JP2003263253A - Usb装置 - Google Patents

Usb装置

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JP2003263253A
JP2003263253A JP2002061505A JP2002061505A JP2003263253A JP 2003263253 A JP2003263253 A JP 2003263253A JP 2002061505 A JP2002061505 A JP 2002061505A JP 2002061505 A JP2002061505 A JP 2002061505A JP 2003263253 A JP2003263253 A JP 2003263253A
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host
adapter
usb
function
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JP2002061505A
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English (en)
Inventor
Tomokazu Kaneko
智一 金子
Yota Takahashi
陽太 高橋
Kazuya Edogawa
和也 江戸川
Kenichi Sonobe
賢一 園部
Hiroshi Sugita
浩 杉田
Tsutomu Hoshino
勉 星野
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つのコネクタによりUSBのホスト機能及
びデバイス機能の両方の機能を利用できるとともに、簡
単な回路で小さな実装面積で実現でき、さらに標準のU
SBケーブルが使用可能なUSB装置を提供する。 【解決手段】 ホストアダプタ2が装着された場合に
は、抵抗14は動作せず、抵抗12,13がアダプタ内
で接地され、ホスト側装置としての回路を構成する。ま
た、切替信号15が接地され、USBインタフェースチ
ップ11はホスト側装置として動作する。またデバイス
アダプタ4が装着された場合には、抵抗12,13は動
作せず、アダプタ内で抵抗14が電源に接続されて高速
デバイス側装置としての回路を構成する。また、切替信
号15が電源に接続され、USBインタフェースチップ
11は高速デバイス側装置として動作する。アダプタを
交換すればType−A,Bのいずれにも対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、USBインタフェ
ースを利用して他の機器との通信を行うUSB装置に関
するものであり、特に、USBインタフェースにおける
ホスト側機能とデバイス側機能の両方を有するUSB装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、USB規格のインタフェースが広
く利用されるようになってきている。図10は、USB
インタフェースを利用して機器を接続した場合の電気的
な接続の概要の説明図である。図中、31はホスト側装
置、32はホスト側インタフェース、33,34,38
は抵抗、35はケーブル、36はデバイス側装置、37
はデバイス側インタフェースである。USBは4線のシ
リアルインタフェースであり、4芯のケーブル35によ
ってホスト側装置31とデバイス側装値36を接続す
る。4線のそれぞれは、電源線(Vbus)、接地線
(GND)、2本のデータ線(D+、D−)により構成
されている。
【0003】2本のデータ線は、ホスト側装置31内の
ホスト側インタフェース32と、デバイス側装置36内
のデバイス側インタフェース37に接続され、両者間の
データ転送に用いられる。ホスト側装置31では、2本
のデータ線のそれぞれについて、抵抗33,34を介し
て接地される。抵抗33,34は、例えば15kΩ程度
の抵抗でよい。
【0004】またデバイス側装置36では、高速デバイ
スの場合には図10(A)に示すようにデータ線のうち
D+について抵抗38を介して電源に接続する。デバイ
ス側装置36が低速デバイスの場合には、図11(B)
に示すようにデータ線のうちD−について抵抗38を介
して電源に接続する。抵抗38は、例えば1.5kΩ程
度の抵抗である。
【0005】このように、ホスト側装置31では2本の
データ線について、抵抗を介して接地し、またデバイス
側装置36では、2本のデータ線のうちのいずれかを、
抵抗を介して電源に接続する必要があり、ホスト側装置
31とデバイス側装置36では各データ線に対する電気
的な接続が異なっている。
【0006】また、USB接続を行うためのコネクタに
ついても、ホスト側装置31とデバイス側装置36とで
異なる形状のコネクタを用いている。図11は、一般的
なUSBコネクタ形状の一例の説明図である。図11
(A)に示すコネクタはホスト側装置31に設けられる
コネクタである。一般にType−Aと呼ばれている。
また図11(B)に示すコネクタはデバイス側装置36
に設けられるコネクタである。一般にType−Bと呼
ばれている。一般に市販されているUSBケーブルにお
いても、一方の端にType−Aに対応するコネクタ
が、他方の端にType−Bに対応するコネクタが設け
られている。
【0007】一方、最近ではホスト側の機能とデバイス
側の機能の両方を有する装置も存在する。例えばプリン
タは、パーソナルコンピュータに接続して使用する場合
にはデバイス側装置として動作するが、デジタルカメラ
などと直接接続され、画像をプリントする場合にはホス
ト側装置として動作することになる。
【0008】このようにホスト側装置としてもデバイス
側装置としても機能する機器として、例えば特開平10
−301899号公報に記載されている電子機器があ
る。この文献では、1つのUSBコネクタを持ち、この
コネクタに接続された機器との間でデータ線を用いて実
際にデータ転送を試みることによって、ホスト機器かデ
バイス機器かを判断して、ホスト機能かデバイス機能か
を自動的に切り替えている。
【0009】しかし、このように1つのコネクタをホス
ト側及びデバイス側の両方に利用する場合には、コネク
タ形状として1つのみに限定されるため、図11に示し
たようなコネクタ形状のいずれかしか利用することがで
きない。そのため、いずれかの機能を利用する場合には
通常のケーブルを利用することができず、特別なケーブ
ルが必要になるという問題がある。また、内部で実際に
通信を試みるなどの特別な処理が必要となり、コネクタ
の抜き差しを行うたびにそのような処理を行わなければ
ならないといった問題もある。
【0010】また特開2000−209238号公報に
記載されている電子機器では、ホスト機能用のコネクタ
とデバイス機能用のコネクタの2つのコネクタを有し、
電源線あるいはデータ線の電位を検出していずれかのコ
ネクタ及び動作モードを切り替えている。しかしこのよ
うな構成では、電位の検出回路や切換などのための回路
など、必要となる回路が増大するという問題がある。さ
らに、2つのコネクタを備えることによって広い実装面
積が必要となるという大きな問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、ホスト機能及びデバイス機
能の両方の機能を持つUSB装置であって、標準のUS
Bケーブルを使用でき、それほど大きな実装面積も不要
であり、簡単な回路でホスト機能及びデバイス機能の両
方の機能を利用可能としたUSB装置を提供することを
目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、ア
ダプタを装着可能な共用コネクタを設けておき、ホスト
側機能により動作させる場合にはホスト側コネクタに対
応した第1のアダプタを共用コネクタに装着して使用
し、デバイス側機能により動作させる場合にはデバイス
側コネクタに対応した第2のアダプタを共用コネクタに
装着して使用することを特徴としている。これによっ
て、本USB装置には1つの共用コネクタのみを有して
いれば、ホスト側、デバイス側の両方に対応することが
可能であり、実装面積を小さく抑えることができるとと
もに、通常のUSBケーブルを利用可能である。
【0013】このとき、上述のようにホスト側装置とデ
バイス側装置とでは電気的な接続が異なるが、このよう
な電気的な接続の違いは、例えば第1または第2のアダ
プタ内で電気的接続を変更するための配線を設けておく
ことによって解消することが可能である。あるいは、第
1または第2のアダプタの装着によって切り替わるスイ
ッチを設けておき、そのスイッチの動作によってホスト
側機能とデバイス側機能を切り替えることも可能であ
る。これらの構成は、数個の抵抗や配線、スイッチなど
によって実現可能であり、従来に比べて非常に簡単な構
成によって済ますことができる。また、その制御におい
ても大規模な特別な処理は不要であり、容易に実装する
ことができる。
【0014】また第2の発明は、ホスト側コネクタある
いはデバイス側コネクタのいずれか一方のコネクタが接
続可能なUSBコネクタを設けておき、他方の側のコネ
クタについては変換アダプタを装着することによって対
応するように構成したことを特徴としている。このよう
な構成でも、本USB装置には1つのUSBコネクタを
設けておけばよく、変換アダプタの着脱によってホスト
側、デバイス側のいずれのコネクタにも対応することが
できる。従って、実装面積を抑え、通常のUSBケーブ
ルを利用することが可能である。
【0015】このような構成においてホスト側機能とデ
バイス側機能との切換は、変換アダプタの装着によって
電気的な接続が変更されるように構成しておけばよい。
例えば変換アダプタ中に電気的接続を変更するための配
線を設けておいたり、変換アダプタの装着によってスイ
ッチが動作し、電気的な接続が変更されるように構成す
ることが可能である。いずれの場合も、非常に簡単な構
成によってホスト側機能とデバイス側機能の切換を行う
ことができ、特別な処理は不要である。
【0016】さらに第3の発明は、ホスト側コネクタ及
びデバイス側コネクタのいずれも接続可能な形状の共通
コネクタを設けておき、この共通コネクタにホスト側コ
ネクタあるいはデバイス側コネクタのいずれか一方が接
続されたときに、スイッチが動作するように構成してお
く。このスイッチによりホスト側機能とデバイス側機能
の切り替えを行うことを特徴としている。このような構
成でも、本USB装置には1つの共通コネクタを設けて
おけばよく、ホスト側、デバイス側のいずれのコネクタ
にも対応することができる。従って、実装面積を抑え、
通常のUSBケーブルを利用することが可能である。ま
た、この構成では、第1,第2の発明のようにアダプタ
を装着する必要がないという利点もある。さらに、ホス
ト側機能とデバイス側機能の切換はコネクタの挿入のみ
でスイッチの入切が行われ、簡単な回路構成によって実
現できるとともに特別な処理などは不要である。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のUSB装置の第
1の実施の形態を示す電気的な接続の一例の説明図であ
る。図中、1はUSB装置、2はホストアダプタ、3は
Type−Aコネクタ、4はデバイスアダプタ、5はT
ype−Bコネクタ、11はUSBインタフェースチッ
プ、12〜14は抵抗、15は切替信号である。USB
装置1はUSBインタフェースを有する装置であり、ホ
スト側機能とデバイス側機能を有している。両者の機能
は、USBインタフェースチップ11によって提供され
ている。なお、この例ではデバイス側装置として動作す
る場合には、高速デバイスとして動作する例を示してい
る。
【0018】USB装置1には、ホストアダプタ2及び
デバイスアダプタ4が装着可能な共用コネクタが設けら
れている。図1(A)に示す例では、その共用コネクタ
にホストアダプタ2が装着されている。ホストアダプタ
2にはType−Aコネクタが設けられており、ケーブ
ルのType−Aコネクタ3と接続可能に構成されてい
る。この状態でUSB装置1はホスト側装置として動作
する。
【0019】同様に図1(B)に示す例では、共用コネ
クタにデバイスアダプタ4が装着されている。デバイス
アダプタ4にはType−Bコネクタが設けられてお
り、ケーブルのType−Bコネクタ5と接続可能に構
成されている。この状態でUSB装置1はデバイス側装
置として動作する。
【0020】このようにホストアダプタ2が装着された
場合とデバイスアダプタ4が装着された場合とでホスト
側機能とデバイス側機能を切り替えるために、USB装
置1内の電気的な配線を図1に示すように行っている。
すなわち、ホスト側装置として機能するために、上述の
図10に示すようにデータ線D+、D−に対してそれぞ
れ抵抗12,13を接続している。この抵抗12,13
の他端を接地すればホスト側装置として機能する。ま
た、デバイス側装置(高速デバイス)として機能するた
めには、上述の図10(A)に示すように、データ線D
+に対して抵抗14を接続しており、この抵抗14の他
端を電源に接続すればデバイス側装置として機能する。
これら抵抗12,13の他端と、抵抗14の他端、それ
に切替信号15の端子が、USBの電源線、接地線、2
本のデータ線の端子とともに共用コネクタに設けられて
いる。なお、抵抗12,13は15kΩ程度、抵抗14
は1.5kΩ程度の抵抗器で構成することができる。
【0021】ホストアダプタ2では、USB装置1をホ
スト側装置として動作させるために、図1(A)に示す
ように抵抗12,13を接地するように配線がなされて
いる。また、抵抗14については開放端となるように、
電気的な接続は行われていない。従ってケーブルにより
接続された機器においては、USB装置1は抵抗12,
13が接続され、ホスト装置として機能することにな
る。このとき、ホストアダプタ2にはType−Aコネ
クタ3が接続可能であり、一般的なUSB接続時と同様
のケーブルによりデバイス装置と接続を行うことができ
る。
【0022】またホストアダプタ2では、切替信号を接
地する配線が施されており、USBインタフェースチッ
プ11に対して切替信号15をLレベルにしている。U
SBインタフェースチップ11では、この切替信号15
がLレベルであることを認識してホスト側装置として機
能する。従ってUSBインタフェースチップ11では特
別な通信を行うなどの接続機器の認識処理を行うことな
く、ホスト側機能を実行することができる。
【0023】また図1(B)に示すように、デバイスア
ダプタ4には、USB装置1をデバイス側装置(高速デ
バイス)として動作させるために、抵抗14を電源に接
続するように配線がなされている。また、抵抗12,1
3については開放端となるように、電気的な接続は行わ
れていない。従ってケーブルにより接続された機器にお
いては、USB装置1は抵抗14が電源に接続され、デ
バイス装置として機能することになる。このとき、デバ
イスアダプタ4にはType−Bコネクタ5が接続可能
であり、一般的なUSB接続時と同様のケーブルにより
ホスト装置と接続を行うことができる。
【0024】またデバイスアダプタ4では、切替信号を
電源に接続する配線が施されており、USBインタフェ
ースチップ11に対して切替信号15をHレベルにして
いる。USBインタフェースチップ11では、この切替
信号15がHレベルであることを認識してデバイス側装
置として機能する。従ってUSBインタフェースチップ
11では特別な通信を行うなどの接続機器の認識処理を
行うことなく、デバイス側機能を実行することができ
る。
【0025】なお、USB装置1が低速デバイスとして
動作する場合には、抵抗14の一端をデータ線D−に接
続し、他端を共用コネクタの端子に接続すればよい。こ
れによって、デバイスアダプタ4が装着された場合に
は、データ線D−が抵抗14を介して電源に接続される
ことになり、USB装置1は低速デバイスとして機能す
ることになる。USB装置1がデバイス側装置として動
作する際に高速デバイスとして動作するか低速デバイス
として動作するかは、USB装置1の機能によって予め
決まるものであり、いずれかの配線を予め行っておくこ
とができる。
【0026】上述の例では、切替信号がLレベルの時に
ホスト側装置、Hレベルの時にデバイス側装置として動
作するものとしたが、これに限らず、Hレベルの時にホ
スト側装置、Lレベルの時にデバイス側装置として動作
するように構成してもよい。この場合、ホストアダプタ
2及びデバイスアダプタ4内の切替信号15の配線を替
えるだけで対応することができる。
【0027】図2は、本発明のUSB装置の第1の実施
の形態における機能切替時の動作の一例を示すフローチ
ャートである。S51において、共用コネクタにホスト
アダプタ2またはデバイスアダプタ4のいずれかを装着
する。S52において、装着されたアダプタがホストア
ダプタ2であれば、S53においてUSBインタフェー
スチップ11をホスト側機能に設定し、以後、USB装
置1はホスト側装置として動作する。例えばホストアダ
プタ2が装着された場合には、図1(A)に示すように
抵抗12,13が接地され、また抵抗14が開放され、
さらに切替信号15が接地されてLレベルとなる。この
切替信号15がLレベルとなることによってUSBイン
タフェースチップ11はホスト側機能に設定され、US
B装置1はホスト側装置として動作することになる。こ
のとき、接続された機器がホスト側装置かデバイス側装
置かを判定するような特別な処理は不要である。
【0028】S52において、装着されたアダプタがデ
バイスアダプタ4であれば、S54においてUSBイン
タフェースチップ11をデバイス側機能に設定し、以
後、USB装置1はデバイス側装置として動作する。例
えばデバイスアダプタ4が装着された場合には、図1
(B)に示すように抵抗12,13が開放され、また抵
抗14が電源と接続され、さらに切替信号15が電源と
接続されてHレベルとなる。この切替信号15がHレベ
ルとなることによってUSBインタフェースチップ11
はデバイス側機能に設定され、USB装置1はデバイス
側装置として動作することになる。このとき、接続され
た機器がホスト側装置かデバイス側装置かを判定するよ
うな特別な処理は不要である。
【0029】このように、共用コネクタを1つ設けてお
き、アダプタを変更するだけで、ホスト側装置として
も、デバイス側装置としても、動作することができる。
また、そのための回路構成も非常に簡単であり、全体と
して少ない実装面積で実現することが可能である。
【0030】図3は、本発明のUSB装置の第1の実施
の形態における第1の変形例の説明図である。図3に示
す例では、ホストアダプタ2及びデバイスアダプタ4内
に抵抗を含めて構成した例を示している。すなわち、図
3(A)に示すように、ホストアダプタ2は抵抗12,
13を含み、それぞれデータ線D+、D−と接地との間
に挿入されている。また切替信号15は接地されてい
る。なお、ホストアダプタ2には抵抗14は設けていな
い。
【0031】このようなホストアダプタ2を共用コネク
タに装着することによって、USB装置1はホスト側装
置としての配線が行われたことになる。また、切替信号
15をLレベルとして、USBインタフェースチップ1
1に対してホスト側装置として動作するように指示し、
USB装置1はホスト側装置として動作することにな
る。
【0032】また図3(B)に示すように、デバイスア
ダプタ4においては、抵抗14がデータ線D+と電源の
間(低速デバイスとして動作する場合にはデータ線D−
と電源の間)に挿入されている。また切替信号15は電
源と接続されている。なお、デバイスアダプタ4には抵
抗12,13は設けられていない。このようなデバイス
アダプタ4を共用コネクタに装着することによって、U
SB装置1はデバイス側装置としての配線が行われたこ
とになる。また、切替信号15をHレベルとして、US
Bインタフェースチップ11に対してデバイス側装置と
して動作するように指示し、USB装置1はデバイス側
装置として動作することになる。
【0033】このように、抵抗をアダプタ内に収容する
ことによって、共用コネクタにおける接点の数を減らす
ことができる。なお、ホストアダプタ2あるいはデバイ
スアダプタ4の一方のみが抵抗を内蔵するような構成で
あってもよい。
【0034】また、上述の第1の実施の形態と同様に、
USB装置1には共用コネクタのみを設けておけばよ
く、アダプタを変更するだけでホスト側装置としても、
またデバイス側装置としても動作することができる。ま
た、そのための回路構成も非常に簡単であり、全体とし
て少ない実装面積で実現することが可能である。さら
に、接続された機器がホスト側装置かデバイス側装置か
を判定するような特別な処理は不要である。
【0035】図4は、本発明のUSB装置の第1の実施
の形態における第2の変形例の説明図である。図中、1
6,17はセレクタ、18はスイッチである。セレクタ
16は、データ線D+を、抵抗14を介して電源に接続
するか、あるいは抵抗13を介して接地するかを切り替
えるものである。またセレクタ17は、抵抗12を介し
てデータ線D−を接地するか否かを切り替えるものであ
る。セレクタ16及びセレクタ17の切替は、この例で
は切替信号15によって行っている。セレクタ16が抵
抗13とデータ線D+を接続し、かつ、セレクタ17が
抵抗12とデータ線D−を接続すると、USB装置1は
ホスト側装置として動作する。ここではセレクタ16及
びセレクタ17はLレベルによりこのような接続を行う
ものとする。また、セレクタ16が抵抗14とデータ線
D+を接続し、かつ、セレクタ17が抵抗12とデータ
線D−との接続を開放する場合には、USB装置1は高
速デバイス側装置として動作する。ここではセレクタ1
6及びセレクタ17はHレベルによりこのような接続を
行うものとする。
【0036】スイッチ18は、ホストアダプタ2の装着
により導通し、デバイスアダプタ4の装着により開放さ
れるスイッチである。このスイッチ18は一端が接地さ
れており、開放時に切替信号15をHレベルとし、導通
時に切替信号をLレベルとする。スイッチ18として
は、例えば機械的に動作するスイッチとし、ホストアダ
プタ2に突起を設けておいてその突起によってスイッチ
18を押下する構成とすることができる。もちろんデバ
イスアダプタ4に突起を設けておいてその突起によりス
イッチ18を押下して開放する構成でもよい。あるいは
スイッチ18として2つの端子で構成し、ホストアダプ
タ2側に端子間を導通する配線を設けておくことによっ
て端子間を導通させ、スイッチを入れる構成でもよい。
もちろん、スイッチング素子を用いるなど、他の構成で
あってもよい。
【0037】図4(A)に示すようにホストアダプタ2
が装着された場合には、ホストアダプタ2によってスイ
ッチ18が導通し、切替信号はLレベルとなる。従って
USBインタフェースチップ11はホスト側装置として
の機能となる。また、セレクタ16が抵抗13とデータ
線D+を接続し、セレクタ17が抵抗12とデータ線D
−を接続することによってホスト側装置としての電気的
な接続を実現する。
【0038】また図4(B)に示すようにデバイスアダ
プタ4が装着された場合には、スイッチ18は開放され
る。従って切替信号はHレベルとなる。この場合、US
Bインタフェースチップ11は高速デバイス側装置とし
て動作する。また、セレクタ16が抵抗14とデータ線
D+を接続し、セレクタ17は抵抗12とデータ線D−
との接続を開放する。これによって高速デバイス側装置
としての電気的な接続を実現する。
【0039】なお、デバイスアダプタ4が装着された場
合に低速デバイスとして動作させる場合には、抵抗14
をセレクタ17で抵抗12と切り替えるように構成して
おけばよい。この場合、セレクタ16は抵抗13とデー
タ線D+とを接続するか否かを切り替えることになる。
【0040】ここではセレクタ16,セレクタ17を電
気的に切り替える構成としたが、例えばスイッチ18が
機械的なスイッチの場合、セレクタ16,17もスイッ
チ18と連動する機械的なスイッチで構成するなど、他
の構成であってもよい。また、この例ではセレクタ1
6,17の切替を切替信号15によって行っているが、
これに限らず、別の切替信号を利用してもよい。
【0041】このような構成でも、上述の各例と同様
に、USB装置1には共用コネクタのみを設けておけば
よく、アダプタを変更するだけでホスト側装置として
も、またデバイス側装置としても動作することができ
る。また、そのための回路構成も非常に簡単であり、全
体として少ない実装面積で実現することが可能である。
さらに、接続された機器がホスト側装置かデバイス側装
置かを判定するような特別な処理は不要である。さら
に、例えばスイッチ18を機械的に動作させる構成で
は、ホストアダプタ2及びデバイスアダプタ4には特別
な配線は不要であり、アダプタを簡易化することができ
る。
【0042】図5は、本発明のUSB装置の第2の実施
の形態を示す電気的な接続の一例の説明図である。図
中、図1,図4と同様の部分には同じ符号を付して重複
する説明を省略する。6は変換アダプタである。この第
2の実施の形態では、USB装置1にType−Aコネ
クタあるいはType−Bコネクタを予め設けておき、
もう一方のコネクタを利用する場合には、変換アダプタ
6を装着して対応する例を示している。その具体例とし
て図5(A)に示す例では、予めType−Bコネクタ
を設けておき、Type−Aコネクタを利用する場合に
は図5(B)に示すように変換アダプタ6を装着してT
ype−Aコネクタと接続する例を示している。
【0043】上述のようにセレクタ16は、データ線D
+を、抵抗14を介して電源に接続するか、あるいは抵
抗13を介して接地するかを切り替えるものであり、H
レベルで抵抗14と、Lレベルで抵抗13と、それぞれ
データ線D+を接続する。切替のための信号は、抵抗を
介して電源と接続され、通常はHレベルである。この信
号線は外部端子に接続されており、図5(B)に示すよ
うに変換アダプタ6が装着された場合には変換アダプタ
6内で接地され、Lレベルとなる。
【0044】またセレクタ17は、抵抗12を介してデ
ータ線D−を接地するか否かを切り替えるものであり、
Hレベルで抵抗12とデータ線D−との接続を開放し、
Lレベルで抵抗12とデータ線D−を接続する。このセ
レクタ17を切り替えるための信号も抵抗を介して電源
と接続されており、通常はHレベルである。この信号線
は外部端子に接続されており、図5(B)に示すように
変換アダプタ6が装着された場合には変換アダプタ6内
で接地され。Lレベルとなる。
【0045】切替信号15は、抵抗を介して電源と接続
され、通常はHレベルである。これによってUSBイン
タフェースチップ11はデバイス側装置として動作す
る。この切替信号15は外部端子に接続されており、図
5(B)に示すように変換アダプタ6が装着された場合
には変換アダプタ6内で接地され、Lレベルとなる。こ
れによってUSBインタフェースチップ11はホスト側
装置として動作することになる。
【0046】なお、セレクタ16の切替のための端子、
セレクタ17の切替のための端子、及び切替信号15の
端子は、適宜まとめることが可能である。この3つを1
つにまとめることによって端子数を減少させることが可
能である。また、これらの端子は、Type−Bコネク
タ内に設けたり、あるいはその周辺部に設けておくこと
ができる。
【0047】変換アダプタ6は、基本的にはType−
BコネクタとType−Aコネクタを有し、Type−
Bコネクタ側をUSB装置1に装着する。そしてTyp
e−Aコネクタ側にケーブルのType−Aコネクタ3
が接続される。変換アダプタ6の内部では、セレクタ1
6の切替のための端子、セレクタ17の切替のための端
子、及び切替信号15の端子と接続し、これらを接地線
に接続する配線がなされている。
【0048】図6は、本発明のUSB装置の第2の実施
の形態における機能切替時の動作の一例を示すフローチ
ャートである。S61において、初期状態としてUSB
インタフェースチップ11はデフォルトの設定とする。
この例ではデバイス側装置として機能するように設定す
る。S62において、変換アダプタ6が装着されている
か否かを判定する。装着されていなければ、S63にお
いて、USBインタフェースチップ11はデフォルトの
設定のまま動作させる。この例の場合には、図5(A)
に示すように切替信号15は接地されずにHレベルとな
っており、そのままUSBインタフェースチップ11は
デバイス側装置として動作することになる。また、セレ
クタ16が抵抗14とデータ線D+を接続し、セレクタ
17は抵抗12とデータ線D−との接続を開放する。こ
れによって高速デバイス側装置としての電気的な接続を
実現する。
【0049】S62で変換アダプタ6が装着されている
と判断される場合には、S64において、USBインタ
フェースチップ11は機能の切替を行う。この例では図
5(B)に示すように、変換アダプタ6を装着すること
によって切替信号15は接地されてLレベルとなる。従
ってUSBインタフェースチップ11はホスト側装置と
しての機能となる。また、セレクタ16及びセレクタ1
7の切替信号も接地されてLレベルとなるため、セレク
タ16が抵抗13とデータ線D+を接続し、セレクタ1
7が抵抗12とデータ線D−を接続することによってホ
スト側装置としての電気的な接続を実現することができ
る。
【0050】上述のようにS62における変換アダプタ
6の装着の有無の判定は、切替信号15の論理レベル
(接地されたか否か)で判断されるため、従来のように
接続された機器との通信を行うなどの特別な処理は不要
である。
【0051】なお、ここではデバイス側装置として動作
する場合には高速デバイスとして動作するものとした
が、低速デバイスとして動作させる場合には、抵抗14
をセレクタ17で抵抗12と切り替えるように構成して
おけばよい。この場合、セレクタ16は抵抗13とデー
タ線D+とを接続するか否かを切り替えることになる。
【0052】また、例えば図5に示す例ではUSB装置
1にType−Bコネクタを予め設けておく例を示した
が、これに限らず、予めType−Aコネクタを設けて
おく構成も可能である。この場合、切替信号15及びセ
レクタ16,17の切替信号を通常状態では抵抗を介し
て接地されるようにしておき、変換アダプタ6を装着し
た場合にはこれらを変換アダプタ6内で電源線に接続す
るように構成すればよい。
【0053】いずれの場合においても、USB装置1に
は1つのみのコネクタを設けておき、デフォルトでは当
該コネクタ形状に応じた動作を行うとともに、変換アダ
プタを装着するだけでもう一方のコネクタ形状にも対応
するとともに動作の切替も行うことができる。さらに、
切替のための回路も非常に簡単であり、全体として少な
い実装面積で実現することが可能である。
【0054】この第2の実施の形態においても各種の変
形が可能である。例えば上述の図3に示した第1の実施
の形態における第1の変形例と同様に、抵抗12及び抵
抗13を変換アダプタ6内に収容する構成が考えられ
る。この場合、USB装置1にはセレクタ16及び抵抗
14(低速デバイスとして動作させる場合にはセレクタ
17及び抵抗14)を残し、変換アダプタ6が装着され
た場合にはセレクタ16が抵抗14とデータ線D+との
接続を開放するように構成すればよい。また、例えば上
述の図4に示した第1の実施の形態における第2の変形
例と同様に、変換アダプタ6内での配線の代わりに、変
換アダプタ6の装着によりスイッチが動作し、それぞれ
の切替信号が変化(図5に示す例では接地)するように
構成することもできる。
【0055】図7は、本発明のUSB装置の第3の実施
の形態を示す電気的な接続の一例の説明図、図8は、同
じくコネクタ形状の一例を示す平面図である。図中、図
1,図4と同様の部分には同じ符号を付して重複する説
明を省略する。7は共通コネクタ、19はスイッチであ
る。この第3の実施の形態では、Type−Aコネクタ
及びType−Bコネクタのいずれも接続できる共通コ
ネクタ7を設けた例を示している。共通コネクタ7の形
状の一例を図8に示している。この共通コネクタ7の形
状は、図11に示したType−AコネクタとType
−Bコネクタの形状を併せ持った形状としている。しか
し、Type−AコネクタとType−Bコネクタの形
状の違いから、そのままでは当接部分が発生し、いずれ
のコネクタの挿入を行うこともできない。そのため、ハ
ッチングを施した部分については可動自在に構成してお
き、コネクタの挿入時に当接すると引っ込む構造として
いる。
【0056】可動部分のうち、右上がりのハッチングを
施した部分はType−Aコネクタを挿入する際に当接
する部分であり、Type−Aコネクタを挿入する際に
はコネクタの挿入に合わせて内部に移動する。また、右
下がりのハッチングを施した部分はType−Bコネク
タを挿入する際に当接する部分であり、Type−Bコ
ネクタを挿入する際にはコネクタの挿入に合わせて内部
に移動する。なお、Type−Aコネクタの2番ピンに
ついても、Type−Bコネクタ挿入時には電気的な接
続が行われることなく、内部に移動する。このような可
動部分が存在していても、それぞれのコネクタを挿入す
る際に向きなどを誤って差し込むといった誤挿入は発生
せず、それぞれのコネクタ形状の違いをそのまま活かす
ことができる。また、この可動部分はType−Aコネ
クタの2番端子の部分を除き、予め除去した構成でもよ
い。
【0057】また図8においてクロスハッチングを施し
た部分はスイッチ19であり、Type−Aコネクタが
挿入されたときに動作する。もちろんこのスイッチ19
は、他の可動部分により兼用することが可能である。
【0058】図7に示した回路構成は、上述の図4に示
した第1の実施の形態における第2の変形例とほぼ同様
の構成である。スイッチ19は切替信号15及びセレク
タ16,17の切替信号を接地するか否かを切り替える
ものであり、上述のように共通コネクタ9の一部により
動作させることができる。この例ではスイッチ19が開
放された状態では、切替信号15及びセレクタ16,1
7の切替信号はHレベルとなる。また、スイッチ19が
閉結された場合には、切替信号15及びセレクタ16,
17の切替信号はLレベルとなる。
【0059】図9は、本発明のUSB装置の第3の実施
の形態における機能切替時の動作の一例を示すフローチ
ャートである。S71において、共通コネクタ9にTy
pe−AコネクタあるいはType−Bコネクタのいず
れかを装着する。S72において、挿入されたコネクタ
がいずれのタイプであるかを判定する。挿入されたコネ
クタがType−Bコネクタであれば、S73において
USBインタフェースチップ11はデバイス側装置に設
定され、デバイス側機能を実行する。この場合、スイッ
チ19は開放されているので、切替信号15及びセレク
タ16,17の切替信号はHレベルとなる。従ってセレ
クタ16では抵抗14とデータ線D+とが接続され、抵
抗12が開放される。またセレクタ17では抵抗13と
データ線D−との接続が開放される。このようにして高
速デバイス側装置としての電気的な接続が実現する。ま
た切替信号15がHレベルであることから、USBイン
タフェースチップ11はデバイス側装置として動作する
ことになる。
【0060】S71で挿入されたコネクタがType−
AコネクタであるとS72で判定された場合には、S7
4において、USBインタフェースチップ11はホスト
側装置に設定され、ホスト側機能を実行する。この場
合、スイッチ19が閉結され、切替信号15及びセレク
タ16,17の切替信号は接地されてLレベルとなる。
従ってセレクタ16では抵抗13とデータ線D+とが接
続され、抵抗14との接続は開放される。またセレクタ
17では抵抗12とデータ線D−が接続される。このよ
うにしてホスト側装置としての電気的な接続が実現す
る。また切替信号15がLレベルであることから、US
Bインタフェースチップ11はホスト側装置として動作
することになる。
【0061】なお、S72における判定は、実際にはU
SBインタフェースチップ11において切替信号15の
論理がHレベルかLレベルかを判断するだけであり、従
来のように接続された機器がホスト側装置かデバイス側
装置かを判定するような特別な処理は不要である。
【0062】このように、この第3の実施の形態では、
共通コネクタを1つのみ設けておくだけで、ホスト側装
置としても、デバイス側装置としても、動作することが
できる。また、そのための回路構成も非常に簡単であ
り、全体として少ない実装面積で実現することが可能で
ある。さらに、上述の第1,第2の実施の形態と比較し
て、アダプタを不要とすることができるという利点もあ
る。
【0063】上述の図7に示した構成例では、スイッチ
19の閉結によってホスト側装置として動作する例を示
したが、例えばスイッチ19の閉結によってデバイス側
装置として動作するように構成することも可能である。
その場合には、通常はスイッチ19が閉結しており、T
ype−Bコネクタが挿入されたときにスイッチ19が
開放するように構成すればよい。
【0064】また、Type−Bコネクタが接続された
際に低速デバイスとして動作させる場合には、抵抗14
をセレクタ17で抵抗12と切り替えるように構成して
おけばよい。この場合、セレクタ16は抵抗13とデー
タ線D+とを接続するか否かを切り替えればよい。
【0065】さらに、スイッチ19としてコネクタ内の
可動部を利用するなどといった機械的なスイッチを利用
するほか、スイッチングのためのチップや素子を用いる
など、他のスイッチを利用することも可能である。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、従来のように内部で切り替えのための複雑な
処理を必要とせず、簡単な構成でホスト側装置及びデバ
イス側装置の両方の機能を切り替えて実行することがで
きる。また、標準のType−AコネクタとType−
Bコネクタのいずれにも1つのコネクタで対応すること
ができるので、標準のUSBケーブルを使用できるとと
もに、少ない実装面積で実現することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のUSB装置の第1の実施の形態を示
す電気的な接続の一例の説明図である。
【図2】 本発明のUSB装置の第1の実施の形態にお
ける機能切替時の動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図3】 本発明のUSB装置の第1の実施の形態にお
ける第1の変形例の説明図である。
【図4】 本発明のUSB装置の第1の実施の形態にお
ける第2の変形例の説明図である。
【図5】 本発明のUSB装置の第2の実施の形態を示
す電気的な接続の一例の説明図である。
【図6】 本発明のUSB装置の第2の実施の形態にお
ける機能切替時の動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図7】 本発明のUSB装置の第3の実施の形態を示
す電気的な接続の一例の説明図である。
【図8】 本発明のUSB装置の第3の実施の形態にお
けるコネクタ形状の一例を示す平面図である。
【図9】 本発明のUSB装置の第3の実施の形態にお
ける機能切替時の動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図10】 USBインタフェースを利用して機器を接
続した場合の電気的な接続の概要の説明図である。
【図11】 一般的なUSBコネクタ形状の一例の説明
図である。
【符号の説明】
1…USB装置、2…ホストアダプタ、3…Type−
Aコネクタ、4…デバイスアダプタ、5…Type−B
コネクタ、6…変換アダプタ、7…共通コネクタ、11
…USBインタフェースチップ、12〜14…抵抗、1
5…切替信号、16,17…セレクタ、18…スイッ
チ、19…スイッチ、31…ホスト側装置、32…ホス
ト側インタフェース、33,34,38…抵抗、35…
ケーブル、36…デバイス側装置、37…デバイス側イ
ンタフェース。
フロントページの続き (72)発明者 江戸川 和也 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 園部 賢一 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 杉田 浩 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 星野 勉 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト側機能及びデバイス側機能の両方
    の機能を有するUSB装置において、アダプタを装着可
    能な共用コネクタが設けられており、ホスト側コネクタ
    に対応した第1のアダプタが前記共用コネクタに装着さ
    れた場合に前記ホスト側機能が動作し、デバイス側コネ
    クタに対応した第2のアダプタが前記共用コネクタに装
    着された場合に前記デバイス側機能が動作することを特
    徴とするUSB装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも前記第1のアダプタあるいは
    前記第2のアダプタは、内部で電気的接続を変更するた
    めの配線を有しており、両者の電気的接続を異ならせる
    ことによって前記ホスト側機能及び前記デバイス側機能
    を切り替えることを特徴とする請求項1に記載のUSB
    装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも前記第1のアダプタまたは前
    記第2のアダプタのいずれか一方は、前記共用コネクタ
    への装着によって本体側のスイッチを動作させるもので
    あり、該スイッチの動作によって前記ホスト側機能及び
    前記デバイス側機能を切り替えることを特徴とする請求
    項1に記載のUSB装置。
  4. 【請求項4】 ホスト側機能及びデバイス側機能の両方
    の機能を有するUSB装置において、ホスト側コネクタ
    あるいはデバイス側コネクタのいずれか一方のコネクタ
    が接続可能なUSBコネクタが設けられており、前記U
    SBコネクタに変換アダプタを装着することによって他
    方の側のコネクタに対応することを特徴とするUSB装
    置。
  5. 【請求項5】 前記変換アダプタの装着によって前記ホ
    スト機能と前記デバイス機能を切り替えることを特徴と
    する請求項4に記載のUSB装置。
  6. 【請求項6】 前記変換アダプタの装着によって電気的
    接続を変更することにより前記ホスト機能と前記デバイ
    ス機能の切り替えを行うことを特徴とする請求項5に記
    載のUSB装置。
  7. 【請求項7】 ホスト側機能及びデバイス側機能の両方
    の機能を有するUSB装置において、ホスト側コネクタ
    及びデバイス側コネクタのいずれも接続可能な形状の共
    通コネクタが設けられており、前記共通コネクタにはホ
    スト側コネクタあるいはデバイス側コネクタのいずれか
    一方が接続されたときに動作するスイッチが設けられ、
    該スイッチにより前記ホスト側機能と前記デバイス側機
    能の切り替えを行うことを特徴とするUSB装置。
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