JP4371340B2 - テープカートリッジ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、上下ケースを蓋合わせ状に結合してなる本体ケースの内部左右に、テープリールが回転自在に配置されており、本体ケース内に各テープリールの回り止めを図るリールロック手段が設けられているテープカートリッジにおいて、リールロック手段に改良を加えたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のリールロック手段としては、図9に示すごとく、本体ケース1内の後方の左右中央部位に、ピース本体12の前端に係合爪13を有する左右一組のロックピース11a・11bを、本体ケース1の底壁の内面上において係合爪13が各テープリール3・3に係合する前方のロック位置と、係合爪13が各テープリール3から外れる後方のアンロック位置とにわたって前後方向へ摺動自在に装着し、各ロックピース11a・11bを個別に前方のロック位置に向かってばね部材15・15で移動付勢する形式が公知である。例えば、代表的なものに実開昭62−15179号公報がある。そこでは、本体ケース1の底壁の内面上に、前後方向に走る側面ガイド壁18a・18bを左右に立設し、両側面ガイド壁18a・18b間に形成されたガイド溝内に、各ロックピース11a・11bのピース本体12・12が前後方向に摺動できるように上方から落とし込み装着されている。本体ケース1の底壁には前後方向に長い解除操作口19を設けてあり、本体ケース1をデッキに装填したとき、デッキ側の解除操作部材が該解除操作口19を介して本体ケース1内に突入してケース後方側へ相対的に移動することにより、この解除操作部材で両ロックピース11a・11bが前方のロック位置から後方のアンロック位置へ移動操作されるものとなっている。
【0003】
このようにロックピースを左右に分割することにより、個々のロックピース11a・11bが独立して前後方向に摺動する形式では、左右のテープリール3・3の異なる遊動に対しても、これによく追従してロック状態を維持できる利点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の従来例では、スペース上の制約から左右に近接配置したロックピース11a・11bどうしが接触し合い、各ロックピースを他に干渉されることなく独立して前後移動させるのに難がある。そこで、各ロックピース11a・11bのピース本体12・12をそれぞれブロック状に形成し、両ピース本体12・12の対向内側面どうしを摺接させることを検討したが、それでもなお両者の接触干渉による不具合は依然として避け難い。
【0005】
更に問題となるのは、実質的に左右対称形状をなす一組のロックピース11a・11bは、右手と左手の関係のごとく鏡像関係にあり、各々が右用か左用かの違いを見分けるのは容易ではなく、両者を左右逆に誤って組み込みやすい点にある。すなわち、右側にあるべきロックピース11bを左側に、または左側にあるべきロックピース11aを右側に組み込むことがある。このようにロックピース11a・11bを左右逆に組み込むと、前方のロック位置で係合爪13がテープリール3・3に係合しなくなる。また、両ロックピース11a・11bの両方または一方を上下逆向きに組み込むと、デッキ側の操作部材で各ロックピースを前方のロック位置から後方のアンロック位置に移動操作できない事態を招くことになる。かかる誤組みが発生すると、ロックピースを組み直さざるを得ない。それには本体ケースの上下ケースを一旦分解するなど、その手間が著しく煩わしい。本体ケースが上下ケースを超音波溶着で結合してある場合には、もはや組み直しが利かない。
【0006】
そこで本発明の目的は、左右一組のロックピースを左右に隣接配置しながらも、これが互に接触干渉し合うことがなく、従って各ロックピースがそれぞれ独立して円滑に前後摺動でき、不使用時における左右の各テープリールの回り止め機能が有効に発揮されるリールロック手段を備えたテープカートリッジを得るにある。
【0007】
本発明の目的は、デッキに装填したとき、デッキ側の解除操作部材が本体ケース内にこれの底壁から突入して来ることにより、両ロックピースがロック位置からロック解除位置にまで同時に移動操作され、リールロックが円滑に行えるテープカートリッジを得るにある。
【0008】
更に本発明の目的は、隣接配置した左右一組のロックピースが左右逆向きおよび/または上下逆向きに誤って組み込まれるのを防止することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るテープカートリッジは、図1ないし図6に示すごとく、上下ケース1a・1bを蓋合わせ状に結合してなる本体ケース1の内部左右に、テープリール3・3が回転自在に配置されており、本体ケース1の後方の左右中央部位に、各テープリール3・3にそれぞれ回り止め状に係合する左右一組のロックピース11a・11bを有し、各ロックピース11a・11bは、ブロック状のピース本体12の前端に係合爪13を有し、左右の各ロックピース11a・11bを、係合爪13が各テープリール3に係合するロック位置と、係合爪13が各テープリール3から外れるアンロック位置とにわたって前後摺動自在に案内支持するガイド手段が設けられている。このガイド手段として、下ケース1bの底壁の内面上に、それぞれ前後方向に走る中央ガイド壁17と、これの左右に配される側面ガイド壁18a・18bとを立設する。中央ガイド壁17と側面ガイド壁18a・18bとの間に形成された二つの各ガイド溝16a・16bに、ピース本体12をそれぞれ独立して前後方向にのみ摺動自在に、上方から落とし込み装着する。中央ガイド壁17を各側面ガイド壁18a・18bよりも後方に長く延長形成する。各ピース本体12の後端側の下部に、側面ガイド壁18a・18bの後方に位置する第1突部25aを、横外側方に向けて張り出し形成する。
【0010】
中央ガイド壁17の上端を、各側面ガイド壁18a・18bの上端よりも高く位置設定する。各ピース本体12の前端側の上部に、側面ガイド壁18a・18bの上端に被さる第2突部25bを、横外側方に向けて張り出し形成する。
【0011】
左右の各ロックピース11a・11bのピース本体12・12に作用するばね部材15を有し、このばね部材15で各ロックピース11a・11bをロック位置に向けて移動付勢している。ここでのばね部材15は単一であってもよい。
【0012】
下ケース1bの底壁には、両ガイド溝16a・16bの溝底に中央ガイド壁17を跨いでひとつの解除操作口19が内外貫通状に設けられており、解除操作口19を介して下方から本体ケース1内に突入して来るデッキ側の解除操作部材で、両ロックピース11a・11bがロック位置からアンロック位置にまで同時に移動操作されるものとなっている。この場合の解除操作部材は、解除操作口19に突入したのち、相対的に前後方向へ移動して両ロックピース11a・11bをアンロック位置に向けて移動操作する形式を含む。
【0013】
各ロックピース11a・11bのピース本体12・12に、前記解除操作口19に臨むカム面24・24がそれぞれ形成されており、デッキ側の解除操作部材の突き上げ操作により、解除操作部材が各ロックピース11a・11bのカム面24・24に当たって両ロックピースがロック位置からアンロック位置にまで同時に移動操作されるようになっている。この場合は、デッキ側の解除操作部材が両ロックピースのカム面に突き当たることにより、リールロックが解除される。
【0019】
【作用】
下ケース1bの底壁上に中央ガイド壁17と左右の側面ガイド壁18a・18bとがそれぞれ立設され、中央ガイド壁17と側面ガイド壁18a・18bとの間に形成された各ガイド溝16a・16bにロックピース11a・11bが装着されていると、各ロックピース11a・11bは中央ガイド壁17をはさんで近接対向することにより、各ロックピースどうしが独立して前後摺動するとき互いに接触干渉し合うことはない。
【0020】
各ロックピース11a・11bに第1突部25aと第2突部25bとが設けられている場合、各ロックピース11a・11bは左右および上下のいずれの方向においても正規の姿勢にある限り、その各ピース本体12は左右の各ガイド溝16a・16bに上方から落とし込み装着できる。この組み付け状態において、各ロックピース11a・11bの第1突部25a・25aは、左右の側面ガイド壁18a・18bの後方側に位置して該側面ガイド壁18a・18bと接当干渉しない。また、各ロックピース11a・11bの第2突部25b・25bは、左右の側面ガイド壁18a・18bの上端に被さった状態にあって、該側面ガイド壁18a・18bにも接当干渉しない。従って、各ロックピース11a・11bは前方のロック位置と後方のロック位置との間にわたって摺動自在となる。
【0021】
いまロックピース11a・11bが左右逆向きに組み込まれんとせんか。その場合は、図7(a)・(b)に示すごとく、中央ガイド壁17は側面ガイド壁18a・18bよりも後方に長く延長形成されているので、各ロックピースのピース本体12の後端側の下部に設けた第1突部25aが、中央ガイド壁17の後方の上端に接当干渉し、これにて各ロックピースのピース本体12を各ガイド溝16a・16bに落とし込み装着できない。
【0022】
また、ロックピース11a・11bが上下逆向きに組み込まれんとせんか。更にはロックピース11a・11bが左右逆向きでかつ上下逆向きに組み込まれんとせんか。それらの場合は、図8(a)・(b)に示すごとく、各ロックピース11a・11bのピース本体12の前端側の上部に設けた第2突部25bが、左右の各側面ガイド壁18a・18bの上端に接当干渉し、これにて各ロックピースのピース本体12を各ガイド溝16a・16bに落とし込み装着できない。
【0023】
【発明の効果】
従って本発明によれば、左右一組のロックピースを狭溢な場所に近接させて配置しても、両者間に中央ガイド壁が介在するので、円滑にロック位置とアンロック位置とにわたって前後摺動し、リールロックの作動を確実なものにすることができる。また、本体ケースに一組のロックピースが左右逆向きにおよび/または上下逆向きに誤組みされることを未然に防止できる。このことは、組み付けの自動機械化にも有利となるものである。
【0024】
【実施例】
図1ないし図6は本発明に係るテープカートリッジの実施例としてビデオ用のそれを示す。図1において、上下ケース1a・1bを蓋合わせ状に結合してなる左右横長の本体ケース1の内部左右には、テープ2が巻かれるテープリール3・3を回転自在に配置してある。テープ2は、本体ケース1の前方左右のテープガイド4・4を介して、一方のテープリール3から繰り出されたのち、他方のテープリール3に巻き取られる。
【0025】
本体ケース1の前面には、テープローディング用のポケット5が凹設されている。不使用時にポケット5の開口前面を横切るテープ2を保護するために、テープ2の前面外側および背面内側を前蓋6と裏蓋7とで覆い、さらにテープ2およびポケット5の上面を図外の上蓋で覆っている。デッキに装填して前蓋6が完全に上開き操作されたとき、これに連動して裏蓋7と上蓋とが上開き作動し、テープ2が前方にローディング可能なスタンバイ状態となる。
【0026】
本体ケース1の後方の左右中央部、具体的には本体ケース1の後壁9と左右のリール3・3とで囲まれる三角形状の空間Sに、不使用時における各テープリール3の遊転を防ぐリールロック手段10が配置されている。このリールロック手段10は、図2および図3に示すように、実質的に左右対称形に形成された左右一組のロックピース11a・11bを主な構成要素とする。各ロックピース11a・11bは、ブロック状のピース本体12と、その前端から前方に向かってく字形状に突設した左右方向に弾性変形可能なロック爪13とを一体に形成したプラスチック成形品であり、ロック爪13の先端が各テープリール3の下フランジ3aの外周縁に形成した係合歯14に係合することで不使用時の各テープリール3の遊転を規制する。各ロックピース11a・11bは、ねじりコイルばねからなるばね部材15・15で個別にケース前方に向かって移動付勢されている。
【0027】
前記空間Sには、下ケース1bの底壁の内面上においてロックピース11a・11bをそれぞれ独立して前後方向にのみスライド自在に案内支持するためのガイド手段を有する。そのガイド手段として、図2に示すごとく下ケース1bの底壁の内面には、前後方向に走る中央ガイド壁17と、この中央ガイド壁17の左右に所定の間隔をおいて略平行状に配置された一対の側面ガイド壁18a・18bとがそれぞれ立設されている。そして、中央ガイド壁17と左右の側面ガイド壁18a・18bとの間にガイド溝16a・16bが形成され、このガイド溝16a・16bに左右の各ロックピース11a・11bのピース本体12・12が上方から落とし込み装着されており、これにて各ロックピース11a・11bが前後方向にのみ摺動する。各側面ガイド壁18a・18bの前端は、テープリール3・3の外周に沿うよう部分円弧状に設けられた区分壁20・20に連結されている。
【0028】
かくして、下ケース1bに組み込んだ状態のロックピース11a・11bは、図2に示すように各ロック爪13の先端が各テープリール3の係合歯14に係合する前方ロック位置と、各ロック爪13が各テープリール3の係合歯14から外れる後方のアンロック位置との間にわたって前後方向にのみ摺動する。
【0029】
下ケース1bの底壁には、両ガイド溝16a・16bの溝底に中央ガイド壁17を跨ぐ状態でひとつの解除操作口19が内外貫通状に設けられており、解除操作口19を介して下方から本体ケース1内に突入して来るデッキ側の解除操作部材Pで(図5(a)参照)、左右の各ロックピース11a・11bが前方のロック位置から後方のアンロック位置にまで移動操作される。
【0030】
すなわち、左右の各ばね部材15は、一端が下ケース1bの後壁9の内面に掛け止められて、他端が各ロックピース11a・11bのピース本体12の後端に切り欠き形成した係止部22に掛け止められており、これにてロックピース11a・11bが、ケース前方に向けて押圧付勢されている。各ロックピース11a・11bには、ピース本体12・12の対向する内側面にカム面24・24が解除操作口19に臨むようが形成されており(図3、4参照)、解除操作部材Pが該カム面24・24に当たることにより、両ロックピース11a・11bの全体をケース後方に前記ばね部材15・15に抗して同時に摺動操作する。
【0031】
左右のロックピース11a・11bが、左右逆向きおよび上下逆向きに誤って組み込まれるのを防ぐために、各側面ガイド壁18a・18bの後端が中央ガイド壁17の後端よりも前方に位置するとともに、中央ガイド壁17の上端が各側面ガイド壁18a・18bの上端よりも高く位置するように設定する。そして、各ロックピース11a・11bのピース本体12の外側壁21には、後端側の下部に第1突部25aを、前端側の上部に第2突部25bをそれぞれ横外側方に向けて張り出し形成する。
【0032】
かくして、図2および図6に示すように、ガイド溝16a・16bにロックピース11a・11bを正常姿勢で装填した場合には、各々の第1突部25aおよび第2突部25bが中央ガイド壁17および側面ガイド壁18a・18bに接当干渉することなく、ガイド溝16a・16bに上方から落とし込み装着できる。すなわち、第1突部25aは、各側面ガイド壁18a・18bの後端よりケース後方側にあって下ケース1bの内底面上を摺動し、第2突部25bは各側面ガイド壁18a・18bの上端面に被さった状態となる。この第2突部25bは下面が各側面ガイド壁18a・18bの上端面に近接対向した状態にあることを予測しているが、直接に摺接してもよい。
【0033】
中央ガイド壁17の前端寄り部位には、左右方向に伸びる突起状の規制部23を設けてあり、各ピース本体12の第1突部25aが各側面ガイド壁18a・18bの後端に突き当たるのに先行して各ピース本体12の前端が該規制部23に当たることにより、各ロックピース11a・11bが規定の前方ロック位置を越えて更に前方へ摺動変位するのを規制している。なお、第1突部25aを各側面ガイド壁18a・18bの後端に当てることにより、各ロックピース11a・11bの前方摺動限界を接当規制してもよい。
【0034】
いま、ロックピース11a・11bをガイド溝16a・16bに左右逆向きに組み込もうとしたときは、図7(a)・(b)に示すごとく、第1突部25aが中央ガイド壁17の上端と接当干渉するため、各ロックピース11b・11aをガイド溝16a・16b内に組み込めない。また、図8(a)に示すごとく、ロックピース11a・11bを上下逆向きに組み込もうとすると、今度は第2突部25bが側面ガイド壁18a・18bの上端と接当干渉し、同じくガイド溝16a・16bにロックピース11bを組み込めない。図8(b)に示すごとく、ロックピース11a・11bを左右逆向きでかつ上下逆向きに組み込もうとした場合にも、第2突部25bが側面ガイド壁18a・18bの上端と接当干渉するので、ロックピース11a・11bはガイド溝16a・16bに組み込めないことになる。
【0035】
なお、下ケース1bにテープリール3・3およびリールロック手段10の構成部材などを一式組み込んだのち、下ケース1bに上ケース1aを被せ付けて、上下ケース1a・1bはねじ止めまたは超音波溶着により一体に結合される。図示省略するが、上ケース1a側にも、例えば左右の側面ガイド壁18a・18bが突設されていて、上下の側面ガイド壁18a・18b間に各ロックピース11a・11bの第2突部25b・25bが前後動自在に挟持され、これにて各ロックピース11a・11bの浮き上がりを接当規制している。尤も、このロックピースの浮き上がり規制は、上ケース1aの内面から突設する他の部材で行ってもよいことは言うまでもない。
【0036】
(別実施態様例) 図示例において、中央ガイド壁17はこれの後端が下ケース1bの後壁9につながっていてもよい。また左右の各側面ガイド壁18a・18bの後端も下ケース1bの後壁9につなぐことができ、この場合は各側面ガイド壁18a・18bに第1突部25aが前後摺動自在に臨む開口部を切り欠き形成したものとし、該開口部の前端が本発明で言うところの各側面ガイド壁18a・18bの実質的な後端となるようにすることができる。第1突部25aは、各ロックピース11a・11bの後端側において好ましくは下方寄りの上下中間位置に形成されていてもよい。
【0037】
各ロックピース11a・11bをロック位置に向けて押圧付勢するばね部材は、上記実施例のごときねじりコイルばねでなく、圧縮コイル状のばねであってもよい。このテープカートリッジは、8ミリビデオ用や、VHS用などにも広く適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内部の全体を示す平面図
【図2】リールロック手段を示す要部の拡大平面図
【図3】ロックピースを示す斜視図
【図4】ロックピースの組み込み方法を示す斜視図
【図5】図5(a)は要部の拡大平面図、図5(b)は図5(a)のA−A線断面図、図5(c)は図5(a)のB−B線断面図
【図6】ロックピースを正常に組み込んだ状態を示す要部の縦断正面図
【図7】(a)、(b)は、ロックピースを左右逆向きに誤組した状態を示す断面図
【図8】(a)、(b)は、ロックピースを上下逆向きに誤組した状態を示す断面図
【図9】従来のリールロック手段を示す要部の内部平面図
【符号の説明】
1 本体ケース
1a 上ケース
1b 下ケース
3 テープリール
10 リールロック手段
11a・11b ロックピース
12 ピース本体
13 係合爪
15 ばね部材
16a・16b ガイド溝
17 中央ガイド壁
18a・18b 側面ガイド壁
19 解除操作孔
25a 第1突部
25b 第2突部
Claims (5)
- 上下ケースを蓋合わせ状に結合してなる本体ケースの内部左右に、テープリールが回転自在に配置されており、
前記本体ケースの後方の左右中央部位に、前記各テープリールにそれぞれ回り止め状に係合する左右一組のロックピースを有し、
前記各ロックピースは、ブロック状のピース本体の前端に係合爪を有し、
前記各ロックピースを、前記係合爪が前記各テープリールに係合するロック位置と、前記係合爪が前記各テープリールから外れるアンロック位置とにわたって前後摺動自在に案内支持するガイド手段が設けられており、
前記ガイド手段として、前記下ケースの底壁の内面上に、それぞれ前後方向に走る中央ガイド壁と、これの左右に配される側面ガイド壁とが立設されており、
前記中央ガイド壁と前記側面ガイド壁との間に形成された二つの各ガイド溝に、前記ピース本体がそれぞれ独立して前後方向にのみ摺動自在に、上方から落とし込み装着されており、
前記中央ガイド壁が前記各側面ガイド壁よりも後方に長く延長形成されており、
前記各ピース本体の後端側の下部に、前記側面ガイド壁の後方に位置する第1突部が、横外側方に向けて張り出し形成されていることを特徴とするテープカートリッジ。 - 前記中央ガイド壁の上端が、前記各側面ガイド壁の上端よりも高く位置設定されており、
前記各ピース本体の前端側の上部に、前記側面ガイド壁の上端に被さる第2突部が、横外側方に向けて張り出し形成されている請求項1記載のテープカートリッジ。 - 前記各ピース本体に作用するばね部材を有し、このばね部材で前記各ロックピースがロック位置に向けて移動付勢されている請求項1または2記載のテープカートリッジ。
- 前記下ケースの底壁には、前記両ガイド溝の溝底に、前記中央ガイド壁を跨いでひとつの解除操作口が内外貫通状に設けられており、
前記解除操作口を介して下方から前記本体ケース内に突入して来るデッキ側の解除操作部材で、前記両ロックピースがロック位置からアンロック位置にまで同時に移動操作されるようにした請求項3記載のテープカートリッジ。 - 前記各ピース本体には、前記解除操作口に臨むカム面が形成されており、
前記解除操作部材の突き上げ操作により、前記解除操作部材が前記各カム面に当たって、前記両ロックピースがロック位置からアンロック位置まで同時に移動操作されるようにした請求項4記載のテープカートリッジ。
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