JP4370155B2 - 容器用蓋部材供給装置 - Google Patents

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本発明は、コンベア走行体に複数取付けられたリテーナに形成された支持孔によって、フランジ部分で支持されている容器に対して、蓋部材を供給する容器用蓋部材供給装置に関する。
この種の装置としては、添付図面の図7に示される装置が知られている(特許文献、非特許文献発見できず)。
図7(A)はコンベア装置の一部を示す平面図であり、コンベアチェーン(図示せず)に対してその走行方向Aに複数配列して取付けられた板状のリテーナ50を示し、図7(B)は図7(A)における紙面に対して直角方向でのリテーナ50の断面を示している。
各リテーナ50は板状で、その幅方向(図7(A)にて走行方向Aに対し直角方向)に複数の支持孔51が形成されている。この支持孔51は、図7(B)で二点鎖線で示されている容器PのフランジP1を下方から支持する支持縁を形成している。
コンベア装置は、上記走行方向Aに間欠走行し、その停止時に所定位置にあるリテーナによって支持されている容器Pに対して、図7(B)にて上方から蓋部材が供給され、次工程で該容器Pの開口縁に対してシールされる。上記蓋部材が容器に対して供給される際に、蓋部材が所定位置にくるように、そして、次工程のシール時まで蓋部材Pがその位置を移動しないように、上記リテーナ50にはその各支持孔51の周囲に、複数(図示の例では4本)のピン52が設けられている。該ピン52は頭部がテーパ状となっているので、蓋部材が、複数のピン52により容易に所定位置へもたらされると共に、次工程でのシール時まで容器に対して所定位置に保たれる。
なお、リテーナ50の端部に設けられているピン53は、次工程でシール装置のシールヘッドがシール時に該リテーナに対して位置合せされるための係合ピンであり、各リテーナには上記幅方向の両側に、すなわち2本設けられている。
該当なし
しかしながら、図7の公知装置にあっては、各リテーナ50に蓋部材の位置決め用としてのピン52を設けなくてはならないということに起因した問題がある。
コンベア装置は、多数のリテーナを有している。そのそれぞれのリテーナにピンを設けるということは、きわめて手間のかかることであり、コスト高となる。例えば、一つのリテーナ50がその幅方向に6つの支持孔51を有しているときには、該一つのリテーナ50には24本のピン52が設けられることとなる。コンベア全体では、この24本のピンが多数のリテーナに設けられているので、多大な数となってしまう。
次に、リテーナの上面には、長期間使用していると周囲の塵埃が付着するが、ピンという突起物があるために、その周辺の清掃が面倒で不完全となる。特に容器へ収容される内容物が液状体、粘稠体の場合には、これらがピンに付着する可能性もあり、清掃不完全だと衛生上好ましくない。しかも、清掃しようとしても、上述のごとくピンの数は多大なので、その手間はきわめて煩瑣である。
さらには、蓋部材を容器へ供給する際に、コンベアが停止するようにコンベアを間欠走行させるので、作業能率が向上しない。
本発明は、リテーナから蓋の位置決め用のピンをなくして、低コストで衛生上の問題を軽減し、蓋部材をシール時まで所定位置に確実に維持できると共に、コンベアを停止することなく連続走行中に蓋部材を能率良く供給できる容器用蓋部材供給装置を提供することを目的とする。
本発明に係る容器用蓋部材供給装置は、開口部を上方に向けた状態のフランジ付き容器を該フランジで支持する支持孔が形成された複数のリテーナを走行するコンベア走行体へ走行方向に配列して取りつけ、該リテーナで支持されている容器の開口部へ蓋部材を供給する。
かかる容器用蓋部材供給装置において、本発明では、コンベア走行体は定速で連続走行し、走行せる該コンベア走行体の走行中に上記所定位置のリテーナに支持されている容器を下方からもち上げる押上げ体と、押し上げられた容器を解放自在に保持する保持体と、保持されている容器の上方から該容器の開口部へ蓋部材を配する蓋部材受渡し装置と、該蓋部材を容器開口部に対して仮シールする仮シール装置とを備え、保持体は、水平方向で対向接離移動する二部材を有し、両部材が対向近接時に容器を挟圧保持する保持縁を有し、容器の開口部へ供給される蓋部材の位置を該蓋部材の周縁で規制する規制部材として上方に突出する複数の規制ピン上記保持体の保持縁の近傍に設けられており、該規制部材で位置が定められている蓋部材を仮シールした後に、上記押上げ体が降下して容器を上記リテーナに戻してその支持孔で支持せしめ、上記押上げ体は少なくとも容器押上げ時に、保持体は少なくとも容器保持時に、蓋部材受渡し装置は少なくとも容器への蓋部材受渡し時に、仮シール装置は少なくとも仮シール時に、それぞれコンベアの走行方向と同方向で同速の速度成分をもって移動し、しかる後に原位置へ戻るように設定されていることを特徴としている。
このような本発明装置では、定速走行しているリテーナに支持されている容器は、この走行方向で相対移動しない押上げ体により下方から上方にもち上げられて一旦リテーナから離れる。もち上げられた容器は、上記走行方向で相対移動のない状態で、一時的に保持体により保持され、該容器の開口部へ蓋部材が供給される。保持体の保持縁には規制部材としての複数の規制ピンが設けられていて該蓋部材は該規制ピンにより容器の開口部に対して正規位置にもたらされる。そして、その間、上記走行方向で保持体と相対移動しない仮シール装置により、蓋部材は容器の開口部に軽く仮シールされ、最早、開口部に対して位置ずれを生ずることはなくなる。しかる後、保持体の保持力は解除され、押上げ体が降下し、上記蓋部材が仮シールされた容器を元のリテーナに戻す。コンベア走行体の走行に伴い、次のリテーナが上記所定位置にくるまでに、押上げ体、保持体、蓋部材受渡し装置そして仮シール装置は原位置へ戻り、再び停止し、次の容器への蓋部材の供給を行う。かくして、順次容器は蓋部材の供給を受けると共に仮シールされる。仮シールされた蓋部材は次工程で本シールされる。
このように、本発明では、数多く用いられるリテーナには蓋部材の位置決め用としての規制部材は不要となり、唯一つ設けられた保持体にのみ規制部材を設けるだけですむ。この保持体の規制部材は、配置位置によって、蓋部材を半径方向のみならず、周方向にも位置決めできる。しかも、本発明では、コンベア走行体は間欠停止することなく、定速で連続走行しながら容器への蓋部材の供給が行われる。
本発明において、押上げ体は、該押上げ体の上端に、容器底面を吸着する吸着部材を有していることとすれば、容器は降昇時にあってもその位置そして姿勢が安定する。
本発明において、保持体は、水平方向で対向接離移動する二部材を有し、両部材が対向近接時に容器を挟圧保持する保持縁を有しているようにすることができる。
又、本発明において、仮シール装置は、蓋部材の周方向の一部で局部シールするようになっていることができる。局部シールの周方向長さは、きわめて短くてもよいが、複数箇所であることが好ましい。
本発明は、以上のごとくコンベア装置が有している多数のリテーナから蓋部材位置決め用のピンをなくすことを可能としたので、リテーナを低コスト化できるのみならず、突起物となるピンの周囲に塵埃等が付着することもなくなるので、リテーナの清掃が簡単で良好に行えて衛生的となる。蓋部材の位置決めは、規制部材を備えた一つの保持体そして仮
シール装置だけで行えるので、それによるコストは、多数のリテーナのそれぞれに複数のピン等の規制部材を設けることに比し、然程上昇しない。
さらに、本発明では、蓋部材の容器への供給は、コンベア走行体を間欠停止させることなく、定速連続走行中に行われるので、作業能率がきわめて向上し、しかも、従来、間欠停止したときに、その衝撃によって容器内の内容物の状況を乱したり、特に内容物が液状物であるとき、蓋のシール前に、液状物のこぼれを生じたりすることもあったが、これもなくなる。
以下、添付図面の図1ないし図6にもとづいて、本発明の実施の形態を説明する。なお、図1及び図2(A),(B)は本実施形態装置の概要構成を示し、図3(A),(B),(C)ないし図6(A),(B)は、本実施形態装置における蓋部材の供給の工程を順を追って示すものである。又、図1では、各部材の可動方向を破線矢印で示し、図3以降では、各部材のそれぞれの工程における動作方向を実線矢印で示している。
図1は本実施形態装置の要部を示す概要構成を示す正面図で、図2(A)は図1装置の一部を示す平面図、(B)はリテーナについての平面図、(C)は(B)におけるC−C断面図である。
図1において、上方位置にはシート状の蓋部材Cを多数積層して収容するマガジン10が配設されている。該マガジン10は固定位置に設けられており、下方に開口10Aが形成されていて、該開口10Aから最下位の蓋部材Cを引き出せるようになっている。ここで、コンベアの進行方向Aに対しての上記マガジン10の位置を同図においてXとして基準位置と定めておく。
図1において、符号1はA方向に走行するコンベアチェーン(図示せず)に取りつけられた板状のリテーナであり、該リテーナ1は上記A方向に定間隔で複数、コンベアチェーンに取りつけられている。該コンベアチェーンは、定速で連続走行している。各リテーナ1は、リテーナ等についての平面図である図2(A)にも見られるように、コンベアの幅方向(図1にて紙面に直角方向、図2(A)にて横方向)に長く、その長手方向に定間隔で複数の支持孔1Aが形成されていて、カップ状容器Pの開口部周縁に形成されているフランジ部P1の下面を上記支持孔1Aの周縁で支持し、該容器Pを吊下している。容器Pが開口部にフランジ部P1を有していないときには、上記支持孔1Aの内径面で容器の上端側最大外径部近傍の側面に当接して吊下支持することとしてもよい。
図1に見られるように、A方向の一箇所で、リテーナ1の下方に、押上げ体2が設けられている。該押上げ体2は上記リテーナ1の幅方向では各支持孔1A(図2(A)参照)のそれぞれの中心位置に対応して複数設けられており、各押上げ体2は、同期して上下動するロッド2Aの先端に吸着部材2Bを有している。該吸着部材2Bは少なくとも上昇時にその吸着力が作用する。該押上げ体2は、上昇時に容器Pの底面を吸着部材2Bで保持しつつ、該容器Pをリテーナ1の支持孔1Aから押し出して上方位置にもたらす。上記押上げ体2は、図示せぬ駆動手段により、少なくとも容器Pの押上げ時には、上昇しながら、上記A方向にてコンベア、すなわちリテーナ1と同速で移動する。降下時には、降下しながらA方向と逆方向に移動して原位置へ戻る。
上記リテーナ1の上方には、図1に見られるように、保持体3が設けられている。該保持体3は、本実施形態の場合、板状をなし、A方向で前後に対向移動して互に接離する二つの保持板4,5から成っている。これら二つの保持体4,5は、可動部材3Aに支持されていて、この可動部材3Aが、少なくとも両保持体4,5の最近接時に上記リテーナ1とA方向で同速で移動するように、図示せぬ駆動手段により駆動される。上記最近接時は、上記押上げ体2の最上昇時とほぼ同時期であって、この時期に該保持体4,5の中央位置が上記押上げ体2の位置とA方向で一致する。又、上記可動部材3Aは上記保持体4,5の離間移動時にA方向と逆方向に移動して原位置へ戻る。上記二つの保持板4,5はその外形が前後方向で互に対称形に作られていて、互の対向縁に略半円凹状の保持縁4A,5Aが形成されている。この保持縁4A,5Aはリテーナ1の支持孔1Aに対応した数だけ形成されている。対向する保持縁4A,5Aは、保持板4,5が互に最接近したときに対応リテーナ1の支持孔1Aの中心と一致した円形をなして、押上げ体2により上方位置にもたらされた容器Pを側方から挟圧保持する。容器は断面形状が円形であるとは限らないので、他形状の場合は、当然ながら上記保持縁の形状は容器の断面形状に適合したものとなる。
上記保持体4,5の上面には、上記保持縁4A,5Aの近傍に、テーパ先端をもつ規制部材としての規制ピン4B,5Bがそれぞれ複数本植設されている。該規制ピン4B,5Bは、上記保持縁4A,5Aで挟圧保持された容器Pの開口部に蓋部材Cが配置されるとき、該蓋部材Cの周縁に当接して該蓋部材Cの位置を定める(図2(B)参照)。この蓋部材Cの位置決めは、該蓋部材Cの半径方向の位置決めのみならず、蓋部材の周方向での位置決めも行うことが可能である。図示の例においては、蓋部材Cは開封用の摘み部PC1が半径方向に突出して形成されているので、前方の保持板4について、上記規制ピンが上記摘み部C1の縁部に接する位置に設けることにより、この摘み部C1の周方向での位置決めも可能となっている。
一方の保持体4の上方位置には、仮シール装置6が設けられている。該仮シール装置6
は、例えば熱シールを行うシール体6Aを有し、昇降移動して、降下時には、保持体3で保持されている容器P上に配された蓋部材Cの周縁部を上記シール体6Aで加熱して容器Pの周縁部に局部シールするようになっている。該仮シール装置6は、図示せぬ駆動手段により、少なくとも仮シール時にシール体6Aが上記保持体3と同速でA方向に移動し、仮シール後の上昇時には、A方向とは逆方向に移動して原位置へ戻る。上記シール体6Aは、本実施形態の場合、シール加熱を行う部分が二つ指状に突出していて、蓋部材Cの周縁部をその周方向の二箇所で、局部シールする。
さらに、上記保持体3の上方位置には、蓋部材受渡し装置7が設けられている。該蓋部材受渡し装置7は、内部に蓋部材Cを積載内蔵し底部に取出開口10Aが形成されたマガジン10の該取出開口10Aから蓋部材Cを一枚毎取出して容器P上に配するようになっており、該受渡し装置7は、それぞれ、一つのリテーナに支持される容器の数に対応して配置されている。該受渡し装置7はロッド7Aの先端に吸着部材7Bが設けられている。上記マガジン10は定位置にあるが、上記受渡し装置7はA方向及びその逆方向の移動、上下動かつ回動が可能となっていて、吸着部材7Bが上昇位置にあって上向きのときに蓋部材Cをマガジン10の取出開口10Aから吸着取出し、下降位置では下向きになって、吸着力を解除することにより、保持体3で保持されている容器Pの開口部に、A方向で該保持体3と同速で移動しつつ、上記蓋部材Cを落下供給するようになっている。その供給後は、A方向に対し逆方向、上方向に移動しながら回動して原位置へ戻る。
このような構成の本実施形態装置では、容器への蓋部材の供給は次の要領で行われる。
(1) 内容物が充填され開口部が開放された状態の容器Pを支持しつつ定速で連続走行する複数のリテーナ1のうち、一つのリテーナ1に対し、図3(A)のごとく、押上げ体2はリテーナ1の下方位置で、該リテーナ1とA方向で同一速度で移動を開始する。このとき、蓋部材受渡し装置7の蓋部材Cをマガジン10から取り出している。
(2) 次に、図3(B)のごとく、A方向でリテーナ1と同速度で移動中の押上げ体2が上昇し、容器Pの底面を吸着保持しつつ該容器をリテーナ1からもち上げて上方位置にもたらし、上記容器Pのフランジ部P1が、A方向でリテーナ1と同速度で移動している保持体3の開状態の保持板4,5のレベルより上方に上昇する(図3(C)参照)。
(3) しかる後、図4(A)のごとく、リテーナ1と同速でA方向に移動中の保持体3の保持体4,5が互に近接移動して上記上方位置の容器Pをそのフランジ部で支えて吊下支持する。その直後に、保持体3と同速でA方向に移動中の上記受渡し装置7は下方に向け回動しながら降下して吸着力を解除し、蓋部材Cを容器P上に配する(図4(B)参照)。該蓋部材Cは、図2(B)に見られるように、保持板4,5の規制部材たる規制ピン4B,5Bによって、前後方向、幅方向そして蓋部材の周方向で容易に正規位置にもたらされる(図4(B)参照)。この時点で、受渡し装置7は上昇しながら(図4(C)参照)A方向とは逆方向へ移動すると共に回動して原位置へ戻る。
(4) 次に、図5(A)に見られるように、リテーナ1とA方向で同速に移動中の仮シール装置6が降下し、そのシール体6Aによって、上記蓋部材Cを容器Pに対して局部シールする。かくして、蓋部材Cは容器Pに対しての正規位置が維持される。
(5) 仮シール後、図5(B)のごとく、仮シール装置6は上昇しながらA方向とは逆方向に移動して原位置に戻る。これと同時に、保持体3の保持板4,5は離反して保持力を解除した(図5(C)参照)後にA方向とは逆方向に移動して原位置へ戻る。
(6) リテーナ1と同速でA方向に移動している押上げ体2が図5(C)の状態から降下すると、容器Pはもとのリテーナ1にもどされる(図6(A)参照)。しかる後、押上げ体2は容器Pから下方へ離れつつA方向と逆方向に移動して原位置へ戻る(図6(B)参照)。
(7) このようにして、一つのサイクルが終了すると、原位置へ戻った押上げ体2、保持体3、蓋部材受渡し装置7、そして仮シール装置6は後続の容器に対して、コンベアの走行中に上記(1)〜(6)の工程を繰り返す。
本発明は、図示の例に限定されず、種々変更が可能である。例えば、押上げ体、保持体、蓋部材供給装置そして仮シール装置の各装置は、それぞれの駆動手段によって、それぞれの所定作動時にA方向でリテーナと同速で移動するようにしたが、このA方向速度成分に関してのみ共通の手段で各装置を一括して移動し、このA方向以外の個々の移動のみをこれに重畳して行うようにしてもよい。
又、例えば、押上げ体は吸着部材を備えていなくとも、底面が十分に広い容器の場合、
単なる押上げ用の板部材でも十分であり、又、容器を挟持する部材としてもよい。又、保持体は、保持板でなくとも筒状体あるいは輪体を分割したものでもよく、そして、その開閉も、各容器に対して回動して行う、すなわち、蝶開閉するものでもよい。仮シール装置は、周方向の二箇所での局部シールを行うようにしたが、それ以上の箇所で行ってもよいし、又、周方向でのシール長さを少し長くすれば一箇所でもよい。又、規制部材は図示のような規制ピンでなくとも、蓋部材の周縁に当接してその位置を規制する実質的にピン状のものならば、形は自由である。
本発明の一実施形態装置の概要構成図を示す正面図である。 (A)は図1装置のリテーナ等についての平面図で保持板同士が離反しているときの状態を示し、(B)は図2(A)の保持板同士が近接しているときの状態を示し、(C)は(B)におけるC−C線矢視図である。 図1装置の作動を順を追って示すものであって、図3(A)は容器が押上げ体によりもち上げられる前の状態、(B)は容器のもち上げ開始時の状態、(C)は容器が最上位までもち上げられたときの状態をそれぞれ示す。 図3(C)の次にくる作動を示すもので、図4(A)は容器が保持体により保持された状態、(B)は蓋部材が供給された状態、(C)は仮シール直前の状態をそれぞれ示す。 図4(C)の次にくる作動を示すもので、図5(A)は仮シール時、(B)は仮シール終了直後、(C)は仮シール後に容器が保持体から押上げ体へ移った状態をそれぞれ示す。 図5(C)の次にくる作動を示すもので、図6(A)は容器がリテーナに戻された状態、(B)は押上げ体が容器から離反した状態をそれぞれ示す。 従来装置についてのリテーナを示し、図7(A)は平面図、(B)は(A)におけるB−B線断面図である。
符号の説明
1 リテーナ
1A 支持孔
2 押上げ体
2B 吸着部材
3 保持体
4,5 部材(保持板)
4A,5A 保持縁
4B,5B 規制部材(規制ピン)
6 仮シール装置
7 蓋部材受渡し装置
P 容器
C 蓋部材

Claims (3)

  1. 開口部を上方に向けた状態のフランジ付き容器を該フランジで支持する支持孔が形成された複数のリテーナを走行するコンベア走行体へ走行方向に配列して取りつけ、該リテーナで支持されている容器の開口部へ蓋部材を供給する容器用蓋部材供給装置において、コンベア走行体は定速で連続走行し、走行せる該コンベア走行体の走行中に上記所定位置のリテーナに支持されている容器を下方からもち上げる押上げ体と、押し上げられた容器を解放自在に保持する保持体と、保持されている容器の上方から該容器の開口部へ蓋部材を配する蓋部材受渡し装置と、該蓋部材を容器開口部に対して仮シールする仮シール装置とを備え、保持体は、水平方向で対向接離移動する二部材を有し、両部材が対向近接時に容器を挟圧保持する保持縁を有し、容器の開口部へ供給される蓋部材の位置を該蓋部材の周縁で規制する規制部材として上方に突出する複数の規制ピン上記保持体の保持縁の近傍に設けられており、該規制部材で位置が定められている蓋部材を仮シールした後に、上記押上げ体が降下して容器を上記リテーナに戻してその支持孔で支持せしめ、上記押上げ体は少なくとも容器押上げ時に、保持体は少なくとも容器保持時に、蓋部材受渡し装置は少なくとも容器への蓋部材受渡し時に、仮シール装置は少なくとも仮シール時に、それぞれコンベアの走行方向と同方向で同速の速度成分をもって移動し、しかる後に原位置へ戻るように設定されていることを特徴とする容器用蓋部材供給装置。
  2. 押上げ体は、該押上げ体の上端に、容器底面を吸着する吸着部材を有していることとする請求項1に記載の容器用蓋部材供給装置。
  3. 仮シール装置は、蓋部材の周方向の一部で局部シールするようになっていることとする請求項1に記載の容器用蓋部材供給装置。
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