにUSBケーブル20のタイプAコネクタ19が接続される。前記USBケーブル20の他端、すなわちタイプBコネクタ(図示せず)は周辺機器等(図示せず)のUSBコネクタに接続される。このような構成にすることで、USBホスト機能と無線LAN機能23を同時に使用できる。
【0022】
図4は上述したインターフェース非切り替え時のPCカード型無線LAN/USBアダプタの使用例を示す図である。PCカード型無線LAN/USBアダプタ33はPCカードインターフェースを介してPC31のPCカードスロット32に接続される。また、前記PCカード型無線LAN/USBアダプタ33のUSBコネクタには、USBケーブル35のタイプAコネクタ36(ホスト側)が接続される。前記USBケーブル35のタイプBコネクタ37(デバイス側)は周辺機器38のUSBコネクタ(図示せず)に接続される。このように前記PCカード型無線LAN/USBアダプタ33をPC31に接続することにより、無線LAN機能34を使用しながら同時に周辺機器38を接続・使用することができる。本使用例では、PCのインターフェースとして、ノートパソコンで広く普及しているPCカードインターフェースを利用することができる。
【0023】
次に、図5は前記PCカード型無線LAN/USBアダプタ11の、インターフェース切り替え時の構成を示す図である。インターフェース切り替え回路17の動作により、無線LANモジュール13およびUSBコネクタ14のインターフェース(USBインターフェース15)がUSBホストコントローラ12から切り離されるとともに、前記無線LANモジュール13と前記USBコネクタ14がUSBインターフェース15により互いに接続される。また、前記PCカード型無線LAN/USBアダプタ11が備えるPCカードインターフェース18およびUSBホストコントローラ12は停止状態となる。これにより、前記PCカード型無線LAN/USBアダプタ11がUSBコネクタ14を介して外部機器(ホスト)と接続可能となる。前記USBコネクタ14はタイプAであり、これにタイプA/タイプB変換コネクタ21が接続される。前記タイプA/タイプB変換コネクタ21のタイプB側にはUSBケーブル20のタイプBコネクタ22が接続される。前記USBケーブル20の他端、すなわちタイプAコネクタ(図示せず)は外部機器(図示せず)のUSBコネクタに接続される。このような構成にすることで、無線LAN機能23を使用することができる。
【0024】
ここで、前記PCカード型無線LAN/USBアダプタ11のUSBコネクタ14には、タイプA/タイプB変換コネクタ21が接続されたことを検出してインターフェース切り替え回路17に制御信号を出す機能を有する。前記タイプA/タイプB変換コネクタ21が前記USBコネクタ14に接続され、前記インターフェース切り替え回路17が前記USBコネクタ14からの制御信号を認識すると、上述のインターフェース切り替え動作が行われる。
【0025】
上述の実施形態では、インターフェース切り替え回路に対する切り替え動作の指示は、USBコネクタ14に専用アダプタ(タイプA/タイプB変換コネクタ21)が装着されることで自動的に発生する電気信号によりなされる。しかし、本発明における切り替え動作の指示手段は上述の形態に限定されるものではなく、他の方法、例えば、手動の切り替えスイッチの操作であってもよい。手動の切り替えスイッチを備えることで、機器のコストがより低減される。
【0026】
図6は上述したインターフェース切り替え時のPCカード型無線LAN/USBアダプタの使用例を示す図である。PCカード型無線LAN/USBアダプタ33のUSBコネクタには、タイプA/タイプB変換コネクタ39が接続される。タイプA/タイプB変換コネクタ39には、USBケーブル35のタイプBコネクタ37(デバイス側)が接続され、前記USBケーブル35のタイプAコネクタ36(ホスト側)はPC31のUSBコネクタ(図示せず)に接続される。このように前記PCカード型無線LAN/USBアダプタ33をPC31に接続することにより、無線LAN機能34を使用することができる。また、PCのインターフェースとしてUSBインターフェースを利用することができる。
【0027】
上述のように、本実施の形態によるPCカード型無線LAN/USBアダプタは、機能モジュールとして無線LAN機能を有する無線LANモジュールを備えるものである。そして、前記無線LAN機能は、インターフェース切り替え回路の非動作時にはPCカードインターフェイスを介して使用されるが、USBコネクタにタイプA/タイプB変換コネクタが接続されてインターフェースが切り替えられるとUSBインターフェースを介して使用されるようになる。すなわち、本実施の形態によるPCカード型無線LAN/USBアダプタは、PCカードインターフェースとUSBインターフェースのいずれによってもPCとの接続が可能であり、PCのインターフェースを有効に活用することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上述べてきたように、本発明のUSB機器は、デバイス機能を有する機能モジュールおよびホスト機能を有するUSBコネクタが接続されたUSBホストコントローラと、機器外部からの指示により動作するインターフェース切り替え回路を備えたものであり、前記インターフェース切り替え回路の切り替え動作により、前記USB機器をUSBインターフェースと非USBインターフェースのいずれでも使用できるため、前記USB機器に接続する外部機器のインターフェースを有効に活用できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のUSB機器の、インターフェース非切り替え時の構成、または従来のUSB機器の構成を示す図である。
【図2】本発明のUSB機器、インターフェース切り替え時の構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施の形態によるUSB機器の、インターフェース非切り替え時の構成を示す図である。
【図4】図3の構成によるUSB機器の使用例を示す図である。
【図5】本発明の一実施の形態によるUSB機器の、インターフェース切り替え時の構成を示す図である。
【図6】図5の構成によるUSB機器の使用例を示す図である。
【符号の説明】
1 USB機器
2、12 USBホストコントローラ
3 機能モジュール
4、14 USBコネクタ(タイプA)
5、15 USBインターフェース
6、16 非USBインターフェース
7 外部機器
11、33 PCカード型無線LAN/USBアダプタ
13 無線LANモジュール
17 インターフェース切り替え回路
18 PCカードインターフェース
19、36 タイプAコネクタ(USBケーブル)
20、35 USBケーブル
21、39 タイプA/タイプB変換コネクタ
22、37 タイプBコネクタ(USBケーブル)
23、34 無線LAN機能
31 パーソナルコンピュータ
32 PCカードスロット
38 周辺機器
Claims (4)
- デバイス機能を有する機能モジュールおよびホスト機能を有するUSBコネクタが接続されたUSBホストコントローラと、機器外部からの指示により動作するインターフェース切り替え回路を備えたUSB機器であって、前記インターフェース切り替え回路は、前記機能モジュールおよび前記USBコネクタを前記USBホストコントローラから切り離して互いに接続させることにより、前記USBコネクタを、前記機能モジュールを動作させるための外部インターフェースに切り替えることを特徴とするUSB機器。
- 前記USBコネクタの形状がタイプAであって、前記機器外部からの指示が、専用アダプタが前記USBコネクタに装着されたとき発生する電気信号によりなされることを特徴とする、請求項1に記載のUSB機器。
- 前記機器外部からの指示が、手動の切り替えスイッチによりなされることを特徴とする請求項1に記載のUSB機器。
- 前記機能モジュールが、無線LAN用モジュールであることを特徴とする、請求項1〜3に記載のUSB機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002334329A JP2004171158A (ja) | 2002-11-18 | 2002-11-18 | Usb機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002334329A JP2004171158A (ja) | 2002-11-18 | 2002-11-18 | Usb機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004171158A true JP2004171158A (ja) | 2004-06-17 |
Family
ID=32698799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002334329A Pending JP2004171158A (ja) | 2002-11-18 | 2002-11-18 | Usb機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004171158A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007013880A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-18 | Canon Inc | プロトコル変換装置及びプロトコル変換方法 |
CN100461672C (zh) * | 2004-10-12 | 2009-02-11 | 精工爱普生株式会社 | 电子设备 |
US7634670B2 (en) | 2005-03-15 | 2009-12-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Communication apparatus and method of controlling same |
US7984196B2 (en) | 2005-03-15 | 2011-07-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Communication apparatus and its control method |
US8037218B2 (en) | 2005-03-15 | 2011-10-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Communication apparatus and method |
JP2012008904A (ja) * | 2010-06-28 | 2012-01-12 | Seiko Epson Corp | Usbアダプター、画像表示システムおよび無線通信方法 |
-
2002
- 2002-11-18 JP JP2002334329A patent/JP2004171158A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100461672C (zh) * | 2004-10-12 | 2009-02-11 | 精工爱普生株式会社 | 电子设备 |
US7634670B2 (en) | 2005-03-15 | 2009-12-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Communication apparatus and method of controlling same |
US7984196B2 (en) | 2005-03-15 | 2011-07-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Communication apparatus and its control method |
US8037218B2 (en) | 2005-03-15 | 2011-10-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Communication apparatus and method |
JP2007013880A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-18 | Canon Inc | プロトコル変換装置及びプロトコル変換方法 |
JP4683629B2 (ja) * | 2005-07-04 | 2011-05-18 | キヤノン株式会社 | プロトコル変換装置及びその制御方法 |
JP2012008904A (ja) * | 2010-06-28 | 2012-01-12 | Seiko Epson Corp | Usbアダプター、画像表示システムおよび無線通信方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7293124B2 (en) | Storage device with parallel interface connector | |
JP2003263245A (ja) | Usb装置 | |
JP2002288112A (ja) | 通信制御用半導体装置およびインタフェースシステム | |
JP2008140311A (ja) | 電子機器およびインターフェイスシステム | |
JP2006024217A (ja) | 複数の機能デバイスで単一のホスト・コントローラを共有すること | |
JP2007109251A (ja) | Usbホストの役割をする上流の周辺機器 | |
JP2002341982A (ja) | 汎用シリアルバス回路 | |
JP5058083B2 (ja) | インタフェース装置 | |
JP2008130074A (ja) | 統合タイプのハブ制御チップ | |
JP2004171158A (ja) | Usb機器 | |
JP2004102716A (ja) | シリアルインターフェースを有する電子装置 | |
JP2003263253A (ja) | Usb装置 | |
TW200830161A (en) | Multi-media KVM switch | |
JP2000003236A (ja) | インタフェース拡張装置 | |
JP2008211761A (ja) | 画像形成装置および接続通知方法 | |
JP2001184296A (ja) | Usb通信インターフェース、コンピュータ、ハブ、電子機器、電子機器における機能切換方法 | |
KR100352124B1 (ko) | 디지털 디바이스 접속장치 | |
JP2000298538A (ja) | インタフェース装置 | |
KR200420506Y1 (ko) | 이동형 저장장치에 대한 보안 기능을 갖는 네트워크 전환장치 및 상기 네트워크 전환 장치에 의한 보안 컴퓨터시스템 | |
KR200307806Y1 (ko) | Ieee1394 케이블 | |
JP2007018259A (ja) | Pciシステム | |
JP2008017355A (ja) | 画像出力装置および画像出力装置における消費電力削減方法 | |
JP2006155024A (ja) | ハブ機能制御装置 | |
JP4485113B2 (ja) | 小型カード用pcアダプタ | |
JP2002222159A (ja) | Usbコントロールシステムおよび該システムに使用される電子機器 |