JP3120230B2 - テープカートリッジ - Google Patents
テープカートリッジInfo
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- JP3120230B2 JP3120230B2 JP11039523A JP3952399A JP3120230B2 JP 3120230 B2 JP3120230 B2 JP 3120230B2 JP 11039523 A JP11039523 A JP 11039523A JP 3952399 A JP3952399 A JP 3952399A JP 3120230 B2 JP3120230 B2 JP 3120230B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- hub
- stopper
- tape
- lock body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
を回転不能にロック保持するハブロック機構を備えたテ
ープカートリッジに関する。
のテープカートリッジに適用されており、例えば実開昭
63−191483号公報にみられる。このハブロック
機構について、図3を借用して説明すれば、テープ2が
巻かれる左右の各ハブ3の上部にロック歯車8を設ける
一方、本体ケース1内で前後摺動自在なハブロック体9
から後方へ突設した一対のロック爪11を前記ロック歯
車8に接当係合させ、この係合状態をロックばね10の
付勢力で保持するようになっている。
6の開き動作に連動して行なえるように、ハブロック体
9の左右端側から受動腕12を前方へ延設する一方、前
蓋6の側壁6bの内面にこれの開き動作に伴って前記受
動腕12を前方へ牽引操作する操作リブ16を設けてな
る。
力によってハブロック体9のロック状態を保持する上記
ハブロック機構では、普通に取り扱っている限りはロッ
ク爪11がロック歯車8から外れることはない。しか
し、不慮に、例えば落下衝撃などの外力を受けると、テ
ープ2が巻かれたハブ3の遊動によりハブロック体9が
ロックばね10に抗して前方へ押し動かされ、このとき
ロック状態が解除されてテープ2の弛み現象が発生す
る。このようにテープ弛みが生じた状態でテープカート
リッジをテープデッキに装填すると、テープが折り曲げ
られたり、テープデッキ側のローディングピンに引っ掛
って重大な故障を惹起することがある。
り、たとえ落下衝撃などの外力が作用してもハブロック
体が不用意にロック解除されることを解消し、不使用時
のテープ弛みを確実に防止できる信頼性に優れたテープ
カートリッジを得ることにある。本発明の他の目的は、
不使用時におけるハブロック体のロック解除方向への移
動規制の確実性を図る点にある。
ッジは、図1ないし図3に示すように本体ケース1の内
部にテープ2が巻かれる左右のハブ3と、該ハブ3の回
止めを図るハブロック機構とを収容し、本体ケース1の
前面側にテープ保護用の前蓋6が開閉自在に装着されて
いる。ハブロック機構は、各ハブ3に設けられたロック
歯車8に接当係合する後方ロック位置と、ロック歯車8
から外れる前方アンロック位置とにわたって前後方向に
摺動自在に組み込まれたプラスチック製のハブロック体
9と、ハブロック体9を常にロック位置方向へ移動付勢
するロックばね10とからなる。
の側板9aと、これら側板9aの上端どうしを連結する
主面板9bと、主面板9bの後縁の左右2箇所から後ろ
向きに突出形成されてロック歯車8に係脱自在なロック
爪11と、両側板9aの各下端からケース前方に向かっ
て長く延出した受動腕12と、受動腕12の前端部に設
けられて前蓋6の開き動作を受け継ぐ爪片13とを一体
に成形してなる。
明では、少なくとも左右の一方の受動腕12の上方に、
前後方向に延びるストッパー14がハブロック体9と一
体に設けられており、ストッパー14の前端は受動腕1
2の前端よりも後方に位置していて、閉じ状態にある前
蓋6の側壁6bでストッパー14の前端を受け止めるこ
とにより、ハブロック体9が前方のアンロック位置方向
に移動するのを規制している。そして、本体ケース1に
は、図8に示すごとくストッパー14がケース内外方向
へ変位するのを規制するための内外壁23・24を設け
たものとなっている。具体的には、ストッパー14が、
ハブロック体9の両側板9aの各上端寄りからケース前
方へ向かって延設されている。
の内壁23で、閉じ状態にある前蓋6の側壁6bの後端
がケース内方へ変形するのを規制し、更に、本体ケース
1側の外壁24で、閉じ状態にある前蓋6の側壁6bの
後端がケース外方へ変形するのを規制することができ
る。
ック位置方向へ移動しようとすると、ストッパー14の
前端が前蓋6の側壁6bに受け止められるので、ハブロ
ック体9の全体が前方アンロック位置にまで移動するこ
とが規制される。
前端が前蓋6の側壁6bに強く接当した場合でも、本体
ケース1側の内壁23でストッパー14の前端が該側壁
6bのケース内方側へ入り込むのを規制するため、スト
ッパー14の前端が該側壁6bに確実に受け止められ
る。
ンロック位置へ移動するのを規制するストッパー機能
と、前蓋6の開き作動時にこれの側壁6bが受動腕12
の前端に係合してハブロック体9を前方アンロック位置
へ移動操作する解除機能とは、互いに相反するものであ
る。従って、前後方向に延びるストッパー14を受動腕
12の上方に配設して、ストッパー14と受動腕12と
を上下の位置関係に設定したのは、互いに相反する前述
のストッパー機能と解除機能とが、狭隘なスペース内に
おいても設計上の余裕をもって有効確実に達成できるよ
うにするためである。更に、ストッパー14の前端をハ
ブロック体9の前端よりも後方に位置させたのは、前蓋
6の開き作動時にこれの側壁6bがストッパー14の前
端に接当干渉するのを防止するためである。
いて、落下衝撃などの外力を受けても、閉じ状態にある
前蓋6の側壁6bでストッパー14の前端を受け止め、
ハブロック体9が前方のアンロック位置方向へ移動する
のを規制するので、ロック爪11とロック歯車8との係
合が外れることはない。従って、不使用時のテープ弛み
を確実に防止できるので、テープデッキへの装填時のテ
ープ変形や機器故障等を一掃できて信頼性に優れる。
向に延びる形状であってケース内外方向に弾性変形しや
すいが、ストッパー14のケース内外方向への変位は本
体ケース1側の内外壁23・24で規制されるものとな
っている。従って、強い外部衝撃などを受けたような場
合でも、前蓋6の側壁6bの該当部位でストッパー14
の前端を確実に受け止めることができ、前蓋6の側壁6
bの内側方にストッパー14が入り込んでストッパー機
能が利かなくなったり、該側壁6bの後端部がケース外
方へ変形することによるストッパー機能の不能もよく防
止できる。
じ状態にある前蓋6の側壁6bの後端がケース内外方向
に変形することまで規制してあると、とくに該側壁6b
のケース外方への変形をより一層防止できることにな
り、該側壁6bでストッパー14の前端を確実に受け止
め、ストッパー機能の更なる向上を期すことができる。
リッジの第1実施例を示す。図1ないし図3において、
テープカートリッジはDAT方式の規格に適合するもの
であって、プラスチック製の上下ケース1a・1bを突
き合わせてなる本体ケース1の内部左右に、テープ2が
巻かれるハブ3・3が回転自在に配置されている。
グ用のポケット4が設けられており、テープ2は該ポケ
ット4の両側に立設した左右のテープガイド5を介して
一方のハブ3から他方のハブ3へと走行する。本体ケー
ス1の下面側には、ポケット4の下面を開閉するスライ
ダ7がスライダ復帰用ばね17をもって常時閉じ付勢状
態に組み付けられており、本体ケース1の前面側には軸
15まわりに上下に揺動開閉する前蓋6が設けられてい
る。
るために、本体ケース1内のハブ3とポケット4との間
のケース内空間にハブロック機構を備えている。ハブロ
ック機構は、各ハブ3の上部周面に設けられたロック歯
車8に接当係合する後方ロック位置と、ロック歯車8か
ら外れる前方アンロック位置とにわたって上ケース1a
の内面上に前後方向に摺動自在に組み込まれたハブロッ
ク体9と、ハブロック体9を常にロック位置方向へ移動
付勢するねじりコイルばね等によるロックばね10とか
らなる。
ック成形品で、左右の側板9aと、両側板9aの上端ど
うしを連結する主面板9bとで左右に長い門形に形成さ
れており、主面板9bの後縁の左右2箇所にロック歯車
8に係脱自在なロック爪11が後ろ向きに一体に突出形
成されている。両側板9aの各下端からはケース前方へ
向かって受動腕12を一体に延設し、該受動腕12の前
端外側に前蓋6の開き動作を受け継ぐ爪片13を外向き
に突設してある。さらに、両側板9aの各上端寄りから
は、ストッパー14が受動腕12の上方に位置して前後
方向に長く延びるようにケース前方へ向かって一体に延
設されている。主面板9bの前縁の左右2箇所には、ロ
ックばね10の両腕が係止されるばね受部9cが設けら
れ、該ロックばね10のコイル部は上ケース1aに設け
たボス18に挿入支持されている。
両側の側壁6bを有し、側壁6bの内面に突設した軸1
5を中心にして上開き揺動でき、図外のばねで閉じ勝手
に回動付勢されている。上記の爪片13を介してハブロ
ック体9をロック解除操作するために、側壁6bの内面
に操作リブ16が突設されている。
ックばね10でケース後方に向けて移動付勢されてお
り、図3に示すごとく左右の各ロック爪11が各ハブ3
のロック歯車8に係合している。また、前蓋6は図2に
示す閉じ状態になっており、前蓋6の側壁6bの下端が
スライダ7の側壁7bの前部上端で受け止められてい
る。この不使用時に、落下衝撃などによってハブロック
体9がロックばね10に抗してケース前方へ移動し、ロ
ック爪11とロック歯車8との係合が解除されるのを防
ぐために、ハブロック体9に前述のストッパー14が設
けられている。
は、上ケース1aの側面段部に開口した出退口19を介
してケース外の前方へ露出しており、ストッパー14の
前端は受動腕12の前端よりも後方に位置していて、か
つハブロック体9がロック状態にあるとき、ストッパー
14の前端がごく僅かな隙間Gを介して前蓋6の側壁6
bの後端面と近接対向している(図3参照)。前記隙間
Gは、前蓋6がストッパー14の前端に接当干渉するの
を避けて抵抗なく上開き揺動するように確保されてい
る。また、ストッパー14がその隙間G分だけ移動して
も、ロック爪11とロック歯車8の係合状態が解除され
ることのないように、前記隙間Gはロック爪11のロッ
ク歯車8への噛合深さよりも小さい寸法に設定されてい
る。
4を設け、これの前端を前蓋6の側壁6bで受け止める
ようにすると、蓋閉じ状態においてハブロック体9がケ
ース前方へ移動することを阻止できる。つまり、落下衝
撃などの外力によりハブ3が前方へ遊動することでハブ
ロック体9がロックばね10に抗してロック解除方向へ
移動しようとしても、ストッパー14の前端が前蓋6の
側壁6bに受け止められるので、ハブロック体9の前方
移動を規制してロック爪11とロック歯車8とのロック
係合状態を維持し続けることができる。
ばね17に抗してケース後方へ移動した後、前蓋6が上
方へ開き操作される。そして、前蓋6が開き揺動ストロ
ークの終端寄りに達して初めて、その操作リブ16が爪
片13に接当し、受動腕12を介してハブロック体9を
ロックばね10に抗してケース前方へ移動操作する。こ
の状態では前蓋6の側壁6bは前上り傾斜状に起立して
いるので、ストッパー14の前端が出退口19から前方
へ突出していても何ら支障はない。
ー14の前端が側壁6bの後端面に強く衝突すると、前
後方向に延びたストッパー14の前端が側壁6bの後端
面上をケース内方へ滑り移動して該側壁6bの内側に入
り込むよう変形し、この入り込みで該側壁6bに受け止
められなかったり、側壁6bの後端部がケース外方へ変
形することがある。
に、より詳しくは図6ないし図8に示すように、ストッ
パー14の前端に第1係合突部20を設ける一方、前蓋
6の側壁6bの後端面には第1係合突部20よりケース
内方へ偏した位置に第2係合突部21を設け、これら第
1係合突部20と第2係合突部21とで係合手段22を
構成している。
6の側壁6bの後端面に強く衝突した場合にも、第1係
合突部20と第2係合突部21とが係合することによ
り、ストッパー14の前端が側壁6bの後端面上をケー
ス内方へ滑り移動するようなことが無いようにしてあ
る。
たストッパー14の出退口19においては、とくに図7
および図8に示すように、上ケース1a側に、ストッパ
ー14がケース内外方向へ変位するのを規制するための
内外壁23・24が内外対向状に配設されており、この
内外壁23・24間の出退口19にストッパー14の前
端部が挿通するよう配置されている。なお、ここでの外
壁24は上ケース1aの外側壁で構成されている。
側壁6bに強く衝突した場合も、内壁23でストッパー
14の前端が該側壁6bの内側方に入り込んでストッパ
ー機能が発揮されなかったり、ハブロック体9がアンロ
ック位置に保持されたままになる不具合を防止できる。
また、その入り込みによって側壁6bの後端部がケース
外方へ変形し、これでストッパー機能が不能になる事態
をもよく防止できる。
壁6bに強く衝突することにより、図6に示すように曲
げモーメントMが作用してストッパー14の前端部が下
向きに曲がることのないように下ケース1bの側壁25
の上端に、ストッパー14の前端部を受け止める受け壁
26が設けられている。
す。この実施例では前蓋6の側壁6bの後端部を後方へ
延出し、前蓋6が閉じ状態にあるときその延出端6cを
ストッパー14の前端部と共に上ケース1aに設けた上
記内外壁23・24間に配置させている。これによりス
トッパー14の前端と閉じ状態にある前蓋6の側壁6b
の後端とがそれぞれケース内外方向へ変形するのを内外
壁23・24で規制することができるものとなってい
る。
ブロック体9の左右側板9aのいずれか一方にのみ設け
てあってもよい。図1における操作リブ16の上部に受
片を突設し、ストッパー14の前端がこの受片に接近対
向する形態でも、同様にハブロック体9のロック解除を
規制できる。
面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 本体ケース1の内部にテープ2が巻かれ
る左右のハブ3と、該ハブ3の回止めを図るハブロック
機構とが収容され、本体ケース1の前面側にテープ保護
用の前蓋6が開閉自在に装着されており、ハブロック機
構は、各ハブ3に設けられたロック歯車8に接当係合す
る後方ロック位置と、ロック歯車8から外れる前方アン
ロック位置とにわたって前後方向に摺動自在に組み込ま
れたプラスチック製のハブロック体9と、ハブロック体
9を常にロック位置方向へ移動付勢するロックばね10
とからなり、ハブロック体9は、左右の側板9aと、こ
れら側板9aの上端どうしを連結する主面板9bと、主
面板9bの後縁の左右2箇所から後ろ向きに突出形成さ
れてロック歯車8に係脱自在なロック爪11と、両側板
9aの各下端からケース前方に向かって長く延出した受
動腕12と、受動腕12の前端部に設けられて前蓋6の
開き動作を受け継ぐ爪片13とを一体に成形してなるテ
ープカートリッジにおいて、少なくとも左右の一方の受
動腕12の上方には、前後方向に延びるストッパー14
がハブロック体9と一体に設けられており、ストッパー
14の前端は受動腕12の前端よりも後方に位置してい
て、閉じ状態にある前蓋6の側壁6bでストッパー14
の前端を受け止めることにより、ハブロック体9が前方
のアンロック位置方向に移動するのを規制しており、本
体ケース1には、ストッパー14がケース内外方向へ変
位するのを規制するための内外壁23・24を設けてあ
ることを特徴とするテープカートリッジ。 - 【請求項2】 ストッパー14が、ハブロック体9の両
側板9aの各上端寄りからケース前方へ向かって延設さ
れている請求項1記載のテープカートリッジ。 - 【請求項3】 本体ケース1側の内壁23で、閉じ状態
にある前蓋6の側壁6bの後端がケース内方へ変形する
のを規制している請求項1又は2記載のテープカートリ
ッジ。 - 【請求項4】 本体ケース1側の外壁24で、閉じ状態
にある前蓋6の側壁6bの後端がケース外方へ変形する
のを規制している請求項1又は2又は3記載のテープカ
ートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11039523A JP3120230B2 (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | テープカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11039523A JP3120230B2 (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | テープカートリッジ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04355840A Division JP3120196B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-12-17 | テープカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11317047A JPH11317047A (ja) | 1999-11-16 |
JP3120230B2 true JP3120230B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=12555418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11039523A Expired - Lifetime JP3120230B2 (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | テープカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3120230B2 (ja) |
-
1999
- 1999-02-18 JP JP11039523A patent/JP3120230B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11317047A (ja) | 1999-11-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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